JP2002149205A - 制御装置及び制御装置の動作パラメータ出力方法 - Google Patents

制御装置及び制御装置の動作パラメータ出力方法

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JP2002149205A JP2000344368A JP2000344368A JP2002149205A JP 2002149205 A JP2002149205 A JP 2002149205A JP 2000344368 A JP2000344368 A JP 2000344368A JP 2000344368 A JP2000344368 A JP 2000344368A JP 2002149205 A JP2002149205 A JP 2002149205A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作パラメータの設定値とデフォルト値とを
比較し、相違のある設定項目と設定値とを出力すること
により、変更された動作パラメータを容易に判別可能と
する。 【解決手段】 3相インバータ装置11は、動作パラメ
ータのデフォルト値を記憶する不揮発性記憶部13と、
動作パラメータの現在の値を記憶する内部メモリ121
とを備え、内部メモリ121に記憶されている動作パラ
メータを用いて、電動機21を制御する。3相インバー
タ装置11は、内部メモリ121に記憶されている現在
の動作パラメータと不揮発性記憶部13に記憶されてい
るデフォルトの動作パラメータとを比較し、デフォルト
値から変更された動作パラメータを検出すると、その動
作パラメータを表示する。操作者は、表示されない動作
パラメータについては、デフォルト値のままであるとし
て、変更された動作パラメータのみを確認することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが動作パラ
メータを設定可能な制御装置に関し、特に、ユーザが変
更した動作パラメータを報知することが可能な制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ制御装置は、動作パラメー
タ(制御パラメータ)に従って制御対象装置を制御す
る。この動作パラメータは、作業者が、制御の対象に応
じて、その値を変更(編集)することができる。例え
ば、電動機用のコンピュータ制御装置は、制御対象物の
位置や速度、又は周波数などを指定する動作パラメータ
に従って電動機を制御し、これらの動作パラメータをユ
ーザが適宜設定可能に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】動作パラメータの設定
項目を有するコンピュータ制御装置は、デフォルトとし
てデータを記憶しており、ユーザにより設定項目は用途
に応じて様々に変更される。制御対象装置の変更や、制
御内容の変更により、動作パラメータを再設定しなけれ
ばならない場合がある。この場合、どの動作パラメータ
を変更したのかを覚えていないと、全ての設定項目と設
定データとを調べなければならず、ユーザにとって煩雑
で負担が大きかった。特に、制御装置は、制御用の小さ
な表示装置しか備えていないものが多く、多数の動作パ
ラメータを個別に確認することは困難であった。このた
め、制御パラメータを一旦デフォルト値にリセットし、
その後、改めて設定をし直すようなことが頻繁に行われ
ていた。
【0004】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
であり、制御装置の動作パラメータの設定と変更を容易
にすることを目的とする。また、本発明の目的は、動作
パラメータの設定値とデフォルト値とを比較し、相違の
ある設定項目と設定値とを出力することにより、変更さ
れた動作パラメータを容易に判別可能とすることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係る制御装置は、動作パラ
メータのデフォルト値を記憶するデフォルト値記憶手段
と、動作パラメータの現在の値を記憶する動作パラメー
タ記憶手段と、前記動作パラメータ記憶手段に記憶され
ている動作パラメータを用いて、制御対象装置を制御す
る制御手段と、前記動作パラメータ記憶手段に記憶され
ている現在の動作パラメータと前記デフォルト値記憶手
段に記憶されているデフォルトの動作パラメータとを比
較し、デフォルト値から変更された動作パラメータ又は
デフォルト値のままの動作パラメータを検出する検出手
段と、を備えることを特徴とする。
【0006】この構成によれば、デフォルト値(所謂初
期値を含む)から変更された動作パラメータ又は変更さ
れていない動作パラメータを容易検出可能であり、動作
パラメータの再設定等を参考とすることができる。
【0007】前記デフォルト値記憶手段は、デフォルト
値の複数の組、例えば、この制御装置が工場出荷される
段階でメーカが設定するデフォルトのパラメータ値、ユ
ーザ自らが設定した初期パラメータ値などを記憶しても
よい。この場合には、前記検出手段は、例えば、デフォ
ルト値の複数の組のいずれかを指定する指定手段と、前
記動作パラメータ記憶手段に記憶されている現在の動作
パラメータと前記指定手段により指定された組のデフォ
ルト値とを比較し、デフォルト値から変更された動作パ
ラメータ又はデフォルト値のままの動作パラメータを検
出する手段とを備えてもよい。
【0008】前記検出手段により検出された動作パラメ
ータの識別情報(例えば、パラメータ番号)及び/又は
パラメータ値を表示する表示手段を配置してもよい。
【0009】前記表示手段に表示されたパラメータ値を
更新して前記動作パラメータ記憶手段に登録する手段を
備えてもよい。
【0010】例えば、前記制御対象装置は電動機から構
成され、この制御装置は、電動機を駆動・制御するイン
バータ電源装置から構成される。この場合、前記制御手
段は、例えば、インバータ回路と、該インバータ回路を
制御するマイクロコンピュータ等を備える制御部とから
構成される。
【0011】また、この発明の第2の観点に係る制御装
置の動作パラメータ出力方法は、動作パラメータのデフ
ォルト値を更新して設定し、設定された動作パラメータ
に従って外部装置を制御する制御装置の動作パラメータ
の出力方法であって、ユーザの指示に従って現在の動作
パラメータとデフォルトの動作パラメータとを比較し、
パラメータ値が一致するパラメータ又は一致しないパラ
メータを検出する工程と、前記検出された動作パラメー
タを表示する工程と、を備えることを特徴とする。この
方法によっても、デフォルトから変更した或いはデフォ
ルトのままの動作パラメータを検出することができ、現
在の動作パラメータの設定状況を容易に判断することが
できる。
【0012】なお、コンピュータを上述の検出手段とし
て動作させ、或いは、コンピュータに上述の検出工程を
実行させるためのプログラムをCD−ROM、MO等の
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布
し、これをコンピュータにインストールし、上述の手段
として動作させ、或いは、上述の工程を実行させてもよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコンピュータ制御
装置を、3相インバータ装置(3相インバータ電源装
置)を例に説明する。図1は、この発明の第1の実施の
形態に係る3相インバータ装置の構成を示す。図示する
ように、この3相インバータ装置11は、マイクロコン
ピュータ12と、不揮発性記憶部13と、表示・操作パ
ネル14と、インバータ回路15と、を備え、制御対象
装置たる電動機21を制御する。
【0014】マイクロコンピュータ12は、所謂ワンチ
ップマイコンなどを備え、バッテリバックアップされ、
動作パラメータ(制御パラメータ)を記憶する内部メモ
リ121を備える。内部メモリ121は、ユーザにより
設定された動作パラメータ(例えば、電動機21の回転
方向、電動機21に与える交流電圧の周波数、出力電
流、電動機21の回転数、出力電圧等を指定するパラメ
ータの現在値)を、図2(a)に例示するように記憶す
る。
【0015】不揮発性記憶部13は、フラッシュメモリ
等から構成され、この3相インバータ装置11が工場か
ら出荷された際に設定されていた動作パラメータのデフ
ォルト値(工場出荷時の初期値)を、例えば、図2
(b)に示すように記憶する。
【0016】表示・操作パネル14は、図3に示すよう
に、表示部141とキー入力部142とを備え、キー入
力部142の操作に対応したコマンド或いはデータをマ
イクロコンピュータ12に供給し、マイクロコンピュー
タ12からの指示に従って様々な情報を表示部141に
表示する。
【0017】表示部141は、例えば、7セグメントモ
ニタと、モード表示用のLEDから構成され、比較的少
ない情報量しか表示できない。
【0018】また、キー入力部142は、ドライブキー
K1、ストップキーK2、表示切換/クリアキーK3、
上ステップキー(↑)K4、下ステップキー(↓)K
5、プログラムキーK6、エンターキーK7、数値キー
K8を含む。ドライブキーK1は、電動機21の運転の
開始を指示するキーである。ストップキーK2は、電動
機21の運転の停止を指示するキーである。表示切換/
クリアキーK3は、状態表示モードでは表示部141の
表示内容を切り換え、機能コード表示モードでは、入力
された数値データを消去し或いは直前のキー操作を無効
とする。上ステップキー(↑)K4と下ステップキー
(↓)K5とは、表示項目を切り換えるために使用され
る。
【0019】プログラムキーK6は、状態表示モードと
機能コード表示モードの切換を行う。ここで、状態表示
モードとは、電動機21の運転状態を表示するためのモ
ードであり、機能コード表示モードとは、3相インバー
タ装置11の様々なパラメータを設定し或いは確認する
ためのモードである。
【0020】エンターキーK7は、表示部141に表示
されている数値データを確定し、マイクロコンピュータ
12に供給する。数値キーK8は、テンキー、小数点キ
ー等を備え、数値データを入力する。
【0021】再び、図1を参照して、インバータ回路1
5は、トランジスタ、サイリスタ等の半導体スイッチ群
から構成され、マイクロコンピュータ12からのオン・
オフ制御信号によりスイッチング動作を行って、制御対
象装置たる電動機21に電力を供給する。インバータ回
路15が供給する電力の電圧、電流、周波数等により電
動機21の回転速度、トルク等が制御される。即ち、マ
イクロコンピュータ12は、インバータ回路15を介し
て(或いは協働して)、制御対象装置である電動機21
を制御する。
【0022】次に、上記構成の3相インバータ装置11
の動作を説明する。まず、この3相インバータ装置11
の初期段階では、不揮発性記憶部13には、図2(b)
に示すデフォルトの動作パラメータが、製造段階で設定
され、内部メモリ121には、その写しが設定される。
【0023】操作者は、電動機21の種類等に応じて、
通常の手法により、キー入力部142を操作して、内部
メモリ121内の任意の動作パラメータを指定して、そ
の値(パラメータ値)を適宜更新する。マイクロコンピ
ュータ12は、更新された動作パラメータに従って、イ
ンバータ回路15を制御することによって、電動機21
に供給する電力の周波数、電圧などを制御し、ひいて
は、電動機21の回転速度、トルク、等を制御する。
【0024】操作者のドライブキーK1の押操作に応答
して、マイクロコンピュータ12は、内部メモリ121
に記憶されている動作パラメータの値(現在のパラメー
タ値)に従って、インバータ回路15を介して電動機2
1を始動し(インバータ回路15の出力する電力を制御
することにより電動機21を始動し)、また、ストップ
キーK2の押操作に応答して、停止する。
【0025】電動機21を運転している途中等で、種々
の原因により、3相インバータ装置11の動作パラメー
タを再設定する必要が生ずる場合がある。このような場
合、まず、現在のパラメータ値を知る必要がある。現在
のパラメータ値を知るために、キー入力部142を操作
して、表示部141に動作パラメータを順次表示させる
ことも可能である。但し、表示部141の表示領域が小
さく、キー入力部142上のキーの数も限られているた
め、操作が煩雑である。この場合には、以下に説明する
ような、デフォルト値から変更された動作パラメータの
みを抽出して、パラメータ値を表示させることにより、
簡単な操作で、パラメータ値を確認することができる。
【0026】まず、操作者は、プログラムキーK6によ
り、表示・操作パネル14の動作モードを機能コード表
示モードに切り換える。次に、「変更パラメータの表
示」を指定する所定のコード番号を数値キーK8により
入力して、表示部141に表示させ、エンターキーK7
を押操作する。
【0027】この押操作に応答し、マイクロコンピュー
タ12は、図4のフローチャートに示す制御動作を開始
し、まず、内部メモリ121に記憶されている現在の動
作パラメータの値(パラメータ値)と不揮発性記憶部1
3に記憶されているデフォルトの動作パラメータの値と
を比較(突き合わせ)し、値が一致しない動作パラメー
タ、即ち、デフォルト値から変更されている動作パラメ
ータを求める(ステップS101)。例えば、図2の例
では、パラメータ番号2,3、5...のパラメータ値
が一致しないので、これらの動作パラメータが変更され
ていることを判別する。
【0028】次に、表示部141に、変更されていると
判別した動作パラメータのうち、最も小さいパラメータ
番号を表示する(ステップS102)。図2の例では、
パラメータ番号「2」を表示する。
【0029】操作者は、表示されている番号のパラメー
タ値を知りたい場合には、エンターキーK7を押操作す
る。マイクロコンピュータ12は、この押操作を検出し
(ステップS103;YES)、表示されているパラメ
ータ番号のパラメータ値を内部メモリ121から読み出
して、表示部141に表示する(ステップS104)。
従って、オペレータは、デフォルト値から変更された後
のパラメータ値を確認できる。
【0030】操作者は、他にどの動作パラメータが変更
されているのかを知りたい場合には、ステップキー
「↑」K4又は「↓」K5を押下する。マイクロコンピ
ュータ12は、このキー操作を検出し(ステップS10
5)、ステップキー「↑」K4が押操作された場合に
は、1つ前の変更のあるパラメータ番号を表示する(ス
テップS106)。表示されたパラメータ番号のパラメ
ータ値を知りたい場合、操作者は、前述のように、エン
ターキーK7を押操作する(ステップS103、S10
4)。また、ステップキー「↓」K5が押操作された場
合には、1つ後の変更のあるパラメータ番号を表示する
(ステップS106)。表示されたパラメータ番号のパ
ラメータ値を知りたい場合には、エンターキーK7を押
操作する(ステップS103、S104)。
【0031】例えば、図2の例では、ステップキー
「↑」K4又は「↓」K5の押操作により、パラメータ
番号「2」、「3」、「5」.....が表示され、エンタ
ーキーK7の操作によりその値「AAB」,「BB
C」,「CCD」.....が表示される。
【0032】このようにして、操作者は、デフォルト値
から変更された動作パラメータを順次確認することがで
きる。表示されない動作パラメータについては、デフォ
ルト値であり、比較的容易に確認することができる。例
えば、図2の例では、操作者は、表示されないパラメー
タ番号「1」、「4」....については、その値がデフォ
ルト値に等しい「111」,「444」,.....である
ことを容易に判断することができる。
【0033】また、この動作モードを抜ける(終了す
る)場合には、操作者はクリアキーK3を押操作する。
マイクロコンピュータ12は、このキー操作を検出し
(ステップS107)、この動作モードを終了する。
【0034】このようにして、各動作パラメータについ
て、そのパラメータ値を判別すると、操作者は、必要に
応じてその値を更新する。従って、この実施の形態によ
れば、表示領域が狭く、操作キーの数にも限りがある表
示・入力装置を用いて、効率的にパラメータ値を知るこ
とができる。
【0035】なお、パラメータ値を表示した段階で、そ
の値を更新できるようにしてもよい。例えば、図4のス
テップS104に続けて、図5のフローチャートに示す
処理を付加することにより、容易にパラメータ値の更新
が可能である。即ち、マイクロコンピュータ12は、ス
テップS104でパラメータ値を表示した後、数値入力
の有無を検出し(ステップS121)、数値キーK8の
操作による数値の入力があると(ステップS121;Y
ES)、その値を表示部141に表示する(ステップS
122)。ここで、操作者が、エンターキーK7を操作
すると(ステップS123;YES))、マイクロコン
ピュータ12は、表示されているパラメータ値を先に表
示されていたパラメータ番号に対応付けて内部メモリ1
21に格納する(ステップS124)。
【0036】このような手法によれば、デフォルト値か
ら変更されているパラメータ値を比較的容易に更新する
ことができる。
【0037】上記実施の形態においては、不揮発性記憶
部13に記憶されるデフォルト値は、工場出荷時に設定
される値の組(セット)1組であったが、システムによ
っては、例えば、工場出荷時の動作パラメータの組と、
ユーザ自身が設定した初期パラメータ(ユーザ設定デフ
ォルト値)がセットされる場合がある。このような場合
には、内部メモリ121に記憶されているパラメータ値
がどのデフォルトのパラメータ値と異なっているのかを
判別できるようにしてもよい。例えば、図6の例では、
不揮発性記憶部13には、工場出荷時に設定されたデフ
ォルト値の組と、ユーザが設定した初期値(デフォルト
値)とが格納されている。この場合に、工場出荷時に設
定されたデフォルト値から変更されている動作パラメー
タを検出したり、ユーザが設定した初期値から変更され
ている動作パラメータを検出できるようにしてもよい。
【0038】例えば、図4の処理と同様の処理により、
変更動作パラメータ表示処理を開始すると、まず、操作
者は、デフォルトのセットを指定するために、動作パラ
メータセットの識別記号の「1」と「2」のいずれかを
指定する。
【0039】マイクロコンピュータ12は、キー操作を
判別し(図7,ステップS201,S202)、「1」
が指定された場合には、図4と同様の処理により、内部
メモリ121に記憶されているパラメータ値と、不揮発
性記憶部13に格納されている工場出荷時のデフォルト
値とを比較し、一致しないものを抽出して表示する(ス
テップS203)。
【0040】一方、マイクロコンピュータ12は、
「2」が指定された場合には、図4と同様の処理によ
り、内部メモリ121に記憶されているパラメータ値
と、不揮発性記憶部13に格納されているユーザが初期
設定した初期値とを比較し、一致しないものを抽出して
表示する(ステップS204)。
【0041】このような手法によれば、動作パラメータ
のデフォルトに相当するものが複数存在する場合に、任
意の動作パラメータセットから変更された動作パラメー
タを検出し、表示することができる。
【0042】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記
実施の形態では、表示部141としてセブンセグメント
方式の比較的小さいものを採用したが、例えば、液晶表
示パネルなどの表示素子を使用することも可能である。
また、図8に示すように、画面(セブンセグメント表示
素子でも、液晶表示パネルでもよい)上に、デフォルト
値が設定されている全部又は複数の動作パラメータにつ
いて、それぞれ、パラメータ番号、パラメータ値及びデ
フォルト値を、互いに対応付けて一覧表示するようにし
てもよい。また、この画面上で、任意のセルにカーソル
を移動し、そのセルに任意の数値を設定し、「登録」ボ
タンの押下により、更新されたパラメータ値を内部メモ
リ121に書き込むようにしてもよい。
【0043】また、不揮発性記憶部13あるいは内部メ
モリ121は、デフォルト値が設定されているパラメー
タのうち、どのパラメータについてパラメータ値とデフ
ォルト値との比較を行うかを指定する範囲指定データを
記憶していてもよい。この場合、マイクロコンピュータ
12は、上述のステップS101で、範囲指定データに
より指定されていないパラメータについては、パラメー
タ値とデフォルト値との比較を行わないようにすればよ
い。
【0044】また、上記実施の形態では、デフォルトか
ら変更された動作パラメータを抽出して表示する例を説
明したが、図9に例示するように、デフォルトのままの
動作パラメータを抽出して表示するようにしてもよい。
この場合も、設定を容易に変更可能である。
【0045】また、パラメータのデフォルト値を不揮発
性記憶部13に記憶しておく必要はなく、例えば、パラ
メータ値とデフォルト値との比較を行う毎に、所定の処
理を行ってマイクロコンピュータ12が生成するように
してもよい。また、デフォルト値(図2(b))や初期
値(図6(b))を不揮発性記憶部13に記憶させてお
く必要はなく、バックアップされた内部メモリ121に
記憶させるようにしてもよい。
【0046】図1及び図3に開示したハードウエア構
成、図2及び図6に示したメモリマップ、図4、図5,
図7に示す処理手順、図8,図9に示した表示形式など
も任意に変更可能である。さらに、以上の説明では、動
作パラメータに従って動作する3相インバータ装置で電
動機を制御する実施の形態を説明したが、制御対象は任
意であり、様々な電気・電子機器をデフォルト値から変
更した動作パラメータを用いて制御可能な制御装置に広
く適用可能である。
【0047】なお、コンピュータを、上述の制御装置の
全部又は一部として動作させ、或いは、変更パラメータ
表示処理を実行させるためのプログラムをCD−RO
M、MO等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格
納して配布し、これをコンピュータにインストールし、
上述の手段として動作させ、或いは、上述の工程を実行
させてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、制御装置の動作パラメータの設定、変更、確認など
を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る3相インバータ装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す内部メモリに記憶される動作パラメ
ータと、不揮発性記憶部に記憶されるデフォルトの動作
パラメータの例を示す図である。
【図3】表示・操作パネルの一例を示す図である。
【図4】図1に示す3相インバータのデフォルトから変
更された動作パラメータを抽出して表示する処理を示す
フローチャートである。
【図5】図4に示すフローチャートに追加する処理を示
すフローチャートである。
【図6】図1に示す内部メモリに記憶される動作パラメ
ータと、不揮発性記憶部に記憶される2種類のデフォル
トの動作パラメータの例を示す図である。
【図7】2種類のデフォルト値の組が存在する場合の、
3相インバータ装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】表示装置が液晶表示パネルである場合の表示例
を示す図である。
【図9】その他の表示例を示す図である。
【符号の説明】
11 3相インバータ装置 12 マイクロコンピュータ 13 不揮発性記憶部 14 表示・操作パネル 15 インバータ回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動作パラメータのデフォルト値を記憶する
    デフォルト値記憶手段と、 動作パラメータの現在の値を記憶する動作パラメータ記
    憶手段と、 前記動作パラメータ記憶手段に記憶されている動作パラ
    メータを用いて、制御対象装置を制御する制御手段と、 前記動作パラメータ記憶手段に記憶されている現在の動
    作パラメータと前記デフォルト値記憶手段に記憶されて
    いるデフォルトの動作パラメータとを比較し、デフォル
    ト値から変更された動作パラメータ又はデフォルト値の
    ままの動作パラメータを検出する検出手段と、を備える
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】前記デフォルト値記憶手段は、デフォルト
    値の複数の組を記憶し、 前記検出手段は、デフォルト値の複数の組のいずれかを
    指定する指定手段と、前記動作パラメータ記憶手段に記
    憶されている現在の動作パラメータと前記指定手段によ
    り指定された組のデフォルト値とを比較し、デフォルト
    値から変更された動作パラメータ又はデフォルト値のま
    まの動作パラメータを検出する手段とを備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】前記検出手段により検出された動作パラメ
    ータの識別情報及び/又はパラメータ値を表示する表示
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の制御装置。
  4. 【請求項4】前記表示手段に表示されたパラメータ値を
    更新して前記動作パラメータ記憶手段に登録する手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    制御装置。
  5. 【請求項5】前記制御対象装置は電動機を備え、 前記電動機を駆動・制御するインバータ電源装置を構成
    することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載の制御装置。
  6. 【請求項6】動作パラメータのデフォルト値を更新して
    設定し、設定された動作パラメータに従って外部装置を
    制御する制御装置の動作パラメータの出力方法であっ
    て、 ユーザの指示に従って現在の動作パラメータとデフォル
    トの動作パラメータとを比較し、パラメータ値が一致す
    るパラメータ又は一致しないパラメータを検出する工程
    と、 前記検出された動作パラメータを表示する工程と、を備
    えることを特徴とする制御装置の動作パラメータ出力方
    法。
  7. 【請求項7】コンピュータに、 動作パラメータのデフォルト値を更新して設定し、設定
    された動作パラメータに従って外部装置を制御する制御
    装置のパラメータ出力方法であって、 ユーザの指示に従って現在の動作パラメータとデフォル
    トの動作パラメータとを比較し、パラメータ値が一致す
    るパラメータ又は一致しないパラメータを検出する工程
    と、 前記検出された動作パラメータを表示する工程と、を実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取
    可能な記録媒体。
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