JP3904594B1 - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータ識別コードを送信できないモータを制御する場合でも、モータパラメータの設定が可能なモータ制御装置を提供する。
【解決手段】 制御対象モータ1を制御する制御用アンプ3に上位制御装置5を接続する。上位制御装置5は、モータパラメータの設定動作の開始を指令する設定指令を制御用アンプ3に発生する設定指令発生手段25と、モータ識別コードを制御用アンプ3に出力するモータ識別コード出力手段27と、制御用アンプ3からの要求指令に応じて制御対象モータ1のためのモータパラメータを制御用アンプ3に出力するモータパラメータ出力手段29とを有する。モータ制御装置は、上位制御装置5の設定指令発生手段25から設定指令が与えられると、モータ識別コードに基づいたモータパラメータの設定を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、制御用アンプでモータを制御するモータ制御装置に関し、特にモータの制御のための各種パラメータを制御用アンプに設定して使用するモータ制御装置に関するものである。
特開平04−60704号公報(特許文献1)に示された従来のモータ制御装置では、サーボモータ及びサーボアンプ(制御用アンプ)に、それぞれ自己の種類を示す識別コードを記憶する識別コード記憶手段を設けている。そしてモータ制御装置は、適合するサーボモータとサーボアンプの組み合わせを記憶手段に記憶している。またモータ制御装置は、各サーボモータをサーボアンプで制御する場合には必要な各種パラメータをパラメータ記憶手段に記憶している。そして稼働時に電源が投入されたときに、制御装置はサーボモータ及びサーボアンプのそれぞれの識別コード記憶手段から、識別コードを読み取り、サーボモータとサーボアンプが適合しているか否かを、記憶手段に記憶されたサーボモータとサーボアンプの適合組み合わせデータに基づいて判断し、両者の組み合わせが適合していない場合には、警報を出力する。そして、両者の組み合わせが適合している場合には、サーボモータの識別コードに対応する各種パラメータをパラメータ記憶手段より読み取り、サーボアンプに設定する。
特開平04−60704号公報 第1図
しかしながら、このような従来のモータ制御装置では、電源が投入されたときに毎回、各種のパラメータの設定を行っている。そのため、パラメータの設定に時間がかかり、能率よくモータを駆動制御できない問題点があった。また従来のモータ制御装置では、サーボモータとサーボアンプ(制御用アンプ)が適合していないときには、そのままではサーボモータを駆動制御できない問題点があった。さらに、従来の制御用アンプを動作可能にするために用いられるコンピュータのソフトウエアは、標準仕様として固定されている。そのため簡単には変更ができず、従来は、モータパラメータの設定の自由度が低かった。
本発明の目的は、電源を入れるたびに、モータパラメータの設定を行う必要がなく、また制御対象モータがモータ識別コードを記憶する記憶手段を備えていないタイプのモータであっても、さらに制御用アンプが制御対象モータについてのパラメータデータを備えていない場合でも、制御対象モータのためのモータパラメータ設定をすることができるモータ制御装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、制御対象モータのためのパラメータ設定を毎回行う必要のないモータ制御装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、制御対象モータが、量産品でない特殊なモータであっても、モータパラメータの設定を行えるモータ制御装置を提供することにある。
本発明のモータ制御装置で使用する制御用アンプは、制御対象モータを駆動するための駆動装置の他に、制御対象モータを駆動するために必要となるモータパラメータを設定するためにモータパラメータ記憶手段と、制御対象用モータパラメータ記憶手段と、パラメータ設定手段とを備えている。モータパラメータ記憶手段は、複数種類のモータについて、モータ識別コードと該モータ識別コードに対応するモータパラメータを記憶する。制御対象用モータパラメータ記憶手段は、制御の対象とする制御対象モータのモータパラメータを記憶する機能を有する。制御用アンプの制御対象用モータパラメータ記憶手段は、不揮発性の記憶手段により構成されている。パラメータ設定手段は、モータ識別コードに基づいて駆動対象モータのモータパラメータを決定して制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる設定動作を行う。
本発明のモータ制御装置では、例えばパソコンや専用コントローラ等で構成された上位制御装置を用いる。この上位制御装置は、設定指令発生手段と、モータ識別コード出力手段と、別のモータパラメータ記憶手段とを有する。設定指令発生手段は、モータパラメータの設定動作の開始を指令するための設定指令を制御用アンプに発生する機能を有する。モータ識別コード出力手段は、制御対象モータのモータ識別コードを制御用アンプに出力する機能を有する。モータ識別コード出力手段が出力するモータ識別コードは、モータパラメータ記憶手段に記憶されている複数のモータ識別コードと同じものであっても、また異なるコードであってもよい。モータ識別コード出力手段は、操作者の操作に応じて、モータ識別コードを出力することになる。この場合、例えば、事前に記憶した複数のモータ識別コードから、所望のモータ識別コードを選択して出力するようにしてもよいし、必要に応じてモータ識別コードを個別に入力して、それを出力するようにしてもよい。そして別のモータパラメータ記憶手段は、モータ識別コード出力手段が出力するモータ識別コードと該モータ識別コードに対応するモータパラメータを含んで、複数のモータ識別コードと該モータ識別コードに対応する複数のモータパラメータとを記憶する機能を有する。この別のモータパラメータ記憶手段には、予め複数のモータ識別コードと複数のモータパラメータとを記憶しておいてもよい。しかし設定動作を行う前に、特定のモータ識別コードとこれに対応するモーパラメータとを、この別のモータパラメータ記憶手段に記憶させるようにしてもよいのは勿論である。
さらに本発明で用いるパラメータ設定手段は、コード認識手段と、パラメータ記憶実行手段と、入力判定手段と、コード入力判定手段とを備えている。コード認識手段は、制御対象モータに予め記憶されているモータ識別コードを認識する機能を有する。そしてパラメータ記憶実行手段は、コード認識手段が認識したモータ識別コードに対応したモータパラメータをモータパラメータ記憶手段から読み出して制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる。さらに入力判定手段は、上位制御装置から設定指令が入力されたか否かを判定する機能を有する。またコード入力判定手段は、設定指令が入力されていないときに、上位制御装置からモータ識別コードが入力されたか否かを判定する機能を有する。
本発明では、入力判定手段が上位制御装置からの設定指令の入力を判定すると、コード認識手段が制御対象モータのモータ識別コードを認識する動作を開始する。そしてコード認識手段が制御対象モータのモータ識別コードを認識しないときには、コード認識手段による認識動作を中止する。そしてコード認識手段が制御対象モータのモータ識別コードを認識したときには、パラメータ記憶実行手段が動作を開始する。
本発明で用いるパラメータ記憶実行手段は、以下の第1乃至第3の機能を更に有している。第1の機能は、コード認識手段が認識したモータ識別コードに対応するモータパラメータがモータパラメータ記憶手段に無い場合には、認識したモータ識別コードに対応するモータパラメータを上位制御装置の別のモータパラメータ記憶手段から読み出す機能である。そして第2の機能は、コード入力判定手段が上位制御装置から出力されたモータ識別コードの入力を判定すると、入力されたモータ識別コードに基づいて上位制御装置の別のモータパラメータ記憶手段からモータ識別コードに対応したモータパラメータを読出す機能である。そして第3の機能は、別のモータパラメータ記憶手段から読み出したモータパラメータを制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる機能である。
本発明のモータ制御装置によれば、上位制御装置から設定指令が与えられない限り、モータ識別コードに基づいたモータパラメータの設定をすることはない。そして先に設定したモータパラメータは、不揮発性の記憶手段により構成された制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶される。そのため、従来のように電源投入毎にモータ識別コードを読み込んで、モータパラメータの設定うする必要がないので、電源を投入してからモータを動かすまでの時間を短縮することができる。
またモータ識別コードを伝送する機能を有しないモータが制御対象モータである場合には、モータパラメータの設定ができない。そこで本発明では、上位制御装置のモータ識別コード出力手段から制御用アンプへ、制御対象モータのモータ識別コードを出力する。そして上位制御装置の別のモータパラメータ記憶手段には、このモータ識別コードに対応するモータパラメータが記憶されている。そこでパラメータ記憶実行手段は、モータ識別コードを伝送する機能を有しないモータが制御対象モータである場合には、上位制御装置からそのモータのモータ識別コードを受け取ると、上位制御装置の別のモータパラメータ記憶手段からそのモータ識別コードに対応するモータパラメータを読み出して、制御対象用モータ記憶手段に記憶させる。その結果、本発明によれば、モータ識別コードを伝送する機能を有しないモータが制御対象モータであっても、モータパラメータを設定することができる。
なお上位制御装置のコード入力判定手段が、モータ識別コードの入力を判定した場合に、そのモータ識別コードに対応するモータパラメータがモータパラメータ記憶手段に記憶されているか否かの判定を行ってもよい。これを実現するためには、パラメータ記憶実行手段は、次の第1乃至第4の機能を有していればよい。すなわち第1の機能は、認識したモータ識別コードに対応する前記モータパラメータがモータパラメータ記憶手段に無い場合には、認識したモータ識別コードに対応するモータパラメータを上位制御装置の別のモータパラメータ記憶手段から読み出す機能である。また第2の機能は、コード入力判定手段が上位制御装置から出力されたモータ識別コードの入力を判定したときに、入力されたモータ識別コードに対応するモータパラメータがモータパラメータ記憶手段に記憶されていれば、モータパラメータ記憶手段から対応するモータパラメータを読み出す機能である。そして第3の機能は、入力されたモータ識別コードに対応するモータパラメータが、モータパラメータ記憶手段に記憶されていないときには、入力されたモータ識別コードに基づいて上位制御装置の別のモータパラメータ記憶手段からモータ識別コードに対応したモータパラメータを読出す機能である。そして第4の機能は、モータパラメータ記憶手段または別のモータパラメータ記憶手段から読み出したモータパラメータを制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる機能である。このような構成を採用すると、上位制御装置のモータパラメータ記憶手段に記憶させておく、モータ識別コードとモータパラメタの数を減らすことができる。
前述の上位制御装置としては、汎用のコンピュータを利用することができる。しかし前述の上位制御装置の他に、設定指令の入力手段を増やすために、更に専用のコントローラのような別の上位制御装置を設けてもよいのは勿論である。別の上位制御装置は、別の設定指令発生手段と、別のモータ識別コード出力手段とを備えているのが好ましい。別の設定指令発生手段は、制御用アンプにモータパラメータの設定動作の開始を指令する別の設定指令を発生する。そして制御対象モータが通信機能を有していないときにもモータパラメータの設定ができるようにするために、別のモータ識別コード出力手段は、制御用アンプのモータパラメータ記憶手段に記憶されている複数のモータ識別コードと同じ複数のモータ識別コードの中から選択した、制御対象モータのモータ識別コードを制御用アンプに出力する機能を有する。
この場合には、パラメータ設定手段の入力判定手段が、上位制御装置からの設定指令の入力を判定しない場合及びコード認識手段が制御対象モータのモータ識別コードを認識しないときに、別の上位制御装置から別の設定指令が入力されたか否かを判定する機能を付加する。またパラメータ設定手段のコード入力判定手段には、別の上位制御装置から別の設定指令が入力されていないときに、別の上位制御装置の別のモータ識別コード出力手段からモータ識別コードが出力されているか否かを判定する機能を付加する。
そしてこの場合には、パラメータ設定手段を次の動作をするように構成する。すなわち入力判定手段が別の設定指令が入力されたことを判定すると、コード認識手段で制御対象モータのモータ識別コードを認識する動作を開始する。そしてコード認識手段が制御対象モータのモータ識別コードを認識しないときには、コード認識手段による認識動作を中止する。またコード認識手段が制御対象モータのモータ識別コードを認識したときには、パラメータ記憶実行手段の動作を開始させる。そしてパラメータ記憶実行手段は、コード入力判定手段が別のモータ識別コード出力手段からのモータ識別コードの入力を判定したときで、該モータ識別コードに対応するモータパラメータがモータパラメータ記憶手段にあるときには、対応するモータパラメータを制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる機能を更に有している。なお別のモータ識別コード出力手段から入力されたモータ識別コードに対応するモータパラメータがモータパラメータ記憶手段に存在しない場合には、設定動作を中止にしてもよいし、再度設定動作を最初からやり直してもよい。
上記のように別の上位制御装置を設けて、パラメータ設定手段を上記のように構成すると、次の利点が得られる。まず第1に、上位制御装置に設定手段がなく設定指令を出力できない場合でも、モータパラメータの設定ができる可能性が担保される。また制御対象モータが通信機能を有していない場合でも、そのモータのモータパラメータが制御用アンプのモータパラメータ記憶手段に記憶されている場合がある。このような場合に、別の上位制御装置の別のモータ識別コード出力手段から、そのモータのモータ識別コードを出力すれば、制御用アンプのパラメータ記憶実行手段は、この別のモータ識別コード出力手段から出力されたモータ識別コードに基づいて、モータパラメータの設定を実行する。したがって前述の上位制御装置の他に、別の上位制御装置を使用したパラメータの設定が可能になり、モータパラメータの設定の自由度が高くなる。
本発明では、上位制御装置と別の上位制御装置を用いることに加えて、制御用アンプ自身の内部においても、設定指令とモータ識別コードを発生できるようにするために、パラメータ設定手段に、設定者の操作により、別の設定指令を制御用アンプの内部で発生する別の設定指令内部発生手段と、操作者の操作によりモータ識別コードを制御用アンプの内部で発生するモータ識別コード内部発生手段とを更に備えてもよい。
この場合には、パラメータ設定手段の入力判定手段には、上位制御装置からの設定指令の入力を判定しない場合及びコード認識手段が制御対象モータのモータ識別コードを認識しないときには、別の上位制御装置または別の設定指令内部発生手段から別の設定指令が入力されたか否かを判定する機能を付加する。またパラメータ設定手段のコード入力判定手段を、別の上位制御装置から別の設定指令が入力されていないときに、別の上位制御装置の別のモータ識別コード出力手段またはモータ識別コード内部発生手段からモータ識別コードが出力されているか否かを判定する機能を付加する。このようにすると、パラメータ設定手段は、入力判定手段が別の上位制御装置から別の設定指令が入力されたことを判定すると、コード認識手段で制御対象モータのモータ識別コードを認識する動作を開始し、コード認識手段が制御対象モータのモータ識別コードを認識したときには、パラメータ記憶実行手段が動作を開始する。そしてパラメータ記憶実行手段は、コード入力判定手段が別のモータ識別コード出力手段またはモータ識別コード内部発生手段からのモータ識別コードの入力を判定したときで、該モータ識別コードに対応するモータパラメータがモータパラメータ記憶手段にあるときには、対応するモータパラメータを制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる。このようにすると、別の上位制御装置に加えて、制御用アンプ自身によっても、設定指令とモータ識別コードを出力することができるので、上位制御装置及び別の上位制御装置が利用できないような緊急時にも対処することができる。
なお別の上位制御装置を利用せずに、制御用アンプに、設定者の操作により、別の設定指令を制御用アンプの内部で発生する別の設定指令内部発生手段と、操作者の操作によりモータ識別コードを制御用アンプの内部で発生するモータ識別コード内部発生手段とを備えておいてもよい。
この場合、パラメータ設定手段の入力判定手段には、上位制御装置からの設定指令の入力を判定しない場合及びコード認識手段が制御対象モータのモータ識別コードを認識しないときには、別の設定指令内部発生手段から別の設定指令が入力されたか否かを判定する機能を付加する。そしてパラメータ設定手段のコード入力判定手段を、別の上位制御装置から別の設定指令が入力されていないときに、モータ識別コード内部発生手段からモータ識別コードが出力されているか否かを判定する機能を付加する。パラメータ設定手段は、入力判定手段が別の設定指令が入力されたことを判定すると、コード認識手段で制御対象モータのモータ識別コードを認識する動作を開始し、コード認識手段が制御対象モータのモータ識別コードを認識したときには、パラメータ記憶実行手段が動作を開始する。そしてパラメータ記憶実行手段は、コード入力判定手段がモータ識別コード内部発生手段からのモータ識別コードの入力を判定したときで、該モータ識別コードに対応するモータパラメータがモータパラメータ記憶手段にあるときには、対応するモータパラメータを制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる機能を更に有するように構成すればよい。このようにすると、制御用アンプ自身によっても、設定指令とモータ識別コードを出力することができて、上位制御装置が利用できないような緊急時にも対処することができる。
本発明のモータ制御装置によれば、上位制御装置から設定指令が与えられない限り、モータ識別コードに基づいたモータパラメータの設定をすることはなく、先に設定したモータパラメータは、不揮発性の記憶手段により構成された制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶されるため、従来のように電源投入毎にモータ識別コードを読み込んで、モータパラメータの設定うする必要がなく、電源を投入してからモータを動かすまでの時間を短縮することができる利点が得られる。
また本発明によれば、上位制御装置のモータ識別コード出力手段から制御用アンプへ、制御対象モータのモータ識別コードを出力するように構成しているので、パラメータ記憶実行手段は、モータ識別コードを伝送する機能を有しないモータが制御対象モータである場合には、上位制御装置からそのモータのモータ識別コードを受け取ると、上位制御装置の別のモータパラメータ記憶手段またはモータパラメータ記憶手段からそのモータ識別コードに対応するモータパラメータを読み出して、制御対象用モータ記憶手段に記憶させる。その結果、本発明によれば、モータ識別コードを伝送する機能を有しないモータが制御対象モータであっても、モータパラメータを設定することができる利点が得られる。
以下、本発明に係るモータ制御装置を実施するための最良の形態の各実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るモータ制御装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図であり、図2は図1の実施の形態の制御用アンプの主要部をコンピュータを用いて実現する場合にコンピュータにインストールされるプログラムのアルゴリズムを示すフローチャートである。
図1のモータ制御装置は、制御の対象とする制御対象モータ1を制御する制御用アンプ3と、この制御用アンプ3に設定指令や、モータ識別コードや、モータパラメータを与える上位制御装置5と、上位制御装置5とは別に制御用アンプ3に設定指令やモータ識別コードを与える別の上位制御装置7とで構成されている。本実施の形態では、上位制御装置5をパーソナルコンピュータ等のいわゆる汎用コンピュータにより構成している。また別の上位制御装置7を、制御用アンプに必要な指令を与えるために開発された専用のコントローラにより構成している。
制御対象モータ1はサーボモータ等のように種々のモータパラメータの設定が必要なモータである。モータ1は、ロータ等の移動子の位置を検出するセンサとしてエンコーダ9を備えている。エンコーダ9内には、EEPROM等よりなる不揮発性のモータ識別コード記憶手段11を備えている。またエンコーダ9は、モータ識別コード記憶手段11に記憶されたモータ識別コードを、シリアル通信により制御用アンプ3に伝送する通信機能を有している。
なお制御対象モータ1に用いられるセンサとしては、例えばインクリメンタルパルスエンコーダのようにモータ識別コードを伝送する手段を有していないものもある。また特殊なモータでは、制御用アンプ3内にモータパラメータが記憶されていない場合もある。近年は、個別ユーザの機械に適合させるために、その機械に適したモータに改良する場合が増えている。したがって本実施の形態で制御の対処する制御対象モータ1は、モータ識別コードを送信するための、通信機能を有していないものも当然にして含まれる。以下の説明では、図面には制御対象モータ1として、通信機能を有しているものを示してあるが、通信機能を有していないモータを制御対象とする場合も、併せて説明する。
本例の制御用アンプ3は、エンコーダ9からの出力に基づいてモータをフィードバック制御する駆動装置13とパラメータ設定手段19とを備えている。駆動装置13の構造は任意であるので説明は省略する。駆動装置13は、駆動するモータ1に適したモータパラーメータが、制御用アンプ3に設定されることにより、正しく動作する。そこで本実施の形態では、制御用アンプ3内に、モータパラメータ記憶手段15、制御対象用モータパラメータ記憶手段17、コード認識手段21、パラメータ記憶実行記憶手段23、入力判定手段31、コード入力判定手段33、別の設定指令内部発生手段39及びモータ識別コード内部発生手段41を含むパラメータ設定手段19を有している。
モータパラメータ記憶手段15は、複数種類のモータについて、モータ識別コードと該モータ識別コードに対応するモータパラメータを記憶する。ここでモータパラメータには、最大トルク、最高回転速度、誘起電圧定数、電流ループ等が含まれる。制御対象用モータパラメータ記憶手段17は、制御の対象とする制御対象モータ1のモータパラメータを記憶する機能を有する。制御対象用モータパラメータ記憶手段17は、不揮発性の記憶手段により構成されている。モータパラメータ記憶手段15は、ROM等の不揮発性で読み出し専用の記憶手段により構成されている。また制御対象用モータパラメータ記憶手段17は、EEPROM等の不揮発性の書き込み及び読出しが自由な記憶手段により構成されている。
また上位制御装置5は、設定指令発生手段25と、モータ識別コード出力手段27と、別のモータパラメータ記憶手段29とを有する。設定指令発生手段25は、モータパラメータの設定動作の開始を指令するための設定指令を制御用アンプ3の入力判定手段31に発生する機能を有している。モータ識別コード出力手段27は、制御対象モータ1のモータ識別コードを制御用アンプ3に出力する機能を有する。モータ識別コード出力手段27が出力するモータ識別コードは、モータパラメータ記憶手段29に記憶されている複数のモータ識別コードと同じものであっても、また異なるコードであってもよい。モータ識別コード出力手段27は、操作者の操作に応じて、モータ識別コードを出力する。この場合、例えば、事前に記憶した複数のモータ識別コードから、所望のモータ識別コードを選択して出力するようにしてもよいし、必要に応じてモータ識別コードを個別に入力して、それを出力するようにしてもよい。そして別のモータパラメータ記憶手段29は、モータ識別コード出力手段27が出力するモータ識別コードと該モータ識別コードに対応するモータパラメータを含んで、複数のモータ識別コードと該モータ識別コードに対応する複数のモータパラメータとを記憶している。本実施の形態では、別のモータパラメータ記憶手段29には、予め複数のモータ識別コードと複数のモータパラメータとを記憶している。しかしながら設定動作を行う前に、特定のモータ識別コードとこれに対応するモーパラメータとを、この別のモータパラメータ記憶手段29に記憶させることもできる。
次に、パラメータ設定手段19に含まれる、コード認識手段31と、パラメータ記憶実行手段23と、入力判定手段31と、コード入力判定手段33について説明する。まずコード認識手段21は、制御対象モータ1のモータ識別コード記憶手段11に記憶されているモータ識別コードを認識する機能を有する。コード認識手段21には、モータ1のエンコーダ9が備えている通信機能を用いてモータ識別コードが送信される。パラメータ記憶実行手段23は、コード認識手段21が認識したモータ識別コードに対応したモータパラメータを、モータパラメータ記憶手段15から読み出して制御対象用モータパラメータ記憶手段17に記憶させる。入力判定手段31は、上位制御装置5から設定指令が入力されたか否かを判定する機能を有している。またコード入力判定手段33は、設定指令が入力されていないときに、上位制御装置5からモータ識別コードが入力されたか否かを判定する機能を有する。
入力判定手段31が上位制御装置5からの設定指令の入力されたことを判定すると、コード認識手段21は制御対象モータ1のモータ識別コードを認識する動作を開始する。そしてコード認識手段21が制御対象モータ1のモータ識別コードを認識しないときには、コード認識手段21は認識動作を中止する。そしてコード認識手段21が制御対象モータ1のモータ識別コードを認識したときには、パラメータ記憶実行手段23が記憶実行動作を開始する。
本実施の形態のパラメータ記憶実行手段23は、以下の第1乃至第3の機能を更に有している。第1の機能は、コード認識手段21が認識したモータ識別コードに対応するモータパラメータが、モータパラメータ記憶手段15に無い場合には、認識したモータ識別コードに対応するモータパラメータを上位制御装置5の別のモータパラメータ記憶手段29から読み出す機能である。そして第2の機能は、コード入力判定手段33が上位制御装置5のモータ識別コード出力手段27から出力されたモータ識別コードの入力を判定すると、入力されたモータ識別コードに基づいて上位制御装置5の別のモータパラメータ記憶手段29からモータ識別コードに対応したモータパラメータを読出す機能である。そして第3の機能は、別のモータパラメータ記憶手段29から読み出したモータパラメータを制御対象用モータパラメータ記憶手段17に記憶させる機能である。
本実施の形態では、上位制御装置5から設定指令が与えられない限り、モータ識別コードに基づいたモータパラメータの設定をすることはない。
本実施の形態で、上位制御装置5が効果を発揮するのは、特にモータ1がモータ識別コードを伝送する機能を有しない場合である。すなわちモータ1が通信機能を備えていない場合には、前述のモータパラメータの設定ができない。本実施の形態では、上位制御装置5のモータ識別コード出力手段27から制御用アンプ3へ、制御対象モータ1のモータ識別コードを出力することができる。上位制御装置5の別のモータパラメータ記憶手段29には、このモータ識別コードに対応するモータパラメータが記憶されている。そこでパラメータ記憶実行手段23は、モータ識別コードを伝送する機能を有しないモータが制御対象モータ1である場合には、上位制御装置5からそのモータのモータ識別コードを受け取ると、上位制御装置5の別のモータパラメータ記憶手段29からそのモータ識別コードに対応するモータパラメータを読み出して、制御対象用モータ記憶手段17に記憶させる。その結果、モータ識別コードを伝送する機能を有しないモータが制御対象モータ1であっても、モータパラメータを設定することができる。
なお本実施の形態の変形例として、上位制御装置5のコード入力判定手段31が、モータ識別コードの入力を判定した場合に、そのモータ識別コードに対応するモータパラメータが制御用アンプ3のモータパラメータ記憶手段15に記憶されているか否かの判定を先に行ってもよい。この場合には、上位制御装置から入力されたモータ識別コードに対応するモータパラメータが、制御用アンプ3のモータパラメータ記憶手段15に記憶されている場合には、パラメータ記憶実行手段23は、そのモータパラメータを制御対象用モータパラメータ記憶手段17に記憶させればよい。この動作を実現するためには、パラメータ記憶実行手段23は、次の第1乃至第4の機能を発揮するように構成する。すなわち第1の機能は、コード認識手段21が認識したモータ識別コードに対応するモータパラメータがモータパラメータ記憶手段15に無い場合には、認識したモータ識別コードに対応するモータパラメータを上位制御装置5の別のモータパラメータ記憶手段29から読み出す機能である。また第2の機能は、コード入力判定手段31が上位制御装置5から出力されたモータ識別コードの入力を判定したときに、入力されたモータ識別コードに対応するモータパラメータがモータパラメータ記憶手段15に記憶されていれば、モータパラメータ記憶手段15から対応するモータパラメータを読み出す機能である。そして第3の機能は、上位制御装置5から入力されたモータ識別コードに対応するモータパラメータが、モータパラメータ記憶手段17に記憶されていないときには、入力されたモータ識別コードに基づいて上位制御装置5の別のモータパラメータ記憶手段29からモータ識別コードに対応したモータパラメータを読出す機能である。そして第4の機能は、モータパラメータ記憶手段15または別のモータパラメータ記憶手段29から読み出したモータパラメータを制御対象用モータパラメータ記憶手段17に記憶させる機能である。このような構成を採用すると、上位制御装置5のモータパラメータ記憶手段29に記憶させておく、モータ識別コードとモータパラメータの数を減らすことが可能になる。なおこの変形例のためのプログラムのアルゴリズムは、図2に破線で示すように、ステップST7からステップST4へと進むようにアルゴリズムを構成すればよい。
本実施の形態では、上位制御装置5の他に、設定指令の入力手段を増やすために、更に専用のコントローラのような別の上位制御装置7を設けている。この別の上位制御装置7は、別の設定指令発生手段35と、別のモータ識別コード出力手段37とを備えている。別の設定指令発生手段35は、制御用アンプ3にモータパラメータの設定動作の開始を指令する別の設定指令を発生する。そして別のモータ識別コード出力手段37は、制御用アンプ3のモータパラメータ記憶手段15に記憶されている複数のモータ識別コードと同じ複数のモータ識別コードの中から選択した、制御対象モータ1のモータ識別コードを制御用アンプ3に出力する機能を有している。別の上位制御装置7は、制御用アンプ3の専用コントローラであるため、制御用アンプ3に記憶されている複数のモータ識別コードの情報をすべて有している。したがって別のモータ識別コード出力手段37は、モータパラメータ記憶手段15に記憶されているモータ識別コードと同じモータ識別コードを出力することができる。別の上位制御装置7からのモータ識別コードの出力のための操作は、別の上位制御装置7の機能に基づいて実行される。
本実施の形態では、別の上位制御装置7を設けているので、パラメータ設定手段19の入力判定手段31は、上位制御装置5からの設定指令の入力を判定しない場合及びコード認識手段21が制御対象モータ1のモータ識別コードを認識しないときに、別の上位制御装置7から別の設定指令が入力されたか否かを判定する機能を更に有している。またパラメータ設定手段19のコード入力判定手段19は、別の上位制御装置7から別の設定指令が入力されていないときに、別の上位制御装置7の別のモータ識別コード出力手段37からモータ識別コードが出力されているか否かを判定する機能を更に有している。後の実施の形態のように、別の上位制御装置7を用いない場合には、入力判定手段31及びコード入力判定手段33に付加した上記機能は不要である。
別の上位制御装置7を設けている本実施の形態では、パラメータ設定手段19は次の動作をする。すなわち入力判定手段31が、別の上位制御装置7から別の設定指令が入力されたことを判定すると、コード認識手段21で制御対象モータ1のモータ識別コードを認識する動作を開始する。そしてコード認識手段21が制御対象モータ1のモータ識別コードを認識しないとき(制御対象モータ1が通信機能を有していないとき)には、コード認識手段21による認識動作は中止される。またコード認識手段21が制御対象モータ1のモータ識別コードを認識したとき(制御対象モータ1が通信機能を有しているとき)には、パラメータ記憶実行手段23の動作を開始させる。なお本実施の形態では、パラメータ記憶実行手段23に、コード入力判定手段33が別のモータ識別コード出力手段37からのモータ識別コードの入力を判定したときで、該モータ識別コードに対応するモータパラメータがモータパラメータ記憶手段15にあるときには、対応するモータパラメータを制御対象用モータパラメータ記憶手段17に記憶させる機能を更に付加してある。この機能の付加も、別の上位制御装置7を用いない場合には不要である。なお別のモータ識別コード出力手段37から入力されたモータ識別コードに対応するモータパラメータが、モータパラメータ記憶手段15に存在しない場合には、設定動作を中止にしてもよいし、再度設定動作を最初からやり直してもよい。
上記のように別の上位制御装置7を設けて、パラメータ設定手段19を上記のように構成すると、次の利点が得られる。まず第1に、上位制御装置5が壊れていて設定指令を出力できない場合でも、モータパラメータの設定ができる可能性が担保される。また制御対象モータ1が通信機能を有していない場合でも、そのモータのモータパラメータが制御用アンプ3のモータパラメータ記憶手段15に記憶されている場合がある。このような場合に、別の上位制御装置7の別のモータ識別コード出力手段37から、そのモータのモータ識別コードを出力すれば、制御用アンプ3のパラメータ記憶実行手段23は、この別のモータ識別コード出力手段37から出力されたモータ識別コードに基づいて、モータパラメータの設定を実行する。したがって前述の上位制御装置5の他に、別の上位制御装置7を使用したパラメータの設定が可能になり、モータパラメータの設定の自由度が高くなる。
本実施の形態では、上位制御装置5と別の上位制御装置7を用いることに加えて、制御用アンプ3自身の内部においても、設定指令とモータ識別コードを発生できるようにするために、パラメータ設定手段19に、設定者の操作により、別の設定指令を制御用アンプ3の内部で発生する別の設定指令内部発生手段39と、操作者の操作によりモータ識別コードを制御用アンプ3の内部で発生するモータ識別コード内部発生手段41とを更に備えている。
そこで本実施の形態では、パラメータ設定手段19の入力判定手段31には、上位制御装置5からの設定指令の入力を判定しない場合及びコード認識手段21が制御対象モータ1のモータ識別コードを認識しないときには、別の上位制御装置7または別の設定指令内部発生手段39から別の設定指令が入力されたか否かを判定する機能を付加している。またパラメータ設定手段19のコード入力判定手段33を、別の上位制御装置7から別の設定指令が入力されていないときに、別の上位制御装置7の別のモータ識別コード出力手段37またはモータ識別コード内部発生手段41からモータ識別コードが出力されているか否かを判定する機能を付加している。そのためこのパラメータ設定手段19は、入力判定手段31が別の上位制御装置7から別の設定指令が入力されたことを判定すると、コード認識手段21で制御対象モータ1のモータ識別コードを認識する動作を開始し、コード認識手段21が制御対象モータ1のモータ識別コードを認識したときには、パラメータ記憶実行手段23が動作を開始する。そしてパラメータ記憶実行手段23は、コード入力判定手段33が別のモータ識別コード出力手段37またはモータ識別コード内部発生手段41からのモータ識別コードの入力を判定したときで、該モータ識別コードに対応するモータパラメータがモータパラメータ記憶手段15にあるときには、対応するモータパラメータを制御対象用モータパラメータ記憶手段17に記憶させる。このように本実施の形態では、別の上位制御装置7に加えて、制御用アンプ3自身によっても、設定指令とモータ識別コードを出力することができるので、上位制御装置5及び別の上位制御装置7が利用できないような場合にも対処することができる。
次に本実施の形態のモータ制御装置の動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。まずステップST1では、上位制御装置5の設定指令発生手段25が制御用アンプ3にモータパラメータの設定動作の開始を指令するための設定指令を発生したか否かが判定される。制御用アンプ3の入力判定手段31がこれを判定する。設定指令が入力されている場合にはステップST2へと進み、ステップST2では、制御対象モータ1のエンコーダ9がモータ識別コードを通信可能か否かを判定する。通信が可能で無い場合には、ステップST7へと進み、通信が可能な場合にはステップST3へと進む。この判断は、コード認識手段21により実行され、コード認識手段21が制御対象モータ1のモータ識別コードを認識しないときには、通信ができないものとして、コード認識手段21による認識動作が中止となる。
ステップST3では、モータ識別コードを読み込む。このステップもコード認識手段21により実行され、制御対象モータ1のモータ識別コードを認識した際に、モータ識別コードを読み込む。ステップST3において、モータ識別コードを読み込んだ後は、ステップST4へと進む。ステップST4では、読み込んだモータ識別コードが標準モータのモータ識別コードであるかの判定がなされる。ここで標準モータとは、モータパラメータ記憶手段14に記憶されている複数のモータ識別コードを有するモータである。このステップST4は、パラメータ記憶実行手段23により実行される。ステップST4において、読み込んだモータ識別コードが標準モータの場合には、ステップST5に進み、標準モータで無い場合はステップST6に進む。標準モータで無いモータとは、モータパラメータ記憶手段15に記憶されているモータ識別コードとは、異なるモータ識別コードを有するモータである。
標準モータの場合には、ステップST5へと進み、ステップST5では、制御用アンプ3内のモータパラメータ記憶手段15からモータ識別コードに基づいたモータパラメータを読み出し、制御対象用モータパラメータ記憶手段17に記憶させる設定動作を行う。このステップST5は、パラメータ記憶実行手段23によって実行される。
標準モータで無い場合には、ステップST6へと進む。ステップST6では、上位制御装置5の別のモータパラメータ記憶手段29から制御対象モータ1のモータ識別コードに基づいたモータパラメータを読み出す。そして読み出したモータパラメータを制御用アンプ3の制御対象用モータパラメータ記憶手段17に記憶させる。この設定動作は、パラメータ記憶実行手段23により実行される。
ステップST1においては、上位制御装置5の設定指令発生手段25からの設定指令の入力がないことを判定した場合及びステップST2において制御対象モータ1のモータ識別コードを認識しないときには、ステップST7に進む。ステップST7では、上位制御装置からモータ識別コードが入力されているか否かの判定が行われる。そしてモータ識別コードが入力されていなければ、ステップST8へと進み、モータ識別コードが入力されている場合には、ステップST6へと進む。ステップST6へと進む場合には、ステップST7での判定が実行される前に、通常、操作者は制御対象モータ1を見に行って、そのモータ識別コードを確認したり、設計仕様書から制御対象モータ1のモータ識別コードを確認している。そして上位制御装置5の図示しない操作部を操作して、モータ識別コード出力手段27から、制御対象モータ1のモータ識別コードが出力されるようにしている。ステップST7で、モータ識別コードが確認されれば、前述と同様にステップST6でモータパラメータの設定が実行される。
ステップST7で、上位制御装置5からのモータ識別コードの入力が判定されない場合には、ステップST8で別の上位制御装置7または制御用アンプ3から別の設定指令が入力されていないか否かの判定が実行される。別の上位制御装置7から別の設定指令発生手段35から別の設定指令を出力すること、または制御用アンプ3の別の設定指令内部発生手段39から別の設定指令を出力するか否かは、状況に応じて操作者が決定することになる。例えば、上位制御装置5が無い場合や、故障している場合には、別の上位制御装置7から別の設定指令が出力するように設定される場合がある。また上位制御装置5及び別の上位制御装置7が、いずれも使用できない場合には、制御アンプ3から別の設定指令が出力されるように設定が行われる場合がある。
ステップST8で、別の設定指令の入力が判定された場合には、ステップST9へと進む。ステップST9では、制御対象モータ1がモータ識別コードを通信できるか否かが判定され、通信可能なときにはステップST11に進み、通信不可能な時にはステップST10に進み、その後ステップST12へと進む。ステップST10及びステップST12における動作は、前述のステップST3及びステップST4における動作と同じである。そしてステップST8で別の設定指令の入力が判定されない場合に進むステップST11では、別の上位制御装置7の別のモータ識別コード出力手段37または制御用アンプ3のモータ識別コード内部発生手段41からモータ識別コードが入力されているか否かの判定が行われる。ステップST11でモータ識別コードの入力があることを判定すると、ステップST12へと進む。またステップST11でモータ識別コードの入力がないことを判定すると、ステップST1へと戻る。この場合、ステップST1に戻らずに、モータパラメータの設定ができないことを通報する警報を出力するようにしてもよい。
先に説明したように、図1の実施の形態の変形では、図2に破線で示すように、ステップST7でモータ識別コードの入力を判定した後に、ステップST4へと進む。
上記実施の形態では、制御用アンプ3内に別の設定指令内部発生手段39とモータ識別コード内部発生手段41とを設けたが、図3に示す本発明の第2の実施の形態のように、別の設定指令内部発生手段39とモータ識別コード内部発生手段41を設けないようにしてもよい。図4は、図3の第2の実施の形態を実施する場合に用いるプログラムのアルゴリズムを示すフローチャートである。なお図3には、図1に示したモータ制御装置の各部と対応する部分に、図1の符号に100を加えた符号を付して、各部の説明は省略する。また図4には、図2に示したステップSTの符号に100を加えた符号を付して、説明を省略する。第2の実施の形態では、制御用アンプ103で別の設定指令を出力できない点と、モータ識別コードを出力できない点を除いて、第1の実施の形態と同様の動作を行うことができる。
上記図1の実施の形態では、別の上位制御装置7を用いているが、別の上位制御装置7は必ずしも用いることを必要としない。図5に示した第3の実施の形態は、別の上位制御装置7を用いていない点で第1の実施の形態と相違する。図6は、図5の第3の実施の形態を実施する場合に用いるプログラムのアルゴリズムを示すフローチャートである。なお図5には、図1に示したモータ制御装置の各部と対応する部分に、図1の符号に200を加えた符号を付して、各部の説明は省略する。また図6には、図2に示したステップSTの符号に200を加えた符号を付して、説明を省略する。第3の実施の形態では、別の上位制御装置7から別の設定指令を出力できない点及び別の上位制御装置7からモータ識別コードを出力できない点を除いて、第1の実施の形態と同様の動作を行うことができる。
図7は、本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロック図である。図1に示した第1の実施の形態と図7の第4の実施の形態とを比べると、第4の実施の形態では、別の設定指令内部発生手段39とモータ識別コード内部発生手段41と、別の上位制御装置7を備えていない点、すなわち第4の実施の形態では、上位制御装置5だけを備えている点で相違する。図8は、図7の第4の実施の形態を実施する場合に用いるプログラムのアルゴリズムを示すフローチャートである。なお図7には、図1に示したモータ制御装置の各部と対応する部分に、図1の符号に300を加えた符号を付して、各部の説明は省略する。また図8には、図2に示したステップSTの符号に300を加えた符号を付して、説明を省略する。第4の実施の形態では、別の上位制御装置7から別の設定指令を出力できない点及び別の上位制御装置7からモータ識別コードを出力できない点、並びに制御用アンプ3内部で別の設定指令及びモータ識別コードを出力できない点を除いて、第1の実施の形態と同様の動作を行うことができる。すなわち第1の実施の形態において、上位制御装置5を用いた場合の効果を得ることができる。
本発明に係るモータ制御装置の第1の実施の形態を示したブロック図である。 第1の実施の形態のモータ制御装置で用いるプログラムアルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明に係るモータ制御装置の第2の実施の形態を示したブロック図である。 第2の実施の形態のモータ制御装置で用いるプログラムアルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明に係るモータ制御装置の第3の実施の形態を示したブロック図である。 第3の実施の形態のモータ制御装置で用いるプログラムアルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明に係るモータ制御装置の第4の実施の形態を示したブロック図である。 第4の実施の形態のモータ制御装置で用いるプログラムアルゴリズムを示すフローチャートである。
符号の説明
1、101、201、301 制御対象モータ
3、103、203、303 制御用アンプ
5、105、205、305 上位制御装置
7、107 別の上位制御装置
9、109、209、309 エンコーダ
11、111、211、311 モータ識別コード記憶手段
13、113、213、313 モータ識別コード記憶手段
15、115、215、315 モータパラメータ記憶手段
17、117、217、317 制御対象用モータパラメータ記憶手段
19、119、219、319 パラメータ設定手段
21、121、221、321 コード認識手段
23、123、223、323 パラメータ記憶実行手段
25、125、225、325 設定指令発生手段
27、127、227、327 モータ識別コード出力手段
29、129、229、329 モータパラメータ出力手段
31、131、231、331 入力判定手段
33、133、233、333 コード入力判定手段
35、135 別の設定指令発生手段
37、137 別のモータ識別コード出力手段
39、239 別の設定指令内部発生手段
41、241 モータ識別コード内部発生手段

Claims (7)

  1. 複数種類のモータについて、各モータを識別するためのモータ識別コードと該モータ識別コードに対応するモータパラメータとを記憶するモータパラメータ記憶手段と、
    制御の対象とする制御対象モータのモータパラメータを記憶する制御対象用モータパラメータ記憶手段と、
    前記モータ識別コードに基づいて前記制御対象モータの前記モータパラメータを決定して前記制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる設定動作を行うパラメータ設定手段とを備え、
    前記パラメータ設定手段が、前記制御対象モータに予め記憶されているモータ識別コードを認識するコード認識手段と、認識した前記モータ識別コードに対応した前記モータパラメータを前記モータパラメータ記憶手段から読み出して前記制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させるパラメータ記憶実行手段とを有する制御用アンプを備えたモータ制御装置であって、
    前記制御用アンプに前記モータパラメータの設定動作の開始を指令するための設定指令を発生する設定指令発生手段と、前記制御対象モータの前記モータ識別コードを前記制御用アンプに出力するモータ識別コード出力手段と、モータ識別コード出力手段が出力する前記モータ識別コードと該モータ識別コードに対応するモータパラメータを含む複数の前記モータ識別コードと該複数のモータ識別コードに対応する複数のモータパラメータとを記憶する別のモータパラメータ記憶手段とを備えた上位制御装置を備え、
    前記制御用アンプの前記制御対象用モータパラメータ記憶手段は、不揮発性の記憶手段により構成され、
    前記制御用アンプの前記パラメータ設定手段は、さらに、
    前記上位制御装置から前記設定指令が入力されたか否かを判定する入力判定手段と、
    前記設定指令が入力されていないときに、前記上位制御装置から前記モータ識別コードが入力されたか否かを判定するコード入力判定手段とを更に備え、
    前記パラメータ設定手段では、前記入力判定手段が前記設定指令の入力を判定すると、前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識する動作を開始し、前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識しないときには、前記コード認識手段による認識動作を中止し、前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識したときには、前記パラメータ記憶実行手段が動作を開始し、
    前記パラメータ記憶実行手段は、認識した前記モータ識別コードに対応する前記モータパラメータが前記モータパラメータ記憶手段に無い場合には、認識した前記モータ識別コードに対応する前記モータパラメータを前記上位制御装置の前記別のモータパラメータ記憶手段から読み出す機能と、前記コード入力判定手段が前記上位制御装置から出力された前記モータ識別コードの入力を判定すると、入力された前記モータ識別コードに基づいて前記上位制御装置の前記別のモータパラメータ記憶手段から前記モータ識別コードに対応した前記モータパラメータを読出す機能と、前記別のモータパラメータ記憶手段から読み出した前記モータパラメータを前記制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる機能とを有していることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 複数種類のモータについて、各モータを識別するためのモータ識別コードと該モータ識別コードに対応するモータパラメータとを記憶するモータパラメータ記憶手段と、
    制御の対象とする制御対象モータのモータパラメータを記憶する制御対象用モータパラメータ記憶手段と、
    前記モータ識別コードに基づいて前記制御対象モータの前記モータパラメータを決定して前記制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる設定動作を行うパラメータ設定手段とを備え、
    前記パラメータ設定手段が、前記制御対象モータに予め記憶されているモータ識別コードを認識するコード認識手段と、認識した前記モータ識別コードに対応した前記モータパラメータを前記モータパラメータ記憶手段から読み出して前記制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させるパラメータ記憶実行手段とを有する制御用アンプを備えたモータ制御装置であって、
    前記制御用アンプに前記モータパラメータの設定動作の開始を指令するための設定指令を発生する設定指令発生手段と、前記制御対象モータの前記モータ識別コードを前記制御用アンプに出力するモータ識別コード出力手段と、前記モータ識別コード出力手段が出力する前記モータ識別コードと該モータ識別コードに対応するモータパラメータを含む複数の前記モータ識別コードと該複数のモータ識別コードに対応する複数のモータパラメータとを記憶する別のモータパラメータ記憶手段とを備えた上位制御装置を備え、
    前記制御用アンプの前記制御対象用モータパラメータ記憶手段は、不揮発性の記憶手段により構成され、
    前記制御用アンプの前記パラメータ設定手段は、さらに、
    前記上位制御装置から前記設定指令が入力されたか否かを判定する入力判定手段と、
    前記設定指令が入力されていないときに、前記上位制御装置から前記モータ識別コードが入力されたか否かを判定するコード入力判定手段とを更に備え、
    前記パラメータ設定手段では、前記入力判定手段が前記設定指令の入力を判定すると、前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識する動作を開始し、前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識しないときには、前記コード認識手段による認識動作を中止し、前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識したときには、前記パラメータ記憶実行手段が動作を開始し、
    前記パラメータ記憶実行手段は、認識した前記モータ識別コードに対応する前記モータパラメータが前記モータパラメータ記憶手段に無い場合には、認識した前記モータ識別コードに対応する前記モータパラメータを前記上位制御装置の前記別のモータパラメータ記憶手段から読み出す機能と、前記コード入力判定手段が前記上位制御装置から出力された前記モータ識別コードの入力を判定したときに、入力された前記モータ識別コードに対応する前記モータパラメータが前記モータパラメータ記憶手段に記憶されていれば、前記モータパラメータ記憶手段から対応する前記モータパラメータを読み出す機能と、入力された前記モータ識別コードに対応する前記モータパラメータが前記モータパラメータ記憶手段に記憶されていないときには、入力された前記モータ識別コードに基づいて前記上位制御装置の前記別のモータパラメータ記憶手段から前記モータ識別コードに対応した前記モータパラメータを読出す機能と、前記モータパラメータ記憶手段または前記別のモータパラメータ記憶手段から読み出した前記モータパラメータを前記制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる機能とを有していることを特徴とするモータ制御装置。
  3. 前記制御用アンプに前記モータパラメータの設定動作の開始を指令する別の設定指令を発生する別の設定指令発生手段と、前記制御用アンプの前記モータパラメータ記憶手段に記憶されている複数のモータ識別コードと同じ複数のモータ識別コードの中から選択した、前記制御対象モータのモータ識別コードを前記制御用アンプに出力する別のモータ識別コード出力手段とを備えた別の上位制御装置を更に備え、
    前記パラメータ設定手段の前記入力判定手段は、前記上位制御装置からの前記設定指令の入力を判定しない場合及び前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識しないときには、前記別の上位制御装置から前記別の設定指令が入力されたか否かを判定する機能を有し、
    前記パラメータ設定手段の前記コード入力判定手段は、前記別の上位制御装置から前記別の設定指令が入力されていないときに前記別の上位制御装置の前記別のモータ識別コード出力手段から前記モータ識別コードが出力されているか否かを判定する機能を有し、
    前記パラメータ設定手段は、前記入力判定手段が前記別の設定指令が入力されたことを判定すると、前記コード認識手段で前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識する動作を開始し、前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識しないときには、前記コード認識手段による認識動作を中止し、前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識したときには、前記パラメータ記憶実行手段が動作を開始し、
    さらに前記パラメータ記憶実行手段は、前記コード入力判定手段が前記別のモータ識別コード出力手段からの前記モータ識別コードの入力を判定したときで、該モータ識別コードに対応する前記モータパラメータが前記モータパラメータ記憶手段にあるときには、対応する前記モータパラメータを前記制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる機能を更に有していることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記制御用アンプに前記モータパラメータの設定動作の開始を指令する別の設定指令を発生する別の設定指令発生手段と、前記制御用アンプの前記モータパラメータ記憶手段に記憶されている複数のモータ識別コードと同じ複数のモータ識別コードの中から選択した、前記制御対象モータのモータ識別コードを前記制御用アンプに出力する別のモータ識別コード出力手段とを備えた別の上位制御装置を更に備え、
    前記制御用アンプは、設定者の操作により、前記別の設定指令を前記制御用アンプの内部で発生する別の設定指令内部発生手段と、前記操作者の操作により前記モータ識別コードを前記制御用アンプの内部で発生するモータ識別コード内部発生手段とを更に備えており、
    前記パラメータ設定手段の前記入力判定手段は、前記上位制御装置からの前記設定指令の入力を判定しない場合及び前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識しないときには、前記別の上位制御装置または前記別の設定指令内部発生手段から前記別の設定指令が入力されたか否かを判定する機能を有し、
    前記パラメータ設定手段の前記コード入力判定手段は、前記別の上位制御装置から前記別の設定指令が入力されていないときに、前記別の上位制御装置の前記別のモータ識別コード出力手段または前記モータ識別コード内部発生手段から前記モータ識別コードが出力されているか否かを判定する機能を有し、
    前記パラメータ設定手段は、前記入力判定手段が前記別の設定指令が入力されたことを判定すると、前記コード認識手段で前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識する動作を開始し、前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識したときには、前記パラメータ記憶実行手段が動作を開始し、
    さらに前記パラメータ記憶実行手段は、前記コード入力判定手段が前記別のモータ識別コード出力手段または前記モータ識別コード内部発生手段からのモータ識別コードの入力を判定したときで、該モータ識別コードに対応するモータパラメータが前記モータパラメータ記憶手段にあるときには、対応するモータパラメータを前記制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる機能を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載のモータ制御装置。
  5. 前記制御用アンプは、設定者の操作により、前記別の設定指令を前記制御用アンプの内部で発生する別の設定指令内部発生手段と、前記操作者の操作により前記モータ識別コードを前記制御用アンプの内部で発生するモータ識別コード内部発生手段とを更に備えており、
    前記パラメータ設定手段の前記入力判定手段は、前記上位制御装置からの前記設定指令の入力を判定しない場合及び前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識しないときには、前記別の設定指令内部発生手段から前記別の設定指令が入力されたか否かを判定する機能を有し、
    前記パラメータ設定手段の前記コード入力判定手段は、前記別の上位制御装置から前記別の設定指令が入力されていないとき前記モータ識別コード内部発生手段から前記モータ識別コードが出力されているか否かを判定する機能を有し、
    前記パラメータ設定手段は、前記入力判定手段が前記別の設定指令が入力されたことを判定すると、前記コード認識手段で前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識する動作を開始し、前記コード認識手段が前記制御対象モータの前記モータ識別コードを認識したときには、前記パラメータ記憶実行手段が動作を開始し、
    さらに前記パラメータ記憶実行手段は、前記コード入力判定手段が前記モータ識別コード内部発生手段からのモータ識別コードの入力を判定したときで、該モータ識別コードに対応するモータパラメータが前記モータパラメータ記憶手段にあるときには、対応するモータパラメータを前記制御対象用モータパラメータ記憶手段に記憶させる機能を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載のモータ制御装置。
  6. 前記上位制御装置が、汎用のコンピュータである請求項1または2に記載のモータ制御装置。
  7. 前記別の上位制御装置が、制御用アンプに対して専用に開発された専用コントローラである請求項3に記載のモータ制御装置。
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