JP2002148526A - 顕微鏡装置 - Google Patents

顕微鏡装置

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JP2002148526A
JP2002148526A JP2000337934A JP2000337934A JP2002148526A JP 2002148526 A JP2002148526 A JP 2002148526A JP 2000337934 A JP2000337934 A JP 2000337934A JP 2000337934 A JP2000337934 A JP 2000337934A JP 2002148526 A JP2002148526 A JP 2002148526A
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JP2000337934A
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Katsumi Ogino
克美 荻野
Yasushi Ogiwara
康史 荻原
Chikaya Iko
知加也 伊香
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Nikon Corp
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/18Arrangements with more than one light path, e.g. for comparing two specimens

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、操作性及び観察環境の優れた箱型
の顕微鏡装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 筐体(10a,10d,10c,20
a,30a)の内部に、試料(10A)を支持する支持
部材(11)と、前記試料上の一部の領域の像を生成す
る第1の光学系(17a,17b,14a,14b)
と、前記第1の光学系が生成した像を光電検出する第1
の撮像手段(18)と、前記試料上の全体像を生成する
第2の光学系(17c)と、前記第2の光学系が生成し
た全体像を光電検出する第2の撮像手段(18)とを収
納したことを特徴とする。第1の光学系の他に、全体画
像を取得するための専用の光学系(第2の光学系)を設
けたので、全体画像は迅速に取得される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体内に光学系を
収納してなる顕微鏡装置(以下、「箱型の顕微鏡装置」
と称す。)に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−271794号公報に記載さ
れている箱型の顕微鏡装置は、筐体内に全ての光学系を
収納してその外形を箱型とすることで配置場所の自由度
を高めたものである。したがって、例えばその配置場所
を足下として卓上を自由に使えるようにすることも可能
である。
【0003】但し、この配置方法を採用すると、接眼レ
ンズを直接覗くためには観察者が不自然な姿勢(人間工
学的に好ましくない姿勢)を強いられるので、箱型の顕
微鏡装置が生成する試料上の微小領域の光学像(顕微鏡
像)は、筐体の内部に配置された撮像素子により電子化
され、卓上などの目視し易い位置に置かれたモニタ上に
表示される。
【0004】また、試料ステージを移動させたり観察倍
率を変更したりする際にも観察者が不自然な姿勢を強い
られることが無いよう、これら移動や変更をするための
機構は電動化され、卓上に配置されたキーボードやマウ
スなどを介して操作することが可能になっている。
【0005】ここで一般に、顕微鏡の使用時は、試料上
の所望の観察ポイントの顕微鏡像を得るまでに、低倍率
の観察倍率を設定して試料上の広範囲を目視しつつ、そ
の微小領域が光学系の視野中心に捉えられるように試料
ステージを微動させながら、徐々に高倍率の観察倍率を
設定していくという作業を要す。当然ながらこの作業中
には、現在見えている顕微鏡像が試料上のどの辺りを示
しているのかを確認する要求が生じる。
【0006】そのような場合、通常の顕微鏡であれば、
観察者が接眼レンズから目を離して、試料ステージと対
物レンズとの位置関係を目視することによっておおよそ
の確認を行うことが可能である。しかし、その全体が筐
体に囲われている箱型の顕微鏡装置は、その確認をする
ことができない。
【0007】そこで箱型の顕微鏡装置には、顕微鏡像だ
けでなく、試料の全体画像についてもモニタ上に表示す
るべく、その全体画像の画像データを自動的に取得する
機能が付加されている。因みに、従来この機能は、筐体
の試料挿脱口に形成されたライン状のダイオードアレイ
が、外部から挿入される試料上を走査することにより達
成していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
に電動化されコンピュータなどの情報機器との親和性が
図られた箱型の顕微鏡装置においても、第1に、全体画
像の表示までに時間がかかる、第2に、配置場所によっ
ては、人の歩行などにより光学系が振動してモニタ表示
された画像が乱れる可能性がある、といった問題が残さ
れており、使用感はあまり良好ではない。
【0009】そこで本発明は、操作性及び観察環境の優
れた箱型の顕微鏡装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下、後述する実施形態
における各要素との対応関係を示す符号を、括弧内に記
す。但し、この符号は、本発明を限定するものではな
い。
【0011】請求項1に記載の顕微鏡装置(10,2
0,30,40)は、筐体(10a,10d,10c,
20a,30a)の内部に、試料(10A)を支持する
支持部材(11)と、前記試料上の一部の領域の像を生
成する第1の光学系(17a,17b,14a,14
b)と、前記第1の光学系が生成した像を光電検出する
第1の撮像手段(18)と、前記試料上の全体像を生成
する第2の光学系(17c)と、前記第2の光学系が生
成した全体像を光電検出する第2の撮像手段(18)と
を収納したことを特徴とする。第1の光学系の他に、全
体画像を取得するための専用の光学系(第2の光学系)
を設けたので、全体画像は迅速に取得される。
【0012】請求項2に記載の顕微鏡装置は、請求項1
に記載の顕微鏡装置において、前記第1の撮像手段と前
記第2の撮像手段とは、同一箇所に配置された同一の撮
像手段であり、かつ、前記筐体の内部に、前記試料から
前記第1の光学系を介して前記撮像手段へと向かう第1
の光路と、前記試料から前記第2の光学系を介して前記
撮像手段へと向かう第2の光路とを切り替える切り替え
機構(117,127)を設けたことを特徴とする。こ
のように、顕微鏡像の詳細画像を取得するための撮像手
段を、全体画像の取得時にも兼用すれば、部品点数の増
加が抑えられる。
【0013】請求項3に記載の顕微鏡装置は、請求項2
に記載の顕微鏡装置において、前記切り替え機構を駆動
して前記第1の光路と前記第2の光路との双方を順に確
保することによって、前記撮像素子に対し前記一部の領
域の像と前記全体像との双方を順に光電検出させる切り
替え制御手段(50,29)を備えたことを特徴とす
る。したがって、全体画像と顕微鏡像の詳細画像とが自
動的に得られる。
【0014】請求項4に記載の顕微鏡装置は、請求項1
〜請求項3の何れか1項に記載の顕微鏡装置において、
前記光電検出された前記一部の領域の像と前記全体像と
を表示装置(60,21)に表示させると共に、その表
示された全体像上において前記一部の領域の像に対応す
る箇所に所定のマーク(73)を付加する表示制御手段
(50,29)を備えたことを特徴とする。操作者は、
表示装置に表示された全体像上のマーク位置によって、
試料上における現在の観察ポイントを容易に認識するこ
とができる。
【0015】請求項5に記載の顕微鏡装置は、筐体(1
0a,10d,10c,20a,30a)の内部に、試
料(10A)を支持する支持部材(11)と、前記試料
上の一部の領域の像を生成する光学系(17a,17
b,14a,14b)と、前記光学系が生成した一部の
領域の像を光電検出する撮像手段(18)とを備え、か
つ、前記筐体は、フレーム構造をしており、前記支持部
材、前記光学系、前記撮像手段は、防振機構(41)を
介してフレーム(10c)に固定されていることを特徴
とする。
【0016】したがって、顕微鏡装置に対し外部から加
えられる振動は、防振機構にて吸収され、顕微鏡装置の
各光学系や各機構には伝わらず、この結果、振動による
顕微鏡像の乱れが防止される。その結果、顕微鏡装置の
配置場所に自由度が増す。また、振動による悪影響が抑
えられるため、顕微鏡装置のサイズをタワー型のコンピ
ュータのように垂直方向に増加させることも可能とな
り、顕微鏡装置の内部における光学系や機構の配置自由
度も増す。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について説明する。 [第1実施形態]先ず、図1、図2、図3、図4、図
5、図6、図7に基づいて本発明の第1実施形態につい
て説明する。
【0018】(構成)図1は、本実施形態の顕微鏡シス
テム1(及び後述する顕微鏡システム4)の全体構成図
である。図2は、顕微鏡システム1を構成する顕微鏡装
置10の鳥瞰図、図3は、顕微鏡装置10の構成図であ
る。図1に示すように、顕微鏡システム1は、顕微鏡装
置10、ホストコンピュータ50、表示装置60、キー
ボードやマウス等の入力装置70を備えている。ホスト
コンピュータ50、表示装置60、入力装置70は、作
業ベンチ80の上に載置され、顕微鏡装置10は、作業
ベンチ80の下の床上に載置される。
【0019】ホストコンピュータ50の内部には、顕微
鏡装置10の制御ボード、CPU、メモリ、などが備え
られる。このホストコンピュータ50には、GUI(Gr
aphical User Interface)が搭載されており、ホストコ
ンピュータ50が表示装置60に表示する画像には、顕
微鏡画像の他、操作者による各種の入力を受け付けるた
めの画像も含まれ、操作者は表示装置60を目視しつつ
入力装置70を介して各種の指示を入力し、顕微鏡装置
10に対して各種の指示を与えることができる。
【0020】一方、本実施形態の顕微鏡装置10は、図
1、図2、図3にも示すように、箱型の筐体10a内に
各光学系を収納してなる。ここで、筐体10aは、図4
に示すように、立方体状に組み合わされたフレーム(台
枠)10cとそのフレーム10cを外側から覆うカバー
(化粧板)10dとからなる(図では、カバー10dが
2側面分しか表されていないが、少なくとも各側面と上
面とに形成される。)。
【0021】なお、フレーム10cは、少なくとも、筐
体10aの底部において方形状に組み合わされた枠と、
その枠の4隅から垂直方向に上部にまで延びる4つの支
柱を有していることが、筐体10aの縦方向の剛性を強
め耐震性を高める点で好ましい。
【0022】このような筐体10a内において、被検物
試料10Aを支持する試料ステージ11は、図3に示す
ように、その支持面が水平(以下、XY平面とする。)
に保たれる。ここで、試料ステージ11は、水平面内の
所定方向(以下、X方向とする。)のストローク(最大
移動量)が十分に長くとられ、そのX方向の移動によっ
て、被検物試料10Aを通常の顕微鏡画像読み取り領域
E1から筐体10aの外部へ向けて給送すること、及び
その反対に筐体10aの外部から顕微鏡画像読み取り領
域E1に向けて給送することが可能である。
【0023】筐体10a(カバー10d)において試料
ステージ11の給送路に当接する箇所には、その試料ス
テージ11が筐体10aの内外に挿脱できるよう、開閉
自在の挿脱口10bが形成されている。なお、顕微鏡画
像読み取り領域E1から挿脱口10bへと至る給送路
は、全体画像読み取り領域E2(後述)が確保されるよ
うに、十分に長くとられる。
【0024】また、本実施形態では、試料ステージ11
のX方向のストロークを長くとる代わりに、被検物試料
10Aを掴み、かつその被検物試料10Aを、顕微鏡画
像読み取り領域E1に配置された試料ステージと挿脱口
10bとの間で移動させるハンドリング機構(所謂ロボ
ットアーム)を設けてもよい。但し、ストロークを長く
とる方が、特別な機構を設けることなく簡単に実施でき
る点で好ましい。
【0025】筐体10aの内部には、また、互いに異な
る倍率で顕微鏡像を生成するための複数の対物レンズ
(高倍率の対物レンズ14a、低倍率の対物レンズ14
b)を装着すると共にそのうちの何れか1つを前記顕微
鏡画像読み取り領域E1に対向させる対物レンズホルダ
部15、互いに異なる複数の結像光学系(高倍率の詳細
画像観察光学系17a、低倍率の詳細画像観察光学系1
7b、全体画像読み取り光学系17c)を支持すると共
に、そのうちの何れか1つを被検物試料10Aから撮像
部18(後述)へと至る所定の光路に挿入する光学系支
持部17、所定位置に配置されかつその撮像面上に形成
された光学像を撮像して画像データを生成する撮像部1
8、試料ステージ11上を対物レンズ14a,14bと
は反対の側から照明する透過照明部16などが備えられ
る。
【0026】ここで、光学系支持部17が支持する光学
系のうち、高倍率の詳細画像観察光学系17a、及び低
倍率の詳細画像観察光学系17bが挿入される光路は、
対物レンズ14a,14bのうち顕微鏡画像読み取り領
域E1に対向している対物レンズから、撮像部18へと
至る光路である。これら高倍率の詳細画像観察光学系1
7a、低倍率の詳細画像観察光学系17bは、その対物
レンズを介して得られる光束を、互いに異なる倍率で結
像する結像光学系である。
【0027】一方、全体画像読み取り光学系17cが挿
入される光路は、顕微鏡画像読み取り領域E1と挿脱口
10bとの間に給送路に相当する、全体画像読み取り領
域E2から、撮像部18へと至る光路である。この全体
画像読み取り光学系17cは、全体画像読み取り領域E
2の光学像を生成する結像光学系である。
【0028】しかも、図5に示すように、全体画像読み
取り光学系17cの視野範囲e1は、高倍率の対物レン
ズ14aと低倍率の対物レンズ14bの何れか一方と、
高倍率の詳細画像観察光学系17aと低倍率の詳細画像
観察光学系17bとの何れか一方とにより設定される視
野範囲よりも格段に広く、被検物試料10Aのほぼ半分
の領域を一度に包含できるような広さである。また、全
体画像読み取り光学系17cはその焦点深度が長い、す
なわち焦点調節を要すことなく被検物試料10Aの光学
像を撮像部18の撮像面上に生成することができる、所
謂固定焦点型の結像光学系である。
【0029】また、図3に戻り、透過照明部16には、
光源ランプ16a、減光フィルタ16b、特殊フィルタ
16c、視野絞り16d、開口絞り16e等が備えられ
る。この透過照明部16は、光源ランプ16aから出射
された照明光を、減光フィルタ16b、特殊フィルタ1
6c、視野絞り16d、開口絞り16e、及び所定の光
学系を介して、顕微鏡画像読み取り領域E1に導く。
【0030】但し、本実施形態の透過照明部16は、顕
微鏡画像読み取り領域E1だけでなく、全体画像読み取
り領域E2をも照明することができる。すなわち、透過
照明部16は、光源ランプ16aの他に全体画像読み取
り領域E2を照明する光源ランプ16a’を備えるか、
又は、光源ランプ16aから出射された照明光を、顕微
鏡画像読み取り領域E1だけでなく、全体画像読み取り
領域E2にも導くことができるよう構成されている。
【0031】なお、透過照明部16内の減光フィルタ1
6bは、減光度の異なる複数種の減光部を有しており、
前記照明光の減光度を変更することができるように構成
される。例えば減光フィルタ16bは回動可能なホルダ
とそのホルダの円周方向に配置された複数種の減光部と
からなり、その回動により各減光部を照明光の光束に挿
抜することで減光度を変化させる。
【0032】また、特殊フィルタ16cは、光学特性の
異なる複数種のフィルタ部(例えば単色干渉フィルタと
色温度補正フィルタとの2種類)を有しており、照明光
の波長スペクトル分布を変更することができるように構
成される。例えば特殊フィルタ16cは回動可能なホル
ダとそのホルダの円周方向に配置された複数種のフィル
タ部とからなり、その回動により各フィルタ部を照明光
の光束に挿抜することで波長スペクトル分布を変化させ
る。
【0033】また、視野絞り16dは、照明光の視野絞
り径を拡縮する。例えば視野絞り16dは写真用カメラ
などに適用されている絞りと同様の複数枚の羽とカム機
構とからなり、そのカム機構の駆動により視野絞り径を
変化させる。また、開口絞り16eは、照明光の開口絞
り径を拡縮する。例えば開口絞り16eは写真用カメラ
などに適用されている絞りと同様の複数枚の羽とカム機
構とからなり、そのカム機構の駆動により開口絞り径を
変化させる。
【0034】また、上記した試料ステージ11は、X方
向の他に、Y方向、Z方向(Z方向は顕微鏡画像読み取
り領域E1に対向している対物レンズの光軸方向でもあ
る。)のそれぞれにも移動可能に構成されている。例え
ば試料ステージ11はラックアンドピニオンギヤ等のギ
ヤ機構と載物台とからなり、そのギヤ機構の駆動により
移動可能である。
【0035】また、対物レンズホルダ部15は、例えば
複数の対物レンズ14a,14bを装着するターレット
と、位置決め落ち込みクリック機構を介してターレット
をステップ状に回動させるギヤ機構とからなり、そのギ
ヤ機構の駆動により顕微鏡画像読み取り領域E1に対向
させるべき対物レンズを、対物レンズ14a,14bと
の間で切り替える。
【0036】また、光学系支持部17は、例えば、高倍
率の詳細画像観察光学系17a、低倍率の詳細画像観察
光学系17b、全体画像読み取り光学系17cをY方向
(水平方向)に並べて支持する支持部材(図3では、構
造を明確とするためにZ方向に並べたものを示してい
る。)と、その支持部材をY方向(水平方向)にスライ
ドさせるガイド機構とからなり、そのガイド機構の駆動
により、光路に挿入すべき結像光学系を、高倍率の詳細
画像観察光学系17a、低倍率の詳細画像観察光学系1
7b、全体画像読み取り光学系17cとの間で切り替え
る。
【0037】以上、筐体10a内に収納された各部は、
ホストコンピュータ50(図1参照)の指示下で駆動さ
れ、かつその状態がホストコンピュータ50によって検
出される。すなわち、減光フィルタ16bには減光フィ
ルタ16bを回動させるアクチュエータ116b及びそ
の回動位置を検出する位置センサ126b(例えばDC
モータとポテンショメータとの組み合わせ等からなる)
が設けられ、特殊フィルタ16cには、特殊フィルタ1
6cを回動させるアクチュエータ116c及びその回動
位置を検出する位置センサ126c(例えばDCモータ
とポテンショメータとの組み合わせ等からなる)が設け
られ、視野絞り16dには、カム機構を駆動するアクチ
ュエータ116d及びその位置を検出する位置センサ1
26d(例えばDCモータとポテンショメータとの組み
合わせ等からなる)が設けられ、開口絞り16eには、
カム機構を駆動するアクチュエータ116e及びその位
置を検出する位置センサ126e(例えばDCモータと
ポテンショメータとの組み合わせ等からなる)が設けら
れ、試料ステージ11には、ギヤ機構を駆動するアクチ
ュエータ115及びその位置を検出する位置センサ12
5(例えばステップモータと原点センサとの組み合わせ
等からなる)が設けられ、対物レンズホルダ部15に
は、ギヤ機構を駆動するアクチュエータ111及びその
位置を検出する位置センサ121(DCモータとポテン
ショメータとの組み合わせ等からなる)が設けられ、光
学系支持部17には、ガイド機構を駆動するアクチュエ
ータ117及びその位置を検出する位置センサ127
(DCモータとポテンショメータとの組み合わせ等から
なる)が設けられる。
【0038】さらに、光源ランプ16a(16a’),
アクチュエータ116b,116c,116d,116
e,115,111,117,位置センサ126b,1
26c,126d,126e,125,121,12
7,及び撮像部18は、コネクタ19を介してホストコ
ンピュータ50の制御ボードに電気的に接続される。そ
して、ホストコンピュータ50内には、以下に説明する
顕微鏡装置10の制御処理(図6参照)をCPUに行わ
せるためのプログラムが、不図示の記憶装置などに予め
格納されている。
【0039】(動作)図6は、ホストコンピュータ50
(CPU)の動作フローチャートである。ホストコンピ
ュータ50は、電源が投入され、このプログラムが起動
されると、先ず表示装置60に対し図7に示すような操
作画面を表示し始める(ステップS1)。
【0040】この操作画面の表示に当たりホストコンピ
ュータ50は、顕微鏡装置10内の設定内容を参照する
と共に、その設定内容を操作画面の表示内容(各操作釦
の選択状態など)に反映させる。本実施形態では、この
操作画面に、試料挿脱釦71が配置されている。操作者
は、入力装置70を介してその試料挿脱釦71を選択す
ることにより、顕微鏡装置10の挿脱口10bを開ける
ことができる。
【0041】図6において、ホストコンピュータ50
は、試料挿脱釦71が選択されたことを認識すると(ス
テップS2YES)、試料ステージ11をX方向に移動さ
せ、操作者が手指で被検物試料10Aを載置できるよう
(図2参照)試料ステージ11を挿脱口10bの外部に
突出させる(ステップS3)。操作者は、被検物試料1
0Aを試料ステージ11に載置すると、再び試料挿脱釦
71を選択することにより、挿脱口10bを閉じること
ができる。
【0042】この時点で試料挿脱釦71が選択されたこ
とを認識すると(ステップS4YES)、ホストコンピュ
ータ50は、試料ステージ11をX方向に移動させ、被
検物試料10Aが全体画像読み取り領域E2に位置する
状態で停止させると共に、光学系支持部17に対し全体
画像読み取り光学系17cを設定する(ステップS
5)。なお、先に示した図5は、この状態における全体
画像読み取り光学系17cの視野範囲e1と被検物試料
10Aとの位置関係を示している。
【0043】ステップS6において、ホストコンピュー
タ50は、例えば特開平10−333056号に開示さ
れているように、試料ステージ11をステップ状に移動
させながら各位置における各画像データを撮像部18か
ら取り込み、それら画像データを繋ぎ合わせることによ
り被検物試料10Aの全体画像の画像データを生成し、
表示装置60の操作画面上に表示する。なお、このとき
に、全体画像読み取り領域E2は、全体画像を得るのに
十分な明るさで照明されている。
【0044】特に、全体画像読み取り光学系17cの視
野範囲e1は、図5に示すように十分に大きいので、本
実施形態におけるこのステップ数は2となる。すなわ
ち、ホストコンピュータ50は、先ず、全体画像読み取
り光学系17cの視野範囲e1が被検物試料10Aの反
挿脱口側の半分の領域を包含する位置に試料ステージ1
1を停止させ、かつそのときに撮像部18を駆動して画
像データを取り込み、その後、全体画像読み取り光学系
17cの視野範囲e1が被検物試料10Aの挿脱口側の
残りの半分の領域を包含する位置に試料ステージ11を
停止させ、かつそのときに撮像部18を駆動して画像デ
ータを取り込み、さらに、取り込んだ2つの画像データ
を繋ぎ合わせることにより被検物試料10Aの全体画像
を生成して表示装置60の操作画面上に表示する。
【0045】このように、全体画像を取得するために、
視野範囲の大きい全体画像読み取り光学系17cを設け
たので、全体画像の取得は迅速に完了する。しかも、本
実施形態では、全体画像読み取り光学系17cを、高倍
率の詳細画像観察光学系17a、低倍率の詳細画像観察
光学系17bと切り替え可能とすることで、後述する詳
細画像を取得するための撮像部18を、この全体画像の
取得時にも兼用しているので、部品点数の増加が抑えら
れている。
【0046】なお、図7において符号72で示すのは、
このようにして表示された全体画像である。以後、操作
画面には、特に操作者からの非表示の指示がない限りこ
の全体画像72が表示され続ける(以上ステップS
6)。すなわち、以上ステップS4〜S6におけるホス
トコンピュータ50の動作によれば、操作者は、被検物
試料10Aを試料ステージ11に載置して、試料挿脱釦
71を選択するだけで、全体画像72を表示装置60に
表示させることができる。
【0047】次いで、ホストコンピュータ50は、試料
ステージ11をX方向に移動させ、被検物試料10Aが
顕微鏡画像読み取り領域E1に位置する状態で停止させ
ると共に、操作画面(図7参照)上の各操作釦の状態に
応じて、光学系支持部17に対し、高倍率の詳細画像観
察光学系17a、低倍率の詳細画像観察光学系17bの
うち何れかの光学系を設定する(ステップS7)。
【0048】因みに、光学系支持部17の設定は、操作
画面上のラジオ釦75(観察倍率を設定するためのラジ
オ釦である。)の選択状態に応じて行われる。さらに、
ホストコンピュータ50は、操作画面上の各操作釦が調
整される毎に(ステップS8YES)、適宜顕微鏡装置1
0の設定内容を変更する(ステップS9)。
【0049】特に、本実施形態では、図7に示すよう
に、操作者が操作画面において全体画像72上の所望の
観察ポイントを十字カーソル73などにより指定する
と、現在設定されている対物レンズ光軸がその観察ポイ
ントに一致するよう試料ステージ11XY方向に移動さ
せ、さらに試料ステージ11をZ方向に移動させて焦点
調節を行い、その後撮像部18を駆動して詳細画像(こ
れは、前述の全体画像と異なり、観察ポイントの拡大画
像すなわち顕微鏡画像である。)の画像データを取り込
み操作画面上に表示する。
【0050】なお、図7において符号74で示すのが、
このようにして表示された詳細画像である。すなわち、
操作者は、所望の観察ポイントを、全体画像72上で指
定するだけで、その観察ポイントの詳細画像74を簡単
に得ることができる。また、操作者は、全体画像72上
のカーソル73の位置により、被検物試料10A上にお
ける現在の観察ポイントを容易に認識することができ
る。
【0051】なお、焦点調節は、例えばビデオカメラな
どで公知である、撮像部18により取り込まれた画像信
号の強度を基にした山登り方式などにて容易に実現可能
である。また、焦点調節をするための移動対象は、試料
ステージ11でなくても、対物レンズ側の光学系として
もよい。また、このステップS8,S9における操作
者、ホストコンピュータ50のその他の動作は次の通り
である。
【0052】操作画面上の操作釦としては、上記したも
のの他に、特殊フィルタ16cの種類を操作者に選択さ
せるラジオ釦76、スライダ群77などがあり、スライ
ダ群77には、光源ランプ16aの電圧を操作者に調整
させるランプ調整バー77a、減光フィルタ16bの減
光度を操作者に選択させる減光度調整バー77b、視野
絞り16dの絞り径を操作者に調整させる視野絞り調整
バー77d、開口絞り16eの絞り径を操作者に調整さ
せる開口絞り調整バー77e、試料ステージ11のX方
向の位置を操作者に調整させるX位置調整バー77x、
試料ステージ11のY方向の位置を操作者に調整させる
Y位置調整バー77y、焦点調節を操作者に行わせる焦
点調整バー77z、ディジタルズームを操作者に行わせ
るズーム調整バー77fなどが含まれる。
【0053】操作者は、焦点調整バー77zを操作する
ことにより試料ステージ11をZ方向に移動させて焦点
調節を行い、その後X位置調整バー77x、Y位置調整
バー77yを操作することにより試料ステージ11をX
方向とY方向とに移動させて対物レンズの視野範囲内に
所望の観察ポイントを納める。そして、必要に応じて、
観察倍率を低倍率に設定して、その後焦点調整バー77
zを操作して焦点調節し、その後ラジオ釦75を選択し
て観察倍率を高倍率に設定して、再び焦点調整バー77
zを微調整して焦点調節をすることもある。次いで、詳
細画像74の明るさが適当でないと判断した場合には、
操作者はランプ調整バー77aと減光度調整バー77b
との一方又は双方を操作することにより照明光の輝度を
調整する。さらに詳細画像74に満足しないと判断し、
観察ポイント以外にも照明光が照射されており、そこか
らの散乱光が詳細画像74の質を損ねていると判断した
場合には、操作者は視野絞り調整バー77dを操作して
視野絞り16dの絞り径を小さくして観察ポイント以外
にはなるべく照明光が照射されないよう調整する。さら
に、XY方向の解像力をやや犠牲にしてもコントラスト
を優先させたい場合には、開口絞り調整バー77eを操
作して開口絞りの絞り径を小さくすることが有効とな
る。すなわち操作者は、詳細画像74のXY方向の解像
力とコントラストとの兼ね合いを判断しながら、開口絞
り16eの絞り径を最適と思われる値に設定する。さら
に、開口絞り16eの絞り径が変化すると詳細画像74
の明るさも変化するので、ランプ調整バー77aと減光
度調整バー77bとの一方又は双方を操作することによ
り照明光の輝度を再調整する。また、操作者は、ズーム
調整バー77fを調整することで詳細画像74を任意の
大きさにすることもできる。
【0054】一方、ホストコンピュータ50は、ラジオ
釦76の選択状態に応じてアクチュエータ116cを駆
動して特殊フィルタ16cのフィルタ種類を変化させ、
ランプ調整バー77aの操作に応じて光源ランプ16a
に与える駆動電圧を変化させ、減光度調整バー77bの
操作に応じてアクチュエータ116bを駆動して減光フ
ィルタ16bの減光度を変化させ、視野絞り調整バー7
7dの操作に応じてアクチュエータ116dを駆動して
視野絞り16dの絞り径を変化させ、開口絞り調整バー
77eの操作に応じてアクチュエータ116eを駆動し
て開口絞り16eの絞り径を変化させ、X位置調整バー
77x及びY位置調整バー77yの操作に応じてアクチ
ュエータ115を駆動して試料ステージ11のX方向及
びY方向の位置を変化させ、ラジオ釦75の選択状態に
応じてアクチュエータ111、117を駆動して観察倍
率を変化させ、焦点調整バー77zの操作に応じてアク
チュエータ115を駆動して試料ステージ11のZ方向
の位置を変化させ、ズーム調整バー77fの操作に応じ
て詳細画像74の画像データに画像拡大/縮小の画像処
理を行う。なお、ホストコンピュータ50は、必要に応
じて位置センサ126b,126c,126d,126
e,125,121,127からの出力を監視しながら
上記動作を行う。
【0055】以上のようにして観察作業が終了すると、
操作者は、試料挿脱釦71を選択することにより、顕微
鏡装置10の挿脱口10bを開けて、被検物試料10A
を顕微鏡装置10から取り出すことができる。すなわ
ち、この時点で試料挿脱釦71が選択されたことを認識
すると(図6ステップS10YES)、ホストコンピュー
タ50は、試料ステージ11をX方向に移動させ、操作
者が手指で被検物試料10Aを取り出せるよう(図2参
照)試料ステージ11を挿脱口10bの外部に突出させ
る(ステップS11)。
【0056】操作者が、被検物試料10Aを取り出した
後、再び試料挿脱釦71を選択すると(ステップS12
YES)、ホストコンピュータ50は、試料ステージ11
をX方向に移動させて、顕微鏡装置10内に収納する
(ステップS13)。その後、操作者は、ホストコンピ
ュータ50においてプログラムをシャットダウンした
後、顕微鏡装置10及びホストコンピュータ50の電源
をオフする。
【0057】なお、本実施形態では、表示装置60上に
配置された試料挿脱釦71に代えて(又は加えて)、筐
体10aの外側面における挿脱口10bの近傍に試料挿
脱釦78(図2参照)を設けてもよい。因みに、本実施
形態では、顕微鏡操作と観察の全てを操作画面上で行う
ことを前提としているため接眼レンズを省略している
が、近年の個体撮像素子の急速な高画素化に伴い電子画
像の画質が接眼観察(接眼レンズを介して行われる観
察)のそれに匹敵するものとなるために、このような省
略が現実的となる。
【0058】[第2実施形態]次に、図8、図9に基づ
いて本発明の第2実施形態について説明する。図8は、
本実施形態の顕微鏡システム2の全体構成図である。図
9は、顕微鏡システム2を構成する顕微鏡装置20の構
成図である。図8に示すように、顕微鏡システム2は、
第1実施形態の顕微鏡システム1において、ホストコン
ピュータ50、表示装置60を省略すると共に、顕微鏡
装置10に代えて顕微鏡装置20を備えたものに等し
い。また、顕微鏡装置20は、作業ベンチ80の上に配
置されている。
【0059】図8及び図9に示すように、顕微鏡装置2
0には、顕微鏡装置10と同様、筐体20a内に各光学
系及び各機構が収納されているが、それらと共に、制御
部29及び表示装置21を内蔵している点で顕微鏡装置
10とは異なる。制御部29は、第1実施形態のホスト
コンピュータ50と同様の機能を有した回路基板、電源
などからなる。
【0060】表示装置21は、第1実施形態の表示装置
60と同様の機能を有し、かつその表示画面を筐体20
aの側面に配置した液晶表示器などからなる。なお、一
般に薄型化可能な液晶表示器としたのは、顕微鏡装置2
0のサイズが大きくなることを避けるためである。制御
部29は、この表示装置21と、筐体20aの外部に配
置された入力装置70とに、それぞれ接続される。
【0061】操作者は、顕微鏡装置20の側面に配置さ
れた表示装置21を目視しつつ入力装置70を介して各
種の指示を入力し、顕微鏡装置20に対して各種の指示
を与えることができる。すなわち、本実施形態によれ
ば、顕微鏡観察に必要な各光学系、各機構、各回路、電
源などが全て一体化されているので、顕微鏡装置20の
移動や配置換えは容易である。
【0062】[第3実施形態]次に、図10、図11に
基づいて本発明の第3実施形態について説明する。図1
0は、本実施形態の顕微鏡システム3の全体構成図であ
る。図11は、顕微鏡システム3を構成する顕微鏡装置
30の構成図である。図10に示すように、顕微鏡シス
テム3は、第1実施形態の顕微鏡システム1において、
顕微鏡装置10に代えて顕微鏡装置30を配置したもの
に等しい。
【0063】図10及び図11に示すように、顕微鏡装
置30は、顕微鏡装置10と同様、筐体30a内に各光
学系、各機構、各回路を収納しているが、接眼ユニット
(接眼観察系)31と、その接眼ユニット31に対して
被検物試料10Aからの光を導光する光学系とをさらに
設けている点で顕微鏡装置10とは異なる。接眼ユニッ
ト31は、例えば、左眼及び右眼用の2つの接眼レンズ
を装着し、かつその2つの接眼レンズ間の光軸間の距離
を調節する機構などを有した光学系ユニットであり、そ
の2つの接眼レンズを筐体30aの側面から外へ突出さ
せた状態で、顕微鏡装置30に取り付けられている。
【0064】顕微鏡装置30の内部において、撮像部1
8の撮像面に入射する光束は、ハーフミラー33などを
介してこの接眼ユニット31に導光される。したがっ
て、本実施形態では、操作者が接眼ユニット31を使用
すれば、肉眼観察が可能なので、高い解像度で(すなわ
ち電子画像ではなく光学像として)顕微鏡像を観察する
ことができる。
【0065】因みに、前記第1実施形態及び第2実施形
態では、顕微鏡操作と観察の全てを操作画面上で行うこ
とを前提としていた。したがって、仮に撮像部18の解
像力が十分に高くないときには、このように接眼ユニッ
ト31を設けることが有効となる。また、解像力が十分
であっても、見た目の自然さを重用視する場合には、こ
のように接眼ユニット31を設けることが有効となる。
【0066】[第4実施形態]次に、図1、図4、図1
2に基づいて本発明の第4実施形態について説明する。
本実施形態の顕微鏡システム4は、図1に示すように、
顕微鏡システム1において、顕微鏡装置10に代えて顕
微鏡装置40を配置したものに等しい。顕微鏡装置40
は、図12に示すように、顕微鏡装置10において、防
振部材41を設けたものに等しい。
【0067】防振部材41として簡単な構成を挙げる
と、例えば、弾性を有したゴムや、振動を吸収する防振
セラミックなどの防振部材である。顕微鏡装置40内の
各光学系及び各機構は、この防振部材41を介して、フ
レーム10cに固定される。なお、カバー10d(図4
参照)は、フレーム10cに直接固定される。
【0068】この際、図12(a)に示すように、防振
部材41を、顕微鏡装置40の底部に配置してフレーム
10cに固定すると共に、図12(b)に示すように、
この防振部材41の上に各回路や電源などをユニット化
してなる電源回路ユニット42を固定し、さらにこの電
源回路ユニット42上に、各光学系や各機構をユニット
化してなる光学系ユニット43を固定するとよい。
【0069】また、配置順については、顕微鏡装置40
の底部から順に、電源回路ユニット42、防振部材4
1、光学系ユニット43としてもよい。この場合にも、
光学系ユニット43は、防振機構41を介してフレーム
10cに固定される。したがって、顕微鏡装置40に対
し外部から加えられる振動は、防振部材41にて吸収さ
れ、顕微鏡装置40の各光学系や各機構には伝わらず、
振動による顕微鏡画像の乱れが防止される。この結果、
顕微鏡装置40の配置場所に自由度が増す。
【0070】また、振動による悪影響が抑えられるため
に、顕微鏡装置40のサイズをタワー型のコンピュータ
のように垂直方向に増加させることも可能となり、顕微
鏡装置40内部における光学系や機構の配置自由度も増
す。 [その他]第4実施形態で説明した防振部材41につい
ては、第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態の顕
微鏡装置10、顕微鏡装置20、顕微鏡装置30に設け
てもよい。
【0071】また、上記説明では、各顕微鏡装置に取り
付ける防振機構として、振動を吸収する材料からなる部
材を挙げたが、振動を吸収するような機械的構造を有し
たものに代えてもよい。また、上記各実施形態では、全
体画像の取り込みと詳細画像の取り込みとに、共通の撮
像部18を使用しているが、それぞれに専用の撮像部を
設けてもよい。この場合には、高倍率の詳細画像観察光
学系17a及び低倍率の詳細画像観察光学系17bと、
全体画像読み取り光学系17cとの間での切り替えが不
要となるが、その代わりに撮像部を2つ用意する必要が
ある。なお、この場合にも、上記各実施形態と同様に、
全体画像の取得は、迅速に行われる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
顕微鏡装置によれば、全体画像が迅速に取得される。ま
た、請求項2に記載の顕微鏡装置によれば、部品点数の
増加が抑えられる。また、請求項3に記載の顕微鏡装置
によれば、全体画像と顕微鏡像の詳細画像とが自動的に
得られる。
【0073】また、請求項4に記載の顕微鏡装置によれ
ば、操作者は、表示装置に表示された全体像上のマーク
位置によって、試料上における現在の観察ポイントを容
易に認識することができる。また、請求項5に記載の顕
微鏡装置によれば、顕微鏡装置の配置場所に自由度が増
す。また、振動による悪影響が抑えられるため、顕微鏡
装置のサイズをタワー型のコンピュータのように垂直方
向に増加させることも可能となり、顕微鏡装置の内部に
おける光学系や機構の配置自由度も増す。
【0074】以上の結果、操作性及び観察環境の優れた
箱型の顕微鏡装置が実現する。このため、顕微鏡画像の
解析が飛躍的に向上し、ひいては顕微鏡作業の生産性も
大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の顕微鏡システム1(及び後述す
る顕微鏡システム4)の全体構成図である。
【図2】顕微鏡装置10の鳥瞰図である。
【図3】顕微鏡装置10の構成図である。
【図4】筐体10aの構造を示す図である。
【図5】全体画像読み取り光学系17cの視野範囲e1
を示す図である。
【図6】ホストコンピュータ50(CPU)の動作フロ
ーチャートである。
【図7】操作画面を示す図である。
【図8】第2実施形態の顕微鏡システム2の全体構成図
である。
【図9】顕微鏡装置20の構成図である。
【図10】第3実施形態の顕微鏡システム3の全体構成
図である。
【図11】顕微鏡装置30の構成図である。
【図12】顕微鏡装置40における防振部材41の形成
位置を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 顕微鏡システム 10,20,30,40 顕微鏡装置 50 ホストコンピュータ 60,21 表示装置 70 入力装置 80 作業ベンチ 10a,20a,30a 筐体 10b 挿脱口 10c フレーム 10d カバー 10A 被検物試料 11 試料ステージ 15 対物レンズホルダ部 16 透過照明部 16a 光源ランプ 16b 減光フィルタ 16c 特殊フィルタ 16d 視野絞り 16e 開口絞 116b,116c,116d,116e,115,1
11,117 アクチュエータ 126b,126c,126d,126e,125,1
21,127 位置センサ 17 光学系支持部 17a 高倍率の詳細画像観察光学系 17b 低倍率の詳細画像観察光学系 17c 全体画像読み取り光学系 18 撮像部 19 コネクタ 29 制御部 31 接眼ユニット 33 ハーフミラー 41 防振部材 42 電源回路ユニット 43 光学系ユニット e1 視野範囲 E1 顕微鏡画像読み取り領域 E2 全体画像読み取り領域 71 試料挿脱釦 72 全体画像 73 カーソル 74 詳細画像 75,76 ラジオ釦 77 スライダ群 77a ランプ調整バー 77b 減光度調整バー 77d 視野絞り調整バー 77e 開口絞り調整バー 77x X位置調整バー 77y Y位置調整バー 77z 焦点調整バー 77f ズーム調整バー
フロントページの続き (72)発明者 伊香 知加也 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 Fターム(参考) 2H052 AB25 AC05 AC28 AD02 AD16 AD31 AD32 AD34 AD35 AF14 AF21 AF23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の内部に、 試料を支持する支持部材と、 前記試料上の一部の領域の像を生成する第1の光学系
    と、 前記第1の光学系が生成した像を光電検出する第1の撮
    像手段と、 前記試料上の全体像を生成する第2の光学系と、 前記第2の光学系が生成した全体像を光電検出する第2
    の撮像手段とを収納したことを特徴とする顕微鏡装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の顕微鏡装置において、 前記第1の撮像手段と前記第2の撮像手段とは、同一箇
    所に配置された同一の撮像手段であり、かつ、 前記筐体の内部に、 前記試料から前記第1の光学系を介して前記撮像手段へ
    と向かう第1の光路と、前記試料から前記第2の光学系
    を介して前記撮像手段へと向かう第2の光路とを切り替
    える切り替え機構を設けたことを特徴とする顕微鏡装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の顕微鏡装置において、 前記切り替え機構を駆動して前記第1の光路と前記第2
    の光路との双方を順に確保することによって、前記撮像
    素子に対し前記一部の領域の像と前記全体像との双方を
    順に光電検出させる切り替え制御手段を備えたことを特
    徴とする顕微鏡装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載
    の顕微鏡装置において、 前記光電検出された前記一部の領域の像と前記全体像と
    を表示装置に表示させると共に、その表示された全体像
    上において前記一部の領域の像に対応する箇所に所定の
    マークを付加する表示制御手段を備えたことを特徴とす
    る顕微鏡装置。
  5. 【請求項5】 筐体の内部に、 試料を支持する支持部材と、 前記試料上の一部の領域の像を生成する光学系と、 前記光学系が生成した一部の領域の像を光電検出する撮
    像手段とを備え、かつ、 前記筐体は、フレーム構造をしており、 前記支持部材、前記光学系、前記撮像手段は、防振機構
    を介してフレームに固定されていることを特徴とする顕
    微鏡装置。
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