JP3361735B2 - 表面分析装置 - Google Patents

表面分析装置

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JP3361735B2
JP3361735B2 JP33006497A JP33006497A JP3361735B2 JP 3361735 B2 JP3361735 B2 JP 3361735B2 JP 33006497 A JP33006497 A JP 33006497A JP 33006497 A JP33006497 A JP 33006497A JP 3361735 B2 JP3361735 B2 JP 3361735B2
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    • G01Q30/02Non-SPM analysing devices, e.g. SEM [Scanning Electron Microscope], spectrometer or optical microscope
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    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
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  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子間力顕微鏡や磁
気力顕微鏡といったプロ−ブ顕微鏡に試料表面上にある
微小な異物や欠陥の位置を特定し得る機能を付加したシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】プロ−ブ顕微鏡の一種である原子間力顕
微鏡(Atomic Force Microscop
e)はSTMの発明者であるG.Binnigらによっ
て考案(Physical Review Lette
rs vol.56 p9301986)されて以来、
新規な絶縁性物質の表面形状観察手段として期待され、
研究が進められている。その原理は先端を充分に鋭くし
た検出チップと試料間に働く原子間力を、前記検出チッ
プが取り付けられているばね要素の変位として測定し、
前記ばね要素の変位量を一定に保ちながら前記試料表面
を走査し、前記ばね要素の変位量を一定に保つための制
御信号を形状情報として、前記試料表面の形状を測定す
るものである。
【0003】ばね要素の変位検出手段としてはトンネル
電流を用いるSTM方式と光学的方式に大別される。
STM方式は二つの導体を数ナノメータ〜数オングスト
ロームの距離に近付け電圧を印加すると電流が流れ始め
るいわゆるトンネル現象を利用するものである。ばね要
素に導電性を付与しておき、鋭利な金属針をばね要素に
1ナノメータ程度まで接近させてトンネル電流を流し、
その電流値をばね要素の変位信号として制御を行う。
【0004】光学的方式にはいわゆる干渉法そのものを
使った例(Journal ofVacuum Sci
ence Technology A6(2)p266
Mar/Apr 1988)や、レーザー光をばね要素
に照射しその反射光の位置ずれを光検出素子で検出して
変位信号とする、光てこ方式と呼ばれる例(Journ
al of Applied Physics 65
(1)、1 p164 January 1989)が
報告されている。
【0005】プロ−ブ顕微鏡は試料に相対する位置に配
置されたプロ−ブが試料から原子間力を受けるものなら
ば原子間力顕微鏡と称され、磁気力ならば磁気力顕微鏡
と称される様に試料から生じる様々な力を検出して試料
の状態を観察できるものである。
【0006】プローブ顕微鏡は性能上原子間の形状等の
差を識別できるほど、非常に感度が高い検出部を設けて
いる。そのため、サブミクロンの形状観察、特に深さ方
向(Z軸方向)の形状情報が容易に得る有効な計測機器
とされている。
【0007】半導体分野においてはデバイスの微小化に
伴いウエ ハ表面の観察に用いられてきている。ウェハ表
面の観察として表面のラフネス(粗さ)の観察がある一
方、これまで以上に微小なウェハ上の異物形状観察の必
要性が上げられている。特にウェハ上の結晶欠陥はSE
M(走査型電子顕微鏡)では試料表面と結晶欠陥部とが
同成分(シリコン)であるため、高いコントラストが得
にくく、識別が難しいということがある。その点に関し
てもプローブ顕微鏡は容易に高いコントラストもった観
察が可能である。
【0008】一方、広いウェハ表面からサブミクロンの
微小な異物の位置を検出する装置としてレーザ光を利用
した異物検査装置がある。また、異物検査装置により得
たウェハ表面上の異物の位置情報をプローブ顕微鏡側の
ステージ座標上に移植する手段として、コンピュータを
用いて異物検査装置とプローブ顕微鏡のステージ座標を
リンクした後、異物や欠陥が存在するであろう試料表面
の周辺にレーザ光を照射し、異物や欠陥により発生する
散乱光をCCDカメラを組み込んだ光学顕微鏡系を用い
て検出し位置補正を行う方法がある。(特平開08ー2
9354)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】試料表面にレーザ光を
照射し異物にレーザ光があたることで散乱した像をCC
Dカメラを組み込んだ光学顕微鏡系を用いて確認し位置
補正を行う方法において、試料表面、主にウェハ表面に
おいて、ウェハ上に何らかのパターンが形成されていな
いものに関してはビ−ム光に対し異物のみが散乱するの
で問題ないが、何らかのパターンが形成されているとパ
ターンに散乱がおこり、異物とパターンによる散乱光の
識別が難しくなる。
【0010】そこで、本発明は、たとえウェハ上にパタ
ーンがあったとしてレーザ光照射時の散乱光において、
パターンに寄る散乱光のみを限りなく弱くし、異物によ
る散乱光を減衰させずに検出する手段を構成し、異物の
位置を容易に検出可能とした手段を有する構成のプロ−
ブ顕微鏡の提供を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記レーザー
光照射系側と上記光学顕微鏡側に偏光素子を組み込む構
成にすることでパターンによる散乱光成分を減少させる
と共に、上記光学顕微鏡系において上記光学顕微鏡系に
より得られた像をCCDカメラと低光度でも観察可能な
高感度のCCDカメラの2種類で観察できるようにした
ものである。
【0012】[作用] この発明は、上記の手段を講じることにより成されたも
のであるウェハ上のパターンはある一定方向に形成され
ているために、一定の偏光をもつレーザ光に対して散乱
状態が一定となり、偏光の方向も一定として散乱する、
そのため、散乱画像を観察する側である上記光学顕微鏡
側にパターンによる散乱光とは散乱方向の異なる偏光素
子を組み込むことでパターンによる散乱光を減少させる
ことができる。一方、異物には、際だった方向性がない
ため、異物による散乱光には偏光成分はあまり含まれな
い、そのため、異物による散乱光は、光学顕微鏡側に設
けた偏光素子の影響をあまり受けない。そのため、異物
による散乱画像のみを確認しやすくできる。これによ
り、サブミクロンレベルの異物位置の確認がパターン形
成状態のウェハ上でも可能になり、プローブ顕微鏡での
観察ができるようになる。また、CCDカメラと低光度
でも観察可能な高感度のCCDカメラとの2種類のCC
Dカメラを、観察対象の光強度に対して使い分けること
により、種々の状況下において、異物の位置を容易に検
出することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、試料と試料から受ける
原子間力等の物理量を検出する機構を3次元的に相対運
動させる、粗い位置決め的な粗動機構及び微細な位置決
め的な微動機構と、上記試料と上記原子間力等の物理量
を検出する機構間を一定の距離に保つ制御手段と、設置
環境からくる装置への振動伝達を低減させる除振機構
と、装置全体を制御する制御部及びコンピュータを有し
た構成からなり、上記試料表面にビ−ム光を照射するビ
−ム光照射系と上記試料表面を観察する光学顕微鏡系を
有し、上記試料上にある異物が照射されたビ−ム光によ
り散乱することで上記光学顕微鏡系で位置を確認しえる
機能を有した、試料表面形状および状態を観察するプロ
−ブ顕微鏡において、上記ビ−ム光照射系側あるいは上
記光学顕微鏡側に偏光素子を組み込み可能な構成を有し
ているものである。
【0014】上記異物が照射されたビ−ム光により散乱
することで上記光学顕微鏡系で位置を確認しえる機能を
有した、試料表面形状および状態を観察するプロ−ブ顕
微鏡において、上記光学顕微鏡側のみに偏光素子を組み
込み可能な構成を有していても良い。また、上記光学顕
微鏡側に組み込まれる上記偏光素子を、照射するビ−ム
光の偏光とほぼ直交する偏光(照射ビーム光がP、もし
くはS偏光の場合、SもしくはPの方向)に設置するこ
とが望ましい。
【0015】例えば、上記ビ−ム光照射系側あるいは上
記光学顕微鏡側に組み込まれる上記偏光素子を、互いに
ビーム光の偏光とほぼ直交する偏光(照射ビーム光が
P、もしくはS偏光の場合、SもしくはP)の方向に設
置する。又、上記ビ−ム光照射系側及び上記光学顕微鏡
側の両方に各々に上記偏光素子を組み込みそれらを、互
いにほぼ直交する偏光方向に設置する。
【0016】また、上記偏光素子が上記光学顕微鏡系に
おいて対物レンズ直前に及び上記ビ−ム光照射系側にお
いてはビ−ム光照射後に設けられた構成を有している。
また、上記偏光素子が上記光学顕微鏡系において対物レ
ンズ以降に及び上記ビ−ム光照射系側においてはビ−ム
光照射後に設けられた構成を有している。また、上記光
学顕微鏡系において上記光学顕微鏡系により得られた像
をCCDカメラと低光度でも観察可能は高感度のCCD
カメラの2種類で観察できる構成を有している。
【0017】また、上記ビ−ム光照射系側及び上記光学
顕微鏡側に組み込まれる上記偏光素子において、少なく
とも一方または両方がビ−ム光光路上または光学顕微鏡
光路上に出し入れ可能な構成を有する機構を設けてな
る。また、上記ビ−ム光照射系に光ファイバを用いてビ
ーム発振器からでるビーム光を導く手段を設けるとよ
い。
【0018】また、上記ビ−ム光照射系に鏡等の光学部
品を用いてビーム発振器からでるビーム光を導く手段を
設けてもよい。さらに、上記ビ−ム光照射系のビ−ム光
が上記試料表面に対し入射角が30°以下で入射可能な
構成を有するとよい。
【0019】
【実施例】以下、図面に基づき実施例について説明して
いく。
【0020】図1及び図2は、本発明の概念図を示した
ものである。試料1が試料ホルダ2を介して、三次元動
作ステージ3、4、5に搭載され試料1表面にレーザ発
振器6から発したレーザ光が偏光素子7を介して、また
は、直接に照射される様になっており、試料1表面上の
異物により散乱した散乱光を試料に入射したレーザ光の
偏光方向とほぼ直交する方向に配した偏光素子8を介し
て、光学顕微鏡9に搭載されたCCDカメラ10を介し
てモニタ11上に表示する構成になっている。ビ−ム光
を試料1表面上へ照射するまで持っていく方法としてレ
ーザ光を光ファイバー12を用いる方法と鏡13等の光
学部品を用いる方法がある。
【0021】また、光学顕微鏡9の対物レンズ14の倍
率が高いものに関しては、試料1表面と対物レンズ14
間の距離が十分とれない場合には、便宜上、偏光素子8
を対物レンズ14の後に構成する。
【0022】図3は、前記概念の構成を搭載したプロー
ブ顕微鏡ユニット部の構成を示した図であり、定盤21
上にプローブ顕微鏡の検出部等の要素部品が構成してあ
る。三次元動作用ステージとして図面上、左右方向に動
作つまりX軸方向用のX軸ステージ3、図面上、前後方
向に動作つまりY軸方向用のY軸ステージ4、図面上、
上下前後方向に動作つまりZ軸方向用のZ軸ステージ5
及び支持アーム22が定盤21上に固定されている。前
記Zステージ5上には試料ホルダ2を介して試料1が固
定されている。ウェハの場合、試料固定は真空吸着によ
り行われる。試料1の相対する位置には前記試料1の表
面状態を検出する検出部23があり、微動機構24に固
定されている。微動機構24は電圧を印可することによ
り変形する圧電素子により構成され、前記試料1表面に
対し三次元に検出部23を移動させるものである。本実
施例においては、検出部23は前記試料1表面から受け
る原子間力や磁気力と言った物理的力を受け変形する非
常に小さいバネ要素の変位を光学的に検出する構成のも
のが用いられている。いわゆる、レーザー光をばね要素
に照射しその反射光の位置ずれを光検出素子で検出して
変位信号とする、光てこ方式を小型に構成したものであ
る。微動機構24は前記支持アーム22に固定されてい
る。
【0023】また、微動機構24のY軸方向の位置に数
個の対物レンズ25を有する光学顕微鏡9が構成されて
おり、対物レンズ25は電動のレボルバに固定されてい
る。これにより、光学顕微鏡9の倍率を変えることがで
きる。光学顕微鏡9の像は高感度CCDカメラ10また
は、CCDカメラ26介してモニタ11上に写し出され
る。二台のCCDカメラは観察対象の光強度に対して使
い分けるようになっている。光学顕微鏡9で見た試料位
置と前記検出部23間の機械構成(配置)上からくる位
置ずれ量は事前に同一の標準試料を用いて測定すること
で算出し、システムに登録することで、三次元ステージ
3、4、5を用いて光学顕微鏡9で見た位置と同じ位置
で検出部23を用いて検出ができる様になっている。
尚、この方法についての基本的考え方は特開平3−40
356に記載されてある。
【0024】そして、先に示した要素部品の全てが除振
機構27の定盤28上に直接もしくは、ゴム等の弾性材
を介して構成されている。弾性材は高周波の振動成分を
プロ−ブ顕微鏡ユニット部に伝えない様にする機能があ
る。また、前記要素部品が防音カバー29で覆われた構
成になっている。防音カバー29はプローブ顕微鏡観察
する際、外部からの騒音によるノイズを軽減させる機能
と光学顕微鏡回りを暗くし散乱光をより確認しやすくさ
せる機能を有している。
【0025】本実施例では、波長488nm相当のアル
ゴンレーザ光及び540nm相当のグリーンレーザ光を
用いた。そして、ミラー部品を用いたタイプと光ファイ
バーを用いたタイプで試料1表面上にレーザ光を照射さ
せた。照射方向は試料1表面に形成されたパターン線に
対し面内方向で45°±45°で照射した。また、試料
1表面に対し入射角が約40°〜5°となる配置で照射
可能な構成にした。
【0026】また、偏光素子8を構成上対物レンズ25
の前に配置し、偏光素子7を介して試料1にレーザ光を
照射した。前記偏光素子は7、8は空気圧シリンダまた
は、電磁ソレノイド型の駆動機構を用いて抜き差しが外
部より制御できる構成にした。
【0027】また、光学顕微鏡9の対物レンズ25の倍
率が高いものに関しては、試料1表面と対物レンズ25
間の距離が十分とれないため、便宜上、偏光素子8を対
物レンズ25の後方に配置した。
【0028】
【発明の効果】以上示した構成にすることで、ウェハ上
のある一定方向に形成されたパターンはレーザー光を一
定の偏光方向に散乱させる。そのため、散乱光は、偏光
素子により変化し、ある方向で最小となり、ほとんど消
える。それに対し、方向性のなり異物の散乱光は偏光素
子の方向には影響されにくく、そのため、散乱光は消え
ることはない。そのため、パターン上でも異物の識別が
可能になる。これによりパターン上に存在する異物の位
置が特定しやすくなる。そして、光学顕微鏡を組み込ん
だプローブ顕微鏡を用いて容易に高感度なプローブ顕微
鏡観察可能になる。また、CCDカメラと低光度でも観
察可能な高感度のCCDカメラとの2種類のCCDカメ
ラが設けられ、これらを観察対象の光強度に対して使い
分けることにより、異物により生じる散乱光が大幅に異
なる強度を有する場合においても、光強度に応じて使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念図を示す図である。
【図2】本発明の概念図を示す図である。
【図3】本発明の構成を搭載したプローブ顕微鏡ユニッ
ト部の構成を示した図である。
【符号の説明】
1 試料 2 試料ホルダ 3、4、5 X、Y、Zステージ 6 ビ−ム光発振器 7、8 偏光素子 9 光学顕微鏡 10 高感度CCDカメラ 11 モニタ 12 光ファイバー 13 鏡 14 対物レンズ 21 定盤 22 支持アーム 23 検出部 24 微動機構 25 対物レンズ 26 CCDカメラ 27 除振機構 28 除振機構定盤 29 防音カバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−29354(JP,A) 特開 平3−110454(JP,A) 特開 昭63−6854(JP,A) 特開 平10−170522(JP,A) 特開 平7−174768(JP,A) 特公 平7−86465(JP,B2) 藤野直彦、脇山茂,”位置決め機能付 き原子間力顕微鏡の開発”,ぶんせき, 日本,社団法人日本分析化学会,1997年 5月5日,第5号,p.409−413 藤野直彦、脇山茂、大森雅司,“位置 決め機能付き原子間力顕微鏡を用いた洗 浄評価技術”,超音波TECHNO,日 本,1997年11月15日,第9巻、第11号, p.38−43 藤野直彦、狩野勇、倉本一雄、小林淳 二、脇山茂、大森雅司,“シリコン結晶 起因表面欠陥の原子間力顕微鏡観察と生 成機構”,応用物理,日本,応用物理学 会,1997年7月10日,第66巻、第7号, p.732−734 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 13/10 - 13/24 G12B 21/20 - 21/24 G01N 21/84 - 21/958 G02B 21/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料と試料から受ける原子間力等の物理
    量を検出する機構を3次元的に相対運動させる、粗い位
    置決め的な粗動機構及び微細な位置決め的な微動機構
    と、前記試料と前記原子間力等の物理量を検出する機構
    間を一定の距離に保つ制御手段と、設置環境からくる装
    置への振動伝達を低減させる除振機構と、装置全体を制
    御する制御部及びコンピュータを有した構成からなり、
    前記試料表面にビーム光を照射するビーム光照射系と前
    記試料表面を観察する光学顕微鏡系を有し、前記試料上
    にある異物が照射されたビーム光により散乱することで
    前記光学顕微鏡系で位置を確認しえる機能を有した、試
    料表面形状および状態を観察するプローブ顕微鏡におい
    て、前記ビーム光照射系側または前記光学顕微鏡側の少
    なくとも一方に偏光素子を組み込み可能な構成と、前記
    光学顕微鏡系において前記光学顕微鏡系により得られた
    像を低感度のCCDカメラと低光度でも観察可能な高感
    度のCCDカメラの2種類で観察できる構成とを有して
    いるプローブ顕微鏡。
  2. 【請求項2】 前記異物が照射されたビーム光により散
    乱することで前記光学顕微鏡系で位置を確認しえる機能
    を有した、試料表面形状および状態を観察するプローブ
    顕微鏡において、前記光学顕微鏡側のみに偏光素子を組
    み込み可能な構成を有している請求項1記載のプローブ
    顕微鏡。
  3. 【請求項3】 前記光学顕微鏡側に組み込まれる前記偏
    光素子を、照射するビーム光の偏光とほぼ直交する偏光
    (照射ビーム光がP、もしくはS偏光の場合、Sもしく
    はP)の方向に設置したことを特徴とする請求項1また
    は2に記載のプローブ顕微鏡。
  4. 【請求項4】 前記ビーム光照射系側あるいは前記光学
    顕微鏡側に組み込まれる前記偏光素子を、互いにビーム
    光の偏光とほぼ直交する偏光(照射ビーム光がP、もし
    くはS偏光の場合、SもしくはP)の方向に設置したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプローブ顕微鏡。
  5. 【請求項5】 前記ビーム光照射系側及び前記光学顕微
    鏡側に組み込まれる前記偏光素子を、互いにほぼ直交す
    る偏光方向に設置したことを特徴とする請求項1に記載
    のプローブ顕微鏡。
  6. 【請求項6】 前記偏光素子が前記光学顕微鏡系におい
    て対物レンズ直前に及び前記ビーム光照射系側において
    はビーム光照射後に設けられた構成を有している請求項
    1または2に記載のプローブ顕微鏡。
  7. 【請求項7】 前記偏光素子が前記光学顕微鏡系におい
    て対物レンズ以降に及び前記ビーム光照射系側において
    はビーム光照射後に設けられた構成を有している請求項
    1または2に記載のプローブ顕微鏡。
  8. 【請求項8】 前記ビーム光照射系側及び前記光学顕微
    鏡側に組み込まれる前記偏光素子において、少なくとも
    一方または両方がビーム光光路上または光学顕微鏡光路
    上に出し入れ可能な構成を有する機構を設けてなる請求
    項1から7のいずれかに記載のプローブ顕微鏡。
  9. 【請求項9】 前記ビーム光照射系に光ファイバを用い
    てビーム発振器からでるビーム光を導く手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のプロ
    ーブ顕微鏡。
  10. 【請求項10】 前記ビーム光照射系に鏡等の光学部品
    を用いてビーム発振器からでるビーム光を導く手段を設
    けたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載
    のプローブ顕微鏡。
  11. 【請求項11】 前記ビーム光照射系のビーム光が前記
    試料表面に対し入射角が30°以下で入射可能な構成を
    有する請求項1から10のいずれかに記載のプローブ顕
    微鏡。
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