JP2002147879A - 多室形空気調和機およびその除霜制御方法 - Google Patents
多室形空気調和機およびその除霜制御方法Info
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- JP2002147879A JP2002147879A JP2000346654A JP2000346654A JP2002147879A JP 2002147879 A JP2002147879 A JP 2002147879A JP 2000346654 A JP2000346654 A JP 2000346654A JP 2000346654 A JP2000346654 A JP 2000346654A JP 2002147879 A JP2002147879 A JP 2002147879A
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 除霜運転中は使用している室内機には冷媒を
循環させないで停止している室内機に冷媒を循環させる
ことにより、除霜運転終了後の暖房運転の立ち上がりを
早め、暖房効率の向上を図ることのできる多室形空気調
和機およびその除霜制御方法を提供することにある。 【解決手段】 多室形空気調和機において、暖房運転時
に複数の室内機のうち停止している室内機がある場合、
除霜運転に入ると停止している室内機に冷媒を循環させ
て、使用している室内機には冷媒を循環させないで除霜
運転を行うことにより、使用している室内機の熱交換器
の温度を下げないで、除霜運転終了後の暖房の立ち上が
りを早め暖房効率の向上を図る。
循環させないで停止している室内機に冷媒を循環させる
ことにより、除霜運転終了後の暖房運転の立ち上がりを
早め、暖房効率の向上を図ることのできる多室形空気調
和機およびその除霜制御方法を提供することにある。 【解決手段】 多室形空気調和機において、暖房運転時
に複数の室内機のうち停止している室内機がある場合、
除霜運転に入ると停止している室内機に冷媒を循環させ
て、使用している室内機には冷媒を循環させないで除霜
運転を行うことにより、使用している室内機の熱交換器
の温度を下げないで、除霜運転終了後の暖房の立ち上が
りを早め暖房効率の向上を図る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、二室、三室といっ
たように、一台の室外機に対し、複数の室内機を接続し
たヒートポンプ式空気調和機およびその除霜制御方法に
関する。
たように、一台の室外機に対し、複数の室内機を接続し
たヒートポンプ式空気調和機およびその除霜制御方法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、多室形空気調和機の除霜制御に関
する技術の一例として特開平５−２１５３７９によるも
のがある。従来技術を図２により以下説明する。図２は
従来技術の多室形空気調和機の概略構成図である。
する技術の一例として特開平５−２１５３７９によるも
のがある。従来技術を図２により以下説明する。図２は
従来技術の多室形空気調和機の概略構成図である。
【０００３】図２に示す圧縮機１、四方弁２、室外熱交
換器３、室外送風機４を備えた室外機５と、各室内熱交
換器８ａ、８ｂ、８ｃ、室内送風機９ａ、９ｂ、９ｃと
室内電動膨張弁１４ａ、１４ｂ、１４ｃを備えた複数の
室内機８ａ、８ｂ、８ｃにより構成される多室形空気調
和機の除霜制御について説明する。
換器３、室外送風機４を備えた室外機５と、各室内熱交
換器８ａ、８ｂ、８ｃ、室内送風機９ａ、９ｂ、９ｃと
室内電動膨張弁１４ａ、１４ｂ、１４ｃを備えた複数の
室内機８ａ、８ｂ、８ｃにより構成される多室形空気調
和機の除霜制御について説明する。
【０００４】暖房運転時には、圧縮機１から吐出された
冷媒は四方弁２からガス配管１１を通って室内機８ａ、
８ｂ、８ｃのそれぞれの室内側熱交換器９ａ、９ｂ、９
ｃに入り、放熱凝縮して暖房を行い、室内側電動膨張弁
１４ａ、１４ｂ、１４ｃ、および液配管７を通過して室
外側電動膨張弁６にて減圧され、室外側熱交換器３で吸
熱蒸発し、四方弁２を通り圧縮機１へと循環する。
冷媒は四方弁２からガス配管１１を通って室内機８ａ、
８ｂ、８ｃのそれぞれの室内側熱交換器９ａ、９ｂ、９
ｃに入り、放熱凝縮して暖房を行い、室内側電動膨張弁
１４ａ、１４ｂ、１４ｃ、および液配管７を通過して室
外側電動膨張弁６にて減圧され、室外側熱交換器３で吸
熱蒸発し、四方弁２を通り圧縮機１へと循環する。
【０００５】この状態で、外気温度が低温になると、室
外熱交換器３の温度が低下し、表面に外気中の湿気が凍
結して霜付現象が生じる。そして、着霜が進むと着霜検
知器１２がこれを検知し四方弁２が切換わり、室外側電
動膨張弁６が全開、室外側送風機４が停止するととも
に、室内機の室内側電動膨張弁１４ａ、１４ｂ、１４ｃ
が全開、室内機に取り付けられた各室内温度を検知する
吸い込み温度センサ１５ａ、１５ｂ、１６ｃのいずれか
が室内温度１５℃以下と検知すると、室内温度１５℃以
下を検知したいずれかの室内機の室内送風機１０ａ、１
０ｂ、１０ｃを強風運転し、その他のいずれか室内温度
が１５℃を越える室内側送風機は停止する。
外熱交換器３の温度が低下し、表面に外気中の湿気が凍
結して霜付現象が生じる。そして、着霜が進むと着霜検
知器１２がこれを検知し四方弁２が切換わり、室外側電
動膨張弁６が全開、室外側送風機４が停止するととも
に、室内機の室内側電動膨張弁１４ａ、１４ｂ、１４ｃ
が全開、室内機に取り付けられた各室内温度を検知する
吸い込み温度センサ１５ａ、１５ｂ、１６ｃのいずれか
が室内温度１５℃以下と検知すると、室内温度１５℃以
下を検知したいずれかの室内機の室内送風機１０ａ、１
０ｂ、１０ｃを強風運転し、その他のいずれか室内温度
が１５℃を越える室内側送風機は停止する。
【０００６】そして、着霜検知器１２が除霜終了を検知
すると、暖房運転に戻る。
すると、暖房運転に戻る。
【０００７】以上説明したように、室外側熱交換器３に
着霜し、除霜運転に入った場合に、室内温度が１５℃以
下の部屋に設置されている室内機の室内側送風機１０
ａ、１０ｂ、１０ｃのいずれかを強風運転するため、室
内機からの吸熱量が多くなり、除霜に使われる熱量が増
加し除霜時間の短縮が図れるというものであった。
着霜し、除霜運転に入った場合に、室内温度が１５℃以
下の部屋に設置されている室内機の室内側送風機１０
ａ、１０ｂ、１０ｃのいずれかを強風運転するため、室
内機からの吸熱量が多くなり、除霜に使われる熱量が増
加し除霜時間の短縮が図れるというものであった。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、室内温度１５℃以下の部屋に人がいない部
屋であれば問題ないが、人がいたり、また特にその部屋
で就寝中の人がいた場合などには突然、室内機が強風運
転を開始して驚いたり、故障と勘違いされたり、さら
に、その低温の強風を直接身体に受けると不快であると
いった課題が生じるものであった。
来技術では、室内温度１５℃以下の部屋に人がいない部
屋であれば問題ないが、人がいたり、また特にその部屋
で就寝中の人がいた場合などには突然、室内機が強風運
転を開始して驚いたり、故障と勘違いされたり、さら
に、その低温の強風を直接身体に受けると不快であると
いった課題が生じるものであった。
【０００９】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決すべく、除霜運転中において特に使用している室内機
の熱交換器の温度低下を防止し、除霜運転終了後の暖房
運転の立ち上がりを早めて暖房効率を向上させることが
できるようにした多室形空気調和機およびその除霜制御
方法を提供することにある。
決すべく、除霜運転中において特に使用している室内機
の熱交換器の温度低下を防止し、除霜運転終了後の暖房
運転の立ち上がりを早めて暖房効率を向上させることが
できるようにした多室形空気調和機およびその除霜制御
方法を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、圧縮機、四方弁、および室外熱交換器を
備えた室外機と、該室外熱交換器より分岐して設けられ
た複数個の電動膨張弁と、該各電動膨張弁と接続配管を
介して連結され、もう一方の接続配管で前記室外機の四
方弁に接続される熱交換器を各々に備えた複数台の室内
機とで、冷凍サイクルを構成する多室形空気調和機にお
いて、暖房運転時に停止している室内機がある場合、除
霜運転中は停止している室内機に冷媒を循環させ、使用
している室内機には冷媒を循環させないことにより熱交
換器の温度を低下させずに、除霜運転終了後は、使用中
の室内機に冷媒を循環させて通常に暖房運転を行うこと
により、除霜運転終了直後の室内熱交換器の温度低下防
止による立ち上がり時間の短縮など、暖房効率を向上さ
せることができる。
に、本発明は、圧縮機、四方弁、および室外熱交換器を
備えた室外機と、該室外熱交換器より分岐して設けられ
た複数個の電動膨張弁と、該各電動膨張弁と接続配管を
介して連結され、もう一方の接続配管で前記室外機の四
方弁に接続される熱交換器を各々に備えた複数台の室内
機とで、冷凍サイクルを構成する多室形空気調和機にお
いて、暖房運転時に停止している室内機がある場合、除
霜運転中は停止している室内機に冷媒を循環させ、使用
している室内機には冷媒を循環させないことにより熱交
換器の温度を低下させずに、除霜運転終了後は、使用中
の室内機に冷媒を循環させて通常に暖房運転を行うこと
により、除霜運転終了直後の室内熱交換器の温度低下防
止による立ち上がり時間の短縮など、暖房効率を向上さ
せることができる。
【００１１】また、本発明は、多室形空気調和機におい
て、全部の室内機が運転している場合においても、除霜
運転中は特定の一台の室内機にのみ冷媒を循環させるこ
とにより、他の室内機の熱交換器温度が低下しないの
で、除霜運転後の暖房運転の立ち上がり性能を向上させ
ることができる。
て、全部の室内機が運転している場合においても、除霜
運転中は特定の一台の室内機にのみ冷媒を循環させるこ
とにより、他の室内機の熱交換器温度が低下しないの
で、除霜運転後の暖房運転の立ち上がり性能を向上させ
ることができる。
【００１２】また、本発明は、多室形空気調和機におい
て、暖房運転中において室外熱交換器を除霜運転しよう
とする時、使用している室内機と停止している室内機と
が存在する場合には、使用している室内機の熱交換器に
接続されている電動膨張弁を閉じて使用熱交換器に冷媒
を循環させず、停止している室内機の熱交換器に接続さ
れている電動膨張弁を開いて停止熱交換器に冷媒を循環
させるように制御し、複数台の室内機が使用されている
場合には、複数台の室内機のうち一台の室内機の熱交換
器に接続されている電動膨張弁を開いて一台の熱交換器
に冷媒を循環させ、他の室内機の熱交換器には接続され
ている電動膨張弁を閉じて他の熱交換器に冷媒を循環さ
せないように制御して室外熱交換器の除霜運転を行うこ
とを特徴とする。
て、暖房運転中において室外熱交換器を除霜運転しよう
とする時、使用している室内機と停止している室内機と
が存在する場合には、使用している室内機の熱交換器に
接続されている電動膨張弁を閉じて使用熱交換器に冷媒
を循環させず、停止している室内機の熱交換器に接続さ
れている電動膨張弁を開いて停止熱交換器に冷媒を循環
させるように制御し、複数台の室内機が使用されている
場合には、複数台の室内機のうち一台の室内機の熱交換
器に接続されている電動膨張弁を開いて一台の熱交換器
に冷媒を循環させ、他の室内機の熱交換器には接続され
ている電動膨張弁を閉じて他の熱交換器に冷媒を循環さ
せないように制御して室外熱交換器の除霜運転を行うこ
とを特徴とする。
【００１３】また、本発明は、多室形空気調和機におい
て、室内機から得られる暖房運転指令に基いて、使用す
る室内機の熱交換器に接続される電動膨張弁を所定の開
度に制御し、圧縮機から吐き出す冷媒を四方弁から前記
使用する室内機の熱交換器を経由して室外熱交換器へと
循環させるように制御することにより、前記使用する室
内機に対して暖房運転を行う暖房運転制御手段と、該暖
房運転制御手段によって暖房運転を行っている間におい
て前記室外熱交換器に着霜が進んだことを検知する着霜
検知手段と、該着霜検知手段で検知された信号を元に、
前記使用している室内機の熱交換器に接続されている電
動膨張弁を閉じ、停止している室内機の熱交換器に接続
されている電動膨張弁を開くように制御し、前記四方弁
を切り換えて圧縮機から吐き出す冷媒を前記室外熱交換
器を経由して前記開かれた電動膨張弁を通して前記停止
している室内機の熱交換器へと循環させるように制御す
ることにより、冷房サイクルに基づく室外熱交換機の除
霜運転を行う除霜運転制御手段とを備えたことを特徴と
する。
て、室内機から得られる暖房運転指令に基いて、使用す
る室内機の熱交換器に接続される電動膨張弁を所定の開
度に制御し、圧縮機から吐き出す冷媒を四方弁から前記
使用する室内機の熱交換器を経由して室外熱交換器へと
循環させるように制御することにより、前記使用する室
内機に対して暖房運転を行う暖房運転制御手段と、該暖
房運転制御手段によって暖房運転を行っている間におい
て前記室外熱交換器に着霜が進んだことを検知する着霜
検知手段と、該着霜検知手段で検知された信号を元に、
前記使用している室内機の熱交換器に接続されている電
動膨張弁を閉じ、停止している室内機の熱交換器に接続
されている電動膨張弁を開くように制御し、前記四方弁
を切り換えて圧縮機から吐き出す冷媒を前記室外熱交換
器を経由して前記開かれた電動膨張弁を通して前記停止
している室内機の熱交換器へと循環させるように制御す
ることにより、冷房サイクルに基づく室外熱交換機の除
霜運転を行う除霜運転制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【００１４】また、本発明は、多室形空気調和機におい
て、室内機から得られる暖房運転指令に基いて、使用す
る室内機の熱交換器に接続される電動膨張弁を所定の開
度に制御し、圧縮機から吐き出す冷媒を四方弁から前記
使用する室内機の熱交換器を経由して室外熱交換器へと
循環させるように制御することにより、前記使用する室
内機に対して暖房運転を行う暖房運転制御手段と、該暖
房運転制御手段によって暖房運転を行っている間におい
て前記室外熱交換器に着霜が進んだことを検知する着霜
検知手段と、該着霜検知手段で検知された信号を元に、
複数台の室内機のうち一台の室内機の熱交換器に接続さ
れている電動膨張弁を開き、他の室内機の熱交換器には
接続されている電動膨張弁を閉じるように制御し、前記
四方弁を切り換えて圧縮機から吐き出す冷媒を前記室外
熱交換器を経由して開かれた電動膨張弁を通して前記停
止している室内機の熱交換器へと循環させるように制御
することにより、冷房サイクルに基づく室外熱交換機の
除霜運転を行う除霜運転制御手段とを備えたことを特徴
とする。
て、室内機から得られる暖房運転指令に基いて、使用す
る室内機の熱交換器に接続される電動膨張弁を所定の開
度に制御し、圧縮機から吐き出す冷媒を四方弁から前記
使用する室内機の熱交換器を経由して室外熱交換器へと
循環させるように制御することにより、前記使用する室
内機に対して暖房運転を行う暖房運転制御手段と、該暖
房運転制御手段によって暖房運転を行っている間におい
て前記室外熱交換器に着霜が進んだことを検知する着霜
検知手段と、該着霜検知手段で検知された信号を元に、
複数台の室内機のうち一台の室内機の熱交換器に接続さ
れている電動膨張弁を開き、他の室内機の熱交換器には
接続されている電動膨張弁を閉じるように制御し、前記
四方弁を切り換えて圧縮機から吐き出す冷媒を前記室外
熱交換器を経由して開かれた電動膨張弁を通して前記停
止している室内機の熱交換器へと循環させるように制御
することにより、冷房サイクルに基づく室外熱交換機の
除霜運転を行う除霜運転制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る多室形空気調
和機の除霜制御方法の実施の形態について、図面を用い
て説明する。
和機の除霜制御方法の実施の形態について、図面を用い
て説明する。
【００１６】図１は、本発明に係る除霜制御を行う形空
気調和機の一実施例を示す概略構成図である。即ち、多
室形空気調和機は、圧縮機１、四方弁２、室外熱交換器
３、および室外側送風機４を備えた室外機５と、該室外
熱交換器３から分岐された複数の個所に設けられた複数
の電動膨張弁６ａ、６ｂの各々に細径側接続配管７ａ、
７ｂで接続され、室外機５の四方弁２に複数の太径接続
配管１１ａ、１１ｂの各々を接続し、室内熱交換器９
ａ、９ｂおよび室内側送風機１０ａ、１０ｂの各々を備
えて構成される複数の室内機８ａ、８ｂとによって構成
される。
気調和機の一実施例を示す概略構成図である。即ち、多
室形空気調和機は、圧縮機１、四方弁２、室外熱交換器
３、および室外側送風機４を備えた室外機５と、該室外
熱交換器３から分岐された複数の個所に設けられた複数
の電動膨張弁６ａ、６ｂの各々に細径側接続配管７ａ、
７ｂで接続され、室外機５の四方弁２に複数の太径接続
配管１１ａ、１１ｂの各々を接続し、室内熱交換器９
ａ、９ｂおよび室内側送風機１０ａ、１０ｂの各々を備
えて構成される複数の室内機８ａ、８ｂとによって構成
される。
【００１７】室外機５において、電動膨張弁６ａ、６ｂ
の各々は、室外熱交換器３から分岐されて設けられ、運
転時に冷媒の減圧を行うものである。更に、各電動膨張
弁６ａ、６ｂは、一方の細径側接続配管７ａ、７ｂの各
々で各室内機８ａ、８ｂと接続されている。各室内機８
ａ、８ｂは、もう一方の太径接続配管１１ａ、１１ｂで
室外機５の四方弁２に接続され、圧縮機１に循環して冷
凍サイクルを構成する。
の各々は、室外熱交換器３から分岐されて設けられ、運
転時に冷媒の減圧を行うものである。更に、各電動膨張
弁６ａ、６ｂは、一方の細径側接続配管７ａ、７ｂの各
々で各室内機８ａ、８ｂと接続されている。各室内機８
ａ、８ｂは、もう一方の太径接続配管１１ａ、１１ｂで
室外機５の四方弁２に接続され、圧縮機１に循環して冷
凍サイクルを構成する。
【００１８】このような構成の多室形空気調和機におい
て、暖房運転中、たとえば室内機８ａが運転しており、
室内機８ｂは停止している場合においては、室内機８ａ
の制御マイコン８０ａからの運転中の信号および室内機
８ｂの制御マイコン８０ｂからの停止中の信号を元に、
室外機の制御マイコン５０からの制御指令に基づく電動
膨張弁制御回路６０ａからの制御に基づいて電動膨張弁
６ａは所定の開度に制御されており、室外機の制御マイ
コン５０からの制御指令に基づく電動膨張弁制御回路６
０ｂからの制御に基づいてもう一方の電動膨張弁６ｂは
閉じている。この時に、外気が低温になって室外熱交換
器３の表面に着霜すると、室外熱交換器３に取り付けら
れた着霜検知器１２が着霜を検知し、この着霜検知信号
１２１を元に室外機の制御マイコン５０からの制御指令
に基づく四方弁制御回路２０からの制御に基づいて、四
方弁２が切り換わり、冷房サイクルとなる。この時、こ
れまで運転していた室内機８ａが接続されている電動膨
張弁６ａを、制御マイコン８０ａから得られる室内機８
ａが運転していたという情報を元に、室外機の制御マイ
コン５０からの制御指令に基づく電動膨張弁制御回路６
０ａからの制御に基づいて全閉にし、替わって、停止中
の室内機８ｂに接続されている電動膨張弁６ｂを、制御
マイコン８０ｂから得られる室外機８ｂが停止中である
という情報を元に、室外機の制御マイコン５０からの制
御指令に基づく電動膨張弁制御回路６０ｂからの制御に
基づいて全開にする。これにより、除霜運転中の逆サイ
クルの時は室外熱交換器３を加熱し、通過した冷媒は暖
房運転をしていない室内機７ｂ側に循環し、使用中の室
内機８ａ側には冷媒を循環させない。また、室外機５の
送風機４と室内機８ａならびに室内機８ｂの送風機１０
ａ、１０ｂは、上記着霜検知信号１２１を元に制御マイ
コン５０からの制御指令に基づく室外機送風機制御回路
４０、および室内機の制御マイコン８０ａ、８０ｂの各
々を介しての室内機送風機制御回路１００ａ、１００ｂ
の各々からの制御に基づいて、除霜運転中は停止する。
除霜検知器１２が除霜終了を検知すると、制御マイコン
５０からの制御指令に基づくインバータ１５による電動
機への駆動停止制御により圧縮機１が停止したのちに、
四方弁制御回路２０からの切り換え制御に基づいて四方
弁２が切り換わり、制御マイコン５０からの制御指令に
基づくインバータ１５による電動機への再開駆動制御に
より圧縮機１が運転再開して暖房運転サイクルに戻り、
室外機送風機制御回路４０によって室外機５の送風機４
も運転する。この四方弁２が切り換わる際に、全開状態
であった電動膨張弁６ｂを、制御マイコン50からの制御
指令に基づく電動膨張弁制御回路６０ｂの制御によって
閉じ、同時に電動膨張弁７ａを、制御マイコン50からの
制御指令に基づく電動膨張弁制御回路６０ａの制御によ
って所定の開度に開く。このようにして暖房サイクル
で、冷媒が循環すると、使用側室内機８ａの室内熱交換
器９ａが予熱状態となり、室内熱交換器９ａに取り付け
られている熱交換器温度検知器１３ａが所定温度に達す
ると予熱解除となり、この信号を元に制御マイコン８０
ａからの制御指令に基づく室内送風機制御回路１００ａ
からの制御に基いて室内送風機１０ａが所定速度で運転
開始して通常の暖房運転状態となる。
て、暖房運転中、たとえば室内機８ａが運転しており、
室内機８ｂは停止している場合においては、室内機８ａ
の制御マイコン８０ａからの運転中の信号および室内機
８ｂの制御マイコン８０ｂからの停止中の信号を元に、
室外機の制御マイコン５０からの制御指令に基づく電動
膨張弁制御回路６０ａからの制御に基づいて電動膨張弁
６ａは所定の開度に制御されており、室外機の制御マイ
コン５０からの制御指令に基づく電動膨張弁制御回路６
０ｂからの制御に基づいてもう一方の電動膨張弁６ｂは
閉じている。この時に、外気が低温になって室外熱交換
器３の表面に着霜すると、室外熱交換器３に取り付けら
れた着霜検知器１２が着霜を検知し、この着霜検知信号
１２１を元に室外機の制御マイコン５０からの制御指令
に基づく四方弁制御回路２０からの制御に基づいて、四
方弁２が切り換わり、冷房サイクルとなる。この時、こ
れまで運転していた室内機８ａが接続されている電動膨
張弁６ａを、制御マイコン８０ａから得られる室内機８
ａが運転していたという情報を元に、室外機の制御マイ
コン５０からの制御指令に基づく電動膨張弁制御回路６
０ａからの制御に基づいて全閉にし、替わって、停止中
の室内機８ｂに接続されている電動膨張弁６ｂを、制御
マイコン８０ｂから得られる室外機８ｂが停止中である
という情報を元に、室外機の制御マイコン５０からの制
御指令に基づく電動膨張弁制御回路６０ｂからの制御に
基づいて全開にする。これにより、除霜運転中の逆サイ
クルの時は室外熱交換器３を加熱し、通過した冷媒は暖
房運転をしていない室内機７ｂ側に循環し、使用中の室
内機８ａ側には冷媒を循環させない。また、室外機５の
送風機４と室内機８ａならびに室内機８ｂの送風機１０
ａ、１０ｂは、上記着霜検知信号１２１を元に制御マイ
コン５０からの制御指令に基づく室外機送風機制御回路
４０、および室内機の制御マイコン８０ａ、８０ｂの各
々を介しての室内機送風機制御回路１００ａ、１００ｂ
の各々からの制御に基づいて、除霜運転中は停止する。
除霜検知器１２が除霜終了を検知すると、制御マイコン
５０からの制御指令に基づくインバータ１５による電動
機への駆動停止制御により圧縮機１が停止したのちに、
四方弁制御回路２０からの切り換え制御に基づいて四方
弁２が切り換わり、制御マイコン５０からの制御指令に
基づくインバータ１５による電動機への再開駆動制御に
より圧縮機１が運転再開して暖房運転サイクルに戻り、
室外機送風機制御回路４０によって室外機５の送風機４
も運転する。この四方弁２が切り換わる際に、全開状態
であった電動膨張弁６ｂを、制御マイコン50からの制御
指令に基づく電動膨張弁制御回路６０ｂの制御によって
閉じ、同時に電動膨張弁７ａを、制御マイコン50からの
制御指令に基づく電動膨張弁制御回路６０ａの制御によ
って所定の開度に開く。このようにして暖房サイクル
で、冷媒が循環すると、使用側室内機８ａの室内熱交換
器９ａが予熱状態となり、室内熱交換器９ａに取り付け
られている熱交換器温度検知器１３ａが所定温度に達す
ると予熱解除となり、この信号を元に制御マイコン８０
ａからの制御指令に基づく室内送風機制御回路１００ａ
からの制御に基いて室内送風機１０ａが所定速度で運転
開始して通常の暖房運転状態となる。
【００１９】このように除霜運転中は、使用中の室内機
８ａには冷媒を循環させないで停止中の室内機８ｂ側に
冷媒を循環させるため、除霜運転による室内機８ａの熱
交換器９ａの温度低下を小さくおさえることができる。
更に、上記に説明したように、暖房サイクルで冷媒を循
環させると使用側室内機８ａの室内熱交換器９ａがすぐ
に予熱状態となることにより、除霜運転終了後の室内熱
交換器９ａの予熱にかかる時間を大幅に短縮することが
でき、その結果暖房運転の立ち上がり性能を良くして、
暖房効率の向上を図ることが可能となる。
８ａには冷媒を循環させないで停止中の室内機８ｂ側に
冷媒を循環させるため、除霜運転による室内機８ａの熱
交換器９ａの温度低下を小さくおさえることができる。
更に、上記に説明したように、暖房サイクルで冷媒を循
環させると使用側室内機８ａの室内熱交換器９ａがすぐ
に予熱状態となることにより、除霜運転終了後の室内熱
交換器９ａの予熱にかかる時間を大幅に短縮することが
でき、その結果暖房運転の立ち上がり性能を良くして、
暖房効率の向上を図ることが可能となる。
【００２０】制御マイコン８０ａ、８０ｂから得られる
情報を元に、制御マイコン５０が使用している室内機が
８ｂであると判断した場合には、前述とは逆に除霜運転
中は、制御マイコン５０が室内機８ａに冷媒を循環させ
るように制御することにより、室外熱交換器３の除霜を
行う。
情報を元に、制御マイコン５０が使用している室内機が
８ｂであると判断した場合には、前述とは逆に除霜運転
中は、制御マイコン５０が室内機８ａに冷媒を循環させ
るように制御することにより、室外熱交換器３の除霜を
行う。
【００２１】また、制御マイコン８０ａ、８０ｂから得
られる情報を元に、制御マイコン５０が室内機８ａと室
内機８ｂの両方を使用していると判断された場合には、
室外熱交換器３の着霜を検知して除霜運転である逆サイ
クル状態にするために、電動膨張弁６ａあるいは電動膨
張弁６ｂのどちらかを全閉にして２台の室内機８ａ、８
ｂのうちのどちらか一方の室内機にのみ冷媒を循環させ
る。この時、冷媒を循環させる側の室内機の設定は、例
えば能力の小さい側でも良いし、あるいは除霜運転に入
る直前におけるリモコン等、運転制御手段（図示せず）
によって制御マイコン８０ａ、８０ｂに対して設定され
る設定温度と温度検知器１３ａ、１３ｂによって検知さ
れる実際の室温の差が小さい側でもよい。
られる情報を元に、制御マイコン５０が室内機８ａと室
内機８ｂの両方を使用していると判断された場合には、
室外熱交換器３の着霜を検知して除霜運転である逆サイ
クル状態にするために、電動膨張弁６ａあるいは電動膨
張弁６ｂのどちらかを全閉にして２台の室内機８ａ、８
ｂのうちのどちらか一方の室内機にのみ冷媒を循環させ
る。この時、冷媒を循環させる側の室内機の設定は、例
えば能力の小さい側でも良いし、あるいは除霜運転に入
る直前におけるリモコン等、運転制御手段（図示せず）
によって制御マイコン８０ａ、８０ｂに対して設定され
る設定温度と温度検知器１３ａ、１３ｂによって検知さ
れる実際の室温の差が小さい側でもよい。
【００２２】この場合は、除霜運転中に冷媒が循環して
いない側の室内機８ａあるいは室内機８ｂの熱交換器９
ａあるいは９ｂは、前述した１台運転時と同様に熱交換
器の温度低下が小さいので、除霜運転終了後の暖房運転
の立ち上がりを早めることができ、その結果暖房効率を
向上させることが可能となる。
いない側の室内機８ａあるいは室内機８ｂの熱交換器９
ａあるいは９ｂは、前述した１台運転時と同様に熱交換
器の温度低下が小さいので、除霜運転終了後の暖房運転
の立ち上がりを早めることができ、その結果暖房効率を
向上させることが可能となる。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、室外熱交換器に着霜
し、除霜運転に入った場合において、使用している室内
機側に冷媒を循環させないで、停止している側の室内機
に冷媒を循環させることにより、使用している室内機の
熱交換器の温度を低下させずに室外機の除霜を行い、除
霜運転終了後は元のとおり使用中の室内機に冷媒を循環
させることにより、除霜運転終了後の暖房運転の立ち上
がりを早め、暖房効率を向上させることが出来る効果を
奏する。
し、除霜運転に入った場合において、使用している室内
機側に冷媒を循環させないで、停止している側の室内機
に冷媒を循環させることにより、使用している室内機の
熱交換器の温度を低下させずに室外機の除霜を行い、除
霜運転終了後は元のとおり使用中の室内機に冷媒を循環
させることにより、除霜運転終了後の暖房運転の立ち上
がりを早め、暖房効率を向上させることが出来る効果を
奏する。
【００２４】また、本発明によれば、全ての室内機を運
転している場合でも、除霜運転中は特定の室内機にのみ
冷媒を循環させて、他の室内機には冷媒を循環させない
ことにより、熱交換器の温度低下を防ぎ、除霜運転終了
後の立ち上がりを早め、暖房効率を向上させることがで
きる効果を奏する。
転している場合でも、除霜運転中は特定の室内機にのみ
冷媒を循環させて、他の室内機には冷媒を循環させない
ことにより、熱交換器の温度低下を防ぎ、除霜運転終了
後の立ち上がりを早め、暖房効率を向上させることがで
きる効果を奏する。
【００２５】また、本発明によれば、特定の室内機の送
風機を強風運転する必要もないので、室内機を運転して
いない部屋に人がいたりした場合でも、突然送風機が強
風運転して驚いたり、強風を受けて不快に感じることも
ない。
風機を強風運転する必要もないので、室内機を運転して
いない部屋に人がいたりした場合でも、突然送風機が強
風運転して驚いたり、強風を受けて不快に感じることも
ない。
【図１】本発明に係る除霜制御を行う多室形空気調和機
の一実施例を示す概略構成図である。
の一実施例を示す概略構成図である。
【図２】従来技術による除霜制御を行う多室形空気調和
機の概略構成図である。
機の概略構成図である。
１…圧縮機、 ２…四方弁、 ３…室外熱交換器、 ４
…室外送風機、 ５…室外機、 ６ａ、６ｂ…室外電動
膨張弁（電動膨張弁）、 ７ａ、７ｂ…細径側接続配
管、 ８ａ、８ｂ…室内機、 ９ａ、９ｂ…室内熱交換
器、 １０ａ、１０ｂ…室内送風機、 １１、１１ａ…
太径側接続配管、 １２…除霜検知機、１３ａ、１３ｂ
…室内熱交換器温度検知器、 １５…インバータ、 ２
０…四方弁制御回路、 ４０…室外送風機制御回路、
５０…制御マイコン、 ６０ａ、６０ｂ…電動膨張弁制
御回路、 ８０ａ、８０ｂ…制御マイコン、 １００
ａ、１００ｂ…室内送風機制御回路。
…室外送風機、 ５…室外機、 ６ａ、６ｂ…室外電動
膨張弁（電動膨張弁）、 ７ａ、７ｂ…細径側接続配
管、 ８ａ、８ｂ…室内機、 ９ａ、９ｂ…室内熱交換
器、 １０ａ、１０ｂ…室内送風機、 １１、１１ａ…
太径側接続配管、 １２…除霜検知機、１３ａ、１３ｂ
…室内熱交換器温度検知器、 １５…インバータ、 ２
０…四方弁制御回路、 ４０…室外送風機制御回路、
５０…制御マイコン、 ６０ａ、６０ｂ…電動膨張弁制
御回路、 ８０ａ、８０ｂ…制御マイコン、 １００
ａ、１００ｂ…室内送風機制御回路。
Claims (5)
- 【請求項１】圧縮機、四方弁、および室外熱交換器を備
えた室外機と、該室外熱交換器より分岐して設けられた
複数個の電動膨張弁と、該各電動膨張弁と接続配管を介
して連結され、もう一方の接続配管で前記室外機の四方
弁に接続される熱交換器を各々に備えた複数台の室内機
とで、冷凍サイクルを構成する多室形空気調和機におい
て、 暖房運転中において室外熱交換器を除霜運転しようとす
る時、使用している室内機と停止している室内機とが存
在する場合には、使用している室内機の熱交換器に接続
されている電動膨張弁を閉じて使用熱交換器に冷媒を循
環させず、停止している室内機の熱交換器に接続されて
いる電動膨張弁を開いて停止熱交換器内に冷媒を循環さ
せるように制御して室外熱交換器の除霜運転を行うこと
を特徴とする多室形空気調和機の除霜制御方法。 - 【請求項２】圧縮機、四方弁、および室外熱交換器を備
えた室外機と、該室外熱交換器より分岐して設けられた
複数個の電動膨張弁と、該各電動膨張弁と接続配管を介
して連結され、もう一方の接続配管で前記室外機の四方
弁に接続される熱交換器を各々に備えた複数台の室内機
とで、冷凍サイクルを構成する多室形空気調和機におい
て、 暖房運転中において室外熱交換器を除霜運転しようとす
る時、複数台の室内機が使用されている場合には、複数
台の室内機のうち一台の室内機の熱交換器に接続されて
いる電動膨張弁を開いて前記一台の熱交換器に冷媒を循
環させ、他の室内機の熱交換器には接続されている電動
膨張弁を閉じて他の熱交換器に冷媒を循環させないよう
に制御して室外熱交換器の除霜運転を行うことを特徴と
する多室形空気調和機の除霜制御方法。 - 【請求項３】圧縮機、四方弁、および室外熱交換器を備
えた室外機と、該室外熱交換器より分岐して設けられた
複数個の電動膨張弁と、該各電動膨張弁と接続配管を介
して連結され、もう一方の接続配管で前記室外機の四方
弁に接続される熱交換器を各々に備えた複数台の室内機
とで、冷凍サイクルを構成する多室形空気調和機におい
て、 暖房運転中において室外熱交換器を除霜運転しようとす
る時、使用している室内機と停止している室内機とが存
在する場合には、使用している室内機の熱交換器に接続
されている電動膨張弁を閉じて使用熱交換器に冷媒を循
環させず、停止している室内機の熱交換器に接続されて
いる電動膨張弁を開いて停止熱交換器に冷媒を循環させ
るように制御し、複数台の室内機が使用されている場合
には、複数台の室内機のうち一台の室内機の熱交換器に
接続されている電動膨張弁を開いて一台の熱交換器に冷
媒を循環させ、他の室内機の熱交換器には接続されてい
る電動膨張弁を閉じて他の熱交換器に冷媒を循環させな
いように制御して室外熱交換器の除霜運転を行うことを
特徴とする多室形空気調和機の除霜制御方法。 - 【請求項４】圧縮機、四方弁、および室外熱交換器を備
えた室外機と、該室外熱交換器より分岐して設けられた
複数個の電動膨張弁と、該各電動膨張弁と接続配管を介
して連結され、もう一方の接続配管で前記室外機の四方
弁に接続される熱交換器を各々に備えた複数台の室内機
とで、冷凍サイクルを構成する多室形空気調和機におい
て、 前記室内機から得られる暖房運転指令に基いて、使用す
る室内機の熱交換器に接続される電動膨張弁を所定の開
度に制御し、圧縮機から吐き出す冷媒を四方弁から前記
使用する室内機の熱交換器を経由して室外熱交換器へと
循環させるように制御することにより、前記使用する室
内機に対して暖房運転を行う暖房運転制御手段と、 該暖房運転制御手段によって暖房運転を行っている間に
おいて前記室外熱交換器に着霜が進んだことを検知する
着霜検知手段と、 該着霜検知手段で検知された信号を元に、前記使用して
いる室内機の熱交換器に接続されている電動膨張弁を閉
じ、停止している室内機の熱交換器に接続されている電
動膨張弁を開くように制御し、前記四方弁を切り換えて
圧縮機から吐き出す冷媒を前記室外熱交換器を経由して
前記開かれた電動膨張弁を通して前記停止している室内
機の熱交換器へと循環させるように制御することによ
り、冷房サイクルに基づく室外熱交換機の除霜運転を行
う除霜運転制御手段とを備えたことを特徴とする多室形
空気調和機。 - 【請求項５】圧縮機、四方弁、および室外熱交換器を備
えた室外機と、該室外熱交換器より分岐して設けられた
複数個の電動膨張弁と、該各電動膨張弁と接続配管を介
して連結され、もう一方の接続配管で前記室外機の四方
弁に接続される熱交換器を各々に備えた複数台の室内機
とで、冷凍サイクルを構成する多室形空気調和機におい
て、 前記室内機から得られる暖房運転指令に基いて、使用す
る室内機の熱交換器に接続される電動膨張弁を所定の開
度に制御し、圧縮機から吐き出す冷媒を四方弁から前記
使用する室内機の熱交換器を経由して室外熱交換器へと
循環させるように制御することにより、前記使用する室
内機に対して暖房運転を行う暖房運転制御手段と、 該暖房運転制御手段によって暖房運転を行っている間に
おいて前記室外熱交換器に着霜が進んだことを検知する
着霜検知手段と、 該着霜検知手段で検知された信号を元に、複数台の室内
機のうち一台の室内機の熱交換器に接続されている電動
膨張弁を開き、他の室内機の熱交換器には接続されてい
る電動膨張弁を閉じるように制御し、前記四方弁を切り
換えて圧縮機から吐き出す冷媒を前記室外熱交換器を経
由して開かれた電動膨張弁を通して前記停止している室
内機の熱交換器へと循環させるように制御することによ
り、冷房サイクルに基づく室外熱交換機の除霜運転を行
う除霜運転制御手段とを備えたことを特徴とする多室形
空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000346654A JP2002147879A (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 多室形空気調和機およびその除霜制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000346654A JP2002147879A (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 多室形空気調和機およびその除霜制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002147879A true JP2002147879A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18820490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000346654A Withdrawn JP2002147879A (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 多室形空気調和機およびその除霜制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002147879A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014192138A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
| CN106839344A (zh) * | 2017-04-01 | 2017-06-13 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调除霜控制方法 |
| CN107461877A (zh) * | 2017-07-19 | 2017-12-12 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 一种多联机系统除霜控制方法 |
| JP2019148390A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置 |
| WO2021260804A1 (ja) * | 2020-06-23 | 2021-12-30 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
| CN114279046A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-05 | 珠海格力电器股份有限公司 | 适用于模块化多联机系统的化霜控制方法、控制器及空调 |
| CN115235099A (zh) * | 2022-08-09 | 2022-10-25 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种多联机化霜控制方法及多联机系统 |
-
2000
- 2000-11-14 JP JP2000346654A patent/JP2002147879A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2014192138A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2017-02-23 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
| WO2014192138A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
| CN106839344B (zh) * | 2017-04-01 | 2019-12-06 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调除霜控制方法 |
| CN106839344A (zh) * | 2017-04-01 | 2017-06-13 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调除霜控制方法 |
| EP3657103A4 (en) * | 2017-07-19 | 2020-08-26 | Qingdao Haier Air-Conditioning Electronic Co., Ltd | MULTI-DIVISION SYSTEM DEFROST CONTROL PROCESS |
| CN107461877A (zh) * | 2017-07-19 | 2017-12-12 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 一种多联机系统除霜控制方法 |
| CN107461877B (zh) * | 2017-07-19 | 2020-12-08 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 一种多联机系统除霜控制方法 |
| JP2019148390A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置 |
| JP7035623B2 (ja) | 2018-02-28 | 2022-03-15 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置 |
| WO2021260804A1 (ja) * | 2020-06-23 | 2021-12-30 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
| JPWO2021260804A1 (ja) * | 2020-06-23 | 2021-12-30 | ||
| JP7345655B2 (ja) | 2020-06-23 | 2023-09-15 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
| CN114279046A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-05 | 珠海格力电器股份有限公司 | 适用于模块化多联机系统的化霜控制方法、控制器及空调 |
| CN115235099A (zh) * | 2022-08-09 | 2022-10-25 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种多联机化霜控制方法及多联机系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050215 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050222 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050412 |