JP2002147781A - 空気調和機用室内機 - Google Patents

空気調和機用室内機

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JP2002147781A JP2000337228A JP2000337228A JP2002147781A JP 2002147781 A JP2002147781 A JP 2002147781A JP 2000337228 A JP2000337228 A JP 2000337228A JP 2000337228 A JP2000337228 A JP 2000337228A JP 2002147781 A JP2002147781 A JP 2002147781A
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良次 佐藤
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秀司 尾原
Reiko Yamauchi
礼子 山内
Katsuaki Nagahashi
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Toshinori Fukazawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機用室内機において、熱交換器の風
速分布を均一化することで、空調能力の向上と騒音低
減、さらには空気調和機用室内機の小型化薄型化を図
る。 【解決手段】 キャビネット内に送風機を配置し、前記
送風機の吸込み側にベルマウスを、前記送風機吹出し側
に熱交換器を、前記送風機吹出し側から吹出された空気
が前記熱交換器を通過して前記キャビネット内部から外
部へ空気が吹出すところに吹出し口を配置するよう構成
した空気調和機用室内機において、前記送風機と前記熱
交換器の間で、前記熱交換器におおよそ沿うようほぼ全
周に亘って前記キャビネット壁面に、前記送風機吹出し
口から出る空気の流れの向きを変えて熱交換器における
上下方向の風速分布がほぼ均一になるよう空気流れの制
御手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機用室内
機に係り、特に熱交換器を通過する空気の流れの風速分
布をほぼ均一化するために設ける流れガイド、抵抗体あ
るいは熱交換器を有し、低騒音及び空調能力向上の効果
のある空気調和機用室内機に関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換器を通過する空気の流れの風速分
布を均一化させるために、従来から、整流板を設けた
り、熱交換器の形状を変えたり、送風機の形状を改良し
たり、と色々な手段が採られてきた。
【0003】例えば、整流板については、特開平8−1
28661号公報(以下「第1従来例」という)に開示
されているように、室内ユニットのキャビネットに通風
路を介して吸気口と排気口とが設けられ、前記吸気口側
に熱交換器がほぼ垂直に配置される一方、この熱交換器
の下流で下部側における通風路に室内ファンが配設され
た空気調和機において、前記熱交換器の横幅にほぼ等し
い複数枚の整流板を熱交換器の背面の上下方向に所定の
間隔をあけて、各整流板を前記熱交換器の背面側から前
記室内ファンに到る吸気流路長がほぼ等しくなるように
整流板の傾斜角度と長さを設定して取付け・配設し、熱
交換器を通過する空気の流れの風速分布の均一化を図
り、騒音の低減及び空調能力の向上を達成している。
【0004】また、熱交換器の形状については、特開平
5−172361号公報(以下「第2従来例」という)
に開示されているように、ケーシングに空気の流入口と
流出口とが形成され、該流入口と流出口との間に形成さ
れたケーシング内の空気流路に上流側から送風機と熱交
換器とが順に配設され、該熱交換器は、熱媒体の流通可
能な熱媒体流通管を備えると共に、該熱媒体流通管に多
数のフィンが取り付けられ、上記熱交換器前面及び後面
に開口する空気の流通路が形成されている空気調和装置
において、上記熱交換器は、上記送風機の吹出空気の流
れ方向が変化する空気流路の湾曲部に配置されると共
に、上記熱交換器前面及び後面は、上記送風機の吹出空
気の流れ方向となす角度が直角に近づく向きに傾斜する
傾斜面に形成されることにより、熱交換器を通過する空
気の流れの風速分布の均一化が図られ、騒音の低減及び
空調能力の向上が達成されている。
【0005】一方、送風機の形状の改良については、特
開平10−132310号公報(以下「第3従来例」と
いう)に開示されているように、回転駆動されるハブと
該ハブに対して同軸上に離隔して対向配置され、かつ、
その中心位置にファン吸込口を備えたシュラウドとの間
に跨がって多数の羽根を架設し、上記ハブとシュラウド
の外周部で、かつ、上記各羽根間に対応する部位をファ
ン吹出口とすると、上記ハブの上記ファン吹出口寄りに
位置する外周部を、径方向外方へ向かうに伴って上記フ
ァン吸込口側へ偏位する如く傾斜せしめてなる遠心ファ
ンが、そのファン吸込口を空気吸込口に対向させ、か
つ、そのファン吹出口を側方に向けた状態で配置される
とともに、該遠心ファンの外周側には遠心ファンを包囲
した熱交換器が、上記遠心ファンのファン吹出口に対向
し、かつ、該遠心ファンの軸方向において該遠心ファン
のファン吹出口の中心位置に対して上記熱交換器の中心
位置が上記ファン吸込口側に偏位した状態で配置されて
いることを特徴とすることで、上記熱交換器を通過する
空気の流れの風速分布の均一化を図り、騒音の低減及び
空調能力の向上を達成する空気調和機を得ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】空気調和機用室内機
は、天井裏に埋め込んで設置するか、あるいは天井から
釣り下げて設置する場合が多いが、最近の建物は、従来
より天井が低かったり、天井裏のスペースが従来より狭
いものが多くなってきている。それゆえ、空気調和機用
室内機は、従来より小型化することが重要課題となって
きているが、特に天井裏に埋め込むタイプは、天井の梁
と梁の間に設置するため、設置可能な面積は限られ、ま
た今後、天井裏の高さがさらに従来より低い建物が増え
る可能性が大きいために、今の空気調和機用室内機以上
に小型化、薄形化することが、求められるようになって
きている。
【0007】空気調和機用室内機を小型化、薄形化する
ためには、熱交換器を小型化するのが必須となるが、単
純に熱交換器を小型化しただけでは空気調和機の性能を
満たすことはできず、また伝熱面積を稼ぐべく熱交換器
を並列にすることで、熱交換器を通過する空気の圧損が
大きくなり、これを補うため送風機の回転数を上げる必
要が生じ、結果として騒音もかなり増加する。
【0008】空気調和機の性能を確保しつつ熱交換器の
小型化を行うためには、熱交換器の性能を上げる必要が
ある。熱交換器の性能を上げるにはフィンの形状を新た
に開発する手段もあるが、それよりも熱交換器を通過す
る空気の流れの風速分布を均一化して性能を上げたほう
が、騒音も低減できるのでかなり有効な手段と言える。
【0009】従来の技術もこの点に着目し、空気調和機
用室内機内の送風機の特性のためにどうしても生じてし
まう熱交換器を通過する空気の流れの風速分布の不均一
を、第1従来例のように送風機吸込み側にある熱交換器
に整流板を設けて熱交換器を通過する空気の流れの風速
分布を均一化したり、第2従来例のように熱交換器の形
状を送風機の吹出し口の空気の流れの向きに合わせて傾
斜させて設置したり、第3従来例のように送風機の吹出
し口を熱交換器の中央部に向けて傾けたりと、いろいろ
と工夫されてきた。
【0010】しかし、上記整流板の例は、送風機の上流
側に熱交換器がある場合であるし、上記熱交換器を傾斜
させる方法は、それを製造するための生産ラインの開発
等で莫大なコストがかかり、その上空気調和機用室内機
の薄形化にはなっても設置面積を減少させることはでき
ない。また送風機の吹出し口を傾けても最大風速の位置
が変わるだけで、根本的な改善にはならず、その送風機
を製造する手段も考慮するとコストがかかるばかりであ
まり得策とは言えない。
【0011】そこで、本発明の目的は、空気調和機用室
内機内の熱交換器を通過する空気の流れの風速分布を従
来よりも低コストで均一化させることにより、空調能力
の向上と騒音低減を実現し、建物の天井が低かったり、
天井裏のスペースが狭かったりと空気調和機用室内機の
設置スペースの限られた場所に設置できる小型化、薄形
化された空気調和機用室内機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明による空気調和機用室内機は、特許請求の範
囲の各請求項に記載されたところを特徴とする。
【0013】すなわち、独立項としての請求項1に係る
第1発明による空気調和機用室内機は、天板及び四周の
側板からなるキャビネットと、該キャビネット下面中央
部位に吸込みグリルを、また該吸込みグリルを包囲する
部位に吹出し口を有するパネルと、前記キャビネット内
に収納配設され、前記パネルの前記吸込みグリルに対面
する部位に吸込み口を、また、該吸込み口より吸込んだ
空気を前記側板に向けて吹出す吹出し口を有する送風機
と、該送風機を包囲して前記送風機の吹出し口に対面し
送風路中に配設される熱交換器と、を備えてなる空気調
和機用室内機において、前記送風機と前記熱交換器との
間にあって、前記熱交換器におおよそ沿うようほぼ全周
に亘って前記天板下面に、前記送風機から吹き出した空
気の流れの向きを変えて前記熱交換器における上下方向
の風速分布をほぼ均一にするような空気流れの制御手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0014】同じく、独立項としての請求項10に係る
第2発明による空気調和機用室内機は、天板及び四周の
側板からなるキャビネットと、該キャビネット下面中央
部位に吸込みグリルを、また該吸込みグリルを包囲する
部位に吹出し口を有するパネルと、前記キャビネット内
に収納配設され、前記パネルの前記吸込みグリルに対面
する部位に吸込み口を、また、該吸込み口より吸込んだ
空気を前記側板に向けて吹出す吹出し口を有する送風機
と、該送風機を包囲して前記送風機の吹出し口に対面し
送風路中に配設される熱交換器と、を備えてなる空気調
和機用室内機において、前記熱交換器の上流側あるいは
下流側に、前記熱交換器における上下方向の風速分布が
ほぼ均一となるように前記熱交換器の一部に空気の通過
できる抵抗体を設けたことを特徴とするものである。
【0015】同じく、独立項としての請求項11に係る
第3発明による空気調和機用室内機は、天板及び四周の
側板からなるキャビネットと、該キャビネット下面中央
部位に吸込みグリルを、また該吸込みグリルを包囲する
部位に吹出し口を有するパネルと、前記キャビネット内
に収納配設され、前記パネルの前記吸込みグリルに対面
する部位に吸込み口を、また、該吸込み口より吸込んだ
空気を前記側板に向けて吹出す吹出し口を有する送風機
と、該送風機を包囲して前記送風機の吹出し口に対面し
送風路中に配設される熱交換器と、を備えてなる空気調
和機用室内機において、前記送風機の吹出し口の風速が
大きいところは前記送風機から遠く、前記風速が小さい
ところは前記送風機から近くすることで前記熱交換器の
上下方向の風速分布がほぼ均一となるように前記熱交換
器の一部を傾斜させて前記熱交換器を構成したことを特
徴とするものである。
【0016】同じく、独立項としての請求項12に係る
第4発明による空気調和機用室内機は、天板及び四周の
側板からなるキャビネットと、該キャビネット下面中央
部位に吸込みグリルを、また該吸込みグリルを包囲する
部位に吹出し口を有するパネルと、前記キャビネット内
に収納配設され、前記パネルの前記吸込みグリルに対面
する部位に吸込み口を、また、該吸込み口より吸込んだ
空気を前記側板に向けて吹出す吹出し口を有する送風機
と、該送風機を包囲して前記送風機の吹出し口に対面し
送風路中に配設される熱交換器と、を備えてなる空気調
和機用室内機において、前記熱交換器における上下方向
の風速分布で、風速の大きいところを2列あるいは複数
列で、前記風速の小さいところを1列あるいは前記風速
の大きいところの列数より少ない列で前記熱交換器を構
成したことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1ない
し図18を用いて説明する。
【0018】図1に、本発明の第1の実施例に係る空気
調和機用室内機101の断面図を、図2に、同じく平面
図を示す。
【0019】図示の空気調和機用室内機101は、天板
111a及び四周の側板111bからなるキャビネット
109と、該キャビネット109の下面にあり中央部に
吸込みグリル104及びフィルタ105を支え、吸込み
グリル104を包囲するように吹出し口110を有する
パネル103と、吸込みグリル104に対面する吸込み
口及び吸込んだ空気を前記側板111bに向けてほぼ水
平方向に吹出す吹出し口を有する遠心送風機102と、
遠心送風機102の吹出し側に、遠心送風機102を囲
み、後記熱交換器108内側におおよそ沿うようほぼ全
周に亘って天板111a下面に取付けた本発明の制御手
段である流れガイド112と、遠心送風機102の吹出
し口に対面して送風路中に配設される、水受け107を
下部に備えた熱交換器108と、によって構成されてい
る。
【0020】空気調和機用室内機101内の空気は、ま
ず、遠心送風機102の吸込み口上流側にあるパネル1
03に支えられた吸込みグリル104から吸込まれ、フ
ィルタ105、ベルマウス106を介して遠心送風機1
02の吸込み口に到達する。次に、遠心送風機102の
内部で加速された空気は、遠心送風機102の吹出し口
から吹出され、流れガイド112を介して熱交換器10
8を通過し、パネル103に設けられた吹出し口110
から外部に吹出される。
【0021】ここで、本発明の効果について説明する。
図18は、従来の空気調和機用室内機の遠心送風機吹出
し口風速分布図付き断面図であり、図1には、本発明の
空気調和機用室内機101の遠心送風機吹出し口風速分
布が示されている。
【0022】図18の従来の空気調和機用室内機の場
合、吸込みグリル104、フィルタ105及びベルマウ
ス106から遠心送風機102に吸込まれた空気が、遠
心送風機102内の流路を通過し、遠心送風機102の
吹出し口から吹出されるが、空調用の遠心送風機102
内の流れはハブ102b側に偏るという特性上、遠心送
風機吹出し口風速分布114aが天板111a側に偏っ
てしまう。これが原因で熱交換器108を通過する空気
の流れの上下方向の風速分布も遠心送風機吹出し口風速
分布114aの如く偏ってしまい、空調能力すなわち熱
交換能力が低下し、熱交換器108を通過する空気の最
大風速も大きくなるため、熱交換器108の圧力損失も
大きくなり騒音も増加する。
【0023】これを解決するためには、図1に示すよう
に、空気調和機用室内機101の天板111aに、遠心
送風機102を囲むように流れガイド112を設ければ
良い。これによって遠心送風機吹出し口風速分布114
aの最も速い天板111a側の空気の流れの向きを変え
て、遠心送風機吹出し口風速分布114bのようにほぼ
均一化し、熱交換器108を通過する空気の流れの上下
方向の風速分布もほぼ均一化されることになり、空調能
力すなわち熱交換能力を向上させ、熱交換器108を通
過する空気の最大風速も低下するので熱交換器108で
の圧力損失も低減でき、騒音も低減する。
【0024】一方、遠心送風機自身の形状を変えて遠心
送風機吹出し口風速分布114aの均一化を図る方法も
あり、全く不可能ではないが、こうした遠心送風機は複
雑な形状となるため、開発、製造等を考慮すると莫大な
コストがかかり、熱交換器108を通過する空気の流れ
の上下方向の風速分布の均一化を行なうには得策とは言
えない。その点、本発明の流れガイド112は、熱交換
器108を通過する空気の流れの上下方向の風速分布の
均一化を低コストで実現できるという特徴がある。
【0025】なお、本発明の流れガイド112は、送風
機の吹出し側に熱交換器108があるどんな形態の空調
機でも、送風機の特性による熱交換器108を通過する
空気の流れの上下方向の風速分布の不均一を均一化させ
ることに適用できる。
【0026】図3は、本発明の第2の実施例に係る空気
調和機用室内機101の断面図を示しており、表示範囲
は図1のA部に対応し、その拡大図である。図3は、断
面形状が三角形で、その一つの頂点が熱交換器108に
接している場合の制御手段である三角形状流れガイド1
15を示している。
【0027】図1との違いは、三角形状流れガイド11
5の断面形状である三角形の一つの頂点が、熱交換器1
08に接していることであるが、これは遠心送風機10
2と熱交換器108との距離、あるいは遠心送風機10
2と天板111aとの距離の関係によって決まる。例え
ば、遠心送風機102と熱交換器108との距離が離れ
ている場合、図1に示すような流れガイド112では、
熱交換器108と流れガイド112の間に渦が生じてし
まい騒音増加の原因となるが、図3の三角形状流れガイ
ド115を設けると、渦の生じるスペースも小さくな
り、熱交換器108に入り込むまでのガイドともなり
得、熱交換器108を通過する空気の流れの上下方向の
風速分布の均一化による空調能力の向上及び騒音低減が
可能となる。
【0028】図4は、本発明の第3の実施例に係る空気
調和機用室内機101の断面図を示しており、表示範囲
は図1のA部に対応し、その拡大図である。図4は、断
面形状が四角形で、その一つの頂点が熱交換器108に
接している場合の制御手段である四角形状流れガイド1
16を示している。四角形状流れガイド116の効果
は、前記三角形状流れガイド115と同様であるが、金
型製造の容易さ等の理由で断面形状を四角形とした例で
ある。
【0029】図5は、本発明の第4の実施例に係る空気
調和機用室内機101の断面図を示しており、表示範囲
は図1のA部に対応し、その拡大図である。図5は、断
面形状が1/4円または1/4楕円であり、制御手段で
ある1/4円または1/4楕円形状流れガイド117を
示している。
【0030】図1の流れガイド112と同様に、その断
面の一辺が天板111aに接した状態で設けられている
が、図3の前記三角形状流れガイド115のように、断
面形状の頂点が熱交換器108に接するのは熱交換器1
08を一部覆ってしまうのであまり望ましくない。1/
4円または1/4楕円形状流れガイド117の効果は、
前記三角形状流れガイド115と同様であり、流れガイ
ドの近傍の空気の流れ状態に対応して、その断面形状を
1/4円または1/4楕円形状にしたものである。
【0031】図6は、本発明の第5の実施例に係る空気
調和機用室内機101の断面図を示しており、表示範囲
は図1のA部に対応し、その拡大図である。図6は、断
面形状が1/2円または1/2楕円であり、制御手段で
ある1/2円または1/2楕円形状流れガイド117を
示している。
【0032】図1の流れガイド112と同様に、その断
面の一辺が天板111aに接した状態で設けられている
が、図3の前記三角形状流れガイド115のように、断
面形状の頂点が熱交換器108に接していても良い。1
/2円または1/2楕円形状流れガイド118の効果
は、前記三角形状流れガイド115と同様であり、これ
は流れガイドの近傍の空気の流れ状態に対応して、その
断面形状を1/2円または1/2楕円形状にした例であ
る。
【0033】図7は、本発明の第6の実施例に係る空気
調和機用室内機101の断面図を示しており、表示範囲
は図1のA部に対応し、その拡大図である。図7は、断
面形状が遠心送風機102の吹出し口に対して逆向きの
鋭角状分割擬似円であり、制御手段である逆鋭角状分割
擬似円形状流れガイド119を示している。
【0034】図1の流れガイド112と同様に、その断
面の一辺が天板111aに接した状態で設けられている
が、図3の前記三角形状流れガイド115のように、断
面形状の頂点が熱交換器108に接していても良い。逆
鋭角状分割擬似円形状流れガイド119の効果は、前記
三角形状流れガイド115と同様であるが、これは流れ
ガイドの近傍の空気の流れ状態に対応して、その断面形
状を逆鋭角状分割擬似円形状にした例である。なお断面
形状の擬似円の曲線部は自由曲線でも本発明の目的を達
成できる。
【0035】図8は、本発明の第7の実施例に係る空気
調和機用室内機101の断面図を示しており、表示範囲
は図1のA部に対応し、その拡大図である。図8は、断
面形状が遠心送風機102の吹出し口に対して正向きの
鋭角状分割擬似円であり、制御手段である鋭角状分割擬
似円形状流れガイド119を示している。
【0036】図1の流れガイド112と同様に、その断
面の一辺が天板111aに接した状態で設けられている
が、図3の前記三角形状流れガイド115のように、断
面形状の頂点が熱交換器108に接していても良い。鋭
角状分割擬似円形状流れガイド119の効果は、前記三
角形状流れガイド115と同様であるが、これは流れガ
イドの近傍の空気の流れ状態に対応して、その断面形状
を鋭角状分割擬似円形状にした例である。なお断面形状
の擬似円の曲線部は自由曲線でも本発明の目的を達成で
きる。
【0037】図9は、本発明の第8の実施例に係る空気
調和機用室内機101の断面図を示しており、表示範囲
は図1のA部に対応し、その拡大図である。図9は、熱
交換器108と遠心送風機102との間の天板111a
に送風方向に沿って斜めに設けた制御手段である平板流
れガイド121を示している。平板流れガイド121の
効果は、図1の流れガイド112と同じく、熱交換器1
08を通過する空気の流れの上下方向の風速分布の均一
化による空調能力の向上及び騒音低減であるが、それに
加えて平板流れガイド121の場合は上記各種流れガイ
ドに比べ薄板等でよく、低コストで製作できる特徴を持
っている。なお、平板流れガイド121の場合は、熱交
換器108に接するように配置することは熱交換器10
8に空気が通過しない部分が生じてしまうため、望まし
くない。
【0038】図10は、本発明の第9の実施例に係る空
気調和機用室内機101の断面図を示しており、表示範
囲は図1のA部に対応し、その拡大図である。図10
は、熱交換器108と遠心送風機102との間の天板1
11aに送風方向に沿って斜めに設けた制御手段である
角度調節機能付き平板流れガイド122を示している。
角度調節機能付き平板流れガイド122の効果は、図9
の平板流れガイド121と同様であるが、角度調節機能
付き平板流れガイド122の方は、平板と天板111a
とのなす角度を調節することができるので、遠心送風機
102の特性や空気調和機用室内機101の構造による
空気の流れの状態に合せて、適正な角度を取れるよう調
節できるという特徴がある。
【0039】上記制御手段である各種流れガイドは、ど
れも熱交換器108を通過する空気の流れの上下方向の
風速分布の均一化に有効な手段であるが、遠心送風機1
02と熱交換器108との距離や、天板111aと遠心
送風機102との距離あるいは遠心送風機102の素性
が異なる時などで、遠心送風機102の吹出し口の上下
方向の速度分布に合せて、空気の流れをあまり乱さない
ような流れガイドを選択すると、流れガイドと遠心送風
機102との間に生じる流体騒音も低減できる。
【0040】図11は、本発明の第10の実施例に係る
空気調和機用室内機101の断面図を示しており、図示
の空気調和機用室内機101は、天板111a及び四周
の側板111bからなるキャビネット109と、該キャ
ビネット109の下面にあり中央部に吸込みグリル10
4及びフィルタ105を支え、吸込みグリル104を包
囲するように吹出し口110を有するパネル103と、
吸込みグリル104に対面する吸込み口及び吸込んだ空
気を前記側板111bに向けてほぼ水平方向に吹出す吹
出し口を有する遠心送風機102と、遠心送風機102
の吹出し側に、遠心送風機102を囲み、後記熱交換器
108内側におおよそ沿うようほぼ全周に亘って天板1
11aにリブとして設けた本発明の制御手段である天板
一体流れガイド201と、遠心送風機102の吹出し口
に対面して送風路中に配設される、水受け107を下部
に備えた熱交換器108と、によって構成されている。
【0041】本発明の流れガイドを天板と一体とするこ
とにより、上記の熱交換器108を通過する空気の流れ
の上下方向の風速分布の均一化による空調能力の向上及
び騒音低減の効果に加え、空気調和機用室内機101の
部品点数削減による低コスト化及び天板111aに流れ
ガイドというリブを入れることによるキャビネット10
9の高剛性化の効果も期待できる。
【0042】なお、天板一体流れガイド201は、遠心
送風機102や熱交換器108等の構造により、天板一
体三角形状流れガイド202、天板一体四角形状流れガ
イド203、天板一体1/4円または1/4楕円形状流
れガイド204、天板一体1/2円または1/2楕円形
状流れガイド205、天板一体逆鋭角状分割擬似円形状
流れガイド206、天板一体鋭角状分割擬似円形状流れ
ガイド207、も適用でき、前記各種流れガイドの断面
形状の曲線部は円弧等の幾何学曲線ではなく自由曲線で
も適用できる。
【0043】図12は、本発明の第11の実施例に係る
空気調和機用室内機101の断面図を示しており、図示
の空気調和機用室内機101は、天板111a及び四周
の側板111bからなるキャビネット109と、該キャ
ビネット109の下面にあり中央部に吸込みグリル10
4及びフィルタ105を支え、吸込みグリル104を包
囲するように吹出し口110を有するパネル103と、
吸込みグリル104に対面する吸込み口及び吸込んだ空
気を前記側板111bに向けてほぼ水平方向に吹出す吹
出し口を有する遠心送風機102と、遠心送風機102
を囲み、遠心送風機102の吹出し口に対面して送風路
中に配設される、水受け107を下部に備えた熱交換器
108と、その熱交換器108の上流側に熱交換器10
8の一部に設けた空気の通過できる例えば金網等の抵抗
体301と、によって構成されている。
【0044】この抵抗体301は、熱交換器108を通
過する空気の流れの上下方向の風速分布で風速の大きい
ところに設け、これによって遠心送風機102の吹出し
口から生じる上下方向の風速分布が不均一であっても熱
交換器108を通過する空気の流れの上下方向の風速分
布は均一化され、空調能力の向上と騒音低減の効果が期
待できる。
【0045】図13は、本発明の第11の実施例に係る
空気調和機用室内機101の熱交換器108斜視図を示
しており、具体的には熱交換器108に抵抗体301を
取付ける位置を示している。この図は、空気調和機用室
内機101の熱交換器108の一部を切り出した図で、
図の右側は熱交換器108の遠心送風機側302、左側
は熱交換器108の反遠心送風機側303で、熱交換器
108上部には抵抗体301を備えていることを示して
いる。
【0046】これは、空気調和機用室内機101に備え
られている送風機が空調用の遠心送風機102の場合を
想定しており、異種の送風機や他の遠心送風機あるいは
構造の異なる空気調和機用室内機の場合抵抗体301の
取り付け位置は異なる。具体的には、熱交換器108を
通過する空気の流れの上下方向の風速分布を調査し、そ
の風速の大きいところ近辺に抵抗体301を設け、熱交
換器108を通過する空気の流速をほぼ等しくさせ、空
調能力の向上と騒音低減を図る。
【0047】図14は、本発明の第12の実施例に係る
空気調和機用室内機101の断面図を示しており、図示
の空気調和機用室内機101は、天板111a及び四周
の側板111bからなるキャビネット109と、該キャ
ビネット109の下面にあり中央部に吸込みグリル10
4及びフィルタ105を支え、吸込みグリル104を包
囲するように吹出し口110を有するパネル103と、
吸込みグリル104に対面する吸込み口及び吸込んだ空
気を前記側板111bに向けてほぼ水平方向に吹出す吹
出し口を有する遠心送風機102と、遠心送風機102
を囲み、遠心送風機102の吹出し口に対面して送風路
中に配設される、水受け107を下部に備えた熱交換器
108と、その熱交換器108の下流側に熱交換器10
8の一部に設けた空気の通過できる抵抗体301と、に
よって構成されている。
【0048】この抵抗体301は、熱交換器108を通
過する空気の流れの上下方向の風速分布で風速の大きい
ところに設け、これによって遠心送風機102の吹出し
口から生じる上下方向の風速分布が不均一であっても熱
交換器108を通過する空気の流れの上下方向の風速分
布は均一化され、空調能力の向上と騒音低減の効果を期
待できる。図14は図13の説明内容と同様に、本発明
は空気調和機用室内機101に備えられている送風機が
空調用の遠心送風機102の場合を想定しており、異種
の送風機や他の遠心送風機あるいは構造の異なる空気調
和機用室内機の場合、抵抗体301の取り付け位置を変
えて、熱交換器108を通過する空気の流れの上下方向
の風速分布の均一化を行ない、空調機の能力向上及び騒
音低減を図る。
【0049】図15は、本発明の第13の実施例に係る
空気調和機用室内機101の断面図を示しており、図示
の空気調和機用室内機101は、天板111a及び四周
の側板111bからなるキャビネット109と、該キャ
ビネット109の下面にあり中央部に吸込みグリル10
4及びフィルタ105を支え、吸込みグリル104を包
囲するように吹出し口110を有するパネル103と、
吸込みグリル104に対面する吸込み口及び吸込んだ空
気を前記側板111bに向けてほぼ水平方向に吹出す吹
出し口を有する遠心送風機102と、遠心送風機102
を囲み、遠心送風機102の吹出し口に対面して送風路
中に配設される、水受け107を下部に備え、水受け側
の熱交換器の一部が、反遠心送風機102側に傾斜した
本発明の傾斜部付き熱交換器401と、によって構成さ
れている。
【0050】本発明の前記傾斜部付き熱交換器401
は、水受け側の熱交換器の一部を反遠心送風機102側
に傾斜させているのが特徴であるが、前記熱交換器40
1は基本的には遠心送風機102の吹出し口の上下方向
の風速分布に合せて形状を変化させている。すなわち、
吹出し口の風速が大きいところは送風機から遠く、風速
が小さいところは送風機から近くする。従来例3にも遠
心送風機の吹出し口の上下方向の風速分布に合せて熱交
換器全体を傾斜させる技術が開示されているが、最近の
遠心送風機は、ある程度吹出し口の上下方向の風速分布
が均一化されているため、従来例3の技術だと熱交換器
を通過する空気の流れの上下方向の風速分布の均一化に
はならない場合がある。
【0051】そこで、本発明の傾斜部付き熱交換器40
1のように、最近の遠心送風機吹出し口の上下方向の風
速分布に合せるように、熱交換器の一部を傾斜させれ
ば、熱交換器を通過する空気の流れの上下方向の風速分
布の均一化が可能となり、空調能力の向上及び騒音低減
が図れる。
【0052】図16は、本発明の第14の実施例に係る
空気調和機用室内機101の断面図を示しており、図示
の空気調和機用室内機101は、天板111a及び四周
の側板111bからなるキャビネット109と、該キャ
ビネット109の下面にあり中央部に吸込みグリル10
4及びフィルタ105を支え、吸込みグリル104を包
囲するように吹出し口110を有するパネル103と、
吸込みグリル104に対面する吸込み口及び吸込んだ空
気を前記側板111bに向けてほぼ水平方向に吹出す吹
出し口を有する遠心送風機102と、遠心送風機102
を囲み、遠心送風機102の吹出し口に対面して送風路
中に配設される、水受け107を下部に備え、熱交換器
上部の熱交換器列数が熱交換器下部の熱交換器列数より
遠心送風機102側において多い構造の遠心送風機側不
等列熱交換器402と、によって構成されている。
【0053】本発明の遠心送風機側不等列熱交換器40
2は、熱交換器上部の熱交換器列数が熱交換器下部の熱
交換器列数より多い構造であることを特徴としている
が、これは送風機吹出し口の上下方向の風速分布がハブ
102b側に偏るという空調用の遠心送風機102の場
合を想定している。その他の遠心送風機あるいは異種の
送風機でも、風速の速い部分に熱交換器の列数を増やし
て抵抗を付けることにより熱交換器を通過する空気の流
れの上下方向の風速分布の均一化を達成し、空調能力の
向上及び騒音低減を図る。
【0054】また、例えば、空気調和機用室内機101
の熱交換器108を、従来ならば1列で使用していたと
すると、総伝熱面積を等しく保ちつつ前記本発明の遠心
送風機側不等列熱交換器402を用いれば、部分的に2
列となるが熱交換器の高さが低くなり、空気調和機用室
内機101の薄形化が図れる。
【0055】図17は、本発明の第15の実施例に係る
空気調和機用室内機101の断面図を示しており、図示
の空気調和機用室内機101は、天板111a及び四周
の側板111bからなるキャビネット109と、該キャ
ビネット109の下面にあり中央部に吸込みグリル10
4及びフィルタ105を支え、吸込みグリル104を包
囲するように吹出し口110を有するパネル103と、
吸込みグリル104に対面する吸込み口を及び吸込んだ
空気を前記側板111bに向けてほぼ水平方向に吹出す
吹出し口を有する遠心送風機102と、遠心送風機10
2を囲み、遠心送風機102の吹出し口に対面して送風
路中に配設される、水受け107を下部に備え、熱交換
器上部の熱交換器列数が熱交換器下部の熱交換器列数よ
り反遠心送風機102側において多い構造の反遠心送風
機側不等列熱交換器403と、によって構成されてい
る。
【0056】本発明の反遠心送風機側不等列熱交換器4
03は、熱交換器上部の熱交換器列数が熱交換器下部の
熱交換器列数より多い構造であることを特徴としている
が、これは送風機吹出し口の上下方向の風速分布がハブ
102b側に偏るという空調用の遠心送風機102の場
合を想定している。その他の遠心送風機あるいは異種の
送風機でも、風速の速い部分を熱交換器の列数を増やし
て抵抗を付けることにより熱交換器を通過する空気の流
れの上下方向の風速分布の均一化を達成し、空調能力の
向上及び騒音低減を図る。
【0057】また、例えば、空気調和機用室内機101
の熱交換器108を、従来ならば1列で使用していたと
すると、総伝熱面積を等しく保ちつつ前記本発明の反遠
心送風機側不等列熱交換器403を用いれば、部分的に
2列となるが熱交換器の高さが低くなり空気調和機用室
内機101の薄形化も図れる。
【0058】
【発明の効果】請求項1及び請求項10の発明によれ
ば、空気調和機用室内機内の熱交換器を通過する空気の
流れの風速分布を従来よりも低コストで均一化させるこ
とにより、空調能力の向上と騒音低減を実現することが
できるばかりでなく、建物の天井が低かったり、天井裏
のスペースが狭かったりと空気調和機用室内機の設置ス
ペースの限られた場所に設置できる小型化、薄形化され
た空気調和機用室内機を提供する効果を得ることができ
る。
【0059】請求項11の発明によれば、空気調和機用
室内機内の熱交換器を通過する空気の流れの風速分布を
均一化させることにより、空調能力の向上と騒音低減を
実現することができるばかりでなく、建物の天井が低か
ったり、天井裏のスペースが狭かったりと空気調和機用
室内機の設置スペースの限られた場所に設置できる小型
化、薄形化された空気調和機用室内機を提供する効果を
得ることができる。
【0060】請求項12の発明によれば、空気調和機用
室内機内の熱交換器を通過する空気の流れの風速分布を
均一化させることにより、空調能力の向上と騒音低減を
実現することができるばかりでなく、建物の天井が低か
ったり、天井裏のスペースが狭かったりと空気調和機用
室内機の設置スペースの限られた場所に設置できる小型
化、薄形化された空気調和機用室内機を提供する効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る空気調和機用室内
機の断面図。
【図2】本発明の第1の実施例に係る空気調和機用室内
機の平面図。
【図3】本発明の第2の実施例に係る空気調和機用室内
機の部分断面図。
【図4】本発明の第3の実施例に係る空気調和機用室内
機の部分断面図。
【図5】本発明の第4の実施例に係る空気調和機用室内
機の部分断面図。
【図6】本発明の第5の実施例に係る空気調和機用室内
機の部分断面図。
【図7】本発明の第6の実施例に係る空気調和機用室内
機の部分断面図。
【図8】本発明の第7の実施例に係る空気調和機用室内
機の部分断面図。
【図9】本発明の第8の実施例に係る空気調和機用室内
機の部分断面図。
【図10】本発明の第9の実施例に係る空気調和機用室
内機の部分断面図。
【図11】本発明の第10の実施例に係る空気調和機用
室内機の断面図。
【図12】本発明の第11の実施例に係る空気調和機用
室内機の断面図。
【図13】本発明の第11の実施例に係る空気調和機用
室内機の熱交換器斜視図。
【図14】本発明の第12の実施例に係る空気調和機用
室内機の断面図。
【図15】本発明の第13の実施例に係る空気調和機用
室内機の断面図。
【図16】本発明の第14の実施例に係る空気調和機用
室内機の断面図。
【図17】本発明の第15の実施例に係る空気調和機用
室内機の断面図。
【図18】従来の空気調和機用室内機の遠心送風機吹出
し口風速分布図付き断面図。
【符号の説明】
101…空気調和機用室内機 102…遠心送風機 102a…シュラウド 102b…ハブ 103…パネル 104…吸込みグリル 105…フィルタ 106…ベルマウス 107…水受け 108…熱交換器 109…キャビネット 110…吹出し口 111a…天板 111b…側板 112…流れガイド 113…機械室 114a…従来空気調和機用室内機内遠心送風機吹出し
口風速分布 114b…本発明の空気調和機用室内機内遠心送風機吹
出し口風速分布 115…三角形状流れガイド 116…四角形状流れガイド 117…1/4円または1/4楕円形状流れガイド 118…1/2円または1/2楕円形状流れガイド 119…逆鋭角状分割擬似円形状流れガイド 120…鋭角状分割擬似円形状流れガイド 121…平板流れガイド 122…角度調節機能付き平板流れガイド 201…天板一体流れガイド 202…天板一体三角形状流れガイド 203…天板一体四角形状流れガイド 204…天板一体1/4円または1/4楕円形状流れガ
イド 205…天板一体1/2円または1/2楕円形状流れガ
イド 206…天板一体逆鋭角状分割擬似円形状流れガイド 207…天板一体鋭角状分割擬似円形状流れガイド 301…抵抗体 302…熱交換器の遠心送風機側 303…熱交換器の反遠心送風機側 401…傾斜部付き熱交換器 402…遠心送風機側不等列熱交換器 403…反遠心送風機側不等列熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米山 裕康 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 尾原 秀司 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 (72)発明者 山内 礼子 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 長橋 克章 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 深沢 寿紀 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3L049 BB05 BB08 BB10 BC02 BD01 3L051 BE05 BE07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板及び四周の側板からなるキャビネッ
    トと、該キャビネット下面中央部位に吸込みグリルを、
    また該吸込みグリルを包囲する部位に吹出し口を有する
    パネルと、前記キャビネット内に収納配設され、前記パ
    ネルの前記吸込みグリルに対面する部位に吸込み口を、
    また、該吸込み口より吸込んだ空気を前記側板に向けて
    吹出す吹出し口を有する送風機と、該送風機を包囲して
    前記送風機の吹出し口に対面し送風路中に配設される熱
    交換器と、を備えてなる空気調和機用室内機において、 前記送風機と前記熱交換器との間にあって、前記熱交換
    器におおよそ沿うようほぼ全周に亘って前記天板下面
    に、前記送風機から吹き出した空気の流れの向きを変え
    て前記熱交換器における上下方向の風速分布をほぼ均一
    にするような空気流れの制御手段を設けたことを特徴と
    する空気調和機用室内機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、その断面形状が三角形
    あるいは四角形であることを特徴とする請求項1に記載
    の空気調和機用室内機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、その断面形状が1/4
    円または1/4楕円あるいは1/2円または1/2楕円
    であることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機用
    室内機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、その断面形状が鋭角状
    分割擬似円であるかあるいは該擬似円の曲線部が自由曲
    線であることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機
    用室内機。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記天板に送風方向に
    沿って斜めに取付けられた平板であることを特徴とする
    請求項1に記載の空気調和機用室内機。
  6. 【請求項6】 前記平板の取付け角度が調節可能である
    ことを特徴とする請求項5に記載の空気調和機用室内
    機。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記天板のリブとして
    形成された断面が三角形の二辺あるいは四角形の三辺で
    あることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機用室
    内機。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記天板のリブとして
    形成された断面が1/4円弧または1/4楕円弧と垂直
    な辺あるいは1/2円弧または1/2楕円弧であること
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機用室内機。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記天板のリブとして
    形成された断面が鋭角状分割擬似円の曲線部を含む二辺
    であるかあるいは該擬似円の曲線部が自由曲線による辺
    であることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機用
    室内機。
  10. 【請求項10】 天板及び四周の側板からなるキャビネ
    ットと、該キャビネット下面中央部位に吸込みグリル
    を、また該吸込みグリルを包囲する部位に吹出し口を有
    するパネルと、前記キャビネット内に収納配設され、前
    記パネルの前記吸込みグリルに対面する部位に吸込み口
    を、また、該吸込み口より吸込んだ空気を前記側板に向
    けて吹出す吹出し口を有する送風機と、該送風機を包囲
    して前記送風機の吹出し口に対面し送風路中に配設され
    る熱交換器と、を備えてなる空気調和機用室内機におい
    て、 前記熱交換器の上流側あるいは下流側に、前記熱交換器
    における上下方向の風速分布がほぼ均一となるように前
    記熱交換器の一部に空気の通過できる抵抗体を設けたこ
    とを特徴とする空気調和機用室内機。
  11. 【請求項11】 天板及び四周の側板からなるキャビネ
    ットと、該キャビネット下面中央部位に吸込みグリル
    を、また該吸込みグリルを包囲する部位に吹出し口を有
    するパネルと、前記キャビネット内に収納配設され、前
    記パネルの前記吸込みグリルに対面する部位に吸込み口
    を、また、該吸込み口より吸込んだ空気を前記側板に向
    けて吹出す吹出し口を有する送風機と、該送風機を包囲
    して前記送風機の吹出し口に対面し送風路中に配設され
    る熱交換器と、を備えてなる空気調和機用室内機におい
    て、 前記送風機の吹出し口の風速が大きいところは前記送風
    機から遠く、前記風速が小さいところは前記送風機から
    近くすることで前記熱交換器の上下方向の風速分布がほ
    ぼ均一となるように前記熱交換器の一部を傾斜させて前
    記熱交換器を構成したことを特徴とする空気調和機用室
    内機。
  12. 【請求項12】 天板及び四周の側板からなるキャビネ
    ットと、該キャビネット下面中央部位に吸込みグリル
    を、また該吸込みグリルを包囲する部位に吹出し口を有
    するパネルと、前記キャビネット内に収納配設され、前
    記パネルの前記吸込みグリルに対面する部位に吸込み口
    を、また、該吸込み口より吸込んだ空気を前記側板に向
    けて吹出す吹出し口を有する送風機と、該送風機を包囲
    して前記送風機の吹出し口に対面し送風路中に配設され
    る熱交換器と、を備えてなる空気調和機用室内機におい
    て、 前記熱交換器における上下方向の風速分布で、風速の大
    きいところを2列あるいは複数列で、前記風速の小さい
    ところを1列あるいは前記風速の大きいところの列数よ
    り少ない列で前記熱交換器を構成したことを特徴とする
    空気調和機用室内機。
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