WO2017006467A1 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Definitions

  • an indoor unit of an air conditioner includes a fan motor provided in a housing, a blower fan that is rotationally driven by the fan motor, and a discharge direction of air from the blower fan.
  • a heat exchanger that surrounds the heat exchanger, and a guide member that is provided below the air outlet of the blower fan and upstream of the heat exchanger, and the guide member is disposed upstream of the heat exchanger. It has a guide part arranged facing the end face, and the guide part has a linear shape parallel to the end face when cut in a plane including the rotation axis of the blower fan.
  • FIG. 1 is a half sectional view of an indoor unit (hereinafter, also simply referred to as “indoor unit”) 100 of an air conditioner according to an embodiment of the present invention.
  • FIG. 2 is a cross-sectional perspective view for explaining the flow of air in the indoor unit 100 shown in FIG. 1.
  • FIG. 2 shows a state where the decorative panel 42 (see FIG. 1) is removed.

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Abstract

空気調和機の室内機(100)は、送風ファン(2)における空気の吐出口(2a)の下方に、かつ熱交換器(4)の上流側に設けられるガイド部材(10)を備える。そして、ガイド部材(10)は、熱交換器(4)の上流側の端面(4a)に対向して配置されるガイド部(10a)を有し、ガイド部(10a)は、送風ファン(2)の回転軸心(11)を含む平面で切断した場合の断面形状が端面(4a)に平行な直線形状を呈する板体である。これにより、コンパクトでかつ安価なガイド部材(10)によって、送風ファン(2)からの空気を熱交換器(4)の高さ方向に対してより均一に導くことができる空気調和機の室内機(100)を提供する。

Description

空気調和機の室内機
 本発明は、空気調和機の室内機に関し、特に、天井埋込み型の空気調和機の室内機に関する。
 空気調和機の室内機として、室内機が天井に埋め込まれるタイプ(天井埋込み型)のものがある。天井埋込み型の空気調和機の室内機は、遠心ファンを回転させることによって、室内の空気を吸い込み、冷房時に吸込んだ空気を熱交換器で冷却して、吹出口から吹き出すことで室内を冷房する。
 遠心ファンは熱交換器に向かって空気を吐き出すが、遠心ファンの吐出口の高さは熱交換器の高さの略半分程度であるため、熱交換器の高さ方向の全域に対して空気が均一に当たらない。これにより、熱交換器の伝熱性能が低下するため、冷房能力の低下が発生する。一方、冷房能力の低下をカバーしようと風量を増加させると、騒音の増加、およびファン動力の増加につながる。
 これに対し、ファンから吹き出した空気の流れを熱交換器に向かって緩やかに広げる流路拡大部材を備える室内機が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004-156885号公報
 特許文献1に記載の室内機は、ファンから送られる空気の流れが、緩やかに広がる流路拡大部材に付着して流れることを企図している(特許文献1の段落0017参照)。
 しかしながら、ファンからの空気は、直接熱交換器に向けて送り出されるため、ファンの吐出口における特に下部から吐出する空気は、流路拡大部材に沿った流れとはならない可能性がある。その場合、熱交換器の下部へ流入する空気が少なくなる。
 また、特許文献1に記載の流路拡大部材は、大型で複雑な形状であるため、取付けスペースも必要であり、かつコストアップにつながるものであった。
 本発明は、前記した事情に鑑みてなされたものであり、コンパクトでかつ安価な部材によって、送風ファンからの空気を熱交換器の高さ方向に対してより均一に導くことができる空気調和機の室内機を提供することを課題とする。
 上記課題を解決するために、本発明に係る空気調和機の室内機は、筐体内に設けられるファンモータと、前記ファンモータによって回転駆動される送風ファンと、前記送風ファンからの空気の吐出方向を囲う熱交換器と、前記送風ファンにおける空気の吐出口の下方に、かつ前記熱交換器の上流側に設けられるガイド部材と、を備え、前記ガイド部材は、前記熱交換器の上流側の端面に対向して配置されるガイド部を有し、前記ガイド部は、前記送風ファンの回転軸心を含む平面で切断した場合の断面形状が前記端面に平行な直線形状であることを特徴とする。
 本発明によれば、コンパクトでかつ安価な部材によって、送風ファンからの空気を熱交換器の高さ方向に対してより均一に導くことができる空気調和機の室内機を提供できる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内機の半断面図である。 図1に示される室内機における空気の流れを説明するための断面斜視図である。 ガイド部材の取付け構造を説明するための断面斜視図である。 ガイド部材の取付け構造を説明するために室内機を下方から見た斜視図である。 比較例としてガイド部材を有さない室内機の内部の空気の流れを説明するための図である。 本実施形態に係るガイド部材を有する室内機の内部の空気の流れを説明するための図である。
 本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
 なお、以下に示す図面において、同一の部材には同一の参照符号を付している。
 図1は、本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内機(以下、単に「室内機」ともいう)100の半断面図である。図2は、図1に示される室内機100における空気の流れを説明するための断面斜視図である。図2は、化粧パネル42(図1参照)が取り外された状態を示している。
 図1に示すように、本実施形態に係る室内機100は、天井41に埋め込まれるタイプ(天井埋込み型)の室内機である。本実施形態における空気調和装置は、室内機100と室外機(図示せず)とが冷媒配管(図示せず)によって接続されて冷凍サイクルを構成し、空気調和を行う。
 室内機100は、本体ケース1と化粧パネル42とを有している。化粧パネル42の下面が室内に臨んでおり、本体ケース1が天井41の内部に埋め込まれて配置される。化粧パネル42は、天井41の表面とほぼ面一となるように、本体ケース1の下方に取り付けられる。本体ケース1は天井裏(天井41の表面よりも上)に吊金具と吊ボルト(図示せず)を用いて据え付けられ固定される。化粧パネル42は、本体ケース1にネジ部材(図示せず)などを使用して固定される。
 本体ケース1は、筐体1aと断熱材1bとを備えている。筐体1aは、平面視して四角形状を呈しており、金属板を用いて下方に開口をもつ有底箱状に形成されている。ここで「四角形状」というのは「厳密な四角形状」のほか、例えば角部が面取りされたり丸くされたりした「略四角形状」をも含む概念である。なお、図4では角部が短い直線で結ばれた四角形状を示しており、角部を含めて多角形状と表現することもできる。筐体1aは、2枚以上の板金がプレスで所定形状に成形され、ネジ止め、リベットなどで接合されて形成される。本体ケース1には、断熱や結露防止、防音などのための断熱材1bが、筐体1aの内部に開口を下に向けて配置されている。
 室内機100は、筐体1a内に設けられる送風ファン2と、送風ファン2からの空気の吐出方向を囲う熱交換器4と、送風ファン2における空気の吐出口2aの下方に、かつ熱交換器4の上流側に設けられるガイド部材10と、を備えている。送風ファン2は、例えば遠心ファンであり、空気の流れの向きを略90度変えて熱交換器4に送る。送風ファン2は、筐体1a内に設けられるファンモータ3によって回転駆動される。ファンモータ3は、筐体1aの天板に固定されている。送風ファン2とファンモータ3とで送風機が構成されている。
 熱交換器4の下方には、ドレンパン5が配置されている。ドレンパン5は、熱交換器4の表面で結露して滴下するドレン水を受けて回収する。ドレンパン5は、例えば発泡スチロール成形品であり、ドレン水が接する内面側に例えばABS樹脂などの樹脂からなる樹脂層が形成されている。
 室内機100の下面中央には、空気の吸込口6が設けられている。また、室内機100の下面周縁には、空気の吹出口7(ここでは4箇所)が設けられている。送風ファン2は、吸込口6と吹出口7とを結ぶ筐体1a内の空気通路に設けられる。熱交換器4は、送風ファン2と吹出口7との間に配置される。そして、送風ファン2と吸込口6との間には、ベルマウス8が設けられている。
 図2に示すように、室内の空気21は、送風ファン2の回転動作により、吸込口6(図1参照)から吸い込まれ、送風ファン2を抜けて熱交換器4に向けて吹き出される。冷房運転の場合には、熱交換器4を通過することによって空気21は冷却される。熱交換器4を抜けて冷却された空気21は、ドレンパン5と、本体ケース1の断熱材1bとの間に形成される吹出風路9を通り、吹出口7(図1参照)を経て、室内機100から室内へ吹き出される。
 図3は、ガイド部材10の取付け構造を説明するための断面斜視図である。図4は、ガイド部材10の取付け構造を説明するために室内機100を下方から見た斜視図である。図3は、化粧パネル42(図1参照)が取り外された状態を示している。また、図4は、化粧パネル42およびベルマウス8(図1参照)が取り外された状態を示している。
 図3に示すように、室内機100(図1参照)は、ドレンパン5に溜まるドレン水を排出するドレンポンプ14を備えている。ドレンパン5は、該ドレンパン5上における熱交換器4の空気21(図2参照)の流れの上流側(一次側)に位置する一次空間と下流側(二次側)に位置する二次空間とを仕切る仕切壁12を有している。また、仕切壁12には、前記一次空間と前記二次空間とを連通させるように一部が切り欠かれた開口溝部13が形成されている。ドレンパン5上に流れ落ちるドレン水は、ドレンポンプ14の方に導かれ、ドレンポンプ14で吸い上げられて、機外へ排出されるようになっている。
 図3~図4に示すように、ガイド部材10は、熱交換器4の上流側の端面4aに対向して配置されるガイド部10aと、ドレンパン5に対して下からネジ部材16を用いてネジ止めによって固定される固定部10bと、を有している。ガイド部材10のガイド部10aは、ドレンパン5の内側(送風ファン2側)の端面に当接される。
 ガイド部10aは、送風ファン2の回転軸心11(図1参照)を含む平面で切断した場合の断面形状が熱交換器4の上流側の端面4aに平行な直線形状を呈する板体である。ここで「平行」というのは「厳密な平行」のほか、技術常識からみて平行にみられる「略平行」をも含む概念である。また、「直線形状」というのは「厳密な直線形状」のほか、技術常識からみて直線形状にみられる「略直線形状」をも含む概念である。
 固定部10bは、ガイド部10aの下端部から水平方向外側に延伸している。ガイド部材10は、ガイド部10aと固定部10bとが一体成形されて構成されている。ガイド部材10は、ここでは樹脂材料で形成されている。
 図4に示すように、ガイド部材10の固定部10bは、平面視して四角形状を呈する筐体1a内の四つの隅部に対応する箇所にそれぞれ配置されている。
 ガイド部材10は、熱交換器4における回転軸心11(図1参照)を中心とする半径方向の内側の全周にわたって配置されている。ここで「全周」というのは「厳密な全周」のほか、技術常識からみて全周とみられる「略全周」をも含む概念である。
 また、ガイド部材10は、回転軸心11を中心とする周方向において複数に分割されている。すなわち、複数(ここでは4つ)のガイド部材10が、回転軸心11を中心とする周方向において隣り合うように設置されている。各ガイド部材10は、その両端部に固定部10bをそれぞれ備えるとともに、該両端部が筐体1a内の隅部に対応する箇所に配置されている。
 次に、前記したように構成された室内機100におけるガイド部材10の作用について説明する。
 まず、図5を参照して、比較例としてガイド部材10を有さない室内機の内部の空気の流れを説明する。
 図5に示すように、送風ファン2から送られる矢印30で示す空気の流れは、熱交換器4の下部の手前側で、矢印31で示す旋回流を生じさせる。このため、熱交換器4の下部を通過する風量が低下してしまい、熱交換器の高さ方向に対して風速分布の不均一が生じる。ここで、「高さ」は、送風ファン2の回転軸心11に平行な方向の寸法である。一方、熱交換器4の下部を通過する風量の低下を補うために、送風ファン2の回転速度を増加して風量をアップさせると、騒音の増加、およびファン動力の増加を招いてしまうという弊害が生じる。
 図6は、本実施形態に係るガイド部材10を有する室内機100の内部の空気の流れを説明するための図である。
 前記したように、本実施形態に係る空気調和機の室内機100は、送風ファン2における空気の吐出口2aの下方に、かつ熱交換器4の上流側に設けられるガイド部材10を備える。そして、ガイド部材10は、熱交換器4の上流側の端面4aに対向して配置されるガイド部10aを有し、ガイド部10aは、送風ファン2の回転軸心11を含む平面で切断した場合の断面形状が端面4aに平行な直線形状を呈する板体である。
 このような本実施形態では、図5の矢印31で示す旋回流の発生が、図6に示すようにガイド部材10によって抑制される。そして、送風ファン2から送られる矢印30で示す空気の流れは、ガイド部材10と熱交換器4との間を経て熱交換器4の下部を通過する矢印32で示す流れを生じさせる。これにより、風速分布は熱交換器4の高さ方向に対してより均一に広がり、熱交換器4全体を有効に活用することが可能となる。したがって、熱交換器4の伝熱性能が向上し、例えば冷房運転時には冷房能力が向上する。また、ガイド部材10は、製作困難な複雑な構造にする必要がないため、省スペース・省コストを達成できる。
 すなわち、本実施形態によれば、コンパクトでかつ安価なガイド部材10によって、送風ファン2からの空気を熱交換器4の高さ方向に対してより均一に導くことができる空気調和機の室内機100を提供できる。
 なお、図5の矢印31で示すような旋回流の発生をより効果的に防止するためには、送風ファン2の吐出口2aの下端とガイド部材10の上端との高さ方向の距離を、送風ファン2とガイド部材10とが接触しない程度に、なるべく小さくすることが望ましい。
 また、本実施形態では、図3~図4に示すように、ガイド部材10の固定部10bが、ドレンパン5に対して下からネジ部材16を用いてネジ止めによって固定されている。このため、室内機100の据付後に、送風ファン2やファンモータ3をメンテナンスの目的で取り外す必要が生じた場合でも、ドレン水が溜まるために取扱いが難しいドレンパン5を本体ケース1から取り外す必要がない。すなわち、ガイド部材10固定用のネジ部材16を外して、ガイド部材10をドレンパン5から取り外すことで、容易に送風ファン2やファンモータ3のメンテナンスが可能となる。
 また、本実施形態では、ガイド部材10の固定部10bは、平面視して四角形状を呈する筐体1a内の隅部に対応する箇所に配置されている。このように構成すれば、筐体1a内の隅部に存在するスペースを利用して、ガイド部材10固定用のネジ部材16を下から螺入する雌ネジ部をドレンパン5に容易にレイアウトすることができる。
 ガイド部材10は、空気の吸込口6側に設けられるものの、熱交換器4に対向して設けられるため、空気調和機の冷房運転時には、熱交換器4からの輻射熱の影響を比較的受け易い位置にある。したがって、ガイド部材10の表面が、吸い込まれた空気21(図2参照)の凝縮点以下まで低下した場合には、ガイド部材10の表面に結露が生じる。そして、結露が発生し成長した場合には、吸込口6から結露水が落下して、水垂れの不具合につながるおそれがある。そこで、本実施形態では、ガイド部材10を金属よりも熱伝導率の低い樹脂材料を使用して形成している。これにより、ガイド部材10は、輻射熱の影響を受けにくくなるため、表面温度が低下しにくくなり、ガイド部材10の表面で結露水が発生しにくくなるという利点がある。
 また、本実施形態では、ガイド部材10は、熱交換器4における回転軸心11を中心とする半径方向の内側の全周にわたって配置されている。このように構成すれば、回転軸心11を中心とする周方向のいずれの位置においても、ガイド部材10の効果を十分に発揮させることができる。したがって、熱交換器4の伝熱性能がより向上する。
 また、本実施形態では、ガイド部材10は、回転軸心11を中心とする周方向において複数に分割されている。このように構成すれば、ガイド部材10の製造および保管が容易になるとともに、ガイド部材10の取付け作業の負担が軽減される。
 以上、本発明について実施形態に基づいて説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
 例えば、前記した実施形態では、ガイド部材10は、図4の例では4つに分割されているが、本発明はこれに限定されるものではない。ガイド部材10は、例えば2つに分割された構成であってもよく、あるいは分割されていない一体成形品であってもよい。
 1   本体ケース
 1a  筐体
 2   送風ファン
 2a  吐出口
 3   ファンモータ
 4   熱交換器
 4a  端面
 5   ドレンパン
 6   吸込口
 7   吹出口
 8   ベルマウス
 9   吹出風路
 10  ガイド部材
 10a ガイド部
 10b 固定部
 11  回転軸心
 14  ドレンポンプ
 16  ネジ部材
 21  空気
 41  天井
 100 空気調和機の空調機

Claims (6)

  1.  筐体内に設けられるファンモータと、
     前記ファンモータによって回転駆動される送風ファンと、
     前記送風ファンからの空気の吐出方向を囲う熱交換器と、
     前記送風ファンにおける空気の吐出口の下方に、かつ前記熱交換器の上流側に設けられるガイド部材と、を備え、
     前記ガイド部材は、前記熱交換器の上流側の端面に対向して配置されるガイド部を有し、
     前記ガイド部は、前記送風ファンの回転軸心を含む平面で切断した場合の断面形状が前記端面に平行な直線形状であることを特徴とする空気調和機の室内機。
  2.  前記熱交換器の下方に配置されドレン水を受けるドレンパンを備え、
     前記ガイド部材は、前記ドレンパンに対して下からねじ止めによって固定される固定部を有することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3.  前記固定部は、平面視して四角形状を呈する前記筐体内の隅部に対応する箇所に配置されることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4.  前記ガイド部材は、樹脂材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  5.  前記ガイド部材は、前記熱交換器における前記回転軸心を中心とする半径方向の内側の全周にわたって配置されることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  6.  前記ガイド部材は、前記回転軸心を中心とする周方向において複数に分割されていることを特徴とする請求項5に記載の空気調和機の室内機。
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