JP6583783B2 - 天井埋込型室内ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、天井埋込型室内ユニットに関する。
従来、空気調和装置の天井埋込型室内ユニットには、その内部と外部とを断熱するための発砲スチロール製の断熱部材を備える。
上記断熱部材は、天井埋込型室内ユニットの筐体の内側に配置され、断熱部材の内側に熱交換器が配置されている。
天井埋込型室内ユニットを作動させると、熱交換器の温度変化によって、筐体と断熱部材との間の膨張率の差に起因してきしみ音が発生することがあり、そのきしみ音の発生を低減する天井埋込型室内ユニットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
その提案としては、(1)断熱部材における筐体が当たる面に、熱交換器の形状に沿って突部を所定の間隔で点在するように形成する、(2)断熱部材における筐体が当たる面であって熱交換器の上方の両側に、熱交換器の形状に沿って一対の突部を壁状に形成するものである。
特許第4906544号公報
特許文献1の上記した技術(1),(2)では、突部が複数且つ比較的近接するように形成されるため、断熱部材を成形する成形型の加工が煩雑になり、成形型のコストアップを招く。また、技術(1),(2)では、突部同士が離れて配置されるため、筐体と突部とが接する部分と、隣り合う突部間で筐体と突部とが接しない部分とが有ることで、筐体及び突部のそれぞれで温度分布が不均一になり、膨張に差が出来てきしみ音低減効果が小さくなる。
本発明の目的は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、コストアップを抑えつつ、きしみ音を効果的に低減することが可能な天井埋込型室内ユニットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、天井に吊り下げられる筐体の内面に沿うように箱形の断熱部材が設けられ、前記断熱部材の内側に送風機及び熱交換器が設けられた天井埋込型室内ユニットにおいて、前記断熱部材は、周壁と、前記周壁の上端の開口を塞ぐとともに前記筐体の天板に沿うように設けられた天井壁とからなり、前記天井壁に、前記天板に当てられる連続した凸状部が形成され、前記凸状部は、前記熱交換器の上端面の真上に且つ前記上端面に沿って延びていることを特徴とする。
また、本発明は、前記凸状部は、無端状に形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記天板は、下方に凸状とされたリブが形成され、前記断熱部材の凸状部は、前記リブが形成されていない面に当てられることを特徴とする。
また、本発明は、前記凸状部は、前記熱交換器によって前記天板に押し付けられることを特徴とする。
また、本発明は、前記断熱部材は、その中央部に環状凸部が形成され、前記環状凸部が、前記天板の中央部に当てられることを特徴とする。
本発明によれば、断熱部材は、周壁と、周壁の上端の開口を塞ぐとともに筐体の天板に沿うように設けられた天井壁とからなり、天井壁に、天板に当てられる連続した凸状部が形成され、凸状部は、熱交換器の上端面の真上に且つ上端面に沿って延びているので、連続した凸状部を熱交換器の上端面の真上に且つ上端面に沿って形成することで、天板に当たる断熱部材の面積を小さくするとともに、従来のように凸状部を分散させて複数形成するのに比べて、凸状部の各部の温度変化をより均一にすることができ、筐体と断熱部材との間の膨張率の差に起因して発生するきしみ音を低減することができる。
また、従来に比べて断熱部材を成形する成形型を容易に形成することができ、成形型のコストを抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの内部構造を示す断面図である。 天井埋込型室内ユニットの斜視図である。 化粧パネルを取り外した状態で天井埋込型室内ユニットを下方から見た底面図である。 筐体及び断熱部材を示す底面図である。 筐体及び断熱部材を示す断面図であり、図5(A)は図4のV−V線断面図、図5(B)は図5(A)の要部拡大図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気調和装置の天井埋込型室内ユニット10の内部構造を示す断面図である。図2は、天井埋込型室内ユニット10の斜視図である。
なお、以下の説明において、上下、内外とは、天井に設置された天井埋込型室内ユニット10を基準として説明している。また、空調後の空気が吹き出される空間を被調和室としている。
図1及び図2に示すように、天井埋込型室内ユニット10は、建屋の天井11と天井11の下方に設置された天井板12との間の天井空間13に設置される。天井埋込型室内ユニット10は、室内ユニット本体14と、室内ユニット本体14の下側開口を覆う化粧パネル30とを備える。
室内ユニット本体14は、下面の略全面が開口した略箱型の筐体15を備える。室内ユニット本体14は、筐体15の内部に、発泡スチロール製の断熱部材16と、室内熱交換器17と、送風機18と、室内熱交換器17のドレン水を受けるドレンパン19と、送風機18に吸い込まれる空気を整流するベルマウス20とを備える。
筐体15の外側面の角部には、吊り用金具21が取り付けられている。室内ユニット本体14は、天井11から垂れ下がる吊りボルト22に吊り用金具21が連結されることで、天井11から吊り下げられた状態で設置される。
筐体15は、天井埋込型室内ユニット10の側部外郭を構成する側板15aと、側板15aの上端部に設けられた天板15bとからなる。断熱部材16は、筐体15の内面に沿うように箱形に形成され、側板15aの内側に設けられて室内熱交換器17の外側方を囲むように配置された周壁16aと、周壁16aの上端の開口を塞ぐとともに天板15bに沿うように設けられた天井壁16bとからなる。断熱部材16は、筐体15における結露の発生を防止する。
送風機18は、ファンモータ23と、遠心ファン24とを備えて構成される。ファンモータ23は、下方に延びる回転軸23aを備え、遠心ファン24は、回転軸23aに固定される。ファンモータ23は、平面視で、天井埋込型室内ユニット10の略中央に配置され、筐体15の天板15bに固定されている。
遠心ファン24は、回転軸23aに固定される円板状の主板24aと、主板24aの下方で主板24aと略同軸に配置される環状のシュラウド24bと、シュラウド24bと主板24aとを連結する複数の翼24cとを備える。翼24cは、主板24aの周方向に互いに間隔をあけて複数配置される。
ドレンパン19は、室内熱交換器17で発生するドレン水を受けることができるように、室内熱交換器17の下方に配置される。ドレンパン19は発泡スチロール製である。
ドレンパン19は、筐体15の下面の開口の略全体を塞ぐように略矩形の板状に形成されている。ドレンパン19は、平面視で、中央部に、送風機18に吸い込まれる空気が通るドレンパン側吸込み口25を備える。また、ドレンパン19は、ドレンパン側吸込み口25の外側で、各パネル側吹出口34に重なる位置に、被調和室へ吹き出される空気が通るドレンパン側吹出口26を備える。ドレンパン側吹出口26は、平面視で筐体15の側板15aに沿って延びる長方形状に形成されている。
更に、ドレンパン19は、室内熱交換器17の下端部が載置されて収容される凹状の熱交換器収容部27を備える。熱交換器収容部27は、ドレンパン側吹出口26とドレンパン側吸込み口25との間に形成され、ドレンパン19の外周部に沿って一周する水路状に形成されている。
ベルマウス20は、内部に空気が通る筒状に形成されている。ベルマウス20は、ドレンパン19のドレンパン側吸込み口25の上面に沿うように枠状に形成されて略水平に延びる水平部20aと、水平部20aの内周部から曲面状に上方に立ち上がる筒状の中央吸込み口20bとを備える。ベルマウス20は、ドレンパン19よりも強度が高い樹脂で形成されている。
ベルマウス20は、ドレンパン19の中央のドレンパン側吸込み口25に水平部20aが嵌合され、ドレンパン19に支持される。
室内熱交換器17、ドレンパン19及びベルマウス20で囲まれることで、筐体15の内側には、送風機18が収納される送風機室43が形成される。また、室内熱交換器17の外側面と断熱部材16の周壁16a側との間には、室内熱交換器17で熱交換された後の空気が通る送風路44が形成されている。
化粧パネル30は、室内ユニット本体14の下面の開口を覆うように平面視で略四角形の板状に形成されている。
化粧パネル30の中央部分には、ベルマウス20に連通するパネル側吸い込み口31が形成されている。化粧パネル30には、パネル側吸い込み口31を覆う吸い込みグリル32が着脱可能に取り付けられている。吸い込みグリル32の室内ユニット本体14側には、空気中の塵などを除去するためのフィルタ33が設けられている。
化粧パネル30のパネル側吸い込み口31の外側であって化粧パネル30の外周部の各辺に沿った位置には、空調後の空気を被調和室に送るパネル側吹出口34がそれぞれ形成されている。すなわち、パネル側吹出口34は、平面視で略四角形の化粧パネル30の各辺に沿うように設けられ、パネル側吹出口34から4方向に空気が吹き出される。
パネル側吹出口34には、吹出方向を調整可能なフラップ35(図2参照)がそれぞれ設けられている。
天井埋込型室内ユニット10が運転されると、送風機18の回転によって、被調和室の空気がパネル側吸い込み口31からベルマウス20を経て送風機室43に吸い込まれる。次いで、送風機室43の空気は、送風機18によって外側に送風され、室内熱交換器17を通過する際に熱交換されて送風路44に流れ、パネル側吹出口34から被調和室に吹き出される。ドレンパン側吹出口26は、送風路44の一部を構成している。
図3は、化粧パネル30を取り外した状態で天井埋込型室内ユニット10を下方から見た底面図である。
室内熱交換器17は、送風機18の略全体を側方から囲うように、板状の状態から平面視で略四角形状に折り曲げるようにして形成されている。
室内熱交換器17は、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能し、暖房運転時には冷媒の凝縮器として機能する。室内熱交換器17は、室内ユニット本体14の内部に吸い込まれる室内の空気と冷媒との熱交換を行って、冷房運転時には室内の空気を冷却し、暖房運転時には室内の空気を加熱することができるように構成されている。
天井埋込型室内ユニット10は、熱交換器収容部27(図1参照)上に、ドレン水を排出するドレンポンプ28を備える。
天井埋込型室内ユニット10は、制御基板等を収納する電装箱46を備える。電装箱46は、平面視では、長方形状に形成されている。
電装箱46は、ベルマウス20の下面に取り付けられる。電装箱46は、その長手方向が、長方形状のドレンパン側吹出口26に沿うように、ドレンパン側吹出口26と略平行に配置されている。
図4は、筐体15及び断熱部材16を示す底面図である。図5は、筐体15及び断熱部材16を示す断面図であり、図5(A)は図4のV−V線断面図、図5(B)は図5(A)の要部拡大図である。
図4及び図5(A)に示すように、箱形の筐体15の内側には断熱部材16が配置されている。
筐体15の天板15bは、その下面15cから下方に突出するようにリブ15dが形成されている。これにより、天板15bの剛性が高くなり、天板15bに取付けられたファンモータ23(図1参照)を含む送風機18(図1参照)の支持剛性を向上させることができる。
断熱部材16は、その周壁16aが筐体15の側板15aの内側方に配置され、天井壁16bが、筐体15の天板15bの下方に配置されている。天井壁16bは、その上面である天井壁上面16cから天板15b側に突出する外側凸状部16d及び内側凸状部16eを備える。なお、符号16m(図4参照)は天井壁16bの中央に開けられた天井穴であり、天板15bに取付けられたファンモータ23との干渉を避ける部分である。
外側凸状部16dは、底面視で無端状の略矩形に形成され、ドレンパン19(図1参照)が筐体15側に取付けられた状態では、外側凸状部16dの上面である外側凸状部上面16fが、室内熱交換器17によって天板15bの下面15cに押し付けられている。外側凸状部16dは、室内熱交換器17の真上に位置し、室内熱交換器17の底面視での形状(略矩形)に沿って形成されている。なお、符号17a,17bは室内熱交換器17の端面である。
室内熱交換器17の上端面17cは、断熱部材16の外側凸状部16dの下面である外側凸状部下面16nに当てられ、これによって、外側凸状部上面16fが筐体15の下面15cに押し付けられる。
内側凸状部16eは、底面視で無端状の円形に形成され、その上面である内側凸状部上面16gが、天板15bの下面15cに当てられている。
外側凸状部上面16fの一対の縁16h,16hを破線で示し、一対の縁16h,16hの間(即ち、外側凸状部上面16fと、天板15bの下面15cとの接触範囲)を複数のドットで描いて示している。破線が途中で描かれていない部分については、断熱部材16の周壁16aの内縁が、縁16hを構成している。
上記したように、外側凸状部上面16fと下面15cとの接触範囲は、室内熱交換器17の真上と、室内熱交換器17の端部17a,17b間の室内熱交換器17が無い部分の真上とを含んで、無端状に延びている。
室内熱交換器17の厚さをT、外側凸状部上面16fの幅をWとすると、外側凸状部上面16fの幅Wは、室内熱交換器17の厚さTよりも大きい(W>T)。幅Wは無端状の外側凸状部上面16fの全体で一定である。
なお、外側凸状部16dは、無端状でなくても良く、室内熱交換器17の真上のみに連続するように形成されても良い。
図5(B)に示すように、筐体15の天板15bは、下面15cのリブ15d側及び下面15cの側板15a側に、内側傾斜面15e及び外側傾斜面15fが形成されている。内側傾斜面15e及び外側傾斜面15fは無端状に形成され、また、内側傾斜面15eと外側傾斜面15fとに挟まれた下面15cは無端状に形成されている。
また、断熱部材16の外側凸状部16dは、外側凸状部上面16fの内側に隣接して内側傾斜面16j、外側凸状部上面16fの外側に隣接して外側傾斜面16kがそれぞれ形成されている。内側傾斜面16j及び外側傾斜面16kは、無端状に形成されている。
筐体15の内側傾斜面15eと断熱部材16の内側傾斜面16jとは、隔てて配置され、筐体15の外側傾斜面15fと断熱部材16の外側傾斜面16kとは、接するように配置されている。即ち、筐体15の外側傾斜面15fは、断熱部材16の外側傾斜面16kが当ることで、断熱部材16を水平方向の位置決めする位置決め部となる。
図1及び図5(A),(B)において、天井埋込型室内ユニット10を作動させて暖房運転又は冷房運転を行うと、室内熱交換器17の温度変化に伴って室内熱交換器17の上端面17cに接する断熱部材16の外側凸状部16dと、外側凸状部16dに接する筐体15の天板15bとのそれぞれの温度が変化する。このとき、鋼板製の筐体15と、発泡スチロール製の断熱部材16との膨張率の差によって、筐体15と断熱部材16との間に微小な摺動が起こる。
本実施形態では、筐体15と断熱部材16との接触面積をより小さく設定し、更に、筐体15と接触する断熱部材16の外側凸状部16dを、室内熱交換器17の上端面17cの真上に連続して形成することで、外側凸状部16dの各部をより均一な温度分布にする、即ち、断熱部材16の各部の温度変化をより均一にすることができる。この結果、上記した筐体15と断熱部材16との間の微小な摺動が外側凸状部16dの各部でほぼ同一となり、大きく摺動する箇所が無くなって、従来のような複数の凸状部が隔てて配置される断熱部材に比べて、きしみ音を発生しにくくすることができる。
以上の図4及び図5に示したように、外側凸状部16dを、室内熱交換器17の真上に且つ室内熱交換器17の底面視での形状に沿うように設けることで、天板15bと断熱部材16との接触面積をより小さくするとともに、天井埋込型室内ユニット10が作動した際に、従来に比べて、外側凸状部16dの各部で温度変化をより均一にすることができる。この結果、天板15bと外側凸状部16dとの間の膨張率の差に起因するきしみ音の発生をより一層低減することができる。
上記図1、図4及び図5(A)に示したように、天井11に吊り下げられる筐体15の内面に沿うように箱形の断熱部材16が設けられ、断熱部材16の内側に送風機18及び室内熱交換器17が設けられた天井埋込型室内ユニット10において、断熱部材16は、周壁16aと、周壁16aの上端の開口を塞ぐとともに筐体15の天板15bに沿うように設けられた天井壁16bとからなり、天井壁16bに、天板15bに当てられる連続した凸状部としての外側凸状部16dが形成され、外側凸状部16dは、室内熱交換器17の上端面17cの真上に且つ上端面17cに沿って延びている。
この構成によれば、連続して形成された外側凸状部16dを室内熱交換器17の上端面17cの真上に且つ上端面17cに沿って形成することで、天板15bに当たる断熱部材16の面積を小さくするとともに、従来のように凸状部を分散させて複数形成するのに比べて、室内熱交換器17の温度変化によって生じる外側凸状部16dの各部の温度変化をより均一にすることができ、筐体15と断熱部材16との間の膨張率の差に起因して発生するきしみ音を低減することができる。
また、従来に比べて断熱部材16を成形する成形型を容易に形成することができ、成形型のコストを抑えることができる。
また、上記図4及び図5(A)に示したように、外側凸状部16dは、無端状に形成されているので、断熱部材16を成形する成形型の形状が簡素になり、成形型のコストを一層抑えることができる。
また、図5(A)に示したように、天板15bは、下方に凸状とされたリブ15dが形成され、断熱部材16の外側凸状部16dは、リブ15dが形成されていない面としての下面15cに当てられるので、天板15bにリブ15dを設けることで、天板15bの剛性を高めることができ、天板15bに取付けられるファンモータ23(図1参照)等の重量物の支持剛性を向上させることができる。また、断熱部材16の外側凸状部16dを当てる部分を明確にすることができ、筐体15に断熱部材16を組み付けやすくすることができる。
また、外側凸状部16dは、室内熱交換器17によって天板15bに押し付けられるので、きしみ音をより一層発生しにくくすることができる。
また、図4及び図5(A)に示したように、断熱部材16は、その中央部に環状凸部としての内側凸状部16eが形成され、内側凸状部16eが、天板15bの中央部に当てられるので、天板15bに当たる天井壁16bの面積をより小さくして、天井壁16bの中央部からのきしみ音の発生を抑えることができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。あくまでも本発明の一実施態様を例示するものであるから、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更、及び応用が可能である。
例えば、図4及び図5おいて、外側突状部16dが無端状ではなく連続した形状である場合には、天板15bの内側傾斜面15e及び外側傾斜面15f、内側傾斜面15eと外側傾斜面15fとに挟まれた下面15c、断熱部材16の内側傾斜面16j及び外側傾斜面16kは、外側突状部16dと同じように無端状ではなく連続した形状であっても良い。
10 天井埋込型室内ユニット
11 天井
15 筐体
15b 天板
15c 下面(リブが形成されていない面)
15d リブ
16 断熱部材
16a 周壁
16b 天井壁
16d 外側凸状部(凸状部)
16e 内側凸状部(環状凸部)
17 室内熱交換器(熱交換器)
17c 室内熱交換器の上端面
18 送風機

Claims (5)

  1. 天井に吊り下げられる筐体の内面に沿うように箱形の断熱部材が設けられ、前記断熱部材の内側に送風機及び熱交換器が設けられた天井埋込型室内ユニットにおいて、
    前記断熱部材は、周壁と、前記周壁の上端の開口を塞ぐとともに前記筐体の天板に沿うように設けられた天井壁とからなり、
    前記天井壁に、前記天板に当てられる連続した凸状部が形成され、前記凸状部は、前記熱交換器の上端面の真上に且つ前記上端面に沿って延びていることを特徴とする天井埋込型室内ユニット。
  2. 前記凸状部は、無端状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の天井埋込型室内ユニット。
  3. 前記天板は、下方に凸状とされたリブが形成され、前記断熱部材の凸状部は、前記リブが形成されていない面に当てられることを特徴とする請求項1又は2に記載の天井埋込型室内ユニット。
  4. 前記凸状部は、前記熱交換器によって前記天板に押し付けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の天井埋込型室内ユニット。
  5. 前記断熱部材は、その中央部に環状凸部が形成され、前記環状凸部が、前記天板の中央部に当てられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の天井埋込型室内ユニット。
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