JP2002147039A - 集合住宅 - Google Patents
集合住宅Info
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- JP2002147039A JP2002147039A JP2000341872A JP2000341872A JP2002147039A JP 2002147039 A JP2002147039 A JP 2002147039A JP 2000341872 A JP2000341872 A JP 2000341872A JP 2000341872 A JP2000341872 A JP 2000341872A JP 2002147039 A JP2002147039 A JP 2002147039A
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Abstract
く、様々な間取りの住戸から構成される集合住宅を提供
すること。 【解決手段】 互いに相隣接する上下左右の4戸の住戸
2が占める空間内に平面あるいは断面の構成がそれぞれ
異なる3戸の住戸22、住戸23及び住戸24を配置す
ること。
Description
合住宅に関する。
いては、1スパンに1戸の住戸が配置される場合に、各
住戸の間取りは、1階、最上階及び基準階の角住戸を除
く中住戸に関しては均一的であるものが多い。このよう
な集合住宅は、構造及び設備計画が容易であり、施工が
合理化できるので、建設費用を抑えることができ、経済
的であるという利点があった。
うな集合住宅では、売り手側にとっては、1階、最上階
及び基準階の角住戸から順に売却され、均一的な間取り
の中住戸は売れ残りやすいという問題点があった。ま
た、中住戸の間取りが均一的であるために、集合住宅の
外観も均一的で特徴のないものになってしまうという問
題点があった。そして、周辺の他の集合住宅も前記集合
住宅と同様に均一的な間取りの住戸から構成されている
ことが多いので、前記周辺の他の集合住宅との差別化を
図りにくいという問題点があった。更に、このような問
題を解決するために多様な間取りを有する集合住宅を提
供しようとすると、構造及び設備計画が複雑化し、施工
に手間がかかり、全体としてコストアップになるという
問題点があった。
の種類が少なく、且つ均一的であるので、購入時の選択
の幅が極めて狭いという問題点があった。また、入居後
においては、買い手側のそれぞれ異なる家族構成及び生
活様式に、住戸の間取りが対応していないので、買い手
側は、満足のゆく居住性が得られないという問題点があ
った。本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであ
り、構造及び設備計画を大きく変更させることなく、様
々な間取りの住戸から構成される集合住宅を提供するこ
とを目的とする。
になされた本発明の請求項1に係る集合住宅は、建物の
各階に一列に複数の住戸が配設され、かつ1スパンに1
戸の住戸が配置される集合住宅において、互いに相隣接
する上下左右の4戸の住戸が占める空間内に平面または
断面の構成がそれぞれ異なる3戸の住戸を配置すること
を特徴とするものである。
住戸のうち少なくとも1つはメゾネット住戸で構成され
ていることを特徴とするものである。
て図面に基づいて説明する。本発明の実施の形態に係る
集合住宅1は、図1、図2及び図3に示すように、前面
(図面の下側)が南側、後面(図面の上側)が北側に面
して建てられており、東西方向に一列に1スパンSごと
に間仕切られた複数の住戸2(図1においては21乃至
23としてある。)が配置されている。そして、各住戸
2の南側及び北側が戸外に面しており、各住戸2の北側
には、手摺り壁3aの上側が開放された共通外廊下3が
設けられ、外の光や風がこの共通外廊下3に流れ込むよ
うになっている。そして、各住戸2の共通外廊下3を挟
んだ反対側に階段4及びエレベータ5を配置している。
構造、通路形式は片廊下型、基準階Aの住戸数は5戸、
基準階Bの住戸数は4戸の6階建てとしているが、これ
に限定されるものではなく、構造形式は壁式構造でもよ
く、通路形式は、中廊下型、階段室型、集中型及びツイ
ンコリダー型のいずれでもよい。更に、基準階の住戸数
及び階数においても、また、階段4及びエレベータ5の
設置位置においても、好適に集合住宅1を構成していれ
ばよく、これに限定されない。
ように、間取りタイプが角住戸21、標準住戸22から
なる4つの住戸と、メゾネット住戸23の下階部分であ
るメゾネット住戸23aとで構成されており、メゾネッ
ト住戸23の居住者は、共通外廊下3に接続されたこの
メゾネット住戸23aから出入りする。
ように、前記基準階Aの上階に位置するもので、間取り
タイプが住戸21、標準住戸22、テラス付住戸24か
らなる4つの住戸と、メゾネット住戸23の上階部分と
なるメゾネット住戸23bとで構成されている。
ごとに間仕切られた互いに相隣接する上下左右の4戸の
住戸21、標準住戸22が占める空間と略等しい大きさ
の空間内に標準住戸22、メゾネット住戸23及びテラ
ス付住戸24の3つの住戸が配置される構成としてい
る。なお、この3つの住戸、標準住戸22、メゾネット
住戸23及びテラス付住戸24の構成は、これに限定さ
れるものではなく、メゾネット住戸23とテラス付住戸
24とが左右入れ替わってもよい。集合住宅1内におけ
る配置階数、配置場所及び戸数に関しては、好適に集合
住宅1を構成することができればこれに限定されるもの
ではなく、また、標準住戸22、メゾネット住戸23及
びテラス付住戸24の3つの住戸のいずれかを角住戸に
してもよい。
1の標準住戸22の具体的構成について説明する。ま
ず、該標準住戸22は、図5に示すように、その間口幅
を1スパンSとし、両端を間仕切壁6で区切られること
により形成され、玄関7は、共通外廊下3に面して設け
られ、便所、浴室、洗面所等の水回り設備8は、標準住
戸22の中央部西側(図の左側)に設置されている。そ
して、台所9が、水回り設備8の南側に、個室10が水
回り設備8の北側に、更に台所9の南側にはサンルーム
10a付きの個室10がそれぞれ配置され、標準住戸2
2の東側(図面の右側)には、北側から順に食事室1
1、居間12、そしてバルコニー13が配置されてい
る。
ついて説明する。該メゾネット住戸23は、図4に示す
ように、その西側が1層のみで構成され、東側が2層か
ら構成されるメゾネット部となっている。メゾネット住
戸23の下階部分23aの間取りは、図6に示すよう
に、標準住戸22とほぼ同様の間取り構成としている。
上階部分23bは、奥行き方向中央部に個室14を配置
し、玄関7、居間12の上部にそれぞれ吹抜けを形成し
ている。これにより、メゾネット住戸23の東側は南面
に対して上下方向に開口を大きく確保することができる
ので、玄関7、居間12に開放感を持たせることができ
ると共に、通風、採光条件を向上させることができる。
また、図示はしないが、上階部分23bの個室14を南
北方向にそれぞれ延出させて、より広い居住面積を確保
することも可能である。なお、昇降手段15は、螺旋階
段を使用しているが、直階段あるいは折れ階段等でもよ
く、これに限定されるものではない。
いて説明する。該テラス付住戸24は略正方形状の住戸
であり、その間取りは、図7に示すように、水回り設備
8及び台所9の配置は、標準住戸22と同様としなが
ら、図2に示すように、間口方向の間仕切壁6をメゾネ
ット住戸23側へ延出させると共に、共通外廊下3側の
壁6aを住戸21、標準住戸22及びメゾネット住戸2
3の壁面6bよりも南側に後退させて、玄関ポーチ16
を形成し、かつ、南側の壁6cを住戸21、標準住戸2
2及びメゾネット住戸23の壁面6dよりも北側に後退
させて住戸21、標準住戸22及びメゾネット住戸23
の略3倍の広さを有するバルコニー17を形成してい
る。このとき、南北の壁6a、6cをそれぞれ内側に後
退させながらも十分な採光と通風を確保することができ
るものとする。このように玄関ポーチ16を形成するこ
とで、テラス付住戸24の独立性を高めることができ
る。また、広いバルコニー17を確保することで本格的
なガーデニングあるいはバーベキュー等の屋外活動を行
うことができる。
及びテラス付住戸24の間取りは、これに限定されるも
のではないが、水回り設備8及び台所9の位置は上下階
で同じ箇所に設けることが設備計画上望ましい。
なわち標準住戸22、メゾネット住戸23及びテラス付
住戸24の構成の他に、例えばメゾネット住戸の上階部
分の間口幅を延出させてスパン幅と等しくし、間取りの
異なる住戸を上下に2つ配置する構成としてもよく、ま
た、標準住戸と、種類の異なる2つのメゾネット住戸を
配置する構成としてもよい。メゾネット住戸の種類とし
ては、間口方向に2層にわたる間口メゾネット、奥行き
方向に2層にわたる奥行きメゾネット等があり、とくに
限定されない。
階に一列に複数の住戸が配設され、かつ1スパンに1戸
の住戸が配置される集合住宅において、互いに相隣接す
る上下左右の4戸の住戸が占める空間内に平面または断
面の構成がそれぞれ異なる3戸の住戸を配置しているの
で、構造及び設備計画を大きく変更させることなく、多
様な間取りを有する集合住宅を提供することができると
いう利点がある。また、構造及び設備計画の大きな変更
がないので、施工が容易であり、建設費用の上昇を抑え
ることができるという利点がある。そして、均一的な間
取りの中住戸を多様な間取りの中住戸にすることによっ
て、周辺の他の集合住宅と差別化を図ることができると
共に、買い手側の購買意欲を高めるという利点がある。
住戸の選択の幅が広がり、それぞれの家族構成、生活様
式に対応した住戸を選択することができるという利点が
ある。
住戸のうち少なくとも1つはメゾネット住戸で構成され
ているので、標準住戸よりも広い居住面積を確保するこ
とができ、買い手側の異なる家族構成、生活様式に対応
しやすいという利点がある。また、上下方向に大きな開
口が確保されることにより、集合住宅の外観全体にアク
セントを付与することができるという利点がある。
の平面構成を示す概略図。
の平面構成を示す概略図。
−C線の断面構成を示す概略図。
及び基準階Bを示す模式図。
の間取りの一例を示す平面図。
ト住戸の間取りの一例を示す平面図。
チ付住戸の間取りの一例を示す平面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 建物の各階に一列に複数の住戸が配設さ
れ、かつ1スパンに1戸の住戸が配置される集合住宅に
おいて、互いに相隣接する上下左右の4戸の住戸が占め
る空間内に平面または断面の構成がそれぞれ異なる3戸
の住戸を配置することを特徴とする集合住宅。 - 【請求項2】 前記3戸の住戸のうち少なくとも1つは
メゾネット住戸で構成されていることを特徴とする請求
項1に記載の集合住宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000341872A JP2002147039A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 集合住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000341872A JP2002147039A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 集合住宅 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002147039A true JP2002147039A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18816530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000341872A Pending JP2002147039A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 集合住宅 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002147039A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007063917A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Team M Kk | 連続住宅 |
JP2016216925A (ja) * | 2015-05-15 | 2016-12-22 | 大和ハウス工業株式会社 | 集合住宅 |
-
2000
- 2000-11-09 JP JP2000341872A patent/JP2002147039A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007063917A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Team M Kk | 連続住宅 |
JP2016216925A (ja) * | 2015-05-15 | 2016-12-22 | 大和ハウス工業株式会社 | 集合住宅 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060824 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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