JP2002147037A - 部屋構造 - Google Patents

部屋構造

Info

Publication number
JP2002147037A
JP2002147037A JP2000346894A JP2000346894A JP2002147037A JP 2002147037 A JP2002147037 A JP 2002147037A JP 2000346894 A JP2000346894 A JP 2000346894A JP 2000346894 A JP2000346894 A JP 2000346894A JP 2002147037 A JP2002147037 A JP 2002147037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
stairs
room
room structure
living room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000346894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitomi Sasaki
ひとみ 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP2000346894A priority Critical patent/JP2002147037A/ja
Publication of JP2002147037A publication Critical patent/JP2002147037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】吹き抜け空間によって得られる解放感を損なう
ことなく安全性を確保することができる部屋構造を提供
する。 【解決手段】一階から二階へと吹き抜けられた吹き抜け
空間に、一階と二階との間を昇降する階段が設けられて
なる部屋構造であって、階段の蹴込み44が透明材によ
って形成され、視線が抜けるようになされたものであ
る。また、手摺りパネル45が透明材によって形成され
てなるものである。さらに、階段が、玄関を入った正面
に設けられたものである。さらに、階段4の設けられた
一階が居間となされたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅建物の部屋構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅建物の内部に、一階の居間
から、二階へと吹き抜ける吹き抜け空間を設けること
で、居間の縦方向に空間の広がりを持たせるといったこ
とが行われている。
【0003】従来より、このような吹き抜け空間に、一
階と二階との間を昇降するための階段を設けることが行
われている。
【0004】この階段としては、けた柱に段板と手摺り
とを取り付け、蹴込みを省略することで、視線の抜けが
確保されるようになされたものが用いられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うに、けた柱に段板と手摺りとを取り付け、蹴込みを省
略したものの場合、階段で物を落してしまうと、この省
略した蹴込みの部分から物が落下してしまうことが懸念
され、階段下を人が通過するような際には、安心感が得
られない。
【0006】また、蹴込みを省略したものの場合、この
省略した蹴込みの部分に足がはまり込んだりすることが
懸念されるので、充分な安全性を確保する上では、不都
合を生じることとなる。
【0007】そのため、蹴込みを設けた階段にするとい
ったことが考えられるが、この場合、階段によって視線
の抜けが遮られて視覚的な圧迫感が増すこととなるの
で、吹き抜け空間によって得られる解放感が損なわれる
こととなる。
【0008】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、吹き抜け空間によって得られる解放感を損な
うことなく安全性を確保することができる部屋構造を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の部屋構造は、下層階から上層階へと吹き抜け
られた吹き抜け空間に、下層階と上層階との間を昇降す
る階段が設けられてなる部屋構造であって、階段の蹴込
みが透明材によって形成され、視線が抜けるようになさ
れたものである。
【0010】また、上記部屋構造において、階段の手摺
り壁が透明材によって形成されてなるものである。
【0011】さらに、上記部屋構造において、階段が、
玄関を入った正面に設けられたものである。
【0012】さらに、上記部屋構造において、階段の設
けられた下層階が、居間となされたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0014】図1および図2は本発明に係る部屋構造の
全体構成の概略を示し、図3は同要部を示している。
【0015】すなわち、この部屋構造は、一階1から二
階2へと吹き抜けられた吹き抜け空間3に、一階1と二
階2との間を昇降する階段4が設けられてなり、階段4
の蹴込み41が透明材によって形成され、視線が抜ける
ようになされている。
【0016】一階1は、玄関口11を入った玄関土間1
2の横にホームエレベーター5が設けられている。玄関
土間12から奥行きD方向に沿った正面は、土間仕上げ
された居間13が構成されており、さらにその奥行きD
方向に沿った屋外には、デッキ14が形成されている。
居間13の間口W方向に沿った一方には、主寝室15、
浴室16、洗面所17が形成されている。また、居間1
3の間口W方向に沿った他方には、間仕切家具18によ
って二室に分割された子供部屋19が形成されている。
子供部屋19から奥行きD方向に沿った屋外にはガレー
ジ6が設けられ、ガレージ6からさらに奥行きD方向に
沿った奥側には、別棟7となされた仕事部屋71が形成
されている。
【0017】二階2は、一階1 の居間13の上方が吹き
抜け空間3となされている。この吹き抜け空間3の間口
W方向に隣接して居間21が設けられている。この居間
21は、二階2の床レベルよりも約階段三段ぶん程度低
く形成されている。居間21から奥行きD方向に隣接し
た位置には、書斎22、洗面所23が設けられている。
洗面所23から間口W方向に隣接した位置には、ホーム
エレベーター5、テラス24が設けられている。洗面所
23、ホームエレベーター5、テラス24の奥行きD方
向に隣接した位置には、間口W方向に沿って廊下25が
設けられている。居間21と対向して吹き抜け空間3の
間口W方向に隣接する位置には、キッチン26と食堂2
7とが設けられている。食堂27から奥行きD方向に沿
った屋外には、バルコニー8が設けられ、バルコニー8
からさらに奥行きD方向に沿った奥側には、別棟7とな
された離れの和室72が設けられている。この二階2の
バルコニー8へは、一階1の屋外に設置された螺旋階段
9によって昇降できるようになされている。
【0018】階段4は、平面視L字状に形成され、一階
1の居間13と二階2の居間21との間に設けられてい
る。この階段4は、両側のけた柱41と、各段板42
と、手摺りフレーム43とが溶接一体化されて構成され
ている。また、各段には、透明の樹脂板材からなる蹴込
み44が固定されている。手摺りフレーム43にも、透
明の樹脂板材からなる手摺りパネル45が固定されてい
る。
【0019】この部屋構造によると、階段4は、蹴込み
44と手摺りパネル45とが透明の樹脂板材によって構
成されているので、玄関口12から入ってきた人の視界
を遮らない。したがって、玄関口12から入ってきた人
が、階段4によって圧迫感を感じることもなく、吹き抜
け空間3を生かした解放感のある空間が得られることと
なる。
【0020】また、階段4は、このような蹴込み44や
手摺りパネル45を設けることで、階段4の昇降中に落
した物が、蹴込み44や手摺りパネル45の部分から階
段4の下に落下するといったことを防止することができ
る。したがって、玄関口12から入ってきた人が居間1
3へと通過する際、この階段4の下を頻繁に行き来する
こととなるが、その際の安全性を確保することができ
る。
【0021】さらに、蹴込み44を設けているため、蹴
込み44の部分に階段4を昇降する人の足がはまり込む
といったことも無く、充分な安全性を確保することがで
きる。
【0022】なお、本実施の形態において、階段4は、
略L字状の折れ階段4となされているが、直階段であっ
てもよいし、折り返し階段であってもよい。
【0023】また、本実施の形態では、蹴込み44およ
び手摺りパネル45は、透明の樹脂板によって構成され
ているが、強化ガラスなどであってもよい。また、透明
に着色されたものであってもよい。さらに、階段4のけ
た柱41、段板42、手摺りフレーム43は、木製のも
のであってもよいし、鋼材と木材とを併用して構成され
たものであってもよい。
【0024】さらに、本実施の形態では、一階1の居間
13と二階2の居間21との間に階段4が設けられてい
るが、この階段4としては、二階2より上層階に設けら
れるものであってもよいし、一階1と地下(図示省略)
との間に設けられるものであってもよい。特に、地下
(図示省略)は、閉鎖的な空間になるので、上述したよ
うな階段4を設けることは、地下(図示省略)の解放感
を高める上で非常に有効となる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、階
段の蹴込みを透明材によって形成しているので、階段を
介した一方から他方へと視線が抜けることとなる。ま
た、蹴込みを省略することなく設けているため、階段昇
降中に落した物が、蹴込み部分から階段下に落下すると
いったことを防止することができる。また、省略した蹴
込み部分に階段を昇降する人の足がはまり込むといった
ことも無く、安全性を高めることができる。
【0026】したがって、下層階から上層階へと吹き抜
けられた吹き抜け空間の階段をこのようにすることで、
下層階は、吹き抜け空間とあいまって解放感のある空間
が得られることとなる。また、階段下を人が通過するよ
うな場合であっても、蹴込みがあるので、物が落下して
くる心配や、蹴込み部分に昇降時に足がはまり込むとい
った心配も無く、安心感が得られる。
【0027】特に、この階段が玄関を入った正面に設け
られるような部屋構造の場合、階段によって玄関ホール
周縁に圧迫感が生じるといったことを防止することがで
き、効果的となる。
【0028】また、この階段が居間に設けられているよ
うな部屋構造の場合、階段下を人が安心して通過するこ
とができ、有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部屋構造の一階部部の間取りを示
すプラン図である。
【図2】本発明に係る部屋構造の二階部分の間取りを示
すプラン図である。
【図3】本発明に係る部屋構造の要部を示す部分斜視図
である。
【符号の説明】
1 一階 13 居間 2 二階 21 居間 3 吹き抜け空間 4 階段 44 蹴込み 45 手摺りパネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下層階から上層階へと吹き抜けられた吹
    き抜け空間に、下層階と上層階との間を昇降する階段が
    設けられてなる部屋構造であって、 階段の蹴込みが透明材によって形成され、視線が抜ける
    ようになされたことを特徴とする部屋構造。
  2. 【請求項2】 手摺り壁が透明材によって形成されてな
    る請求項1記載の部屋構造。
  3. 【請求項3】 階段が、玄関を入った正面に設けられた
    請求項1または2記載の部屋構造。
  4. 【請求項4】 階段の設けられた下層階が、居間となさ
    れた請求項1ないし3の何れか一記載の部屋構造。
JP2000346894A 2000-11-14 2000-11-14 部屋構造 Pending JP2002147037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000346894A JP2002147037A (ja) 2000-11-14 2000-11-14 部屋構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000346894A JP2002147037A (ja) 2000-11-14 2000-11-14 部屋構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002147037A true JP2002147037A (ja) 2002-05-22

Family

ID=18820705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000346894A Pending JP2002147037A (ja) 2000-11-14 2000-11-14 部屋構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002147037A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008117A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Sumitomo Forestry Co Ltd 採光収納構造部分を備える建物
JP2008190203A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Misawa Homes Co Ltd 建物
JP2008190202A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Misawa Homes Co Ltd 建物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008117A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Sumitomo Forestry Co Ltd 採光収納構造部分を備える建物
JP2008190203A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Misawa Homes Co Ltd 建物
JP2008190202A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Misawa Homes Co Ltd 建物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002147037A (ja) 部屋構造
JP5977496B2 (ja) 住宅
JP2008190203A (ja) 建物
JP2008190202A (ja) 建物
JP2008202224A (ja) 玄関構造
US6244003B1 (en) Building room structure
KR20100092445A (ko) 유람선에 개선된 여객 편의 시설을 제공하는 시스템 및 방법
JP2002317564A (ja) スキップフロアのある住宅
JP4236211B2 (ja) 収納室を持つ建物
JPH1054153A (ja) 2階建て、もしくは3階建て建物
JP2009035880A (ja) 建物
JP6474574B2 (ja) 住宅展示構造および住宅展示方法
JP3786649B2 (ja) 建物
KR100746765B1 (ko) 넓은 공용홀을 구비하는 공동주택
JP6990937B2 (ja) 集合建築物
ALTAN FIRE SAFETY AND DISABLED EGRESS WITHIN THE FRAME WORK OF LEGISLATIONS
Gut Stairs, lifts
JP3199662U (ja) 住宅
JPH11336344A (ja) 住 宅
JPH06317031A (ja) 階段室型集合住宅
JPH0376969A (ja) 階段室収納家具
JPH1136632A (ja) 住 宅
JP6712871B2 (ja) 建物
JPH11336346A (ja) 住 宅
JPH08260596A (ja) 住宅の間仕切壁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060711

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061107