JP2002146044A - セルロースエステルフィルム及び偏光板用保護フィルム - Google Patents
セルロースエステルフィルム及び偏光板用保護フィルムInfo
- Publication number
- JP2002146044A JP2002146044A JP2000338883A JP2000338883A JP2002146044A JP 2002146044 A JP2002146044 A JP 2002146044A JP 2000338883 A JP2000338883 A JP 2000338883A JP 2000338883 A JP2000338883 A JP 2000338883A JP 2002146044 A JP2002146044 A JP 2002146044A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- polarizing plate
- cellulose ester
- mass
- plasticizer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/30—Polarising elements
- G02B5/3025—Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state
- G02B5/3033—Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state in the form of a thin sheet or foil, e.g. Polaroid
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/10—Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
- G02B1/14—Protective coatings, e.g. hard coatings
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K2323/00—Functional layers of liquid crystal optical display excluding electroactive liquid crystal layer characterised by chemical composition
- C09K2323/03—Viewing layer characterised by chemical composition
- C09K2323/035—Ester polymer, e.g. polycarbonate, polyacrylate or polyester
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K2323/00—Functional layers of liquid crystal optical display excluding electroactive liquid crystal layer characterised by chemical composition
- C09K2323/05—Bonding or intermediate layer characterised by chemical composition, e.g. sealant or spacer
- C09K2323/059—Unsaturated aliphatic polymer, e.g. vinyl
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/133528—Polarisers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31551—Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
- Y10T428/31573—Next to addition polymer of ethylenically unsaturated monomer
- Y10T428/31576—Ester monomer type [polyvinylacetate, etc.]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31551—Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
- Y10T428/31645—Next to addition polymer from unsaturated monomers
- Y10T428/31649—Ester, halide or nitrile of addition polymer
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
偏光子を劣化させることのないセルロースエステルフィ
ルム及び偏光板用保護フィルムを提供する。 【解決手段】 80±5℃、90±10%RHの雰囲気
下で、48時間処理した場合、その質量変化が0〜2%
であることを特徴とするセルロースエステルフィルム及
び偏光板用保護フィルム。
Description
寸度安定性に優れた偏光板用保護フィルムに関し、詳し
くはポリマーを含有する偏光板用保護フィルムに関す
る。
ムはハロゲン化銀写真感光材料のベースフィルムとして
使用されて来た。このセルローストリアセテートフィル
ムを偏光板用保護フィルムに転用していたが、ハロゲン
化銀写真感光材料にはない用途的な要求がされている。
ハロゲン化銀写真感光材料と同様に、偏光板用保護フィ
ルムにおいても、セルローストリアセテートフィルムに
は柔軟性や疎水性を付与する目的で可塑剤が含有されて
いる。
ン、携帯電話、ゲーム機等の、液晶表示装置を搭載した
情報機器の薄型、軽量化に関する開発が進んでいる。そ
れに伴って、液晶表示装置に用いられる偏光板用保護フ
ィルムに対してもますます薄膜化の要求が強くなって来
ている。そのため、偏光板用保護フィルムはハロゲン化
銀写真感光材料ベースフィルムよりも、極端に薄手化さ
れる方向にある。フィルムを薄膜化すると透湿性が低下
し、湿度特に高温多湿の環境において液晶画像表示装置
の機能が低下する。
さ方向で移行してウェブ中での分布が不均一になり、可
塑剤がウェブ表面に析出したり、蒸発または揮発して製
膜装置の壁などにコンデンスして蓄積され、それが液滴
となってウェブやロールを汚したりする。セルロースト
リアセテートフィルムを単純に薄膜化すると、透湿性が
劣化し、十分に水分をカットすることが出来ず、偏光板
形成後に偏光子や偏光子とセルローストリアセテートフ
ィルムを貼り合わすのに使用した接着剤が劣化を起こす
事があった。この対策として薄膜化した分だけ、可塑剤
を増量することが考えられるが、可塑剤を単純に増量す
るだけでは、可塑剤のセルローストリアセテートフィル
ム表面への析出などがますます激しくなり、ハロゲン化
銀写真感光材料用のベースフィルムで発現していた以上
の、新たな問題を引き起こすことが判明した。高温多湿
の環境下で、可塑剤等の添加剤がフィルム外に析出や揮
発すること等によりフィルムの質量が減量する性質を保
留性というが、従来のセルロースエステルフィルムでは
この保留性が悪く液晶画像表示装置の機能低下を来して
いる。
ストリアセテートフィルムのガラス転移点(以降、Tg
ということがある)がますます低下し、フィルムの軟化
によってセルローストリアセテートフィルムの寸度安定
性(収縮率、吸湿膨張係数、熱膨張係数)が劣化する
(大きくなる)という問題があった。
エステルエーテル、あるいはポリウレタンエーテル等の
ポリマーを、あるいは低分子可塑剤と併用して高分子可
塑剤として含有する技術が提案されている。例えば、特
公昭47−760号、同43−16305号、特開平5
−197073号公報、米国特許第3,054,673
号、同第3,277,031号明細書を挙げることが出
来る。また、アクリル系のポリマーをセルローストリア
セテートフィルムに、またはアクリル系モノマーをセル
ローストリアセテート存在下で重合させて含有させる技
術も提案されている。しかし、高分子可塑剤がセルロー
ストリアセテートドープ中、乾燥中のウェブ、あるいは
フィルム形成後、セルローストリアセテートとポリマー
とが相分離し透明度を落としたり、水分の透過性を低下
させたり、フィルムが均一的に収縮しなかったり、伸縮
率が低下したりするといった課題があることがわかっ
た。
は、製膜中に低分子可塑剤等添加剤が析出、揮発または
蒸発してフィルムや装置を汚さない偏光板用保護フィル
ムとしてのセルロースエステルフィルムを提供すること
にある。
高温の条件下でも偏光子を劣化させることのない偏光板
用保護フィルムとしてのセルロースエステルフィルムを
提供することにある。
下の構成によって達成された。
気下で、48時間処理した場合、その質量変化が0〜2
%であることを特徴とするセルロースエステルフィル
ム。
ことを特徴とする前記1に記載のセルロースエステルフ
ィルム。
気下で、48時間処理した場合、その質量変化が0〜2
%であり、かつ透湿度が50〜250g/m2・24h
rで、フィルム厚10〜60μmであることを特徴とす
る偏光板用保護フィルム。
剤を含有する偏光板用保護フィルムにおいて、該可塑剤
がロジン及びロジン誘導体から選ばれる少なくとも1種
を含有することを特徴とする偏光板用保護フィルム。
1種の酸価が100〜250であり、かつ少なくとも1
種が水添ロジン及び水添ロジン誘導体であることを特徴
とする前記4に記載の偏光板用保護フィルム。
剤を含有する偏光板用保護フィルムにおいて、該可塑剤
がエポキシ樹脂を含有することを特徴とする偏光板用保
護フィルム。
ク型エポキシ樹脂及びクレゾールノボラック型エポキシ
樹脂から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とす
る前記6に記載の偏光板用保護フィルム。
剤を含有する偏光板用保護フィルムにおいて、該可塑剤
がケトン樹脂を含有することを特徴とする偏光板用保護
フィルム。
剤を含有する偏光板用保護フィルムにおいて、該可塑剤
がトルエンスルホンアミド樹脂を含有することを特徴と
する偏光板用保護フィルム。
光板用保護フィルムを用いることを特徴とする偏光板。
光板用保護フィルムを用いることを特徴とする表示装
置。
トリアセテートフィルムは、透明性が良く、光学的な歪
みが無く(低リターデイション)、偏光子との接着性に
優れるので偏光板用保護フィルムに使用されている。偏
光板用保護フィルムには、偏光膜を保護や加工適性付与
のために、可塑剤が添加されている。しかし、可塑剤
は、セルロースエステルとの相溶性の問題で、流延時の
溶剤揮発で析出し易いという課題があった。
造時の乾燥工程において析出し、工程汚染の主要因にな
っていた。
下)では、顕著であった。本発明は、上記の問題点を解
決するために、可塑剤としてロジン樹脂、エポキシ樹
脂、ケトン樹脂及びトルエンスルホンアミド樹脂を用い
ることで、この問題が解決できることを見出した。
は、セルローストリアセテート、セルロースジアセテー
ト、セルロースアセテートブチレート、セルロースアセ
テートプロピオネート、セルロースアセテートプロピオ
ネートブチレートなどが挙げられる。セルローストリア
セテートの場合は、特に重合度250〜400、結合酢
酸量が54〜62.5%のセルローストリアセテートが
好ましく、結合酢酸量が58〜62.5%が機械強度が
強くより好ましい。セルローストリアセテートは綿花リ
ンターから合成されたセルローストリアセテートと木材
パルプから合成されたセルローストリアセテートのどち
らかを単独あるいは混合して用いることができる。ベル
トやドラムからの剥離性が良い綿花リンターから合成さ
れたセルローストリアセテートを多く使用した方が生産
性効率が高く好ましい。剥離性の効果が顕著になるた
め、綿花リンターから合成されたセルローストリアセテ
ートの比率が60質量%以上が好ましく、より好ましく
は85質量%以上、更には、単独で使用することが最も
好ましい。
平均重合度は、低すぎると強度が低くなり、高すぎると
溶液の粘度が高くなりすぎる場合があるので、70,0
00以上300,000以下が好ましく、更に80,0
00以上200,000以下が好ましい。
具体的な製造方法については、例えば特開平10−45
804号公報に記載されている方法により合成できる。
また、目的の置換比率を得るには、予め各々の種類のア
シル基で一定量置換した後に、2種類以上を混合して得
ることもできる。
分子量が1,000以下であることが好ましい。
ポキシ樹脂、ケトン樹脂、トルエンスルホンアミド樹脂
が挙げられる。
構造式のものが挙げられる。
らKE−604とKE−610はそれぞれ酸価237と
170で市販されている。同じく、荒川化学工業(株)
からアビエチン酸、デヒドロアビエチン酸及びパラスト
リン酸3者の混合物のエステル化物として、KE−10
0及びKE−356が、それぞれの酸価は8と0で市販
されている。また、アビエチン酸、デヒドロアビエチン
酸及びパラストリン酸3者の混合物は、播磨化成(株)
からそれぞれの酸価167、168のG−7及びハート
ールR−Xで市販されている。
下の構造を有するものが挙げられる。
イドAER260は旭チバ(株)から市販されている。
挙げられる。
は日立化成(株)から市販されている。
は、以下の構造のものが挙げられ、トップラーとして、
フジアミドケミカル(株)から市販されている。
80±5℃、90±10%RHの雰囲気下で、48時間
処理した場合、その質量変化が0〜2%であるが、0〜
1.5%がより好ましい。
透湿度が50〜250g/m2・24hrであることが
好ましく、特に50〜200g/m2・24hrが好ま
しい。透湿度はJIS Z 0208記載の方法により
測定する。
のドープ溶剤としては、例えばメタノール、エタノー
ル、n−プロピルアルコール、iso−プロピルアルコ
ール、n−ブタノールなどの低級アルコール類、シクロ
ヘキサンジオキサン類、メチレンクロライドのような低
級脂肪族炭化水素塩化物類、アセトン、メチルエチルケ
トンのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステ
ル類、トルエン、キシレンなどの芳香族類などを用いる
ことができる。
ライドが88〜96質量%、その他の溶剤は4〜12質
量%が好ましい。より好ましくは、メチレンクロライド
が90〜94質量%、その他の溶剤は6〜10質量%で
ある。
プ全体に対する濃度は15〜30質量%が好ましい。よ
り好ましくは、18〜25質量%である。また、セルロ
ースエステルと前記ポリマーのドープ全体に対する濃度
は15〜30質量%が好ましい。より好ましくは、18
〜25質量%である。
剤の沸点以上で、かつ該溶剤が沸騰しない範囲の温度が
好ましく例えば60℃以上、80〜110℃の範囲に設
定するのが好適である。又、圧力は設定温度において、
溶剤が沸騰しないように定められる。
か、または容器からポンプ等で抜き出して熱交換器など
で冷却し、これを製膜に供する。
ムの製造方法は特に制限はなく、当業界で一般に用いら
れている方法でよく、例えば米国特許2,492,97
8号、同2,739,070号、同2,739,069
号、同2,492,977号、同2,336,310
号、同2,367,603号、同2,607,704
号、英国特許64,071号、同735,892号、特
公昭45−9074号、同49−4554号、同49−
5614号、同60−27562号、同61−3989
0号、同62−4208号等に記載の方法を参考にする
ことができる。
添加剤は、予め溶剤と混合し、溶解または分散してから
セルロースエステル溶解前の溶剤に投入しても、セルロ
ースエステル溶解後のドープへ投入しても良い。
く、所定の圧力に耐えることができ、加圧下で加熱、攪
拌ができればよい。加圧容器はそのほか圧力計、温度計
などの計器類を適宜配設する。
る方法や、加熱による溶剤の蒸気圧の上昇によって行っ
てもよい。
ばジャケットタイプのものは温度コントロールが容易で
好ましい。
沸点以上で、かつ該溶剤が沸騰しない範囲の温度が好ま
しく例えば60℃以上、80〜110℃の範囲に設定す
るのが好適である。又、圧力は設定温度において、溶剤
が沸騰しないように定められる。
か、または容器からポンプ等で抜き出して熱交換器など
で冷却し、これを製膜に供するが、このときの冷却温度
は常温まで冷却してもよいが、沸点より5〜10℃低い
温度まで冷却し、その温度のままキャスティングを行う
ほうが、ドープ粘度を低減できるためより好ましい。
溶解して得られるドープを支持体上に流延(キャスト工
程)した後、加熱して溶剤の一部を除去(支持体上乾燥
工程)した後、支持体から剥離し、剥離したフィルムを
乾燥(フィルム乾燥工程)して、セルロースエステルフ
ィルムを得る。
しくはドラム状のステンレスを鏡面仕上げした支持体が
使用される。キャスト工程の支持体の温度は一般的な温
度範囲0℃〜溶剤の沸点未満の温度で、流延することが
できるが、5℃〜30℃の支持体上に流延するほうが、
ドープをゲル化させ剥離限界時間をあげられるため好ま
しく、5℃〜15℃の支持体上に流延することがさらに
好ましい。剥離限界時間とは透明で平面性の良好なフィ
ルムを連続的に得られる流延速度の限界において、流延
されたドープが支持体上にある時間をいう。剥離限界時
間は短い方が生産性に優れていて好ましい。
旦ゲル化させた後、流延から剥離するまでの時間を10
0%としたとき、流延から30%以内にドープ温度を4
0℃〜70℃にすることで、溶剤の蒸発を促進し、それ
だけ早く支持体上から剥離することができ、さらに剥離
強度が増すため好ましく、30%以内にドープ温度を5
5℃〜70℃にすることがより好ましい。この温度を2
0%以上維持することが好ましく、40%以上がさらに
好ましい。支持体上での乾燥は残留溶媒量30%〜15
0%で支持体から剥離することが、支持体からの剥離強
度が小さくなるため好ましく、40〜120%がより好
ましく、更に好ましくは、80〜100%である。剥離
するときのドープの温度は0℃〜30℃にすることが剥
離時のベース強度をあげることができ、剥離時のベース
破断を防止できるため好ましく、5℃〜20℃がより好
ましい。
る。 残留溶媒量=残存揮発分質量/加熱処理後フィルム質量
×100% なお残存揮発分質量はフィルムを115℃で1時間加熱
処理したとき、加熱処理前のフィルム質量から加熱処理
後のフィルム質量を引いた値である。
離したフィルムをさらに乾燥し、残留溶媒量を5質量%
以下、好ましくは2質量%以下、より好ましくは0.5
質量%以下であることが、寸度安定性が良好なフィルム
を得る上で好ましい。フィルム乾燥工程では一般にロー
ル懸垂方式か、ピンテンター方式または、クリップテン
ター方式でフィルムを搬送しながら乾燥する方式が採ら
れる。液晶表示用部材用としては、テンター方式で幅を
保持しながら乾燥させることが、寸度安定性を向上させ
るために好ましい。特に支持体より剥離した直後の残留
溶媒量の多いところで幅保持を行うことが、寸度安定性
向上効果をより発揮するため特に好ましい。
は、溶媒の蒸発によってフィルムは巾方向に収縮しよう
とする。高温度で乾燥するほど収縮が大きくなる。この
収縮は可能な限り抑制しながら乾燥することが、出来上
がったフィルムの平面性を良好にする上で好ましい。こ
の点から、例えば、特開昭62−46625号公報に示
されているような乾燥全工程あるいは一部の工程を巾方
向にクリップでウェブの巾両端を巾保持しつつ乾燥させ
る方法/テンター方式が好ましい。
く、一般的に熱風、赤外線、加熱ロール、マイクロ波等
で行う。簡便さの点で熱風で行うのが好ましい。乾燥温
度は40℃〜150℃の範囲で3〜5段階の温度に分け
て、段々高くしていくことが好ましく、80℃〜140
℃の範囲で行うことが寸度安定性を良くするためさらに
好ましい。
雰囲気下でもよいし窒素ガスなどの不活性ガス雰囲気下
でもよい。乾燥雰囲気を溶媒の爆発限界濃度を考慮して
実施することはもちろんのことである。
造に係わる巻き取り機は一般的に使用されているもので
よく、定テンション法、定トルク法、テーパーテンショ
ン法、内部応力一定のプログラムテンションコントロー
ル法などの巻き取り方法で巻き取ることができる。
の厚さは、液晶表示装置に使用される偏光板の薄肉化、
軽量化が要望から、10〜60μmであることが好まし
く、より好ましくは、30〜50μmである。これ以
上、薄い場合は、フィルムの腰の強さが低下するため、
偏光板作製工程上でシワ等の発生によるトラブルが発生
しやすく、また、これ以上厚い場合は、液晶表示装置の
薄膜化に対する寄与が少ない。
いて、80℃、相対湿度90%RHで50時間処理後の
寸度安定性が、縦方向・横方向ともに、−0.5〜+
0.5%であることが好ましい。より好ましくは、−
0.4〜+0.4%であり、更に好ましくは、−0.3
〜+0.3%である。
23℃、80%RHでのカール値が、−20〜+40
(単位:1/m)であることが好ましい。より好ましく
は−20〜+35、更に好ましくは、−20〜+25で
ある。
0℃の水中でのカール値が、−20〜+60(単位:1
/m)であることが好ましい。より好ましくは−20〜
+50、更に好ましくは、−20〜+40である。
ルムには、他に必要ならマット剤として酸化珪素のよう
な微粒子などを加えても支障はない。酸化珪素のような
微粒子は有機物によって表面処理されていることが、フ
ィルムのヘイズを低下できるため好ましい。表面処理で
好ましい有機物としては、ハロシラン類、アルコキシシ
ラン類、シラザン、シロキサンなどがあげられる。微粒
子の平均径が大きいほうがマット効果は大きく、平均径
の小さいほうは透明性に優れるため、好ましい微粒子の
一次粒子の平均径は5〜50nmでより好ましくは7〜
14nmである。酸化珪素の微粒子としてはアエロジル
(株)製のAEROSIL 200、200V、30
0、R972、R972V、R974、R202、R8
12、OX50、TT600などがあげられ、好ましく
はAEROSIL 200V、R972V、R974、
R202、R812などがあげられる。
ルム中に異物が少ない方が好ましい。特に偏光クロスニ
コル条件下で認識される異物が少ない方が好ましい。偏
光クロスニコル状態で認識される異物とは、2枚の偏光
板を直交(クロスニコル)状態にし、その間にセルロー
スエステルフィルムを置いて測定されるものをいう。こ
のような異物は、偏光クロスニコル状態では、暗視野中
で、異物の箇所のみ光って観察されるので、容易にその
大きさと個数を識別することができる。異物の個数とし
ては、面積250mm2当たり、偏光クロスニコル状態
で認識される大きさが5〜50μmの異物が200個以
下、50μm以上の異物が実質0個であることが好まし
い。更に好ましくは、5〜50μmの異物が100個以
下、より好ましくは50個以下である。
ィルムを得るには、特に手段を選ばないが、セルロース
エステルを溶媒に溶解したドープ組成物を以下のような
濾紙を用いて濾過することで達成できる。この場合、濾
紙の種類としては、濾水時間(JIS P3801
7.5に準ずる)が20sec以上の濾紙を用い、か
つ、濾過圧力を16kg/cm2以下で濾過して製膜す
ることが好ましい。より好ましくは、30sec以上の
濾紙を用いかつ濾過圧力を12kg/cm2以下、更に
好ましくは、40sec以上の濾紙を用いかつ濾過圧力
を10kg/cm2以下で濾過することである。また、
上記濾紙は、2枚以上重ねて用いるとより好ましい。ま
た、濾過圧力は、濾過流量と濾過面積を適宜選択するこ
とで、コントロールできる。
液晶表示用部材として用いることができる。液晶表示用
部材とは液晶表示装置に使用される部材のことで、例え
ば、偏光板、偏光板用保護フィルム、位相差板、反射
板、視野角向上フィルム、防眩フィルム、反射防止フィ
ルム、無反射フィルム、帯電防止フィルム或いはこれら
の複数の機能を兼ね備えたフィルムなどがあげられる。
のある偏光板、偏光板用保護フィルム、位相差板、視野
角向上フィルムにおいて、本発明を適用することがより
好ましい。
されず、一般的な方法で作製することができる。例え
ば、セルローストリエステルフィルムをアルカリ処理
し、沃素溶液中に浸漬延伸して作製した偏光膜の両面
に、完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液を用いて
貼り合わせる方法がある。アルカリ処理の代わりに特開
平6−94915号,特開平6−118232号に記載
されているような接着性を高める方法を使用しても良
い。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
撹拌しながら、セルローストリアセテート(TAC)を
完全に溶解しドープを得た。溶解に要した時間は4時間
であった。ドープ組成物を濾過した後、ベルト流延装置
を用い、ドープ温度35℃で30℃のステンレスバンド
支持体上に均一に流延した。
後、ステンレスバンド支持体上からドープを剥離した。
このときのドープの残留溶媒量は25%であった。ドー
プ流延から剥離までに要した時間は3分であった。ステ
ンレスバンド支持体から剥離した後、幅方向に保持しな
がら120℃の乾燥させた後、幅保持を解放して、多数
のロールで搬送させながら120℃、135℃の乾燥ゾ
ーンで乾燥を終了させ、フィルム両端に幅10mm、高
さ5μmのナーリング加工を施して、膜厚60μm及び
40μmのセルローストリアセテートフィルム試料を作
製した。フィルム幅は1300mm、巻き取り長は30
00mとした。巻き取り張力は、初期張力15kg/1
300mm、最終巻張力10kg/1300mmとし
た。
2.5mol/l水酸化ナトリウム水溶液で60秒間ア
ルカリ処理し、3分間水洗して鹸化処理層を形成し、ア
ルカリ処理フィルムを得た。
ルフィルムを沃素1質量部、ホウ酸4質量部を含む水溶
液100質量部に浸漬し、50℃で4倍に延伸して偏光
膜を作った。この偏光膜の両面に前記アルカリ処理試料
フィルムを完全鹸化型ポリビニルアルコール5%水溶液
を粘着剤として各々貼り合わせ偏光板試料1〜11を作
製した。
後、ベルト流延装置を用い、ドープ温度35℃で30℃
に設定された支持体上に均一に流延した。その際、乾燥
膜厚が60μmになるように支持体上に流延した。
後、剥離し、さらに120℃で10分間乾燥した。得ら
れたフィルム両端に幅10mm、高さ5μmのナーリン
グ加工を施して、膜厚60μm及び40μmの積層フィ
ルム試料12及び13を作製した。フィルム幅は130
0mm、巻き取り長は2000mとした。
例1と同様に流延製膜して膜厚60μmのフィルム試料
14を得た。
例1と同様に流延製膜して膜厚60μmのフィルム試料
15を得た。
例1と同様に流延製膜して膜厚60μmのフィルム試料
16を得た。
施例1のフィルム試料と同様にして比較例のフィルム試
料12〜16を鹸化処理し、偏光板を作製した。
〜16及び偏光板試料1〜16について以下のような性
能評価を行った。
℃、55%RHの雰囲気下で24時間放置後の質量を測
定して、140℃の条件下で10分間放置した。処理
後、23℃、55%RHで1日放置後の質量を測定し
て、以下の方法で保留性を計算した。
置後の質量)/放置前の質量}×100 試料を10cm×10cmのサイズに断裁し、23
℃、55%RHの雰囲気下で24時間放置後の質量を測
定して、80℃、90%RHの条件下で48時間放置し
た。処理後の試料の表面を軽く拭き、23℃、55%R
Hで1日放置後の質量を測定して、以下の方法で保留性
を計算した。
置後の質量)/放置前の質量}×100 〈透湿度の測定〉JIS Z 0208に記載の方法に
従い各試料の透湿度を測定した。
所(MD方向、長尺方向)に十文字型の印を付し、熱処
理(条件:80℃、90%RH,50時間)を施し、工
場顕微鏡で印間の距離を測定した。
離をa2として、下記式で寸度安定性を算出した。
料2枚を熱処理(条件:80℃、90%RH、50時
間)し、直交状態にした時の縦又は横の中心線部分のど
ちらか大きいほうの縁の白抜け部分の長さを測定し、下
記のレベルに判定した。縁の白抜けとは直交状態で光を
通さない偏光板の縁の部分が光を通す状態になること
で、目視で判定できる。偏光板の状態では縁の部分の表
示が見えなくなる故障となる。以下の基準に従って評価
を行い結果を表1に示した。 ◎:縁の白抜けが5%未満(偏光板として問題ないレベ
ル) ○:縁の白抜けが5%以上10%未満(偏光板として問
題ないレベル) △:縁の白抜けが10%以上20%未満(偏光板として
何とか使えるレベル) ×:縁の白抜けが20%以上50%未満(偏光板として
問題のあるレベル) ××:緑の白抜けが50%以上(偏光板として使用不
可) △以上であれば実技上問題ないレベルである。
れば、偏光板保護フィルムである、セルロースエステル
フィルムの欠陥の原因である、異物を減少させ、かつ、
偏光板自身の耐久性が劣化しないことが分かる。
すると本発明の添加剤は、高温下でも質量変化が少ない
ことが明らかになった。これにより、製膜中に低分子可
塑剤等添加剤が析出、揮発または蒸発してフィルムや装
置を汚さない偏光板用保護フィルムとしてのセルロース
エステルフィルムを提供することができる。
高温高湿や高温の条件下でも偏光子を劣化させることの
ない偏光板用保護フィルムとしてのセルロースエステル
フィルムを提供することができる。かつ高温高湿度下で
の寸度安定性の優れた偏光板を作製できることが明らか
になった。
Claims (11)
- 【請求項1】 80±5℃、90±10%RHの雰囲気
下で、48時間処理した場合、その質量変化が0〜2%
であることを特徴とするセルロースエステルフィルム。 - 【請求項2】 可塑剤が1〜30質量%含まれているこ
とを特徴とする請求項1に記載のセルロースエステルフ
ィルム。 - 【請求項3】 80±5℃、90±10%RHの雰囲気
下で、48時間処理した場合、その質量変化が0〜2%
であり、かつ透湿度が50〜250g/m2・24hr
で、フィルム厚10〜60μmであることを特徴とする
偏光板用保護フィルム。 - 【請求項4】 セルロースエステルフィルム中に可塑剤
を含有する偏光板用保護フィルムにおいて、該可塑剤が
ロジン及びロジン誘導体から選ばれる少なくとも1種を
含有することを特徴とする偏光板用保護フィルム。 - 【請求項5】 ロジン及びロジン誘導体の少なくとも1
種の酸価が100〜250であり、かつ少なくとも1種
が水添ロジン及び水添ロジン誘導体であることを特徴と
する請求項4に記載の偏光板用保護フィルム。 - 【請求項6】 セルロースエステルフィルム中に可塑剤
を含有する偏光板用保護フィルムにおいて、該可塑剤が
エポキシ樹脂を含有することを特徴とする偏光板用保護
フィルム。 - 【請求項7】 エポキシ樹脂が、フェノールノボラック
型エポキシ樹脂及びクレゾールノボラック型エポキシ樹
脂から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする
請求項6に記載の偏光板用保護フィルム。 - 【請求項8】 セルロースエステルフィルム中に可塑剤
を含有する偏光板用保護フィルムにおいて、該可塑剤が
ケトン樹脂を含有することを特徴とする偏光板用保護フ
ィルム。 - 【請求項9】 セルロースエステルフィルム中に可塑剤
を含有する偏光板用保護フィルムにおいて、該可塑剤が
トルエンスルホンアミド樹脂を含有することを特徴とす
る偏光板用保護フィルム。 - 【請求項10】 請求項3〜9のいずれか1項記載の偏
光板用保護フィルムを用いることを特徴とする偏光板。 - 【請求項11】 請求項3〜9のいずれか1項記載の偏
光板用保護フィルムを用いることを特徴とする表示装
置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000338883A JP4686846B2 (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 偏光板用保護フィルム及びそれを用いた偏光板並びに表示装置 |
US10/004,385 US20020086163A1 (en) | 2000-11-07 | 2001-12-06 | Protective film of a polarizing plate |
US10/131,416 US7125918B2 (en) | 2000-11-07 | 2002-04-22 | Protective film of a polarizing plate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000338883A JP4686846B2 (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 偏光板用保護フィルム及びそれを用いた偏光板並びに表示装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002146044A true JP2002146044A (ja) | 2002-05-22 |
JP2002146044A5 JP2002146044A5 (ja) | 2007-11-22 |
JP4686846B2 JP4686846B2 (ja) | 2011-05-25 |
Family
ID=18814031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000338883A Expired - Fee Related JP4686846B2 (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 偏光板用保護フィルム及びそれを用いた偏光板並びに表示装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020086163A1 (ja) |
JP (1) | JP4686846B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004107297A1 (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-09 | Konica Minolta Holdings, Inc. | ディスプレイ基板用透明フィルム、該フィルムを用いたディスプレイ基板およびその製造方法、液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ、およびタッチパネル |
WO2006090911A1 (en) * | 2005-02-25 | 2006-08-31 | Fujifilm Corporation | Cellulose ester film, polarizing plate and liquid-crystal display device |
JP2009161761A (ja) * | 2009-02-02 | 2009-07-23 | Fujifilm Corp | セルロースアシレートフィルム、偏光板、および液晶表示装置 |
EP2105767A1 (en) | 2008-03-28 | 2009-09-30 | Fujifilm Corporation | Transparent support, optical film, polarizing plate and image display device |
JP2010235878A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Fujifilm Corp | セルロースアシレートフィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
US8147931B2 (en) | 2007-07-25 | 2012-04-03 | Fujifilm Corporation | Cellulose-film modifier, cellulose composition, and optical cellulose film, polarizing plate-protecting film, polarizing plate, and liquid crystal display device, produced by using the same |
US8153209B2 (en) | 2005-12-16 | 2012-04-10 | Fujifilm Corporation | Cellulose acylate film and method for producing it, and polarizer and liquid-crystal display device comprising it |
JP2012229409A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-22 | Fujifilm Corp | セルロースアシレートフィルム、これを用いた偏光板および液晶表示装置 |
WO2014119487A1 (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-07 | 富士フイルム株式会社 | 光学フィルム及びその製造方法、偏光板並びに液晶表示装置 |
WO2014133147A1 (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-04 | 富士フイルム株式会社 | 光学フィルム、偏光板および画像表示装置 |
JP2014170130A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Fujifilm Corp | 光学フィルム及びその製造方法、偏光板ならびに液晶表示装置 |
JP2015096939A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-05-21 | 富士フイルム株式会社 | 偏光板保護フィルム、偏光板、及び液晶表示装置、並びに偏光板保護フィルムの製造方法 |
JP2021109942A (ja) * | 2020-01-15 | 2021-08-02 | Gsアライアンス株式会社 | セルロースナノファイバー(cnf)を含む複合材料およびその製造方法 |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7125918B2 (en) * | 2000-11-07 | 2006-10-24 | Konica Corporation | Protective film of a polarizing plate |
US7371467B2 (en) * | 2002-01-08 | 2008-05-13 | Applied Materials, Inc. | Process chamber component having electroplated yttrium containing coating |
DE03808546T1 (de) * | 2002-12-23 | 2006-01-26 | Agilent Technologies, Inc., Palo Alto | Vergleichende genomischehybridisierungstests unter verwendung von merkmalen immobilisierteroligonukleotide sowie zusammensetzungen zur durchführung davon |
US20070031883A1 (en) * | 2004-03-04 | 2007-02-08 | Kincaid Robert H | Analyzing CGH data to identify aberrations |
US8321138B2 (en) * | 2005-07-29 | 2012-11-27 | Agilent Technologies, Inc. | Method of characterizing quality of hybridized CGH arrays |
JP4740604B2 (ja) | 2005-01-21 | 2011-08-03 | 富士フイルム株式会社 | 光学補償フィルム、その製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
JP2006272616A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Konica Minolta Opto Inc | 光学フィルム、及びその製造装置 |
US8304086B2 (en) * | 2005-05-26 | 2012-11-06 | Eastman Chemical Company | Crosslinkable, cellulose ester compositions and films formed therefrom |
US20080102453A1 (en) * | 2006-10-31 | 2008-05-01 | Jayati Ghosh | Methods and systems and analysis of CGH data |
US9068063B2 (en) | 2010-06-29 | 2015-06-30 | Eastman Chemical Company | Cellulose ester/elastomer compositions |
US9273195B2 (en) | 2010-06-29 | 2016-03-01 | Eastman Chemical Company | Tires comprising cellulose ester/elastomer compositions |
US20130150492A1 (en) | 2011-12-07 | 2013-06-13 | Eastman Chemical Company | Process for dispersing cellulose esters into elastomeric compositions |
JP6140840B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2017-05-31 | 富士フイルム株式会社 | ドープ組成物、偏光板保護フィルム、偏光板保護フィルムの製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
CN103965514B (zh) * | 2014-04-29 | 2017-01-18 | 中原工学院 | 一种聚苯胺/二醋酸纤维素复合导电塑料的制备方法 |
CN103965513B (zh) * | 2014-04-29 | 2016-04-27 | 中原工学院 | 聚苯胺纳米纤维/二醋酸纤维素复合导电材料的制备方法 |
CN105218866B (zh) * | 2015-11-12 | 2017-12-01 | 江南大学 | 一种增韧改性二醋酸纤维素材料及其制备方法 |
US10077343B2 (en) | 2016-01-21 | 2018-09-18 | Eastman Chemical Company | Process to produce elastomeric compositions comprising cellulose ester additives |
CN105670045A (zh) * | 2016-04-11 | 2016-06-15 | 江南大学 | 一种具有半互穿网络结构的二醋酸纤维素复合材料及其制备方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0829619A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-02-02 | Konica Corp | セルロースエステルフィルム |
JPH10119067A (ja) * | 1996-10-22 | 1998-05-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 防眩性を有するトリアセチルセルロースフィルムの製造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5365105A (en) * | 1976-11-19 | 1978-06-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | Method of marking by powder marking agent |
US4262040A (en) * | 1978-08-30 | 1981-04-14 | Engelhard Minerals & Chemicals Corporation | Decoration for ceramics having the appearance of gold |
US5202188A (en) * | 1991-08-23 | 1993-04-13 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Vinylidene chloride film |
JP3304612B2 (ja) * | 1994-06-09 | 2002-07-22 | 株式会社サクラクレパス | 筆記具用蛍光色インキ組成物 |
US5714237A (en) * | 1996-01-16 | 1998-02-03 | Minnesota Mining Manufacturing Company | Partially crosslinked microspheres |
US6320042B1 (en) * | 1999-03-03 | 2001-11-20 | Konica Corporation | Polarizing plate protective cellulose triacetate film |
-
2000
- 2000-11-07 JP JP2000338883A patent/JP4686846B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-12-06 US US10/004,385 patent/US20020086163A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0829619A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-02-02 | Konica Corp | セルロースエステルフィルム |
JPH10119067A (ja) * | 1996-10-22 | 1998-05-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 防眩性を有するトリアセチルセルロースフィルムの製造方法 |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004107297A1 (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-09 | Konica Minolta Holdings, Inc. | ディスプレイ基板用透明フィルム、該フィルムを用いたディスプレイ基板およびその製造方法、液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ、およびタッチパネル |
WO2006090911A1 (en) * | 2005-02-25 | 2006-08-31 | Fujifilm Corporation | Cellulose ester film, polarizing plate and liquid-crystal display device |
US8153209B2 (en) | 2005-12-16 | 2012-04-10 | Fujifilm Corporation | Cellulose acylate film and method for producing it, and polarizer and liquid-crystal display device comprising it |
US8147931B2 (en) | 2007-07-25 | 2012-04-03 | Fujifilm Corporation | Cellulose-film modifier, cellulose composition, and optical cellulose film, polarizing plate-protecting film, polarizing plate, and liquid crystal display device, produced by using the same |
EP2105767A1 (en) | 2008-03-28 | 2009-09-30 | Fujifilm Corporation | Transparent support, optical film, polarizing plate and image display device |
JP2009161761A (ja) * | 2009-02-02 | 2009-07-23 | Fujifilm Corp | セルロースアシレートフィルム、偏光板、および液晶表示装置 |
JP2010235878A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Fujifilm Corp | セルロースアシレートフィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
JP2012229409A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-22 | Fujifilm Corp | セルロースアシレートフィルム、これを用いた偏光板および液晶表示装置 |
WO2014119487A1 (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-07 | 富士フイルム株式会社 | 光学フィルム及びその製造方法、偏光板並びに液晶表示装置 |
JPWO2014119487A1 (ja) * | 2013-02-01 | 2017-01-26 | 富士フイルム株式会社 | 光学フィルム及びその製造方法、偏光板並びに液晶表示装置 |
US10012770B2 (en) | 2013-02-01 | 2018-07-03 | Fujifilm Corporation | Optical film, method of manufacturing the same, polarizing plate and liquid crystal display device |
WO2014133147A1 (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-04 | 富士フイルム株式会社 | 光学フィルム、偏光板および画像表示装置 |
JPWO2014133147A1 (ja) * | 2013-03-01 | 2017-02-09 | 富士フイルム株式会社 | 光学フィルム、偏光板および画像表示装置 |
JP2014170130A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Fujifilm Corp | 光学フィルム及びその製造方法、偏光板ならびに液晶表示装置 |
JP2015096939A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-05-21 | 富士フイルム株式会社 | 偏光板保護フィルム、偏光板、及び液晶表示装置、並びに偏光板保護フィルムの製造方法 |
JP2021109942A (ja) * | 2020-01-15 | 2021-08-02 | Gsアライアンス株式会社 | セルロースナノファイバー(cnf)を含む複合材料およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020086163A1 (en) | 2002-07-04 |
JP4686846B2 (ja) | 2011-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002146044A (ja) | セルロースエステルフィルム及び偏光板用保護フィルム | |
JP4788072B2 (ja) | セルロースエステルフィルム、偏光板用保護フィルム及び偏光板 | |
TWI344891B (ja) | ||
KR101323545B1 (ko) | 가교결합가능한 셀룰로즈 에스터 조성물 및 이로부터형성된 필름 | |
WO2006121026A1 (ja) | セルロースエステルフィルム、偏光板及び液晶表示装置 | |
JP2001188128A (ja) | 光学フィルム及びその製造方法並びにそれを用いた液晶表示装置 | |
JP2001247717A (ja) | セルロースエステル用可塑剤、セルロースエステルフイルムおよびその製造方法 | |
JP2004277581A (ja) | セルロースエステルフィルム、偏光板、液晶表示装置、セルロースエステルフィルムの製造方法、偏光板の製造方法 | |
JP2001091743A (ja) | 位相差板および円偏光板 | |
JP2001072799A (ja) | セルロースエステルフィルム、その製造方法、これを用いた偏光板及び表示装置 | |
JPH10237186A (ja) | セルロースエステルフィルム及びその製造方法 | |
JP5821849B2 (ja) | セルロースアセテートフィルムの製造方法 | |
US7125918B2 (en) | Protective film of a polarizing plate | |
JP2001072782A (ja) | セルロースエステルフィルム | |
WO2011096036A1 (ja) | 光学フィルム | |
JP2003183417A (ja) | セルロースエステルフィルム及び偏光板用保護フィルム | |
JP2004189957A (ja) | セルロースエステルフィルム、偏光板、及び液晶表示装置、並びにセルロースエステルフィルム、及び偏光板の製造方法 | |
JPH10152568A (ja) | セルロースエステルフィルム及び液晶表示用部材 | |
JP2002179819A (ja) | セルロースエステルフィルム、セルロースエステルフィルムの製造方法、光学素子、偏光板用保護フィルム、偏光板、表示装置 | |
JP2001122980A (ja) | セルロースエステルフィルム、偏光板用保護フィルム及び液晶表示用部材 | |
JP2003232926A (ja) | 偏光板保護用セルロースエステルフィルム及び偏光板 | |
JP3829902B2 (ja) | 巻き長さが1000〜5000mのロール状セルロースエステルフィルム、液晶表示部材に使用されるフィルム、及び偏光板 | |
JP2002277632A (ja) | 光学補償シートとその製造方法、偏光板、並びに液晶表示装置 | |
JP2000273199A (ja) | セルロースエステルフィルムとその製造方法及び偏光板保護フィルムとそれを用いた偏光板 | |
JP4296815B2 (ja) | 液晶表示素子用偏光子保護フィルム、液晶表示素子用偏光板、及び液晶表示素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071005 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071005 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100824 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101001 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110131 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |