JP2002144662A - 両面画像形成装置 - Google Patents

両面画像形成装置

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JP2002144662A
JP2002144662A JP2000340166A JP2000340166A JP2002144662A JP 2002144662 A JP2002144662 A JP 2002144662A JP 2000340166 A JP2000340166 A JP 2000340166A JP 2000340166 A JP2000340166 A JP 2000340166A JP 2002144662 A JP2002144662 A JP 2002144662A
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JP2000340166A
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English (en)
Inventor
Akihiko Oda
昭彦 小田
Shinko Osawa
真弘 大沢
Takao Kurohata
貴夫 黒畑
Yoshinao Kitahara
義奈朗 北原
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の置き方によっては、両面画像形成にお
ける裏面画像が上下反転して形成されて、見づらく扱い
難い文書が作成されるという不都合を解消する。 【解決手段】 副走査の方向に平行な画像の向きを有す
る原稿から画像を再生する場合には、画像を180°回
転して画像形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙の両面に画
像を形成することができる両面画像形成装置に関し、特
に、画像データに基づいて画素単位で画像の書込を行う
画像形成装置における両面画像形成時の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データに基づいて画素単位で画像の
書込を行うデジタル画像形成装置は、多機能性とネット
ワーク対応性を有することから今日広く用いられてい
る。
【0003】かかるデジタル画像形成装置の特徴の一つ
に両面画像形成機能がある。デジタル画像形成装置にお
ける両面画像形成においては、1回の原稿読取により取
得された画像データを用いて多数部の画像を形成するこ
とが行われる。この機能によって、原稿を痛めることが
少なく、多数部の複写を高速で行うことが可能になっ
た。
【0004】また、多数部の画像形成を行う場合に、1
部づつ順次画像形成が行われるので、画像が形成された
記録紙をソーティング処理なしで綴じることにより、1
部毎に綴じ処理された文書を作製することが可能にな
り、綴じ処理により整理された文書を簡単に作成するこ
とが出来るようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常の両面画像形成に
おいては、記録紙の片面に画像を形成した後に、記録紙
をその表裏を反転する反転搬送部に送り込み、表裏を反
転して画像形成部に再給紙することにより両面画像形成
が行われる。この両面画像形成においては、前記反転搬
送部において、記録紙をその搬送方向に反転することに
より表裏反転を行っている。
【0006】両面原稿読取と両面画像形成との組合せに
おいて、画像の向き、即ち、ポートレート画像か又はラ
ンドスケープ画像かと、画像の読取方向と、画像の形成
方向との関係で図1(a)に示すような表面画像に対し
て裏面画像の上下が反転した画像が形成される場合があ
る。図1(a)においては、1、3、6及び8頁は紙の
裏側になるので、見えないが、1及び3頁の画像
「1」、「3」は5、7頁の画像「5」、「7」と同様
に上下反転しており、また、6及び8頁の画像「6」、
「8」は2、4頁の画像「2」、「4」と同様に正像で
ある。このように、従来の両面画像形成装置では、画像
と記録紙の向きによっては、非常に見ずらく扱い難い文
書ができてしまう場合があるという問題がある。
【0007】このような反転現象を避けるためには、使
用者が1枚の原稿の表面画像形成と裏面画像形成毎に原
稿を置き直す操作が必要になって、複写作業の効率が非
常に悪くなり不便である。このような問題に対しては、
画像の向きに対して、原稿の向きを間違えないように、
使用者が注意深く作業することにより有る程度防止でき
るが、使用者の注意のみでは前記の画像形成効率の低下
が避けられない場合がある。即ち、通常の画像形成装置
では、A3やB4サイズの原稿は、縦長に載置すること
ができず、横長の状態(副走査方向に長い状態)でのみ
画像読取が行われるように構成されている。従って、通
常の画像形成装置においては、A3やB4サイズの原稿
の両面複写を行う場合に、画像の向きによっては画像の
上限反転を避けるために、原稿1枚の表面と裏面毎に原
稿を置き換えるという極めて能率の低い作業を強いられ
ることになる。
【0008】本発明の目的は、両面画像形成における従
来技術の前記した問題を解決し、上下の正しい両面画像
を画像形成効率を低下させることなく形成することがで
きる両面画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は下
記の発明により達成される。
【0010】1.画像形成体、該画像形成体に対して画
像の一端から他端に向かって副走査を行い、前記画像形
成体に画像を形成する画像書込手段、前記副走査の方向
に対して画像の向きがほぼ直行であるか又はほぼ平行で
あるかを示す画像方向信号を出力する方向信号出力手
段、入力画像データに対して画像を180°回転させる
回転処理を行うことができ、前記画像書込手段に画像デ
ータを供給する画像データ供給手段及び、前記方向信号
出力手段からの信号に基づいて、前記回転処理を行うよ
うに前記画像データ供給手段を制御する制御手段、を有
することを特徴とする両面画像形成装置。
【0011】2.前記方向信号出力手段は、原稿がSE
F置き原稿か又はLEF置き原稿かを検知する原稿セン
サを有することを特徴とする前記1に記載の両面画像形
成装置。
【0012】3.前記方向信号出力手段は、ポートレー
ト原稿か又はランドスケープ原稿かの設定を受け付ける
操作表示部を有することを特徴とする前記1又は前記2
に記載の両面画像形成装置。
【0013】4.前記方向信号出力手段は、ポートレー
ト原稿、ランドスケープ原稿、SEF置き原稿及びLE
F置き原稿からなる指定要素の組合せを個々に指定する
ことができる操作表示部を有することを特徴とする前記
1又は前記2に記載の両面画像形成装置。
【0014】5.前記方向信号出力手段が、ポートレー
ト原稿、且つ、LEF置き原稿を示す信号を出力したと
き及びランドスケープ原稿、且つ、SEF置き原稿を示
す信号を出力したときに、前記制御手段は前記回転処理
を行わないように前記画像データ供給手段を制御し、前
記方向信号出力手段が、ランドスケープ原稿、且つ、L
EF置き原稿を示す信号を出力したとき及びポートレー
ト原稿、且つ、SEF置き原稿を示す信号を出力したと
きに、前記制御手段は、前記回転処理を行うように前記
画像データ供給手段を制御することを特徴とする前記1
〜4のいずれか1項に記載の両面画像形成装置。
【0015】6.記録紙の縁部を綴じる綴じ手段及び、
該綴じ手段が搬送方向に直行する縁部を綴じる第1綴じ
モード又は搬送方向に沿った縁部を綴じる第2綴じモー
ドかを示す信号を出力する綴じモード指定手段を有し、
前記方向信号出力手段が、画像の向きが前記副走査の方
向にほぼ直行することを示す信号を出力し、且つ、前記
綴じモード指定手段が前記第1綴じモードを示す信号を
出力した場合には、前記制御手段は、前記回転処理を行
わないように前記画像データ供給手段を制御し、前記方
向信号出力手段が、画像の向きが前記副走査の方向にほ
ぼ平行することを示す信号を出力し、且つ、前記綴じモ
ード指定手段が前記第1綴じモードを示す信号を出力し
た場合には、前記制御手段は、前記回転処理を行うよう
に前記画像データ供給手段を制御し、前記方向信号出力
手段が、画像の向きが前記副走査の方向にほぼ直行する
ことを示す信号を出力し、且つ、前記綴じモード指定手
段が前記第2綴じモードを示す信号を出力した場合に
は、前記制御手段は、前記回転処理を行うように前記画
像データ供給手段を制御し、前記方向信号出力手段が、
画像の向きが前記副走査の方向にほぼ平行することを示
す信号を出力し、且つ、前記綴じモード指定手段が前記
第2綴じモードを示す信号を出力した場合には、前記制
御手段は、前記回転処理を行わないように前記画像デー
タ供給手段を制御することを特徴とする前記1〜4のい
ずれか1項に記載の両面画像形成装置。
【0016】7.記録紙の縁部に孔を穿つ穿孔手段及
び、該穿孔手段が搬送方向に直行する縁部に穿孔する第
1穿孔モード又は搬送方向に沿った縁部に穿孔する第2
穿孔モードかを示す信号を出力する穿孔モード指定手段
を有し、前記方向信号出力手段が、画像の向きが前記副
走査の方向にほぼ直行することを示す信号を出力し、且
つ、前記穿孔モード指定手段が前記第1穿孔モードを示
す信号を出力した場合には、前記制御手段は、前記回転
処理を行わないように前記画像データ供給手段を制御
し、前記方向信号出力手段が、画像の向きが前記副走査
の方向にほぼ平行することを示す信号を出力し、且つ、
前記穿孔モード指定手段が前記第1穿孔モードを示す信
号を出力した場合には、前記制御手段は、前記回転処理
を行うように前記画像データ供給手段を制御し、前記方
向信号出力手段が、画像の向きが前記副走査の方向にほ
ぼ直行することを示す信号を出力し、且つ、前記穿孔モ
ード指定手段が前記第2穿孔モードを示す信号を出力し
た場合には、前記制御手段は、前記回転処理を行うよう
に前記画像データ供給手段を制御し、前記方向信号出力
手段が、画像の向きが前記副走査の方向にほぼ平行する
ことを示す信号を出力し、且つ、前記穿孔モード指定手
段が前記第2穿孔モードを示す信号を出力した場合に
は、前記制御手段は、前記回転処理を行わないように前
記画像データ供給手段を制御することを特徴とする前記
1〜4のいずれか1項に記載の両面画像形成装置。
【0017】8.前記画像データ供給手段は、画像回転
用のメモリ、圧縮伸長回路及び回転処理後の圧縮された
画像データを記憶するメモリを有することを特徴とする
前記1〜7のいずれか1項に記載の両面画像形成装置。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施の形態に係
る画像形成装置の全体構成を示す図である。画像形成装
置は画像形成装置本体GHと後処理装置FSとで構成さ
れる。
【0019】画像形成装置本体GHは電子写真方式によ
り画像を形成し、画像を形成した記録紙Sを後処理装置
FSに送り込む。後処理装置FSは、画像が形成された
記録紙Sを排紙皿71に排紙順に排紙するか、排紙皿7
2にシフト処理又は綴じ処理して排紙するか、又は折り
畳み部60により折り畳み処理して排紙皿73に排紙す
る。後処理装置FSにおいて、30は綴じ処理等におい
て複数枚の記録紙Sを集積し揃える中間スタッカ、40
は表紙、仕切り、裏表紙等の用紙Kを収納する記録紙給
紙皿、50は複数枚の記録紙を綴じ処理するステイプラ
である。
【0020】画像形成装置本体GHは、読取部1、画像
処理部2、画像書込手段3、画像形成部4、カセット給
紙部5、大容量給紙部(LCT)6、定着装置7、排紙
部8及び裏面画像形成用の反転搬送部9を備えている。
【0021】また、画像形成装置本体GHはその上部
に、自動原稿送り装置10を有する。画像形成装置本体
GHの図示の左側面の排紙部8側には、後処理装置FS
が連結される。
【0022】自動原稿送り装置10の原稿給紙台10A
上に載置された原稿Gを読取位置に搬送することによっ
て読取部1のラインCCD1Aによる読取が行われる。
【0023】自動原稿送り装置10は原稿Gを載置する
原稿給紙台10A、原稿センサ10B、10C、原稿G
を制御されたタイミングで搬送するレジストローラ10
D、原稿Gを読取位置で搬送するプラテンローラ10
E、両面読取において原稿Gを表裏反転して搬送する反
転搬送部10F及び原稿排紙皿10Gを有する。
【0024】原稿センサ10Bは搬送方向の原稿Gの縁
を規制する規制板からなり、原稿の搬送方向に直行する
方向に移動して原稿の幅を検知する。10Cは複数のセ
ンサ素子からなり、搬送方向の原稿Gの長さを検知す
る。原稿サンセ10Bと10Cとによって、原稿サイズ
が検知される。特に、SEF置き原稿かLEF置き原稿
かが検知される。
【0025】本明細書においては、図1(b)に示すよ
うに、原稿の搬送方向、即ち、原稿読み取りにおける副
走査方向Wに直行する原稿の辺が短辺の場合に、SEF
(Short Edge Feed)と言い、副走査W
に直行する方向が長辺の場合にLEF(Long Ed
ge Feed)と言う。
【0026】また、原稿台PLに載置された原稿を光源
及びミラーを有する読取光学部1Bとミラーからなる読
取光学部1Cとにより走査することによって読取が行わ
れる。原稿台PL上に載置された原稿Gのサイズは複数
のセンサ素子で構成された原稿検知素子1Dにより検知
される。
【0027】ラインCCD1Aにより光電変換されたア
ナログ信号は、画像処理部2において、アナログ処理、
A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行
った後、画像書込手段3に信号を送る。
【0028】画像書込手段3はレーザダイオード、発光
ダイオードアレイ等を光源として用い、像形成体として
の感光体を主走査方向及び副走査方向に走査して、画素
単位で画像の書込を行う。画像形成部4においては、帯
電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が
行われ、カセット給紙部5又は大容量給紙部6から搬送
された記録紙Sに画像が転写される。画像を担持した記
録紙Sは、定着装置7により定着され、排紙部8から後
処理装置FSに送り込まれる。或いは搬送路切換板8A
により裏面画像形成用の反転搬送部9に送り込まれた片
面画像形成済みの記録紙Sは再び画像形成部4において
裏面画像形成後、排紙部8から後処理装置FSに送り込
まれる。
【0029】搬送路切換板8Aにより、片面モードにお
いて、画像が形成された記録紙Sをそのまま後処理装置
FSに排紙する場合と、片面モードにおいて、画像が形
成された記録紙Sの表裏を反転した後に後処理装置FS
に排紙する場合と、両面モードにおいて、片面に画像が
形成された記録紙を裏面画像形成用の反転搬送部9に送
り込む場合とに切り換えられる。両面画像形成モードに
おいては、表裏両面に画像が形成された記録紙Sは裏面
画像が上の状態で排紙され、画像形成装置本体GHから
後処理装置FSに送り込まれる。
【0030】図3は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置における読取部を示す。図3において、PLは原稿
台であり、この上に原稿Gが載置される。図2における
読取部1の読取光学部1Bは副走査方向Wに移動して原
稿Gを読み取る。この走査により原稿Gの先頭部GFか
ら後端部GRに向かって読取が行われる。原稿Gのサイ
ズ、特に、原稿がLEF置きか又はSEF置きかを、複
数のセンサ素子からなる原稿センサ1Dが検知する。な
お、原稿サイズセンサとしてラインCCD1Aを用いる
こともできる。
【0031】図4は裏面画像形成用の反転搬送部9を用
いた両面画像形成工程における記録紙Sの流れを示す。
【0032】の段階において、記録紙Sの表面に表面
画像Aが形成される。画像形成後に記録紙Sが裏面画像
形成用の反転搬送部9に搬送されての段階において、
スイッチバックされての給紙段階を経て転写位置Tに
給紙される。図から明らかなように、の給紙段階にお
いては、記録紙Sに画像Aが形成されている表面ではな
く、裏面が画像の転写を受ける上面の状態で給紙され
る。そして、再給紙の段階では、記録紙の先端は表面
画像形成段階、即ち、における後端SRとなってい
る。従って、再給紙の段階における記録紙Sには表面
画像Aと裏面画像Bとが上下反転して形成される。
【0033】図3における副走査方向Wと原稿Gとの関
係は図4における搬送方向Vと記録紙との関係に、平行
であるか直交であるかに関して一致している。そして、
この関係は像形成体としての感光体の移動方向、即ち、
画像の書込における副走査方向と書き込まれる画像との
関係とも一致している。
【0034】図5は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の電気的な構成を示すブロック図である。100は
CPUを備えた制御手段である。101はタッチパネル
で構成された操作表示部であり、操作表示部101にお
いて、片面画像形成モード/両面画像形成モードの設
定、ポートレート原稿/ランドスケープ原稿の設定、側
部綴じモード/上部綴じモードの設定等の種々の画像形
成モードの設定が行われ、また、各種の表示が行われ
る。102は原稿がSEF置きかLEF置きかを検知す
る原稿センサであり、図2、3における原稿センサ1
D、10B、10Cに相当する。後に説明するように、
操作表示部101における操作により、画像の向きが副
走査の方向に平行か直交かが設定される。また、原稿セ
ンサ102の検知結果により画像の向きが副走査の方向
に平行か又は直交かが設定される。従って、走査表示部
101と原稿サンサ102は画像方向信号を出力する方
向信号出力手段を構成する。103は図2におけるライ
ンCCD1Aや画像信号処理回路を含む読取部であり、
例えば、256階調のデジタル画像データを出力する。
104は画像回転用のメモリであり、1頁分の画像デー
タを記憶する容量を有する。105はメモリ104から
の画像データを圧縮し、また、メモリ106からの画像
データを伸長する圧縮伸長回路である。106は画像デ
ータ蓄積用のメモリであり、A4版の原稿数百頁の画像
データを蓄積することが出来る容量を有する。107は
画像書込手段であり、図2における画像書込手段3に相
当する。メモリ104、106と圧縮伸長回路105と
は画像データ供給手段を構成する。
【0035】図5に示す画像形成装置においては、メモ
リ104において、画像を180°回転する画像回転が
行われ、メモリ106には、回転処理及び圧縮処理後の
画像データが記憶される。
【0036】図6〜9により本発明の実施の形態におけ
る両面画像形成について説明する。本発明の実施の形態
においては、通常の画像形成作業では、表裏両面に画像
が形成されている文書を見る場合に文書を左右に反転し
て表面から裏面へ、或いは裏面から表面へと文書の読取
が行われる場合が多いことを前提に画像形成装置の制御
が設計されている。そして、複数枚の記録済み記録紙を
綴じる場合には、文書を左辺部に綴じ処理が行われるこ
ともあるが、上辺部に綴じ処理が行われる場合もあるこ
とを考慮して、ステイプラ50の綴じ処理モードに対応
した制御が行われる。更に、記録紙についても、原稿の
場合と同様に記録紙の搬送方向に直交する方向が短辺で
ある給紙モードをSEF給紙モードと言い、記録紙の搬
送方向に直交する方向が長辺である給紙モードをLEF
給紙モードと言う。
【0037】図6〜9において、mはLEF置き原稿か
らの両面画像形成を示し、nはSEF置き原稿からの両
面画像形成を示す。また、1、2で示す後付数字では、
「1」は原稿を、「2」、「3」、「4」は画像が形成
された記録紙をそれぞれ示す。そして、Aは表面画像を
Bは裏面画像をそれぞれ示す。
【0038】図6に示すように、m1におけるポートレ
ート原稿A、Bは、記録紙のLEF給紙モードにより、
m2で示すように表面画像、裏面画像ともに正像の画像
として再生される。
【0039】n1で示すランドスケープ原稿A、Bは、
記録紙のSEF給紙モードにより、n2で示すように表
面画像、裏面画像ともに正像の画像として再生される。
【0040】一方図7のm1で示すランドスケープ原稿
A、BをLEF給紙モードで両面画像形成した場合に
は、図7のm2で示すように、正像の表面画像Aに対し
て、上下反転した裏面画像Bが形成される。また、図7
のn1に示すポートレート原稿A、BをSEF給紙モー
ドで両面画像形成した場合には、図7のn2で示すよう
に、正像の表面画像に対して上下反転した裏面画像Bが
形成される。
【0041】本発明の実施の形態においては、ランドス
ケープ原稿のLEF給紙モードによる両面画像形成及び
ポートレート原稿のSEF給紙モードによる両面画像形
成において、画像を180°回転する画像処理を行うこ
とにより、図7のm3とn3に示すように、表面画像、
裏面画像ともに正像の画像が形成されるように画像形成
を行っている。このような画像の回転は、画像回転用の
メモリ104において行われる。即ち、画像回転用のメ
モリ104には1画面分の画像データが記憶され、メモ
リ104おける画像データの読出順序を書込順序と逆に
することにより180°回転した画像となる画像データ
が作成される。
【0042】本発明の実施の形態においては、ステイプ
ラ50による綴じ処理を行う場合に、綴じ処理と画像の
向きとが正しく関連づけられるように画像処理を行って
いる。図8はLEFポートレート原稿及びSEFランド
スケープ原稿から両面画像を形成する場合の画像の向き
と綴じ部との関係を示す。
【0043】m1に示すポートレート原稿をLEF給紙
モードにより両面画像形成した場合にm2で示すような
両面画像が形成される。m2で示すように、側縁部の2
カ所を綴じ部Cとした場合には、表面画像Aと裏面画像
Bとはともに、正像となる。しかしながらm3で示すよ
うに、表面画像の上辺部(裏面画像の下辺部)の2カ所
を綴じ部Cとした場合には、裏面画像Bは上下反転した
画像となる。本発明の実施の形態においては、このよう
な場合に、メモリ104において画像回転を行い、m4
で示すように、裏面画像Bが正像となるように画像Bを
形成している。
【0044】同様にn1で示すように、ランドスケープ
原稿をSEF給紙モードで給紙された記録紙に再生する
場合にも、n2の場合即ち、側縁部を綴じ部Cとする場
合には、n3のように裏面画像Bに対して回転処理をす
ることなく画像形成を行うが、上下縁部を綴じ部Cとす
る場合には、n4のように裏面画像Bを回転処理して画
像形成を行っている。
【0045】図9は図8と同様にステイプラ50による
綴じ処理との関連で画像回転の制御を行う例であり、L
EFランドスケープ原稿及びSEFポートレート原稿か
ら両面画像形成を行う場合の制御を示している。
【0046】図9のm1で示すように、ランドスケープ
原稿をm2で示すように、LEF給紙モードにより両面
画像形成し、側縁部を綴じ部Cとした場合には、裏面画
像Bが上下反転した画像となる。従って、本発明の実施
の形態においては、裏面画像形成において画像を回転す
ることによって、m3で示すように裏面画像を正像にし
ている。m1で示すランドスケープ原稿をLEF給紙モ
ードで両面画像形成した場合に、上下縁部を綴じ部Cと
するときはm4で示すように裏面画像Bは正像となるの
でこの場合には回転処理をせずに画像形成を行う。
【0047】図9のn1で示すポートレート原稿をSE
F給紙モードにより両面画像形成を行う場合にも前記と
同様であり、側縁部を綴じ部Cとする場合には、n2の
ように裏面画像Bが上限反転するのを避けるために回転
処理を行ってn3で示すように正像の裏面画像Bを形成
し、上縁部を綴じ部Cとする場合には、回転処理を行う
ことなくn4のように正像の裏面画像Bを形成してい
る。
【0048】図10、図11は操作表示部101に表示
される画面を示す。図10では、原稿の向きと画像の向
きが設定される。111は画像が上下向きの正立画像
を、112は画像が横向きの正立画像を、113は画像
が上下向きの倒立画像を、114は画像が横向きの倒立
画像を、それぞれ示す。使用者が選択したした場合に1
11のようにポジ画像がネガ画像に反転して画像と原稿
の向きが設定されたことが表示される。なお、111
a、112b、113a、114bはポートレート原稿
を、111b、112a、113b、114aはランド
スケープ原稿をそれぞれ示す。
【0049】図11では、綴じ処理の条件が設定され
る。121は側縁部を綴じ部Cとする綴じ処理を、12
2は上辺部を綴じ部Cとする綴じ処理をそれぞれ示す。
123は左上隅部を綴じ部Cとする綴じ処理を、124
は右上隅部を綴じ部Cとする綴じ処理をそれぞれ示す。
121、123及び124で示す綴じ処理の場合には、
側縁部の綴じ処理として制御上処理し、122を上縁部
綴じ処理として制御上処理する。
【0050】図10から明らかなように、画像の向き、
即ち、ポートレートかランドスケープかの指定と原稿の
向き、即ち、SEFかLEFかの指定に関して合計8通
りの指定を個々に行うことができる。このような指定モ
ードにより、使用者は簡単、且つ、間違いなく画像の向
きと原稿の向きに関する指定を行うことができる。
【0051】図2、3に示すように、本発明の実施の形
態においては、原稿台PLを用いて読取を行う場合に
は、原稿の向きを原稿センサ1Dにより検知している。
従って、原稿の向きの指定については、これを省略し画
像の向きの指定と原稿センサ1Dにより検知された原稿
の向きとに基づいて図7〜図9に示した画像の回転処理
制御を行うことも可能である。このような構成では、例
えば、操作表示部101に図10における釦111のみ
を表示させる表示画面構成となる。
【0052】図12は本発明の実施の形態における制御
のフローチャートである。片面画像形成が設定されてい
る場合には(F1のN)、F2において従来の方法によ
り片面画像形成が行われる。両面画像形成が設定されて
いる場合には(F1のY)、綴じ処理モードの設定の有
無がチェックされる(F3)。綴じ処理モードでない場
合には(F3のN)、画像の向きが上下か横かがチェッ
クされる(F4)。F4は図10における設定に従って
判断される。釦111又は113が押されているときに
は、F4で「縦A」と判断され、釦112又は113が
押されているときには、F4で「横A」と判断される。
【0053】上下向き(「縦A」)の画像の場合にはF
6に進み画像形成が行われ、横向き(「横A」)の画像
の場合にはF5において画像を180°回転する回転処
理を行った後にF6に進み画像形成が行われる。
【0054】操作表示部101において綴じ処理モード
が設定されている場合には(F3のY)、側縁綴じか否
かがチェックされる(F7)。このチェックは図11の
画面上での設定条件に従って、行われる。釦121、1
23又は124がおされた場合には、F7において側縁
綴じと判断される。即ち、側縁部の2カ所を綴じ部Cと
する場合のみでなく、左右の上隅部と綴じ部Cとする場
合に側縁綴じとして処理される。側縁綴じ、即ち、F7
のYでは、画像が上下向きの場合には(F8の縦A)、
画像形成F6が実行され、画像が横向きの場合には(F
8の横)、画像を180°回転した後に(F9)、画像
形成F6が実行される。
【0055】側縁綴じでない場合(F7のN)、即ち、
上縁綴じの場合には、画像が横向きのときに(F10の
横A)、画像形成F6が実行され、画像が上下向きの場
合(F10の縦A)には、画像を180°回転した後に
(F11)画像形成F6が実行される。
【0056】F4、F8及びF10における判断は、操
作表示部101における設定、即ち、図10の画面を用
いた設定に従って行われるが、図10の画面による設定
に代えて次のような設定とすることも可能である。
【0057】原稿センサ102によりSEF置き原稿か
又はLEF置き原稿かが検知される。操作表示部101
における設定がない場合には、原稿センサ102により
SEF置き原稿が検知された場合には、ランドスケープ
原稿とし、LEF置き原稿が検知された場合には、ポー
トレート原稿とする制御条件が設定される。従って、F
4、F8、F10においては、操作表示部101におけ
る設定がない場合には、画像の向きに関して、LEF置
き原稿をポートレート原稿、SEF原稿をランドスケー
プ原稿とし、いずれの場合にも画像の向きが上下向き
(「縦A」)画像とする判断が行われる。操作表示部1
01において、使用者が横向き画像の原稿の場合にの
み、横向きであることを指示する設定を行う。このよう
な設定のために操作表示部101には例えば、「画像反
転」の釦が設けられる。この釦の操作による設定があっ
た場合には、LEF置き原稿をポートレート原稿とし、
SEF置き原稿をランドスケープ原稿して処理される。
【0058】また、図12では綴じ処理を行う場合の制
御の例を示したが、画像が形成された記録紙の縁部にフ
ァイル用の孔を穿つ穿孔処理を後処理装置FSにおいて
行う場合には、綴じ処理の場合と同様に図12に示す制
御(綴じ処理を穿孔処理に置き換えた制御)によって、
穿孔位置に対して画像の回転を対応させる制御が行われ
る。
【0059】
【発明の効果】請求項1又は5の発明により、画像の向
きと原稿の向きとの関係により裏面画像が上下反転して
形成されることのない両面画像形成が行われ、しかも、
読みやすく取り扱い易い文書を高い画像形成効率で作製
することが可能になる。
【0060】請求項2、3又は4の発明により、原稿の
向きに関する設定が自動的に行われるので、裏面画像の
反転を避けるための設定が簡略化される。
【0061】請求項6の発明により、綴じ処理のモード
に対応した正像が形成される。請求項7の発明により、
穿孔処理のモードに対応した正像が形成される。
【0062】請求項8の発明により、画像データを蓄積
しているメモリから読み出した画像データをそのまま画
像形成に用いることができるので、画像を回転させる処
理等を行う機能を有する画像形成装置から他の機器への
画像データの供給等が容易になり、画像回転機能を有す
る画像形成装置が汎用性を持ったものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の両面画像形成装置により作成された文書
の例を示す図及びSEFとLEFを説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体
構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の画像
読取部を示す図である。
【図4】両面画像形成工程における記録紙の流れを示す
図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気
的な構成を示すブロック図である。
【図6】両面画像の、原稿と記録紙に対する関係を示す
図である。
【図7】両面画像の、原稿と記録紙に対する関係を示す
図である。
【図8】両面画像の、原稿と記録紙と綴じ位置に対する
関係を示す図である。
【図9】両面画像の、原稿と記録紙と綴じ位置に対する
関係を示す図である。
【図10】操作表示部の画面を示す図である。
【図11】操作表示部の画面を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る画像形成装置にお
ける制御のフローチャートである。
【符号の説明】
100 制御手段 101 操作表示部 102 原稿センサ 103 画像読取部 104、106 メモリ 105 圧縮伸長回路 107 画像書込手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 3/60 B41J 3/00 S 5B057 H04N 1/387 G03G 21/00 382 5C076 (72)発明者 北原 義奈朗 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2C062 RA06 2C087 BB01 BB10 BD24 BD40 CA02 CB03 CB12 DA02 DA16 2C187 AF01 DC01 2H027 DB10 FA13 FA30 FD01 FD08 GA56 2H028 BB06 5B057 AA11 BA02 BA23 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC01 CD04 5C076 AA24 BA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成体、 該画像形成体に対して画像の一端から他端に向かって副
    走査を行い、前記画像形成体に画像を形成する画像書込
    手段、 前記副走査の方向に対して画像の向きがほぼ直行である
    か又はほぼ平行であるかを示す画像方向信号を出力する
    方向信号出力手段、 入力画像データに対して画像を180°回転させる回転
    処理を行うことができ、前記画像書込手段に画像データ
    を供給する画像データ供給手段及び、 前記方向信号出力手段からの信号に基づいて、前記回転
    処理を行うように前記画像データ供給手段を制御する制
    御手段、 を有することを特徴とする両面画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記方向信号出力手段は、原稿がSEF
    置き原稿か又はLEF置き原稿かを検知する原稿センサ
    を有することを特徴とする請求項1に記載の両面画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記方向信号出力手段は、ポートレート
    原稿か又はランドスケープ原稿かの設定を受け付ける操
    作表示部を有することを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の両面画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記方向信号出力手段は、ポートレート
    原稿、ランドスケープ原稿、SEF置き原稿及びLEF
    置き原稿からなる指定要素の組合せを個々に指定するこ
    とができる操作表示部を有することを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の両面画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記方向信号出力手段が、ポートレート
    原稿、且つ、LEF置き原稿を示す信号を出力したとき
    及びランドスケープ原稿、且つ、SEF置き原稿を示す
    信号を出力したときに、前記制御手段は前記回転処理を
    行わないように前記画像データ供給手段を制御し、 前記方向信号出力手段が、ランドスケープ原稿、且つ、
    LEF置き原稿を示す信号を出力したとき及びポートレ
    ート原稿、且つ、SEF置き原稿を示す信号を出力した
    ときに、前記制御手段は、前記回転処理を行うように前
    記画像データ供給手段を制御することを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の両面画像形成装置。
  6. 【請求項6】 記録紙の縁部を綴じる綴じ手段及び、 該綴じ手段が搬送方向に直行する縁部を綴じる第1綴じ
    モード又は搬送方向に沿った縁部を綴じる第2綴じモー
    ドかを示す信号を出力する綴じモード指定手段を有し、 前記方向信号出力手段が、画像の向きが前記副走査の方
    向にほぼ直行することを示す信号を出力し、且つ、前記
    綴じモード指定手段が前記第1綴じモードを示す信号を
    出力した場合には、前記制御手段は、前記回転処理を行
    わないように前記画像データ供給手段を制御し、 前記方向信号出力手段が、画像の向きが前記副走査の方
    向にほぼ平行することを示す信号を出力し、且つ、前記
    綴じモード指定手段が前記第1綴じモードを示す信号を
    出力した場合には、前記制御手段は、前記回転処理を行
    うように前記画像データ供給手段を制御し、 前記方向信号出力手段が、画像の向きが前記副走査の方
    向にほぼ直行することを示す信号を出力し、且つ、前記
    綴じモード指定手段が前記第2綴じモードを示す信号を
    出力した場合には、前記制御手段は、前記回転処理を行
    うように前記画像データ供給手段を制御し、 前記方向信号出力手段が、画像の向きが前記副走査の方
    向にほぼ平行することを示す信号を出力し、且つ、前記
    綴じモード指定手段が前記第2綴じモードを示す信号を
    出力した場合には、前記制御手段は、前記回転処理を行
    わないように前記画像データ供給手段を制御することを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の両面画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 記録紙の縁部に孔を穿つ穿孔手段及び、 該穿孔手段が搬送方向に直行する縁部に穿孔する第1穿
    孔モード又は搬送方向に沿った縁部に穿孔する第2穿孔
    モードかを示す信号を出力する穿孔モード指定手段を有
    し、 前記方向信号出力手段が、画像の向きが前記副走査の方
    向にほぼ直行することを示す信号を出力し、且つ、前記
    穿孔モード指定手段が前記第1穿孔モードを示す信号を
    出力した場合には、前記制御手段は、前記回転処理を行
    わないように前記画像データ供給手段を制御し、 前記方向信号出力手段が、画像の向きが前記副走査の方
    向にほぼ平行することを示す信号を出力し、且つ、前記
    穿孔モード指定手段が前記第1穿孔モードを示す信号を
    出力した場合には、前記制御手段は、前記回転処理を行
    うように前記画像データ供給手段を制御し、 前記方向信号出力手段が、画像の向きが前記副走査の方
    向にほぼ直行することを示す信号を出力し、且つ、前記
    穿孔モード指定手段が前記第2穿孔モードを示す信号を
    出力した場合には、前記制御手段は、前記回転処理を行
    うように前記画像データ供給手段を制御し、 前記方向信号出力手段が、画像の向きが前記副走査の方
    向にほぼ平行することを示す信号を出力し、且つ、前記
    穿孔モード指定手段が前記第2穿孔モードを示す信号を
    出力した場合には、前記制御手段は、前記回転処理を行
    わないように前記画像データ供給手段を制御することを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の両面画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像データ供給手段は、画像回転用
    のメモリ、圧縮伸長回路及び回転処理後の圧縮された画
    像データを記憶するメモリを有することを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか1項に記載の両面画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005338544A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2007310082A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及びプログラム
JP2008112095A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2013215990A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Canon Inc 印刷装置、その制御方法、およびプログラム

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