JP2002143864A - フッ素、リン酸および重金属含有廃水の処理方法 - Google Patents

フッ素、リン酸および重金属含有廃水の処理方法

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Kenichi Ikeda
憲一 池田
Hiromi Nakajima
洋美 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フッ素、リンおよび重金属含有廃水を一括処理
する方法を提供する。 【解決手段】フッ素、リンおよび重金属含有廃水にカル
シウムイオンと、フェライト反応の鉄源としての塩化第
1鉄もしくは塩化第1鉄および塩化第2鉄と、アルカリ
剤としての水酸化カルシウムとを添加してフェライト化
反応を行ない、フッ素はCaF2、リンはCa3(PO
4)2またはFePO4化すると共に、重金属はフェラ
イト化して処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場、研究所、試
験所施設などより排出されるフッ素、りん、重金属を含
む廃水の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子工業廃水や研究試験所廃水で
は、フッ素やリン酸が共存する有害重金属廃水が排出さ
れている。重金属を含む廃水の処理方法として特開昭4
9―83257号公報には、フェライト法を利用した技
術が開示されている。この技術は、重金属含有廃水に硫
酸第1鉄の2価鉄塩を添加しアルカリ条件下で空気曝気
等により酸化反応を行ない、重金属類を結晶格子に取り
こんだフェライトを生成させ、その沈殿物を分離するこ
とにより重金属廃水を処理する方法である。
【0003】フェライト法は中和凝集沈殿法に比べ、一
定PHで複数重金属イオンを一括処理できること、また
汚泥から重金属溶出が少ないこと等の特徴があり、多種
類の濃厚重金属を含む廃水の処理法として利用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は高、
濃度の重金属含有廃水を処理でき、高濃度の塩化物イオ
ン、硫酸イオン、ナトリウムイオンなどが共存していて
も妨害されずに処理できる。
【0005】しかしながら、重金属含有廃水にリン酸イ
オンが1000mg/l以上共存するとフェライト生成
反応が阻害され処理できなくなる。また高濃度のフッ素
イオンも処理の妨害となる。
【0006】したがって、上記の従来のフェライト法を
使用して重金属廃水処理する場合には、予め廃水中のフ
ッ素やリン酸を除去しておく必要があった。そのために
は別途反応装置、分離装置が必要となり、設備費用や設
置面積が増加し、また処理操作も煩雑となる問題があっ
た。
【0007】更にフッ素、リン酸を予め分離するため
に、カルシウムイオンを添加して沈殿分離する方法が使
用されるが、カルシウム処理した場合過剰のカルシウム
が残存する。次に硫酸第1鉄を用いてフェライト処理を
行なう段階でこの残存するカルシウムにより難溶性の硫
酸カルシウム微結晶が多量に発生し、スラッジを増加さ
せると共に固液分離性を悪化させると言う問題があっ
た。
【0008】本発明の目的は、上記の従来のフェライト
法を用いた廃水処理方法の問題点を解決し、有害物であ
るフッ素、リン酸、重金属を含有する廃水のフェライト
法を用いた一括処理を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のフッ素、リン酸
および重金属含有廃水の処理方法の第1の構成は、フッ
素、リン酸および重金属を含有する廃水に、カルシウム
塩および2価鉄塩を添加した後、前記廃水をアルカリ性
に制御して前記廃水を空気曝気し、前記廃水中の前記フ
ッ素およびリン酸をカルシウム化合物の沈殿物、前記重
金属をフェライト沈殿物として前記廃水から分離除去す
ることを特徴とする。
【0010】前記2価鉄塩としては、塩化第1鉄、硝酸
第1鉄または硫酸第1鉄を使用することができ、前記カ
ルシウム塩として塩化カルシウムまたは水酸化カルシウ
ムを使用することができる。前記廃水の前記アルカリ性
はpHとして8〜11に制御され、前記カルシウム塩と
して水酸化カルシウムを使用する場合には、この水酸化
カルシウムを前記廃水のアルカリ性制御用に兼用でき
る。
【0011】本発明のフッ素、リン酸および重金属含有
廃水の処理方法の第2の構成は、フッ素、リン酸および
重金属を含有する廃水に、カルシウム塩、2価鉄塩およ
び3価鉄塩を添加した後、前記廃水をアルカリ性に制御
して前記廃水を空気曝気し、前記廃水中の前記フッ素を
カルシウム化合物の沈殿物、前記リン酸をカルシウム化
合物の沈殿物および鉄化合物の沈殿物、前記重金属をフ
ェライト沈殿物として前記廃水から分離除去することを
特徴とする。
【0012】上記の本発明の第2の構成における前記2
価鉄塩、前記カルシウム塩としては上記の本発明の第1
の構成と同様な化合物を使用でき、前記廃水の前記アル
カリ性のpHも上記の第1の構成と同様に、8〜11に
制御される。
【0013】本発明では、廃水中にカルシウム塩や3価
鉄塩を添加することによって廃水中のフッ素、リン酸を
不溶性のCaF2、Ca3(PO42やFePO4とし、
これらのフェライト反応への妨害を防ぐことができる。
またフェライト反応の薬剤として硫酸根を含まない塩化
第1鉄を使用する場合には、残存CaからのCaSO 4
スラッジ発生を防止することができる。更にフェライト
反応に必要なpH調整用アルカリ剤として水酸化カルシ
ウムを使用することにより、上記カルシウム源としても
併用できる。
【0014】したがって本方法によればフッ素、リン酸
を含む重金属廃水のフェライト処理が可能であり、廃水
中のフッ素、リン酸、重金属を容易に一括処理できる。
【0015】重金属廃水処理を目的とするフェライト法
は、1000mg/L程度の重金属を含む廃水中に0.
1M程度の2価鉄塩を加え、pH8〜10において空気
酸化等の酸化反応により以下のおよびの反応式によ
ってフェライト(Fe34、マグネタイト)を生成させ
ることによって行なわれる。
【0016】
【化1】
【0017】フェライト法による重金属の除去原理は、
第1に重金属(M)をマグネタイトFe34の鉄の一部
格子位置に置き換わったフェライト(MFe24)沈殿
物として固定化して分離し、第2に生成するマグネタイ
トやフェライト微結晶の共沈効果や吸着効果により、そ
の沈殿物とともに除去することにある。しかし、ここ
で、300mg/L程度以上のリン酸が共存するとフェ
ライト反応が妨害され赤茶色のα―Fe23(ヘマタイ
ト)が生成し処理不能となる。
【0018】また高濃度のフッ素が共存すると同様にフ
ェライト反応が妨害されヘマタイトが生成する。
【0019】これらの妨害のメカニズムについて詳細は
不明であるが、酸化反応段階(式)で触媒的に作用し
てヘマタイトが生成するものと推測される。
【0020】本発明ではCa2+及びFe3+を添加するこ
とにより以下の〜の反応によってフッ素とリン酸を
妨害作用のない不溶性の化合物に固定化しながらフェラ
イト反応を行なう。
【0021】
【化2】
【0022】〜の反応はに比べて早い反応であ
り、フッ素、リン酸はフェライトの生成反応を妨害する
前に固定化されるので重金属を良好にフェライト処理で
きる。同時にフッ素、リン酸はCaF2、Ca3(P
42、FePO4沈殿物として、フェライト沈殿物と
共に固液分離することによって処理される。
【0023】また本発明では、に示すフェライト反応
のアルカリ(OH-)源としてCa(OH)2を使用する
ことによってフェライト反応に使用する2価鉄相当分
(0.1M)のカルシウムは、のフッ素、リン酸処
理のCa2+源として利用できる。
【0024】添加Fe3+分は式で示すリン酸処理に利
用されるが、下記の反応式のように、一部は直接2価鉄
(Fe2+)と反応してフェライトを生成する。
【0025】
【化3】
【0026】このように酸化反応を経ずに2価鉄塩と3
価鉄塩から直接生成するフェライトは微細な結晶であ
る。このフェライトの微細な結晶は、上記の式で示す
2価鉄(Fe2+)の酸化反応により生成するフェライト
の結晶核となり、最終的には沈降性の良いフェライト沈
殿物を生成させる効果がある。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。まずフッ素、リン酸および重金属類を含む廃水に
CaCl2またはCa(OH)2のカルシウム分を添加
し、pH8〜11に調整する。カルシウム添加量は廃水
中のフッ素やリン酸をCaF2及びCa3(PO42にす
る為に必要な化学当量以上である。フッ素、リン酸濃度
が高い場合はこのままpHを維持して30分程度反応さ
せることが好ましい。
【0028】次に2価鉄塩を添加し、Ca(OH)2
pHを8〜11に調整する。2価鉄塩としては塩化第1
鉄、硫酸第1鉄、硝酸第1鉄等が利用できるが、硝酸第
1鉄は高価であり、硫酸第1鉄はCaSO4が汚泥とな
るので塩化第1鉄が好ましい。
【0029】2価鉄塩添加量は廃水中の重金属濃度10
00mg/Lに対して0.1〜0.2M濃度が適量であ
る。鉄塩添加後そのpH調整のために加えるCa(O
H)2のカルシウム分はフッ素、リン酸処理の為のカル
シウム分として利用できる。すなわち0.1Mの鉄塩を
使用するとそれを中和してpHを8〜11に調整する為
にほぼ0.1MのCa(OH)2が添加される。このカ
ルシウム分は0.2M(3600mg/L)のF、もし
くは0.067M(7000mg/L)のリン酸を処理
する化学当量に相当する。したがって廃水中のフッ素、
リン酸含有濃度がこれ以下であれば前操作でカルシウム
分の添加は不要である。
【0030】また2価鉄塩の添加前に3価鉄塩を添加し
ておくと、リン酸によるフェライト生成妨害を更に防げ
るとともにフェライトスラッジの沈降性が改善される。
3価鉄塩の添加量は残存分が全て2価鉄塩と反応してフ
ェライト(マグネタイト)化するようにするために、添
加2価鉄塩の3/2倍濃度以下で行なう。
【0031】次にpHを8〜11に維持しながら空気曝
気により酸化して、フェライト化反応を行なう。フェラ
イト反応の進捗は液中の酸化還元電位(ORP)の推移
を計測することによって行なう。すなわち酸化によるフ
ェライト反応が進み2価鉄が無くなるとORPは急激に
高くなるので、その時点を反応の終了点とする。
【0032】なお、廃水の温度を30℃以上にすること
によってフェライト反応を促進できる。とくに廃水の温
度を50〜70℃に高めて行なうと短時間でフェライト
化反応が進むとともに副反応を防ぎ良好なフェライトが
生成する。フェライト反応終了後沈降分離や濾過分離に
よって沈殿物と処理水を分離する。
【0033】以下実施例により本発明を具体的に説明す
る。
【0034】(実施例1)フッ素、リン酸、重金属類の
試薬を交換水に溶解し、表1に示す模擬廃水を調整し
た。この模擬廃水を反応容器に3L採取し、25wt%
−Ca(OH)2を加えてpH10に調整しながら30
分攪拌した。次に2価鉄塩としてFeCl2・4H2Oを
89.5g(0.45モル)加え、25wt%−Ca
(OH)2でpH9に調整しながら10分間攪拌した。
【0035】次に反応容器を65±2℃に加温しながら
空気(0.5L/分)で曝気(酸化)した。以後pHを
25wt%−Ca(OH)2で維持しながらこの温度で
酸化反応を進めた。75分後に反応液のORPが−70
0mVから−100mVに上昇し反応が終了したので曝
気及び加温を停止した。生成した黒色沈殿物は磁石を近
づけると強く引き寄せられることからフェライトを含有
していることが確認できた。
【0036】反応液を60分静置後、5Aろ紙でろ過
し、ろ液(処理水)中のフッ素、リン、重金属濃度を分
析した。またろ紙上残った沈殿物は24時間自然乾燥さ
せた後、環境庁告示13号で指定される方法で溶出操作
を行ない溶出液中の重金属濃度を分析した。
【0037】結果を表2に示す。また図1に反応終了後
60分間の、沈殿物界面の沈降速度を示す。図1の符号
1は実施例1の沈殿物の沈降曲線を示す。
【0038】(実施例2)実施例1と同様の模擬廃水を
用い、同様の操作で行なった。ただし、2価鉄塩を加え
る前に3価鉄塩(FeCl3・6H2O)を40.5g
(0.15モル)加え25wt%−Ca(OH)2でp
H9に調整しながら10分間攪拌した。また3価鉄塩
(FeCl3)の添加量は38.1g(0.3モル)と
した。この場合酸化反応は55分で終了し黒色のフェラ
イト含有沈殿物が生成した。結果を表2と図1に示す。
図1の符号2は実施例2の沈殿物の沈降曲線を示す。
【0039】(実施例3)実施例1と同様の模擬廃水を
用い、同様の操作で行なった。ただし、2価鉄塩として
硫酸第1鉄(FeSO4・7H2O)を0.45モル使用
した。酸化反応は70分で終了し、黒色のフェライト含
有沈殿物が生成した。結果を表2と図1に示す。図1の
符号3は実施例3の沈殿物の沈降曲線を示す。
【0040】(比較例)実施例1と同様の模擬廃水を3
L用い、2価鉄塩として硫酸第1鉄(FeSO 4・7H2
O)を0.45モル加え、25wt%NaOHでpHを
9に調整しながら、65℃に加温し空気曝気で酸化して
フェライト化反応を行なった。生成した沈殿物は茶赤色
で永久磁石を近づけても誘引されないことからフェライ
トではなくヘマタイトと思われる。処理水と溶出試験結
果を表2に示す。
【0041】以下、表2に及び図1示す実施例1〜3及
び比較例について説明する。
【0042】まず表2に示すように、カルシウム共存下
でフェライト処理を行なった実施例1〜3については処
理水中のフッ素、リン及び重金属は排水基準以下に良好
に処理されており、汚泥(沈殿物)からの溶出も埋立判
定基準値以内である。一方、カルシウムを共存させない
で行なった比較例では、フッ素はほとんど処理されてお
らずリンも規制値を大幅に上まわっている。また重金属
類もPb,Cd,Asが排水基準値を越えており特にヒ
素は汚泥からも溶出している。次に図1に示す汚泥の沈
降性について言えば実施例2が最も早く沈降している。
これは3価の鉄を添加したことによりフェライトの微結
晶が速やかに形成され、その微結晶を種結晶として後か
ら2価鉄の酸化によるフェライト生成反応が進む為と推
測される。
【0043】2価鉄塩としてFeSO4・7H2Oを用い
た実施例3は沈降が一番遅くなっており汚泥(沈殿物)
量が多い。これは微結晶になりやすいCaSO4が生成
したためである。ろ過速度もこれらの沈降速度を反映し
ており、実施例1,2に比較して実施例3のろ過速度は
遅かった。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、カルシ
ウム添加のもとフェライト処理を行なえばフッ素、リン
および重金属含有廃水を容易に排水基準値以下に一括処
理することができる。またフェライト処理の2価鉄源と
して塩化第1鉄を用いることによって硫酸カルシウムの
生成を無くし汚泥発生量を減らすことができる。更に塩
化第2鉄を併用することによって、処理性を改善すると
ともにろ過性の良い汚泥(沈殿物)とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のフッ素、リン酸および重
金属含有廃水の処理法による処理反応後の沈殿物の沈降
性を表す図である。
【符号の説明】
1 実施例1の沈殿物の沈降曲線 2 実施例2の沈殿物の沈降曲線 3 実施例3の沈殿物の沈降曲線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フッ素、リン酸および重金属を含有する
    廃水に、カルシウム塩および2価鉄塩を添加した後、前
    記廃水をアルカリ性に制御して前記廃水を空気曝気し、
    前記廃水中の前記フッ素およびリン酸をカルシウム化合
    物の沈殿物、前記重金属をフェライト沈殿物として前記
    廃水から分離除去することを特徴とするフッ素、リン酸
    および重金属含有廃水の処理方法。
  2. 【請求項2】 フッ素、リン酸および重金属を含有する
    廃水に、カルシウム塩、2価鉄塩および3価鉄塩を添加
    した後、前記廃水をアルカリ性に制御して前記廃水を空
    気曝気し、前記廃水中の前記フッ素をカルシウム化合物
    の沈殿物、前記リン酸をカルシウム化合物の沈殿物およ
    び鉄化合物の沈殿物、前記重金属をフェライト沈殿物と
    して前記廃水から分離除去することを特徴とするフッ
    素、リン酸および重金属含有廃水の処理方法。
  3. 【請求項3】 前記3価鉄塩として塩化第2鉄を使用す
    る請求項2記載のフッ素、リン酸および重金属含有廃水
    の処理方法。
  4. 【請求項4】 前記3価鉄塩と前記前記2価鉄塩の添加
    モル濃度比は3/2以下であることを特徴とする請求項
    2または3記載のフッ素、リン酸および重金属含有廃水
    の処理方法。
  5. 【請求項5】 前記2価鉄塩として、塩化第1鉄、硝酸
    第1鉄または硫酸第1鉄を使用する請求項1〜4のいず
    れかに記載のフッ素、リン酸および重金属含有廃水の処
    理方法。
  6. 【請求項6】 前記カルシウム塩として塩化カルシウム
    または水酸化カルシウムを使用する請求項1〜5のいず
    れかに記載のフッ素、リン酸および重金属含有廃水の処
    理方法。
  7. 【請求項7】 前記廃水の前記アルカリ性のpHが8〜
    11であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
    記載のフッ素、リン酸および重金属含有廃水の処理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記廃水の前記アルカリ性に制御する化
    合物として水酸化カルシウムを使用する請求項7記載の
    フッ素、リン酸および重金属含有廃水の処理方法。
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