JPS61120688A - 高濃度廃液の処理方法 - Google Patents
高濃度廃液の処理方法Info
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- JPS61120688A JPS61120688A JP24245984A JP24245984A JPS61120688A JP S61120688 A JPS61120688 A JP S61120688A JP 24245984 A JP24245984 A JP 24245984A JP 24245984 A JP24245984 A JP 24245984A JP S61120688 A JPS61120688 A JP S61120688A
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- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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- C02F1/72—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation
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- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/72—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[Jt業上の利用分計]
本発明は、高濃度廃液の処理方法に関する。特に、無電
解ニッケル鍍金におけるIvI濃度廃液を希釈せずに分
解−酸化−凝集の頚に短時間にそして経済的に処理出来
、有害金属塩、燐及びCOD〔化学的tIIl素要求量
コを高度に除去する廃液処理方法に関する。 [従来の技蜜] 従来 1金高濃度廃液の処理方法として1種々の方法が
提案されて来た0例えば、過酸化水素と硫酸第一鉄触媒
を用いてCODを酸化分解し、生物学的JAIIと履み
合わせて、COD高濃度の鍍金廃液を処理し、88%以
上のCOD!去を得ると環境エンジニアリング(株)は
、19j14年2月に、(社)金yA表面技術協会のC
実務表面技術]において提案している。亦、工業技#r
院大阪工業技術試験所では、難分解性有機化合物含有排
水をpu−3,0に!QtL過酸化水素と触媒FiL酸
第−鉄により酸化分解し、更に1/4〜175に希釈後
、生物学的処理を行ない、99%以上のCOD#去があ
ったと1984年1月はSi産業新聞に発表されている
。更に、A!’I県精密工業試験所は、無電解ニッケル
鍍金COD高濃度廃液を125Ah/1で電解酸化し金
属二1ケルを約100%回収でき、約ISO%のCOD
除去できたことを1982年6月に(社)金属表面技術
協会の〔実務表面技術]で発表している。 従来9次亜燐酸ナトリウムを還元剤とする無電解メ・7
キの廃液処理の多くは、カルシウム塩による沈μ2処理
で廃液中の金属分及び副生成物である亜燐酸ナトリウム
を水厳化物及び亜燐酸力ルンウムの沈殿により処理され
て1行なわれていたが。 廃液中の次亜燐酸イオンを効果的に除去きれなければ、
COD及び燐イオンの残存が問題となる。 この場合廃液を電解酸化することにより、金属分を回収
し、CODを低減できるが、一方、COD値の極めて低
い廃液に対しては生物学的処理[活性汚泥法〕が、有効
である。然し乍ら、実際の鍍金廃液は、COD及び燐成
分が高濃度であり、を解酸化、生物学的処塩では、長時
間を要し更に燐除去を必要とするから、現実的でない、
そこで。 従来かも次亜燐酸ナトリウムを含む無電解鍍金廃液を効
率よく有害成分を高度に除去する処理法が望まれていた
。 即ち、従来の無電解ニッケル鍍金の高濃度廃液は、水酸
化力ルンウムで中和し、析出凝集せしめ9次にその濾過
液を電解酸化し、更に、水酸化カルシウムで凝集せしめ
ることにより、処理されていた。 〔発明が解決しようとする問題点コ 従来の鍍金#l#液処理法では1次のような欠点があっ
た。即ち、第一に、廃液処理に時間がかかる点である。 ts酸化処理法では、場合により約2〜26日もかかり
、そして、生物学的処理に約7〜10日も要するもので
あった。第二に、処理に用いた過酸化水素の取り扱いは
、その高い危険性のため、厳重な注意力を持って行なわ
なけれならなく、一方、過酸化水素は、高濃度廃液に対
して効率が悪いものである6wc五に、そのための高濃
度廃液処理設備に費用がかかり、設備費が高価になりす
ぎる。第四に、希釈せずに高濃度廃液をそのまま処理出
来る方法がないことである。亦。 金属塩、燐、CODの除去のための開時処理方法がなか
った。 更に、従来の高濃度廃液処理の工程は、複雑であり、亦
、その為、設備が多く必要となる。従って、廃液処理費
が高くなりがちである。
解ニッケル鍍金におけるIvI濃度廃液を希釈せずに分
解−酸化−凝集の頚に短時間にそして経済的に処理出来
、有害金属塩、燐及びCOD〔化学的tIIl素要求量
コを高度に除去する廃液処理方法に関する。 [従来の技蜜] 従来 1金高濃度廃液の処理方法として1種々の方法が
提案されて来た0例えば、過酸化水素と硫酸第一鉄触媒
を用いてCODを酸化分解し、生物学的JAIIと履み
合わせて、COD高濃度の鍍金廃液を処理し、88%以
上のCOD!去を得ると環境エンジニアリング(株)は
、19j14年2月に、(社)金yA表面技術協会のC
実務表面技術]において提案している。亦、工業技#r
院大阪工業技術試験所では、難分解性有機化合物含有排
水をpu−3,0に!QtL過酸化水素と触媒FiL酸
第−鉄により酸化分解し、更に1/4〜175に希釈後
、生物学的処理を行ない、99%以上のCOD#去があ
ったと1984年1月はSi産業新聞に発表されている
。更に、A!’I県精密工業試験所は、無電解ニッケル
鍍金COD高濃度廃液を125Ah/1で電解酸化し金
属二1ケルを約100%回収でき、約ISO%のCOD
除去できたことを1982年6月に(社)金属表面技術
協会の〔実務表面技術]で発表している。 従来9次亜燐酸ナトリウムを還元剤とする無電解メ・7
キの廃液処理の多くは、カルシウム塩による沈μ2処理
で廃液中の金属分及び副生成物である亜燐酸ナトリウム
を水厳化物及び亜燐酸力ルンウムの沈殿により処理され
て1行なわれていたが。 廃液中の次亜燐酸イオンを効果的に除去きれなければ、
COD及び燐イオンの残存が問題となる。 この場合廃液を電解酸化することにより、金属分を回収
し、CODを低減できるが、一方、COD値の極めて低
い廃液に対しては生物学的処理[活性汚泥法〕が、有効
である。然し乍ら、実際の鍍金廃液は、COD及び燐成
分が高濃度であり、を解酸化、生物学的処塩では、長時
間を要し更に燐除去を必要とするから、現実的でない、
そこで。 従来かも次亜燐酸ナトリウムを含む無電解鍍金廃液を効
率よく有害成分を高度に除去する処理法が望まれていた
。 即ち、従来の無電解ニッケル鍍金の高濃度廃液は、水酸
化力ルンウムで中和し、析出凝集せしめ9次にその濾過
液を電解酸化し、更に、水酸化カルシウムで凝集せしめ
ることにより、処理されていた。 〔発明が解決しようとする問題点コ 従来の鍍金#l#液処理法では1次のような欠点があっ
た。即ち、第一に、廃液処理に時間がかかる点である。 ts酸化処理法では、場合により約2〜26日もかかり
、そして、生物学的処理に約7〜10日も要するもので
あった。第二に、処理に用いた過酸化水素の取り扱いは
、その高い危険性のため、厳重な注意力を持って行なわ
なけれならなく、一方、過酸化水素は、高濃度廃液に対
して効率が悪いものである6wc五に、そのための高濃
度廃液処理設備に費用がかかり、設備費が高価になりす
ぎる。第四に、希釈せずに高濃度廃液をそのまま処理出
来る方法がないことである。亦。 金属塩、燐、CODの除去のための開時処理方法がなか
った。 更に、従来の高濃度廃液処理の工程は、複雑であり、亦
、その為、設備が多く必要となる。従って、廃液処理費
が高くなりがちである。
【目的]
本発明は5上記の様な問題を解決した高濃度廃液処理法
を提供することを目的とする。即ち9本発明は、処理工
程数を少なくした。比較的短時間で処理でき、費用のか
からない排水処理法を提供することを目的とする。 [発明の構成] [問題点を解決するための手段] 本発明の排液処理法は、高濃度廃液を希釈せずに1分解
−酸化−凝集[−冷却−再酸化処理]の順序で、短い工
程数により排液処理を行なう構成のものである。 本発明の処理工程は、第1図に示すようなフローシート
のものである。 第1の分解工程においては1周期律表第8族の遷移金r
AW2.いは、その化合物の触媒を用いて、高濃度廃液
中の金5塩及び次亜燐酸ナトリウムを分解する。そ1に
より有害な金属イオンは1分解きれ、金属形として、析
出し、廃液より分離できる形になる。 用いられる触媒には、 Pd、Ni、F@などの第8裏
の遷移金属があり、その金属粉末、鉄片等の金属片、或
いは塩化パラジウム(PdC1)、亜燐酸ニッケルなど
の遷移金属の塩がある。 酸化工程に於ては、廃液中の有Ilaを酸化分解し、亜
燐酸ナトリウムを酸化する。酸化剤には5次亜塩素酸ナ
トリウムのようなものが用いられる。 凝集工程に於ては、高濃度廃液を中和することにより、
有害イオンを析出せしめ、凝集、沈降せしめ、有害イオ
ンを除去しようとするものである0次に、沈殿物を濾過
器などで固液分離し、その濾液を冷却し、金属塩類を塩
析結晶として除去する。更に1次亜塩素酸ナトリウムに
よりa液を再度酸化せしめる。 本発明の廃液処理法は1次亜燐酸ナトリウムを還元剤と
して用いた無電解メッキ廃液1例えば。 無電解二ノケルメyキを基とした2元、3元合金メ/キ
及び非電導材上のアルカリ無亙解二/ケルメ/キの廃液
に適用される。 本発明の処理法では、遷移金属系分解触媒を用いて、高
濃度廃液の処理を容易にするものである。即ち、最初に
金属触媒分解工程を行ない、有害金属を排液より除去し
やすい形にし1次に、酸化−凝集を行ない、有害イオン
を除去するものである6次に濾液を冷却し金属塩を塩析
除去し、更にその濾液を次亜塩素酸ナトリウムにより酸
化せしめ、有害成分除去の完全を期す。 [作用] 本発明では1次亜燐酸イオンを含む廃液を処理する際に
、先ず、第8族遷移金属或いはその化合物を触媒として
用いて1分解処理し、金属分を車離沈W1#去する0次
に1次亜燐酸イオンを亜燐酸イオンに酸化し、その後の
次亜塩素酸ナトリウムによる酸化及び水酸化カルシウム
による凝集沈殿をv!8にし、固液分離性の良い処理液
を得る。更に、濾液を冷却し、再度酸化を行なうことに
よりCODを高度に除去する。 第1図により説明する。 鍍金高濃度廃液は、 COD 15.000〜61.0
OOppILNL′1 、200〜6.400ppm
、 P 9.00(1〜57. OOOppmであう
た。この高濃度廃液を希釈せずに1分解槽に入れる。 分解槽の廃液は、遷移金属触媒を一定量以上含むように
調整される。亦1分解槽には、触媒を含む濾過工程から
の凝集物をリサイクルさせ得る。 触媒量保持が行なわれる。 分解槽の廃液のpi(は、約4,0〜11に保持される
。 分解工程では、40℃以上、好適には、約75℃〜95
℃において、高濃度廃液中の金属塩及び次亜燐酸ナトリ
ウムが1分解される。約30−40分で行なわれる。 Ni イオンの触媒の場合の反応式を表わすと次のよ
うになる。 れ −一→N1HPO。 NaH3P0L−啼Na、+1Po) この分解で廃液中のニッケルは、黒色の亜燐酸ニッケル
として沈殿し1次亜燐酸ナトリウムは。 急激な還元に消費きれ亜惧酸ナトリウムに酸化きれる。 この時、全1分は、釣99%以上が沈殿し次亜燐酸ナト
リウムの亜燐酸ナトリウムへの酸化が約98%以上にな
り、その所要時間は約15〜40分間である。 次に1分解処理された廃液の上澄液を酸化処理半盲に移
す、この時1分解場の下部に沈殿している金属分は1次
の廃液分解処理に於て触媒となる。 即ち1分解触媒として添加する遷移金属又はその化合物
は、初期のみ便用するだけである。 酸化工程において、廃液は、硫a溶液でpill 、8
付近に下げ、Nl化剤として9次亜塩素酸ナトリウムを
用いて、高濃度廃液中の一部の有機物及び亜燐酸ナトリ
ウムを酸化する。 化学式で示すと次のようになる。 NaLHPO3−一→o−n、po。 添加筋れる次亜塩素酸ナトリウムは。 約0.5〜3.5モル%好適には約1〜3モル%であり
。 pHは、約1.8以下に保持される。酸化処理を行なう
ため、約30分以上撹拌される。亜清酸ナトリウムはオ
ルト燐酸ナトリウムに酸化される。 次に、凝集剤として、水酸化カルシウムを用いて中和せ
しめる。′a集は、約30分以上の攪拌によって行なわ
れる。添加水酸化カルシウムは、約1〜3モル%であり
、廃液中の亜燐酸ナトリウムは亜燐酸力ルンウムに、オ
ルト燐酸は、カルシツムヒドロキシアパタイトになり、
凝集する。 凝集処理により、廃液中にある金属塩及び燐酸が析出凝
集する。この凝集沈殿工程は、約4〜8時間で行なわれ
る。化学式で示すと次のようになる− N a
z HP 0s−−→Ca、HPO。 OH,P O4−一→Ca、(0)I)(P O4>。 次に、凝集したものを、沈降タンク又はプレスフィルタ
ーなどの濾過器により叩液分離する。 この酸化処理槽における5次亜塩素酸ナトリウムによる
酸化及び水酸化カルシウムによる凝集沈殿処理のCOD
除去に対する要因分析による嘗与率は1次亜塩素酸ナト
リウム添加が37.9%、水酸化カルシウム添加28.
6%であり1次亜塩W:酸ナトリウムの添加とPl!陣
との交互作用は、20.4%である。 この段階tでのCOD除去率約8S〜86%、全リン分
除去本釣9L 9g%〜100%、金属分除去本釣10
0%が得られ、既設の排水処理のアルカリ。 酸、#排水系に放流可能である。然し乍ら、更に、co
oat去軍を向上ξせるために園液分離した廃液をPb
4−5櫂調覧した後は、86C以下く冷却すると、廃液
処理により生成されたアルカリ塩及び有機酸の一部であ
るコハク酸部が塩析し結晶化する。この結晶沈殿物を取
り険き1次憂塩票酸ナトリウム0.5モル%以上添加し
、再度酸化、30分以上撹拌すると、COD険去率90
%以上が得られる。 本発明の処理方法により、高1
度廃液を希釈せずに、廃液生の有害成分である金属塩、
堝酸イオン、及びCODを処理できる。 本処理法によると、金1塩約100%、填#約L00%
、COD約86%以上の除去ができた。 [実施例] 下記の組成の無電解ニッケルメ・シキ廃Wlを処理した
。〔なお1分析方法は、 JIS−ト0102による。 )Ni 6.450ppm 全P 49.000pp■ COD 61.0OOpps 上記廃液(峻i75°Cであった)に亜燐酸エアケル0
.6%を添加し、液温をys’c〜85℃に保持しなが
ら、30分間分解反応を行なう、その後、その上澄液を
次の酸化処理槽に移す、酸化処理1中の廃液をpo約1
.8にfllltL、、次亜塩W:酸ナトリウム2゜7
モル%加え、 tSO分間撹拌し、酸化反応を行なう0
次審;、水酸化カルシウム約3モル%添加し、240分
間攪拌を行ない、中和し、凝集沈殿物を濾過器により分
離する。その濾液を分析した結果は。 次の通りであ−)た。 にi 0pp@、 除去累100%全P
0pps、 #去工10a%COD 11.54
09ps+、 #去!86%更く、この濾液をpB4
.5に1ift、、約7℃に約父分間で冷却し、冷却塩
析した結晶を取り除く0次に3次亜塩素酸ナトリウムを
0.9モル%堀加し、60分間攬坤した後の廃液を分析
したところ。 次の様な結果であった。 即ち、CODは、5.O40ppmトナtでおり、その
除去率は、st、y%であった。そして、この廃液処理
水は、I#氷水処理前ス誹水系に放水可能のものであっ
た。 【発明の効果】 以上のような処理方法により、処理工程数が少なくなり
、従うて、処!!質用に経済性を与える。 酸化、U集工程では2次亜塩素酸ナトリウム、水酸化カ
ルシウムを使用員品としているために、iy価のもので
あり、処理費用が安くなる。亦、処理設備について云え
ば1分解工程のための処J!l!!1基と、1lllF
化工1!凝集工程に併用する処理槽1基の合計2基の処
理槽で高濃度廃液処理が可能となり、設備費が寅優にな
る。又0以上説明した項に、処理工程が1易になる利点
がある。 4、@面の@ILな説明 st図は1本発明の処理方法をしめずフローシートであ
る。
を提供することを目的とする。即ち9本発明は、処理工
程数を少なくした。比較的短時間で処理でき、費用のか
からない排水処理法を提供することを目的とする。 [発明の構成] [問題点を解決するための手段] 本発明の排液処理法は、高濃度廃液を希釈せずに1分解
−酸化−凝集[−冷却−再酸化処理]の順序で、短い工
程数により排液処理を行なう構成のものである。 本発明の処理工程は、第1図に示すようなフローシート
のものである。 第1の分解工程においては1周期律表第8族の遷移金r
AW2.いは、その化合物の触媒を用いて、高濃度廃液
中の金5塩及び次亜燐酸ナトリウムを分解する。そ1に
より有害な金属イオンは1分解きれ、金属形として、析
出し、廃液より分離できる形になる。 用いられる触媒には、 Pd、Ni、F@などの第8裏
の遷移金属があり、その金属粉末、鉄片等の金属片、或
いは塩化パラジウム(PdC1)、亜燐酸ニッケルなど
の遷移金属の塩がある。 酸化工程に於ては、廃液中の有Ilaを酸化分解し、亜
燐酸ナトリウムを酸化する。酸化剤には5次亜塩素酸ナ
トリウムのようなものが用いられる。 凝集工程に於ては、高濃度廃液を中和することにより、
有害イオンを析出せしめ、凝集、沈降せしめ、有害イオ
ンを除去しようとするものである0次に、沈殿物を濾過
器などで固液分離し、その濾液を冷却し、金属塩類を塩
析結晶として除去する。更に1次亜塩素酸ナトリウムに
よりa液を再度酸化せしめる。 本発明の廃液処理法は1次亜燐酸ナトリウムを還元剤と
して用いた無電解メッキ廃液1例えば。 無電解二ノケルメyキを基とした2元、3元合金メ/キ
及び非電導材上のアルカリ無亙解二/ケルメ/キの廃液
に適用される。 本発明の処理法では、遷移金属系分解触媒を用いて、高
濃度廃液の処理を容易にするものである。即ち、最初に
金属触媒分解工程を行ない、有害金属を排液より除去し
やすい形にし1次に、酸化−凝集を行ない、有害イオン
を除去するものである6次に濾液を冷却し金属塩を塩析
除去し、更にその濾液を次亜塩素酸ナトリウムにより酸
化せしめ、有害成分除去の完全を期す。 [作用] 本発明では1次亜燐酸イオンを含む廃液を処理する際に
、先ず、第8族遷移金属或いはその化合物を触媒として
用いて1分解処理し、金属分を車離沈W1#去する0次
に1次亜燐酸イオンを亜燐酸イオンに酸化し、その後の
次亜塩素酸ナトリウムによる酸化及び水酸化カルシウム
による凝集沈殿をv!8にし、固液分離性の良い処理液
を得る。更に、濾液を冷却し、再度酸化を行なうことに
よりCODを高度に除去する。 第1図により説明する。 鍍金高濃度廃液は、 COD 15.000〜61.0
OOppILNL′1 、200〜6.400ppm
、 P 9.00(1〜57. OOOppmであう
た。この高濃度廃液を希釈せずに1分解槽に入れる。 分解槽の廃液は、遷移金属触媒を一定量以上含むように
調整される。亦1分解槽には、触媒を含む濾過工程から
の凝集物をリサイクルさせ得る。 触媒量保持が行なわれる。 分解槽の廃液のpi(は、約4,0〜11に保持される
。 分解工程では、40℃以上、好適には、約75℃〜95
℃において、高濃度廃液中の金属塩及び次亜燐酸ナトリ
ウムが1分解される。約30−40分で行なわれる。 Ni イオンの触媒の場合の反応式を表わすと次のよ
うになる。 れ −一→N1HPO。 NaH3P0L−啼Na、+1Po) この分解で廃液中のニッケルは、黒色の亜燐酸ニッケル
として沈殿し1次亜燐酸ナトリウムは。 急激な還元に消費きれ亜惧酸ナトリウムに酸化きれる。 この時、全1分は、釣99%以上が沈殿し次亜燐酸ナト
リウムの亜燐酸ナトリウムへの酸化が約98%以上にな
り、その所要時間は約15〜40分間である。 次に1分解処理された廃液の上澄液を酸化処理半盲に移
す、この時1分解場の下部に沈殿している金属分は1次
の廃液分解処理に於て触媒となる。 即ち1分解触媒として添加する遷移金属又はその化合物
は、初期のみ便用するだけである。 酸化工程において、廃液は、硫a溶液でpill 、8
付近に下げ、Nl化剤として9次亜塩素酸ナトリウムを
用いて、高濃度廃液中の一部の有機物及び亜燐酸ナトリ
ウムを酸化する。 化学式で示すと次のようになる。 NaLHPO3−一→o−n、po。 添加筋れる次亜塩素酸ナトリウムは。 約0.5〜3.5モル%好適には約1〜3モル%であり
。 pHは、約1.8以下に保持される。酸化処理を行なう
ため、約30分以上撹拌される。亜清酸ナトリウムはオ
ルト燐酸ナトリウムに酸化される。 次に、凝集剤として、水酸化カルシウムを用いて中和せ
しめる。′a集は、約30分以上の攪拌によって行なわ
れる。添加水酸化カルシウムは、約1〜3モル%であり
、廃液中の亜燐酸ナトリウムは亜燐酸力ルンウムに、オ
ルト燐酸は、カルシツムヒドロキシアパタイトになり、
凝集する。 凝集処理により、廃液中にある金属塩及び燐酸が析出凝
集する。この凝集沈殿工程は、約4〜8時間で行なわれ
る。化学式で示すと次のようになる− N a
z HP 0s−−→Ca、HPO。 OH,P O4−一→Ca、(0)I)(P O4>。 次に、凝集したものを、沈降タンク又はプレスフィルタ
ーなどの濾過器により叩液分離する。 この酸化処理槽における5次亜塩素酸ナトリウムによる
酸化及び水酸化カルシウムによる凝集沈殿処理のCOD
除去に対する要因分析による嘗与率は1次亜塩素酸ナト
リウム添加が37.9%、水酸化カルシウム添加28.
6%であり1次亜塩W:酸ナトリウムの添加とPl!陣
との交互作用は、20.4%である。 この段階tでのCOD除去率約8S〜86%、全リン分
除去本釣9L 9g%〜100%、金属分除去本釣10
0%が得られ、既設の排水処理のアルカリ。 酸、#排水系に放流可能である。然し乍ら、更に、co
oat去軍を向上ξせるために園液分離した廃液をPb
4−5櫂調覧した後は、86C以下く冷却すると、廃液
処理により生成されたアルカリ塩及び有機酸の一部であ
るコハク酸部が塩析し結晶化する。この結晶沈殿物を取
り険き1次憂塩票酸ナトリウム0.5モル%以上添加し
、再度酸化、30分以上撹拌すると、COD険去率90
%以上が得られる。 本発明の処理方法により、高1
度廃液を希釈せずに、廃液生の有害成分である金属塩、
堝酸イオン、及びCODを処理できる。 本処理法によると、金1塩約100%、填#約L00%
、COD約86%以上の除去ができた。 [実施例] 下記の組成の無電解ニッケルメ・シキ廃Wlを処理した
。〔なお1分析方法は、 JIS−ト0102による。 )Ni 6.450ppm 全P 49.000pp■ COD 61.0OOpps 上記廃液(峻i75°Cであった)に亜燐酸エアケル0
.6%を添加し、液温をys’c〜85℃に保持しなが
ら、30分間分解反応を行なう、その後、その上澄液を
次の酸化処理槽に移す、酸化処理1中の廃液をpo約1
.8にfllltL、、次亜塩W:酸ナトリウム2゜7
モル%加え、 tSO分間撹拌し、酸化反応を行なう0
次審;、水酸化カルシウム約3モル%添加し、240分
間攪拌を行ない、中和し、凝集沈殿物を濾過器により分
離する。その濾液を分析した結果は。 次の通りであ−)た。 にi 0pp@、 除去累100%全P
0pps、 #去工10a%COD 11.54
09ps+、 #去!86%更く、この濾液をpB4
.5に1ift、、約7℃に約父分間で冷却し、冷却塩
析した結晶を取り除く0次に3次亜塩素酸ナトリウムを
0.9モル%堀加し、60分間攬坤した後の廃液を分析
したところ。 次の様な結果であった。 即ち、CODは、5.O40ppmトナtでおり、その
除去率は、st、y%であった。そして、この廃液処理
水は、I#氷水処理前ス誹水系に放水可能のものであっ
た。 【発明の効果】 以上のような処理方法により、処理工程数が少なくなり
、従うて、処!!質用に経済性を与える。 酸化、U集工程では2次亜塩素酸ナトリウム、水酸化カ
ルシウムを使用員品としているために、iy価のもので
あり、処理費用が安くなる。亦、処理設備について云え
ば1分解工程のための処J!l!!1基と、1lllF
化工1!凝集工程に併用する処理槽1基の合計2基の処
理槽で高濃度廃液処理が可能となり、設備費が寅優にな
る。又0以上説明した項に、処理工程が1易になる利点
がある。 4、@面の@ILな説明 st図は1本発明の処理方法をしめずフローシートであ
る。
Claims (1)
- 1、鍍金に用いた高濃度廃液を希釈せずに、元素周期律
表第8族の金属及びその化合物よりなる群より選択され
た触媒を用いて、高濃度廃液中の金属塩及び次亜燐酸ナ
トリウムを分解し、次に次亜塩素酸ナトリウム系の酸化
剤を用いて、高濃度廃液の有機酸及び亜燐酸ナトリウム
を酸化分解し、次に、廃液を中和し、凝集、沈降させ、
沈降物を分離し、更に、その濾過液を冷却し、塩類を塩
析結晶として取り除き、次亜塩素酸ナトリウムにより再
度酸化することを特徴とする高濃度廃液の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24245984A JPS61120688A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 高濃度廃液の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24245984A JPS61120688A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 高濃度廃液の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61120688A true JPS61120688A (ja) | 1986-06-07 |
JPH0137981B2 JPH0137981B2 (ja) | 1989-08-10 |
Family
ID=17089405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24245984A Granted JPS61120688A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 高濃度廃液の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61120688A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009120920A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Niigata Univ | ニッケル含有水溶液からのニッケルならびに亜燐酸の回収方法とその装置 |
JP2011510807A (ja) * | 2008-01-31 | 2011-04-07 | ソルヴェイ(ソシエテ アノニム) | 水性組成物中の有機物質の分解方法 |
US9309209B2 (en) | 2010-09-30 | 2016-04-12 | Solvay Sa | Derivative of epichlorohydrin of natural origin |
JP2019118908A (ja) * | 2018-01-10 | 2019-07-22 | 株式会社興徳クリーナー | 無電解メッキ廃液の処理方法 |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP24245984A patent/JPS61120688A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009120920A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Niigata Univ | ニッケル含有水溶液からのニッケルならびに亜燐酸の回収方法とその装置 |
JP2011510807A (ja) * | 2008-01-31 | 2011-04-07 | ソルヴェイ(ソシエテ アノニム) | 水性組成物中の有機物質の分解方法 |
JP2014028372A (ja) * | 2008-01-31 | 2014-02-13 | Solvay (Sa) | 水性組成物中の有機物質の分解方法 |
US9309209B2 (en) | 2010-09-30 | 2016-04-12 | Solvay Sa | Derivative of epichlorohydrin of natural origin |
JP2019118908A (ja) * | 2018-01-10 | 2019-07-22 | 株式会社興徳クリーナー | 無電解メッキ廃液の処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0137981B2 (ja) | 1989-08-10 |
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