JP2002142620A - 釣 竿 - Google Patents

釣 竿

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JP2002142620A
JP2002142620A JP2000348301A JP2000348301A JP2002142620A JP 2002142620 A JP2002142620 A JP 2002142620A JP 2000348301 A JP2000348301 A JP 2000348301A JP 2000348301 A JP2000348301 A JP 2000348301A JP 2002142620 A JP2002142620 A JP 2002142620A
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JP
Japan
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rod
tip
fishing
head
replacement
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000348301A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Naeki
芳弘 苗木
Masahiro Fukuda
正博 福田
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯性がよく、竿の調子等設計の自由度
のある釣竿とすること。 【解決手段】 元竿1の竿尻1a内周には腹当て部材4
の先端外周に嵌合固定された継合部材5を介して取り付
けられた中竿保持部材6の筒部6aが着脱自在にきつく
嵌合され、筒部6aの内側の凹部6dに下栓7が嵌合さ
れる。中竿2の後端2a内周にネジ部が形成されて下栓
7が螺合されている。下栓7の筒部7aの内側の凹部7
dに穂先竿保持用保持部材8が嵌め込まれて保持部材8
の長さ方向中心軸aから離れた位置の複数の凹部8b
に、穂先竿3と替え穂先竿3′と他の替え穂先竿の各先
端部が中心軸aにほぼ一致するように後端が嵌合されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中竿の中に複数本
の穂先竿を収納するように改良した釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、穂先竿と中竿と元竿からなる釣
竿であって、元竿後端に設ける尻栓に、替え穂先竿の後
端を保持し、尻栓の元竿への装着により、替え穂先竿を
元竿内部に収納保持でき、釣竿と共に替え穂先竿を別個
に携帯することがない構成が例えば実公昭46−156
37号公報で公知である。しかし、元竿内に替え穂先竿
を収納したため、中竿、穂先竿等他の竿管を収納でき
ず、釣行場所等への移動時には各竿管を別個に携帯する
必要があり、嵩張り、不便であった。
【0003】他に例えば実開平4−48969号公報の
ように、穂先竿と元竿からなる釣竿であって、元竿管
内部に複数本の替え穂先竿や中竿を収納可能な構成が知
られている。しかし、元竿に中竿等を平行に並べて収納
するため、元竿径が必要以上に大径化する欠点がある。
また、収納する中竿以上の長さの元竿を要し、竿調子等
制約された釣竿となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、前者では、元竿内に替え穂先竿を収納したた
め、中竿、穂先竿等他の竿管を収納できず、釣行場所等
への移動時には各竿管を別個に携帯する必要があり、嵩
張り、不便であった。後者では、元竿に中竿等を平行
に並べて収納するため、元竿径が必要以上に大径化する
欠点がある。また、収納する中竿以上の長さの元竿を要
し、竿調子等制約された釣竿となることである。
【0005】本発明の目的は前記欠点に鑑み、携帯性が
よく、竿の調子等設計の自由度のある釣竿を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係わる本発明は、穂先竿と中竿と元竿と
を継合した釣竿であって、穂先竿と交換可能に前記釣竿
に継合する少なくとも1つの替え穂先竿を有し、穂先竿
及び替え穂先竿後端を前記中竿後端に設けた下栓に保持
可能であり、下栓の中竿への装着により穂先竿及び替え
穂先竿が中竿内部に収納されると共に前記中竿が元竿内
に収納されることを要旨とするものである。請求項2に
係わる本発明は、前記穂先竿及び替え穂先竿後端が下栓
の釣竿の長さ方向中心軸から離れた位置に保持されると
共に先端部が中心軸にほぼ一致することを要旨とするも
のである。請求項3に係わる本発明は、中竿は、収納時
元竿に保持されることを要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1の本発明により、穂先竿
3と替え穂先竿3′と替え穂先竿3″を収納容積の小さ
い中竿2内に収納したので、遊びが少なく、搖れ等によ
るガタが生じ難く、破損等が少なくなると共に、隣接す
る大径側の竿内部に順次収納するため、必要以上に大径
化せず、収納時一本にしまえ、長さが制約されないの
で、長さや竿径で調子の設定がし易く、携帯性のよい釣
竿となる。請求項2の本発明により、複数本の穂先竿の
先端部が中心軸aにほぼ一致すると、先端部がばらつか
ず、運搬や携帯してもガタつかず、中竿2への挿入が容
易になる。請求項3の本発明により、中竿2は元竿1の
中で先端部と竿尻側が保持されているので、運搬や携帯
しても中竿2がガタつかず破損等が生じ難くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
すると、図1で(a)中竿を元竿に仕舞状態の要部側面
図で(b)中竿を元竿から引き出した状態の要部側面図
で(c)は釣竿の要部断面底面図、図2で(a)元竿か
ら腹当て部材を離脱した要部断面裏面図で(b)腹当て
部材と離脱した中竿と穂先竿の要部断面裏面図で(c)
穂先竿の断面裏面図、図3は腹当て部材の拡大一部断面
裏面図、図4は中竿と穂先竿の拡大要部断面裏面図、図
5は下栓と弾性保持部材と中竿一部の拡大断面裏面図、
図6は図4のF6−F6の断面正面図である。
【0009】釣竿は、元竿1の前側に中竿2が継合さ
れ、中竿2の前側に穂先竿3が順次継合されている。元
竿1にはリ−ルのリ−ル装着部10が固定されている。
元竿1の竿尻1a内周には腹当て部材4の先端外周に嵌
合固定された継合部材5と中竿保持部材6が嵌合されて
いる。元竿1の先端外周には釣糸ガイド11が固定され
ている。図示しないが、中竿2、穂先竿3、替え穂先竿
3′、3″にも適宜釣糸ガイドが設けられる。中竿2の
後端2a内周にネジ部2bが形成されて下栓7が螺合さ
れている。中竿2が元竿1の中に収納された時の元竿1
の先端部内周位置に中竿2の外径より太い継合部2cが
形成されている。下栓7の中には穂先竿3と替え穂先竿
3′と替え穂先竿3″の各後端が保持される穂先竿保持
用保持部材8が嵌合されている。
【0010】元竿1、中竿2、穂先竿3、替え穂先竿
3′、替え穂先竿3″と継合部材5が成形される時は、
テ−プ状の長方形に裁断された図示しない軸方向の繊維
の繊維強化プリプレグシ−トと周方向の繊維の繊維強化
プリプレグシ−トが図示しない芯金に適宜回数巻回され
た後、その外側にテ−ピングが施され、加熱炉の中に入
れられて常法に従って熱硬化処理で一体に形成されてい
る。穂先竿3、替え穂先竿3′、替え穂先竿3″は中空
筒状又は中実に形成されている。プリプレグシ−トは強
化繊維の織布や引揃シ−トに熱硬化性合成樹脂が含浸さ
れて形成されている。強化繊維は炭素繊維やガラス繊維
やアラミド繊維やアルミナ繊維やケプラ繊維及びその他
の有機繊維、無機繊維などの高強度繊維で、熱硬化性合
成樹脂はエポキシ樹脂、フェノ−ル樹脂、ポリエステル
樹脂等である。
【0011】腹当て部材4は木製または合成樹脂で、円
柱部4aの後側に腹当て部4bが、円柱部4aの前側に
小径の円柱部4cが、円柱部4c外周に複数の周溝4d
が形成されている。周溝4dの中には接着剤が充填され
る。腹当て部材4の円柱部4c外周に継合部材5が嵌合
されてビス12で固定されている。継合部材5は金属ま
たは合成樹脂で筒状に形成されて大径の筒部5a外周に
周溝5b、5bが形成されて弾性Oリング13が嵌合さ
れている。大径の筒部5a外周の軸方向の中程に小径の
筒部5cが形成され、筒部5cにビス孔5dが穿設され
ている。筒部5aの先端内周には円柱部4c外周に嵌合
される内径部5eとそれより大径の内径部5fと周溝5
gが形成されている。
【0012】継合部材5の筒部5aの先端内周には中竿
保持部材6が嵌合されている。中竿保持部材6は硬質ゴ
ム等で筒部6aと円柱部6bと円柱部6b外周に周方向
の突堤部6cと筒部6aの内側に下栓7嵌合用凹部6d
が形成されている。筒部6aは元竿1の竿尻1a内周に
着脱自在にきつく嵌合される。下栓7は金属または合成
樹脂でカップ状の筒部7aの前側外周に小径部7bが、
小径部7bの外周にネジ部7cが、筒部7aの内側に保
持部材8嵌合用凹部7dが形成されている。
【0013】穂先竿保持用保持部材8は柔軟性ゴム等で
円柱部8aに長さ方向中心軸aから離れた位置に複数の
凹部8bが形成されている。複数の凹部8bは、長さ方
向中心軸aから離れた位置の凹部8bの中に穂先竿3と
替え穂先竿3′と替え穂先竿3″の各後端が挿入された
時、穂先竿3と替え穂先竿3′と替え穂先竿3″の各先
端部が中心軸aにほぼ一致するように中心軸aに対して
傾斜するように穿設されている。
【0014】元竿1の中に中竿2と穂先竿3と替え穂先
竿3′と替え穂先竿3″が収納される時は、元竿1の竿
尻1a内周から腹当て部材4と、腹当て部材4の先端に
継合部材5を介して取り付けられた中竿保持部材6が引
き抜かれる。次に下栓7に穂先竿保持用保持部材8が詰
め込まれ、保持部材8の複数の凹部8bに穂先竿3と替
え穂先竿3′と替え穂先竿3″の各後端が挿入される。
次に下栓7のネジ部7cが中竿2のネジ部2bに螺合さ
れ、中竿2の中に穂先竿3と替え穂先竿3′と替え穂先
竿3″が収納される。次に下栓7が中竿保持部材6の凹
部6dに嵌合され、中竿保持部材6の筒部6aは元竿1
の竿尻1a内周に着脱自在に嵌合されて元竿1の中に中
竿2と穂先竿3と替え穂先竿3′と替え穂先竿3″が収
納される。
【0015】釣り場に釣竿が携行される時は、元竿1の
中に中竿2と穂先竿3と替え穂先竿3′と替え穂先竿
3″が収納された状態で携行される。釣り場では、中竿
2の中から所望の穂先竿3と替え穂先竿3′と替え穂先
竿3″の中から1本を選択して引き出し、中竿2の先端
に選択した穂先竿を並継ぎ式や振り出し式に継合し、中
竿2を元竿1の先端に振り出し式に継合する。中竿2を
元竿1の先端に並継ぎ式に継合してもよい。選択しなか
った穂先竿は中竿2の中に収納状態としたり、抜き出し
た状態で釣りを行ってもよい。選択しなかった穂先竿を
中竿2の中に収納状態とすると、釣り場の移動の時邪魔
にならない。
【0016】前記のように釣竿が構成されると、穂先竿
3と替え穂先竿3′と替え穂先竿3″を収納容積の小さ
い中竿2内に収納したので、遊びが少なく、搖れ等によ
るガタが生じ難く、破損等が少なくなると共に、隣接す
る大径側の竿内部に順次収納するため、必要以上に大径
化せず、収納時一本にしまえ、長さが制約されないの
で、長さや竿径で調子の設定がし易く、携帯性のよい釣
竿となる。複数本の穂先竿の先端部が中心軸aにほぼ一
致すると、先端部がばらつかず、運搬や携帯してもガタ
つかず、中竿2への挿入が容易になる。中竿2は元竿1
の中で先端部と竿尻側が保持されているので、運搬や携
帯しても中竿2がガタつかず破損等が生じ難くなる。
【0017】前記説明では、元竿1の竿尻に腹当て部材
4を取り付けたが、腹当て部材を通常の尻栓としてもよ
い。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0019】請求項1により、穂先竿と替え穂先竿を収
納容積の小さい中竿内に収納したので、遊びが少なく、
搖れ等によるガタが生じ難く、破損等が少なくなると共
に、隣接する大径側の竿内部に順次収納するため、必要
以上に大径化せず、収納時一本にしまえ、長さが制約さ
れないので、長さや竿径で調子の設定がし易く、携帯性
のよい釣竿となる。請求項2により、複数本の穂先竿の
先端部が中心軸にほぼ一致すると、先端部がばらつか
ず、運搬や携帯してもガタつかず、中竿への挿入が容易
になる。請求項3により、中竿は元竿の中で先端部と竿
尻側が保持されているので、運搬や携帯しても中竿がガ
タつかず破損等が生じ難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)中竿を元竿に仕舞状態の要部側面図で
(b)中竿を元竿から引き出した状態の要部側面図で
(c)は釣竿の要部断面底面図である。
【図2】(a)元竿から腹当て部材を離脱した要部断面
裏面図で(b)腹当て部材と離脱した中竿と穂先竿の要
部断面裏面図で(c)穂先竿の断面裏面図である。
【図3】腹当て部材の拡大一部断面裏面図である。
【図4】中竿と穂先竿の拡大要部断面裏面図である。
【図5】下栓と弾性保持部材と中竿一部の拡大断面裏面
図である。
【図6】図4のF6−F6の断面正面図である。
【符号の説明】
1 元竿 2 中竿 3 穂先竿 3′、3″ 替え穂先竿 7 下栓 a 中心軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穂先竿と中竿と元竿とを継合した釣竿であ
    って、穂先竿と交換可能に前記釣竿に継合する少なくと
    も1つの替え穂先竿を有し、穂先竿及び替え穂先竿後端
    を前記中竿後端に設けた下栓に保持可能であり、下栓の
    中竿への装着により穂先竿及び替え穂先竿が中竿内部に
    収納されると共に前記中竿が元竿内に収納されることを
    特徴とする釣竿。
  2. 【請求項2】前記穂先竿及び替え穂先竿後端が下栓の釣
    竿の長さ方向中心軸から離れた位置に保持されると共に
    先端部が中心軸にほぼ一致することを特徴とする請求項
    1記載の釣竿。
  3. 【請求項3】中竿は、収納時元竿に保持されることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の釣竿。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089415A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Daiwa Seiko Inc 釣竿

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089415A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Daiwa Seiko Inc 釣竿
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