JP2002141059A - 電池用電極の製造法及びこれを用いた非水電解液二次電池 - Google Patents

電池用電極の製造法及びこれを用いた非水電解液二次電池

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隆行 白根
Sadaaki Yokoo
定顕 横尾
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 集電体腐食による正極合剤と集電体の剥離
を抑制し、充放電サイクル特性に優れた電池を作製する
ための正極合剤の製造方法を提供する。 【解決手段】 LiCoO2を主体とする正極活物質と
導電材、結着剤を混合して正極合剤を作製する工程にお
いて、アルミニウムからなる集電体に正極合剤を塗着
し、強アルカリ性を示す正極合剤にCO2等の酸化性ガ
スをバブリングし、中性化された正極合剤のpHが9.
2以上11.7以下に調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は正極合剤の製造法及
びこれを用いた非水電解液二次電池に関するもので、正
極集電体の腐食を防止し、信頼性の高い非水電解液二次
電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、AV機器あるいはパソコン等の電
子機器のポータブル化、コードレス化が急速に進んでお
り、これらの駆動用電源として小型、軽量で高エネルギ
ー密度を有する二次電池への要求が高まっている。この
ような要求に対してリチウムイオン電池はとりわけ高電
圧、高エネルギー密度を有する電池として期待が大き
い。
【0003】リチウムイオン電池は、リチウムコバルト
酸化物(以下、LiCoO2)を正極活物質として用
い、フッ素系樹脂であるポリフッ化ビニリデン(以下、
PVdF)からなる結着剤及び導電材からなる正極合剤
を混練分散し、アルミニウムからなる集電体に塗着、乾
燥して正極板としている。
【0004】正極活物質のLiCoO2は、雰囲気中に
残存する水分等と反応する際にリチウムを放出し、強ア
ルカリ性を示す。また、結着剤のPVdFは、アルカリ
雰囲気ではフッ化水素(以下、HF)を放出し、重合し
てしまう。このため、LiCoO2を主体とする活物
質、PVdFからなる結着剤及び導電材を混練、分散す
る段階、そして得られたペースト状の正極合剤を集電体
に塗着する段階において、PVdFの重合反応が進行
し、正極合剤がゲル化することがある。ゲル化した正極
合剤は、正極活物質及び導電材が均一に分散しないこと
に加え、集電体への塗布が非常に困難になり、得られた
電極を用いた電池の特性を悪化させる恐れがある。
【0005】このような問題を解決するために、PVd
FをN−メチル−2−ピロリドン(NMP)の溶媒に溶
解した溶液に有機酸を添加した結着剤溶液を用いる構成
(特開平9−306502号公報)や、前記溶液をイオ
ン交換水で希釈し、pHを9以下にするよう酸が添加し
た結着剤溶液を用いる構成(特開平9−180725号
公報)が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した構成では、結
着剤溶液のアルカリ度(pH)が調整されており、PV
dFの重合反応に起因する正極合剤のゲル化を抑制でき
る。しかしながら、粉末状の正極活物質及び導電材を結
着剤溶液に混練分散する段階、正極合剤を集電体に塗着
する段階等において、正極合剤のアルカリ度はLiCo
2と水分との反応によって上昇してしまう。正極集電
体に用いられるアルミニウムは、pHが約12以上にな
る雰囲気下では腐食を生じる。このため、アルカリ度が
上昇した正極合剤によってアルミニウムからなる集電体
は容易に腐食してしまう。さらに、作成された電池の内
部に微量な水分が存在する場合、この水分と正極活物質
が反応し、正極合剤のアルカリ度が上昇するのを助長し
てしまう。腐食の生じたアルミニウム集電体は、正極合
剤との接触が不十分になり、正極合剤の剥離に至る場合
がある。これにより、内部抵抗の上昇、分極の増加が顕
著になり、結果として電池容量が著しく低下したり、十
分な電池性能が維持できなく問題を招いてしまう。従っ
て、上述の構成は、正極合剤のゲル化を抑制する点では
効果を認められるが、正極集電体の腐食及びこれに起因
する電池特性の悪化等の問題については何ら解決するも
のではない。
【0007】従って、本発明の目的は、正極合剤のpH
を調整することでアルミニウムからなる集電体の腐食を
抑制し、安定した電池特性を有する電池用電極の製造法
を提供することにある。さらに、結着剤としてPVdF
を含み、且つそのゲル化を抑制した安定な正極合剤を提
供する電池用電極の製造法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明者らが鋭意検討を行った結果、結着剤を含む溶
液のアルカリ度を調整するのではなく、電極活物質、導
電材及び結着剤を含む正極合剤のpHを調整すること
で、結着剤のゲル化及びアルミニウム集電体の腐食が抑
制される知見を見いだした。
【0009】本発明の電池用電極の製造法は、前記知見
に基づくものであり、複合金属酸化物からなる電極活物
質、導電材及び結着剤を混練分散する工程、混練分散さ
れた合剤のpHを調整する工程、アルミニウムからなる
集電体に前記正極合剤を塗着する工程からなり、前記合
剤に酸性ガスを供給することでpHが調整された正極合
剤を作製することを特徴とする。
【0010】pHの調整に適用される酸性ガスは、ペー
スト状の正極合剤へ供給した際に、合剤のpHを低下さ
せる酸性を呈するガスを用いる。この酸性ガスは、正極
活物質及び導電材との間で反応を生じなガスであれば適
用可能であるが、好ましくはCO2が用いられる。ま
た、pHの調整は、合剤に前記酸性ガスをバブリングす
ることでなされ、その値はバブリングを実施する時間、
流量によって制御される。尚、pHの値は、適用される
正極活物質及び結着剤の物性に応じて適宜定められる。
【0011】前記の製造法によれば、正極合剤のphを
調整していることから結着剤のゲル化を招くことはな
く、さらにこの正極合剤を用いた電池に充放電サイクル
を繰り返しても、集電体からの剥離を生じないので、充
放電サイクル特性に優れた電池が得られる。
【0012】また本発明の電池用電極の製造法は、Li
CoO2を主体とする電極活物質、導電材及びポリフッ
化ビニリデンを含む結着剤を混練分散する工程、混練分
散された合剤のpHを調整する工程、アルミニウムから
なる集電体に塗着する工程を含み、CO2からなる酸性
ガスを合剤へ供給し、pHを9.2以上11.7以下に
調整することを特徴とする。
【0013】前記の製造において、pHを9.2以上1
1.7以下にするのが好ましい。この理由ついては明確
に解明されていないが、pHが8.2より低い場合には
酸性ガスのバブリングを行うことによる反応生成物が電
池の充放電反応を阻害し電池容量、並びに電池性能を低
下させる要因になっていると推測される。一方、pHが
11.7より高い場合には、正極活物質から放出される
アルカリにより正極集電体が腐食され、合剤の剥がれが
発生し、これにより高温保存後の電池特性または充放電
サイクル特性を著しく低下させる要因になっていると推
測される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について具体的に説明する。
【0015】本実施形態に係る電池用電極の製造法は、
まず所定量のLiCoO2からなる正極活物質、導電材
を、PVdFからなる結着剤がN−メチル−2−ピロリ
ドン(NMP)の溶媒に溶解された結着剤溶液に、混練
分散してペースト状の正極合剤を作製する。正極合剤の
pHは、LiCoO2の物性によって異なるが、pHは
12以上の強アルカリ性を示す。尚、アルミニウムから
なる集電体の形状としては、箔であってもラスメタルで
あっても良い。さらにその厚みは、箔の場合8μm〜2
0μmで、ラスメタルの場合20μm〜50μmの範囲
が好ましい。一方、導電材としては、特に限定されるも
のではないが、例えば、アセチレンブラック等のカーボ
ンブラック、グラファイト等を単独、或いは二種類以上
の混合物として用いることができる。従来構成において
は、前記の強アルカリを呈する正極合剤が正極集電体の
アルミニウムを腐食し、集電体からの合剤剥離等の原因
となる。
【0016】次に、pHの調整がなされたペースト状の
正極合剤をアルミニウムからなる集電体に塗着乾燥し圧
延後、所定の寸法に切断することで、リチウムイオン二
次電池用正極板とした。この正極板と、負極板とをセパ
レータを介して捲回して積層した電極群をケースに収納
した後、注液して電池を作製する。
【0017】セパレータとしては、ポリエチレン樹脂や
ポリプロピレン樹脂等の微多孔性ポリオレフィン樹脂を
用いることができる。また、溶媒としては、特に限定さ
れるものではないが、N−メチル−2−ピロリドン、
N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、
ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサ
メチルスルホルアミド、テトラメチル尿素、アセトン、
メチルエチルケトン等を単独、或いは二種類以上の混合
物として用いることができる。非水電解液に含まれる電
解質としては、例えば、過塩素酸リチウム、六フッ化リ
ン酸リチウム、ホウフッ化リチウム、六フッ化砒素リチ
ウム、トリフルオロメタスルホン酸リチウム、ビストリ
フルオロメチルスルホニルイミドリチウム等のリチウム
塩を用いることができる。一方、ケースの材質や形状は
特に限定されるものではなく、鉄製の円筒形や角型形状
のものや、アルミニウム製の角型形状のものを用いるこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例と比較例を用いて詳細に説明す
る。
【0019】まず所定量のLiCoO2からなる正極活
物質、アセチレンブラック(AB)からなる導電材、P
VdFからなる結着剤、N−メチル−2−ピロリドン
(NMP)からなる溶媒を混練分散して、正極合剤を作
製したところ、正極合剤のpHは12.2の強アルカリ
を示した。次に作製した正極合剤にCO2からなる酸性
ガスをバブリングし、pHの調整を行った。バブリング
の時間を制御することにより、pHを9.2、10.
1、10.9、11.7に調整した正極合剤を作製し
た。そして、作製した正極合剤を、厚さ15μmのアル
ミニウム箔からなる集電体に塗着乾燥した後、圧延を施
し、さらに所定の寸法に切断してリチウムイオン二次電
池用正極板を作製した。このようにして得られた極板
を、正極板1〜正極板4とする。
【0020】比較例として、実施例と同様にして作製し
た正極合剤にCO2からなる酸化性ガスをバブリングし
て、バブリング時間を制御することにより、pHを8.
0に調整した正極合剤と、中性化を行わなかったpHが
12.2の正極合剤を作製した。さらに本実施例と同様
に厚さ15μmのアルミニウム箔からなる集電体を用い
て正極板を作製した。得られた極板を比較極板1及び比
較極板2とする。
【0021】(正極集電体の表面観察)上記のようにし
て作製した正極板を60℃、90%の恒温恒湿槽に3日
間暴露し、正極合剤と集電体を分離し、正極集電体の表
面観察を行った。
【0022】pHが12.2の正極合剤を用いて作製し
た正極板は恒温恒湿槽から移動しただけで正極集電体と
正極合剤が剥離し、光学顕微鏡で集電体の表面を観察す
ると、腐食していることが確認できた。
【0023】一方、pHが11.7の正極合剤を用いて
作製した正極板は、上記のような移動だけで剥離するこ
とはないものの、集電体を正極合剤と分離し前記と同様
に顕微鏡で観察すると、表面がごく僅かに腐食されてい
る箇所が存在するのみであった。これらに対してpHが
10.9より小さい正極合剤を用いて作製した極板の正
極集電体は腐食を認められなかった。
【0024】(電池特性の評価)次に、正極板1〜正極
板4、及び比較極板1〜2を用い、これら極板と負極板
とを厚さ20μmの微多孔性ポリエチレン樹脂製のセパ
レータを介して捲回して積層した電極群を円筒型ケース
に収納した後、電解液を注液しケースの開口部を封口す
ることで、直径18mm、総高65mmで電池容量が1
600mAhのリチウムイオン電池を作製した。得られ
た電池を電池1〜電池4及び比較電池1〜2とする。
【0025】さらに各電池を20℃、4.2V−CC/
CV(max:1CmA(1600mA)、cut:
0.05CmA(80mA))の条件で充電し、0.2
CmA(320mA)、2CmA(3200mA)の定
電流にて3.0Vの放電終止電圧まで放電させた場合の
放電レート特性を確認した。結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】正極合剤のpHを下げることにより0.2
C容量及び2.0Cの放電レート特性が極僅かに劣化す
るがpH9.2まではほぼ同等の性能を示した。pHを
8.0まで下げるとpHの低下により生じた生成物によ
ると思われる0.2C容量及び2.0Cの放電レート特
性が大きく劣化することが明らかになった。
【0028】(充放電サイクル試験)上記のように作製
した電池を4.2V−CC/CV(max:1CmA、
cut:0.05CmA)の条件で充電し、20℃、1
CmAの定電流にて3.0Vの放電終止電圧まで放電さ
せる充放電サイクル試験を行った。放電容量が初期容量
の60%になった時点を充放電サイクル末期とした。表
2にそれぞれのpHの正極合剤を用いて作製した電池の
末期サイクル数を示す。
【0029】
【表2】
【0030】正極合剤のpHが高くなるほど充放電サイ
クル特性が劣る傾向が見られた。また、充放電サイクル
試験後の電池を分解し正極板を観察した。正極合剤pH
が10.9より小さい電池では正極合剤の剥離は見られ
なかったのに対し、正極合剤pHが11.7より大きい
電池では正極集電体と正極合剤が剥離した。さらに、正
極合剤が剥離した集電体を顕微鏡観察すると表面の腐食
が観測された。一方正極合剤pHが10.9より小さい
電池の正極合剤を集電体から取り除き、集電体の表面観
察を行ったが腐食は観測されなかった。
【0031】これらのことから充放電サイクル特性が劣
化する一因として集電体の腐食が挙げられ、これを抑制
するために本発明の正極合剤pHを最適化することが有
効であると言える。最適化するpHの範囲は放電レート
特性と充放電サイクル特性の兼ね合いから9.2以上1
1.7以下であることが望ましい。
【0032】
【発明の効果】以上説明の通り、本発明による正極合剤
の製造法及びこれを用いた非水電解液二次電池によれ
ば、正極集電体の腐食が抑制できるので、正極合剤が集
電体から剥離することがなく、充放電サイクル特性等の
電池特性を改善することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H029 AJ05 AJ13 AK03 AM02 AM07 CJ08 CJ22 CJ28 DJ07 DJ08 EJ01 EJ09 HJ10 5H050 AA07 AA10 AA18 BA17 CA08 DA02 DA08 DA10 DA11 EA16 GA10 GA14 GA22 GA27 HA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極活物質、導電材及び結着剤からなる
    合剤を集電体に塗着した電池用電極の製造法であって、
    複合金属酸化物からなる電極活物質、導電材及び結着剤
    を混練分散する工程、混練分散された合剤に酸性ガスを
    供給して正極合剤のpHを調整する工程、アルミニウム
    からなる集電体に前記正極合剤を塗着する工程、を有す
    る電池用電極の製造法。
  2. 【請求項2】 前記酸性ガスとしてCO2を用いる請求
    項1記載の電池用電極の製造法。
  3. 【請求項3】 前記酸性ガスにより中性化された正極合
    剤のpHが9.2以上11.7以下である請求項1また
    は請求項2のいずれか記載の電池用電極の製造法。
  4. 【請求項4】 電極活物質、導電材及び結着剤からなる
    合剤を集電体に塗着した電池用電極の製造法であって、
    LiCoO2を主体とする電極活物質、導電材及びポリ
    フッ化ビニリデンを含む結着剤を混練分散する工程、混
    練分散された合剤にCO2からなる酸性ガスを供給し、
    pHを9.2以上11.7以下に調整する工程、アルミ
    ニウムからなる集電体に前記正極合剤を塗着する工程、
    を有する電池用電極の製造法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    製造法により作製した電池用電極を乾燥、所定形状に裁
    断した正極、負極がセパレータを介して巻回あるいは積
    層された極板群をケースに収納してなる非水電解液二次
    電池。
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