JP2002137481A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2002137481A
JP2002137481A JP2000332381A JP2000332381A JP2002137481A JP 2002137481 A JP2002137481 A JP 2002137481A JP 2000332381 A JP2000332381 A JP 2000332381A JP 2000332381 A JP2000332381 A JP 2000332381A JP 2002137481 A JP2002137481 A JP 2002137481A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms

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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジを、ガイド軸に対して所定の精度
を維持した状態で、振動を生じさせることなく走行させ
る。 【解決手段】 インクジェット記録装置は、記録紙を搬
送する搬送ローラ(不図示)と、記録紙にインク液滴を
吐出して記録を行う記録ヘッドを、記録紙の搬送方向と
交差する方向に、略円形の横断面形状を有するガイド軸
81に沿って往復走行させるキャリッジ(不図示)とを
有している。キャリッジの軸受け部は、ガイド軸81の
中心を通る鉛直方向線に対する前記搬送方向の上流側と
下流側との2点A,Bでガイド軸81に接触するように
構成されている。各接触点A,Bにおける、ガイド軸8
1の外周面上の接線方向と鉛直方向とが成す各角度θ
a,θbは、キャリッジの加減速動作時に生じる、軸受
け部をガイド軸81の周方向に沿って滑らせようとする
力よりも、ガイド軸81と軸受け部との間に生じる摩擦
力の方が大きくなるように設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドを保持
するキャリッジが被記録媒体の搬送方向(副走査方向)
と交差する方向に主走査するように構成された記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ
等の機能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワ
ードプロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステー
ションの出力機器として用いられる記録装置は、画像情
報に基づいて用紙やプラスチック薄板等の被記録材(記
録媒体)に画像を記録していく構成を有している。この
ような記録装置は、記録方式によってインクジェット
式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム式等
に分けることができる。
【0003】被記録材の搬送方向(副走査方向)と交差
する方向(主走査方向)に走査するシリアルスキャン方
式を採るシリアルタイプの記録装置においては、主走査
方向に往復移動するキャリッジ上に搭載した記録手段に
よって1行分の画像を記録し、この1行分の記録を終了
した後に被記録材を副走査方向に所定量だけ搬送し(ピ
ッチ搬送)、上記の記録手段によって1行分の画像をさ
らに記録するという動作を繰り返すことによって、被記
録材の全体に記録が行われる。一方、いわゆるラインタ
イプの記録装置においては、被記録材を所定の記録位置
にセットし、一括して1行分の記録を行った後、所定量
の紙送り(ピッチ送り)を行い、さらに次の行の記録を
一括して行うという動作を繰り返すことによって、被記
録材の全体に記録が行なわれる。
【0004】上記の記録装置のうち、シリアルスキャン
方式を用いたインクジェット式の記録装置(インクジェ
ット記録装置)は、記録手段である記録ヘッドから被記
録材にインクを吐出して記録を行うものであり、記録手
段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で
記録することができ、特別の処理を施さない普通紙に記
録することができ、ランニングコストが低く、ノンイン
パクト方式であるため騒音が少なく、しかも多色のイン
クを使用してカラー画像を記録するのが容易であるなど
の利点を有している。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(インクジェット記
録ヘッド)は、エッチング、蒸着、スパッタリング等の
半導体製造プロセスを経て基板上に成膜されてなる電気
熱変換体、電極、液路壁、天板等を構成することによ
り、高密度の液路配置(吐出口配置)を有するものを容
易に製造することができ、一層のコンパクト化を図るこ
とができる。
【0006】上記のシリアルタイプのインクジェット記
録装置では、鮮明で高品位な記録結果を得るために、記
録ヘッドを安定的に走行させる必要がある。このため
に、キャリッジをガイドする円柱型のガイド軸に対し
て、キャリッジの円筒型の軸受けは所定の精度を維持し
た状態で摺動する必要がある。そのため、ガイド軸とキ
ャリッジの軸受けとは、互いの寸法誤差ができる限り少
なくなるように管理されて構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガイド
軸とキャリッジの軸受けを互いの寸法誤差ができる限り
少なくなるように構成するとしても、キャリッジの軸受
けがガイド軸上を摺動して滑らかに走行するためには軸
受けとガイド軸との間にある程度の隙間が必要である。
さらには、温度変化による両者の寸法変動についても考
慮すると、より大きな隙間を設ける必要がある。ガイド
軸および軸受けを温度変化による寸法変動が少ない材料
で構成したとしても、加工公差を含めると両者間の隙間
は最大で50μm程度になる。そのため、記録密度が6
00dpi(1インチ(2.54cm)当たり600画
素)の記録装置においては、この隙間によって、被記録
材上におけるインク滴の着弾位置に1画素分以上のずれ
が発生する可能性がある。
【0008】そこで本発明は、ガイド軸とキャリッジの
軸受け部との間にある程度の隙間を持たせても、キャリ
ッジを、ガイド軸に対して所定の精度を維持した状態
で、振動を生じさせることなく走行させることができる
記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の記録装置は、被記録媒体を搬送する搬送手
段と、前記被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを前記被
記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復走行させるキ
ャリッジと、該キャリッジを前記交差する方向に往復走
行させるようにガイドする略円形の横断面形状を有する
ガイド軸とを有し、前記キャリッジには前記ガイド軸に
対して摺動する軸受け部が前記往復走行の方向における
略両側部に設けられている記録装置であって、前記キャ
リッジは、駆動手段から前記キャリッジの駆動伝達部に
伝達される駆動力によって往復走行させられるように構
成され、前記軸受け部は、前記ガイド軸の中心を通る鉛
直方向線に対する、前記被記録媒体の搬送方向の上流側
と下流側との2点で前記ガイド軸に接触するように構成
され、前記軸受け部と前記ガイド軸との各接触点におけ
る、前記ガイド軸の外周面上の接線方向と鉛直方向とが
成す各角度は、前記駆動力による前記キャリッジの加減
速動作時に生じる、前記軸受け部を前記ガイド軸の周方
向に沿って滑らせようとする力よりも、前記ガイド軸と
前記軸受け部との間に生じる摩擦力の方が大きくなるよ
うに設定されていることを特徴とする。
【0010】上記のように構成された本発明の記録装置
によれば、キャリッジを加減速させる際にキャリッジに
駆動力が加えられることにより生じる、軸受け部をガイ
ド軸の周方向に滑らせるようとする力は、ガイド軸と軸
受け部との間に生じる摩擦力よりも小さくなるので、キ
ャリッジの軸受け部がガイド軸の周方向に滑ることがな
くなる。そのため、ガイド軸とキャリッジの軸受け部と
の間にある程度の隙間を持たせた構成とした場合でも、
キャリッジをガイド軸に対して所定の精度を維持した状
態で走行させることが可能となり、より良好な画像を記
録することができるようになる。
【0011】また、前記キャリッジが前記ガイド軸の周
りに回転することを規制するとともに、前記キャリッジ
を前記交差する方向に往復走行させるようにガイドする
ガイドレールをさらに有しており、前記各角度は、前記
キャリッジの重量、前記ガイド軸に対する前記キャリッ
ジの重心位置、前記キャリッジの前記略両側部にそれぞ
れ設けられた前記軸受け部同士の距離、前記軸受け部と
前記ガイド軸との間の摩擦係数、前記ガイド軸に対する
前記駆動伝達部の位置、前記ガイド軸に対する前記ガイ
ドレールの位置、および、前記駆動力によって前記キャ
リッジに与えられる加減速度に応じて設定されている構
成としてもよい。前記の各角度をこのように設定するこ
とにより、キャリッジの加減速時にキャリッジの軸受け
部がガイド軸から浮き上がらないようにすることが可能
となるので、加減速時の騒音および振動を抑制し、静か
にかつ高精度に画像を記録することができる。
【0012】さらに、前記各角度のうち、前記搬送方向
の下流側の前記接触点における、前記ガイド軸の外周面
上の接線方向と鉛直方向とが成す角度が、前記搬送方向
の上流側の前記接触点における、前記ガイド軸の外周面
上の接線方向と鉛直方向とが成す角度よりも小さくなる
ように構成されていることが好ましい。これにより、ガ
イド軸と軸受け部との摺動負荷が小さくなるため、軸受
け部の接触点における摩耗量を最小限に抑えることがで
き、記録装置の耐久性を向上させることが可能になる。
【0013】また、前記記録ヘッドはノズルからインク
液滴を吐出して前記被記録媒体に画像を形成するインク
ジェット記録ヘッドである構成としてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0015】まず、図1〜3に、本発明の記録装置の概
略的な構成を示す。図1は本発明の記録装置の一実施形
態の全体構成を示す斜視図、図2はその記録装置の正面
図、図3はその記録装置の側断面図である。
【0016】本実施形態の記録装置1は、被記録媒体で
ある記録紙Pを記録装置1内に自動的に給送する給紙部
2と、記録装置1の内部に給送された記録紙Pをさらに
搬送する送紙部3と、送紙部3で搬送された記録紙Pを
記録装置1の外部に排出する排紙部4とを有している。
記録装置1は、ガイド軸81に沿って記録紙Pの搬送方
向(副走査方向)と交差する方向(主走査方向)に往復
移動するキャリッジ50を含むキャリッジ部5と、キャ
リッジ50に搭載されるインクジェット記録ヘッド7
(図2等参照)のインク吐出面のクリーニングを行うク
リーニング部6とをさらに有している。
【0017】以下に、これらの構成の概略を項目に分け
て説明する。 (A)給紙部2 給紙部2は、記録紙Pを積載する圧板21と記録紙Pを
給紙する給送回転体22とがベース20に取り付けられ
た構成を有している。圧板21には可動サイドガイド2
3が移動可能に設けられており、この可動サイドガイド
23が圧板21上における記録紙Pの積載位置を規制し
ている。圧板21はベース20に結合された軸を中心に
回転可能であり、圧板バネ24により給送回転体22に
付勢されている。給送回転体22と対向する圧板21の
部位には、記録紙Pの重送を防止する人工皮等の摩擦係
数の大きい材質からなる分離パッド25が設けられてい
る。さらに、ベース20には、記録紙Pの一方向の角部
を覆い記録紙Pを一枚ずつ分離するための分離爪26、
厚紙等の分離爪26では分離できないものを分離するた
めにベース20に一体成形された土手部27、普通紙ポ
ジションでは分離爪26が作用し厚紙ポジションでは分
離爪26が作用しないように切り換えるための切り換え
レバー28、および、圧板21と給送回転体22との当
接を解除するリリースカム29が設けられている。
【0018】上記構成において、待機状態ではリリース
カム29が圧板21を所定位置まで押し下げている。こ
の状態では、圧板21と給送回転体22との当接は解除
されている。そして、その状態で、後述する搬送ローラ
ー36の有する駆動力がギア等を介して給送回転体22
およびリリースカム29に伝達されると、リリースカム
29が圧板21から離れて圧板21が上昇し、給送回転
体22が記録紙Pに当接し、給送回転体22の回転に伴
って記録紙Pがピックアップされて給紙が開始され、記
録紙Pが分離爪26によって一枚ずつ分離されて送紙部
3に送られる。給送回転体22およびリリースカム29
は記録紙Pを送紙部3に送り込むまで回転し、再び記録
紙Pと給送回転体22との当接を解除した待機状態にな
ると、搬送ローラー36からの駆動力の伝達が遮断され
る。 (B)送紙部 送紙部3は、記録紙Pを搬送する搬送ローラー36と、
記録紙Pの先端部および後端部の通過を検出するPEセ
ンサー32とを有している。搬送ローラー36に従動す
るピンチローラー37が、搬送ローラー36に当接した
状態に設けられている。ピンチローラー37は、ピンチ
ローラーガイド30に保持され、ピンチローラーばね3
1で付勢されることで搬送ローラー36に圧接され、そ
れによって記録紙Pの搬送力を生み出している。さら
に、記録紙Pが搬送されてくる送紙部3の入り口には、
記録紙Pをガイドする上ガイド33およびプラテン34
が配設されている。また、上ガイド33には、記録紙P
の先端もしくは後端が検出されたことをPEセンサー3
2に伝えるPEセンサレバー35が設けられている。さ
らに、搬送ローラー36の記録紙搬送方向における下流
側には、画像情報に基づいて記録紙P上にインクを吐出
して画像を形成するインクジェット記録ヘッド(不図
示)と、これに供給されるインクを収容するインクタン
ク(不図示)とを備えたヘッドカートリッジ7が設けら
れている。
【0019】上記の構成において、送紙部3に送られた
記録紙Pはプラテン34、ピンチローラーガイド30、
および上ガイド33に案内されて、搬送ローラー36と
ピンチローラー37とからなるローラー対に送られる。
この時、PEセンサレバー35が搬送されてきた記録紙
Pの先端を検知して、これにより記録紙Pの印字位置を
求めている。また、記録紙Pは、不図示のLFモーター
によりローラー対36,37が回転することで、プラテ
ン34上を搬送される。
【0020】なおこの場合、ヘッドカートリッジ7とし
ては、インクタンクと一体に構成された交換容易なイン
クジェット記録ヘッドが用いられている。このヘッドカ
ートリッジ7は、記録ヘッドのノズル内に設けられたヒ
ータ等によりインクに熱を与えることが可能となってい
る。そして、その熱によりインクが膜沸騰し、この膜沸
騰による気泡の成長または収縮によって生じる圧力変化
によって記録ヘッドのノズルからインク液滴が吐出され
て記録紙P上に画像が形成される。 (C)キャリッジ部 キャリッジ部5は、ヘッドカートリッジ7が搭載される
キャリッジ50を有している。このキャリッジ50は、
記録紙Pの搬送方向に対してキャリッジ50を直角方向
に往復走査させるためのガイド軸81と、キャリッジ5
0がガイド軸81の周りに回転することを規制するとと
もに、キャリッジ50の上部後端を保持してヘッドカー
トリッジ7と記録紙Pとの隙間を維持するガイドレール
82とによって支持されている。これらガイド軸81お
よびガイドレール82は、シャーシ8に取り付けられて
いる。なお、ガイド軸81は円形の横断面形状を有して
いる。また、キャリッジ50には、ガイド軸81に対し
て摺動する軸受け部(不図示)が往復走行方向の両側部
付近に設けられている。
【0021】キャリッジ50は、シャーシ8に取り付け
られたキャリッジモータ80によってタイミングベルト
83を介して駆動される。このタイミングベルト83
は、アイドルプーリ84によって張設されて支持されて
いる。さらに、キャリッジ50には、電気基板9からヘ
ッドカートリッジ7へ記録信号を伝えるためのフレキシ
ブルケーブル56が備えられている。また、キャリッジ
50にはキャリッジの位置を検出するリニアエンコーダ
101が搭載されており、シャーシ8に取り付けられた
リニアスケール102のライン数をリニアエンコーダ1
01によって読みとることにより、キャリッジ50の位
置を検出することができる。このリニアエンコーダ10
1によって読みとられたキャリッジ50の位置信号は、
フレキシブルケーブル56を介して電気基板9に伝えら
れて処理される。
【0022】上記の構成において、記録紙Pに画像形成
を行う時は、画像形成を行う行位置(記録紙Pの搬送方
向の位置)にローラー対36,37が記録紙Pを搬送す
るとともに、キャリッジモータ80とリニアエンコーダ
101とを用いたフィードバック制御により、キャリッ
ジ50を画像形成を行う列位置(記録紙Pの搬送方向に
対して垂直な位置)に移動させて、ヘッドカートリッジ
7を画像形成位置に対向させる。その後、電気基板9か
らの信号により、ヘッドカートリッジ7が記録紙Pに向
けてインクを吐出して画像が形成される。 (D)排紙部 排紙部4は、伝達ローラー40が搬送ローラー36に当
接し、さらに伝達ローラー40が排紙ローラー41に当
接するように設けられている。従って、搬送ローラー3
6の駆動力は伝達ローラー40を介して排紙ローラー4
1に伝達される。また、拍車42が、排紙ローラー41
に従動して自在に回転するように排紙ローラー41に当
接されている。以上の構成によって、キャリッジ部5に
よって画像が形成された記録紙Pは、排紙ローラー41
と拍車42との間に挟まれて搬送され、排紙トレー(不
図示)等の上に排出される。 (E)クリーニング部 クリーニング部6は、ヘッドカートリッジ7のインク吐
出面(ノズル開口面)のクリーニングを行うポンプ60
と、ヘッドカートリッジ7の乾燥を抑えるためのキャッ
プ61と、搬送ローラー36からの駆動力を給紙部2お
よびポンプ60に切換える駆動切換えアーム62とから
構成されている。駆動切換えアーム62は給紙動作もし
くはクリーニング動作以外の時には搬送ローラー36の
軸心を中心に回転する遊星ギア(不図示)を所定の位置
に固定するので、搬送ローラー36からの駆動力は給紙
部2およびポンプ60に伝達されない。キャリッジ50
が移動することで、駆動切換えアーム62を図1の矢印
A方向に移動させると、遊星ギアがフリーとなるので、
搬送ローラー36の正転/逆転に応じて遊星ギアが移動
し、搬送ローラー36が正転するときには給紙部2に駆
動力が伝達され、逆転するときにはポンプ60に駆動力
が伝達されるようになっている。
【0023】次に、本発明に係わるキャリッジ部5の詳
細について説明する。
【0024】図1〜3において示したように、キャリッ
ジ部5は、キャリッジ50に各部品が取り付けられてい
てユニットを構成している。キャリッジ部5は、キャリ
ッジ50の軸受け部をシャーシ8に取り付けられたガイ
ド軸81に通し、そして同じくシャーシ8に取り付けら
れたガイドレール82に摺動させて、ガイド軸81およ
びガイドレール82に沿って往復走査させることが可能
である。キャリッジ50の背面にはタイミングベルト8
3が取り付けられている。キャリッジ50のタイミング
ベルト83が取り付けられている部分が、キャリッジモ
ータ80とタイミングベルト83とからなる駆動手段か
ら駆動力が伝達される駆動伝達部となる。
【0025】タイミングベルト83は、シャーシ8に取
り付けられたキャリッジモータ80の軸上に取り付けら
れたプーリ801と、シャーシ8に取り付けられたタイ
ミングベルト83を張設するアイドルプーリ84とに懸
架されている。そのため、キャリッジモータ80を正逆
方向に駆動させることにより、キャリッジ部5はタイミ
ングベルト83を介して駆動力が伝達され、ガイド軸8
1およびガイドレール82に沿って往復走査される。
【0026】キャリッジ50の位置は、リニアエンコー
ダ101がリニアスケール102のライン数を読みとる
ことにより、動作中であっても正確に把握することがで
きる。記録装置の初期設定動作時にキャリッジ5をシャ
ーシ8の図示右側面に向けて移動させると、キャリッジ
5はある位置で突き当たってそれ以上動かなくなり、リ
ニアエンコーダ101の信号変化が見られなくなる。こ
の位置が基準位置(ホームポジション)である。また、
キャリッジ5を基準位置とは反対側の図示左側面に向か
って移動させると、同様に、キャリッジ5はある位置で
突き当たってそれ以上動かなくなり、リニアエンコーダ
101の信号変化が見られなくなる。
【0027】図4は、上記の記録装置のキャリッジ部5
における、ガイド軸81と、ガイドレール82と、キャ
リッジ部5の重心等との位置関係を記録装置の側面側か
ら見た状態で表す模式図である。なお、図4において用
いた各記号は、それぞれ下記の意味を示している。
【0028】 m:キャリッジ質量 g:重力加速度 Lm:ガイド軸81の中心からキャリッジ部5の重心ま
での距離 θm:水平軸と線分Lmとが成す角度 Lc:ガイド軸81の中心からキャリッジ50のガイド
レール82のガイド面までの距離 RQ:キャリッジ50がガイドレール82から受ける反
力 θ’c:水平軸と線分Lmとが成す角度 θc:水平軸とガイドレール82のガイド面とが成す角
度 θd:ガイドレール82のガイド面と線分Lcとが成す
角度(θd=θ’c−θc) また、点A,Bは軸受け部のガイド軸81との各接触点
を示すものであり、接触点Aはガイド軸81の中心を通
る鉛直方向線に対して記録紙Pの搬送方向下流側に配置
され、接触点Bは上記鉛直方向線に対して上記搬送方向
上流側に配置されている。
【0029】このとき、キャリッジ50が停止している
状態において各接触点A,Bおよびガイドレール82の
ガイド面Qが受ける反力RA,RB,RQは、それぞれ下
記の式で表される。
【0030】
【数1】
【0031】キャリッジ50が走行中に加減速すると、
上記の各接触点に作用する力が変化する。加速時には、
タイミングベルト83からの駆動力により、キャリッジ
50の軸受け部をガイド軸81の円周方向(図示B方
向)に沿って滑らせようとする力が発生する。また、軸
受け部とガイド軸81との間には摩擦力が存在する。加
速時には、キャリッジ50の進行方向側の軸受け部の、
重心に近い側の接触点Aと、進行方向とは反対側の軸受
け部の、重心から遠い側の接触点Bとに関して、摩擦力
よりも上記の駆動力による力が大きくなると、軸受け部
がガイド軸81の円周方向に滑るため、ガイド軸81と
軸受け部との間の隙間の分だけキャリッジ50が浮き上
がってしまう。その結果、キャリッジ50の移動中に騒
音が発生するばかりでなく、キャリッジ50が定速走行
状態になっても振動が減衰せず、記録画像の劣化を引き
起こしてしまう。
【0032】一方、加減速時におけるキャリッジ50の
浮き上がりを防止するために、軸受け部の各接触点A,
Bにおける、ガイド軸81の円周上の接線方向と鉛直方
向とが成す各角度θa,θbを鋭角にしすぎると、ガイ
ド軸81と各軸受け部との間に生じる摺動負荷が大きく
なり、キャリッジモータ80に必要とされるトルクが大
きくなってしまう。また、この場合には軸受け部の摩耗
量も多くなるので、記録装置を長期にわたって使用する
と、その摩耗量の分だけ記録ヘッドのインク吐出面と記
録紙Pとの間の距離が近づいてしまう。
【0033】そこで、上記の各角度θa,θbは、加速
時にキャリッジ50が浮き上がらず、かつ軸受け部が負
荷や摩耗の影響を受けにくい程度に設定する必要があ
る。これらの角度は、キャリッジ50の往復走行方向の
両側に設けられた各軸受け部同士の距離、タイミングベ
ルト83と軸受け部との距離、キャリッジ50の重量、
キャリッジ50の重心位置G、ガイド軸81と軸受け部
との摩擦係数μ、ガイド軸81とガイドレール82との
位置関係、およびキャリッジ50の加/減速度を考慮し
て設定する必要がある。
【0034】例えば、キャリッジ50の軸受け部とガイ
ド軸81との接触点の位置と、キャリッジ50の重心G
等とが図4に示したような位置関係の時には、加速時に
キャリッジ50の駆動伝達部に加わえられる力の反力を
Faとしたとき、キャリッジ50の進行方向側の軸受け
部の重心から近い側の接触点Aにかかる抗力とFa・co
sθaとの和に摩擦係数μを乗じた値がFa・sinθaよ
り大きくなり、かつ、進行方向とは反対側の軸受け部の
重心から遠い側の接触点Bにかかる抗力とFa・cosθ
bとの和に摩擦係数μを乗じた値がFa・sinθbより
大きくなるように、上記の各角度θa,θbを設定すれ
ばよい。また、図4に示す位置関係においては、接触点
Aに関する角度θaを接触点Bに関する角度θbよりも
小さく(θa>θb)設定することができる。両角度θ
a,θbの関係をこのように設定することにより、ガイ
ド軸81と各軸受け部との摺動負荷が小さくなり、加速
時にキャリッジ50が浮き上がることを抑制できるとと
もに、軸受け部の各接触点A,Bの部分の摩耗量も最小
限に抑えることが可能となる。
【0035】(その他の実施形態)本発明は、インクジ
ェット記録方式の中でも特に、熱エネルギーを利用して
飛翔的液滴を形成して記録を行うインクジェット記録方
式を用いた記録装置において優れた効果をもたらすもの
である。
【0036】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0037】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0038】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に、米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書に開示された、熱作用部が屈曲
する領域に配置されている構成も、本発明に含まれるも
のである。
【0039】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
【0040】さらに、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0041】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこ
れとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モード
を行うことも安定した記録を行うために有効である。
【0042】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個を組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
【0043】以上説明した本発明の実施形態において
は、インクを液体として説明しているが、室温やそれ以
下で固化するインクであって、室温で軟化するもの、も
しくは液体であるもの、あるいは上述のインクジェット
方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で
温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるよ
うに温度制御するものが一般的であるから、使用記録信
号付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0044】加えて、熱エネルギーによる昇温をインク
の固形状態から液体状態への状態変化のエネルギーとし
て積極的に使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合、インクは、特開昭54−568
47号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記
載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状
または固形物として保持された状態で、電気熱変換体に
対して対向するような形態としてもよい。本発明におい
ては、上述した各インクに対して最も有効なものは、上
述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0045】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さら
には送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採る
ものであっても良い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
は、軸受け部とガイド軸との2るの接触点における、ガ
イド軸の外周面上の接線方向と鉛直方向とが成す各角度
が、キャリッジの加減速動作時に生じる、軸受け部をガ
イド軸の周方向に沿って滑らせようとする力よりも、ガ
イド軸と軸受け部との間に生じる摩擦力の方が大きくな
るように設定されているので、ガイド軸とキャリッジの
軸受け部との間にある程度の隙間を持たせた構成とした
場合でも、キャリッジをガイド軸に対して所定の精度を
維持した状態で走行させることができ、より良好な画像
を記録することができる。
【0047】また、キャリッジがガイド軸の周りに回転
することを規制するとともに、キャリッジを前記交差す
る方向に往復走行させるようにガイドするガイドレール
をさらに備え、前記の各角度を、キャリッジの重量、ガ
イド軸に対するキャリッジの重心位置、キャリッジの略
両側部にそれぞれ設けられた軸受け部同士の距離、軸受
け部とガイド軸との間の摩擦係数、ガイド軸に対するキ
ャリッジの駆動伝達部の位置、ガイド軸に対するガイド
レールの位置、および、キャリッジに与えられる加減速
度に応じて設定することにより、キャリッジの加減速時
にキャリッジの軸受け部がガイド軸から浮き上がること
が防止され、加減速時の騒音および振動を抑制し、静か
にかつ高精度に画像を記録することができる。
【0048】さらに、前記の各角度のうち、被記録媒体
の搬送方向の下流側の接触点における、ガイド軸の外周
面上の接線方向と鉛直方向とが成す角度を、前記搬送方
向の上流側の接触点における、ガイド軸の外周面上の接
線方向と鉛直方向とが成す角度よりも小さくなるように
構成することにより、ガイド軸と軸受け部との摺動負荷
が小さくなるため、軸受け部の接触点における摩耗量を
最小限に抑えることができ、記録装置の耐久性を向上さ
せることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の一実施形態の全体構成を示
す斜視図である。
【図2】図1に示した記録装置の正面図である。
【図3】図1に示した記録装置の側断面図である。
【図4】図1に示した記録装置のキャリッジ部におけ
る、ガイド軸と、ガイドレールと、キャリッジ部の重心
等との位置関係を記録装置の側面側から見た状態で表す
模式図である。
【符号の説明】
1 記録装置 2 給紙部 3 送紙部 4 排紙部 5 キャリッジ部 6 クリーニング部 7 ヘッドカートリッジ 8 シャーシ 9 電気基板 20 ベース 21 圧板 22 給送回転体 23 可動サイドガイド 24 圧板ばね 25 分離パッド 26 分離爪 27 土手部 28 切り換えレバー 29 リリースカム 30 ピンチローラガイド 31 ピンチローラばね 32 PEセンサ 33 上ガイド 34 プラテン 35 PEセンサレバー 36 搬送ローラ 37 ピンチローラ 40 伝達ローラ 41 排紙ローラ 42 拍車 50 キャリッジ 56 フレキシブルケーブル 60 ポンプ 61 キャップ 62 駆動切り換えアーム 80 キャリッジモータ 81 ガイド軸 82 ガイドレール 83 タイミングベルト 84 アイドルプーリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 典子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 HA36 2C480 CA01 CA16 CA49 DB02 DB03 DB09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録媒体を搬送する搬送手段と、前記
    被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを前記被記録媒体の
    搬送方向と交差する方向に往復走行させるキャリッジ
    と、該キャリッジを前記交差する方向に往復走行させる
    ようにガイドする略円形の横断面形状を有するガイド軸
    とを有し、前記キャリッジには前記ガイド軸に対して摺
    動する軸受け部が前記往復走行の方向における略両側部
    に設けられている記録装置であって、 前記キャリッジは、駆動手段から前記キャリッジの駆動
    伝達部に伝達される駆動力によって往復走行させられる
    ように構成され、 前記軸受け部は、前記ガイド軸の中心を通る鉛直方向線
    に対する、前記被記録媒体の搬送方向の上流側と下流側
    との2点で前記ガイド軸に接触するように構成され、 前記軸受け部と前記ガイド軸との各接触点における、前
    記ガイド軸の外周面上の接線方向と鉛直方向とが成す各
    角度は、前記駆動力による前記キャリッジの加減速動作
    時に生じる、前記軸受け部を前記ガイド軸の周方向に沿
    って滑らせようとする力よりも、前記ガイド軸と前記軸
    受け部との間に生じる摩擦力の方が大きくなるように設
    定されていることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記キャリッジが前記ガイド軸の周りに
    回転することを規制するとともに、前記キャリッジを前
    記交差する方向に往復走行させるようにガイドするガイ
    ドレールをさらに有しており、 前記各角度は、前記キャリッジの重量、前記ガイド軸に
    対する前記キャリッジの重心位置、前記キャリッジの前
    記略両側部にそれぞれ設けられた前記軸受け部同士の距
    離、前記軸受け部と前記ガイド軸との間の摩擦係数、前
    記ガイド軸に対する前記駆動伝達部の位置、前記ガイド
    軸に対する前記ガイドレールの位置、および、前記駆動
    力によって前記キャリッジに与えられる加減速度に応じ
    て設定されている、請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記各角度のうち、前記搬送方向の下流
    側の前記接触点における、前記ガイド軸の外周面上の接
    線方向と鉛直方向とが成す角度が、前記搬送方向の上流
    側の前記接触点における、前記ガイド軸の外周面上の接
    線方向と鉛直方向とが成す角度よりも小さくなるように
    構成されている、請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドはノズルからインク液滴
    を吐出して前記被記録媒体に画像を形成するインクジェ
    ット記録ヘッドである、請求項1から3のいずれか1項
    に記載の記録装置。
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