JP2002137404A - インクジェットヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッドおよびその製造方法

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JP2002137404A
JP2002137404A JP2000339270A JP2000339270A JP2002137404A JP 2002137404 A JP2002137404 A JP 2002137404A JP 2000339270 A JP2000339270 A JP 2000339270A JP 2000339270 A JP2000339270 A JP 2000339270A JP 2002137404 A JP2002137404 A JP 2002137404A
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piezo actuator
face
ink jet
jet head
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Hirokazu Matsuzaki
広和 松崎
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピエゾアクチュエータに対して振動板、流路
形成板、ノズルプレートを高精度に位置決めすることの
できるインクジェットヘッドおよびその製造方法を提供
する。 【解決手段】ピエゾアクチュエータ1の端面1gの加工
を2段階の工程で行い、平面度、直角度の精度の高い端
面部1fを突き当て冶具21に突き当て、ピエゾアクチ
ュエータ1を位置決めし、インクジェットヘッド50の
組立を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットプリ
ンタのインクジェットヘッドおよびその製造方法に関
し、特に、ノズルから微小なインク滴を吐出して文字や
画像の記録を行うインクジェットヘッドおよびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ピエゾアクチュエータを用いて、インク
が充填された圧力発生室内に圧力波(音響波)を発生さ
せ、その圧力波によって圧力発生室に連結されたノズル
からインク滴を吐出するドロップオンデマンド型インク
ジェットヘッドは、特公昭53−12138号公報、特
開平10−193587号公報などに開示されており、
一般によく知られている。
【0003】上記公報などで公知の一般的なインクジェ
ットヘッドについて、図面を参照して説明する。
【0004】図6は、従来のインクジェットヘッド10
0の概略構成を示す斜視図、図7は、図6中のH部詳細
図である。
【0005】図6、7を参照すると、インクジェットヘ
ッド100は、駆動電圧を印加することにより変位する
複数のピエゾアクチュエータ101と、ピエゾアクチュ
エータ101上に接着剤(図示せず)で固定される振動
板104と、インク滴107を吐出するための複数のノ
ズル穴102aが形成されたノズルプレート102と、
振動板104とノズルプレート102との間に配設され
圧力発生室(図示せず)とインク室(図示せず)とが形
成される流路形成板103とから構成され、ピエゾアク
チュエータ101は、振動板104が固定される上面1
01c側に幅W方向に平行に等間隔ピッチで複数の溝1
01bが設けられた機能部101aを有して構成され
る。
【0006】上述のように構成されたインクジェットヘ
ッド100は、以下のように動作する。
【0007】インク滴107吐出時には、圧力発生室外
部に設けられたピエゾアクチュエータ101によって振
動板104を変位させ、圧力発生室に体積変化を生じさ
せることにより、圧力発生室内に圧力波を発生させる。
この圧力波によって、圧力発生室内に充填されていたイ
ンクの一部がノズル穴102aを通って外部に噴射さ
れ、インク滴107となって飛翔し、飛翔したインク滴
107は、記録紙などの記録媒体上に着弾し、記録ドッ
トを形成する。
【0008】こうした記録ドットの形成を、画像データ
に基づいて繰り返し行うことによって、記録紙上に文字
や画像が記録される。
【0009】次に、インクジェットヘッド100のピエ
ゾアクチュエータ101の製造方法について、図面を参
照して説明する。
【0010】図8は、インクジェットヘッド100のピ
エゾアクチュエータ101の端面101gの製造工程を
示す図、図9は、図8の製法により形成された端面10
1g形状を示す図である(なお、図8中、Wは幅を示
し、Lは奥行きを示す)。
【0011】図8および図9を参照すると、ピエゾアク
チュエータ101の上面101cを上側にセッティング
し、研削砥石111により基準面となる端面101gの
加工を行う(図8)。
【0012】端面101gの加工後、上面101cに等
間隔ピッチで複数の溝101bを加工し、機能部101
aを形成し、所定の幅Wに個別化してピエゾアクチュエ
ータ101を作製するが、ここでは図示を省略する。
【0013】幅W方向に厚さを1回の加工により端面1
01gを形成しているため、加工時に研削砥石111の
切削加工負荷が大きくなり、図9に示すように底面10
1dに近づくにつれ、研削逃げなどによりなだらかな曲
線を描く形状(以下スカート形状と称す)を形成する。
【0014】このスカート形状を成す端面101gを基
準面として利用して機能部101aを形成すると、スカ
ート形状の不安定な端面101g形状が原因で、基準面
に対する機能部101aの位置も不安定に形成されるこ
とになる。
【0015】スカート形状を成す端面101g形状のピ
エゾアクチュエータ101を用いると、後工程のインク
ジェットヘッド100組立てで、精密な位置決めでの組
立てが要求される工程で位置ずれを起こし、インクジェ
ット記録装置(図示せず)本来の動作であるインク滴1
07の吐出を不可能とし、印字ができなくなるという不
具合が発生する。
【0016】そこで、インクジェットヘッド100のピ
エゾアクチュエータ101の端面101gは、後工程の
組立工程で精密な位置決めが必要となるため、ピエゾア
クチュエータ101の端面101g自体に平面度および
垂直度の精度が出ていることが重要な要素の一つとなっ
ており、通常は、端面101g加工における加工条件
で、加工速度を落とすことや、加工熱を冷却する水量を
増やすことで、加工面の平面度および直角度を精度良く
仕上げるという方法がとられているが、加工条件の最適
化のみでは、平面度および直角度を多少良くできるもの
の、やはり、端面101g形状としてスカート形状を形
成してしまう。
【0017】上述のピエゾアクチュエータ101を使用
したインクジェットヘッド100の組立方法は、図示し
ないが、ノズルプレート102と振動板104とによる
圧力発生室の形成にはピン嵌合による位置決めにより接
着剤で貼り合せて組み立て、ピエゾアクチュエータ10
1と流路形成板103との位置決め接合には、画像認識
でピエゾアクチュエータ101の位置決めを行い、接着
剤で貼り合せ接合している。
【0018】従って、上記インクジェットヘッド100
は、ピエゾアクチュエータ101の端面101gがスカ
ート形状のため、加工基準面となる端面101gに対す
る機能部101aの位置がばらつき、不安定に形成さ
れ、端面101gを突き当てによる位置決め方法を取る
と精密な位置決めができず、画像認識などの方法によら
ないと精密な位置決めで組立てができず、設備の大型
化、設備コストの肥大化、組立製造工数時間の増大を招
くという欠点がある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のインクジェットヘッドは、ピエゾアクチュエータ
の端面の加工を1回の加工工程により形成しているた
め、端面がスカート形状となり、加工基準面となる端面
に対する機能部の位置がばらつき、機能部が不安定に形
成され、端面を突き当てによる位置決め方法を取ると精
密な位置決めができず、画像認識などの方法によらない
と精密な位置決めで組立てができず、設備の大型化、設
備コストの肥大化、組立製造工数時間の増大を招くとい
う課題がある。
【0020】本発明の目的は、ピエゾアクチュエータの
端面の加工を2段階の工程で行い、端面の平面度、直角
度の精度を高くし、端面部を突き当て冶具に突き当てる
ことによりピエゾアクチュエータを位置決めし、高精度
に組立てを行うことのできるインクジェットヘッドおよ
びその製造方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
ヘッドは、駆動電圧を印加することにより変位する複数
のピエゾアクチュエータと、ピエゾアクチュエータ上に
固定される振動板と、複数のノズル穴が形成されたノズ
ルプレートと、振動板とノズルプレートとの間に配設さ
れ圧力発生室とインク室とが形成される流路形成板とを
有するインクジェットヘッドであって、ピエゾアクチュ
エータは、振動板が固定される上面側に幅方向に平行に
等間隔ピッチで複数の溝が設けられた機能部と、ピエゾ
アクチュエータの端面を底面から厚さの半ばまで加工さ
れた第1端面部と、第1端面部を加工後に加工される端
面の上面側の第2端面部とを有することを特徴とする。
【0022】第1端面部と第2端面部とは、厚さ方向に
段差を有することを特徴とする。
【0023】第1端面部は、ピエゾアクチュエータの底
面を上側にセッティングして加工され、第2端面部は、
ピエゾアクチュエータを裏返して上面を上側にセッティ
ングして加工されることを特徴とする。
【0024】機能部と第2端面部とは、ピエゾアクチュ
エータのセッティングが同一状態で加工されることを特
徴とする。
【0025】ピエゾアクチュエータは、セラミック材料
からなることを特徴とする。
【0026】本発明のインクジェットヘッドの製造方法
は、駆動電圧を印加することにより変位する複数のピエ
ゾアクチュエータと振動板とを固定する工程と、複数の
ノズル穴が形成されたノズルプレートと振動板との間に
流路形成板を配設し圧力発生室とインク室とを形成する
工程とを有するインクジェットヘッドの製造方法であっ
て、ピエゾアクチュエータは、振動板が固定される上面
側に幅方向に平行に等間隔ピッチで複数の溝を設ける機
能部加工工程と、ピエゾアクチュエータの端面を底面か
ら厚さの半ばまで加工する第1端面加工工程と、第1端
面加工工程後上面側の端面を加工する第2端面加工工程
とを有することを特徴とする。
【0027】第1端面加工工程時は、ピエゾアクチュエ
ータの底面を上側にセッティングする工程を有し、第2
端面加工工程時は、ピエゾアクチュエータを裏返して上
面を上側にセッティングする工程を有することを特徴と
する。
【0028】第2端面加工工程は、第1端面加工工程よ
り削り込み量を少なく加工することを特徴とする。
【0029】機能部加工工程と第2端面加工工程とは、
ピエゾアクチュエータのセッティング状態が同一である
ことを特徴とする。
【0030】ピエゾアクチュエータは、セラミック材料
からなることを特徴とする。
【0031】ピエゾアクチュエータの加工は、研削加工
であることを特徴とする。
【0032】ピエゾアクチュエータの上面側の端面は、
ピエゾアクチュエータと振動板と流路形成板とノズルプ
レートとを位置決め固定する工程において、突き当て基
準面となることを特徴とする。
【0033】ピエゾアクチュエータと振動板、振動板と
流路形成板、流路形成板とノズルプレートとは、各々接
着剤で固定されることを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】次に、本発明のインクジェットヘ
ッドの一実施の形態について、図面を参照して説明す
る。
【0035】図1は、本発明のインクジェットヘッド5
0の概略構成を示す斜視図、図2は、図1中のA部詳細
図、図3は、図2中のBB断面図である。
【0036】図1、図2および図3を参照すると、イン
クジェットヘッド50は、駆動電圧を印加することによ
り変位するセラミック材料からなる複数のピエゾアクチ
ュエータ1と、ピエゾアクチュエータ1上に接着剤8で
固定される振動板4と、複数のノズル穴2aが形成され
たノズルプレート2と、振動板4とノズルプレート2と
の間に配設され圧力発生室5とインク室6とが形成され
る流路形成板3とから構成され、ピエゾアクチュエータ
1は、振動板4が固定される上面1c側に幅方向に平行
に等間隔ピッチで複数の溝1bが設けられた機能部1a
と、ピエゾアクチュエータ1の端面1gを底面1dから
厚さの半ばまで加工された第1端面部1eと、第1端面
部1eを加工後に加工される端面1gの上面1c側の第
2端面部1fとから構成されている。
【0037】また、振動板4と流路形成板3、流路形成
板3とノズルプレートと2は、各々接着剤8で固定され
る構成となっている。
【0038】上述のように構成されたインクジェットヘ
ッド50は、次のように動作する。
【0039】インク滴7吐出時には、圧力発生室5の外
部に設けられたピエゾアクチュエータ1に駆動電圧を印
加することによって振動板4を変位させ、圧力発生室5
に体積変化を生じさせ、圧力発生室5内に圧力波を発生
させる。
【0040】この圧力波によって、圧力発生室5内に充
填されていたインクの一部がノズル穴2aを通って外部
に噴射され、インク滴7となって飛翔し、飛翔したイン
ク滴7は、記録紙等の記録媒体(図示せず)上に着弾
し、記録ドットを形成するが、こうした記録ドットの形
成を、画像データに基づいて繰り返し行うことによっ
て、記録媒体に文字や画像が記録される。
【0041】次に、インクジェットヘッド50の製造方
法について、図面を参照して説明する。
【0042】図4(a)〜図4(d)は、インクジェッ
トヘッド50を構成するピエゾアクチュエータ1の製造
工程を示す概略図、図5は、インクジェットヘッド50
の製造方法(組立方法)を示す概略分解斜視図である。
【0043】先ず、図4(a)〜図4(d)を参照し
て、ピエゾアクチュエータ1の製造方法について説明す
る(なお、図4中、Wは幅を示し、Lは奥行きを示
す)。
【0044】ピエゾアクチュエータ1の底面1dを上側
にセッティングし、研削砥石11により、厚さの半ばま
で加工して第1端面部1eを形成する(工程1)。
【0045】工程1の後、ピエゾアクチュエータ1を裏
返して上面1cを上側にセッティングし、上面1cから
残りの未研削の厚さ分を研削砥石11で加工して第2端
面部1fを形成する(工程2)。
【0046】その際、第1端面部1eと第2端面部1f
とは、厚さ方向に段差を有する端面1gとし、第2端面
部1fは、底面1d側から入れた切り込みの第1端面部
1eより凸面になるところまで研削する。
【0047】次に、ピエゾアクチュエータ1を工程2の
セッティング状態のまま、第2端面部1fから所定のオ
フセット量を経た所から等ピッチ間隔で複数の溝1bを
研削加工して、機能部1aを形成する(工程3)。
【0048】工程3により、複数個取りのピエゾアクチ
ュエータ1の加工が完了後、所定の幅Wに個別化してピ
エゾアクチュエータ1を作製する(工程4)。
【0049】以上説明したように、ピエゾアクチュエー
タ1の端面1gの加工を2段階の工程で行うことで、切
り込み深さが少ない分加工負荷が低減でき、後述するイ
ンクジェットヘッド50の組立時に突き当て基準面とな
る第2端面部1fを、平面度、直角度の精度に優れたも
のとすることができ、安定した機能部1a位置を得るこ
とができ、組立工程における精密な位置決めができると
いう効果がある。
【0050】次に、上述の工程にて形成されたピエゾア
クチュエータ1を使用したインクジェットヘッド50の
製造方法(組立方法)について、図5を参照して説明す
る。
【0051】インクジェットヘッド組立冶具30のステ
ージ23上にピエゾアクチュエータ1を載置し、ピエゾ
アクチュエータ位置決めピン25に側面を押し当てなが
ら第2端面部1fを突き当て冶具21に突き当て、ピエ
ゾアクチュエータ1を位置決めする。
【0052】振動板4をベース基板22に設けられた2
本の位置決めピン24に振動板4の位置決め穴27cと
長穴形状の位置決め穴26cとを嵌合挿入し、流路形成
板3を2本の位置決めピン24に流路形成板3の位置決
め穴27bと位置決め穴26bとを嵌合挿入し、ノズル
プレート2を2本の位置決めピン24にノズルプレート
2の位置決め穴27aと長穴形状の位置決め穴26aと
を嵌合挿入する。
【0053】次に、荷重(錘)28をノズルプレート2
の上に載せ、ピエゾアクチュエータ1と振動板4と流路
形成板3とノズルプレート2とを、接着剤8を加圧する
ことにより、接着固定する。
【0054】上述のように、ピエゾアクチュエータ1の
端面1gの加工を2段階の工程で行い、平面度、直角度
の精度の高い第2端面部1fを突き当て冶具21に突き
当て、ピエゾアクチュエータ1を位置決めし、インクジ
ェットヘッド50の組立を行うことにより、隙間無く直
角に突き当て冶具21に突き当てることができ、常に機
能部1aの位置精度が安定し、振動板4、流路形成板
3、ノズルプレート2に対する機能部1aの相対的位置
を高精度にすることができるという効果がある。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェットヘッドは、ピエゾアクチュエータの端面の加工を
2段階の工程で行い、突き当て冶具に突き当てる端面部
の平面度、直角度の精度を高くし、ピエゾアクチュエー
タを冶具に突き当て位置決めして、インクジェットヘッ
ドの組立を行うことにより、常にインクジェットヘッド
の機能部の位置精度が安定し、振動板、流路形成板、ノ
ズルプレートに対する機能部の相対的位置を高精度にす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットヘッドの概略構成を示
す斜視図である。
【図2】図1中のA部詳細図である。
【図3】図2中のBB断面図である。
【図4】本発明のインクジェットヘッドのピエゾアクチ
ュエータの製造工程を示す概略図である。
【図5】インクジェットヘッドの製造方法(組立方法)
を示す概略分解斜視図である。
【図6】従来のインクジェットヘッドの概略構成を示す
斜視図である。
【図7】図6中のH部詳細図である。
【図8】従来のインクジェットヘッドのピエゾアクチュ
エータの端面の製造工程を示す概略図である。
【図9】従来のピエゾアクチュエータの端面形状を示す
図である。
【符号の説明】
1、101 ピエゾアクチュエータ 1a、101a 機能部 1b、101b 溝 1c、101c 上面 1d、101d 底面 1e 第1端面部 1f 第2端面部 1g、101g 端面 2、102 ノズルプレート 3、103 流路形成板 4、104 振動板 5 圧力発生室 6 インク室 7、107 インク滴 8 接着剤 11、111 研削砥石 21 突き当て冶具 22 ベース基板 23 ステージ 24 位置決めピン 25 ピエゾアクチュエータ位置決めピン 26a、26b、26c 位置決め穴 27a、27b、27c 位置決め穴 28 荷重(錘) 30 インクジェットヘッド組立冶具 50、100 インクジェットヘッド

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動電圧を印加することにより変位する
    複数のピエゾアクチュエータと、前記ピエゾアクチュエ
    ータ上に固定される振動板と、複数のノズル穴が形成さ
    れたノズルプレートと、前記振動板と前記ノズルプレー
    トとの間に配設され圧力発生室とインク室とが形成され
    る流路形成板とを有するインクジェットヘッドであっ
    て、前記ピエゾアクチュエータは、前記振動板が固定さ
    れる上面側に幅方向に平行に等間隔ピッチで複数の溝が
    設けられた機能部と、前記ピエゾアクチュエータの端面
    を底面から厚さの半ばまで加工された第1端面部と、前
    記第1端面部を加工後に加工される前記端面の上面側の
    第2端面部とを有することを特徴とするインクジェット
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記第1端面部と前記第2端面部とは、
    厚さ方向に段差を有することを特徴とする請求項1記載
    のインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 前記第1端面部は、前記ピエゾアクチュ
    エータの前記底面を上側にセッティングして加工され、
    前記第2端面部は、前記ピエゾアクチュエータを裏返し
    て前記上面を上側にセッティングして加工されることを
    特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 前記機能部と前記第2端面部とは、前記
    ピエゾアクチュエータのセッティングが同一状態で加工
    されることを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記ピエゾアクチュエータは、セラミッ
    ク材料からなることを特徴とする請求項1乃至4の何れ
    か1項記載のインクジェットヘッド。
  6. 【請求項6】 駆動電圧を印加することにより変位する
    複数のピエゾアクチュエータと振動板とを固定する工程
    と、複数のノズル穴が形成されたノズルプレートと前記
    振動板との間に流路形成板を配設し圧力発生室とインク
    室とを形成する工程とを有するインクジェットヘッドの
    製造方法であって、前記ピエゾアクチュエータは、前記
    振動板が固定される上面側に幅方向に平行に等間隔ピッ
    チで複数の溝を設ける機能部加工工程と、前記ピエゾア
    クチュエータの端面を底面から厚さの半ばまで加工する
    第1端面加工工程と、前記第1端面加工工程後前記上面
    側の前記端面を加工する第2端面加工工程とを有するこ
    とを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1端面加工工程時は、前記ピエゾ
    アクチュエータの前記底面を上側にセッティングする工
    程を有し、前記第2端面加工工程時は、前記ピエゾアク
    チュエータを裏返して前記上面を上側にセッティングす
    る工程を有することを特徴とする請求項6記載のインク
    ジェットヘッドの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2端面加工工程は、前記第1端面
    加工工程より削り込み量を少なく加工することを特徴と
    する請求項6または7記載のインクジェットヘッドの製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記機能部加工工程と前記第2端面加工
    工程とは、前記ピエゾアクチュエータのセッティング状
    態が同一であることを特徴とする請求項6記載のインク
    ジェットヘッドの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ピエゾアクチュエータは、セラミ
    ック材料からなることを特徴とする請求項6乃至9の何
    れか1項記載のインクジェットヘッドの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記ピエゾアクチュエータの加工は、
    研削加工であることを特徴とする請求項6、8、10の
    何れか1項記載のインクジェットヘッドの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記ピエゾアクチュエータの前記上面
    側の前記端面は、前記ピエゾアクチュエータと前記振動
    板と前記流路形成板と前記ノズルプレートとを位置決め
    固定する工程において、突き当て基準面となることを特
    徴とする請求項6記載のインクジェットヘッドの製造方
    法。
  13. 【請求項13】 前記ピエゾアクチュエータと前記振動
    板、前記振動板と前記流路形成板、前記流路形成板と前
    記ノズルプレートとは、各々接着剤で固定されることを
    特徴とする請求項6記載のインクジェットヘッドの製造
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008068536A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドユニット用アライメントマスク及び液体噴射ヘッドユニット用アライメント装置並びに液体噴射ヘッドユニットのアライメント方法

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JP2008068536A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドユニット用アライメントマスク及び液体噴射ヘッドユニット用アライメント装置並びに液体噴射ヘッドユニットのアライメント方法

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