JP2002137002A - 熱間圧延におけるガイドレス圧延法 - Google Patents
熱間圧延におけるガイドレス圧延法Info
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- JP2002137002A JP2002137002A JP2000330869A JP2000330869A JP2002137002A JP 2002137002 A JP2002137002 A JP 2002137002A JP 2000330869 A JP2000330869 A JP 2000330869A JP 2000330869 A JP2000330869 A JP 2000330869A JP 2002137002 A JP2002137002 A JP 2002137002A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ロールの軸心間距離の決定のため
ばかりでなく、ロールの軸心間距離が固定されていて
も、被圧延材料の直径dまたはトータル減面率REDを
変えることによってガイドレス圧延ができるようになる
などのより多くの場合に適用することができる、ガイド
レス圧延方法を提供すること。 【解決手段】 隣接し合う各圧延ロールの回転軸心が9
0°の角度で偏位し、対向するように順次配され、かつ
間に保持ガイドを設けないで配置された2〜3台の圧延
機を用いて熱間圧延をするガイドレス圧延法において、
上記2台の圧延機における圧延ロールの軸心間距離L
と、出口側の被圧延材料の直径dと、トータル減面率R
EDとの関係がこの式(ln(RED)≦−0.043
3×(L/d)+4.122)を満足する条件で熱間圧
延をするガイドレス圧延方法。
ばかりでなく、ロールの軸心間距離が固定されていて
も、被圧延材料の直径dまたはトータル減面率REDを
変えることによってガイドレス圧延ができるようになる
などのより多くの場合に適用することができる、ガイド
レス圧延方法を提供すること。 【解決手段】 隣接し合う各圧延ロールの回転軸心が9
0°の角度で偏位し、対向するように順次配され、かつ
間に保持ガイドを設けないで配置された2〜3台の圧延
機を用いて熱間圧延をするガイドレス圧延法において、
上記2台の圧延機における圧延ロールの軸心間距離L
と、出口側の被圧延材料の直径dと、トータル減面率R
EDとの関係がこの式(ln(RED)≦−0.043
3×(L/d)+4.122)を満足する条件で熱間圧
延をするガイドレス圧延方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棒鋼、線材などの
製品の断面形状が円形の被圧延材料を隣接し合う各圧延
ロールの回転軸心が90°の角度で偏位して対向するよ
う順次配置され、かつ間に保持ガイドを設けないで配置
された2〜3台の圧延機を用いて熱間圧延をするガイド
レス圧延法に関する。
製品の断面形状が円形の被圧延材料を隣接し合う各圧延
ロールの回転軸心が90°の角度で偏位して対向するよ
う順次配置され、かつ間に保持ガイドを設けないで配置
された2〜3台の圧延機を用いて熱間圧延をするガイド
レス圧延法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、棒鋼、線材などの製品の断面形状
が円形の被圧延材料は、通常隣接し合う各圧延ロールの
回転軸心が90°の角度で偏位して対向し、かつ間に保
持ガイドを挟んで順次配置した2〜3台の圧延機を用
い、圧延機の一対の圧延ロールの間に丸孔が設けられて
いる丸孔型圧延ロール(以下「丸孔型圧延ロール」とい
う。)→一対の圧延ロールの間にオーバル孔が設けられ
ているオーバル孔型圧延ロール(以下「オーバル孔型圧
延ロール」という。)または丸孔型圧延ロール(丸でも
圧延された被圧延材料が真円ではないもの)→丸孔型圧
延ロール→オーバル孔型圧延ロール・・・によって圧延
して丸→オーバルまたは丸(丸でも圧延された被圧延材
料が真円ではないもの)→丸→オーバルまたは丸・・・
のように断面形状を変えながら圧延されていた。
が円形の被圧延材料は、通常隣接し合う各圧延ロールの
回転軸心が90°の角度で偏位して対向し、かつ間に保
持ガイドを挟んで順次配置した2〜3台の圧延機を用
い、圧延機の一対の圧延ロールの間に丸孔が設けられて
いる丸孔型圧延ロール(以下「丸孔型圧延ロール」とい
う。)→一対の圧延ロールの間にオーバル孔が設けられ
ているオーバル孔型圧延ロール(以下「オーバル孔型圧
延ロール」という。)または丸孔型圧延ロール(丸でも
圧延された被圧延材料が真円ではないもの)→丸孔型圧
延ロール→オーバル孔型圧延ロール・・・によって圧延
して丸→オーバルまたは丸(丸でも圧延された被圧延材
料が真円ではないもの)→丸→オーバルまたは丸・・・
のように断面形状を変えながら圧延されていた。
【0003】しかし、上記のように従来のオーバル孔型
圧延ロールによって圧延された断面形状がオーバル型ま
たは丸型でも真円でない被圧延材料(以下「オーバルの
被圧延材料」という。)を丸孔型圧延ロールで圧延する
場合、正しい姿勢(オーバルの長径方向が丸孔型圧延ロ
ールの軸に直角になる姿勢)で丸孔型圧延ロールに入る
ように丸孔型圧延ロールを有する圧延機の前に、ローラ
などよりなる保持ガイドが設けられていたため、被圧延
材料の断面寸法を変更する場合、オーバル孔型圧延ロー
ルのロール間隙および丸孔型圧延ロールのロール間隙を
変更するばかりでなく、保持ガイドのローラの間隙も変
更する必要があるため、変更に長時間かかるという問題
があった。さらに、保持ガイドを設ける必要があり、ま
た、そのために圧延機本体がコンパクトに収納しにくい
という問題があった。
圧延ロールによって圧延された断面形状がオーバル型ま
たは丸型でも真円でない被圧延材料(以下「オーバルの
被圧延材料」という。)を丸孔型圧延ロールで圧延する
場合、正しい姿勢(オーバルの長径方向が丸孔型圧延ロ
ールの軸に直角になる姿勢)で丸孔型圧延ロールに入る
ように丸孔型圧延ロールを有する圧延機の前に、ローラ
などよりなる保持ガイドが設けられていたため、被圧延
材料の断面寸法を変更する場合、オーバル孔型圧延ロー
ルのロール間隙および丸孔型圧延ロールのロール間隙を
変更するばかりでなく、保持ガイドのローラの間隙も変
更する必要があるため、変更に長時間かかるという問題
があった。さらに、保持ガイドを設ける必要があり、ま
た、そのために圧延機本体がコンパクトに収納しにくい
という問題があった。
【0004】そこで、本出願人は、隣接し合う各圧延ロ
ールの回転軸心が90°の角度で偏位して対向するよう
順次配置された2〜3台の圧延機、すなわち、オーバル
孔型ロール有する圧延機と丸孔型ロール有する圧延機の
ロールの軸心間距離をロール直径の1.2倍以下にして
保持ガイドを使用しない圧延機を用いて圧延をするガイ
ドレス圧延方法を開発し、特許出願した(特開平07−
060301号)。
ールの回転軸心が90°の角度で偏位して対向するよう
順次配置された2〜3台の圧延機、すなわち、オーバル
孔型ロール有する圧延機と丸孔型ロール有する圧延機の
ロールの軸心間距離をロール直径の1.2倍以下にして
保持ガイドを使用しない圧延機を用いて圧延をするガイ
ドレス圧延方法を開発し、特許出願した(特開平07−
060301号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特許出願
の方法は、多くの場合には問題がないが、正しい姿勢で
丸孔型ロールに入らない原因の一つである捩れに影響す
る被圧延材料の直径dおよびトータル減面率REDを考
慮していないため、ロールの軸心間距離をロール直径の
1.2倍以下の場合でも材料の捻転により圧延できない
ことおよび逆に1.2倍以上でも圧延可能なケースを規
定していないという場合があった。本発明は、ロールの
軸心間距離の決定のためばかりでなく、ロールの軸心間
距離が固定されていても、被圧延材料の直径dまたはト
ータル減面率REDを変えることによってガイドレス圧
延をすることができるようになるなどのより多くの場合
に適用することができる、ガイドレス圧延方法を提供す
ることを課題とするものである。
の方法は、多くの場合には問題がないが、正しい姿勢で
丸孔型ロールに入らない原因の一つである捩れに影響す
る被圧延材料の直径dおよびトータル減面率REDを考
慮していないため、ロールの軸心間距離をロール直径の
1.2倍以下の場合でも材料の捻転により圧延できない
ことおよび逆に1.2倍以上でも圧延可能なケースを規
定していないという場合があった。本発明は、ロールの
軸心間距離の決定のためばかりでなく、ロールの軸心間
距離が固定されていても、被圧延材料の直径dまたはト
ータル減面率REDを変えることによってガイドレス圧
延をすることができるようになるなどのより多くの場合
に適用することができる、ガイドレス圧延方法を提供す
ることを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者らは、ガイドレス圧延方法について種々研
究をしていたところ、隣接し合う各圧延ロールの回転軸
心が90°の角度で偏位して対向するよう順次配置さ
れ、かつ間に保持ガイドを使用しないで配置された2〜
3台の圧延機を用いて断面形状を変えながら熱間圧延を
する方法において、保持ガイドを使用しなくてもよい条
件は、ロールの軸心間距離L(mm)ばかりでなく、出
口側の被圧延材料(上記2〜3台の圧延機うちの下流側
の圧延機から熱間圧延されて出てきた材料のこと)の直
径d(mm)およびトータル減面率(上記上流側の被圧
延材から下流側の被圧延材までの減面率)RED(%)
の影響が大きいこと、ロールの軸心間距離L(mm)、
トータル減面率RED(%)、出口側の被圧延材料の直
径d(mm)およびロール径を変えながら熱間圧延した
ところ、被圧延材料が正しい姿勢で丸孔型ロールに入っ
たものと、被圧延材料が倒れてしまい、正しい姿勢で入
らなかったものが図3に示すような結果となり、両者に
差があることなどの知見を得た。
め、本発明者らは、ガイドレス圧延方法について種々研
究をしていたところ、隣接し合う各圧延ロールの回転軸
心が90°の角度で偏位して対向するよう順次配置さ
れ、かつ間に保持ガイドを使用しないで配置された2〜
3台の圧延機を用いて断面形状を変えながら熱間圧延を
する方法において、保持ガイドを使用しなくてもよい条
件は、ロールの軸心間距離L(mm)ばかりでなく、出
口側の被圧延材料(上記2〜3台の圧延機うちの下流側
の圧延機から熱間圧延されて出てきた材料のこと)の直
径d(mm)およびトータル減面率(上記上流側の被圧
延材から下流側の被圧延材までの減面率)RED(%)
の影響が大きいこと、ロールの軸心間距離L(mm)、
トータル減面率RED(%)、出口側の被圧延材料の直
径d(mm)およびロール径を変えながら熱間圧延した
ところ、被圧延材料が正しい姿勢で丸孔型ロールに入っ
たものと、被圧延材料が倒れてしまい、正しい姿勢で入
らなかったものが図3に示すような結果となり、両者に
差があることなどの知見を得た。
【0007】また、図3に示した結果を数式で整理する
と、ln(RED)(トータル減面率REDの自然対
数)が(−0.0433×(L/d)+4.122)以
下になると、被圧延材料が正しい姿勢で丸孔型ロールに
入り、これを超えると被圧延材料が倒れて正しい姿勢で
入らないこと、この式をロールの軸心間距離L(mm)
を求める式にすると、ロールの軸心間距離L(mm)が
(−ln(RED)+4.122)×d/0.0433
以下になると、被圧延材料が正しい姿勢で丸孔型ロール
に入り、これを超えると被圧延材料が倒れて正しい姿勢
で入らなくなることなどの知見を得た。本発明は、これ
らの知見に基づいて発明をしたものである。
と、ln(RED)(トータル減面率REDの自然対
数)が(−0.0433×(L/d)+4.122)以
下になると、被圧延材料が正しい姿勢で丸孔型ロールに
入り、これを超えると被圧延材料が倒れて正しい姿勢で
入らないこと、この式をロールの軸心間距離L(mm)
を求める式にすると、ロールの軸心間距離L(mm)が
(−ln(RED)+4.122)×d/0.0433
以下になると、被圧延材料が正しい姿勢で丸孔型ロール
に入り、これを超えると被圧延材料が倒れて正しい姿勢
で入らなくなることなどの知見を得た。本発明は、これ
らの知見に基づいて発明をしたものである。
【0008】すなわち、本発明の熱間圧延におけるガイ
ドレス圧延法においては、隣接し合う各圧延ロールの回
転軸心が90°の角度で偏位して対向するよう順次配置
され、かつ間に保持ガイドを設けないで配置された2〜
3台の圧延機を用いて断面形状を変えながら熱間圧延す
るガイドレス圧延法において、上流側と下流側の両圧延
機における圧延ロールの軸心間距離L(mm)と、出口
側の被圧延材料(上記2〜3台の圧延機うちの下流側の
圧延機から熱間圧延されて出てきた材料のこと)の直径
d(mm)と、トータル減面率RED(%)との関係が
下記式1を満足する条件で熱間圧延をすることである。 式: ln(RED)≦−0.0433×(L/d)+
4.122
ドレス圧延法においては、隣接し合う各圧延ロールの回
転軸心が90°の角度で偏位して対向するよう順次配置
され、かつ間に保持ガイドを設けないで配置された2〜
3台の圧延機を用いて断面形状を変えながら熱間圧延す
るガイドレス圧延法において、上流側と下流側の両圧延
機における圧延ロールの軸心間距離L(mm)と、出口
側の被圧延材料(上記2〜3台の圧延機うちの下流側の
圧延機から熱間圧延されて出てきた材料のこと)の直径
d(mm)と、トータル減面率RED(%)との関係が
下記式1を満足する条件で熱間圧延をすることである。 式: ln(RED)≦−0.0433×(L/d)+
4.122
【0009】
【作用】本発明の熱間圧延におけるガイドレス圧延法に
おいては、被圧延材料が正しい姿勢で丸孔型ロールに入
る条件が、圧延ロールの軸心間距離Lと、出口側の被圧
延材料の直径dと、トータル減面率REDとの関係で明
確になっているので、圧延ロールの軸心間距離Lが可能
な範囲の最小限に固定されていても、トータル減面率R
EDまたは出口側の被圧延材料の直径dを変更すること
によって被圧延材料を正しい姿勢で丸孔型ロールに入れ
ることができる。
おいては、被圧延材料が正しい姿勢で丸孔型ロールに入
る条件が、圧延ロールの軸心間距離Lと、出口側の被圧
延材料の直径dと、トータル減面率REDとの関係で明
確になっているので、圧延ロールの軸心間距離Lが可能
な範囲の最小限に固定されていても、トータル減面率R
EDまたは出口側の被圧延材料の直径dを変更すること
によって被圧延材料を正しい姿勢で丸孔型ロールに入れ
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の熱間圧延における
ガイドレス圧延法を図面を参照して詳細に説明する。図
1は、本発明の熱間圧延におけるガイドレス圧延法の対
象となる粗列、中間列または仕上げ列の圧延装置および
圧延機の一例を示す概念図および図2は、本発明を説明
するための説明図である。
ガイドレス圧延法を図面を参照して詳細に説明する。図
1は、本発明の熱間圧延におけるガイドレス圧延法の対
象となる粗列、中間列または仕上げ列の圧延装置および
圧延機の一例を示す概念図および図2は、本発明を説明
するための説明図である。
【0011】本発明の熱間圧延におけるガイドレス圧延
法は、隣接し合う各圧延ロールの回転軸心が90°の角
度で偏位し、対向するよう順次配置され、かつ間に保持
ガイドを設けないで配置された2〜3台のうちこの例は
2台の圧延機2,3、すなわち、圧延装置1を用いて断
面形状を変えながら熱間圧延をするガイドレス圧延法に
おいて、上記2台の圧延機における圧延ロールの軸心間
距離Lと、出口側の被圧延材料の直径dと、トータル減
面率REDとの関係が上記式を満足する条件で熱間圧延
をすることを特徴とする熱間圧延におけるガイドレス圧
延法である。
法は、隣接し合う各圧延ロールの回転軸心が90°の角
度で偏位し、対向するよう順次配置され、かつ間に保持
ガイドを設けないで配置された2〜3台のうちこの例は
2台の圧延機2,3、すなわち、圧延装置1を用いて断
面形状を変えながら熱間圧延をするガイドレス圧延法に
おいて、上記2台の圧延機における圧延ロールの軸心間
距離Lと、出口側の被圧延材料の直径dと、トータル減
面率REDとの関係が上記式を満足する条件で熱間圧延
をすることを特徴とする熱間圧延におけるガイドレス圧
延法である。
【0012】上記中間列は、図1に示すように隣接し合
う各圧延ロールの回転軸心が90°の角度で偏位し、対
向するよう順次配置され、かつ間に保持ガイドを設けな
いで配置された2台の圧延機、すなわち、オーバル孔型
圧延ロール、丸孔型圧延ロール(丸でも圧延された被圧
延材料が真円ではないもの)などを有する圧延機2とこ
の圧延機に圧延ロールの回転軸心が90°の角度で偏位
するように配置された丸孔型圧延ロール有する圧延機3
とからなる圧延装置1が上流側に2台あり、その後に冷
却装置4を挟んで1台あり、さらに冷却装置4を挟んで
1台あるように配列されているものなどである。
う各圧延ロールの回転軸心が90°の角度で偏位し、対
向するよう順次配置され、かつ間に保持ガイドを設けな
いで配置された2台の圧延機、すなわち、オーバル孔型
圧延ロール、丸孔型圧延ロール(丸でも圧延された被圧
延材料が真円ではないもの)などを有する圧延機2とこ
の圧延機に圧延ロールの回転軸心が90°の角度で偏位
するように配置された丸孔型圧延ロール有する圧延機3
とからなる圧延装置1が上流側に2台あり、その後に冷
却装置4を挟んで1台あり、さらに冷却装置4を挟んで
1台あるように配列されているものなどである。
【0013】本発明の隣接し合う各圧延ロールの回転軸
心が90°の角度で偏位し、対向するよう順次配置さ
れ、かつ間に保持ガイドを設けないで配置された2台の
圧延機とは、図2に示すオーバル孔型ロールまたは丸孔
型圧延ロール(丸でも圧延された被圧延材料が真円では
ない場合)を有する圧延機2とその下流側にある丸孔型
ロールを有する圧延機3のことであり、その構造は従来
のものと同じまたは同様なものである。またこの例の2
台の圧延機2,3からなる圧延装置1の構造は、上記特
許公開公報のガイドレス圧延法に用いているものと同じ
または同様なものである。
心が90°の角度で偏位し、対向するよう順次配置さ
れ、かつ間に保持ガイドを設けないで配置された2台の
圧延機とは、図2に示すオーバル孔型ロールまたは丸孔
型圧延ロール(丸でも圧延された被圧延材料が真円では
ない場合)を有する圧延機2とその下流側にある丸孔型
ロールを有する圧延機3のことであり、その構造は従来
のものと同じまたは同様なものである。またこの例の2
台の圧延機2,3からなる圧延装置1の構造は、上記特
許公開公報のガイドレス圧延法に用いているものと同じ
または同様なものである。
【0014】本発明の熱間圧延におけるガイドレス圧延
法は、上記圧延機および圧延装置において、2台の圧延
機、すなわちオーバル孔型圧延ロールまたは丸孔型圧延
ロール(丸孔型が真円でない場合)を有する圧延機2と
丸孔型圧延ロールを有する圧延機3との圧延ロールの軸
心間距離Lと、出口側の被圧延材料の直径dと、トータ
ル減面率RED[{1−(d/D)2 }×100%、D
は入口側の被圧延材料の直径]との関係が上記式を満足
する条件で熱間圧延をすることである。
法は、上記圧延機および圧延装置において、2台の圧延
機、すなわちオーバル孔型圧延ロールまたは丸孔型圧延
ロール(丸孔型が真円でない場合)を有する圧延機2と
丸孔型圧延ロールを有する圧延機3との圧延ロールの軸
心間距離Lと、出口側の被圧延材料の直径dと、トータ
ル減面率RED[{1−(d/D)2 }×100%、D
は入口側の被圧延材料の直径]との関係が上記式を満足
する条件で熱間圧延をすることである。
【0015】また、被圧延材料の直径をdおよびトータ
ル減面率をRED(D2/d2)が決定している場合、被圧
延材料が正しい姿勢で丸孔型ロールに入るように両圧延
機における圧延ロールの軸心間距離Lを決定して両圧延
機を設置することができる。
ル減面率をRED(D2/d2)が決定している場合、被圧
延材料が正しい姿勢で丸孔型ロールに入るように両圧延
機における圧延ロールの軸心間距離Lを決定して両圧延
機を設置することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 実施例1 C:0.45%、Si:0.25%、Mn:0.75
%、残部Feおよび不可避的不純物からなる1000℃
に加熱した下記表1の1に記載した直径Dの被圧延材料
を、1対のロール径が240φで、オーバル孔が長径お
よび短径が下記表1の1に記載したものであるオーバル
孔型圧延ロールを有する圧延機2と、1対のロール径が
240φで、丸孔の直径が下記表1の1のdである丸孔
型圧延ロールを有する圧延機3とからなるコンパクトサ
イジングミルを用い、オーバル孔型圧延ロールと丸孔型
圧延ロールの圧延ロールの軸心間距離を下記表1の1の
Lとして熱間圧延して被圧延材料の径をdとした場合、
正しい姿勢で丸孔型ロールに入ったか否かを試験した。
その結果を下記表1の1および図3に示す。
%、残部Feおよび不可避的不純物からなる1000℃
に加熱した下記表1の1に記載した直径Dの被圧延材料
を、1対のロール径が240φで、オーバル孔が長径お
よび短径が下記表1の1に記載したものであるオーバル
孔型圧延ロールを有する圧延機2と、1対のロール径が
240φで、丸孔の直径が下記表1の1のdである丸孔
型圧延ロールを有する圧延機3とからなるコンパクトサ
イジングミルを用い、オーバル孔型圧延ロールと丸孔型
圧延ロールの圧延ロールの軸心間距離を下記表1の1の
Lとして熱間圧延して被圧延材料の径をdとした場合、
正しい姿勢で丸孔型ロールに入ったか否かを試験した。
その結果を下記表1の1および図3に示す。
【0017】実施例2 C:0.45%、Si:0.25%、Mn:0.75
%、残部Feおよび不可避的不純物からなる1000℃
に加熱した下記表1の2に記載した直径Dの被圧延材料
を、1対のロール径が150φで、オーバル孔が長径お
よび短径が下記表1の2に記載したものであるオーバル
孔型圧延ロールを有する圧延機2と、1対のロール径が
150φで、丸孔の直径が下記表1の2のdである丸孔
型圧延ロールを有する圧延機3とからなるコンパクトサ
イジングミルを用い、オーバル孔型圧延ロールと丸孔型
圧延ロールの圧延ロールの軸心間距離を下記表1の2の
Lとして熱間圧延して被圧延材料の径をdとした場合、
正しい姿勢で丸孔型ロールに入ったか否かを試験した。
その結果を下記表1の2および図3に示す。
%、残部Feおよび不可避的不純物からなる1000℃
に加熱した下記表1の2に記載した直径Dの被圧延材料
を、1対のロール径が150φで、オーバル孔が長径お
よび短径が下記表1の2に記載したものであるオーバル
孔型圧延ロールを有する圧延機2と、1対のロール径が
150φで、丸孔の直径が下記表1の2のdである丸孔
型圧延ロールを有する圧延機3とからなるコンパクトサ
イジングミルを用い、オーバル孔型圧延ロールと丸孔型
圧延ロールの圧延ロールの軸心間距離を下記表1の2の
Lとして熱間圧延して被圧延材料の径をdとした場合、
正しい姿勢で丸孔型ロールに入ったか否かを試験した。
その結果を下記表1の2および図3に示す。
【0018】
【表1】
【0019】実施例3 C:0.45%、Si:0.25%、Mn:0.75
%、残部Feおよび不可避的不純物からなる1000℃
に加熱した下記表2の1に記載した直径Dの被圧延材料
を、1対のロール径が280φまたは350φで、オー
バル孔が長径および短径が下記表2の1に記載したもの
であるオーバル孔型圧延ロールを有する圧延機2と、1
対のロール径が280φまたは350φで、丸孔の直径
が下記表2の1のdである丸孔型圧延ロールを有する圧
延機3とからなるサイジングミルを用い、オーバル孔型
圧延ロールと丸孔型圧延ロールの圧延ロールの軸心間距
離を下記表2の1のLとして熱間圧延して被圧延材料の
径をdとした場合、正しい姿勢で丸孔型ロールに入った
か否かを試験した。その結果を下記表2の1および図3
に示す。
%、残部Feおよび不可避的不純物からなる1000℃
に加熱した下記表2の1に記載した直径Dの被圧延材料
を、1対のロール径が280φまたは350φで、オー
バル孔が長径および短径が下記表2の1に記載したもの
であるオーバル孔型圧延ロールを有する圧延機2と、1
対のロール径が280φまたは350φで、丸孔の直径
が下記表2の1のdである丸孔型圧延ロールを有する圧
延機3とからなるサイジングミルを用い、オーバル孔型
圧延ロールと丸孔型圧延ロールの圧延ロールの軸心間距
離を下記表2の1のLとして熱間圧延して被圧延材料の
径をdとした場合、正しい姿勢で丸孔型ロールに入った
か否かを試験した。その結果を下記表2の1および図3
に示す。
【0020】実施例4 C:0.45%、Si:0.25%、Mn:0.75
%、残部Feおよび不可避的不純物からなる1000℃
に加熱した下記表2の2に記載した直径Dの被圧延材料
を、1対のロール径が40φで、オーバル孔が長径およ
び短径が下記表2の2に記載したものであるオーバル孔
型圧延ロールを有する圧延機2と、1対のロール径が4
0φで、丸孔の直径が下記表2の2のdである丸孔型圧
延ロールを有する圧延機3とからなるミニコンパクトミ
ルを用い、オーバル孔型圧延ロールと丸孔型圧延ロール
の圧延ロールの軸心間距離を下記表2の2のLとして熱
間圧延して被圧延材料の径をdとした場合、正しい姿勢
で丸孔型ロールに入ったか否かを試験した。その結果を
下記表2の2および図3に示す。
%、残部Feおよび不可避的不純物からなる1000℃
に加熱した下記表2の2に記載した直径Dの被圧延材料
を、1対のロール径が40φで、オーバル孔が長径およ
び短径が下記表2の2に記載したものであるオーバル孔
型圧延ロールを有する圧延機2と、1対のロール径が4
0φで、丸孔の直径が下記表2の2のdである丸孔型圧
延ロールを有する圧延機3とからなるミニコンパクトミ
ルを用い、オーバル孔型圧延ロールと丸孔型圧延ロール
の圧延ロールの軸心間距離を下記表2の2のLとして熱
間圧延して被圧延材料の径をdとした場合、正しい姿勢
で丸孔型ロールに入ったか否かを試験した。その結果を
下記表2の2および図3に示す。
【0021】
【表2】
【0022】上記表1〜4の結果による、本発明例は何
れも上記式を満足し、倒れることなく正しい姿勢で丸孔
型ロールに入れることができた。これに対して、比較例
のものは何れも上記式を満足せず、倒れて正しい姿勢で
丸孔型ロールに入れることができなかった。
れも上記式を満足し、倒れることなく正しい姿勢で丸孔
型ロールに入れることができた。これに対して、比較例
のものは何れも上記式を満足せず、倒れて正しい姿勢で
丸孔型ロールに入れることができなかった。
【0023】
【発明の効果】本発明の熱間圧延におけるガイドレス圧
延法は、上記構成にしたことにより、圧延ロールの軸心
間距離Lが可能な範囲の最小限に固定されていても、ト
ータル減面率REDまたは出口側の被圧延材料の直径d
を変更することによって被圧延材料を正しい姿勢で丸孔
型ロールに入れることができ、また出口側の被圧延材料
の直径dおよびトータル減面率REDを考慮して圧延ロ
ールの軸心間距離Lを決定することができるという優れ
た効果を奏する。
延法は、上記構成にしたことにより、圧延ロールの軸心
間距離Lが可能な範囲の最小限に固定されていても、ト
ータル減面率REDまたは出口側の被圧延材料の直径d
を変更することによって被圧延材料を正しい姿勢で丸孔
型ロールに入れることができ、また出口側の被圧延材料
の直径dおよびトータル減面率REDを考慮して圧延ロ
ールの軸心間距離Lを決定することができるという優れ
た効果を奏する。
【図1】本発明の熱間圧延におけるガイドレス圧延法の
対象となる粗列、中間列および仕上列の圧延装置および
圧延機の一例を示す概念図である。
対象となる粗列、中間列および仕上列の圧延装置および
圧延機の一例を示す概念図である。
【図2】本発明を説明するための説明図である。
【図3】本発明の実施例および比較例の結果を記載した
グラフである。
グラフである。
1 圧延装置 2 オーバル孔型圧延ロールまたは丸孔型圧延ロール
(圧延された被圧延材料が真円ではないもの)を有する
圧延機 3 丸孔型圧延ロールを有する圧延機 4 冷却装置
(圧延された被圧延材料が真円ではないもの)を有する
圧延機 3 丸孔型圧延ロールを有する圧延機 4 冷却装置
Claims (1)
- 【請求項1】 隣接し合う各圧延ロールの回転軸心が9
0°の角度で偏位し、対向するように順次配置され、か
つ間に保持ガイドを設けないで配置された2〜3台の圧
延機を用いて熱間圧延をするガイドレス圧延法におい
て、上記2〜3台の圧延機における圧延ロールの軸心間
距離Lと、出口側の被圧延材料の直径dと、トータル減
面率REDとの関係が下記式を満足する条件で熱間圧延
をすることを特徴とする熱間圧延におけるガイドレス圧
延法。 式: ln(RED)≦−0.0433×(L/d)+
4.122
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000330869A JP2002137002A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 熱間圧延におけるガイドレス圧延法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000330869A JP2002137002A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 熱間圧延におけるガイドレス圧延法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002137002A true JP2002137002A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18807307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000330869A Pending JP2002137002A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 熱間圧延におけるガイドレス圧延法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002137002A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004104235A1 (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-02 | National Institute For Materials Science | 温間圧延方法 |
| WO2004104236A1 (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-02 | National Institute For Materials Science | 温間制御圧延方法 |
| JP2008142770A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-26 | National Institute For Materials Science | 温間圧延装置及び温間圧延方法並びに温間・冷間連続加工装置 |
-
2000
- 2000-10-30 JP JP2000330869A patent/JP2002137002A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004104235A1 (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-02 | National Institute For Materials Science | 温間圧延方法 |
| WO2004104236A1 (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-02 | National Institute For Materials Science | 温間制御圧延方法 |
| CN100386449C (zh) * | 2003-05-20 | 2008-05-07 | 独立行政法人物质·材料研究机构 | 中温控制轧制方法 |
| US7727343B2 (en) | 2003-05-20 | 2010-06-01 | National Institute For Materials Science | Controlled warm-rolling method |
| JP2008142770A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-26 | National Institute For Materials Science | 温間圧延装置及び温間圧延方法並びに温間・冷間連続加工装置 |
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