JP2002136743A - 鍵ユニット、ユニットコントローラ及び遊技場鍵システム - Google Patents
鍵ユニット、ユニットコントローラ及び遊技場鍵システムInfo
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Abstract
が高く、しかも、必要に応じて、開閉操作を容易化する
ことができる遊技場鍵システムやその構成要素を提供す
る。 【解決手段】 本発明の遊技場鍵システムは、複数の鍵
ユニットと、ユニットコントローラとが通信回線を介し
て接続されて構成されている。遊技関連機器に設けられ
ている鍵ユニットは、電子ロック機構と、通信回線を介
して、ユニットコントローラから状態変更指令が与えら
れたときにのみ、電子ロック機構の状態を変更する状態
変更手段とを有する。ユニットコントローラは、各鍵ユ
ニットの電子ロック機構の状態変更指令を送信する状態
変更指令発生手段を有する。
Description
ットコントローラ及び遊技場鍵システムに関し、例え
ば、遊技場ホールに設置される複数の遊技機の扉体の開
閉監視機能などに関するものである。
チスロ遊技機などの遊技機が多数設置されている。
時間では、遊技者の呼び出しに応じて、個別にその扉体
が開放される程度である。例えば、パチンコ遊技球が遊
技盤面上で詰まった場合に、従業員がパチンコ遊技機の
扉体を開放して詰まったパチンコ遊技球の措置を講じ
る。一方、営業時間外では、複数のパチンコ遊技機の扉
体を開放することも多くなされる。例えば、営業時間の
終了後には、釘師が複数のパチンコ遊技機の釘を調整す
るために、複数のパチンコ遊技機の扉体が順次開閉され
る。また例えば、営業時間の開始前や終了後には、パチ
ンコ遊技機の遊技盤面の清掃のために、複数のパチンコ
遊技機の扉体が順次開閉される。
技機の鍵機構は、従来は単純な構成のものを適用してい
ることが多い。
に対する遊技の結果得られた報酬球は、景品に交換され
るものであり、しかも、実際上、その得られた特殊種類
の景品は現金化が可能である。そのため、遊技機に対す
る不正が行われることもある。例えば、パチンコ遊技機
にいわゆる裏ROMなどの不正な機器が取り付けられる
こともある。
遊技機内部を点検することで応じることができる。
十分な点検が実行されない恐れが高い。
開放条件を厳しくすることも検討されている。例えば、
遊技機毎に、電子ロック機構と、指紋読取装置又は従業
員カードの読取装置とを設け、指紋が登録されているも
のと一致している従業員や、従業員カードを携帯してい
る従業員の操作により、電子ロック機構を解除し、物理
的キーにより、開放できるようにすることも検討されて
いる。
かであり、指紋読取装置の指紋接触部や、従業員カード
の挿入口を設けられるかは疑問である。また、遊技球
(パチンコ旧やメダル)が詰まったために開放を求めた
遊技者から見れば、開放操作が遅くいらいらすることも
生じる。さらに、営業時間外などでの多くの遊技機の開
放を必要とする場合には、1台当たりの開放時間が長く
なることは作業効率を低下させることになる。さらにま
た、指紋読取装置又はカード読取装置を設けている分、
遊技機が高価なものとなる。
ていない状態では、扉体の監視機能が弱いものであっ
た。例えば、営業終了後の電源オフ時の扉体の監視機能
が弱いだけでなく、遊技機メーカーから遊技場への遊技
機の搬送時の監視は特に弱いものである。
高く、しかも、必要に応じて、開閉操作を容易化するこ
とができる遊技場鍵システムやその構成要素としての鍵
ユニットやユニットコントローラが求められている。
め、請求項1の本発明は、遊技関連機器に設けられてい
る鍵ユニットにおいて、電子ロック機構と、通信回線を
介して、ユニットコントローラから状態変更指令が与え
られたときにのみ、上記電子ロック機構の状態を変更す
る状態変更手段とを備えたことを特徴とする。
鍵ユニットにおいて、上記状態変更指令には、当該鍵ユ
ニットにユニークな暗証鍵番号が含まれ、上記状態変更
手段は、記憶している暗証鍵番号と一致することを条件
として、上記電子ロック機構の状態を変更することを特
徴とする。
発明の鍵ユニットにおいて、2次電池と、遊技関連機器
の扉体や上記電子ロック機構に対する過去及び現在の状
態や異常などを管理する状態情報管理手段を有し、上記
状態情報管理手段は、主電源が供給されていないときに
も、上記2次電池によって動作し得るものであることを
特徴とする。
れかの本発明の鍵ユニットにおいて、ユニットコントロ
ーラの要求に応じ、上記状態情報管理手段が管理情報を
返信することを特徴とする。
する複数の鍵ユニットに通信回線を介して接続している
ユニットコントローラであって、上記各鍵ユニットの電
子ロック機構の状態変更指令を送信する状態変更指令発
生手段を有することを特徴とする。
ユニットコントローラにおいて、上記状態変更指令発生
手段は、上記各鍵ユニット毎にユニークな暗証鍵番号を
内部記憶しており、上記状態変更指令に、暗証鍵番号を
含めて送信することを特徴とする。
ユニットコントローラにおいて、上記暗証鍵番号を発生
する暗証鍵番号発生手段と、その暗証鍵番号を上記鍵ユ
ニットに設定させる暗証鍵設定手段とを有することを特
徴とする。
れかの本発明のユニットコントローラにおいて、上記各
鍵ユニットに状態管理情報の送信を要求する状態管理情
報送信要求手段と、受信した状態管理情報に基づき、不
正の有無を判別する不正判別手段と、受信した状態管理
情報や不正の有無などを出力するユニット情報出力手段
とを有することを特徴とする。
れかの本発明のユニットコントローラにおいて、操作入
力手段と、当該ユニットコントローラに対する操作者を
識別し、許可された操作者の操作だけを受け入れる操作
者限定手段とを有することを特徴とする。
は、請求項1〜4のいずれかに記載の複数の鍵ユニット
と、請求項5〜9のいずれかに記載のユニットコントロ
ーラとを通信回線を介して接続して構成されていること
を特徴とする。
及び遊技場鍵システムの一実施形態を図面を参照しなが
ら詳述する。
技機の種類は問わないが、以下では、説明の簡単化を考
慮し、遊技場に設けられている遊技機がパチンコ遊技機
であるとして説明を行う。
を示すブロック図である。
ステム1は、島鍵コントローラ(ユニットコントロー
ラ)2と、複数の台鍵ユニット(鍵ユニット)3−11
〜3−1N、3−21〜3−2Nとが接続されて構成さ
れているものである。
してのプリンタ4(ディスプレイであっても良い)を接
続し得るものであり、また、ホールコンピュータなどの
上位コンピュータ5と通信可能なものである。
鍵ユニット3−11〜3−1N、3−21〜3−2Nと
の設置位置例の説明図である。
21〜3−2Nはそれぞれ、図2に示す遊技機6−11
〜6−1N、6−21〜6−2Nの台枠(図3参照)に
設けられているものである。複数の遊技機6−11〜6
−1N、6−21〜6−2Nは、いわゆる遊技島を構成
している。なお、図2では、3個の遊技島を示してい
る。島鍵コントローラ2は、例えば、遊技島単位に設け
られている。図2において、符号7は、遊技用のプリペ
イドカードの発行機を示している。
に、管轄する遊技島の一方の面の複数の遊技機6−11
〜6−1Nの台鍵ユニット3−11〜3−1Nとバス状
接続されていると共に、遊技島の他方の面の複数の遊技
機6−21〜6−2Nの台鍵ユニット3−11〜3−1
Nと、上記とは異なるバスによってバス状接続されてい
る。
−1N、6−21〜6−2Nの台鍵ユニット3−11〜
3−1N、3−21〜3−2Nを1バスによって、島鍵
コントローラ2に接続するようにしても良い。
1N、3−21〜3−2N)の外観イメージなどを示す
概略斜視図である。
箱形状をしているユニット本体11と、シリンダ錠12
とを有するものであり、シリンダ錠12の先端側が台枠
10の貫通孔に挿通されてユニット本体11が台枠10
の裏面に設けられているものである。
において、新しい遊技機に装着されるだけでなく、遊技
場に既に設置されている遊技機のシリンダ錠部分に代え
て、装着し得る形状にしておくことが好ましい。
回動の許容(アンロック)、禁止(ロック)を制御し得
る、後述するような電子ロック機構(ソレノイドなど)
が設けられている。電子ロック機構のアンロック状態に
おいて、シリンダ錠12に物理的存在である鍵(図示せ
ず)が挿入されて回動されたときには、ユニット本体1
1での係合部材と、遊技機の扉体(図示せず)の係合部
材との係合が解かれ、扉体を開放し得るものである。な
お、上述した島鍵コントローラ2は、台鍵ユニット3
(の電子ロック機構)のロック、アンロックを制御す
る。
すブロック図である。
イコン20、インタフェース回路21、タイマ22、2
次電池23、ソレノイドドライバ24、ソレノイド2
5、開放検出センサ26及びユニットID設定スイッチ
27を有する。
及びRAMの全体が1チップで構成されているものであ
る。マイコン20は、当該台鍵ユニット3の各部を制御
するものであり、また、適宜、島鍵コントローラ2と通
信を行うものである。マイコン20の処理については、
後述する動作説明で明らかにする。
ーラ2との通信線(通信バス:ペア線で構成されてい
る)L1を収容しており、マイコン20の制御下で、通
信インタフェースを行うものである。インタフェース回
路21は、例えば、RS485ドライバ及びRS485
レシーバで構成されており、例えば、そのシリアル転送
は、RS485に準拠している。なお、例えば、転送速
度を、RS485に規定のものから多少異なるようにし
ておき、この点から、通信の安全性を確保するようにし
ておくことが好ましい。
る。例えば、時刻情報は、マイコン20が遊技機の扉体
の開放時刻や閉成時刻などのジャーナルを記憶する際に
利用されるものである。タイマ22の時刻は、例えば、
島鍵コントローラ2からの指示に基づいて、設定又は調
整できるものであり、これにより、システム全体の時刻
合わせが可能となされている。
たペア線で構成されている)L2を介して電源(例えば
AC24V)が供給されていないときに、ソレノイド2
5を除いた当該台鍵ユニット3の各部に電源を供給する
ものであり、電源線L2を介して電源が供給されている
ときには充電動作しながら当該台鍵ユニット3の各部に
電源を供給するものである。ここで、2次電池23は、
供給交流電源の直流への変換器の機能も併せ持ってい
る。2次電池23の容量は、遊技場の休日を考慮した非
営業時間の最大時間に応じて選定されている。
チップ化されたものが存在しており、これを利用するよ
うにしても良い。
の制御下で、ソレノイド25を駆動するものである。
路21、タイマ22、2次電池23及びソレノイドドラ
イバ24を同一基板28に搭載し、その搭載部分を樹脂
で封止する(固める)ことが不正防止の面から好まし
い。
要素の中心をなすものである。このソレノイド25の駆
動、非駆動によるソレノイド操作子の位置変化によっ
て、シリンダ錠12の回動がロック又はアンロックされ
るものである。なお、ソレノイド25の駆動電源は、電
源線L2を介してのみ供給されるようになされている。
ソレノイド25として、非駆動時にシリンダ錠12をロ
ックする位置に操作子が位置し、駆動時にシリンダ錠1
2をアンロックする位置に操作子が位置するものを適用
することが、不正防止機能が高く、また、消費電力の面
からも好ましい。
放を検出して、検出信号をマイコン20に与えるもので
ある。この検出信号は、マイコン20がジャーナルを記
憶する際のトリガなどに利用される。なお、扉体をこじ
開けようとした際の衝撃を検出する衝撃センサなどの他
のセンサを設け、そのセンサの検出信号をもマイコン2
0に与えるようにしても良い。
ば、ディップスイッチで構成され、当該台鍵ユニット3
の識別番号(ID)を設定するものである。なお、この
設定は、遊技場に設置された後で行っても良いが、遊技
機メーカーからの出荷時に行われていることが、後述す
る運搬時の不正行為の発見の面から好ましい。
定された台鍵ユニット3のIDは、固定的なもの(以
下、固定IDと呼ぶ)であるが、各台鍵ユニット3に
は、島鍵コントローラ2によって、ユニークな情報(以
下、暗証鍵番号と呼ぶ)も付与される。暗証鍵番号は、
台鍵ユニット3における電子ロック機構のロック、アン
ロック状態を変更させる際の鍵の機能を担っているもの
である。
ット3に、ブザーなどの異常報知手段、又は、遊技機本
体に設けられている異常報知手段を駆動させる手段を設
けていても良い。
であり、図6は、島鍵コントローラ2の電気的構成を示
すブロック図である。
ニットインタフェース回路31、上位インタフェース回
路32、プリンタインタフェース回路33、タイマ3
4、2次電池35、島ID設定スイッチ36、キー入力
装置37、液晶表示装置38及び指紋識別装置39を有
する。
及びRAMの全体が1チップで構成されているものであ
る。マイコン30は、当該島鍵コントローラ2の各部を
制御するものであり、また、適宜、台鍵ユニット3や上
位コンピュータ5と通信を行うものである。マイコン3
0の処理については、後述する動作説明で明らかにす
る。
ユニット3(3−11〜3−1N、3−21〜3−2
N)との通信線L1−A、L1−Bを収容しており、マ
イコン30の制御下で、台鍵ユニット3との通信インタ
フェースを行うものである。インタフェース回路31
は、例えば、RS485ドライバ及びRS485レシー
バで構成されており、例えば、そのシリアル転送は、R
S485に準拠している。なお、ユニットインタフェー
ス回路31は、上述した台鍵ユニット3のインタフェー
ス回路21に対向しているものである。
一方の面の台鍵ユニット3−11〜3−1Nに接続さ
れ、他方の通信線L1−Bは、遊技島の他方の面の台鍵
ユニット3−21〜3−2Nに接続されている。
30の制御下で、上位コンピュータ5との通信インタフ
ェースを行うものである。なお、上位インタフェース回
路32はコネクタ32aを備え、このコネクタ32aに
上位コンピュータ5との通信線が適宜接続される。上位
インタフェース回路32は、例えば、RS232ドライ
バ及びRS232レシーバで構成されており、例えば、
そのシリアル転送は、RS232に準拠している。
コン30の制御下で、プリンタ4への送信インタフェー
スを行うものである。なお、プリンタインタフェース回
路33はコネクタ33aを備え、このコネクタ33aに
プリンタ4との通信線が適宜接続される。
や台鍵ユニット3に係るジャーナルデータを印刷するこ
とが主たる用途であり、それを達成できるものであれ
ば、大きさなどは問われないものである。例えば、当該
システム用の専用構成のものであっても良く、汎用的な
ものであっても良い。
る。例えば、時刻情報は、マイコン30が、台鍵ユニッ
ト3の電子ロック機構を操作したときの時刻などのジャ
ーナルを記憶する際に利用されるものである。タイマ3
4の時刻は、キー入力装置37を用いた設定、調整操作
によって設定、調整することができ、又は、上位コンピ
ュータ6からの指令により、設定、調整することができ
るものである。なお、マイコン30は、タイマ34の時
刻が変更された際には、当該島鍵コントローラ2に接続
されている全ての台鍵ユニット3−11〜3−1N、3
−21〜3−2Nでの時刻も更新させるものである。
が供給されていないときに、キー入力装置37、液晶表
示装置38及び指紋識別装置39を除いた当該島鍵コン
トローラ2の各部に電源を供給するものであり、電源線
L2を介して電源が供給されているときには充電動作す
ると共に、当該島鍵コントローラ2の全ての各部に電源
を供給するものである。ここで、2次電池35は、供給
交流電源の直流への変換器の機能も併せ持っている。2
次電池35の容量は、遊技場の休日を考慮した非営業時
間の最大時間に応じて選定されている。
チップ化されたものが存在しており、これを利用するよ
うにしても良い。
ェース回路31、上位インタフェース回路32、プリン
タインタフェース回路33、タイマ34及び2次電池3
5を同一基板40に搭載し、その搭載部分を樹脂で封止
する(固める)ことが不正防止の面から好ましい。
ップスイッチで構成され、当該島鍵コントローラ2の識
別番号(ID)、言い換えると、遊技島のIDを設定す
るものである。なお、この設定は、遊技場に設置された
後で行っても良いが、遊技機メーカーからの出荷時に行
われていることが、後述する運搬時の不正行為の発見の
面から好ましい。なお、この島ID設定スイッチ36を
省略し、後述するキー入力装置37を用いて、当該島鍵
コントローラ2の識別番号(ID)を設定し得るように
しても良い。
ラ2の動作モードを設定したり、制御対象の台鍵ユニッ
ト3を特定するための情報を入力したり、操作者確認用
の暗証番号を入力したりなどするために設けられている
ものである。キー入力装置37は、例えば、図5に示す
ように、テンキー「0」〜「9」と、「*」キー及び
「#」キーなどの少ないキー数のものであることが好ま
しい。
下で、当該島鍵コントローラ2の動作モード状態や、各
種ガイダンスメッセージや、台鍵ユニット3の電子ロッ
ク機構の状態などの情報を表示するものである。
ラ2の操作者が、操作を許容されている者であるかを確
認するために指紋識別処理を行うものであり、当然に、
指紋データの登録、登録削除機能を有するものである。
指紋識別装置39の接触窓39aは、図5に示すよう
に、当該島鍵コントローラ2の正面に設けられている。
島鍵コントローラ2に、ブザーなどの異常報知手段、又
は、外部の異常報知手段を駆動させる手段(例えばコネ
クタ)を設けていても良い。
れている台鍵ユニット管理テーブル41の構成例を示す
説明図である。
ニット3(3−11〜3−1N、3−21〜3−2N)
のIDを管理する記憶部であり、通し番号記憶部41
a、固定ID記憶部41b、暗証鍵番号記憶部41c、
状態フラグ記憶部41d及びジャーナルエリアアドレス
記憶部41eなどを有する。
トローラ2から延出されている2本の通信線L1−A、
L1−Bを区別した通り番号が付されている。通し番号
の最大値nは、1本の通信線L1−A、L1−Bに接続
可能な台鍵ユニット3の最大数(例えば32個)となっ
ている。
ト3(3−11〜3−1N、3−21〜3−2N)に設
定された固定IDが格納されている。記憶される固定I
Dを、キー入力装置37を利用して入力させるようにし
ても良く、所定の通信機能により、各台鍵ユニット3
(3−11〜3−1N、3−21〜3−2N)から取り
込むようにしても良い。
ット3(3−11〜3−1N、3−21〜3−2N)に
設定された暗証鍵番号が格納されている。なお、暗証鍵
番号は、例えば、工場出荷時に台鍵ユニット3に書き込
まれ、遊技場設置後に島鍵コントローラ2が収集するも
のである。また、更新される暗証鍵番号は、例えば、マ
イコン30が自己の乱数発生機能(乱数発生プログラ
ム)を利用して定め、設定されるものである。この暗証
鍵番号は、所定の動作などによって適宜更新されるもの
である。
3の電子ロック機構がロック状態にあるかアンロック状
態にあるかを示すフラグを記憶しているものである。な
お、アンロック状態については、単にアンロックであっ
て扉体が閉成されている状態と、アンロックでしかも扉
体が開放されている状態とを区別して記憶するものであ
っても良い。
は、その台鍵ユニット3についてのジャーナルデータを
格納している、当該マイコン内のRAMでのアドレス
(開始アドレス及び終了アドレスの組、又は、開始アド
レス及びデータ量の組)をジャーナルデータ数分だけ格
納しているものである。ジャーナルデータの総量は、各
台鍵ユニット3で異なることもあるので、ジャーナルデ
ータの記録エリアを、台鍵ユニット管理テーブル41と
は別個に設け、そのため、アドレス管理が必要となる。
述したように、例えば、ホールコンピュータが該当する
ものであり、入力装置や出力装置などを適宜有する一般
的なコンピュータ構成のものであれば良い(そのため、
詳細構成の図示は省略する)。上位コンピュータ5は、
適宜、島鍵コントローラ2に指令を出したり、島鍵コン
トローラ2から情報を取り出したりするものである。
数の動作を順次説明する。
場設置までの処理 まず、実施形態の遊技場鍵システム1を、遊技場で稼動
し得るようにするまでの処理の流れを、図8のフローチ
ャートを参照しながら説明する。
り付けて、遊技機全体の動作確認を行う(S1、S
2)。その後、台鍵ユニット3に、工場出荷値として、
ユニークな暗証鍵番号を書き込む(S3)。また、暗証
鍵番号を暗号化したリストデータを作成し、製造ロット
毎に印字する(S4)。
ーラ2を工場から出荷し、納入先(遊技場)へ搬送する
(S5)。
ーラ2は、2次電池23、35を内蔵しているので、搬
送中の開放や、開放しようとした衝撃などのセンサ検出
信号を内部記憶することができる。また、台鍵ユニット
3の電子ロック機構は、島鍵コントローラ2からの指令
によってのみアンロック状態に変更できるので、搬送時
においては、基本的にはアンロックにし得ない。
機6、及び、島鍵コントローラ2を設置し、その後、台
鍵ユニット3及び島鍵コントローラ2間を通信線L1−
A、L1−Bを介して接続する(S6、S7)。
8)。これにより、島鍵コントローラ2が自動的に通信
を開始し、台鍵ユニット3の状況を収集し、設置メニュ
ーを選択し、設置状況を印字する(S9)。設置作業者
などは、予め遊技機と共に手渡された暗号化された暗証
鍵番号のリスト、収集により印字された内容とを照合し
て異常のある物や、扉体の開放記録のある物は、不正が
行われた可能性があるので、内容を確認する(S1
0)。これにより、不正が行われた遊技機(不正台)を
発見し得る。
うと(複数人でも良い)、それ以降、その人のみが島鍵
コントローラ2を操作し得るようになる(S11)。な
お、島鍵コントローラ2は、工場出荷初期状態では指紋
識別装置での照合を不要とし、予め設定されている暗証
番号でのみ機能設定が可能となされており、一旦、設置
処理を実行すると、指紋照合が要件とし、登録された者
のみが操作し得るものとなる。
ーラ2は、全ての台鍵ユニット3に対して、新たな暗証
鍵番号を付与して、各台鍵ユニット3に記憶させ、扉体
の開放情報のクリア、時刻設定、暗証番号の設定などを
行った後に、時刻情報を全ての台鍵ユニット3に送信し
て、設定を終了する(S12)。
3)。
るようにしている。
び島鍵コントローラ2間を通信線L1によって接続して
おくと、島鍵コントローラ2が、搬送時での不正を反そ
う状態で収集することもできる。
ク機構の状態変更動作 次に、実施形態の遊技場鍵システム1において、台鍵ユ
ニット3の電子ロック機構の状態を変更させる際の動作
を、図9のシーケンス図を参照しながら説明する。
装置37を用いて、台鍵ユニット3の電子ロック機構の
状態変更モードを指示する(T1)。
示装置38によって従業員に従業員暗証番号(パスワー
ド)の入力を求め(T2)、これに応じて、従業員は、
キー入力装置37を用いて、暗証番号を入力する(T
3)。島鍵コントローラ2(のマイコン30)は、入力
された暗証番号を確認する(T4)。ここで、電子ロッ
ク機構の状態変更操作を認める従業員の暗証番号をマイ
コン30内のRAMに格納しておいて確認をしても良
く、また、この確認時に、上位コンピュータ5から、照
合用の暗証番号を取り出して確認するようにしても良
い。
ドを終了させる(T5)。この際には、終了させること
をメッセージ表示させる。また、暗証番号が妥当でなく
ても、当該モードを終了させず、暗証番号の再入力を求
め、暗証番号の数回の入力でも妥当な番号が入力されな
いときに終了させるようにしても良い。
ラ2は、液晶表示装置38によって従業員に指を指紋識
別装置39の窓部39aに接触することを求め(T
6)、これに応じて、従業員は、所定の指(登録に教師
他指)を接触させる(T7)。島鍵コントローラ2(の
指紋識別装置39)は、読み取った指紋イメージを確認
する(T8)。
認める従業員の指紋イメージを指紋識別装置39やマイ
コン30内のRAMに格納しておいて確認をしても良
く、また、この確認時に、上位コンピュータ5から、登
録されている指紋イメージを取り出して確認するように
しても良い。なお、指紋イメージの登録や登録削除は、
当該島鍵コントローラ2の指紋識別装置39に対して行
っても良く、上位コンピュータ5が指紋識別装置を有す
る場合にはその指紋識別装置に対して行っても良い。前
者の場合には、各島鍵コントローラ2に異なる従業員を
割り振ることができ、後者の場合には、全ての島鍵コン
トローラ2を同一の従業員が操作することができる。
した暗証番号が妥当でない場合と同様な処理が実行され
る(T9)。
ローラ2は、台鍵ユニット管理テーブル41をアクセス
して、各台鍵ユニット3−11〜3−1N、3−21〜
3−2Nの現状のロック・アンロック状態を液晶表示装
置38に表示させながら、状態変更させる台鍵ユニット
3の特定及び状態変更の内容を求め(T10)、これに
応じて、従業員は、台鍵ユニット3を特定すると共に、
状態変更の内容を入力する(T11)。
Dを用いた個別指定であっても良く、また、当該島鍵コ
ントローラ2に接続されている全ての台鍵ユニット3−
11〜3−1N、3−21〜3−2Nの一括指定でも良
く、さらに、当該島鍵コントローラ2に接続されてい
る、遊技島の一方の側の全ての台鍵ユニット3−11〜
3−1N又は3−21〜3−2Nの一括指定でも良い。
個別指定も、カンマなどで区切って複数の台鍵ユニット
3を指定しても良い。
ニット3に対して状態変更を指示する(T12)。この
指示は、台鍵ユニット3の固定IDと、暗証鍵番号と、
状態変更内容とを含み、島鍵コントローラ2は、暗号化
して送信する。
るが、複数の台鍵ユニット3が指定された場合には、順
次、状態変更を指示する。すなわち、ある台鍵ユニット
3から状態変更終了の返信を受けて後述する手順T18
の処理を行ったときに、次の台鍵ユニット3に対する状
態変更を指示する。なお、一括指定の場合において、状
態変更の必要がない台鍵ユニット3があれば、状態変更
を指示しなくて良い。例えば、アンロック状態の台鍵ユ
ニット3に対し、アンロック状態への変更が指示された
場合には、状態変更を指示しない。
は、その指示が妥当か否かを判別する(T13)。
と、与えられた暗証鍵番号が一致しないときは妥当でな
いと判断する。また例えば、ロック状態にあるときに、
ロック状態への変更が指示されたときにも妥当でないと
判断する。
らの状態変更の指示が妥当でない場合には、異常事由な
どを含めて異常であることを島鍵コントローラ2に返信
する(T14)。なお、この返信も、暗号化して送信す
る。以下の動作説明では、その都度書き出さないが、島
鍵コントローラ2及び台鍵ユニット3間の通信は暗号化
されて行われる。
ときには異常処理を行う(T15)。異常処理として
は、異常報知手段を起動させたり、液晶表示装置38に
表示させたり、プリンタ4に印刷させたり、上位コンピ
ュータ5に通知したりすることを挙げることができる。
らの状態変更指示が妥当であるときには、電子ロック機
構の状態を変更する(T16)。すなわち、台鍵ユニッ
ト3のマイコン20は、ソレノイド25を制御し、ロッ
ク状態からアンロック状態へ、又は、アンロック状態か
らロック状態へ、状態を変更させる。
Mに状態変更内容と時刻とを、すなわち、ジャーナルを
記憶すると共に、状態変更が終了したことを島鍵コント
ローラ2に返信する(T17)。
鍵ユニット3の状態フラグを更新したり、ユニットジャ
ーナルを記憶したりする(T18)。状態変更の台鍵ユ
ニットが複数の場合には、上述したように、以上の処理
(T12〜T18)が繰り返される。
更の終了通知が与えられると、島鍵コントローラ2は、
今回の状態変更モードでの処理に係るジャーナルを表
示、記憶し、表示時間が所定時間になったときに、当該
状態変更モードを終了する(T19、T20)。
ト3の電子ロック機構の状態を、任意に変更することが
できる。
動作 次に、実施形態の遊技場鍵システム1において、台鍵ユ
ニット3の状態を確認する際の動作を、図10のシーケ
ンス図を参照しながら説明する。
(d)ような起動により、台鍵ユニット3の状態を確認
する処理を実行する。
が投入され、島鍵コントローラ2に電源が供給されたと
きに、自動的に確認モードに入る。
れている状態において、予め、島鍵コントローラ2に設
定された時間周期で、自動的に確認モードに入る。確認
モードを実行する周期時間の設定は、図示は省略する
が、従業員が、周期時間の設定モードを指示した後、従
業員暗証番号及び指紋イメージで自己を確認させた後、
周期時間を入力することで行う。上記(a)での確認処
理後、設定時間毎に確認モードに入る。また、後述
(c)や(d)での確認処理が行われたときには、その
時点から設定時間の計時し直しが行われるようにしても
良く、後述(c)や(d)での確認処理を無視して、周
期的に確認モードに入るようにしても良い。
れている状態において、上位コンピュータ5からの指令
により、確認モードに入る。
れている状態において、従業員の操作によって、確認モ
ードに入る。この場合には、図10に示した処理の前
に、従業員が操作し得る者であるかの確認がなされてい
る。この従業員確認は、上述した図9での手順T2〜T
8と同様である。
ず、全ての台鍵ユニット3−11〜3−1N、3−21
〜3−2Nに対し、内部格納情報などの確認用情報の送
出を求め(T30)、各台鍵ユニット3はその要求に応
じ、確認用情報を島鍵コントローラ2に返信する(T3
1)。ここで、確認用情報は、例えば、台鍵ユニット3
が格納している暗証鍵番号や、電子ロック機構のロック
・アンロック状態や、電子ロック機構の状態変更時のジ
ャーナルデータや、開放検出センサ26による開放、閉
成の検出時のジャーナルデータなどである。なお、台鍵
ユニット3は、ジャーナルデータを送信したときには、
記憶していたジャーナルデータを消去する。
3−21〜3−2Nから確認用情報の返信を受けたとき
には、島鍵コントローラ2は、不正がなされたと思われ
る台鍵ユニット3が存在するかを判別する(T32)。
いる台鍵ユニット3の暗証鍵番号と、返信された確認用
情報に含まれている暗証鍵番号とが一致しない場合は不
正と判断する。また例えば、ロック状態において、扉体
の開放がなされている場合には、不正と判断する。さら
に例えば、島鍵コントローラ2に記憶されている台鍵ユ
ニット3のロック・アンロック状態間の変更ジャーナル
と、返信された確認用情報に含まれているロック・アン
ロック状態間の変更ジャーナルとが一致しない場合は不
正と判断する。
ラ2は、液晶表示装置38に不正の台鍵ユニット3に係
る表示(正当なユニットの情報を含めても良い)を行っ
たり、ジャーナルデータを印刷したり、異常報知手段
(例えばブザー)を起動したり、上位コンピュータ5に
通知したりするなどの異常報知処理を行う(T33)。
なお、この際、不正の台鍵ユニット3がロック状態であ
れば、従業員が遊技機内部を確認できるようにアンロッ
ク状態に変更させる指示を送出するようにしても良い。
また、上位コンピュータ5への通知は、上位コンピュー
タ5の起動による確認モードでのみ行うようにしても良
い。
鍵ユニット3に係る遊技機を点検することになる(T3
4)。
を島鍵コントローラ2に行い、島鍵コントローラ2は従
業員を確認する(T35、T36)。ここでの確認も、
従業員暗証番号及び指紋による確認である。なお、確認
モードの起動が従業員の操作による場合であって、既に
確認操作を行っている場合には、ここでの確認を省略す
るようにしても良い。
応じた情報の訂正操作を行い、島鍵コントローラ2はそ
の台鍵ユニット3の情報を訂正する(T36、T3
7)。なお、必要ならば、島鍵コントローラ2は不正の
台鍵ユニット3における情報をも訂正させる指示を発し
ても良い。
鍵ユニット3−11〜3−1N、3−21〜3−2Nに
対し、新しい暗証鍵番号を決定し、その暗証鍵番号とロ
ック状態を指示する情報とを台鍵ユニットに送信する
(T38)。これにより、各台鍵ユニット3では、内部
記憶している暗証鍵番号を受信したものに更新すると共
に、電子ロック機構をロック状態にさせ、その後、処理
終了を島鍵コントローラ2に返信する(T39)。
3−21〜3−2Nからの返信を受信すると、島鍵コン
トローラ2は、プリンタ4によって暗号化されて新しい
暗証鍵番号を印刷させて、確認モードを終了させる(T
40)。この終了時処理には、必要に応じ、次の確認処
理を行う時刻が設定される。
ントローラ2は、全ての台鍵ユニット3−11〜3−1
N、3−21〜3−2Nについて、不正がなかったと判
断したときには、液晶表示装置38にその旨を表示させ
たり、ジャーナルデータを印刷させたり、上位コンピュ
ータ5に通知したりするなどの正常確認結果の報知処理
を行う(T41)。このときにも、上位コンピュータ5
への通知は、上位コンピュータ5の起動による確認モー
ドでのみ行うようにしても良い。
鍵ユニット3−11〜3−1N、3−21〜3−2Nに
対し、新しい暗証鍵番号を決定し、その暗証鍵番号を台
鍵ユニットに送信する(T42)。これにより、各台鍵
ユニット3では、内部記憶している暗証鍵番号を受信し
たものに更新し、その後、処理終了を島鍵コントローラ
2に返信する(T43)。
3−21〜3−2Nからの返信を受信すると、島鍵コン
トローラ2は、プリンタ4によって、暗号化された新し
い暗証鍵番号を印刷させて、確認モードを終了させる
(T44)。この終了時処理でも、必要に応じ、次の確
認処理を行う時刻が設定される。
新させるものを示したが、更新させるか否かを従業員に
選択させるようにしても良い。この場合であっても、不
正な台鍵ユニット3については常に更新させることが好
ましい。例えば、営業時間開始前の確認では、営業時間
終了後の確認時の暗証鍵番号の更新とダブルので、更新
させなくても良い。
状態を確認する場合を説明したが、確認を個別指定や、
グループ指定で行うようにしても良い。例えば、従業員
の操作に基づく確認では、確認台鍵ユニット3を選択さ
せることが好ましい。
場合を示したが、複数段階にし、異なる異常報知を行う
ようにしても良い。例えば、暗証鍵番号の不一致不正は
警報不正とし、単に、扉体が開放された場合は正常の可
能性もあるので警告不正としても良い。
の状態は島鍵コントローラや上位コンピュータによって
のみ変更できるようにしたので、各遊技機に対する不正
がし難いものとなっている。
得る者も、暗証番号及び指紋で確認できた者に限定され
るので、この点でも不正がし難いものである。
示する単なる情報ではなく、暗証鍵番号を含めて送信
し、台鍵ユニットは内部記憶のものと一致する暗証鍵番
号の受信によって始めて状態を変更するので、この点で
も不正がし難いものとなっている。しかも、暗証鍵番号
は、適宜更新されるので、この点でも安全性が高くなっ
ている。
ローラ間の通信は、暗号化通信であり、しかも、シリア
ル転送の規格部材を適用しながら、その転送速度を規格
のものから変えているので、通信時での安全性も確保さ
れている。
ータ)の操作によって、複数の台鍵ユニットのロック・
アンロック状態を一括して変更できるので、操作性が高
いものとなっている。
電源が供給されていない状態でも、開放検出センサなど
を機能させるようにしているので、主電源が供給されて
いない状態での不正をも監視できる。上述のように、営
業時間外だけでなく、工場から遊技場への搬送時の不正
をも監視することができる。
さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げるこ
とができる。
トの個数などは、上記実施形態のものに限定されない。
例えば、1個のコントローラが複数の島の台鍵ユニット
を制御するものであっても良く、また、島を3分割、4
分割、…分割したり場合の1分割区画を制御するもので
あっても良い。
として機能するようにし、台鍵ユニット3の状態変更や
確認は全て、上位コンピュータ5が制御するようにして
も良い。特許請求の範囲におけるユニット制御装置は、
このような場合をも含めたものである。
電子ロック機構の状態を変更できるだけでなく、扉体の
開放や閉成そのものをも制御できるものであっても良
い。例えば、弾性部材に駆動力を与えて実際に開放、閉
成させるものであっても良い。
象が遊技機に設けられている台鍵ユニットであったが、
他の機器に設けた鍵ユニットであっても良い。例えば、
プリペイドカード発行装置に、上記実施形態のような鍵
ユニットを設け、その電子ロック機構をコントローラか
ら制御するようにしても良い。
は、従業員(操作者)のその状態切替を求める操作時に
送出するものを示したが、自動的に、所定条件下で自動
的に送出するようにしても良い。例えば、島鍵コントロ
ーラ2に主電源オンオフキーを設けた場合には、そのキ
ーのオフ操作がなされたときに、全ての台鍵ユニット3
のロック状態への指令を送出するようにしても良い。
態への切替操作とで、従業員確認条件を変更するように
しても良い。例えば、ロック状態への切替時には暗証番
号だけの確認し、アンロック状態への切替時には暗証番
号及び指紋での確認に示すようにても良い。
他の方法であっても良く、また、他の方法を追加しても
良い。例えば、従業員カードを利用するようにししても
良い。また、指紋識別装置以外の個体識別装置(例えば
声紋識別装置)などを利用しても良い。
ロック制御する構成は、その遊技機の外部に設けられて
いても良い。例えば、図11の概略図(側方から見たイ
メージ図)に示すように、遊技機150が取り付けられ
る設備151自体に電磁ソレノイド152を設け、電磁
ソレノイド152の軸部材153の突出時に、遊技機1
50の扉体の開放を阻止し、電磁ソレノイド152の軸
部材153の退動時に、遊技機150の扉体の開放を許
容するようなものであっても良い。
通信回線は、無線回線であっても良い。
機の場合を示したが、スロットマシンなどの他の遊技機
であっても良いことは勿論である。
ニットコントローラ及び遊技場鍵システムによれば、遊
技関連機器の扉体の開閉に対する監視機能が高く、しか
も、必要に応じて、開閉操作を容易化することができ
る。
ブロック図である。
ットとの設置位置例の説明図である。
示す概略斜視図である。
ロック図である。
る。
すブロック図である。
である。
の処理を示すフローチャートである。
態変更動作を示すシーケンス図である。
すシーケンス図である。
図である。
ト(鍵ユニット)。
Claims (10)
- 【請求項1】 遊技関連機器に設けられている鍵ユニッ
トにおいて、 電子ロック機構と、 通信回線を介して、ユニットコントローラから状態変更
指令が与えられたときにのみ、上記電子ロック機構の状
態を変更する状態変更手段とを備えたことを特徴とする
鍵ユニット。 - 【請求項2】 上記状態変更指令には、当該鍵ユニット
にユニークな暗証鍵番号が含まれ、上記状態変更手段
は、記憶している暗証鍵番号と一致することを条件とし
て、上記電子ロック機構の状態を変更することを特徴と
する請求項1に記載の鍵ユニット。 - 【請求項3】 2次電池と、遊技関連機器の扉体や上記
電子ロック機構に対する過去及び現在の状態や異常など
を管理する状態情報管理手段を有し、上記状態情報管理
手段は、主電源が供給されていないときにも、上記2次
電池によって動作し得るものであることを特徴とする請
求項1又は2に記載の鍵ユニット。 - 【請求項4】 ユニットコントローラの要求に応じ、上
記状態情報管理手段が管理情報を返信することを特徴と
する請求項3に記載の鍵ユニット。 - 【請求項5】 電子ロック機構を有する複数の鍵ユニッ
トに通信回線を介して接続しているユニットコントロー
ラであって、 上記各鍵ユニットの電子ロック機構の状態変更指令を送
信する状態変更指令発生手段を有することを特徴とする
ユニットコントローラ。 - 【請求項6】 上記状態変更指令発生手段は、上記各鍵
ユニット毎にユニークな暗証鍵番号を内部記憶してお
り、上記状態変更指令に、暗証鍵番号を含めて送信する
ことを特徴とする請求項5に記載のユニットコントロー
ラ。 - 【請求項7】 上記暗証鍵番号を発生する暗証鍵番号発
生手段と、その暗証鍵番号を上記鍵ユニットに設定させ
る暗証鍵設定手段とを有することを特徴とする請求項6
に記載のユニットコントローラ。 - 【請求項8】 上記各鍵ユニットに状態管理情報の送信
を要求する状態管理情報送信要求手段と、受信した状態
管理情報に基づき、不正の有無を判別する不正判別手段
と、受信した状態管理情報や不正の有無などを出力する
ユニット情報出力手段とを有することを特徴とする請求
項5〜7のいずれかに記載のユニットコントローラ。 - 【請求項9】 操作入力手段と、当該ユニットコントロ
ーラに対する操作者を識別し、許可された操作者の操作
だけを受け入れる操作者限定手段とを有することを特徴
とする請求項5〜8のいずれかに記載のユニットコント
ローラ。 - 【請求項10】 請求項1〜4のいずれかに記載の複数
の鍵ユニットと、請求項5〜9のいずれかに記載のユニ
ットコントローラとを通信回線を介して接続して構成さ
れていることを特徴とする遊技場鍵システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000332170A JP2002136743A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | 鍵ユニット、ユニットコントローラ及び遊技場鍵システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000332170A JP2002136743A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | 鍵ユニット、ユニットコントローラ及び遊技場鍵システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002136743A true JP2002136743A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18808405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000332170A Pending JP2002136743A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | 鍵ユニット、ユニットコントローラ及び遊技場鍵システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002136743A (ja) |
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