JP2003019329A - 遊技設備のロックシステム - Google Patents
遊技設備のロックシステムInfo
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Abstract
とで、その扉の不正な開閉を防止・排除する。 【解決手段】 遊技設備2a,2b,2c,2d…の扉
毎に設けられたロック手段28と、そのロック解除を要
求するための鍵体4a,4b,4c…と、ロック解除要
求に係る鍵体4a,4b,4c…が記憶しているコード
情報がこれとは別に予め記憶保持しているコード情報と
一致すれば、そのロック解除要求の対象となるロック手
段28に対してロック解除を指示する制御手段5とを備
えた遊技設備のロックシステムにおいて、鍵体4a,4
b,4c…が記憶しているコード情報と制御手段5が記
憶保持しているコード情報とを定期的に更新するコード
更新手段52と設ける。
Description
の遊技場にて用いて好適な遊技設備のロックシステムに
関する。
は、パチンコ機やパチスロ機等の遊技機、パチンコ玉や
メダル等の遊技媒体を遊技者に貸し出すための台間媒体
貸出機、遊技媒体の数を自動的に計数する媒体計数機等
といった各種遊技設備が設置されているが、これらの遊
技設備は、通常、開閉可能な扉を備えている。例えば、
パチンコ機やパチスロ機等の遊技機では、その前面パネ
ルが扉として開閉する。そして、その扉が開状態になる
ことで、遊技設備におけるエラー状態の解除や遊技入賞
率の段階設定等といった作業が行えるようになる。ただ
し、扉の開閉は、不正行為を防止するためにも、特定の
者(遊技場の店員等)のみが行い得るようにする必要が
ある。そのために、遊技設備の扉には、通常、閉状態で
ロック可能となるように鍵機構が設けられる。鍵機構と
しては、従来、機械式の鍵によるもの、すなわち形状
(例えば溝形状)に特徴のある鍵の回転動作にシンクロ
してロックまたはそのロック状態の解除を行う、といっ
たものが多く用いられている。また、近年では、扉の開
閉履歴を管理することを目的として、いわゆる電子鍵を
用いたものも提案されている(例えば、特開平8−15
5123号公報参照)。
た従来における遊技設備のロックシステムでは、機械式
の鍵または電子鍵に拘わらず、その鍵さえあればいつで
も遊技設備の扉が開いてしまうため、必ずしも不正行為
を防止する上で好適であるとは言い切れない。例えば、
正当な権限を有しない者が不正に鍵を入手した場合に
は、その鍵を用いて、例えば深夜等の営業時間外に、遊
技設備の扉を開けることが可能になってしまう。また、
不正行為は、遊技場の外部の人間だけではなく、店員等
の内部の人間の協力による場合も見受けられる。このよ
うな不正行為により扉が開けられると、遊技設備内部の
違法改造等により、本来は払うべきではない遊技媒体を
払い出してしまう可能性があり、遊技場にとって営業上
での大きな損失につながるおそれがある。このことか
ら、遊技設備の扉については、不正な開閉を防止・排除
することが望まれている。
して、エンジン始動キーに電子鍵を用い、エンジン始動
操作の都度、電子鍵のコード情報を書き換えて、他の電
子鍵ではエンジン始動しないようにすることで、セキュ
リティの向上を図ったものが知られている。ただし、か
かる技術では、自動車とその鍵の所有者が概ね同一であ
り、同時に複数人が複数の鍵を併用することはないクロ
ーズした環境であれば非常に有効であるが、パチンコホ
ール等の遊技場のように、複数台からなる遊技設備を、
同一の鍵で管理したり、複数人の店員で管理しているよ
うな場合には、一人の店員が行った特定の遊技設備の鍵
の開錠に伴って電子鍵のコード情報が書き換えられてし
まうと、他の店員がその遊技設備の開錠をすることがで
きなくなってしまい、また当該一人の店員もその他の遊
技設備を開錠することができなくなってしまう、という
問題点が生じてしまう。
備が設置されていることが多く、またこれらの遊技設備
を複数の店員等が管理することが一般的であり、遊技設
備の扉を開閉するための鍵の管理者(持ち主)が複数人
に及ぶといった特殊性があることから、遊技設備の扉の
不正開閉を防止・排除する上では、この点も考慮しなけ
れば、遊技場の運営等に支障が生じてしまうことが考え
られる。
備の特殊性を考慮しつつ、その遊技設備の扉のセキュリ
ティを向上させることで、その扉の不正な開閉を防止・
排除することのできる、遊技設備のロックシステムを提
供することを目的とする。
成するために案出された遊技設備のロックシステムで、
遊技設備の開閉可能な扉毎に設けられ当該扉を閉状態で
ロックするロック手段と、前記ロック手段によるロック
の解除を要求するための複数の鍵体と、前記複数の鍵体
のそれぞれに設けられたコード情報の記憶手段と、前記
ロック手段のロック解除を許可するコード情報を複数記
憶し得る情報管理手段と、前記鍵体を用いたロック解除
要求があると、当該鍵体が有する記憶手段内のコード情
報が前記情報管理手段内の少なくとも一のコード情報と
関連付けられていることを条件に、前記ロック解除要求
の対象となるロック手段に対してロックの解除を指示す
る制御手段と、前記記憶手段内のコード情報とこれに対
応する前記情報管理手段内のコード情報とを定期的に更
新するコード更新手段とを備えることを特徴とするもの
である。
れば、鍵体が有する記憶手段内のコード情報と、これに
対応する情報管理手段内のコード情報とは、それぞれコ
ード更新手段によって定期的に更新される。つまり、記
憶手段内のコード情報がコード更新手段によって定期的
に更新されない鍵体については、情報管理手段内のいず
れのコード情報とも関連付けられなくなるので、正規の
鍵とはみなされず、ロック手段のロックを解除すること
ができない。したがって、例えば正当な権限を有しない
者が不正に鍵体を入手しても、その鍵体についてはコー
ド情報の更新が行われなくなるので、遊技設備の扉を開
けることができない。
ムによれば、情報管理手段内には、複数のコード情報を
記憶し得るので、複数の鍵体が存在しても、それぞれの
鍵体の記憶手段内には異なるコード情報を格納すること
が可能となる。つまり、例えば鍵体の持ち主が複数に及
んでも、それぞれの鍵体は互いに異なる鍵として機能す
るが(コード情報が異なるため)、いずれの鍵体でもコ
ード情報がコード更新手段によって更新されていれば正
規の鍵とみなされロック手段のロックを解除することが
可能となる。
テムによれば、例えばネットワークを介して鍵体のコー
ド情報と情報管理手段内のコード情報との認証を行うよ
うにすれば、遊技設備が単独で存在している場合、例え
ば流通経路においては、鍵体を使用しても開錠できなく
するといったことを実現し得るようになる。しかも、ネ
ットワークが構築された遊技場においても、例えば閉店
時間後には、ネットワークシステムを不通にしたり、情
報管理手段のコード情報をアクセス不可としたり、コー
ド情報を消去したりすることにより、鍵体を使用しても
開錠することができなくすることが可能となる。
遊技設備のロックシステムについて説明する。なお、こ
こでは、遊技設備がパチスロ機である場合を例に挙げて
説明する。
ステムの概略構成の一例を示す説明図である。図例のよ
うに、本実施形態で説明するロックシステム1は、大別
すると、遊技設備の一種である複数のパチスロ機2a,
2b,2c,2d…と、これらパチスロ機2a,2b,
2c,2d…の稼働状態を総合的に管理するホールコン
ピュータ3と、遊技場の各店員等がそれぞれ個別に所持
する複数の鍵体4a,4b,4c…と、ホールコンピュ
ータ3とは別に各パチスロ機2a,2b,2c,2d…
と接続する制御コンピュータ5と、この制御コンピュー
タ5につながるコード設定器6と、ホールコンピュータ
3または制御コンピュータ5からの指示に従いつつ必要
に応じて印刷出力を行うプリンタ7と、から構成されて
いる。なお、ロックシステム1を構成するパチスロ機2
a,2b,2c,2d…および鍵体4a,4b,4c…
の数は、システム規模に応じて適宜設定すればよいが、
例えば20台のパチスロ機に対し5個の鍵体を設けると
いったことが考えられる。
c,2d…について説明する。図2は、パチスロ機の一
例の外観構成を示す斜視図である。図例のように、各パ
チスロ機2a,2b,2c,2d…は、いずれも、前面
パネル部20と、これを開閉自在に支持する箱型のキャ
ビネット部21とから構成される。つまり、パチスロ機
2a,2b,2c,2d…では、前面パネル部20が開
閉可能な扉として機能する。
3コマ分ずつ表示可能な図柄表示窓22と、この図柄表
示窓22の周囲に位置し各種情報の表示を行うための表
示部(各種ランプ、デジタル表示部、液晶画面または役
物装置等)23と、遊技媒体であるメダルを投入するた
めのメダル投入口24と、遊技者が操作する操作部(賭
数設定ボタン25a、スタートレバー25b、リール毎
に設けられたストップボタン25c等)と、メダルを排
出するためのメダル払い出し口26aと、そのメダルが
排出されるメダル受け皿26bと、が設けられている。
また、前面パネル部20の裏面側、すなわちキャビネッ
ト部21の内部には、外周面上に複数の図柄がプリント
された3個のリール、多数枚(例えば2000枚)のメ
ダルを貯留可能なホッパを持つメダル払い出し装置、パ
チスロ機全体の動作制御を行う制御基板(ただし、いず
れも不図示)等が設けられている。
2c,2d…では、遊技者によるメダル投入口24への
メダル投入、または既にメダルが投入されてクレジット
されている場合における賭数設定ボタン25aの押下の
後に、遊技者が遊技開始を要求するためスタートレバー
25bを操作すると、図柄表示窓を介して視認可能な3
個のリールを回転させて、図柄の可変表示を開始する。
また、スタートレバー25bの操作があると、遊技結果
決定の基になる内部抽選を行う。内部抽選とは、遊技の
結果をどうするか、すなわち遊技の当選役をどの当選役
にするかを、その遊技が終了するのに先立って、乱数発
生等を利用して内部で抽選することをいう。
押下すると、または図柄の可変表示を開始してから所定
時間が経過すると、パチスロ機2a,2b,2c,2d
…では、3個のリールをそれぞれ個別に停止させる。た
だし、各リールの停止時には、内部抽選の結果に沿うよ
うに、その停止タイミングを制御する、いわゆる引き込
み制御を行う。そして、全てのリールが止まると、一遊
技を終了するとともに、そのときの図柄表示窓の有効ラ
イン(メダル賭数に対応した入賞判定ライン)上に揃っ
た図柄の組み合わせを予め定められた「当選役」と比較
し、遊技の結果、すなわち入賞の有無を判定する。
「はずれ」と「再遊技」がある。また、「当たり」の例
としては、「小当たり(小役入賞)」と「中当たり(レ
ギュラーボーナス入賞)」と「大当たり(ビッグボーナ
ス入賞)」がある。遊技結果が当たりであると、メダル
払い出し口26aからは、遊技者に対し当選役に応じた
枚数のメダル払い戻しを行われる。また、レギュラーボ
ーナス入賞時およびビッグボーナス入賞時には、それ以
降遊技者にとって有利な特別遊技を所定条件が満了する
まで遊技者に行わせる。遊技結果が再遊技の場合には、
新たなメダル投入または賭数設定を要することなく、次
の一遊技を遊技者に行わせる。ただし、遊技結果がはず
れであると、遊技者に対して何らの遊技上の特典も与え
ない。
2c,2d…では、遊技媒体であるメダルの投入または
賭数の設定を条件に遊技者に遊技を行わせ、その遊技結
果に応じて遊技媒体であるメダルを払い戻すようになっ
ている。このときの遊技入賞率の段階設定は、キャビネ
ット部21内に設けられたスイッチ等の操作によって、
可変することが可能である。また、遊技結果に応じて払
い戻すメダルは、キャビネット部21内のホッパに予め
貯留されている。これらのことから、前面パネル部20
は、不正行為を防止するためにも、その開閉を特定の者
(遊技場の店員等)のみが行い得るようにする必要があ
る。
ロ機2a,2b,2c,2d…には、ドアスイッチ27
と、電動式ロック28と、コード授受部29とが、それ
ぞれ設けられている。
20の開閉に応じて接点がON/OFFするマイクロス
イッチからなるもので、前面パネル部20が開状態また
は閉状態にあることを電気的に検知するものである。な
お、ドアスイッチ27は、他の技術(例えば光電センサ
や近接スイッチ等)を用いて構成したものであってもよ
いことはいうまでもない。
ネル部20をロックするとともに、後述する制御コンピ
ュータ5からの指示に従ってそのロック状態を解除する
ものである。具体的には、電磁コイルへの通電により動
作するソレノイドを用いて構成することが考えられる。
ただし、電動式ロック28は、前面パネル部20のロッ
ク状態と非ロック状態とを電気的に切り替え可能なもの
であれば、モータ等の他の駆動源を用いて構成したもの
であってもよい。
に、鍵体4a,4b,4c…との間でコード情報を授受
するためのものである。図3は、コード授受部の一具体
例の概要を示す説明図である。図例のように、コード授
受部29は、小型通信器であるトランスポンダ41aを
内蔵した鍵体4a,4b,4c…のキー部41が近接す
ると、そのコード授受部29が有するアンテナ部分29
aを介して、そのトランスポンダ41aとの間で、無線
通信による電源供給およびコード情報の授受を行うよう
に構成することが考えられる。
を示す説明図である。図例のように、コード授受部29
は、磁気カードからなる鍵体4a,4b,4c…のキー
部41が、そのコード授受部29が有するカードスロッ
ト29bに挿入されると、そのキー部41に磁気記録さ
れたコード情報を読み取って、その内容を制御コンピュ
ータ5へ通知するとともに、制御コンピュータ5からコ
ード情報を鍵体4a,4b,4c…に磁気記録させるも
のであってもよい。
b,2c,2d…コード授受部29との間でコード情報
の授受を行うことが可能な鍵体4a,4b,4c…につ
いて説明する。鍵体4a,4b,4c…は、必要に応じ
て各パチスロ機2a,2b,2c,2d…の前面パネル
部20のロック状態を解除してその前面パネル部20開
閉を行い得るようにするために、遊技場の各店員等がそ
れぞれ個別に所持しているものである。ただし、各鍵体
4a,4b,4c…は、図1に示すように、いずれも
が、キー部41と、タグ部42とから構成されている。
ための鍵として機能するもので、例えば、図3に示すよ
うなトランスポンダ41aを内蔵した鍵状のもの、また
は図4に示すような磁気カード状のものである。いずれ
の場合であっても、キー部41は、複数桁(例えば6
桁)の数字列等からなるコード情報を記録保持する機能
を有している。このキー部41が記録保持するコード情
報を、以下「コードA」と呼ぶ。コードAは、キー部4
1内に不揮発的に記録保持されるものであるが、上述し
たコード授受部29または後述するコード設定器6との
間のコード情報の授受を通じて、更新(新たな書き込
み、書き換えまたは消去)することが可能である。な
お、鍵体4a,4b,4c…が異なれば、それぞれのキ
ー部41が記録保持するコードAもそれぞれ異なるもの
(例えば、コードA−1,コードA−2,コードA−3
…)となり得る。
し可能な状態でそのキー部41に付されるタグ状のもの
である。そして、キー部41と同様に、複数桁(例えば
3桁)の数字列等からなるコード情報を記録保持する機
能を有しているとともに、そのコード情報をタグ部42
が付されているキー部41との間で無線または有線を介
して授受する機能を有している。このタグ部42が記録
保持するコード情報を、以下「コードB」と呼ぶ。コー
ドBは、タグ部42内に不揮発的に記録保持されるもの
であるが、各鍵体4a,4b,4c…の所持者である遊
技場の各店員等を識別するために用いられる点で、上述
したコードAとは異なる。すなわち、コードBは、各店
員等の識別情報をも兼ねているため、鍵体4a,4b,
4c…が異なれば、それぞれのタグ部42での記録保持
内容も必ず異なるもの(例えば、コードB−1,コード
B−2,コードB−3…)となる。このことから、タグ
部42は、各店員等との対応関係が固定された状態で、
その店員等が常に携行しているものとする。なお、コー
ドBは、コードAと同様に更新可能なものであってもよ
いし、コードAとは異なり常に固定されているものであ
っても構わない。
ける他の構成要素のうち、制御コンピュータ5およびコ
ード設定器6について説明する。
a,2b,2c,2d…に設けられたドアスイッチ2
7、電動式ロック28およびコード授受部29を一括管
理するために、各パチスロ機2a,2b,2c,2d…
に接続するネットワーク上に一つ設けられたものであ
る。さらに詳しくは、例えばキー部41のコード授受部
29への近接または挿入といった、鍵体4a,4b,4
c…を用いたロック解除要求があると、その鍵体に記録
保持されたコード情報(コードA+コードB)を、コー
ド授受部29を介して受け取って、その受け取ったコー
ド情報が予め記憶保持しているコード情報と一致するか
否かを判定し、一致すればロック解除要求のあったパチ
スロ機2a,2b,2c,2d…における電動式ロック
28に対して、ロック状態の解除を指示するものであ
る。
述した判定に必要となるコード情報(コードA+コード
B)を記録保持しておくための情報管理部51を備えて
いる。この情報管理部51は、制御コンピュータ5にお
けるメモリ機能を用いて実現されるものであるが、少な
くとも鍵体4a,4b,4c…の数に対応する数のコー
ド情報(コードA−1+B−1,コードA−2+B−
2,コードA−3+B−3…)を記録保持する分のメモ
リ領域が確保されているものとする。
な情報管理部51に記憶保持させるコード情報を決定す
るためのコード更新管理部52を備えている。コード更
新管理部52は、情報管理部51に対して、後述する所
定のタイミングで、コード情報の書き込み指示を与える
ものであるが、その書き込み指示に係るコード情報を抽
選により決定するようになっている。この抽選による決
定は、例えば乱数発生器を用いてランダムな数字列等を
発生させることによって行えばよい。また、コード更新
管理部52では、情報管理部51に対してのみならず、
各パチスロ機2a,2b,2c,2d…のコード授受部
29およびコード設定器6に対しても、コード情報の書
き込み指示を与えるようになっている。
付随して設けられたもので、パチスロ機2a,2b,2
c,2d…におけるコード授受部29と略同一の仕組み
によって、鍵体4a,4b,4c…との間でコード情報
の授受を行うものである。これにより、コード設定器6
では、制御コンピュータ5のコード更新管理部52から
コード情報の書き込み指示があると、その書き込み指示
に係るコード情報を鍵体4a,4b,4c…へ送信して
記憶保持させるようになっている。
テム1における処理動作例について説明する。
スロ機2a,2b,2c,2d…の工場出荷段階におい
ては、鍵体4a,4b,4c…にはコード情報が一切記
憶保持されていないものとする。また、この段階では、
制御コンピュータ5の情報管理部51にも、コード情報
が記憶保持されていない。しかも、各パチスロ機2a,
2b,2c,2d…は、制御コンピュータ5と接続され
ていない。したがって、ロックシステム1の未稼働時に
は、鍵体4a,4b,4c…を用いても、パチスロ機2
a,2b,2c,2d…と制御コンピュータ5との接続
が確立されておらず、コード情報の認証を行うことがで
きないので、パチスロ機2a,2b,2c,2d…の前
面パネル部20を開けることはできない。これにより、
パチスロ機2a,2b,2c,2d…が単体の場合、例
えば遊技場にパチスロ機2a,2b,2c,2d…を設
置する前の流通段階においては、そのパチスロ機2a,
2b,2c,2d…に対する不正行為を有効に防止し得
るようになる。
a,4b,4c…の全てについて、コード設定器6を用
いたコード情報の登録を行う。これにより、各鍵体4
a,4b,4c…には、コード情報が記憶保持されるこ
とになる。このときに各鍵体4a,4b,4c…が記憶
保持するコード情報は、制御コンピュータ5のコード更
新管理部52が各鍵体4a,4b,4c…毎に抽選によ
り決定するものであるため、各鍵体4a,4b,4c…
毎に異なり(ただし同一であっても構わない)、また事
前に明らかとなるものではない。
b,4c…へのコード情報の登録は、ロックシステム1
の稼働開始時に行う。ここでいう稼働開始時とは、シス
テム構築後における最初の稼働開始時の他に、少なくと
も遊技場の各営業日における営業開始前の時点を含むも
のとする。また、営業開始前の時点だけではなく、その
他定期的なタイミングの時点(例えば、遊技場店員の昼
休憩後の時点や夕休憩後の時点等)を含むようにしても
よい。
抽選により決定したコード情報は、鍵体4a,4b,4
c…への登録と同時に、制御コンピュータ5の情報管理
部51内にも登録される。つまり、情報管理部51内に
は、常に、鍵体4a,4b,4c…へ正規に登録された
コード情報と同一内容が記憶保持されていることにな
る。
えば鍵体4aを所持している遊技場の店員が、パチスロ
機2aの前面パネル部20を開けようとする場合を例に
挙げると、この場合、その店員は、所持している鍵体4
aのキー部41を、パチスロ機2aが有するコード授受
部29に近接または挿入して、そのパチスロ機2aが有
する電動式ロック28のロック状態の解除を要求する。
このような鍵体4aを用いたロック解除要求があると、
コード授受部29は、近接または挿入されたキー部41
およびこれにつながっているタグ部42より、コードA
およびコードBからなるコード情報を読み出して、その
コード情報を制御コンピュータ5へ通知する。
れたコードAおよびコードBからなるコード情報を、情
報管理部51内に記憶保持されているコード情報と比較
し、通知されたコード情報が情報管理部51内のいずれ
かのコード情報と一致するか否かを判定する。このと
き、制御コンピュータ5は、コードAおよびコードBの
いずれもが一致した場合にのみ、互いのコード情報と一
致すると判定する。
るものが、キー部41のみを入手して前面パネル部20
を開けようとしても、キー部41のみではコード情報が
一致したとはみなされず、前面パネル部20を開けるこ
とができない。また、遊技場の店員が他の店員とキー部
41を交換して所持しているような場合にも、コードA
とコードBとが揃って一致することがなくなるので、前
面パネル部20を開けることができない。つまり、店員
等の内部の人間の協力による不正行為についても、有効
に防止し得るといえる。
れば、各鍵体4a,4b,4c…内へコード情報の登録
時に合わせて情報管理部51内にも同一内容が登録され
ているので、コードAとコードBとが揃って互い一致す
るはずである。このことから、制御コンピュータ5は、
互いのコード情報が一致すると判定した場合には、ロッ
ク解除要求のあったパチスロ機2aが有する電動式ロッ
ク28に対して、ロック状態の解除を指示する。
部20は、ロック状態が解除されるので、開けることが
可能になる。そして、ロック解除を要求した店員は、そ
のパチスロ機2aに対して、メダルの補充、エラー状態
の解除、遊技入賞率の段階設定等といった作業が行える
ようになる。
とは、パチスロ機2aが有するドアスイッチ27によっ
て検知される。したがって、制御コンピュータ5では、
ドアスイッチ27による検知結果を監視することによっ
て、例えば電動式ロック28に対するロック状態の解除
を指示していないにも拘わらず、ドアスイッチ27が前
面パネル部20の開状態を検知した場合には、前面パネ
ル部20が不正に開けられたとみなし警報出力を行う、
といったことが可能になる。さらには、ドアスイッチ2
7による検知結果およびコード授受部29から通知され
るコード情報を基にすれば、前面パネル部20の正当開
閉か不正開閉かを差別認識するのに加えて、正当開閉の
場合であっても、開錠者(コードBの内容)、開閉時
間、開閉回数、開閉頻度の高い設備や時間帯等の情報を
リアルタイムで認識することができるので、パチスロ機
2a,2b,2c,2d…の管理運用に非常に有用であ
るとともに、例えば不正による異常な出玉発生等につい
ても早期に発見し得ることが期待できる。
て、その前面パネル部20が電動式ロック28によって
ロック状態にされる。ただし、このとき、すなわち電動
式ロック28によるロック状態が解除されてからキー部
41がコード授受部29から離遠または抜去されるまで
に間に、制御コンピュータ5は、鍵体4a内のコード情
報およびこれに対応する情報管理部51内のコード情報
に対する書き換えを行う。
換えについては、前面パネル部20が開けられたパチス
ロ機2aが有するコード授受部29に対して、制御コン
ピュータ5がコード情報の書き換え指示および書き換え
るべき新たなコード情報を与えることによって行う。こ
の新たなコード情報も、コード更新管理部52が抽選に
より決定する。なお、このときは、書き換えるべきコー
ド情報のうち、コードAの部分のみを更新するようにし
てもよいし、コードAとコードBの両方の部分を更新す
るようにしてもよい。
き換えは、コード情報が書き換えられる鍵体4aに対応
するものについてのみ行われ、情報管理部51内におけ
る他のコード情報については行われない。したがって、
鍵体4a内のコード情報がコードAの部分のみ更新され
た場合には、情報管理部51内のコード情報もコードA
の部分のみが更新される。
クシステム1の稼働開始時だけではなく、鍵体4aを用
いたロック解除要求がある都度、そのロック解除要求に
応じたロック解除後に、その鍵体4a内のコード情報と
これに対応する情報管理部51内のコード情報とを同時
に書き換える。この書き換えは、どのパチスロ機2a,
2b,2c,2d…においても、かつ、どの鍵体4a,
4b,4c…についても、パチスロ機2a,2b,2
c,2d…と鍵体4a,4b,4c…との組み合わせ等
に関わりなく、前面パネル部20が開状態になると、そ
の開閉に用いられた鍵体4a,4b,4c…に対して行
われる。つまり、一度前面パネル部20を開けるのに用
いた鍵体4a,4b,4c…については、その鍵体4
a,4b,4c…内のコード情報が継続して使用される
ことがなく、前面パネル部20を開ける度にコード情報
が書き換えられることになる。したがって、同一のコー
ド情報が継続して使用されることがないことから、コー
ド情報に基づいてロックの解除/非解除を行う、いわゆ
る電子錠を用いた場合であっても、そのセキュリティを
向上させ得るようになる。
営業終了後の時点のような、ロックシステム1の稼働終
了時には、制御コンピュータ5がコード情報の消去を行
う。すなわち、制御コンピュータ5では、例えばホール
コンピュータ3から稼働終了する旨の通知があると、情
報管理部51に記憶保持されている全てのコード情報
を、その情報管理部51内から消去する。これに合わせ
て、遊技場の各店員が所持している鍵体4a,4b,4
c…についても、コード設定器6により、コード情報の
消去を行うことが望ましい。
の全コード情報を消去しておけば、例えば深夜等の遊技
場の営業時間外については、各パチスロ機2a,2b,
2c,2d…の電動式ロック28がロック解除状態にな
ることがないので、不正な前面パネル部20の開閉を防
止する上で非常に好適なものとなる。
テム1の稼働終了時に、情報管理部51内の全コード情
報を消去するのではなく、情報管理部51内へのアクセ
スを不可にするようにしてもよい。この場合であって
も、コード情報の認証を行うことができなくなるので、
遊技場の営業時間外における不正な前面パネル部20の
開閉を防止する上で非常に有効である。
クシステム1では、各鍵体4a,4b,4c…が記憶保
持しているコード情報と、これに対応する情報管理部5
1内のコード情報とが、例えばシステム稼働開始時、鍵
体4a,4b,4c…を用いたロック解除要求がある都
度、またはシステム稼働終了時といったように、それぞ
れ定期的に更新されるようになっている。したがって、
例えば正当な権限を有しない者が不正に鍵体を入手して
も、その鍵体についてはコード情報の更新が行われなく
なるので、パチスロ機2a,2b,2c,2d…の前面
パネル部20を開けることができない。つまり、コード
情報の定期的な更新によって、前面パネル部20の開閉
に関するセキュリティを向上させることができる。
複数人に及ぶといった特殊性がある場合でも、ロック解
除/非解除をコード情報の一致/不一致によって管理し
ているので、コード情報が定期的に更新されている正規
の鍵体4a,4b,4c…であれば、それぞれの鍵体4
a,4b,4c…におけるコード情報が異なっているに
も拘わらず、どの鍵体4a,4b,4c…によっても、
各パチスロ機2a,2b,2c,2d…の前面パネル部
20を全て同様に開けることが可能となる。つまり、前
面パネル部20の開閉に関するセキュリティを向上させ
つつ、多数のパチスロ機2a,2b,2c,2d…を複
数の店員が管理するといった遊技場の特殊性を考慮した
ものとなるので、遊技場の運営等に支障が生じることな
く、各パチスロ機2a,2b,2c,2d…の前面パネ
ル部20の不正開閉を有効に防止・排除し得るようにな
る。
ド構成が全く同一であっても、それぞれが記憶保持する
コード情報が異なっていれば、それぞれが異なる鍵とし
て機能することになる。このことは、例えばパチスロ機
の機種が代わっても、鍵体4a,4b,4c…側では、
コード情報を更新するだけでその機種変更に対応可能で
あることを意味している。したがって、本実施形態のロ
ックシステム1は、流行に左右されやすく機種の入れ換
えが頻繁にあるといったパチスロ機に適用して特に有効
なものであり、機種変更時のイニシャルコスト軽減等に
寄与し得るようになる。
は、コード情報の更新を、例えばシステム稼働開始時お
よびシステム稼働終了時といったタイミングで行うの
で、特に深夜等の遊技場の営業時間外における不正行為
を防止する上で非常に有効である。さらには、鍵体4
a,4b,4c…を用いたロック解除要求がある都度、
そのロック解除要求に用いられた鍵体4a,4b,4c
…について、コード情報の更新を行うので、不正にコー
ド情報を解析すること等が容易に行えず、より一層のセ
キュリティ向上に寄与することになる。
は、コード情報の更新にあたって、そのコード情報をコ
ード更新管理部52が抽選により決定するようになって
いる。つまり、コード情報は、人為的に決定されるもの
ではなく、コード更新管理部52によってランダムに決
定される。そのため、鍵体4a,4b,4c…の所持者
である遊技場の店員等であっても、コード情報の内容を
知ることがないので、この点からもセキュリティの向上
が期待できる。
は、ネットワーク上に設けられた制御コンピュータ5が
各パチスロ機2a,2b,2c,2d…における前面パ
ネル部20の開閉を一括管理するようになっている。し
たがって、複数のパチスロ機2a,2b,2c,2d…
が存在する場合に、これらにおける前面パネル部20の
開閉を正規なものであればどの鍵体4a,4b,4c…
によっても行い得るようにすることが実現可能であるの
に加えて、不正開閉の有無やその開閉時間等を認識する
ことも容易となるので、複数のパチスロ機2a,2b,
2c,2d…の管理運用に非常に有用なものとなる。
は、各鍵体4a,4b,4c…がキー部41およびタグ
部42からなり、それぞれがコード情報を分割して格納
しているとともに、その分割されたコード情報であるコ
ードAおよびコードBのいずれもが一致した場合にの
み、前面パネル部20のロックが解除されるようになっ
ている。したがって、キー部41とタグ部42とが組み
合わされた状態(無線または有線で接続された状態)で
しか、ロック解除を要求しても、前面パネル部20を開
けることができないので、この点においてもより一層の
セキュリティ向上が期待できる。
2b,2c,2d…における前面パネル部20の開閉に
ついて本発明を適用した場合を例に挙げて説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例
えばパチンコ機に代表される他の遊技機、台間媒体貸出
機、媒体計数機等といった遊技設備における扉の開閉に
ついても、全く同様に本発明を適用することができる。
また、これらの遊技設備が混在するロックシステムを構
築することも考えられる。
4c…に登録されたコード情報が情報管理部51内のい
ずれかのコード情報と一致すれば、制御コンピュータ5
がロック解除を許可する場合を例に挙げたが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、鍵体4a,4
b,4c…に登録されたコード情報が情報管理部51内
の少なくとも一のコード情報と関連付けられていること
を条件に、制御コンピュータ5がロック解除を許可する
ことも考えられる。これは、一方のコード情報が符号化
されていることもあり得るからである。
4c…を用いたロック解除要求があると、その鍵体4
a,4b,4c…に登録されたコード情報を制御コンピ
ュータ5へ送出して、そのコード情報の認証を行う場合
について説明したが、予め各パチスロ機2a,2b,2
c,2d…のそれぞれに固有のコード情報(以下「遊技
設備コード情報」という)が付与されていれば、鍵体4
a,4b,4c…のコード情報と併せて、ロック解除要
求のあったパチスロ機2a,2b,2c,2d…におけ
る遊技設備コード情報を、制御コンピュータ5へ送出す
ることも考えられる。このようにすれば、制御コンピュ
ータ5では、どの遊技設備においてロック解除要求があ
ったのかも分かるので、より一層のセキュリティ向上を
図る上で非常に好適となる。
くともロック解除を許可したコード情報については、こ
れを記憶保持しておくとともに、必要に応じて(例え
ば、ロックシステム1の管理者からの要求があると)、
記憶保持しているコード情報群を画像表示したり印刷出
力することで、そのコード情報群を閲覧可能にするよう
にしてもよい。このようにすれば、セキュリティを高く
保つのに加え、ロック解除の履歴を管理することが可能
となる。
技設備のロックシステムでは、いわゆる電子鍵のコード
情報を定期的に更新するので、遊技場における遊技設備
の扉のセキュリティを向上させることができ、これによ
りその扉の不正な開閉を防止・排除することが可能とな
る。しかも、セキュリティを向上させても、複数の鍵体
での扉の開閉が可能であるので、遊技場の運営等に支障
が生じてしまうこともない。
構成の一例を示す説明図である。
構成を示す斜視図である。
の一具体例の概要を示す説明図である。
の他の具体例の概要を示す説明図である。
ロ機、4a,4b,4c…鍵体、5…制御コンピュー
タ、6…コード設定器、20…前面パネル部、27…ド
アスイッチ、28…電動式ロック、29…コード授受
部、41…キー部、42…タグ部、51…情報管理部、
52…コード更新管理部
Claims (12)
- 【請求項1】 遊技設備の開閉可能な扉毎に設けられ当
該扉を閉状態でロックするロック手段と、 前記ロック手段によるロックの解除を要求するための複
数の鍵体と、 前記複数の鍵体のそれぞれに設けられたコード情報の記
憶手段と、 前記ロック手段のロック解除を許可するコード情報を複
数記憶し得る情報管理手段と、 前記鍵体を用いたロック解除要求があると、当該鍵体が
有する記憶手段内のコード情報が前記情報管理手段内の
少なくとも一のコード情報と関連付けられていることを
条件に、前記ロック解除要求の対象となるロック手段に
対してロックの解除を指示する制御手段と、 前記記憶手段内のコード情報とこれに対応する前記情報
管理手段内のコード情報とを定期的に更新するコード更
新手段とを備えることを特徴とする遊技設備のロックシ
ステム。 - 【請求項2】 前記コード更新手段は、前記鍵体を用い
たロック解除要求がある都度、当該ロック解除要求に応
じた前記ロック手段のロック解除後、当該ロック解除要
求に用いられた鍵体が有する記憶手段内のコード情報と
これに対応する前記情報管理手段内のコード情報とを同
時に書き換えることを特徴とする請求項1記載の遊技設
備のロックシステム。 - 【請求項3】 前記コード更新手段は、システム稼働開
始時に、前記複数の鍵体が有する各記憶手段内のコード
情報とこれに対応する前記情報管理手段内のコード情報
とを書き換えることを特徴とする請求項1または2記載
の遊技設備のロックシステム。 - 【請求項4】 前記コード更新手段は、コード情報の書
き換えにあたって、書き換え後のコード情報を抽選によ
り決定することを特徴とする請求項2または3記載の遊
技設備のロックシステム。 - 【請求項5】 前記コード更新手段は、システム稼働終
了時に、少なくとも前記情報管理手段内のコード情報を
消去することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
に記載の遊技設備のロックシステム。 - 【請求項6】 前記制御手段は、システム稼働終了時
に、前記情報管理手段内へのアクセスを不可にすること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技
設備のロックシステム。 - 【請求項7】 前記情報管理手段と前記記憶手段との少
なくとも一方は、システム未稼働時には、コード情報が
書き込まれていないことを特徴とする請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の遊技設備のロックシステム。 - 【請求項8】 前記制御手段は、複数の前記ロック手段
を一括管理するためのネットワーク上に設けられている
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の
遊技設備のロックシステム。 - 【請求項9】 前記鍵体は、キー部および当該キー部と
取り外し可能なタグ部とからなり、前記キー部および前
記タグ部のいずれにもコード情報を記憶するための記憶
手段が設けられるとともに、当該コード情報がそれぞれ
の記憶手段に分割して格納され、 前記制御手段は、前記それぞれの記憶手段に分割して格
納されたコード情報が合わせた状態で前記情報管理手段
内のコード情報と関連付けられていることを条件に、前
記ロック手段に対するロック解除を指示することを特徴
とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の遊技設備の
ロックシステム。 - 【請求項10】 前記鍵体は、前記キー部の記憶手段に
適宜書き換え可能なコード情報を格納し、前記タグ部の
記憶手段に当該鍵体の所持者を特定するための固定コー
ド情報を格納するものであることを特徴とする請求項8
記載の遊技設備のロックシステム。 - 【請求項11】 前記遊技設備は、固有の遊技設備コー
ド情報が付与されているとともに、前記鍵体を用いたロ
ック解除要求があると、当該鍵体が有する記憶手段内の
コード情報と併せて、前記遊技設備コード情報を前記制
御手段へ送出するように構成されていることを特徴とす
る請求項1〜10のいずれか1項に記載の遊技設備のロ
ックシステム。 - 【請求項12】 少なくとも前記制御手段がロック解除
を許可したコード情報を記憶しておくとともに、必要に
応じて記憶しているコード情報を閲覧可能にする履歴管
理手段を備えることを特徴とする請求項1〜11のいず
れか1項に記載の遊技設備のロックシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001206078A JP2003019329A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 遊技設備のロックシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001206078A JP2003019329A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 遊技設備のロックシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003019329A true JP2003019329A (ja) | 2003-01-21 |
Family
ID=19042269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001206078A Pending JP2003019329A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 遊技設備のロックシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003019329A (ja) |
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