JPH10201928A - 遊技機集中管理装置 - Google Patents
遊技機集中管理装置Info
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- JPH10201928A JPH10201928A JP925197A JP925197A JPH10201928A JP H10201928 A JPH10201928 A JP H10201928A JP 925197 A JP925197 A JP 925197A JP 925197 A JP925197 A JP 925197A JP H10201928 A JPH10201928 A JP H10201928A
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- glass door
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Abstract
(57)【要約】
【課題】釘調整など遊技機のガラス扉を開放して行う調
整作業を進めるに際し、調整の必要な遊技機を捜し出し
そのガラス扉を開くまでの前工程における人的作業量を
軽減することのできる遊技機集中管理装置を提供する。 【解決手段】管理装置本体部30の利益率集計手段32
は、各パチンコ機20から送られてくる入玉、出玉を示
すデータを基にして差玉数をそれぞれのパチンコ機20
について求め、抽出手段36は差玉数が所定の許容範囲
にないパチンコ機20をガラス扉を開いて釘調整すべき
遊技機として抽出する。開放指示送出手段38は、抽出
された各パチンコ機20に対しガラス扉の開放指示を送
出し、これを受けたパチンコ機20は、ソレノイド等を
利用した開放手段52により施錠を解除してガラス扉2
2を開放する。
整作業を進めるに際し、調整の必要な遊技機を捜し出し
そのガラス扉を開くまでの前工程における人的作業量を
軽減することのできる遊技機集中管理装置を提供する。 【解決手段】管理装置本体部30の利益率集計手段32
は、各パチンコ機20から送られてくる入玉、出玉を示
すデータを基にして差玉数をそれぞれのパチンコ機20
について求め、抽出手段36は差玉数が所定の許容範囲
にないパチンコ機20をガラス扉を開いて釘調整すべき
遊技機として抽出する。開放指示送出手段38は、抽出
された各パチンコ機20に対しガラス扉の開放指示を送
出し、これを受けたパチンコ機20は、ソレノイド等を
利用した開放手段52により施錠を解除してガラス扉2
2を開放する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス扉を開いて
遊技盤面の状態を調整する複数の遊技機を管理対象と
し、これらから送られてくるデータを基にして各遊技機
における利益の発生状態を管理する遊技機集中管理装置
に関する。
遊技盤面の状態を調整する複数の遊技機を管理対象と
し、これらから送られてくるデータを基にして各遊技機
における利益の発生状態を管理する遊技機集中管理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機集中管理装置としては、遊
技場に配置された複数のパチンコ機から送られてくる入
玉と出玉の個数を表したデータを基にして、営業終了時
に各遊技機ごとの差玉数を求め、それらを帳票として印
刷出力するものがある。
技場に配置された複数のパチンコ機から送られてくる入
玉と出玉の個数を表したデータを基にして、営業終了時
に各遊技機ごとの差玉数を求め、それらを帳票として印
刷出力するものがある。
【0003】遊技場の管理者は、帳票に記録された差玉
の値を参考にして釘調整すべきパチンコ機を選び出し、
その後、該当するパチンコ機の設置個所を遊技場内で探
し、さらに鍵を空けてそのパチンコ機のガラス扉を開放
した後、釘調整を行っていた。
の値を参考にして釘調整すべきパチンコ機を選び出し、
その後、該当するパチンコ機の設置個所を遊技場内で探
し、さらに鍵を空けてそのパチンコ機のガラス扉を開放
した後、釘調整を行っていた。
【0004】また、特公平6−30676号公報には、
印刷出力された帳票から釘調整すべきパチンコ機を選び
出す作業の軽減を図った遊技機集中管理装置が開示され
ている。この装置では、差玉数が所定の許容範囲にない
パチンコ機を遊技機集中管理装置自身で選び出し、それ
らのパチンコ機についてのみ差玉等の記録された帳票を
印刷出力するようになっている。
印刷出力された帳票から釘調整すべきパチンコ機を選び
出す作業の軽減を図った遊技機集中管理装置が開示され
ている。この装置では、差玉数が所定の許容範囲にない
パチンコ機を遊技機集中管理装置自身で選び出し、それ
らのパチンコ機についてのみ差玉等の記録された帳票を
印刷出力するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、釘調整すべきパチンコ機を指し示
す情報を帳票に印刷出力するだけなので、調整を行う担
当者は、遊技場内を歩き回り、パチンコ機前面上部等に
表示された識別番号と帳票に印刷された番号とを照らし
合わせるなどして釘調整すべきパチンコ機の設置場所を
捜し出さなければならなかった。
うな従来の技術では、釘調整すべきパチンコ機を指し示
す情報を帳票に印刷出力するだけなので、調整を行う担
当者は、遊技場内を歩き回り、パチンコ機前面上部等に
表示された識別番号と帳票に印刷された番号とを照らし
合わせるなどして釘調整すべきパチンコ機の設置場所を
捜し出さなければならなかった。
【0006】さらに、捜し出したパチンコ機のガラス扉
をその鍵を外して開放するという作業を要し、釘調整を
実際に行うまでに多くの労力を要し、また作業時間がか
かるという問題があった。
をその鍵を外して開放するという作業を要し、釘調整を
実際に行うまでに多くの労力を要し、また作業時間がか
かるという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、釘調整など遊技機の
ガラス扉を開放して行う調整作業を進めるに際し、調整
の必要な遊技機を捜し出しそのガラス扉を開くまでの工
程における人的作業量を軽減し、調整作業の迅速化を図
ることのできる遊技機集中管理装置を提供することを目
的としている。
問題点に着目してなされたもので、釘調整など遊技機の
ガラス扉を開放して行う調整作業を進めるに際し、調整
の必要な遊技機を捜し出しそのガラス扉を開くまでの工
程における人的作業量を軽減し、調整作業の迅速化を図
ることのできる遊技機集中管理装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]ガラス扉(22)を開いて遊技盤面の状態を調整
する複数の遊技機(20)を管理対象とし、これらから
送られてくるデータを基にして各遊技機(20)におけ
る利益の発生状態を管理する遊技機集中管理装置(1
0)において、各遊技機(20)から送られてくるデー
タを基にしてそれぞれの遊技機(20)における利益の
大きさを求める利益率集計手段(32)と、ガラス扉
(22)を開いて遊技盤面の状態を調整すべき遊技機
(20)を前記利益率集計手段(32)の求めた利益の
大きさに基づいて抽出する抽出手段(36)と、前記抽
出手段(36)によって抽出された各遊技機(20)に
ガラス扉(22)を開放する旨の開放指示を送出する開
放指示送出手段(38)とを備えた管理装置本体部(3
0)と、各遊技機(20)ごとに設けられ、前記管理装
置本体部(30)から前記開放指示を受けたとき、対応
する遊技機(20)のガラス扉(22)を開放する開放
手段(52、64)と、を具備することを特徴とする遊
技機集中管理装置(10)。
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]ガラス扉(22)を開いて遊技盤面の状態を調整
する複数の遊技機(20)を管理対象とし、これらから
送られてくるデータを基にして各遊技機(20)におけ
る利益の発生状態を管理する遊技機集中管理装置(1
0)において、各遊技機(20)から送られてくるデー
タを基にしてそれぞれの遊技機(20)における利益の
大きさを求める利益率集計手段(32)と、ガラス扉
(22)を開いて遊技盤面の状態を調整すべき遊技機
(20)を前記利益率集計手段(32)の求めた利益の
大きさに基づいて抽出する抽出手段(36)と、前記抽
出手段(36)によって抽出された各遊技機(20)に
ガラス扉(22)を開放する旨の開放指示を送出する開
放指示送出手段(38)とを備えた管理装置本体部(3
0)と、各遊技機(20)ごとに設けられ、前記管理装
置本体部(30)から前記開放指示を受けたとき、対応
する遊技機(20)のガラス扉(22)を開放する開放
手段(52、64)と、を具備することを特徴とする遊
技機集中管理装置(10)。
【0009】[2]前記管理装置本体部(30)は、遊
技場の営業が終了したとき営業時間内に収集したデータ
を基にして該当する遊技機(20)へガラス扉(22)
の開放指示を送出することを特徴とする[1]記載の遊
技機集中管理装置(10)。
技場の営業が終了したとき営業時間内に収集したデータ
を基にして該当する遊技機(20)へガラス扉(22)
の開放指示を送出することを特徴とする[1]記載の遊
技機集中管理装置(10)。
【0010】[3]前記利益率集計手段(32)は遊技
機(20)ごとの利益の大きさを複数日分記憶するため
の記憶手段(34)を備え、前記抽出手段(36)は遊
技盤面の状態を調整すべき遊技機(20)を前記記憶手
段(34)に記憶されている複数日分の利益の大きさに
基づいて抽出することを特徴とする[1]または[2]
記載の遊技機集中管理装置(10)。
機(20)ごとの利益の大きさを複数日分記憶するため
の記憶手段(34)を備え、前記抽出手段(36)は遊
技盤面の状態を調整すべき遊技機(20)を前記記憶手
段(34)に記憶されている複数日分の利益の大きさに
基づいて抽出することを特徴とする[1]または[2]
記載の遊技機集中管理装置(10)。
【0011】[4]前記遊技機(20)は入玉の個数と
出玉の個数を表したデータを送出するパチンコ機であ
り、前記利益率集計手段(32)は入玉の個数と出玉の
個数の差である差玉の個数を前記利益の大きさとして求
め、前記抽出手段(36)は差玉の個数が予め定めた許
容範囲にない遊技機(20)を遊技盤面の状態を調整す
べき遊技機(20)として抽出することを特徴とする
[1]、[2]または[3]記載の遊技機集中管理装置
(10)。
出玉の個数を表したデータを送出するパチンコ機であ
り、前記利益率集計手段(32)は入玉の個数と出玉の
個数の差である差玉の個数を前記利益の大きさとして求
め、前記抽出手段(36)は差玉の個数が予め定めた許
容範囲にない遊技機(20)を遊技盤面の状態を調整す
べき遊技機(20)として抽出することを特徴とする
[1]、[2]または[3]記載の遊技機集中管理装置
(10)。
【0012】[5]遊技盤面の状態を調整すべき旨を表
示するための表示ランプ(54)と、前記管理装置本体
部(30)から前記開放指示を受けた際に前記表示ラン
プ(54)を点灯させる点灯手段(62)と、ガラス扉
(22)の開閉を検知する検知手段(50)と、前記開
放手段(52、64)がガラス扉(22)を開放した後
前記検知手段(50)によって該ガラス扉(22)の閉
じたことが検知されたとき前記表示ランプ(54)を消
灯する消灯手段(62)とを各遊技機(20)ごとに設
けたことを特徴とする[1]、[2]、[3]または
[4]記載の遊技機集中管理装置(10)。
示するための表示ランプ(54)と、前記管理装置本体
部(30)から前記開放指示を受けた際に前記表示ラン
プ(54)を点灯させる点灯手段(62)と、ガラス扉
(22)の開閉を検知する検知手段(50)と、前記開
放手段(52、64)がガラス扉(22)を開放した後
前記検知手段(50)によって該ガラス扉(22)の閉
じたことが検知されたとき前記表示ランプ(54)を消
灯する消灯手段(62)とを各遊技機(20)ごとに設
けたことを特徴とする[1]、[2]、[3]または
[4]記載の遊技機集中管理装置(10)。
【0013】前記本発明は次のように作用する。管理装
置本体部(30)の有する利益率集計手段(32)は、
各遊技機(20)から送られてくるデータを基にしてそ
れぞれの遊技機(20)における利益の大きさを求め
る。抽出手段(36)は、ガラス扉(22)を開いて遊
技盤面の状態を調整すべき遊技機(20)を利益率集計
手段(32)の求めた利益の大きさに基づいて抽出す
る。
置本体部(30)の有する利益率集計手段(32)は、
各遊技機(20)から送られてくるデータを基にしてそ
れぞれの遊技機(20)における利益の大きさを求め
る。抽出手段(36)は、ガラス扉(22)を開いて遊
技盤面の状態を調整すべき遊技機(20)を利益率集計
手段(32)の求めた利益の大きさに基づいて抽出す
る。
【0014】たとえば、入玉の個数と出玉の個数を表し
たデータを送出するパチンコ機を管理対象とし、パチン
コ機から送られてくる入玉の個数と出玉の個数の差とし
ての差玉数を利益率集計手段(32)によって求め、差
玉の個数が予め定めた許容範囲にないものを釘調整等の
調整を要する遊技機(20)として抽出する。すなわ
ち、利益率が高く遊技客の損失が大き過ぎるものと、利
益率が限度を越えて低いものの双方を調整対象の遊技機
(20)として選び出す。
たデータを送出するパチンコ機を管理対象とし、パチン
コ機から送られてくる入玉の個数と出玉の個数の差とし
ての差玉数を利益率集計手段(32)によって求め、差
玉の個数が予め定めた許容範囲にないものを釘調整等の
調整を要する遊技機(20)として抽出する。すなわ
ち、利益率が高く遊技客の損失が大き過ぎるものと、利
益率が限度を越えて低いものの双方を調整対象の遊技機
(20)として選び出す。
【0015】開放指示送出手段(38)は、抽出手段
(36)によって抽出された各遊技機(20)に対しそ
のガラス扉(22)を開放する旨の開放指示を送出す
る。管理対象の遊技機(20)にそれぞれ設けられてい
る開放手段(52、64)は、管理装置本体部(30)
からの開放指示を受けたとき、対応するガラス扉(2
2)をその鍵を空けて開放する。
(36)によって抽出された各遊技機(20)に対しそ
のガラス扉(22)を開放する旨の開放指示を送出す
る。管理対象の遊技機(20)にそれぞれ設けられてい
る開放手段(52、64)は、管理装置本体部(30)
からの開放指示を受けたとき、対応するガラス扉(2
2)をその鍵を空けて開放する。
【0016】このように、調整すべき遊技機(20)を
遊技機集中管理装置(10)が自ら抽出し、さらに抽出
した遊技機(20)のガラス扉(22)を自動的に開放
するので、調整に入るまでの前作業での人的作業が軽減
され、調整作業を迅速に行うことができる。さらに、調
整の必要な遊技機(20)はそのガラス扉(22)が開
放されているので、担当者は調整すべき遊技機(20)
の設置個所を遊技場内において容易に見つけ出すことが
でき、調整作業をより迅速に進めることができる。
遊技機集中管理装置(10)が自ら抽出し、さらに抽出
した遊技機(20)のガラス扉(22)を自動的に開放
するので、調整に入るまでの前作業での人的作業が軽減
され、調整作業を迅速に行うことができる。さらに、調
整の必要な遊技機(20)はそのガラス扉(22)が開
放されているので、担当者は調整すべき遊技機(20)
の設置個所を遊技場内において容易に見つけ出すことが
でき、調整作業をより迅速に進めることができる。
【0017】また、遊技場の営業が終了したとき、営業
時間内に収集したデータを基にして該当する遊技機(2
0)へガラス扉(22)の開放指示を送出するようにす
る。これにより、調整を要する遊技機(20)のガラス
扉(22)が営業終了後、自動的に開放され、閉店後の
業務をより円滑に進めることができる。
時間内に収集したデータを基にして該当する遊技機(2
0)へガラス扉(22)の開放指示を送出するようにす
る。これにより、調整を要する遊技機(20)のガラス
扉(22)が営業終了後、自動的に開放され、閉店後の
業務をより円滑に進めることができる。
【0018】さらに、利益率集計手段(32)に記憶手
段(34)を設け、これに遊技機(20)ごとの利益の
大きさを複数日分記憶する。抽出手段(36)は、調整
すべき遊技機(20)を利益率集計手段(32)の有す
る記憶手段(34)が記憶している複数日分の利益の大
きさに基づいて、たとえば複数日分の利益の合計に基づ
いて抽出する。
段(34)を設け、これに遊技機(20)ごとの利益の
大きさを複数日分記憶する。抽出手段(36)は、調整
すべき遊技機(20)を利益率集計手段(32)の有す
る記憶手段(34)が記憶している複数日分の利益の大
きさに基づいて、たとえば複数日分の利益の合計に基づ
いて抽出する。
【0019】このように複数日の利益の大きさを基準に
して調整すべき遊技機(20)を抽出するので、1日単
位での利益の大きさにある程度の変動があっても調整の
必要な遊技機(20)を的確に選び出すことができる。
して調整すべき遊技機(20)を抽出するので、1日単
位での利益の大きさにある程度の変動があっても調整の
必要な遊技機(20)を的確に選び出すことができる。
【0020】また、各遊技機(20)ごとに表示ランプ
(54)を設けておき、管理装置本体部(30)から開
放指示を受けた際に点灯手段(62)によって表示ラン
プ(54)を点灯、あるいは点滅させる。これにより、
調整すべき遊技機(20)を遊技場内でより一層容易か
つ迅速に見つけ出すことができる。
(54)を設けておき、管理装置本体部(30)から開
放指示を受けた際に点灯手段(62)によって表示ラン
プ(54)を点灯、あるいは点滅させる。これにより、
調整すべき遊技機(20)を遊技場内でより一層容易か
つ迅速に見つけ出すことができる。
【0021】さらに、ガラス扉(22)の開閉を検知す
る検知手段(50)を設けておき、釘調整などが終了し
てガラス扉(22)の閉じられたことを検知したとき表
示ランプ(54)を消灯する。これにより、未だ調整の
終了していない遊技機(20)の表示ランプ(54)だ
けが点灯することとなり、担当者は次に調整すべき遊技
機(20)を迅速かつ容易に見つけることができる。ま
たすでに調整の済んだ遊技機(20)を再度調整してし
まうようなことを防止することができる。
る検知手段(50)を設けておき、釘調整などが終了し
てガラス扉(22)の閉じられたことを検知したとき表
示ランプ(54)を消灯する。これにより、未だ調整の
終了していない遊技機(20)の表示ランプ(54)だ
けが点灯することとなり、担当者は次に調整すべき遊技
機(20)を迅速かつ容易に見つけることができる。ま
たすでに調整の済んだ遊技機(20)を再度調整してし
まうようなことを防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を示
している。図2に示すように、遊技機集中管理装置10
の管理対象である遊技機はパチンコ機20である。遊技
場内には、複数台のパチンコ機20を並置した遊技機島
21が複数配設されている。遊技機集中管理装置10
は、遊技場の管理室等に配置される管理装置本体部30
と各パチンコ機20ごとに設けられる各種遊技機側装置
とから構成される。
施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を示
している。図2に示すように、遊技機集中管理装置10
の管理対象である遊技機はパチンコ機20である。遊技
場内には、複数台のパチンコ機20を並置した遊技機島
21が複数配設されている。遊技機集中管理装置10
は、遊技場の管理室等に配置される管理装置本体部30
と各パチンコ機20ごとに設けられる各種遊技機側装置
とから構成される。
【0023】図1は、遊技機集中管理装置10の構成を
表している。遊技機集中管理装置10のうち各パチンコ
機20ごとに設けられる遊技機側装置としては、パチン
コ機20の有するガラス扉22の開閉を検知する開閉検
知センサ50と、ガラス扉22を開放するか閉じた状態
で施錠するかをソレノイドによって切り替える開放手段
52と、パチンコ機20上部に設けられた表示ランプ5
4とがある。さらに、表示ランプ54の点滅制御、ガラ
ス扉22の開放制御等を行う遊技機側制御部60が各パ
チンコ機20の裏面に設けられている。
表している。遊技機集中管理装置10のうち各パチンコ
機20ごとに設けられる遊技機側装置としては、パチン
コ機20の有するガラス扉22の開閉を検知する開閉検
知センサ50と、ガラス扉22を開放するか閉じた状態
で施錠するかをソレノイドによって切り替える開放手段
52と、パチンコ機20上部に設けられた表示ランプ5
4とがある。さらに、表示ランプ54の点滅制御、ガラ
ス扉22の開放制御等を行う遊技機側制御部60が各パ
チンコ機20の裏面に設けられている。
【0024】パチンコ機20は、パチンコ球の打ち出さ
れる遊技盤面を備え、該遊技盤面はガラス扉22によっ
て覆われている。ガラス扉22はその左端部がパチンコ
機20本体に軸支されており、該端部を支点に開閉が可
能になっている。開閉検知センサ50は、ガラス扉22
が閉じているか否かを検知するセンサで、ここではマイ
クロスイッチ等の機械的スイッチを用いている。このほ
か、開閉検知センサ50として光センサ等を用いても良
い。
れる遊技盤面を備え、該遊技盤面はガラス扉22によっ
て覆われている。ガラス扉22はその左端部がパチンコ
機20本体に軸支されており、該端部を支点に開閉が可
能になっている。開閉検知センサ50は、ガラス扉22
が閉じているか否かを検知するセンサで、ここではマイ
クロスイッチ等の機械的スイッチを用いている。このほ
か、開閉検知センサ50として光センサ等を用いても良
い。
【0025】ガラス扉22の右端には、パチンコ機20
の本体側へ突出したフックが取り付けられており、ガラ
ス扉22を閉じた状態で開放手段52の有するソレノイ
ドの可動軸がフック内に勘入し得るようになっている。
の本体側へ突出したフックが取り付けられており、ガラ
ス扉22を閉じた状態で開放手段52の有するソレノイ
ドの可動軸がフック内に勘入し得るようになっている。
【0026】開放手段52の有するソレノイドの可動軸
は、通電がないとき、閉じた状態のガラス扉22のフッ
ク内にバネの付勢により勘入して鍵のかかった状態を形
成する。一方、通電があるときはバネの付勢に抗して可
動軸がフックから外れ、これによりガラス扉22は鍵の
外れた開放可能な状態になる。
は、通電がないとき、閉じた状態のガラス扉22のフッ
ク内にバネの付勢により勘入して鍵のかかった状態を形
成する。一方、通電があるときはバネの付勢に抗して可
動軸がフックから外れ、これによりガラス扉22は鍵の
外れた開放可能な状態になる。
【0027】なお、ガラス扉22の鍵の開閉をソレノイ
ドに代えて、モータ等により行うようにしても良い。す
なわち、モータの回転動作を往復動に変換してフックに
ひっかける可動軸を移動させることができる。
ドに代えて、モータ等により行うようにしても良い。す
なわち、モータの回転動作を往復動に変換してフックに
ひっかける可動軸を移動させることができる。
【0028】遊技機側制御部60は、表示ランプ54の
点滅動作を制御する点滅制御部62と、開放手段52の
ソレノイドを駆動し、ガラス扉22の鍵の開閉を制御す
る扉開放制御部64とから成る。また遊技機側制御部6
0は、パチンコ機20の出力する各種のデータを通信ケ
ーブルを通じて管理装置本体部30へ伝送する機能と、
管理装置本体部30から各種の制御コマンドを受信する
機能とを備えている。パチンコ機20は、入玉のあるご
とに発生する入玉信号と出玉のあるごとに発生する出玉
信号とを管理装置本体部30へ送出するようになってい
る。
点滅動作を制御する点滅制御部62と、開放手段52の
ソレノイドを駆動し、ガラス扉22の鍵の開閉を制御す
る扉開放制御部64とから成る。また遊技機側制御部6
0は、パチンコ機20の出力する各種のデータを通信ケ
ーブルを通じて管理装置本体部30へ伝送する機能と、
管理装置本体部30から各種の制御コマンドを受信する
機能とを備えている。パチンコ機20は、入玉のあるご
とに発生する入玉信号と出玉のあるごとに発生する出玉
信号とを管理装置本体部30へ送出するようになってい
る。
【0029】管理装置本体部30には、このような装置
の設けられたパチンコ機20が通信ケーブルを通じて複
数台接続されている。管理装置本体部30は、各パチン
コ機20から送られてくる入玉信号、出玉信号を基にし
て、利益の発生状態、すなわち差玉数を求めて記憶する
利益率集計手段32と、利益の発生状況を基に釘調整の
必要なパチンコ機20を抽出する抽出手段36と、抽出
されたパチンコ機20へガラス扉22の開放指示を送出
する開放指示送出手段38とを備えている。
の設けられたパチンコ機20が通信ケーブルを通じて複
数台接続されている。管理装置本体部30は、各パチン
コ機20から送られてくる入玉信号、出玉信号を基にし
て、利益の発生状態、すなわち差玉数を求めて記憶する
利益率集計手段32と、利益の発生状況を基に釘調整の
必要なパチンコ機20を抽出する抽出手段36と、抽出
されたパチンコ機20へガラス扉22の開放指示を送出
する開放指示送出手段38とを備えている。
【0030】利益率集計手段32は、遊技場の営業が終
了した際に、その日の分の差玉数を各パチンコ機20ご
とに求める差玉計数部33と、最近の複数日分について
の差玉数をパチンコ機20ごとに記憶する記憶手段34
とを備えている。このほか、管理装置本体部30は、各
種操作を入力するための操作部40と、遊技場の管理状
況に関する各種の情報を表示するための表示手段42を
備えている。表示手段42として、ここではCRTディ
スプレイを用いている。
了した際に、その日の分の差玉数を各パチンコ機20ご
とに求める差玉計数部33と、最近の複数日分について
の差玉数をパチンコ機20ごとに記憶する記憶手段34
とを備えている。このほか、管理装置本体部30は、各
種操作を入力するための操作部40と、遊技場の管理状
況に関する各種の情報を表示するための表示手段42を
備えている。表示手段42として、ここではCRTディ
スプレイを用いている。
【0031】操作部40は、アルファベット、数字、ひ
らがな、および記号等を入力するための標準キーのほ
か、遊技場の営業を開始する際に押下する営業開始ボタ
ンや営業を終了した際に押下する営業終了ボタンなど各
種の特殊キーを備えたキーボードである。
らがな、および記号等を入力するための標準キーのほ
か、遊技場の営業を開始する際に押下する営業開始ボタ
ンや営業を終了した際に押下する営業終了ボタンなど各
種の特殊キーを備えたキーボードである。
【0032】管理装置本体部30は、CPU(中央処理
装置)、ROM(リード・オンリ・メモリ)、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)を主要部とする回路に
より構成されている。また管理装置本体部30は、差玉
数など各種の管理データを複数日分記憶する記憶手段3
4として、停電等が発生してもその記憶内容を保持する
ことのできる不揮発性メモリを用いている。このほか管
理装置本体部30には、各パチンコ機20とデータやコ
マンドを送受信するための通信回路部が設けられてい
る。ここではLAN(ローカル・エリア・ネットワー
ク)を通じて管理装置本体部30と各パチンコ機20と
の間の通信が行われる。
装置)、ROM(リード・オンリ・メモリ)、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)を主要部とする回路に
より構成されている。また管理装置本体部30は、差玉
数など各種の管理データを複数日分記憶する記憶手段3
4として、停電等が発生してもその記憶内容を保持する
ことのできる不揮発性メモリを用いている。このほか管
理装置本体部30には、各パチンコ機20とデータやコ
マンドを送受信するための通信回路部が設けられてい
る。ここではLAN(ローカル・エリア・ネットワー
ク)を通じて管理装置本体部30と各パチンコ機20と
の間の通信が行われる。
【0033】各パチンコ機20側に設けられている遊技
機側制御部60は、CPU、ROM、RAM、および複
数の入出力ポート、ならびにLANに対応した通信制御
回路等を備えたワンチップ型のマイクロコンピュータで
構成されている。
機側制御部60は、CPU、ROM、RAM、および複
数の入出力ポート、ならびにLANに対応した通信制御
回路等を備えたワンチップ型のマイクロコンピュータで
構成されている。
【0034】次に遊技機集中管理装置10の動作を説明
する。図3は、遊技機集中管理装置10の管理装置本体
部30が行う動作の流れを示している。操作部40の営
業開始ボタンが押下されて遊技場の営業が開始されると
(ステップS101;Y)、利益率集計手段32の差玉
計数部33は、各パチンコ機20から送られてくる入玉
信号および出玉信号を基にして入玉数と出玉数をパチン
コ機ごとに計数する(ステップS102)。遊技場内の
パチンコ機にはそれぞれ固有の識別番号が割り当てられ
ており、入玉および出玉の数は、パチンコ機の識別番号
と対応付けて管理される。
する。図3は、遊技機集中管理装置10の管理装置本体
部30が行う動作の流れを示している。操作部40の営
業開始ボタンが押下されて遊技場の営業が開始されると
(ステップS101;Y)、利益率集計手段32の差玉
計数部33は、各パチンコ機20から送られてくる入玉
信号および出玉信号を基にして入玉数と出玉数をパチン
コ機ごとに計数する(ステップS102)。遊技場内の
パチンコ機にはそれぞれ固有の識別番号が割り当てられ
ており、入玉および出玉の数は、パチンコ機の識別番号
と対応付けて管理される。
【0035】操作部40の営業終了ボタンが押下されて
営業の終了が設定されると(ステップS103;Y)、
差玉計数部33は、パチンコ機20ごとに、営業開始か
ら営業終了までの間に計数した入玉数から同期間に計数
した出玉数を差し引いて差玉数を求め、その値をパチン
コ機20に割り当てられている識別番号と対応付けて記
憶手段34に記憶する(ステップS104)。
営業の終了が設定されると(ステップS103;Y)、
差玉計数部33は、パチンコ機20ごとに、営業開始か
ら営業終了までの間に計数した入玉数から同期間に計数
した出玉数を差し引いて差玉数を求め、その値をパチン
コ機20に割り当てられている識別番号と対応付けて記
憶手段34に記憶する(ステップS104)。
【0036】記憶手段34は、管理対象になっているす
べてのパチンコ機20についてそれぞれ4日分の差玉数
を記憶可能であり、その記憶領域は、営業日別に4つの
領域に区分けされている。本日分のデータを書き込む領
域を順次移動させて4つの記憶領域を巡回的に利用する
ことで、最近4日分のデータを常に記憶手段34に記憶
するようになっている。
べてのパチンコ機20についてそれぞれ4日分の差玉数
を記憶可能であり、その記憶領域は、営業日別に4つの
領域に区分けされている。本日分のデータを書き込む領
域を順次移動させて4つの記憶領域を巡回的に利用する
ことで、最近4日分のデータを常に記憶手段34に記憶
するようになっている。
【0037】本日分の差玉数を記憶手段34に記憶した
後、抽出手段36は、管理対象のパチンコ機20の中で
最も識別番号の小さいものから順に1台ずつ、釘調整の
必要があるか否かを判別する。
後、抽出手段36は、管理対象のパチンコ機20の中で
最も識別番号の小さいものから順に1台ずつ、釘調整の
必要があるか否かを判別する。
【0038】すなわち、識別番号順に選択した1つのパ
チンコ機20について最近4日分の差玉数のデータを記
憶手段34から読み出し、それらの合計を求める(ステ
ップS105)。そして差玉数の合計が予め定めた許容
範囲内に収まっているか否かを判定する(ステップS1
06)。
チンコ機20について最近4日分の差玉数のデータを記
憶手段34から読み出し、それらの合計を求める(ステ
ップS105)。そして差玉数の合計が予め定めた許容
範囲内に収まっているか否かを判定する(ステップS1
06)。
【0039】差玉数が許容範囲を越える大きい値のとき
は、入玉に対して出玉が少なく遊技者の損失が多すぎる
ことを表し、差玉数が許容範囲以下あるいは負の値のと
きは球の入賞する確率が高すぎて出玉が多く、遊技店側
の利益が限度を越えて少ないことを表している。そこ
で、差玉数が許容範囲を上回るパチンコ機と下回るパチ
ンコ機の双方を釘調整の必要な台として抽出している。
は、入玉に対して出玉が少なく遊技者の損失が多すぎる
ことを表し、差玉数が許容範囲以下あるいは負の値のと
きは球の入賞する確率が高すぎて出玉が多く、遊技店側
の利益が限度を越えて少ないことを表している。そこ
で、差玉数が許容範囲を上回るパチンコ機と下回るパチ
ンコ機の双方を釘調整の必要な台として抽出している。
【0040】差玉数が許容範囲外のとき(ステップS1
06;Y)、開放指示送出手段38から該当するパチン
コ機20に向けてガラス扉22を開放する旨を表した開
放指示信号を送出する(ステップS107)。このよう
な差玉数の判定処理をすべてのパチンコ機20について
行い(ステップS108;;N)、全パチンコ機20に
ついて判定処理を終えたとき管理装置本体部30側の一
連の処理を終了する(エンド)。
06;Y)、開放指示送出手段38から該当するパチン
コ機20に向けてガラス扉22を開放する旨を表した開
放指示信号を送出する(ステップS107)。このよう
な差玉数の判定処理をすべてのパチンコ機20について
行い(ステップS108;;N)、全パチンコ機20に
ついて判定処理を終えたとき管理装置本体部30側の一
連の処理を終了する(エンド)。
【0041】このように営業が終了した際、釘調整すべ
きパチンコ機20を自動的に抽出してそのガラス扉22
を開くほか、管理装置本体部30からパチンコ機20の
ガラス扉22を個別あるいは一斉に開く操作を随時行う
ことが可能になっている。
きパチンコ機20を自動的に抽出してそのガラス扉22
を開くほか、管理装置本体部30からパチンコ機20の
ガラス扉22を個別あるいは一斉に開く操作を随時行う
ことが可能になっている。
【0042】操作部40には、一斉開放ボタンが設けら
れており、該ボタンが押下されると管理装置本体部30
の開放指示送出手段38はすべてのパチンコ機20に向
けて開放指示信号を送出する。個別にガラス扉22を開
く場合には、操作部40のテンキーからガラス扉22を
開くべきパチンコ機の識別番号を指定したのち、予め定
めたドアオープンコマンドを入力するようになってい
る。この際開放指示送出手段38は指定された識別番号
のパチンコ機20に対してのみ開放指示信号を送出する
ようになっている。
れており、該ボタンが押下されると管理装置本体部30
の開放指示送出手段38はすべてのパチンコ機20に向
けて開放指示信号を送出する。個別にガラス扉22を開
く場合には、操作部40のテンキーからガラス扉22を
開くべきパチンコ機の識別番号を指定したのち、予め定
めたドアオープンコマンドを入力するようになってい
る。この際開放指示送出手段38は指定された識別番号
のパチンコ機20に対してのみ開放指示信号を送出する
ようになっている。
【0043】図4は、遊技機側制御部60の行う動作の
流れを表している。遊技機側制御部60は対応するパチ
ンコ機から入力される入玉信号および出玉信号を、LA
N対応の通信制御回路を介して管理装置本体部30へ常
時伝送する。また営業中などの通常状態においてパチン
コ機20のガラス扉22は閉じた状態にあり、開放手段
52はそのソレノイドに通電が無く、ガラス扉22が開
かないように施錠状態になっている。
流れを表している。遊技機側制御部60は対応するパチ
ンコ機から入力される入玉信号および出玉信号を、LA
N対応の通信制御回路を介して管理装置本体部30へ常
時伝送する。また営業中などの通常状態においてパチン
コ機20のガラス扉22は閉じた状態にあり、開放手段
52はそのソレノイドに通電が無く、ガラス扉22が開
かないように施錠状態になっている。
【0044】遊技機側制御部60は、営業が終了した
際、あるいは一斉解放ボタンが押下されるなどにより管
理装置本体部30から開放指示信号を受けると(ステッ
プS201;Y)、扉開放制御部64により開放手段5
2のソレノイドへの通電を開始して鍵を開け、ガラス扉
22を開放する(ステップS202)。なお、ガラス扉
22は、鍵が外れた際に僅かに開いた状態になるようバ
ネで付勢されている。
際、あるいは一斉解放ボタンが押下されるなどにより管
理装置本体部30から開放指示信号を受けると(ステッ
プS201;Y)、扉開放制御部64により開放手段5
2のソレノイドへの通電を開始して鍵を開け、ガラス扉
22を開放する(ステップS202)。なお、ガラス扉
22は、鍵が外れた際に僅かに開いた状態になるようバ
ネで付勢されている。
【0045】開放指示送出手段38から開放指示信号を
受けたとき(ステップS201;Y)、ガラス扉22を
開放するとともに遊技機側制御部60は点滅制御部62
によって表示ランプ54の点滅動作を開始する(ステッ
プS203)。
受けたとき(ステップS201;Y)、ガラス扉22を
開放するとともに遊技機側制御部60は点滅制御部62
によって表示ランプ54の点滅動作を開始する(ステッ
プS203)。
【0046】このようにガラス扉22が開放し、さらに
表示ランプ54が点滅するので、調整を行う担当者は、
調整すべきパチンコ機20の設置場所を容易に識別する
ことができる。また人手によってガラス扉22の鍵を開
ける作業が不要となり、実際の釘調整作業を速やかに開
始することができる。
表示ランプ54が点滅するので、調整を行う担当者は、
調整すべきパチンコ機20の設置場所を容易に識別する
ことができる。また人手によってガラス扉22の鍵を開
ける作業が不要となり、実際の釘調整作業を速やかに開
始することができる。
【0047】釘調整が終了してガラス扉22の閉じられ
たことが開閉検知センサ50によって検知されると(ス
テップS204)、扉開放制御部64は開放手段52の
ソレノイドへの通電を停止し、ガラス扉22を施錠する
(ステップS205)。さらに表示ランプ54の点滅動
作を終了させ、表示ランプ54を消灯する(ステップS
206)。
たことが開閉検知センサ50によって検知されると(ス
テップS204)、扉開放制御部64は開放手段52の
ソレノイドへの通電を停止し、ガラス扉22を施錠する
(ステップS205)。さらに表示ランプ54の点滅動
作を終了させ、表示ランプ54を消灯する(ステップS
206)。
【0048】釘調整を終えてガラス扉22を閉じたとき
自動的に施錠されるので、調整担当者による人的作業が
さらに省かれ、調整作業をより効率良く進めることがで
きる。また、調整を終えてガラス扉22を閉じたとき、
表示ランプ54の点滅動作が停止するので、未調整のパ
チンコ機20だけその表示ランプ54が点滅することに
なる。したがって、調整担当者は、次に調整すべきパチ
ンコ機20を表示ランプ54の点滅の有無によって速や
かに見い出すことができ、また調整済みのパチンコ機2
0を再び調整してしまうような事態を防ぐことができ
る。
自動的に施錠されるので、調整担当者による人的作業が
さらに省かれ、調整作業をより効率良く進めることがで
きる。また、調整を終えてガラス扉22を閉じたとき、
表示ランプ54の点滅動作が停止するので、未調整のパ
チンコ機20だけその表示ランプ54が点滅することに
なる。したがって、調整担当者は、次に調整すべきパチ
ンコ機20を表示ランプ54の点滅の有無によって速や
かに見い出すことができ、また調整済みのパチンコ機2
0を再び調整してしまうような事態を防ぐことができ
る。
【0049】以上説明した実施の形態では、パチンコ機
を管理対象の遊技機としたが、遊技盤面を覆っているガ
ラス扉を開いて利益率を左右する何らかの調整を行う種
類の遊技機であれば良く、管理対象の遊技機はパチンコ
機に限定されるものではない。
を管理対象の遊技機としたが、遊技盤面を覆っているガ
ラス扉を開いて利益率を左右する何らかの調整を行う種
類の遊技機であれば良く、管理対象の遊技機はパチンコ
機に限定されるものではない。
【0050】また、差玉を基にして利益率の大きさを判
定して調整を要する遊技機の抽出を行うようにしたが、
始動チャッカーへの入賞回数などを選択基準の1つとし
て加えるようにしても良い。
定して調整を要する遊技機の抽出を行うようにしたが、
始動チャッカーへの入賞回数などを選択基準の1つとし
て加えるようにしても良い。
【0051】さらに実施の形態では、営業終了ボタンが
押下されたことを契機として、調整の必要なパチンコ機
20の抽出処理を開始したが、営業終了時刻や調整を開
始すべき時刻を予め管理装置本体部30に登録してお
き、該当する時刻が到来したとき自動的に抽出処理を開
始するようにしても良い。
押下されたことを契機として、調整の必要なパチンコ機
20の抽出処理を開始したが、営業終了時刻や調整を開
始すべき時刻を予め管理装置本体部30に登録してお
き、該当する時刻が到来したとき自動的に抽出処理を開
始するようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】本発明にかかる遊技機集中管理装置によ
れば、調整すべき遊技機を遊技機集中管理装置自らが抽
出し、それら遊技機のガラス扉を自動的に開放するよう
にしたので、実際の調整作業に入る前に行うべき人的作
業が軽減され、迅速に調整作業を進めることができる。
また、調整の必要な遊技機はそのガラス扉が開放され、
さらに表示ランプが点灯するので、調整担当者は調整す
べき遊技機を遊技場内で容易に見つけ出すことができ
る。
れば、調整すべき遊技機を遊技機集中管理装置自らが抽
出し、それら遊技機のガラス扉を自動的に開放するよう
にしたので、実際の調整作業に入る前に行うべき人的作
業が軽減され、迅速に調整作業を進めることができる。
また、調整の必要な遊技機はそのガラス扉が開放され、
さらに表示ランプが点灯するので、調整担当者は調整す
べき遊技機を遊技場内で容易に見つけ出すことができ
る。
【0053】さらに、遊技場の営業が終了したとき営業
時間内に収集したデータを基にして該当する遊技機へガ
ラス扉の開放指示を送出するものでは、閉店後の業務を
より円滑に進めることができるとともに、釘調整作業を
怠ることが防止できる。また複数日分の利益の大きさを
基準にして調整すべき遊技機を抽出するものでは、1日
単位での利益の大きさにある程度の変動があっても調整
の必要な遊技機を的確に選び出すことができる。
時間内に収集したデータを基にして該当する遊技機へガ
ラス扉の開放指示を送出するものでは、閉店後の業務を
より円滑に進めることができるとともに、釘調整作業を
怠ることが防止できる。また複数日分の利益の大きさを
基準にして調整すべき遊技機を抽出するものでは、1日
単位での利益の大きさにある程度の変動があっても調整
の必要な遊技機を的確に選び出すことができる。
【0054】釘調整などの調整作業が終了してガラス扉
の閉じられたとき、表示ランプを自動的に消灯するよう
にしたものでは、未だ調整作業を終えていない遊技機を
表示ランプの点滅の有無によって速やかに見分けること
ができるとともに、調整済みの遊技機を再び調整してし
まうような事態を防ぐことができる。
の閉じられたとき、表示ランプを自動的に消灯するよう
にしたものでは、未だ調整作業を終えていない遊技機を
表示ランプの点滅の有無によって速やかに見分けること
ができるとともに、調整済みの遊技機を再び調整してし
まうような事態を防ぐことができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機集中管理装
置の構成の概要を示す説明図である。
置の構成の概要を示す説明図である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係る遊技機集中管理
装置の遊技場における設置状態を示す説明図である。
装置の遊技場における設置状態を示す説明図である。
【図3】本発明の一の実施の形態に係る遊技機集中管理
装置の管理装置本体部が行う動作の流れを示す流れ図で
ある。
装置の管理装置本体部が行う動作の流れを示す流れ図で
ある。
【図4】本発明の一の実施の形態に係る遊技機集中管理
装置の遊技機側制御部が行う動作の流れを示す流れ図で
ある。
装置の遊技機側制御部が行う動作の流れを示す流れ図で
ある。
10…遊技機集中管理装置 20…パチンコ機 21…遊技機島 22…ガラス扉 30…管理装置本体部 32…利益率集計手段 33…差玉計数部 34…記憶手段 36…抽出手段 38…開放指示送出手段 40…操作部 42…表示手段 50…開閉検知センサ 52…開放手段 54…表示ランプ 60…遊技機側制御部 62…点滅制御部 64…扉開放制御部
Claims (5)
- 【請求項1】ガラス扉を開いて遊技盤面の状態を調整す
る複数の遊技機を管理対象とし、これらから送られてく
るデータを基にして各遊技機における利益の発生状態を
管理する遊技機集中管理装置において、 各遊技機から送られてくるデータを基にしてそれぞれの
遊技機における利益の大きさを求める利益率集計手段
と、ガラス扉を開いて遊技盤面の状態を調整すべき遊技
機を前記利益率集計手段の求めた利益の大きさに基づい
て抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出され
た各遊技機にガラス扉を開放する旨の開放指示を送出す
る開放指示送出手段とを備えた管理装置本体部と、 各遊技機ごとに設けられ、前記管理装置本体部から前記
開放指示を受けたとき、対応する遊技機のガラス扉を開
放する開放手段と、 を具備することを特徴とする遊技機集中管理装置。 - 【請求項2】前記管理装置本体部は、遊技場の営業が終
了したとき営業時間内に収集したデータを基にして該当
する遊技機へガラス扉の開放指示を送出することを特徴
とする請求項1記載の遊技機集中管理装置。 - 【請求項3】前記利益率集計手段は遊技機ごとの利益の
大きさを複数日分記憶するための記憶手段を備え、前記
抽出手段は遊技盤面の状態を調整すべき遊技機を前記記
憶手段に記憶されている複数日分の利益の大きさに基づ
いて抽出することを特徴とする請求項1または2記載の
遊技機集中管理装置。 - 【請求項4】前記遊技機は入玉の個数と出玉の個数を表
したデータを送出するパチンコ機であり、前記利益率集
計手段は入玉の個数と出玉の個数の差である差玉の個数
を前記利益の大きさとして求め、前記抽出手段は差玉の
個数が予め定めた許容範囲にない遊技機を遊技盤面の状
態を調整すべき遊技機として抽出することを特徴とする
請求項1、2または3記載の遊技機集中管理装置。 - 【請求項5】遊技盤面の状態を調整すべき旨を表示する
ための表示ランプと、前記管理装置本体部から前記開放
指示を受けた際に前記表示ランプを点灯させる点灯手段
と、ガラス扉の開閉を検知する検知手段と、前記開放手
段がガラス扉を開放した後前記検知手段によって該ガラ
ス扉の閉じたことが検知されたとき前記表示ランプを消
灯する消灯手段とを各遊技機ごとに設けたことを特徴と
する請求項1、2、3または4記載の遊技機集中管理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP925197A JPH10201928A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 遊技機集中管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP925197A JPH10201928A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 遊技機集中管理装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004001994A Division JP2004105760A (ja) | 2004-01-07 | 2004-01-07 | 遊技機集中管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10201928A true JPH10201928A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11715203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP925197A Pending JPH10201928A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 遊技機集中管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10201928A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002136743A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-14 | Aruze Corp | 鍵ユニット、ユニットコントローラ及び遊技場鍵システム |
-
1997
- 1997-01-22 JP JP925197A patent/JPH10201928A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002136743A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-14 | Aruze Corp | 鍵ユニット、ユニットコントローラ及び遊技場鍵システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070821 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
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