JP2002134707A - 強誘電体メモリ及びその製造方法 - Google Patents

強誘電体メモリ及びその製造方法

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    • H01L28/91Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions made by depositing layers, e.g. by depositing alternating conductive and insulating layers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リソグラフィー或いは微細加工に伴うパター
ンの変換差やばらつきの問題を低減し、さらにそれがキ
ャパシタの分極量に与える影響を最小にすることがで
き、微細化と共に高集積化をはかり、且つ信頼性の向上
をはかる。 【解決手段】 ラダー構造を有する強誘電体メモリにお
いて、Si基板100上に形成されたトランジスタのソ
ース・ドレイン領域106の一方に接続された第1のプ
ラグと、ソース・ドレイン領域106の他方に接続され
た第2のプラグと、第1のプラグに接続されてチャネル
方向と垂直な2つのキャパシタ面を有するブロック状の
第1のキャパシタ電極115と、第1のキャパシタ電極
115のキャパシタ面に形成された強誘電体膜116
と、第2のプラグに接続され強誘電体膜116を挟んで
第1のキャパシタ電極115のキャパシタ面に形成され
た第2のキャパシタ電極117とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体メモリに
係わり、特に微細,高集積のラダー構造を有する強誘電
体メモリ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、強誘電体薄膜を利用した不揮発性
メモリである強誘電体メモリの開発が進んでいる。強誘
電体メモリの基本的な構造は、DRAMのキャパシタ部
分の絶縁膜を強誘電体で置き換えたもので、以下のよう
な特徴を持ち次世代メモリとして期待されている。
【0003】(1) 書き込み,消去が高速であり、セルを
小型化することでDRAMなみの100ns以下の書き
込み時間が可能である。 (2) 書き換え可能回数が大きく、強誘電体材料(PZ
T,SBTなど)、電極材料(Pt,IrOx ,RuO
x ,SrRuO3 など)を工夫することで1012回以上
が可能である。
【0004】(3) 高密度・高集積化ができ、DRAMと
同等の集積度を得ることも原理的に可能である。 (4) 内部の書き込み電圧を2V程度とすることができ、
低消費電力が可能である。 (5) ビット書き換え、ランダムアクセスが可能である。
【0005】これらの利点を利用して、多分野,多方面
に渡っての応用が実用化或いは検討されている。さら
に、高集積,大容量化することにより、DRAM,SR
AM或いはEEPROM置き換えなども将来的なターゲ
ットとなっている。
【0006】強誘電体は自発分極を持ち、その自発分極
が電界により向きを反転することが可能である特徴を持
つ。自発分極は電界を印加しない状態でも分極値を持ち
(残留分極)、その値(分極の向き)が電界を0とする
前の状態に依存する。印加する電界の向きで+,−の電
荷を結晶表面に誘起することができ、この状態をメモリ
素子の“0”,“1”に対応させる。DRAMと同じ1
T/1C(1トランジスタ/1キャパシタ)の構造を取
ることができるが、現状では信頼性を向上させるために
2T/2C構造のものが採用されている。
【0007】ところで、この種の強誘電体メモリの一つ
として、一対のトランジスタとキャパシタを並列に配置
し、これらを数個直列に配置するはしご型(ラダー構
造)とするものが提案されている。この場合のメリット
の一つとしては、個々のセルからビット線プラグを取る
必要が無いためセル占有面積が小さくなることがあげら
れる。
【0008】しかしながら、このようなラダー構造を有
する強誘電体メモリセルにおいても、加工の難しさや特
性のばらつきなどの問題のため、微細化,高集積化は容
易ではなかった。大容量化を進めるための方法として考
えられるキャパシタの立体化配置に関しても、上記の理
由に加え加工の難しさから更に難しいと考えられてき
た。
【0009】即ち、電極,強誘電体材料共にRIEによ
る加工の際、加工プロセス自体の難しさに加えてPtな
どに代表される電極材料を加工する際に生じる残さ物に
よりリーク電流が増大することを防ぐためにも、キャパ
シタ加工に大きな変換差を余儀なくされることが一因と
してあげられる。さらに、立体化によっても十分なキャ
パシタ面積が確保できず、結果として十分な分極電荷量
が確保できないといった問題があった。
【0010】このような点を改善するためには従来方法
では、プロセス自体が非常に複雑になるといった問題が
あった。また、同様の理由により、キャパシタ立体化に
よるセル自体の微細化が必ずしも十分に進まず、高集積
化に対するメリットが十分得られないという点も問題で
あった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の強誘
電体メモリにおいては、微細化に伴うキャパシタ構造の
立体化とそれによる高集積化に対し、プロセスが複雑に
なり、また十分なキャパシタ面積を確保できず、このた
め十分な利点を引き出すことが出来なかった。
【0012】本発明は、上記事情を考慮して成されたも
ので、その目的とするところは、リソグラフィー或いは
微細加工に伴うパターンの変換差やばらつきの問題を低
減することができ、微細化と共に高集積化をはかり、且
つ信頼性の向上をはかり得る強誘電体メモリ及びその製
造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】(構成)上記課題を解決
するために本発明は次のような構成を採用している。
【0014】即ち本発明は、強誘電体メモリにおいて、
半導体ウェーハ上に形成されたトランジスタのソース・
ドレイン領域の一方に接続され、トランジスタ領域の上
方に引き出された第1のプラグと、前記トランジスタの
ソース・ドレイン領域の他方に接続され、トランジスタ
領域の上方に引き出された第2のプラグと、第1のプラ
グに接続されてトランジスタ領域の上方に形成され、前
記ウェーハの表面と垂直な少なくとも2つのキャパシタ
面を有する第1のキャパシタ電極と、第1のキャパシタ
電極のキャパシタ面に形成された強誘電体膜と、第2の
プラグに接続されてトランジスタ領域の上方に形成さ
れ、且つ前記強誘電体膜を挟んで第1のキャパシタ電極
のキャパシタ面に形成された第2のキャパシタ電極とを
具備してなることを特徴とする。
【0015】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は次のものが挙げられる。
【0016】(1) トランジスタは複数個が直列に接続さ
れ、キャパシタは各々のトランジスタにそれぞれ並列に
接続され、第1のキャパシタ電極は隣接するトランジス
タ間の1つおきに設けられ、第2のキャパシタ電極は隣
接する第1のキャパシタ電極間の領域にそれぞれ形成さ
れていること。
【0017】(2) 第1のキャパシタ電極はブロック状に
形成され、この電極におけるキャパシタ面は、トランジ
スタのチャネル長方向と垂直な2つの面であること。
【0018】(3) 第2のキャパシタ電極は、断面コ字型
に形成されていること。
【0019】(4) 第1或いは第2のキャパシタ電極を構
成する金属は、Pt,Ir,IrO x ,Ru,Ru
x ,SrRuO3 の少なくとも一つを主成分とする材
料から構成されること。
【0020】(5) 強誘電体膜は、鉛を主原料とするペロ
ブスカイトからなること。
【0021】(6) 強誘電体膜は、ビスマスを主原料とす
る酸化物材料からなること。
【0022】また本発明は、強誘電体メモリの製造方法
において、半導体ウェーハ上に形成されたトランジスタ
のソース・ドレイン領域の一方に接続した第1のプラグ
を形成する工程と、第1のプラグに接続し前記トランジ
スタのチャネル長方向と垂直な2つのキャパシタ面を有
する第1のキャパシタ電極を該チャネル長方向と垂直な
方向に延在して形成する工程と、少なくとも第1のキャ
パシタ電極のキャパシタ面に強誘電体膜を形成する工程
と、少なくとも第1のキャパシタ電極のキャパシタ面に
前記強誘電体膜を挟んで第2のキャパシタ電極を形成す
る工程と、第1,第2のキャパシタ電極及び強誘電体膜
を選択的にエッチング加工し各セルに分離する工程と、
第2のキャパシタ電極と前記トランジスタのソース・ド
レイン領域の他方を接続する第2のプラグを形成する工
程とを含むことを特徴とする。
【0023】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は次のものが挙げられる。
【0024】(1) トランジスタは複数個が直列に接続さ
れ、キャパシタは各々のトランジスタにそれぞれ並列に
接続され、第1のキャパシタ電極は隣接するトランジス
タ間の1つおきに設けられ、第2のキャパシタ電極は隣
接する第1のキャパシタ電極間の領域にそれぞれ形成さ
れること。
【0025】(2) 第1のキャパシタ電極の加工は、該電
極を形成すべき領域に溝を有する薄膜上に電極材料を形
成した後に、化学研磨により表面平滑化して溝内のみに
電極材料を埋め込むダマシーン法によって行うこと。
【0026】(3) 第1のキャパシタ電極の加工は、RI
Eによる側壁残しの手法によって行うこと。
【0027】(作用)本発明によれば、トランジスタと
キャパシタを並列に配置したセル構造を有するラダー構
造型の強誘電体メモリにおいて、ソース・ドレイン領域
の一方から引き出された第1のプラグ上にブロック状の
第1のキャパシタ電極を配置し、ソース・ドレイン領域
の他方に接続された第2のプラグ上に第2のキャパシタ
電極を配置し、且つ第1のキャパシタ電極の側面(キャ
パシタ面)に強誘電体膜を介して第1及び第2のキャパ
シタ電極を対向配置するようにしているので、第1のキ
ャパシタ電極のそれぞれの側面を隣接する別個のキャパ
シタとして用いることができる。このようなキャパシタ
の立体配置により、メモリセルの微細化,高集積化が可
能となる。
【0028】また本発明では、第1のキャパシタ電極の
形成に際して、該電極を一旦トランジスタのチャネル長
方向と垂直方向に延在するストライプ状に加工すること
によって、キャパシタ部となる側壁面を平坦に加工する
ことができる。そして、第2のキャパシタ電極形成後に
このストライプ状のキャパシタを各セル毎に分離加工を
行うことにより、予め電極を各セル毎にブロック上に加
工した場合比べてリソグラフィーや加工に伴う形状の変
換差を極小にすることができる。
【0029】本発明における第1のキャパシタ電極の形
成加工は、ダマシーン法,RIE法いずれを用いても可
能である。ダマシーン法の場合には電極金属の成膜には
CVD法やめっき法などを用いることが可能である。こ
の際のパターンは溝形状であるため電極の埋め込みは比
較的容易である。一方、RIE法の場合には、スパッタ
法,CVD法,めっき法など多様な成膜方法を選択でき
る。
【0030】また、第2のキャパシタ電極の加工には自
己整合的にCMP又はRIEによる側壁残しの手法を用
いることができ、いずれもリソグラフィー工程を経ずし
て加工が可能となるため、工程の簡素化においても有効
であると同時に、リソグラフィー工程に伴って生じる合
せずれの問題がないので、微細化,高集積化に極めて有
利である。さらに、第2のキャパシタ電極とトランジス
タのソース・ドレイン領域とをつなぐプラグの形成にお
いても、RIEプロセスを工夫し電極材料に対して高選
択にエッチングすることによって自己整合的にプラグ加
工をすることが可能になる。
【0031】以上のように本発明により、リソグラフィ
ー或いは微細加工に伴うパターンの変換差やばらつきの
問題を低減し、さらにそれがキャパシタの分極量に与え
る影響を最小にすることができ、微細化と共に高集積化
をはかり、且つ信頼性の向上をはかることが可能とな
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示の実施
形態によって説明する。
【0033】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係わる強誘電体メモリの回路構成を示す図
である。複数個のスイッチングトランジスタ1が直列に
接続され、各々のトランジスタ1に強誘電体キャパシタ
2がそれぞれ並列接続され、いわゆるラダー構造となっ
ている。
【0034】次に、本実施形態の強誘電体メモリの素子
構造及び製造プロセスを、図2及び図3の工程断面図を
基に説明する。
【0035】まず、p型Si基板100の表面上にトラ
ンジスタ活性領域以外の領域に、素子分離のための溝を
形成し、該溝内にSiO2 を埋め込んで素子分離領域を
形成する(Sallow Trench Isolation)(図の断面には
示されない)。
【0036】次いで、図2(a)に示すように、スイッ
チ動作を行うためのトランジスタを形成する。具体的に
は、まず全面に熱酸化により厚さ6nm程度の酸化膜1
01を形成し、続いて全面に砒素をドープしたn+ 型ポ
リSi膜102を形成し、さらに該ポリSi膜102上
にWSix 膜103及び窒化膜104を形成する。その
後、ポリSi膜102,WSix 膜103,窒化膜10
4を通常の光リソグラフィー法及びRIE法により加工
しゲート電極を形成する。しかる後、窒化膜105を堆
積しRIEによる側壁残しの手法によって該ゲート電極
側壁にスペーサ部を設ける。また、プロセス詳細は省く
が、イオン注入法及び熱処理によってソース・ドレイン
領域106を形成する。
【0037】次いで、図2(b)に示すように、全面に
CVD酸化膜107を堆積した後、CMP法により平坦
化を行い、トランジスタのソース・ドレイン領域106
に連通するコンタクトホール108,109を自己整合
的に形成する。この後、スパッタ法或いはCVD法によ
り薄いチタン膜を堆積しフォーミングガス中で熱処理を
行うことによってTiN膜110を形成する。
【0038】続いて、CVD法によりタングステン11
1を全面に堆積した後、CMP法によりコンタクトホー
ル108,109外の領域からタングステン111を除
去することにより、コンタクトホール内108,109
にタングステン111を埋め込む。その後、全面にCV
D窒化膜112を堆積する。ここで、コンタクトホール
108内に埋め込まれたタングステン111が第1のプ
ラグとなり、コンタクトホール109内に埋め込まれた
タングステン111が第2のプラグとなる。
【0039】次いで、図2(c)に示すように、厚いC
VD酸化膜113を全面に堆積したのち、コンタクトホ
ール108に接続するストライプ状の開口部114を光
リソグラフィーとRIE法を用いて形成する。続いて、
全面に第1のキャパシタ電極となる第1の白金(Pt)
膜115を堆積し、CMP法を用いて開口部114内を
残し白金膜115を除去する。この際、白金膜115の
堆積は、例えばCVD法によって形成しても良いし、め
っき法を用いても良い。ここで、開口部114内に埋め
込まれた白金膜115は第1のキャパシタ電極となる。
そして、白金膜115は隣接するトランジスタ間の1つ
おきに設けられる。
【0040】次いで、図3(d)に示すように、CVD
酸化膜113をエッチング除去した後、強誘電体膜とし
てのPZT膜116、第2のキャパシタ電極となる白金
膜117をこの順にCVD法により全面に堆積し、必要
に応じて600℃程度の熱処理を行いPZT膜116の
結晶化を促進する。この後、全面にCVD酸化膜118
を堆積し、CMP法を用いて第1の白金電極115間の
溝部内を残し該CVD酸化膜118、第2の白金膜11
7を除去する。
【0041】次いで、図3(e)に示すように、光リソ
グラフィーとRIE法を用いて隣接するセル間に溝11
9を形成することにより、キャパシタ部を分離する。続
いて、溝119内を酸化膜120で埋め込んだ後、隣接
する第1の白金電極115間の領域にコンタクトホール
109に連通するコンタクトホール121を開口し、該
コンタクトホール121内に例えばタングステン122
を埋め込む。これにより、第2の白金膜117とトラン
ジスタのソース・ドレイン領域106とを電気的に接続
する。
【0042】これ以降は図示しないが、Al或いはCu
配線工程を経て、強誘電体メモリを完成することにな
る。
【0043】このように本実施形態では、トランジスタ
とキャパシタを並列に配置したセル構造を有するラダー
構造型の強誘電体メモリにおいて、ソース・ドレイン領
域108の一方に連通するコンタクトホール108内に
形成された第1のプラグ111上にブロック状の第1の
キャパシタ電極115を配置し、ソース・ドレイン領域
106の他方に連通するコンタクトホール109内に形
成された第2のプラグ111上に第2のキャパシタ電極
117を配置し、且つ第1のキャパシタ電極115の側
面(キャパシタ面)に強誘電体膜116を介して第2の
キャパシタ電極117を対向配置するようにしているの
で、第1のキャパシタ電極115のそれぞれの側面に立
体型のキャパシタを形成することができ、更にこれらを
隣接する別個のキャパシタとして用いることができる。
【0044】そして、このようなキャパシタの立体配置
をラダー構造型の強誘電体メモリに適用することによっ
て大きな効果が得られる。図4に示すように、高密度に
集積されたセル配置においては、スイッチングトランジ
スタはフィーチャーサイズFの2倍の間隔で配置され
る。この各トランジスタに並列して強誘電体キャパシタ
が配置されるが、図から分かるように一方のソース・ド
レイン領域から引き出されたプラグ上に、ブロック状の
第1のキャパシタ電極をこのトランジスタの活性領域と
垂直方向に配置することによって、この電極のそれぞれ
の側面を隣接する別個のキャパシタとして用いることが
できる。
【0045】即ち、トランジスタのチャネル方向に対し
ては、キャパシタを含めてセルを最小ピッチ2Fで配置
することができる。チャネル方向と直交する方向に対し
ては原理的には1Fの配置でも可能であるが、実用上は
2F〜3Fで配置するのが望ましい。従って、2F×2
F=4F2でセルをレイアウトすることができ、セルの
占有面積の縮小化をはかることができる。
【0046】図5には、本実施形態のようにして形成し
たキャパシタが電極の高さHをパラメータにしてどの程
度の分極量Qを有するかを、F=0.15ミクロンルー
ルの場合を例にとって示している。ここでは、分極密度
が30μC/cm2 のPZT膜を用いた場合について示
してあり、さらに図4におけるキャパシタの奥行き距離
を2F或いは3Fとした場合についてそれぞれプロット
してある。図から明らかなように、現実的なキャパシタ
高さでも2F×2F(4F2 )或いは2F×3F(6F
2 )の強誘電体キャパシタセルが実現できることが確認
された。
【0047】具体的には、例えばHが0.3μmでは奥
行き量2Fの場合に30fC近い分極量が得られ、奥行
き量3Fの場合には40fC程度の分極量が得られる。
これは、同じデザインルールにおける平面キャパシタの
数倍の分極量である。つまり、本実施形態では4F2
6F2 の強誘電体メモリにおいて、現実的なキャパシタ
高さでも十分大きな分極量が得られることになる。
【0048】また本実施形態では、第1のキャパシタ電
極115の形成に際して、一旦トランジスタのチャネル
長方向と垂直方向に延在するストライプ状に加工するこ
とによって、キャパシタ部となる側壁面を平坦に加工す
ることができる。そして、第2のキャパシタ電極117
の形成後にストライプ状のキャパシタを各セル毎に分離
加工しているので、予め電極を各セル毎にブロック上に
加工した場合比べてリソグラフィーや加工に伴う形状の
変換差を極小にすることができる。
【0049】また、第2のキャパシタ電極117の加工
はCMPの手法を用いて自己整合的に行うことができ、
リソグラフィー工程を経ずして加工が可能となるため、
工程の簡素化においても有効であると同時にリソグラフ
ィー工程に伴って生じる合せずれの問題がないので、微
細化,高集積化に極めて有利である。さらに、第2のキ
ャパシタ電極117とトランジスタのソース・ドレイン
領域106とをつなぐプラグの形成においても、RIE
プロセスを工夫し電極材料に対して高選択にエッチング
することによって自己整合的にプラグ加工をすることが
可能になる。
【0050】このように本実施形態では、リソグラフィ
ー或いは微細加工に伴うパターンの変換差やばらつきの
問題を低減し、さらにそれがキャパシタの分極量に与え
る影響を最小にすることができ、微細化と共に高集積化
をはかり且つ信頼性の向上をはかることができる。
【0051】従って、多分野,多方面に渡っての応用
(エアコンの温湿度センサ、各種電子機器の製造プロセ
スのモニター用TAG,TVゲームのリジューム機能、
アーケードゲームの記憶装置、TVやビデオの設定記
憶、コピー、FAX、プリンタの感光ドラムの使用状況
モニタ、衛星放送、ケーブルTVのセットトップボック
ス、自動車のエンジンコントロール、ラジオの周波数プ
リセット、RF−IDを用いた電子キー、ノイズの多い
工業用製品のラインの製造プロセスモニタ、電力積算
計、工業用液体、気体流量計センサ、大型タンクの液面
計、AVパソコン、PCカード、ファイルメモリ、携帯
端末機器など)が可能となる。また、DRAM,SRA
M,或いはEEPROMの置き換えも可能となる。
【0052】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。
【0053】図6及び図7は、本発明の第2の実施形態
に係わる強誘電体メモリの製造工程を示す断面図であ
る。本実施形態は、基本的に第1の実施形態と同様であ
るが、第1のキャパシタ電極の加工をCMP法ではなく
RIE法によって行っている。
【0054】まず、第1の実施形態の場合と同様にし
て、トランジスタ等の形成を行う。図6(a)は図2
(a)と同じプロセスによって作成された状態であり、
200はSi基板、201はゲート絶縁膜となる酸化
膜、202はn+ 型ポリSi膜、203はWSix 膜、
204はゲートのカバー層となる窒化膜、205は側壁
絶縁膜となる窒化膜、206はソース・ドレイン領域を
示している。
【0055】次いで、図6(b)に示すように、全面に
CVD酸化膜207を堆積した後、CMP法により平坦
化を行い、トランジスタのソース・ドレイン領域206
に連通するコンタクトホール209を自己整合的に形成
する。この後、スパッタ法或いはCVD法により薄いチ
タン膜を堆積しフォーミングガス中で熱処理を行うこと
によってTiN膜210を形成し、続いてCVDタング
ステン211を全面に堆積しCMP法によりコンタクト
ホール209外の領域からタングステン211を除去
し、コンタクトホール内にTiN膜210及びタングス
テン膜211を埋め込む。
【0056】その後、全面にCVD窒化膜212を堆積
する。続いて、もう一方のソース・ドレイン領域206
に連通するコンタクトホール208を同様に自己整合的
に形成し、上記と同様にTiN膜210’とCVDタン
グステン211’をコンタクトホール208内に埋め込
む。
【0057】次いで、図6(c)に示すように、全面に
第1のキャパシタ電極となるイリジウム(Ir)膜21
5を堆積し、ハードマスクとなるCVD−SiO2 膜を
堆積し、光リソグラフィー法及びRIE法により一旦該
SiO2 膜を加工後、これをマスクにイリジウム膜21
5をRIE法により加工し、該SiO2 膜をエッチング
除去することによってイリジウムパターンを形成する。
なお、イリジウム膜215は、例えばCVD法或いはめ
っき法など適当な方法を用いて成膜する。
【0058】次いで、図7(d)に示すように、PZT
膜216、第2の電極となるイリジウム膜217をこの
順にCVD法により全面に堆積し、必要に応じて600
℃程度の熱処理を行いPZT膜216の結晶化を促進す
る。この後、一旦全面にCVD酸化膜218を堆積し、
CMP法を用いて第1のイリジウム電極215間の溝部
内を残し該CVD酸化膜218、第2のイリジウム膜2
17を除去する。
【0059】これ以降は第1の実施形態と同様であり、
図7(e)に示すように、光リソグラフィーとRIE法
を用いて溝219を形成することによりキャパシタ部を
分離し、続いて溝219を酸化膜220で埋めた後、コ
ンタクトホール209に連通するコンタクトホール22
1を開口し、該コンタクトホール221内に例えばタン
グステン222を埋め込むことにより、第2のイリジウ
ム膜217とトランジスタのソース・ドレイン領域20
6とを電気的に接続する。そして、後工程においてAl
或いはCu配線工程を経て、強誘電体メモリを完成する
ことになる。
【0060】このようにして製造された強誘電体メモリ
においても、第1のキャパシタ電極215の形成方法が
異なるだけで、実質的に第1の実施形態と同様の構成が
実現される。従って、第1の実施形態と同様の効果が得
られる。また、第1のキャパシタ電極215をRIE法
で形成しているので、CMP法で形成する第1の実施形
態よりも工程が簡略化される利点がある。
【0061】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。
【0062】図8及び図9は、本発明の第3の実施形態
に係わる強誘電体メモリの製造工程を示す断面図であ
る。本実施形態は、基本的に第1の実施形態と同様であ
るが、第2のキャパシタ電極の加工をCMPではなくR
IEを用いた側壁残しの手法によって行っている。
【0063】まず、図8(a)〜(c)に示す工程まで
は第1の実施形態と同様であり、基板300上にトラン
ジスタの形成を行い、さらにプラグ311の形成、第1
のキャパシタ電極315の形成を行う。ここで、図8中
の300〜315は図2中の100〜115に対応して
いる。
【0064】次いで、図9(d)に示すように、CVD
酸化膜313をエッチング除去した後、強誘電体膜とし
てのPZT膜316、第2のキャパシタ電極となる白金
膜317をこの順にCVD法により全面に堆積し、必要
に応じて600℃程度の熱処理を行いPZT膜316の
結晶化を促進する。この後、RIEによる側壁残しの手
法を用いて白金膜317を加工する。即ち、白金膜31
7をその厚さ分だけRIEで全面エッチングすることに
より、白金膜317を第1のキャパシタ電極315の側
壁部分のみに残す。
【0065】次いで、図9(e)に示すように、全面に
CVD酸化膜318を堆積し、CMP法を用いてCVD
酸化膜318を溝部のみに埋め込む。この後、光リソグ
ラフィーとRIE法を用いて隣接するセル間に溝319
を形成することにより、キャパシタ部を分離する。
【0066】続いて、溝319を酸化膜320で埋めた
後、隣接する第1の白金電極315間の領域にコンタク
トホール309に連通するコンタクトホール321を開
口する。この際、白金膜,PZT膜に対して選択率の高
いRIE加工法を用いて、自己整合的にコンタクトホー
ル321を形成することが可能となる。そして、コンタ
クトホール321内に例えばタングステン322を埋め
込むことにより、第2の白金膜317とトランジスタの
ソース・ドレイン領域306とを電気的に接続する。さ
らに、後工程においてAl或いはCu配線工程を経て、
強誘電体メモリを完成することになる。
【0067】このようにして製造された強誘電体メモリ
においても、第2のキャパシタ電極317の形成方法が
異なるだけで、実質的に第1の実施形態と同様の構成が
実現される。従って、第1の実施形態と同様の効果が得
られる。また、タングステン322が第2の白金膜31
7と広い面積で接触しているので、これらの間のコンタ
クト抵抗を小さくできる利点がある。
【0068】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではない。実施形態では強誘電体としてPZ
T(ジルコン酸チタン酸鉛)を用いたが、鉛を主原料と
するペロブスカイトとしてPbTiO3 などを用いるこ
とも可能である。更には、ビスマスを主原料とする酸化
物材料(SrBi2 Ta2 9 :SBT)やチタン酸バ
リウム(BaTiO3 :BTO)等を用いることも可能
である。また、第1或いは第2のキャパシタ電極を構成
する金属は、白金やイリジウムに限るものではなく、I
rOx ,Ru,RuOx ,若しくはSrRuO3 、又は
これらの混合物であってもよい。
【0069】また、基板材料は必ずしもシリコンに限る
ものではなく、各種の半導体材料を用いることができ
る。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変
形して実施することができる。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ト
ランジスタのソース・ドレイン領域の一方に接続された
第1のプラグに接続してトランジスタ領域の上方に、ウ
ェーハの表面と垂直な方向に少なくとも2つのキャパシ
タ面を有する第1のキャパシタ電極を設け、この第1の
キャパシタ電極のキャパシタ面に強誘電体膜を介して第
2のキャパシタ電極を設け、この第2のキャパシタ電極
を第2のプラグを通してソース・ドレイン領域の他方に
接続するようにしているので、リソグラフィー或いは微
細加工に伴うパターンの変換差やばらつきの問題を低減
し、さらにそれがキャパシタの分極量に与える影響を最
小にすることができる。従って、微細化と共に高集積化
をはかり、且つ信頼性の向上をはかることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わる強誘電体メモリの回路
構成を示す図。
【図2】第1の実施形態に係わる強誘電体メモリの製造
工程の前半を示す断面図。
【図3】第1の実施形態に係わる強誘電体メモリの製造
工程の後半を示す断面図。
【図4】本発明の効果を説明するためのもので、強誘電
体メモリの設計ルールを示す図。
【図5】本発明の効果を説明するためのもので、強誘電
体メモリのキャパシタにおける電極の高さと分極量との
関係を示す図。
【図6】第2の実施形態に係わる強誘電体メモリの製造
工程の前半を示す断面図。
【図7】第2の実施形態に係わる強誘電体メモリの製造
工程の後半を示す断面図。
【図8】第3の実施形態に係わる強誘電体メモリの製造
工程の前半を示す断面図。
【図9】第3の実施形態に係わる強誘電体メモリの製造
工程の後半を示す断面図。
【符号の説明】
101,107,113,118,120,201,207,218,220,301,307,313,31
8,320…酸化膜 102,202,302…ポリSi膜 103,203,303…WSix 膜 104,105,112,204,205,212,304,305,312…窒化膜 106,206,306…ソース・ドレイン領域 108,109,121,208,209,221,308,309,321…コンタクトホ
ール 110,210,310…TiN膜 111,122,211,222,311,322…タングステン 114,314…開口部 115,117,315,317…白金膜 116,216,316…PZT膜 119,219,319…溝 215,217…イリジウム膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F083 FR02 GA09 JA14 JA15 JA17 JA35 JA36 JA37 JA38 JA39 JA40 JA43 MA06 MA17 NA01 PR40

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウェーハ上に形成されたトランジス
    タのソース・ドレイン領域の一方に接続され、トランジ
    スタ領域の上方に引き出された第1のプラグと、前記ト
    ランジスタのソース・ドレイン領域の他方に接続され、
    トランジスタ領域の上方に引き出された第2のプラグ
    と、第1のプラグに接続されてトランジスタ領域の上方
    に形成され、前記ウェーハの表面と垂直な少なくとも2
    つのキャパシタ面を有する第1のキャパシタ電極と、第
    1のキャパシタ電極のキャパシタ面に形成された強誘電
    体膜と、第2のプラグに接続されてトランジスタ領域の
    上方に形成され、且つ前記強誘電体膜を挟んで第1のキ
    ャパシタ電極のキャパシタ面に形成された第2のキャパ
    シタ電極とを具備してなることを特徴とする強誘電体メ
    モリ。
  2. 【請求項2】前記トランジスタは複数個が直列に接続さ
    れ、前記キャパシタは各々のトランジスタにそれぞれ並
    列に接続され、第1のキャパシタ電極は隣接するトラン
    ジスタ間の1つおきに設けられ、第2のキャパシタ電極
    は隣接する第1のキャパシタ電極間の領域にそれぞれ形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の強誘電体
    メモリ。
  3. 【請求項3】第1或いは第2のキャパシタ電極を構成す
    る金属は、Pt,Ir,IrOx ,Ru,RuOx ,S
    rRuO3 のを少なくとも一つを主成分とする材料から
    構成されることを特徴とする請求項1記載の強誘電体メ
    モリ。
  4. 【請求項4】前記強誘電体膜は、鉛を主原料とするペロ
    ブスカイトからなることを特徴とする請求項1記載の強
    誘電体メモリ。
  5. 【請求項5】前記強誘電体膜は、ビスマスを主原料とす
    る酸化物材料からなることを特徴とする請求項1記載の
    強誘電体メモリ。
  6. 【請求項6】半導体ウェーハ上に形成されたトランジス
    タのソース・ドレイン領域の一方に接続した第1のプラ
    グを形成する工程と、第1のプラグに接続し前記トラン
    ジスタのチャネル長方向と垂直な2つのキャパシタ面を
    有する第1のキャパシタ電極を該チャネル長方向と垂直
    な方向に延在して形成する工程と、少なくとも第1のキ
    ャパシタ電極のキャパシタ面に強誘電体膜を形成する工
    程と、少なくとも第1のキャパシタ電極のキャパシタ面
    に前記強誘電体膜を挟んで第2のキャパシタ電極を形成
    する工程と、第1,第2のキャパシタ電極及び強誘電体
    膜を選択的にエッチング加工し各セルに分離する工程
    と、第2のキャパシタ電極と前記トランジスタのソース
    ・ドレイン領域の他方を接続する第2のプラグを形成す
    る工程とを含むことを特徴とする強誘電体メモリの製造
    方法。
  7. 【請求項7】前記トランジスタは複数個が直列に接続さ
    れ、前記キャパシタは各々のトランジスタにそれぞれ並
    列に接続され、第1のキャパシタ電極は隣接するトラン
    ジスタ間の1つおきに設けられ、第2のキャパシタ電極
    は隣接する第1のキャパシタ電極間の領域にそれぞれ形
    成されることを特徴とする請求項6記載の強誘電体メモ
    リの製造方法。
  8. 【請求項8】第1のキャパシタ電極の加工は、該電極を
    形成すべき領域に溝を有する薄膜上に電極材料を形成し
    た後に、化学研磨により表面平滑化して溝内のみに電極
    材料を埋め込むダマシーン法によって行うことを特徴と
    する請求項6記載の強誘電体メモリの製造方法。
  9. 【請求項9】第1のキャパシタ電極の加工は、RIEに
    よる側壁残しの手法によって行うことを特徴とする請求
    項6記載の強誘電体メモリの製造方法。
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