JP2002134551A - ボンディングデータ設定装置 - Google Patents

ボンディングデータ設定装置

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JP2002134551A JP2000322770A JP2000322770A JP2002134551A JP 2002134551 A JP2002134551 A JP 2002134551A JP 2000322770 A JP2000322770 A JP 2000322770A JP 2000322770 A JP2000322770 A JP 2000322770A JP 2002134551 A JP2002134551 A JP 2002134551A
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Shinichi Baba
伸一 馬場
Koji Hojo
孝次 北條
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品のボンディング位置の設定操作を省
力化する。 【解決手段】 クロスマークの中心点を、ボンディング
エリアBAの四隅のうち左上端のモジュールM11の基
準点M11aに合わせて、セットスイッチを押す。次に
クロスマークの中心点を、モジュールM11にX方向に
隣接するモジュールM12に対しY方向に隣接するモジ
ュールM22の基準点M22aに合わせて、セットスイ
ッチを押す。この2回のセットスイッチの押下によっ
て、ピッチ情報Px,Pyが入力される。ピッチ情報P
x,Pyと、XY方向の並び個数n,mとに基づき、ボ
ンディングエリアBAにおける全てのモジュールMにつ
いて、基準点の位置座標を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボンディングデータ
設定装置に係り、特に電子部品におけるボンディング点
を設定する機能を有するボンディングデータ設定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤボンダなどのボンディング装置に
おいては、半導体ダイなどの電子部品やリードフレーム
におけるボンディングを実行すべき位置(ボンディング
点)の情報である位置情報を、装置の設定モードで入力
・設定し、制御装置のデータメモリにあらかじめ記憶し
ておく。そしてボンディング工程では、供給された電子
部品やリードフレームの位置を検出しながら、記憶され
ている位置情報を参照し、これに従って設定された位置
にボンディングを実行する。
【0003】ところで、複数の素子または集積回路を単
一の基板上に一体的に実装したいわゆる多チップモジュ
ール(Multi Chip Module;以下モジュールという)が
実用化されている。このモジュールは、複数の機能が集
約された一つのパッケージとして扱うことができるの
で、ボンディングに係るパッケージ数を削減でき、基板
あたりの実装の工数を削減でき、また、小型化によって
配線の長さが短縮されることから信号伝達速度を向上で
きるものとして期待されている。
【0004】このようなモジュールを、一つの配線基板
上に多数、例えばXY方向にマトリクス状に並べて実装
する場合がある。従来、このような場合におけるモジュ
ールのボンディング点の位置情報の設定(ティーチン
グ)は、各モジュールにおける所定の基準点の座標を、
各モジュールごとに数値により入力するか、あるいは、
既にボンディングしてあるサンプルを撮像して得られた
画像データを利用して行われていた。
【0005】後者の方法、すなわち既にボンディングし
てあるサンプルの画像データを利用する場合には、周知
の手動入力手段であるポインティングデバイスと、この
ポインティングデバイスの操作によって表示画面内を移
動できるクロスマークとを利用して行われる。すなわ
ち、サンプルの画像を装置の表示画面上に表示させ、こ
のサンプルにおけるモジュールの任意の基準点の座標に
クロスマークの中心点を合わせて、セットスイッチを押
すと、その時点におけるクロスマークの中心点の位置座
標が、当該モジュールの基準点の位置座標として記憶さ
れる。この操作を、一つの配線基板上に実装される全て
のモジュールについて1回ずつ行うことにより、全ての
モジュールの基準点の位置座標が設定される。そして、
この基準点の位置座標と、1つのモジュール内での基準
点の位置座標、および予め記憶されている1つのモジュ
ールにおける全てのボンディング点の位置座標とを関連
づけることにより、全てのモジュールについてのボンデ
ィング点を設定できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、モジュールの
基準点にクロスマークを合わせてセットスイッチを押す
操作を、オペレータが手動で全てのモジュールについて
行うのは煩雑である上、設定ミスが発生するおそれもあ
り、とくに近年では一つの基板上に実装されるモジュー
ルの個数が15×15等の莫大な数になっているため、
これを省力化する手段が要請されている。
【0007】そこで本発明の目的は、モジュールなどの
電子部品の位置設定操作を省力化できる手段を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、3個以
上の電子部品を基体上に実装する場合のボンディング点
を設定するボンディングデータ設定装置であって、前記
3個以上の電子部品のうち一の電子部品と他の一の電子
部品との位置関係を示すピッチ情報と、前記基体に実装
される電子部品の個数を示す個数情報とに基づいて、前
記3個以上の電子部品のそれぞれのボンディング点を設
定する設定手段を備えてなるボンディングデータ設定装
置である。
【0009】第1の本発明では、一の電子部品と他の一
の電子部品との位置関係を示すピッチ情報と、基体に実
装される電子部品の個数を示す個数情報とに基づいて、
設定手段が、3個以上の電子部品のそれぞれのボンディ
ング点を設定する。したがってピッチ情報と個数情報と
を入力することにより全ての電子部品についてのボンデ
ィング点が設定され、これにより位置設定作業を省力化
できる。
【0010】第2の本発明は、第1の本発明のボンディ
ングデータ設定装置であって、前記ピッチ情報を、基準
電子部品の位置情報と、当該基準電子部品に隣接する電
子部品の位置情報とに基づいて生成するピッチ情報生成
手段を備えたことを特徴とするボンディングデータ設定
装置である。
【0011】第2の本発明では、ピッチ情報生成手段
が、基準電子部品の位置情報と、基準電子部品に隣接す
る電子部品の位置情報とに基づいて、ピッチ情報を生成
する。したがって、二つの電子部品の位置情報と、個数
情報とを入力しさえすれば、これら二つの電子部品の並
び方向における全ての電子部品についてボンディング点
を設定できる。
【0012】第3の本発明は、第1または第2の本発明
のボンディングデータ設定装置であって、前記ピッチ情
報が、異なる2方向についてのものであることを特徴と
するボンディングデータ設定装置である。
【0013】第3の本発明では、ピッチ情報が、異なる
2方向についてのものであることとしたので、その2方
向のなす平面の全領域の電子部品について第2の本発明
と同様の効果を得ることができる。
【0014】第4の本発明は、3個以上の電子部品を基
体上に実装する場合のボンディング点を設定するボンデ
ィングデータ設定装置であって、前記3個以上の電子部
品のうち一の電子部品と他の一の電子部品との位置関係
を示すピッチ情報と、前記基体に実装される電子部品の
個数を示す個数情報とに基づいて、前記3個以上の電子
部品のそれぞれのボンディング点を設定する設定手段
と、前記ピッチ情報を、基準電子部品の位置情報と、当
該基準電子部品に一の方向に隣接する電子部品に対し他
の一の方向に隣接する電子部品の位置情報とに基づいて
生成するピッチ情報生成手段とを備えてなるボンディン
グデータ設定装置である。
【0015】第4の本発明では、ピッチ情報生成手段
が、基準電子部品の位置情報と、当該基準電子部品に一
の方向に隣接する電子部品に対し他の一の方向に隣接す
る電子部品の位置情報とに基づいて、ピッチ情報を生成
する。したがって、少なくとも二つの電子部品の位置情
報と、個数情報とを入力しさえすれば、これら2方向の
なす平面の全領域の電子部品についてボンディング点を
設定できる。
【0016】第5の本発明は、第1ないし第4の本発明
のボンディングデータ設定装置であって、前記電子部品
は複数の素子を一体的に実装したモジュールであること
を特徴とするボンディングデータ設定装置である。
【0017】第5の本発明では、電子部品は複数の素子
を一体的に実装したモジュールであることとしたので、
上述したモジュールによる効果と相まって、位置設定操
作の一層の省力化を実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を以下に図面に
従って説明する。図1ないし図7は本発明の実施形態に
係るワイヤボンダを示す。図1において、XYテーブル
1に搭載されたボンディングヘッド2には、ボンディン
グアーム3が設けられ、ボンディングアーム3は図示し
ない上下駆動手段で上下方向に駆動される。ボンディン
グアーム3の先端部にはツール4が取り付けられ、ツー
ル4にはワイヤ(図示せず)が挿通されている。本実施
形態におけるツール4はキャピラリである。
【0019】ボンディングヘッド2にはカメラアーム6
が固定されており、カメラアーム6にはテレビカメラ7
が固定されている。テレビカメラ7は、電荷結合素子
(CCD)とレンズ系とを備えた光電変換式の撮像器で
あり、配線基板14を撮像するものである。XYテーブ
ル1は、その近傍に設置され2個のパルスモータからな
るXYテーブル用モータ12により、X方向およびY方
向に正確に移動できるように構成されている。以上は周
知の構造である。
【0020】XYテーブル1は、マイクロプロセッサな
どからなる制御部34の指令により、モータ駆動部30
およびXYテーブル用モータ12を介して駆動される。
テレビカメラ7の撮像により取得された画像データは、
電気信号に変換されて画像処理部38により処理され、
制御部34を経由して演算処理部37に入力される。演
算処理部37では、後述する各種の演算が実行され、制
御メモリ35では、そのような演算のためのプログラム
やデータが一時的に保持される。制御部34には、手動
入力手段33およびテレビモニタ39が接続されてい
る。手動入力手段33は、少なくともXY方向の方向指
示機能とセット信号入力機能を備えた電気チェスマンや
マウス入力装置などのポインティングデバイス、および
文字入力機能を備えたキーボードが好適である。テレビ
モニタ39は、CRTもしくは液晶表示装置などからな
り、その表示画面20(図3ないし図5参照)には、テ
レビカメラ7により撮像された画像などが表示される。
【0021】データメモリ36には、複数種類のモジュ
ールや、モジュール化されていない半導体ダイなどの電
子部品におけるボンディング点と、リードフレームにお
けるボンディング点と、のそれぞれに係るX方向および
Y方向の座標値が、位置情報として予め記憶されてい
る。
【0022】図3ないし図5は、いずれもテレビモニタ
39の表示画面20を示す。後述する設定モードにおい
ては、図4に示すように、注目点を示すクロスマーク2
2と、このクロスマーク22の中心点22aを囲む領域
を示すものとして表示されるレチクルマーク24とが、
表示画面20に表示される。手動入力手段33を操作し
た場合、この操作に連動して、表示画面20に表示され
ている画像が移動する一方、クロスマーク22及びレチ
クルマーク24は表示画面20の中央に固定されていて
移動せず、その結果、中心点22aを画像における任意
のポイントに重ねることができるようになっている。ま
た、この移動と連動して、画像平面における中心点22
aのX方向およびY方向の座標値と、この中心点22a
の座標値の基準となる原点の座標値とが、表示画面20
に表示されるように構成されている。
【0023】次に、本実施形態の設定モードにおける動
作を説明する。図2において、まず、サンプルの配線基
板14を、テレビカメラ7により撮像して画像データと
して読み込み、この画像をテレビモニタ39に表示する
(S10)。このサンプルの配線基板14には、図6に
示すとおり、既に4行×5列のモジュールM11〜M4
5がボンディングされている。モジュールM11〜M4
5は、全て同一寸法で製造されている。
【0024】次に、ステップS20またはS30におい
て、ピッチ情報Px,Pyを入力する。ここにいうピッ
チ情報Px,Pyは、各モジュールM11〜M45にお
ける隣接するモジュールMにおいて対応する基準点同士
の間隔情報であって、それぞれPxはX方向のもの、P
yはY方向のものである。本実施形態では、ピッチ情報
Px,Pyは、オペレータによるキーボード等からの数
値入力(S20)か、もしくはクロスマーク22及びポ
インティングデバイスを用いた表示画面20のポイント
による画面入力(S30)によって入力することができ
る。
【0025】仕様書などからピッチ情報Px,Pyの数
値が既知の場合には、その数値をキーボード等から入力
する。具体的には、図3に示す入力要求画面において、
「X方向ピッチ」「Y方向ピッチ」の欄に、それぞれピ
ッチ情報Px,Pyの数値を入力する。
【0026】ピッチ情報Px,Pyが未知の場合には、
画面入力によってピッチ情報Px,Pyを入力する。具
体的には、まずテレビモニタ39の表示画面20に、先
に読み込んだサンプルの配線基板14の画像と、クロス
マーク22およびレチクルマーク24とを表示させる。
次に、クロスマーク22の中心点22aを、ボンディン
グエリアBAの四隅のいずれかに位置するモジュール
M、例えば図6中左上端のモジュールM11の基準点M
11aに合わせて、セットスイッチを押す。次に、クロ
スマーク22の中心点22aを、モジュールM11にX
方向に隣接するモジュールM12に対しY方向に隣接す
るモジュールM22の基準点M22aに合わせて、セッ
トスイッチを押す。この2回のセットスイッチの押下に
よって、ピッチ情報Px,Pyが入力される。なお、モ
ジュールM11についてのセットスイッチの押下の際
に、モジュールM11aの位置座標(例えば、モジュー
ルM11の画像における左上肩部の点の座標値と基準点
M11aの座標値との差)が算出される。
【0027】次に、X方向およびY方向の個数n,mを
入力する(S40)。この個数n,mは配線基板14に
おけるX方向およびY方向のモジュールMの並び個数で
あって、仕様書などから既知なものとし、図6の例では
n=5、m=4であるから、オペレータはこれらの数値
を、図3に示す入力要求画面においてキーボードから入
力する。
【0028】これらの入力が行われると、演算処理部3
7では次の演算が行われ、これにより、ボンディングエ
リアBAにおける全てのモジュールMについて、基準点
の位置座標(Xi,Yj)が算出される(S50)。な
お、ここでは、ピッチ情報Px,Pyの入力の際に基準
とした基準点M11aの位置座標を(X0,Y0)とす
る。 Xi=X0+i・Px (i=0,1,2,…n) Yj=Y0+j・Py (j=0,1,2,…m)
【0029】次に、各モジュールMについて、ボンディ
ング点の算出が行われる(S60)。具体的には、演算
処理部37の演算によって、基準点M11aないしM4
5aの位置座標と、先に算出されたモジュールM11内
での基準点M11aの位置座標、および予め記憶されて
いる1つのモジュールMにおける全てのボンディング点
の位置座標とを関連づけることにより、全てのモジュー
ルMについてのボンディング点を設定する。
【0030】次に、ボンディング順序の選択が行われる
(S70)。ここにいうボンディング順序とは、多数の
モジュールMについてのボンディングをどの順に行うか
の順序をいい、本実施形態では、図7(a)に示すよう
に、各モジュールMのボンディングをX方向に順番に移
動して行い、隅になった時点でY方向に移動するパター
ンと、図7(b)に示すように、各モジュールMのボン
ディングをY方向に順番に移動して行い、隅になった時
点でX方向に移動するパターンとがある。ここでは、ヒ
ータの輻射熱により高温となっているツール4による製
品への熱的影響を排除すべく、ボンディングエリアBA
上におけるツール4の滞在時間が、各パターンについて
演算処理部37において算出され、滞在時間の短いほう
のパターンが選択される。
【0031】次に、必要に応じてオペレータが設定値の
微調整を行い(S80)、最後に、設定された全てのボ
ンディング点の位置座標と、ボンディングの順序とが、
データメモリ36に記憶される(S90)。なお、後の
ボンディング工程では、供給された配線基板やモジュー
ルMの位置を検出しながら、記憶されている位置情報を
参照し、これに従って設定された位置に、設定された順
序でボンディングを実行する。
【0032】以上のとおり、本実施形態では、基準とな
るモジュールM11と、他のモジュールM22との位置
関係を示すピッチ情報Px,Pyと、配線基板14のボ
ンディングエリアBA内に実装されるモジュールMの個
数を示す個数情報n,mとに基づいて、ボンディングエ
リアBA内のモジュールM11ないしM45のそれぞれ
のボンディング点が設定される。したがって本実施形態
では、ピッチ情報Px,Pyと個数情報n,mとを入力
することによりモジュールM11ないしM45の全てに
ついてのボンディング点が設定され、これにより位置設
定作業を省力化できる。
【0033】また本実施形態では、電子部品が複数の素
子を一体的に実装したモジュールMであることとしたの
で、上述したモジュールによる効果、すなわちボンディ
ングに係るパッケージ数の削減、および基板あたりの実
装の工数の削減と相まって、位置設定操作の一層の省力
化を実現できる。
【0034】また本実施形態では、基準となるモジュー
ルM11の位置情報と、これにX方向に隣接するモジュ
ールM12に対しY方向に隣接するモジュールM22の
位置情報とに基づいて、ピッチ情報Px,pyを生成す
る。したがって、これらモジュールM11,M22の二
つのモジュールMの位置情報と、個数情報n,mとを入
力しさえすれば、X方向およびY方向にわたるボンディ
ングエリアBAの全領域のモジュールMについてボンデ
ィング点を設定できる。
【0035】なお、本実施形態では、モジュールM1
1,M22の二つのモジュールMの位置情報に基づい
て、ボンディングエリアBAの全領域のモジュールMに
ついてボンディング点を設定する構成としたが、このよ
うな構成に代えて、モジュールM11とモジュールM1
2の間隔に基づいてX方向のピッチ情報Pxを、またモ
ジュールM11とモジュールM21の間隔に基づいてY
方向のピッチ情報Pyをそれぞれ取得する構成としても
よい。
【0036】また本実施形態では、X方向およびY方向
の2方向について、各モジュールのボンディング点を設
定する構成としたが、本発明に係るボンディング点の自
動設定は、X方向またはY方向のいずれか一方向のみに
ついて実行する構成としてもよい。また逆に、X・Yお
よびZ方向の3方向についてボンディング点の自動設定
を実行する構成とすることも可能である。さらに、本実
施形態では直交座標によるXY方向について間隔情報の
取得およびボンディング点の設定を行う構成としたが、
直交座標系によらなくてもよい。また本実施形態では、
ステップS40において個数n,mをマニュアルで入力
する構成としたが、このような構成に代えて、パターン
認識技術を用いた画像処理によりX方向およびY方向の
モジュールMの個数を自動的に入力する構成としてもよ
い。
【0037】また本実施形態では、複数の素子を一体的
に実装したモジュールMを単位としてボンディング点の
設定を行う構成としたが、本発明はこのようなモジュー
ルMを単位としたボンディング点の設定に限らず、集積
回路チップや他の素子を単位としたボンディング点の設
定に適用することも可能である。
【0038】また、本実施形態ではツール4をキャピラ
リとしたが、本発明における処理部材はウェッジなどの
他のツールや、検査用の探触子など、処理対象との関係
でなんらかの処理を行うものであればよい。また本実施
形態では基体を配線基板14としたが、本発明における
基体はリードフレームや他の半導体ダイなど、複数のエ
レメントを一体的に保持するベースとなりうるものであ
ればよく、またその形状は平面でなく球面などの曲面で
あってもよい。また、本実施形態では撮像器としてテレ
ビカメラ7を用いたが、本発明における撮像器は光を検
出しうる構成であればよく、例えばラインセンサでもよ
い。また本実施形態では、本発明をワイヤボンディング
装置に適用した場合について説明したが、本発明をダイ
ボンディング装置、テープボンディング装置、フリップ
チップボンディング装置などの他の各種のボンディング
装置にも適用できることは当業者に容易に理解できよ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るボンディング装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】 実施形態におけるボンディング点の設定処理
の一例を示すフロー図である。
【図3】 テレビモニタの表示画面の表示例であり、設
定すべきパラメータを示す説明図である。
【図4】 テレビモニタの表示画面の表示例であり、ク
ロスマーク、レチクルマークおよび位置座標を示す説明
図である。
【図5】 テレビモニタの表示画面の表示例であり、設
定された各モジュールの位置座標を示す説明図である。
【図6】 モジュールが実装された配線基板を示す平面
図である。
【図7】 (a)および(b)はボンディング順序の設
定例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 XYテーブル、2 ボンディングヘッド、4 ツー
ル、7 テレビカメラ、14 配線基板、20 表示画
面、22 クロスマーク、22a 中心点、24 レチ
クルマーク、33 手動入力手段、34 制御部、36
データメモリ、37 演算処理部、38 画像処理
部、39 テレビモニタ、BA ボンディングエリア、
M,M11,M12,M21,M45 モジュール、M
11a,M12a,M21a 基準点。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3個以上の電子部品を基体上に実装する
    場合のボンディング点を設定するボンディングデータ設
    定装置であって、 前記3個以上の電子部品のうち一の電子部品と他の一の
    電子部品との位置関係を示すピッチ情報と、前記基体に
    実装される電子部品の個数を示す個数情報とに基づい
    て、前記3個以上の電子部品のそれぞれのボンディング
    点を設定する設定手段を備えてなるボンディングデータ
    設定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のボンディングデータ設
    定装置であって、 前記ピッチ情報を、基準電子部品の位置情報と、当該基
    準電子部品に隣接する電子部品の位置情報とに基づいて
    生成するピッチ情報生成手段を備えたことを特徴とする
    ボンディングデータ設定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のボンディング
    データ設定装置であって、 前記ピッチ情報が、異なる2方向についてのものである
    ことを特徴とするボンディングデータ設定装置。
  4. 【請求項4】 3個以上の電子部品を基体上に実装する
    場合のボンディング点を設定するボンディングデータ設
    定装置であって、 前記3個以上の電子部品のうち一の電子部品と他の一の
    電子部品との位置関係を示すピッチ情報と、前記基体に
    実装される電子部品の個数を示す個数情報とに基づい
    て、前記3個以上の電子部品のそれぞれのボンディング
    点を設定する設定手段と、 前記ピッチ情報を、基準電子部品の位置情報と、当該基
    準電子部品に一の方向に隣接する電子部品に対し他の一
    の方向に隣接する電子部品の位置情報とに基づいて生成
    するピッチ情報生成手段とを備えてなるボンディングデ
    ータ設定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4に記載のボンディング
    データ設定装置であって、前記電子部品は複数の素子を
    一体的に実装したモジュールであることを特徴とするボ
    ンディングデータ設定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016167643A (ja) * 2016-06-24 2016-09-15 東レエンジニアリング株式会社 実装装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016167643A (ja) * 2016-06-24 2016-09-15 東レエンジニアリング株式会社 実装装置

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