JP2007184633A - 熱圧着方法および熱圧着装置 - Google Patents

熱圧着方法および熱圧着装置 Download PDF

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Abstract

【課題】熱圧着による伸びを見込んで小さめに作られている電子部品の製造誤差に適切に対処して、製品の歩留まりの向上を図る。
【解決手段】熱圧着条件に応じて伸び量が変化するフィルムキャリア52上に形成されたアウターリード54を透明板56に形成された電極58に熱圧着する前に、フィルムキャリア52上に形成された第1のマークMAと第2のマークMBの位置を測定する。そして、これらマーク間の距離を求め、この求められた距離に基づいて熱圧着条件を決定し、決定された条件下で熱圧着を行う熱圧着方法及び装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、本発明は、第1の部品と第2の部品とを熱圧着する熱圧着方法および熱圧着装置に関し、とりわけ表示パネルなどの基板の電極に、テープキャリアパッケージ等の電子部品のアウターリードを熱圧着するものに用いて好適な熱圧着方法および熱圧着装置に関する。
電子機器のディスプレイとして用いられる表示パネルの縁部に狭ピッチで形成された電極には、表示パネル駆動用ドライバとして多数の電子部品が実装される。
図6は、従来の電子部品のアウターリードの熱圧着方法を説明する図である。
図6の(a)は熱圧着前、図6の(b)は熱圧着後である。
電子部品51は、ポリイミド樹脂等で形成されたフィルムキャリア52にベアチップ53をボンディングして作られている。フィルムキャリア52の表面には、銅などからなる線によって多数本のアウターリード54が狭ピッチ間隔で形成されている。
表示パネルを構成する透明板56の縁部には、極細の電極58が狭ピッチ間隔で多数個形成されている。フィルムキャリア52の両端部には位置検出用の第1のマークMAと第2のマークMBが間隔をあけて設けられている。一方、透明板56の電極58列の両端部には、第1のマークMA,第2のマークMBに対応して、それぞれのマークMA,MBと対で用いられる第1のマークNAと第2のマークNBとが設けられている。
まず、図6の(a)に示す熱圧着前の状態において、カメラ(図示せず)を用いて第1のマークMAと第1のマークNAとの位置ずれ、第2のマークMBと第2のマークNBとの位置ずれをそれぞれ検出する。
次に、第1のマークMAと第1のマークNAとの位置ずれ量と、第2のマークMBと第2のマークNBとの位置ずれ量が均等になるように、アウターリード54と電極58とを相対的に位置合わせし、フィルムキャリア52に圧着部材(図示せず)を押し当てて、アウターリード54を電極58に熱圧着する(図6の(b))。このようにして、アウターリード54は電極58に熱圧着されて、電子部品51は表示パネルの透明板56に実装される。
フィルムキャリア52の表面にはアウターリード54が狭ピッチ間隔で多数本設けられている。このため、アウターリード54を表示パネルの電極58に正確に位置合わせをしてから、熱圧着しなければならない。
しかし、フィルムキャリア52はポリイミド樹脂などで作られているため、熱圧着時にフィルムキャリア52が伸びる。このため、予めこの伸びを見込んでフィルムキャリア52は短めに作られている。しかし、製造誤差があるため、同じ条件で熱圧着をしても、アウターリード54を電極58に対して正確な位置に接着できずに不良品が発生してしまう場合がある。不良品が発生するとその都度、熱圧着条件を見直していた。今後より一層の狭ピッチ化が進むと製品の不良率が高くなると予想される。
そこで、熱圧着完了後の状態を観察し、この観察により得られたデータに基づいて、その後に行う熱圧着の条件を適宜変更することにより、不良率を抑えるという方法が提案されている。
しかしながら、既に熱圧着が完了したフィルムキャリアが有する製造誤差等と、これから熱圧着の対象となるフィルムキャリアが有する製造誤差等は必ずしも同じではない。このため、既に熱圧着が完了したフィルムキャリアから得られたデータに基づいて決定された熱圧着条件が、それ以降のフィルムキャリアの圧着に適さない場合があるという問題がある。
本発明は、上述の如き従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、部品の製造誤差等が必ずしも一定でない場合であっても、不良品発生率の抑制を可能とする方法及び装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の熱圧着方法および熱圧着装置では、熱圧着条件に応じて伸び量が変化する第1の部品を第2の部品に熱圧着するにあたり、前記第1の部品に形成された第1のマークと第2のマークを熱圧着前に検出し、これらマーク間の距離を求め、この求められた距離に基づいて熱圧着の条件を決定し、このようにして決定された条件下で熱圧着を行うことを特徴とする。
以上詳細に説明したように、本発明によれば、熱圧着前に第1の部品のマーク間距離を測定し、この距離に応じて、熱圧着条件を適宜変更して熱圧着をし、又は熱圧着を中止することによって、不良品発生率を低下させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1はマーク間距離測定部の部分斜視図、図2は圧着部の部分斜視図、図3は熱圧着条件の決定方法を説明するためのフローチャート、図4は図3に示した「設計値+X1」等の大小関係を示す図、図5は熱圧着条件の具体例を示すテーブルである。なお、図6に示す従来例と同一要素には、同一符号を付し、説明を省略する。
図1において、ノズル1は、真空吸着手段(図示せず)によって電子部品(第1の部品)51のフィルムキャリア52を真空吸着している。そして、フィルムキャリア52の下側から、カメラ(撮像装置)3により第1のマークMAを、カメラ(撮像装置)4により第2のマークMBをそれぞれ撮像し、カメラ3,4による取込み画像を基に画像処理装置5により両マーク間の距離を求める。
図2は圧着部の部分斜視図である。圧着ヘッド21の圧着ツール22はヒータ23が装着されたブロック24に取り付けられ、このブロック24はシリンダ25の作動軸に固定されている。サーボモータ26を駆動することによって圧着ヘッド21を上下に移動させることができる。
モータ制御部11は、圧着ツール22の下降速度を制御し、時間制御部14は、圧着時間を制御する。圧力制御部12は、圧着ツール22の加圧力を制御する。温度制御部13は、圧着ツール22の圧着温度を制御する。
これらモータ制御部11,圧力制御部12,温度制御部13,時間制御部14は、制御装置15にて統括制御される。
制御装置15は、記憶装置を有し、この記憶装置には、図5に示すようなフィルムキャリア52の製造誤差(第1のマークMAと第2のマークMBとの距離と設計値との差)に応じた熱圧着条件が記憶されている。また、制御装置15は、画像処理装置5とも接続されており、画像処理装置5により検出結果に基づいて、後述するように、電子部品51を透明板(第2の部品)56に熱圧着する際の圧着ツール22に対する熱圧着条件を自動的に決定する。
図3に基づいて熱圧着条件の決定方法を説明する。
図4に、「設計値+X2」、「設計値+X1」、「設計値」、「設計値−X3」、「設計値−X4」の大小関係を示す。ここで、X1,X2,X3,X4は正数であり、X1<X2,X3<X4とする。
まず、ステップS301において、測定結果(第1のマークMAと第2のマークMBとの距離D1(図6の(a))が、「設計値+X1よりも大きく、かつ設計値+X2よりも小さい」か否かを判定する。
YESと判定された場合は、熱圧着条件が条件2に変更される(ステップS305)。そして、条件2に基づいて熱圧着を実施すべき旨の指令が発せられる(ステップS310)。
図5に示すように、条件2は、標準的な圧着条件である条件1と比較して、圧着温度が高く、圧着時間が短く、圧着荷重が大きく、圧着ツール22の下降速度が速い。条件2の内容で圧着すると、条件1の内容で圧着した場合に比べて、圧着によって生じるフィルムキャリア52の伸び量は小さい。
ステップS301においてYESと判定されるのは、標準的な圧着条件で圧着するにはフィルムキャリア52が設計値に比して長すぎる場合である。しかし、条件2の内容で圧着することによって、圧着によって生じるフィルムキャリア52の伸び量が抑えられるため、不良品の発生を回避することができる。
ステップS301においてNOと判定された場合は、さらにステップS302おいて、測定結果が「設計値−X4よりも大きく、かつ設計値−X3よりも小さい」か否かを判定する。YESと判定された場合は、熱圧着条件として条件3が選択される(ステップS308)。そして、条件3に基づいて熱圧着を実施すべき旨の指令が発せられる(ステップS310)。
図5に示すように、条件3は、標準的な圧着条件である条件1と比較して、圧着温度が低く、圧着時間が長く、圧着荷重が小さく、圧着ツール22の下降速度が遅い。条件3の内容で圧着すると、条件1の内容で圧着した場合に比べて、圧着によって生じるフィルムキャリア52の伸び量は大きい。
ステップS302においてYESと判定されるのは、標準的な圧着条件で圧着するにはフィルムキャリア52が設計値に比して短すぎる場合である。しかし、条件3の内容で圧着することによって、圧着によって生じるフィルムキャリア52の伸び量が大きくなるため、不良品の発生を回避することができる。
ステップS302においてNOと判定された場合は、さらにステップS303おいて、測定結果が、「設計値−X3以上、かつ設計値+X1以下」か否かを判定する。YESと判定された場合は、熱圧着条件として標準的な条件1が選択される(ステップS307)。そして、条件1に基づいて熱圧着を実施すべき旨の指令が発せられる(ステップS310)。
ステップS303においてYESと判定されるのは、標準的な圧着条件で圧着すれば良い場合である。従って、条件1の内容で圧着すれば、良品を得ることができる。
ステップS303においてNOと判定された場合は、圧着を中止する(ステップS306)。
ステップS303においてNOと判定されるのは、圧着条件の変更では対処できないほど、フィルムキャリア52が設計値に比して長すぎるか又は短すぎる場合である。従って、圧着を中止せざるを得ない。
なお、各熱圧着条件に基づく熱圧着に際しては、フイルムキャリア52に設けられた第1のマークMAと圧着対象である、例えば図6の(a)に示される透明板56に設けられた第1のマークNA(第1のマークMAと対応する)との位置ずれ、そして、フイルムキャリア52に設けられた第2のマークMBと透明板56に設けられた第2のマークNB(第2のマークMBと対応する)との位置ずれが、カメラ3,4を用いてそれぞれ検出され、両位置ずれ量が均等になるように、アウターリード54と電極58との相対的な位置合わせが行われるようになっており、この点は従来と同様である。
上記の如く、熱圧着前にフィルムキャリアのマーク間距離を測定し、この距離に応じて、熱圧着条件を適宜変更して熱圧着をし、又は熱圧着を中止することによって、不良品発生率を低下させることが可能となる。
上記実施形態においては、フィルムキャリア上のマーク間距離のみを測定し、この距離に応じて熱圧着条件を変更している。これは、透明板56の素材が一般的にガラス板などであり、ガラス板などは極めて寸法精度が良くかつ回路形成等の工程を経ても変形しにくいからである。
しかし、フィルムキャリアの圧着対象の素材が、寸法精度が良くないか又は回路形成等の工程を経ても変形しやすい樹脂などである場合は、フィルムキャリア上のマーク間距離のみならず、圧着対象上のマーク間の距離をも測定して、フィルムキャリア上のマーク間距離および圧着対象上のマーク間距離を比較した上で、熱圧着条件を決定するとしても良い。
具体的には、図6の(a)に示すように、カメラ3により電子部品51におけるフィルムキャリア52上の第1のマークMAと透明板56における第1のマークMAに対応する第1のマークNAを撮像し、カメラ4により電子部品51における第2のマークMBと透明板56における第2のマークMBに対応する第2のマークNBを撮像する。
次いで、画像処理装置5が、カメラ3,4の取込み画像に基づいて、電子部品51における第1のマークMAと第2のマークMBとの間の距離D1、および透明板56における第1のマークNAと第2のマークNBとの間の距離D2を求める。
そして、制御装置15にて、下記の比較に基づいて、図5に示すいずれかの熱圧着条件(条件1,条件2,条件3)が自動的に選択される。ただし以下には、フィルムキャリア52の伸び率が、透明板56の伸び率よりも大きい場合を例に説明する。
すなわち、距離D2−(マイナス)距離D1が、「基準値+X1よりも大きく、かつ基準値+X2よりも小さい」(X1<X2)場合は、熱圧着条件として条件3が選択され、条件3に基づいて熱圧着が実施される。
また、距離D2−距離D1が、「基準値−X4よりも大きく、かつ基準値−X3よりも小さい」(X4>X3)場合は、熱圧着条件として条件2が選択され、条件2に基づいて熱圧着が実施される。
さらに、距離D2−距離D1が、「基準値−X3以上、かつ基準値+X1以下(許容値内)」の場合、熱圧着条件として条件1が選択され、条件1に基づいて熱圧着が実施される。
このようにすることで、電子部品51および透明板56双方に寸法誤差が生じ得る場合であっても、不良品を発生させることを防止しつつ、電子部品1を透明板56に熱圧着することができる。ここで、基準値とは、設計値に基づく距離D2−距離D1の値であり、X1,X2,X3,X4はいずれも正数とする。
なお、上記において、マークMA,MB間の距離D1とマークNA,NB間の距離D2の差に基づいて熱圧着条件を選択するものとしたが、マークMA,MB間の距離D1とマークNA,NB間の距離D2の比率に基づいて熱圧着条件を選択するようにしても良い。
すなわち、設計値に基づく距離D2に対する距離D1の比率(D1/D2×100%)R0と、実際の距離D2に対する距離D1の比率R1とを比較し、比率R1が、「R0+X1よりも大きく、かつR0+X2よりも小さい」(X1<X2)場合は、条件2を選択する。
また、比率R1が、「R0−X4よりも大きく、かつR0−X3よりも小さい」(X4>X3)場合は、条件3を選択する。
さらに、比率R1が、「R0−X3以上、かつR0+X1以下(許容値内)」の場合、条件1を選択するのである。
なお、本発明において、第1の部品および第2の部品に形成されるマークは、検出用として形成されたマークに限らず、形状に特徴を有する端子等、他と識別可能なマークであればよいことは言うまでもない。
また、上記実施の形態において、第1の部品を電子部品51とし、第2の部品を透明板56として、本発明をアウターリードボンディング装置に適用した例で説明したが、例えば、第1の部品をテープ状部品とし、第2の部品をICチップとし、テープ状部品にICチップを実装する実装装置等に本発明を適用することも可能である。
また、上記実施の形態において、圧着ツール22にヒータ23を設けた例で説明したが、必ずしも圧着ツール22にヒータを設ける必要は無く、例えば、圧着ツール22にヒータ23を設ける代わりに、圧着ツール22による加圧時に圧着ツール22による加圧力に抗して透明板56を支持する支持手段にヒータ等の加熱手段を設け、圧着ツール22の温度を制御する代わりに支持手段の設けた加熱手段の発熱量を制御するようにしても良い。
また、熱圧着条件には、前記第1の部品と前記第2の部品とを熱圧着する前記圧着ツールの温度、圧着荷重、圧着時間又は圧着速度のうちの少なくとも1つが含まれるものである。
マーク間距離測定部の部分斜視図である。 圧着部の部分斜視図である。 熱圧着条件の決定方法を説明するためのフローチャートである。 図3に示した「設計値+X1」等の大小関係を示す図である。 熱圧着条件の具体例を示すテーブルである。 従来の熱圧着方法を説明するための図である。
符号の説明
1 ノズル
3、4 カメラ
51 電子部品
52 フィルムキャリア
53 ベアチップ
54 アウターリード
56 透明板
58 電極
MA 第1のマーク
MB 第2のマーク

Claims (4)

  1. 熱圧着条件に応じて伸び量が変化する第1の部品と、第2の部品とを圧着ツールを用いて熱圧着する熱圧着方法であって、
    前記第1の部品に形成された第1のマークと第2のマークを撮像する撮像工程と、
    この撮像工程による取込み画像を基に前記第1のマークと前記第2のマークとの間の距離を求める画像処理工程と、
    この画像処理工程にて求めた前記第1の部品のマーク間の距離に基づいて前記圧着ツールに対する熱圧着条件を決定し、前記圧着ツールによる熱圧着動作を制御する制御工程と、を備え、
    前記熱圧着条件が、標準的な圧着条件である条件1と、前記条件1と比較して、圧着温度が高く、圧着時間が短く、圧着荷重が大きく、前記圧着ツールの下降速度が速い条件2と、前記条件1と比較して、圧着温度が低く、圧着時間が長く、圧着荷重が小さく、圧着ツールの下降速度が遅い条件3とからなり、
    前記熱圧着条件の決定が、前記第1のマークと前記第2のマークとの間の絶対距離が、「設計値+X1よりも大きく、かつ設計値+X2よりも小さい」場合は、前記条件2とされ、「設計値−X4よりも大きく、かつ設計値−X3よりも小さい」場合は、前記条件3とされ、「設計値−X3以上、かつ設計値+X1以下」の場合は、前記条件1とされる(ここで、X1,X2,X3,X4は正数であり、X1<X2,X3<X4とする)、ことを特徴とする熱圧着方法。
  2. 熱圧着条件に応じて伸び量が変化する第1の部品と、第2の部品とを圧着ツールを用いて熱圧着する熱圧着方法であって、
    前記第1の部品に形成された第1のマークと第2のマーク、および前記第2の部品に形成された前記第1の部品の第1のマークに対応する第1のマークと前記第1の部品の第2のマークに対応する第2のマークを撮像する撮像工程と、
    この撮像工程による取込み画像を基に、前記第1の部品の第1のマークと第2のマークとの間の距離D1を求めるとともに、前記第2の部品の第1のマークと第2のマークとの間の距離D2を求める画像処理工程と、
    この画像処理工程にて求めた前記第1の部品のマーク間の距離D1と前記第2の部品のマーク間の距離D2とに基づいて前記圧着ツールに対する熱圧着条件を決定し、前記圧着ツールによる熱圧着動作を制御する制御工程と、を備え、
    前記熱圧着条件が、標準的な圧着条件である条件1と、前記条件1と比較して、圧着温度が高く、圧着時間が短く、圧着荷重が大きく、前記圧着ツールの下降速度が速い条件2と、前記条件1と比較して、圧着温度が低く、圧着時間が長く、圧着荷重が小さく、圧着ツールの下降速度が遅い条件3とからなり、
    前記熱圧着条件の決定が、前記距離D2−前記距離D1が、「基準値+X1よりも大きく、かつ基準値+X2よりも小さい」場合は、前記条件3とされ、「基準値−X4よりも大きく、かつ基準値−X3よりも小さい」場合は、前記条件2とされ、「基準値−X3以上、かつ基準値+X1以下」の場合は、前記条件1とされる(ここで、X1,X2,X3,X4は正数であり、X1<X2,X3<X4とする)、ことを特徴とする熱圧着方法。
  3. 熱圧着条件に応じて伸び量が変化する第1の部品と、第2の部品とを圧着ツールを用いて熱圧着する熱圧着装置であって、
    前記第1の部品に形成された第1のマークと第2のマークを撮像する撮像装置と、
    この撮像装置による取込み画像を基に前記第1のマークと前記第2のマークとの間の距離を求める画像処理装置と、
    この画像処理装置にて求めた前記第1の部品のマーク間の距離に基づいて前記圧着ツールに対する熱圧着条件を決定し、前記圧着ツールによる熱圧着動作を制御する制御装置と、を備え、
    前記熱圧着条件が、標準的な圧着条件である条件1と、前記条件1と比較して、圧着温度が高く、圧着時間が短く、圧着荷重が大きく、前記圧着ツールの下降速度が速い条件2と、前記条件1と比較して、圧着温度が低く、圧着時間が長く、圧着荷重が小さく、圧着ツールの下降速度が遅い条件3とからなり、
    前記熱圧着条件の決定が、前記第1のマークと前記第2のマークとの間の絶対距離が、「設計値+X1よりも大きく、かつ設計値+X2よりも小さい」場合は、前記条件2とされ、「設計値−X4よりも大きく、かつ設計値−X3よりも小さい」場合は、前記条件3とされ、「設計値−X3以上、かつ設計値+X1以下」の場合は、前記条件1とされる(ここで、X1,X2,X3,X4は正数であり、X1<X2,X3<X4とする)、であることを特徴とする熱圧着装置。
  4. 熱圧着条件に応じて伸び量が変化する第1の部品と、第2の部品とを圧着ツールを用いて熱圧着する熱圧着装置であって、
    前記第1の部品に形成された第1のマークと第2のマーク、および前記第2の部品に形成された前記第1の部品の第1のマークに対応する第1のマークと前記第1の部品の第2のマークに対応する第2のマークを撮像する撮像装置と、
    この撮像装置による取込み画像を基に、前記第1の部品の第1のマークと第2のマークとの間の距離D1を求めるとともに、前記第2の部品の第1のマークと第2のマークとの間の距離D2を求める画像処理装置と、
    この画像処理装置にて求めた前記第1の部品のマーク間の距離D1と前記第2の部品のマーク間の距離D2とに基づいて前記圧着ツールに対する熱圧着条件を決定し、前記圧着ツールによる熱圧着動作を制御する制御装置と、を備え、
    前記熱圧着条件が、標準的な圧着条件である条件1と、前記条件1と比較して、圧着温度が高く、圧着時間が短く、圧着荷重が大きく、前記圧着ツールの下降速度が速い条件2と、前記条件1と比較して、圧着温度が低く、圧着時間が長く、圧着荷重が小さく、圧着ツールの下降速度が遅い条件3とからなり、
    前記熱圧着条件の決定は、前記距離D2−前記距離D1が、「基準値+X1よりも大きく、かつ基準値+X2よりも小さい」場合は、前記条件3とされ、「基準値−X4よりも大きく、かつ基準値−X3よりも小さい」場合は、前記条件2とされ、「基準値−X3以上、かつ基準値+X1以下」の場合は、前記条件1とされる(ここで、X1,X2,X3,X4は正数であり、X1<X2,X3<X4とする)、ことを特徴とする熱圧着装置。
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