JPH058678Y2 - - Google Patents

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JPH058678Y2
JPH058678Y2 JP1990067895U JP6789590U JPH058678Y2 JP H058678 Y2 JPH058678 Y2 JP H058678Y2 JP 1990067895 U JP1990067895 U JP 1990067895U JP 6789590 U JP6789590 U JP 6789590U JP H058678 Y2 JPH058678 Y2 JP H058678Y2
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JP
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camera
bonding
work
wire bonding
recognition
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JP1990067895U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、IC素子、その他の素子のパツドな
どボンデイングすべきボンデイング点を認識しつ
つ作業するワイヤボンデイング装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕 この種のワイヤボンデイング装置においては、
第3図に示すようにボンデイングヘツド10と認
識用カメラ11がXYテーブル9,12に固定さ
れ、ボンデイングに際しては、先ずXYテーブル
12によりカメラ11を素子の直上に移動せしめ
てパツド及びリードの位置を認識し記憶し、次に
記憶した座標に基づいてXYテーブル9によりボ
ンデイングヘツド10を移動せしめながらワイヤ
ボンデイングを行うようになつている。
特に、実開昭53−33369号公報のように位置合
わせ作業とワイヤボンデイング作業を分離して行
うためにカメラとデンボイングとをそれぞれ別に
設けたXYテーブルを並設した改善が提案されて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のものにおいて
は、カメラ認識作業とボンデイング作業とを同時
に行うことができず、作業性が悪く、特に、7セ
グメント表示機構やLEDアレーにおけるが如く、
一つの素子に対して一本或いは僅かの本数のワイ
ヤボンドしか行わない場合には、カメラ認識作業
のために、ボンデイング作業の作業性を著しく阻
害し、高速自動化をはかることが困難であつた。
しかも、通常ボンデイングは熱圧差方式であり、
XYテーブルの受台を加熱する必要があつて別々
の場所で並設すると、検出受台とボンデイング受
第に同加熱を行わなければフレームの熱による伸
びが変わり検出受台で検出した座標はボンデイン
グ座標とはならなく、特にリードフレームではそ
の傾向が強く、検出するリード(ボンデイング座
標でもある)は、ボンデイング時には押さえる必
要があり、ボンデイング受台に常温で送られ、押
さえた場合、押えポイント等にリードの伸び方向
が変わつてしまうので、前記検出受台、ボンデイ
ング受台、個々に加熱しても押え状態や温度が異
なるため、正確な座標は求められない欠点があ
り、かつ、検出終了後ボンデイング受台に搬送す
る際、フレームは外力により変形を生じる傾向が
大きいし、検出受台にて加熱したフレームは熱変
形により常温にもどしても変形がもどらないな
ど、信頼性の上で問題があつた。
本考案は、従来の欠点を排除しようとするもの
で、カメラ認識作業とワイヤボンデイング作業と
をオーバラツプさせ、ボンデイングの作業性を向
上せしめ、高速自動化をはかることができ、高精
度の管理が容易にでき信頼性を大幅に向上できる
ワイヤボンデイング装置を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、認識装置15を含むベースフレーム
8に設けられたXYテーブル9上にボンデイング
ヘツド10と、ボンデイング点の認識用カメラ1
1を固定したカメラ用XYテーブル12とが備え
られているワイヤボンデイング装置において、前
記ボンデイングヘツド10が、水平方向に二次元
運動を行うXYテーブル9上に設けられ、該XY
テーブル9上に前記カメラ11が、前記XYテー
ブル9と異なる水平方向の二次元運動が可能なカ
メラ用XYテーブル12に固定されて設けられ、
前記ボンデイングヘツド10上に対向配備されて
いると共に、前記カメラ11に関連して設けた認
識装置15で標準位置座標に対応して前記XYテ
ーブル9及びカメラ用XYテーブル12にそれぞ
れボンデイング作業とカメラ認識作業とをオーバ
ラツプして操作信号を与えて駆動操作できる構成
としたことを特徴とするワイヤボンデイング装置
である。
〔作用〕
認識装置に記憶されている標準位置の座標に応
じてカメラ用XYテーブルが操作され、カメラが
実際の位置を認識し記憶する。この記憶された座
標に応じてXYテーブルが操作されボンデイング
ヘツドの移動でツールによりワイヤボンデイング
が行われる。
このように、或る点のワイヤボンデイング作業
と同時に次の点のパツドとリードの実際の位置の
認識と記憶とをオーパラツプして行い、これを繰
り返してワイヤボンデイングを行うものであつ
て、作業性を著しく向上し、かつ、ボンデイング
ヘツドのあるXYテーブル上にカメラ用XYテー
ブルがあるため、等温状態で作業でき、熱変化に
よる影響が少なく正確なボンデイング座標が求め
られて、マルチセグメントの高精度な加工が高能
率にできる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を用いて説明すると、ボ
ンデイングサンプルとして、7セグメント表示機
構のパターンでは第1図に示すように、基板1に
複数個の液晶セグメント2A,2B,2Cなどが
設けられていて、各液晶セグメント2A,2B,
2Cにはパツド3A,3B,3Cを有する電圧印
加用の素子4A,4B,4Cが備えられている。
この基板1上にはパツド3A,3B,3Cの近傍
にリード5A,5B,5Cが設けられ、端子6
A,6B,6Cとプリント回路7A,7B,7C
により接続されているが、このボンデイングサン
プル14を第2図に示すようにボンデイングヘツ
ド10に載置してツール13で加工する。即ち、
ベースフレーム8上に設けられたXYテーブル9
上に、ボンデイングヘツド10と、カメラ11を
固定したカメラ用XYテーブル12とが備えられ
ていて、XYテーブル9はボンデイングツール1
3を水平面内に二次元運動せしめて任意の所定の
位置に移動し、カメラ用XYテーブル12は、カ
メラ11をXYテーブル9とは異なる水平方向二
次元運動をせしめることを可能となし、ボンデイ
ングツール13とは別に、任意の所定の位置に移
動し得るようになつている。
なお、ベースフレーム8に備えられる認識装置
15は、カメラ11によりパツド3Aなど、リー
ド5Aなどを捉えてそれらの位置を認識し記憶
し、XYテーブル9に操作信号を与えて、これを
操作して所定のパツド3Aなどとリード5Aなど
とをボンデイングせしめるようにする。そして、
認識装置15は、基板1における標準的なパツド
3Aなどの位置を記憶しており、後述の如く所定
のパツド3Aなどをカメラ11で捉えるようカメ
ラ用XYテーブル12を操作するし、目視用の
ITV16に表示するものである。
この実施例では、第1図に示す如き7セグメン
ト機構をボンデイングサンプル14としてボンデ
イング位置に置くと、認識装置15に記憶されて
いる標準位置の座標に応じてカメラ用XYテーブ
ル12が操作され、カメラ11が第1のパツド3
Aを捉え、パツド3Aとリード5Aの実際の位置
を認識し記憶する。
この記憶された座標に応じてXYテーブル9が
操作されたボンデイングツール13によりパツド
3Aとリード5Aとの間のワイヤボンデイングが
行われる。しかして、このワイヤボンデイング作
業と同時に、記憶されている標準座標に応じてカ
メラ用XYテーブル12が操作され、カメラ11
が第2のパツト3Bを捉え、パツド3Bとリード
5Bの実際の位置を認識し記憶する。
この記憶した座標に応じてパツド3Bとリード
5Bとの間のワイヤボンデイングを行い、それと
同時に、カメラ用XYテーブル12が操作され、
カメラ11は次のパツド3Cを捉え、パツド3C
とリード5Cの実際の位置を認識し記憶する。
このように、或る点のワイヤボンデイング作業
と同時に次の点のパツドとリードの実際の位置の
認識と記憶とをオーバラツプして行い、これを繰
り返してワイヤボンデイングを行うものである。
〔考案の効果〕
本考案は、ボンデイングヘツドが、水平方向に
二次元運動を行うXYテーブル上に設けられ、該
XYテーブル上にカメラが、前記XYテーブルと
異なる水平方向の二次元運動が可能なカメラ用
XYテーブルに固定されて設けられ、前記ボンデ
イングヘツド上に対向配備されていると共に、前
記カメラに関連して設けた認識装置で標準位置座
標に対応して前記XYテーブル及びカメラ用XY
テーブルにそれぞれボンデイング作業とカメラ認
識作業とをオーバラツプして操作信号を与えて駆
動操作できる構成としたことにより、ワイヤボン
デイング作業と同時に次の点のパツドとリードの
実際の位置の認識と記憶を行い、短時間で高精度
なワイヤボンデイングが可能となり、しかもカメ
ラ認識作業と、ワイヤボンデイング作業とをオー
バラツプしてボンデイング点の位置の認識記憶作
業を行い、ワイヤボンデイングの作業性を著しく
向上し、高速自動化が可能となるほか、ボンデイ
ングヘツドのあるXYテーブル上にカメラ用XY
テーブルがあるため、等温状態で作業でき、熱変
化による影響が少なく正確なボンデイング座標が
求められて、マルチセグメントの高精度な加工が
高能率にできるなど、実用上極めて大なる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は7セグメント表示機構の例の平面図、
第2図は本発明の実施例の正面図、第3図は従来
例の正面図である。 1……基板、2A,2B,2C……液晶セグメ
ント、3A,3B,3C……パツド、4A,4
B,4C……素子、5A,5B,5C……リー
ド、6A,6B,6C……端子、7A,7B,7
C……プリント回路、8……ベースフレーム、9
……XYテーブル、10……ボンデイングヘツ
ド、11……カメラ、12……カメラ用Yテーブ
ル、13……ボンデイングツール、14……ボン
デイングサンプル、15……認識装置、16……
ITV。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 認識装置15を含むベースフレーム8に設けら
    れたXYテーブル9上にボンデイングヘツド10
    と、ボンデイング点の認識用カメラ11を固定し
    たカメラ用XYテーブル12とが備えられている
    ワイヤボンデイング装置において、前記ボンデイ
    ングヘツド10が、水平方向に二次元運動を行う
    XYテーブル9上に設けられ、該XYテーブル9
    上に前記カメラ11が、前記XYテーブル9と異
    なる水平方向の二次元運動が可能なカメラ用XY
    テーブル12に固定されて設けられ前記ボンデイ
    ングヘツド10上に対向配備されていると共に、
    前記カメラ11に関連して設けた認識装置15で
    標準位置座標に対応して前記XYテーブル9及び
    カメラ用XYテーブル12にそれぞれボンデイン
    グ作業とカメラ認識作業とをオーパーラツプして
    操作信号を与えて駆動操作できる構成としたこと
    を特徴とするワイヤボンデイング装置。
JP1990067895U 1990-06-28 1990-06-28 Expired - Lifetime JPH058678Y2 (ja)

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JPH0312433U JPH0312433U (ja) 1991-02-07
JPH058678Y2 true JPH058678Y2 (ja) 1993-03-04

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333369B2 (ja) * 1973-12-27 1978-09-13

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JPS5333369U (ja) * 1976-08-30 1978-03-23

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JPS5333369B2 (ja) * 1973-12-27 1978-09-13

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