JP2002132359A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2002132359A
JP2002132359A JP2000317914A JP2000317914A JP2002132359A JP 2002132359 A JP2002132359 A JP 2002132359A JP 2000317914 A JP2000317914 A JP 2000317914A JP 2000317914 A JP2000317914 A JP 2000317914A JP 2002132359 A JP2002132359 A JP 2002132359A
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雅文 長屋
Masahiko Nakajikkoku
政彦 中拾石
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Oki Micro Design Co Ltd
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    • H03K17/22Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied
    • H03K17/223Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied in field-effect transistor switches
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/26Current mirrors
    • G05F3/262Current mirrors using field-effect transistors only

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1の電圧の立ち上がり速度が変化しても安
定して動作する半導体集積回路を提供することを目的と
する。 【構成】 半導体集積回路の起動部を、第3のノードN
3と、第3のノードN3と接続する制御電極と第1の電
圧が供給される第1の電極と第2のノードN2と接続す
る第2の電極とを有するPチャンネルMOSトランジス
タT5と、第1のノードN1と接続する制御電極と第1
の電圧が供給される第1の電極と第3のノードと接続す
るPチャンネルMOSトランジスタT6と、インバータ
In1と接続される制御電極と第1の電圧が供給される
第1の電極と第3のノードN3と接続される第2の電極
とを有するPチャンネルMOSトランジスタT7と、一
方の端子はPチャンネルMOSトランジスタT7の制御
電極と接続され他方の端子は第3のノードN3と接続さ
れるインバータIn1と、一方の端子は第3のノードN
3と接続され他方の端子は第2の電圧が供給される抵抗
部R2とにより構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
関し、特に、定電流源回路の起動部に関する。
【0002】
【従来技術】従来の半導体集積回路について、図面を用
いて説明する。
【0003】図3は、従来の半導体集積回路の構成を示
すブロック図である。従来の半導体集積回路は、第1の
ノードN1と、第2のノードN2と、第1のカレントミ
ラー回路301と、第2のカレントミラー回路302
と、抵抗素子R1と、起動部303とにより構成されて
いる。
【0004】起動部303は、PチャンネルMOSトラ
ンジスタT5と、抵抗素子R2と、静電容量素子(コン
デンサ)C1と、第3のノードN3とにより構成されて
いる。PチャンネルMOSトランジスタT5の制御電極
は第3のノードN3と接続し、第1の電極には電源電圧
VDDが供給され、第2の電極は第2のノードN2と接
続している。抵抗素子R2の一方の端子には電源電圧V
DDが供給され、他方は第3のノードN3と接続してい
る。静電容量素子C1の一方の端子は第3のノードN3
と接続し、他方の端子には接地電圧GNDが供給されて
いる。
【0005】以上のように構成された従来の半導体集積
回路は、以下のように動作する。
【0006】電源立ち上げ時において、第1のノードN
1の電圧レベルは電源電圧VDDレベルであり、第2の
ノードN2の電圧レベルは接地電圧GNDレベルであ
り、第3のノードN3の電圧レベルは接地電圧GNDレ
ベルである。よって、起動部303のPチャンネルMO
SトランジスタT5は導通状態となり、PチャンネルM
OSトランジスタT5を介して第2のノードN2に電流
が流れる。それにより、第2のノードN2の電圧レベル
は上昇し、第2のカレントミラー回路102のNチャン
ネルMOSトランジスタT3及びNチャンネルMOSト
ランジスタT4は導通状態となる。よって、第1のノー
ドN1に電流が流れ、第1のノードN1の電圧レベルが
降下する。第1のノードN1の電圧レベルが降下するこ
とにより、第1のカレントミラー回路301のPチャン
ネルMOSトランジスタT1及びPチャンネルMOSト
ランジスタT2は導通状態となる。よって、第2のノー
ドN2に電流が流れる。
【0007】一方、第1の電圧が立ち上がることによ
り、静電容量素子C1に電荷が徐々に蓄えられる。よっ
て、第3のノードN3の電圧レベルは、徐々に上昇し、
電源電圧VDDレベルとほぼ等しくなる。従って、Pチ
ャンネルMOSトランジスタT5は、非導通状態とな
る。このとき、第1のノードN1及び第2のノードN2
には、電流が流れているため、半導体集積回路は安定し
て動作する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来の半導体
集積回路の起動部303は、図4(a)のように、電源
電圧VDD(実線)が抵抗素子R2及び静電容量素子C
1の時定数(点線)よりも速く立ち上がったとき、電源
電圧VDD(PチャンネルMOSトランジスタT5の第
1の電極)と第3のノードN3との間には、Pチャンネ
ルMOSトランジスタT5が導通状態となる程度の電位
差が生じる。そのため、PチャンネルMOSトランジス
タT5は、導通状態となる。
【0009】しかしながら、従来の半導体集積回路の起
動部303は、図4(b)のように、電源電圧VDD
(実線)が抵抗素子R2及び静電容量素子C1の時定数
(点線)よりも遅く立ち上がったとき(時定数に追従し
て立ち上がったとき)、電源電圧VDD(Pチャンネル
MOSトランジスタT5の第1の電極)と第3のノード
N3との間には、PチャンネルMOSトランジスタT5
が導通状態となる程度の電位差が生じない。そのため、
PチャンネルMOSトランジスタT5は、非導通状態を
維持する。よって、第1のノードN1及び第2のノード
N2には電流が流れないため、半導体集積回路は動作す
ることができない。ここで、電源電圧VDDが遅く立ち
上がった場合を考慮して、抵抗素子R2及び静電容量素
子C1を大きくし、電位差を生じさせるように構成して
も良い。しかし、例えば、第1の電圧の立ち上がり速度
が500msの場合、抵抗素子R2は5GΩ(ギガオー
ム)、静電容量素子C1は100PF(ピコファラッ
ド)となり、かなり大きな抵抗素子や静電容量素子を準
備しなければならない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】すなわち、本発明の半導体集積回路は、第
1の電圧が供給されるノードと接続する第1のカレント
ミラー回路と、前記第1の電圧よりも低い第2の電圧が
供給されるノードと接続し第1及び第2のノードを介し
て前記第1のカレントミラー回路と接続する第2のカレ
ントミラー回路と、前記第1のノードの電圧レベルに応
じて前記第2のノードに電圧を供給する起動部とを有す
るものである。
【0012】上記の手段によれば、第1の電圧の立ち上
がり速度が変化しても安定して動作する半導体集積回路
を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の実施の形態
を説明するための全図において、同一機能を有するもの
は同一符号を付与し、その繰り返しの説明は省略する。
【0014】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態の半導体集積回路に係わる回路図であ
る。
【0015】初めに、本発明の第1の実施の形態の半導
体集積回路の構成を説明する。本発明の第1の実施の形
態の半導体集積回路は、第1の電圧(例えば、5Vの電
源電圧VDD若しくは駆動電圧VDD)が供給されるノ
ードと、第1の電圧よりも低い第2の電圧(例えば、0
Vの基準電圧GND若しくは接地電圧GND)が供給さ
れるノードと、第1のノードN1と、第2のノードN2
と、第1のカレントミラー回路101と、第2のカレン
トミラー回路102と、抵抗部R1と、起動部103と
により構成されている。
【0016】第1のカレントミラー回路101は、2つ
の第1導電型のトランジスタ(PチャンネルMOSトラ
ンジスタ)T1、T2により構成されている。Pチャン
ネルMOSトランジスタは、制御電極(ゲート電極)
と、第1の電極(ソース電極若しくはドレイン電極)
と、第2の電極(ドレイン電極若しくはソース電極)と
により構成されている。PチャンネルMOSトランジス
タT1及びPチャンネルMOSトランジスタT2の各制
御電極は、お互いに接続されている。PチャンネルMO
SトランジスタT1及びPチャンネルMOSトランジス
タT2の各第1の電極は、第1の電圧が供給されるノー
ドと接続されている。PチャンネルMOSトランジスタ
T1の第2の電極は第1のノードN1と接続され、Pチ
ャンネルMOSトランジスタT2の第2の電極は第2の
ノードN2と接続されている。なお、PチャンネルMO
SトランジスタT1の制御電極は、第2の電極と接続
(短絡)されている。ここで、第1のカレントミラー回
路101は、制御電極に第1の電圧レベルの電圧が供給
されると非導通状態となり、第2の電圧レベルの電圧が
供給されると導通状態となる。
【0017】第2のカレントミラー回路102は、2つ
の第2導電型のトランジスタ(NチャンネルMOSトラ
ンジスタ)T3、T4により構成されている。Nチャン
ネルMOSトランジスタは、制御電極(ゲート電極)
と、第1の電極(ソース電極若しくはドレイン電極)
と、第2の電極(ドレイン電極若しくはソース電極)と
により構成されている。NチャンネルMOSトランジス
タT3及びNチャンネルMOSトランジスタT4の各制
御電極は、お互いに接続されている。NチャンネルMO
SトランジスタT3の第1の電極は抵抗部R1の一方の
端子と接続され、第2の電極は第1のノードN1と接続
されている。NチャンネルMOSトランジスタT4の第
1の電極は第1の電圧よりも低い第2の電圧が供給され
るノードと接続され、第2の電極は第2のノードN2と
接続されている。なお、NチャンネルMOSトランジス
タT4の制御電極は、第2の電極と接続(短絡)されて
いる。ここで、第2のカレントミラー回路102は、制
御電極に第1の電圧レベルの電圧が供給されると導通状
態となり、第2の電圧レベルの電圧が供給されると非導
通状態となる。
【0018】抵抗部R1の一方の端子は第3のNチャン
ネルMOSトランジスタT3の第1の電極と接続され、
他方の端子は第2の電圧が供給されるノードと接続され
ている。第1のノードN1と第2のノードN2とに流れ
る電流は、第2のカレントミラー回路102の電流利得
により定まり、抵抗部R1によって決定されている。
【0019】起動部103は、PチャンネルMOSトラ
ンジスタT5、T6、T7と、インバータIn1と、抵
抗部R2と、第3のノードN3とにより構成されてい
る。
【0020】PチャンネルMOSトランジスタT5の制
御電極は第3のノードN3と接続され、第1の電極は第
1の電圧が供給されるノードと接続され、第2の電極は
第2のノードN2と接続されている。ここで、Pチャン
ネルMOSトランジスタT5は、制御電極に第1の電圧
レベルの電圧が供給されると非導通状態となり、第2の
電圧レベルの電圧が供給されると導通状態となる。Pチ
ャンネルMOSトランジスタT6の制御電極は第1のカ
レントミラー回路101の制御電極(第1のノードN1
でも良い)と接続され、PチャンネルMOSトランジス
タT1とPチャンネルMOSトランジスタT6とはカレ
ントミラー回路を構成している。PチャンネルMOSト
ランジスタT6の第1の電極は第1の電圧が供給される
ノードと接続され、第2の電極は第3のノードN3と接
続されている。ここで、PチャンネルMOSトランジス
タT6は、制御電極に第1の電圧レベルの電圧が供給さ
れると非導通状態となり、第2の電圧レベルの電圧が供
給されると導通状態となる。PチャンネルMOSトラン
ジスタT7の制御電極はインバータIn1の一方の端子
と接続され、第1の電極は第1の電圧が供給されるノー
ドと接続され、第2の電極は第3のノードN3と接続さ
れている。ここで、PチャンネルMOSトランジスタT
7は、制御電極に第1の電圧レベルの電圧が供給される
と非導通状態となり、第2の電圧レベルの電圧が供給さ
れると導通状態となる。インバータIn1の一方の端子
はPチャンネルMOSトランジスタT7の制御電極と接
続され、他方の端子は第3のノードN3と接続されてい
る。抵抗部R2の一方の端子は第3のノードN3と接続
され、他方の端子には第2の電圧が供給されている。な
お、抵抗部R2は、PチャンネルMOSトランジスタ若
しくはNチャンネルMOSトランジスタにより構成して
も良い。
【0021】次に、本発明の第1の実施の形態の半導体
集積回路の動作を説明する。
【0022】電源立ち上げ時において、第1のノードN
1の電圧レベルは第1の電圧レベルであり、第2のノー
ドN2の電圧レベルは第2の電圧レベルであり、第3の
ノードN3の電圧レベルは第2の電圧レベルである。よ
って、インバータIn1は、第2の電圧レベルを反転
し、第1の電圧レベルを出力している。従って、Pチャ
ンネルMOSトランジスタT7は非導通状態となり、P
チャンネルMOSトランジスタT7を介して第3のノー
ドN3に電流が流れない。そのため、第3のノードN3
の電圧レベルは、第2の電圧レベルを維持する。
【0023】ここで、第3のノードN3の電圧レベルが
第2の電圧レベルであることより、起動部103のPチ
ャンネルMOSトランジスタT5の制御電極には、第2
の電圧が供給される。従って、PチャンネルMOSトラ
ンジスタT5は導通状態となり、PチャンネルMOSト
ランジスタT5を介して、第2のノードN2に電流が流
れる。それにより、第2のノードN2の電圧レベルは上
昇し、第2のカレントミラー回路102のNチャンネル
MOSトランジスタT3及びNチャンネルMOSトラン
ジスタT4は導通状態となる。よって、第1のノードN
1に電流が流れ、第1のノードN1の電圧レベルが降下
する。第1のノードN1の電圧レベルがPチャンネルM
OSトランジスタT1及びPチャンネルMOSトランジ
スタT2が導通状態となる程度まで降下すると、Pチャ
ンネルMOSトランジスタT1を介して第1のノードN
1に電流が流れ、PチャンネルMOSトランジスタT2
を介して第2のノードN2に電流が流れる。
【0024】一方、第1のノードN1の電圧レベルが降
下することにより、起動部103のPチャンネルMOS
トランジスタT6の制御電極に供給される電圧レベルも
降下する。第1のノードN1の電圧レベルがPチャンネ
ルMOSトランジスタT6が導通状態となる程度まで降
下すると、PチャンネルMOSトランジスタT6を介し
て第3のノードN3に電流が流れる。よって、第3のノ
ードN3の電圧レベルは、上昇する。ここで、インバー
タIn1の入力電圧レベルを反転する電圧レベルは、P
チャンネルMOSトランジスタT5が非導通状態となる
電圧レベルよりも低く構成されている。そのため、イン
バータIn1は、PチャンネルMOSトランジスタT7
が導通状態となる電圧レベルを出力し、PチャンネルM
OSトランジスタT7を介して第3のノードN3に電流
が流れる。よって、第3のノードN3の電圧レベルは上
昇し、PチャンネルMOSトランジスタT5は非導通状
態となり、PチャンネルMOSトランジスタT5を介し
て第2のノードN2に電圧を供給しなくなる。このと
き、第1のノードN1及び第2のノードN2には、すで
に電流が流れている。そのため、半導体集積回路は、以
降、安定して動作することができる。
【0025】本発明の第1の実施の形態の半導体集積回
路によれば、以下の効果を奏する。
【0026】(1)本発明の第1の実施の形態の半導体
集積回路において、第3のノードN3は、Pチャンネル
MOSトランジスタT6を介して第1の電圧が供給され
る。そして、PチャンネルMOSトランジスタT6は、
第1のノードN1の電圧レベルにより導通状態/非導通
状態となる。よって、本発明の第1の実施の形態の半導
体集積回路は、第1のノードN1及び第2のノードN2
に電流が流れ、安定動作状態となった後、第3のノード
N3の電圧レベルをPチャンネルMOSトランジスタT
5が非導通状態となる程度まで上昇させる。そのため、
本発明の第1の実施の形態の半導体集積回路は、第1の
電圧の立ち上がりが変化しても、抵抗部R2の時定数に
より調整する必要はなく、安定した動作を行うことがで
きる。
【0027】(2)また、本発明の第1の実施の形態の
半導体集積回路の起動部103を図2(a)に示すよう
に構成したとする。図2(a)に示すように、Pチャン
ネルMOSトランジスタT6は、N型の基板にP型の電
極(拡散層)を設けることより、第1の電極及び第2の
電極を形成している。ここで、第2の電極は静電容量素
子C1と接続され、静電容量素子C1は接地電圧GND
が供給されるノードと接続されている。また、第1の電
極には電源電圧VDDが供給されるノードと接続され、
N型の基板も電源電圧VDDが供給されるノードと接続
されている。そのため、第2の電極のPウエルとN型の
基板との間には、寄生ダイオードが形成される。よっ
て、図2(b)に示すように、半導体集積回路が安定状
態において電源電圧の電圧レベルが急激に降下すると、
電源電圧がもとの電圧レベルに復活するまでの間に、P
チャンネルMOSトランジスタT5が導通状態となるの
に充分な電位差が生じる。そのため、第1のノードN1
及び第2のノードN2にさらに電流が流れてしまう。そ
のため、過剰な電流を発生することにより、この半導体
集積回路を利用した他の回路に不具合を発生させる可能
性が生じてしまう。
【0028】そこで、本発明の第1の実施の形態の半導
体集積回路の起動部103のように、Pチャンネルトラ
ンジスタT5が非導通状態となるのに充分な電圧レベル
よりも低い電圧レベルで入力電圧を反転するインバータ
In1を設けた。よって、PチャンネルトランジスタT
6が導通状態となるよりも速く、PチャンネルMOSト
ランジスタT7を介して第3のノードN3にすばやく電
流を流すことができ、第3のノードN3の電圧レベルを
上昇させることができる。そのため、第1の発明の実施
の形態の半導体集積回路は、急激な電圧レベルの降下の
際にも安定した動作を行うことができる。
【0029】(3)また、起動部103のPチャンネル
MOSトランジスタT6の第1の電極に直接第1の電圧
を供給するように構成すると、起動部103は高速に動
作することが可能となる。
【0030】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0031】例えば、抵抗部を介してPチャンネルトラ
ンジスタT6の第1の電極に、第1の電圧を供給するよ
うに構成しても良い。このように構成することにより、
PチャンネルMOSトランジスタT6には少しずつ電流
が流れ、カレントミラー回路に多くの電流を流すことが
できる。
【0032】また、抵抗部R1を介してNチャンネルM
OSトランジスタT3に第2の電圧を供給する代わり
に、抵抗部を介してPチャンネルMOSトランジスタT
2に第1の電圧を供給するように構成しても第1の実施
の形態と同様な効果を得ることができる。
【0033】さらに、起動部103を構成するPチャン
ネルMOSトランジスタT5、T6、T7をNチャンネ
ルMOSトランジスタで構成しても良い。この場合、N
チャンネルMOSトランジスタT5、T6、T7の各第
1の電極には第2の電圧が供給され、NチャンネルMO
SトランジスタT5の第2の電極は第1のノードN1と
接続され、NチャンネルMOSトランジスタT6の制御
電極は第2のノードN2と接続される。
【0034】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0035】本発明は、、第1の電圧の立ち上がり速度
が変化しても安定して動作する半導体集積回路を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体集積回路の
構造を示す回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の半導体集積回路の
起動部の接続関係及び電源電圧の変化を示す図である。
【図3】従来の半導体集積回路の構造を示す回路図であ
る。
【図4】従来の半導体集積回路の電源電圧の変化を示す
図である。
【符号の説明】
101 第1のカレントミラー回路 102 第2のカレントミラー回路 103 起動部 T5、T6、T7 PチャンネルMOSトランジスタ In1 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中拾石 政彦 宮崎県宮崎郡清武町大字木原7083番地 株 式会社沖マイクロデザイン内 Fターム(参考) 5F038 AV06 BB01 BB08 DF06 EZ20 5H420 NB36 NE03 5J091 AA03 AA44 AA59 CA48 CA85 FA10 FA17 HA10 HA17 HA25 HA29 KA04 KA10 KA12 KA17 KA25 KA47 MA11 MA21 TA01 TA06 5J092 AA03 AA44 AA59 CA48 CA85 FA10 FA17 FR11 FR12 HA10 HA17 HA25 HA29 KA04 KA10 KA12 KA17 KA25 KA47 MA11 MA21 TA01 TA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電圧が供給されるノードと接続す
    る第1のカレントミラー回路と、 前記第1の電圧よりも低い第2の電圧が供給されるノー
    ドと接続し、第1及び第2のノードを介して前記第1の
    カレントミラー回路と接続する第2のカレントミラー回
    路と、 前記第1のノードの電圧レベルを用いて第3のノードに
    電圧を供給し、該第3のノードの電圧レベルを反転した
    電圧レベルを用いて該第3のノードに電圧を供給し、該
    第3のノードの電圧レベルによって前記第2のノードに
    電圧を供給する起動部とにより構成されることを特徴と
    する半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路であっ
    て、 前記起動部は、 前記第1のノードの電圧が供給される制御電極と、前記
    第1の電圧が供給される第1の電極と、前記第3のノー
    ドと接続する第2の電極とを有する第1のトランジスタ
    と、 前記第3のノードと接続する制御電極と、前記第1の電
    圧が供給される第1の電極と、前記第2のノードと接続
    する第2の電極とを有する第2のトランジスタと、 インバータの一方の端子と接続する制御電極と、前記第
    1の電圧が供給される第1の電極と、前記第3のノード
    と接続する第2の電極とを有する第3のトランジスタ
    と、 前記インバータであって、一方の端子は前記第3のトラ
    ンジスタと接続し、他方の端子は前記第3のノードと接
    続するインバータと、 一方の端子は前記第3のノードと接続し、他方の端子に
    は前記第2の電圧が供給される抵抗部とにより構成され
    ることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体集積回路であっ
    て、 前記第1、第2及び第3のトランジスタは、Pチャンネ
    ルMOSトランジスタであることを特徴とする半導体集
    積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、3のいずれか一つに記載
    された半導体集積回路であって、 前記第1のカレントミラー回路は、 制御電極と第1の電極とを短絡した第4のトランジスタ
    と、該第4のトランジスタの制御電極と接続する制御電
    極を有する第5のトランジスタとにより構成され、 前記第2のカレントミラー回路は、 制御電極を有する第6のトランジスタと、該第6のトラ
    ンジスタの制御電極と接続する制御電極を有し該制御電
    極と第1の電極とを短絡した第7のトランジスタとによ
    り構成されることを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体集積回路であっ
    て、 前記第6のトランジスタは、抵抗部を介して前記第2の
    電圧が供給される電極を有することを特徴とする半導体
    集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の半導体集積回路であっ
    て、 前記第5のトランジスタは、抵抗部を介して前記第1の
    電圧が供給される電極を有することを特徴とする半導体
    集積回路。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の半導体集積回路であっ
    て、 前記第4及び第5のトランジスタはPチャンネルMOS
    トランジスタであり、前記第6及び第7のトランジスタ
    はNチャンネルMOSトランジスタであることを特徴と
    する半導体集積回路。
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