JP2002127949A - 搭乗式草刈機の安全装置 - Google Patents
搭乗式草刈機の安全装置Info
- Publication number
- JP2002127949A JP2002127949A JP2000322190A JP2000322190A JP2002127949A JP 2002127949 A JP2002127949 A JP 2002127949A JP 2000322190 A JP2000322190 A JP 2000322190A JP 2000322190 A JP2000322190 A JP 2000322190A JP 2002127949 A JP2002127949 A JP 2002127949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- boarding
- safety device
- driver
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
を停止する搭乗式草刈機の安全装置を提供する。 【解決手段】 車体(3)のブラケット(7)に回動自在に取
付けた乗車ステップ(11)のアーム(13)の下端部と車体
(3)との間に、圧力センサ(15)を設ける。圧力センサ(1
5)とエンジン(20)に設けた燃料カット弁(41)とをコント
ローラ(42)を介して接続する。また、車両の有する負作
動型油圧ブレーキ(30)のブレーキ開放弁(33)とブレーキ
スイッチ(35)とをコントローラ(42)を介して接続する。
Description
運転者が転落したときに車両を停止させる安全装置に関
する。
図1において、走行体2に搭載された車体3にはエンジ
ンルーム4が設けられ、車体3の前方には回転式の草刈
機5が取付けられており、車体3の後方には乗車ステッ
プ11が設けられている。エンジンルーム4の後部には
操作レバー6が設けられ、運転者は乗車ステップ11に
搭乗し、操作レバー6を操作して走行しながら草刈作業
を行う。
行うことが多い。法面作業を行う場合には車両を土手に
沿って走行させながら草刈作業を行う。その場合車両は
横に大きく傾斜し、運転者の姿勢は不安定になり、誤っ
て車両から転落することがある。その際、車両がそのま
ま走行を続けると非常に危険であり、運転者が転落した
場合には車両を停止させる必要がある。
に、運転者が車両から落下したときにエンジンを停止さ
せる装置が備えられていた。その一例としては、車体側
にエンジン停止スイッチを設け、このスイッチにキャッ
プをかぶせ、キャップが外れるとスイッチが作動してエ
ンジンを停止させる装置を設け、キャップに紐をつけて
おく。この紐を運転者につないでおくことにより運転者
が車両から転落したときにキャップが外れ、エンジンを
停止させるものである。
成においては、運転者が紐を体につなぐことを忘れると
安全装置は機能しないという問題がある。
たものであり、運転者が車両から転落した場合、確実に
車両が停止する搭乗式草刈機の安全装置を提供すること
を目的としている。
的を達成するために、本発明に係る搭乗式草刈機の安全
装置の第1発明は、車体に、草刈機を備え、乗車ステッ
プを有し、この乗車ステップに運転者が搭乗して運転操
作し、走行しながら作業する搭乗式草刈機の、運転者が
誤って車両から転落したときに車両を停止させる安全装
置において、前記乗車ステップに加えられる搭載負荷を
検出するステップ負荷検出手段と、前記ステップ負荷検
出手段が搭載負荷のなくなったことを検出したときに車
両を停止させる車両停止手段とを備えた構成としてい
る。
から転落すると乗車ステップの搭載負荷がなくなる。ス
テップ負荷検出手段はこれを検出し、車両停止手段を作
動させて車両を停止させる。したがって、車両停止は確
実に行われ、安全である。
ッブ負荷検出手段は、圧力検出センサを備えている構成
としている。
力検出センサで検出することができるため、運転者の乗
降状態を容易に、かつ、確実に検出することができ、構
造簡単で確実に作動する安全装置が得られる。
ップ負荷検出手段からの検出信号を入力し、ステップ搭
載負荷の無い状態が所定時間持続したときに前記車両停
止手段に停止信号を出力するコントローラを備えた構成
としている。
い状態が所定時間持続した場合に制御信号を車両停止手
段に出力するようにしたため、たとえば、運転者が乗車
ステップ上でジャンプしたような瞬間的な無負荷状態で
は車両は停止しない。そのため、安定した作業を行うこ
とができる。
の安全装置の実施形態について図面を参照して詳述す
る。
段10と、車両停止手段40とを備えた安全装置の回路
図である。乗車ステップ11はステップ板12と、ステ
ップ板12の前端部に垂直に設けられたアーム13とよ
りなり、アーム13の上端部を車体3に設けられたブラ
ケット7にピン14により回動自在に取付けられてい
る。アーム13の下端前面部と車体3との間には圧力セ
ンサ15が設けられており、ステップ板12上に荷重が
加わると圧力センサ15が加圧されて通電するようにな
っている。エンジン20と草刈機のカッタシャフト2
1、一対の走行用油圧ポンプ22,22およびブレーキ
用油圧ポンプ23とはベルト24を介して連結されてい
る。走行用油圧ポンプ22,22と走行用油圧モータ2
5,25とは接続されており、走行用油圧モータ25,
25は履帯27,27を駆動するスプロケット26,2
6と連結している。それぞれの走行用油圧モータ25に
は油圧がOFFの場合にブレーキがONとなる負作動型
油圧ブレーキ30が設けられている。負作動型油圧ブレ
ーキ30の油圧シリンダ31とブレーキ用油圧ポンプ2
3とは回路32により接続され、回路32上にはブレー
キ開放弁33が介装されている。ブレーキ開放弁33は
オイルタンク34と接続している。次に車両停止手段4
0について説明する。コントローラ42は圧力センサ1
5と、運転者により操作されるブレーキスイッチ35と
に接続している。また、コントローラ42はエンジン2
0に取付けられた燃料カット弁41、およびブレーキ開
放弁33に接続している。
て、運転者がステップ板12に搭乗すると圧力センサ1
5はONの信号をコントローラ42に出力する。運転者
がエンジン20を始動し、ブレーキスイッチ35をON
するとコントローラ42は制御信号をブレーキ開放弁3
3に出力し、ブレーキ用油圧ポンプ23から油圧シリン
ダ31に圧油を供給し、負作動型油圧ブレーキ30をO
FFにし、作業可能状態にする。この状態で走行作業中
に運転者が誤ってステップ板12から転落すると圧力セ
ンサ15からの信号はOFFとなり、この時間が所定の
時間以上持続するとコントローラ42は異常と判断し、
燃料カット弁41に停止信号を出力し、燃料をカットし
てエンジン20を停止させる。同時にブレーキ開放弁3
3に制御信号を出力し、ブレーキ用油圧ポンプ23の回
路を遮断し、油圧シリンダ31の回路32をオイルタン
ク34に開放して負作動型油圧ブレーキ30をONにし
て車両を停止させる。圧力センサ15からのOFF信号
を所定時間持続した後異常と判断するのは、瞬間的なO
FF信号で車両停止を行うと、例えば運転者が乗車ステ
ップ11上でジャンプしただけで車両停止する恐れがあ
るためで、これにより安定して作業することができる。
する。図3において、乗車センサがONでブレーキ信号
がON、すなわちブレーキONの場合には運転者が乗車
して車両が停止している状態で安全なのでコントローラ
42は正常と判断する。乗車センサがONでブレーキ信
号がOFFの場合には、作業可能な正常状態であるので
コントローラ42は正常と判断する。乗車センサがOF
Fでブレーキ信号がONの場合には、作業をしない状態
にあるのでコントローラ42は正常と判断する。乗車セ
ンサがOFFでブレーキ信号がOFFの場合には車両は
走行可能状態にあるにもかかわらず、運転者が乗車して
いないのでコントローラ42は異常と判断し、停止信号
を出力して車両を停止させる。
せると同時に負作動型油圧ブレーキをONさせるように
なっているが、エンシンを停止させるのみでも良い。ま
た、運転者は乗車ステップに立って搭乗するようになっ
ているが、椅子式のものであっても椅子部に検出センサ
を設けることによりステップ負荷検出手段を構成でき
る。
おいては圧力センサ15を用いているが、第2実施形態
としてステップ板12の搭乗面全体に図示しない感圧マ
ットを取付けても良い。
の構成図である。図1に示す第1実施形態のものと同一
部材には同一符号を付して説明は省略し、異なる部分に
ついてのみ説明する。アーム12の下端前面部と、車体
3との間にリミットスイッチ16を取付けるとともに、
バネ17を介装してアーム12とリミットスイッチ16
が離間する方向に付勢する。運転者がステップ板12に
搭乗するとバネ17は圧縮され、リミットスイッチ16
はONする。リミットスイッチ16とコントローラ42
とを接続する。
刈機5が車体3の前方にあるものに限らず、車体3の後
方にあるものでも良く、又乗車ステップ11も車体3の
後方にあるものに限らず、車体3の前方、又は側方にあ
るものでも良い。
の構成図である。
手段、11…乗車ステッブ、12…ステップ板、13…
アーム、15…圧力センサ、16…リミットスイッチ、
17…バネ、20…エンジン、30…負作動型油圧ブレ
ーキ、33…ブレーキ開放弁、35…ブレーキスイッ
チ、40…車両停止手段、41…燃料カット弁、42…
コントローラ。
Claims (3)
- 【請求項1】 車体に、草刈機を備え、乗車ステップを
有し、この乗車ステップに運転者が搭乗して運転操作
し、走行しながら作業する搭乗式草刈機の、運転者が誤
って車両から転落したときに車両を停止させる安全装置
において、 前記乗車ステップ(11)に加えられる搭載負荷を検出する
ステップ負荷検出手段(10)と、前記ステップ負荷検出手
段(10)が搭載負荷のなくなったことを検出したときに車
両を停止させる車両停止手段(40)とを備えたことを特徴
とする搭乗式草刈機の安全装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の搭乗式草刈機の安全装置
において、 前記ステップ負荷検出手段(10)は、圧力検出センサを備
えていることを特徴とする搭乗式草刈機の安全装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の搭乗式草刈機の安全装置
において、 前記ステップ負荷検出手段(10)からの検出信号を入力
し、ステップ搭載負荷の無い状態が所定時間持続したと
きに前記車両停止手段(40)に停止信号を出力するコント
ローラ(42)を備えたことを特徴とする搭乗式草刈機の安
全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000322190A JP2002127949A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | 搭乗式草刈機の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000322190A JP2002127949A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | 搭乗式草刈機の安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002127949A true JP2002127949A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18800109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000322190A Pending JP2002127949A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | 搭乗式草刈機の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002127949A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008118960A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-05-29 | Husqvarna Zenoah Co Ltd | 刈払機 |
CN101844586A (zh) * | 2010-05-14 | 2010-09-29 | 沈阳工业大学 | 一种全方位移动载人智能机器人及其运行方法 |
CN102037820A (zh) * | 2010-08-31 | 2011-05-04 | 浙江亚特电器有限公司 | 新型智能割草机压力传感器 |
JP2011115079A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | Husqvarna Zenoah Co Ltd | 草刈作業機の非常停止装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60169332A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-02 | Honda Motor Co Ltd | 作業機の運転制御装置 |
JPH05301585A (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-16 | Kubota Corp | 歩行型電動ゴルフカート |
JPH06105401A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 電動車 |
JPH07213136A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-15 | Sato Seisakusho:Kk | 自走式草刈機 |
JPH0820349A (ja) * | 1994-07-06 | 1996-01-23 | Kubota Corp | 遠隔操縦式の作業車 |
JPH09205853A (ja) * | 1996-02-02 | 1997-08-12 | Honda Motor Co Ltd | 作業車両の操作装置 |
-
2000
- 2000-10-23 JP JP2000322190A patent/JP2002127949A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60169332A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-02 | Honda Motor Co Ltd | 作業機の運転制御装置 |
JPH05301585A (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-16 | Kubota Corp | 歩行型電動ゴルフカート |
JPH06105401A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 電動車 |
JPH07213136A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-15 | Sato Seisakusho:Kk | 自走式草刈機 |
JPH0820349A (ja) * | 1994-07-06 | 1996-01-23 | Kubota Corp | 遠隔操縦式の作業車 |
JPH09205853A (ja) * | 1996-02-02 | 1997-08-12 | Honda Motor Co Ltd | 作業車両の操作装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008118960A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-05-29 | Husqvarna Zenoah Co Ltd | 刈払機 |
JP2011115079A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | Husqvarna Zenoah Co Ltd | 草刈作業機の非常停止装置 |
CN101844586A (zh) * | 2010-05-14 | 2010-09-29 | 沈阳工业大学 | 一种全方位移动载人智能机器人及其运行方法 |
CN101844586B (zh) * | 2010-05-14 | 2012-10-31 | 沈阳工业大学 | 一种全方位移动载人智能机器人及其运行方法 |
CN102037820A (zh) * | 2010-08-31 | 2011-05-04 | 浙江亚特电器有限公司 | 新型智能割草机压力传感器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4859856B2 (ja) | 産業車両の制御装置及び該装置を搭載した産業車両 | |
KR101007484B1 (ko) | 엔진지게차의 안전제어방법 | |
US20100171283A1 (en) | Movable step for a materials handling vehicle | |
JP2002127949A (ja) | 搭乗式草刈機の安全装置 | |
JP2004352466A (ja) | 自走式産業機械の機械制御装置、及び、それの機械制御方法 | |
JP5008432B2 (ja) | フォークリフト車の安全装置 | |
JPH02114076A (ja) | 側輪付二輪車 | |
JP3787057B2 (ja) | 作業用車両の安全装置 | |
US20230019722A1 (en) | Fault detection for secondary steering system | |
JP4552499B2 (ja) | 産業車両における在席検出手段の異常確認方法及びその装置 | |
KR100259243B1 (ko) | 지게차의 브레이크 제어장치 | |
JP3011352B2 (ja) | 作業車のエンジン停止装置 | |
JP4945828B2 (ja) | 作業車両 | |
CN115593543A (zh) | 两前轮可倾的车辆 | |
JP3290735B2 (ja) | バックホウ | |
JP3736307B2 (ja) | 産業車両のブレーキ制御装置 | |
JP4430978B2 (ja) | 作業用車両 | |
JP2556897Y2 (ja) | 作業車の走行駆動制御装置 | |
JP2569790Y2 (ja) | 動力作業機における操作部の安全装置 | |
JPH1086860A (ja) | キャブ・ティルト装置 | |
JPS5810701Y2 (ja) | 作業車 | |
JP2001287674A (ja) | 建設機械の安全確認装置 | |
JP5283407B2 (ja) | 軌陸作業車の逸走防止装置 | |
JPS6135486Y2 (ja) | ||
JPH07172799A (ja) | リーチ式フォークリフトのリーチ動作規制装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070809 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20070809 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070911 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100511 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100928 |