JP4430978B2 - 作業用車両 - Google Patents

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Description

本発明は、制動手段の制動状態を保持する制動手段補助装置を有する作業用車両に関し、特に詳細には、エンジンが停止しても制動手段による走行装置の制動状態を保持し続けることができる制動手段補助装置を有する作業用車両に関する。
高所作業車等の作業用車両は、作業中における安定した作業姿勢を維持するためにジャッキ装置を備えているものがある。特に、高所作業車においては、その車体上に配設された高所作業装置を高所に展開して作業を行うことにより重心位置が高くなるため、車両を安定支持するためにこのジャッキ装置は非常に重要である。
このような作業用車両は傾斜地においても使用されることがある。そのような場合には、制動手段補助装置(いわゆる、「第3ブレーキ」)により制動装置(ブレーキ)の前後輪に対する制動状態を保持した状態でジャッキ装置が操作される。この第3ブレーキとは、作業用車両のブレーキペダルを一旦踏み込んでブレーキ装置により前後輪を制動した状態で第3ブレーキを作動させる操作スイッチを操作すると、ブレーキペダルの踏み込みを止めても制動状態を保持するものである(例えば、特許文献1参照)。
一般的に車両には運転者により前後輪を制動状態にするブレーキ装置とは別に、駐車時などに後輪を制動するサイドブレーキを有しているが、ジャッキ装置により車体が持ち上げ支持されるときに、先に後輪が上がってしまうとサイドブレーキの効果がなくなりジャッキ装置だけで車体を制動することとなり、車体が傾斜地を下方に滑る虞があるため、このような場合にサイドブレーキを使用することはできず、第3ブレーキが使用される。
特開2003−95599号公報
ところで、このような作業用車両は、エンジンにより駆動されるPTOユニットを用いて高所作業装置等を駆動させるための動力を得ているが、住宅地等での作業における騒音対策等のために、エンジンを停止して別途車体に備えられた駆動源(以下、「低騒音ユニット」と呼ぶ)を用いて高所作業装置等の駆動が可能なように構成されているものがある。しかしながら、エンジンを停止すると、上述の第3ブレーキ(ブレーキ圧を保持するブレーキ制御バルブ等)を制御しているエンジン制御ユニット(以下、「ECU」と呼ぶ)への電源が供給されなくなり、制動力を保持することができなくなるため、第3ブレーキによる制動力の保持は解除されてしまう。あるいは、エンジンを停止した状態でもECUに電源を供給して第3ブレーキによるブレーキ装置の制動力を保持するように構成しても、ブレーキペダルが踏み込まれた状態を保持する空気圧(エンジンで駆動されるバキュームポンプにより空気圧が維持されるバキュームタンクからその空気圧が与えられる)が時間の経過とともに減少するため、このブレーキペダルの踏み込み状態を保持できなくなってしまう。
通常の作業用車両では、エンジンが停止して第3ブレーキが解除されることにより制動装置による走行装置の制動が解除されると、ジャッキインターロック機構によりジャッキ装置の操作ができなくなり、特に、作業後にジャッキ装置を格納する場合、エンジンを始動してブレーキ装置の制動力を第3ブレーキで保持してからジャッキ装置の格納操作を行う必要があり、作業効率が低下するという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、エンジンが停止しても制動手段(ブレーキ)の制動力を保持することが可能な制動手段補助装置(第3ブレーキ)を有する作業用車両を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、第1の本発明に係る作業用車両(例えば、実施形態における高所作業車1)は、車体に搭載されたエンジンの駆動力を受けて駆動して車体を走行させる走行装置(例えば、実施形態における前後輪3a,3b)と、制動ペダル(例えば、実施形態におけるブレーキペダル71)と、この制動ペダルの踏み込みに応じて作動されて制動作動力を発生させる制動力発生手段(例えば、実施形態におけるマスターシリンダ73)と、制動力発生手段より発生された制動作動力により走行装置を制動する制動手段(例えば、実施形態におけるフロント及びリアホイールブレーキ74,75)と、エンジンにより駆動されるポンプ(例えば、実施形態におけるバキュームポンプ81)と、このポンプにより空気圧を蓄積する圧力タンク(例えば、実施形態におけるバキュームタンク82)と、この圧力タンク内の空気圧が所定の圧力未満になったことを検出する圧力検出手段(例えば、実施形態におけるバキュームスイッチ83)と、圧力タンク内の空気圧により制動ペダルが踏み込まれた状態を保持する制動ペダル保持手段(例えば、実施形態におけるパワーチャンバー84)、及び、制動作動力を保持して制動手段の制動状態を保持する制動力保持手段(例えば、実施形態におけるフロント及びリアブレーキコントロールバルブ86,87)からなる制動手段補助装置(例えば、実施形態における第3ブレーキ80)とを有するものであり、この制動手段補助装置が、圧力検出手段により圧力タンク内の空気圧が所定の圧力未満になったことが検出されたときに、所定の時間だけエンジンを駆動させてポンプを駆動し、圧力タンク内の空気圧を所定の範囲内に復元する復元手段(例えば、実施形態における第3ブレーキコントローラ91)を有し、制動ペダルが踏み込まれて制動力発生手段が所定の油圧を制動手段にかけたときに、制動力保持手段が閉止されて制動手段の制動状態を保持するとともに、制動ペダル保持手段は、制動ペダルが踏み込まれた状態を保持するように構成される。
なお、第1の本発明に係る作業用車両が、エンジンを始動及び停止させるエンジン始動停止装置(例えば、実施形態におけるESS装置62)を有し、車体のキースイッチがオフされてエンジンが停止していて、かつ、圧力検出手段により圧力タンク内の空気圧が所定の圧力未満になったことが検出されたときに、復元手段が、エンジン始動停止装置にキースイッチがオン状態である信号を出力するとともに、エンジン始動停止装置を用いてエンジンを所定の時間だけ駆動させるように構成されることが好ましい。
また、第2の本発明に係る作業用車両は、車体に搭載されたエンジンの駆動力を受けて駆動して車体を走行させる走行装置と、制動ペダルと、この制動ペダルの踏み込みに応じて作動されて制動作動力を発生させる制動力発生手段と、制動力発生手段により発生された制動作動力により走行装置を制動する制動手段と、エンジンにより駆動されるポンプと、このポンプにより空気圧を蓄積する圧力タンクと、この圧力タンク内の空気圧が所定の圧力未満になったことを検出する圧力検出手段と、圧力タンク内の空気圧により制動ペダルが踏み込まれた状態を保持する制動ペダル保持手段、及び、制動作動力を保持して制動手段の制動状態を保持する制動力保持手段からなる制動手段補助装置とを有するものであり、圧力タンク内の空気圧を所定の圧力にする補助ポンプを有し、制動手段補助装置が、車体のキースイッチがオフされてエンジンが停止していて、かつ、圧力検出手段により圧力タンク内の空気圧が所定の圧力未満になったことが検出されたときに、補助ポンプを所定の時間だけ駆動させて圧力タンク内の空気圧を所定の範囲内に復元する復元手段を有し、制動ペダルが踏み込まれて制動力発生手段が所定の油圧を制動手段にかけたときに、制動力保持手段が閉止されて制動手段の制動状態を保持するとともに、制動ペダル保持手段は、制動ペダルが踏み込まれた状態を保持するように構成される。
本発明に係る作業用車両を以上のように構成すると、エンジンが停止しても制動手段補助装置が制動手段による走行装置の制動状態を保持することができるため、エンジンを停止した状態で低騒音ユニットを用いてジャッキ装置や高所作業装置の操作を行うことができる。特に、この作業用車両での作業が終了したときに、制動手段により走行装置を制動状態にして、制動手段補助装置でその制動状態を保持させるという作業をすることなしに、ジャッキ装置の格納作業を行うことができるため、作業効率を向上させることができる。また、圧力タンクの空気圧が低下してもエンジン若しくは補助ポンプが自動的に所定の時間起動してこの圧力タンク内の空気圧を所定の範囲内に復元するため、作業者が作業用車両による作業を中断して空気圧を復元する作業を行う必要がなく、作業効率が向上する。
加えて、制動力保持手段が保持しているために掛けられる制動手段に対する油圧と、制動ペダル保持手段がペダルを保持しているためにこの制動手段に掛けられるマスターシリンダからの油圧の差が小さくなり、制動力保持手段から作動油が漏れて保持する油圧が低下するのを防止することができ、前後輪の制動状態をさらに確実に保持することができる。
なお、第1の本発明に係る作業用車両においては、エンジンを始動及び停止するエンジン始動停止装置に車両のキースイッチがオン状態である信号を出力するように構成すると、キースイッチが切れた状態でも、復元手段により車両に搭載された装置を用いてエンジンの始動及び停止を行うことができるため、本発明に係る作業用車両を容易に実現することができる。また、第2の本発明に係る作業用車両においては、圧力タンクの空気圧の復元にエンジンを始動する必要がなく、補助ポンプ等を加えることで容易に実現することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。本実施例に係る作業用車両の一例として、車体上に高所作業装置9を備える高所作業車1を図2に示している。高所作業車1は車体2の前方に運転キャビン2aを有し、前後輪3a,3bで走行可能なトラックシャーシをベースに構成される。運転キャビン2a後方の車体2上には、上方に突出して旋回台4が旋回可能に取り付けられており、この旋回台4の下部に設けられた旋回モータ51により駆動される。
旋回台4の上部に基端部が枢結されてブーム5が取り付けられており、旋回台4とブーム5の下面との間に張り渡された起伏シリンダ52により起伏動される。ブーム5は、基端ブーム5a、中間ブーム5b及び先端ブーム5cを入れ子式に組み合わせて伸縮可能に構成されており、ブーム5に内蔵された伸縮シリンダ53により伸縮動される。
先端ブーム5cの先端部にブーム5の起伏作動面と同一面内に揺動可能に垂直ポスト6が枢結され、先端ブーム5cと垂直ポスト6との間に張り渡された上部レベリングシリンダ56bにより揺動される。上部レベリングシリンダ56bは、旋回台4と基端ブーム5aとの間に張り渡された下部レベリングシリンダ56aと連通する油路で結ばれて、いわゆる油圧閉ループ式のレベリング装置が構成されており、垂直ポスト6の上部がブーム5の起伏の如何に拘わらず常に垂直に伸びて位置するように揺動制御(レベリング制御)される。そして、このように常時垂直に保持される垂直ポスト6の上部にアーム7を介して作業台8が旋回可能に取り付けられており、作業台8の床面はブーム5の起伏の如何に拘わらず常に水平に保持される。作業台8はアーム7に内蔵された首振りモータ54により旋回動(首振り動)される。
作業台8にはブーム操作装置10が設けられている。ブーム操作装置10には、旋回台4の旋回操作、ブーム5の起伏・伸縮操作、作業台8の首振り操作等を行う操作レバーが設けられており、作業台8に搭乗する作業者が操作レバーを操作して、旋回台4やブーム5等の作動操作(これらをまとめて「ブーム操作」という)を行えるようになっている。
車体2の前後左右には、車幅方向に拡縮可能で且つ上下に伸縮可能なアウトリガジャッキ11,11が設けられている。このアウトリガジャッキ11,11は内部に有するジャッキシリンダ55等(図2においては、図示せず)により拡縮動及び伸縮動される。ブーム5等の高所作業装置9により高所作業を行うときには、周囲の障害物との相対位置関係に応じて作業者が左右のアウトリガジャッキ11,11をそれぞれ車幅方向に拡幅伸長させ、下方に張り出させて車体2を持ち上げ支持することにより安定姿勢を確保する。なお、アウトリガジャッキ11,11の操作には車体2に設けられたジャッキ操作装置15(図2においては図示せず)により行う。
以上のように構成される高所作業車1にあって、旋回モータ51、起伏シリンダ52、伸縮シリンダ53、首振りモータ54、及び、ジャッキシリンダ55には、作動油圧で駆動される油圧モータや油圧シリンダ等の油圧アクチュエータ50が用いられている。高所作業車1には、図3に示すように、これらの油圧アクチュエータ50に作動油を供給する油圧装置40が搭載されるとともに、ブーム操作装置10やジャッキ操作装置15からの操作信号に基づいて、油圧装置40の作動を制御するコントロールユニット30が搭載されている。なお、図3において、電気系統は実線で示し、油圧系統は破線で示している。
ブーム操作装置10においてブーム操作がなされ、または、ジャッキ操作装置15においてジャッキ操作がなされると、これらの操作装置10,15から操作信号がコントロールユニット30に出力される。コントロールユニット30は操作信号が入力されると、予め設定された所定条件の下、操作信号に基づいた指令信号を油圧装置40に出力して油圧アクチュエータ50に作動油を供給させ、操作信号に応じた作動速度で旋回台4やブーム5等の高所作業装置9及びアウトリガジャッキ11等を作動させる。
図3に示す油圧装置40は、油圧ポンプを電気モータによって駆動する電気駆動型の油圧装置であり、PTOユニット44及び第1電力供給ユニット45からの電力供給を受けて作動する第1油圧供給ユニット46と、バッテリユニット41及び第2電力供給ユニット42からの電力供給を受けて作動する第2油圧供給ユニット43とから構成される。よって、本実施例に係る高所作業車1は、エンジンを作動させてPTOユニット44からの電力供給でアウトリガジャッキ11や高所作業装置9を作動させることもできるし、エンジンを停止してバッテリユニット(低騒音ユニット)41からの電力供給でアウトリガジャッキ11や高所作業装置9を作動させることもできるように構成されている。
なお、アウトリガジャッキ11の操作を前後輪3a,3bが確実に制動されていない状態で行うと、高所作業車1が逸走する可能性があるため、コントロールユニット30には、車体2に設けられて後述する第3ブレーキが作動していることを検出する第3ブレーキ作動センサ18からの検出信号が入力されるように構成されており、この第3ブレーキ作動センサ18により第3ブレーキの作動が検出されないときは、コントロールユニット30は、アウトリガジャッキ11を作動させない(ジャッキインターロックが作動する)ように構成されている。
次に、ブレーキ装置70及び第3ブレーキ80に係る第1実施例について図1を用いて説明する。この図1においても、図3と同様に、電気系統を実線で表し、油圧系統を破線で表す。また、空気圧系統を一点鎖線で表す。まず、高所作業車1のブレーキ装置70であるが、ブレーキペダル71、マスターバック(ブレーキ倍力装置)72、マスターシリンダ73、フロントホイールブレーキ74、及び、リアホイールブレーキ75から構成される。運転キャビン2aに乗り込んだ作業者が、この運転キャビン2a内に配設されたブレーキペダル71を踏み込むと、その力がエンジン61で発生する負圧を利用してマスターバック72でより大きな力に変換され、マスターシリンダ73により油圧(制動作動力)に変換されてフロントホイールブレーキ74に伝達して前輪3aを制動し、また、リアホイールブレーキ75に伝達して後輪3bを制動するように構成されている。なお、このブレーキ装置70にはフットブレーキセンサ76が設けられており、ブレーキペダル71が踏み込まれたことを検知してECU60に検知信号を出力するように構成されている(例えば、この検知信号によりブレーキランプを点灯するために用いられる)。
一方、第3ブレーキ80は、バキュームポンプ81、バキュームタンク82、バキュームスイッチ83、パワーチャンバー84、第3ブレーキバルブ85、フロントブレーキコントロールバルブ86、リアブレーキコントロールバルブ87、ブレーキ圧スイッチ88及び第3ブレーキスイッチ89から構成されている。ここで、バキュームポンプ81は、エンジン61により駆動されてバキュームタンク82のタンク内の圧力を所定の負圧に保持するように構成されている。そして、このバキュームタンク82は第3ブレーキバルブ85を介してパワーチャンバー84と接続されており、ECU60からの制御信号により第3ブレーキバルブ85が開放されると、バキュームタンク82の負圧によりパワーチャンバー84が作動して、ブレーキペダル71が踏み込まれた状態にするように構成されている。また、フロント及びリアブレーキコントロールバルブ86,87はECU60からの作動信号により油路を開閉するように構成されており、ブレーキ圧スイッチ88は油路が所定の圧力以上となったときにオンするように構成されている。
ブレーキペダル71が踏み込まれた状態で、運転キャビン2a内に配設された第3ブレーキスイッチ89がオンされると、そのオン状態がECU60に出力される。また、EUC60には、ブレーキ圧スイッチ88からの信号やフットブレーキセンサ76からの信号が入力されている。そのため、このECU60は、フットブレーキセンサ76がオン状態で且つブレーキ圧スイッチ88がオン状態のとき、すなわち、ブレーキペダル71が踏み込まれて所定の油圧がフロント及びリアホイールブレーキ74,75に掛けられているときに、フロント及びリアブレーキコントロールバルブ86,87を閉止して油圧を保持することにより、前後輪3a,3bに対する制動力を保持する。また、同時に、ECU60は、第3ブレーキバルブ85を開放して、バキュームタンク82とパワーチャンバー84とを連通させ、このパワーチャンバー84によりブレーキペダル71が踏み込まれた状態を保持する。そのため、ブレーキペダル71の踏み込みを止めても、この第3ブレーキ80により、ブレーキ装置70による前後輪3a,3bに対する制動力が保持されるように構成されている。
このECU60やフロント及びリアブレーキコントロールバルブ86,87及び第3ブレーキバルブ85はエンジン61に取り付けられたオルタネータ(図示せず)からの電源供給を受けて作動している。また、バキュームタンク82には、タンク内の空気圧を監視し、規定の圧力範囲未満となったときに警告信号を出力するバキュームスイッチ83が設けられており、この警告信号はECU60に入力されるように構成されている。
なお、上述のようにパワーチャンバー84によりブレーキペダル71が踏み込まれた状態を保持しているため、フロント及びリアブレーキコントロールバルブ86,87が保持しているフロント及びリアホイールブレーキ74,75に対する油圧と、このフロント及びリアブレーキコントロールバルブ86,87に掛けられるマスターシリンダ73からの油圧の差が小さくなり、フロント及びリアブレーキコントロールバルブ86,87から作動油が漏れて保持する油圧が低下するのを防止することができ、前後輪3a,3bの制動状態を確実に保持することができる。
この第3ブレーキ80によるブレーキ装置70の制動力の保持を解除するときは、ECU60がサイドブレーキの作動を確認した上で(図示しないセンサによりサイドブレーキの作動を検出する)、第3ブレーキバルブ85を閉じてパワーチャンバー84によるブレーキペダル71の踏み込み状態保持を解除するとともに、フロント及びリアブレーキコントロールバルブ86,87を開放してフロント及びリアホイールブレーキ74,75への油圧の保持を解除するように構成されている。
ところで、この高所作業車1では、運転キャビン2a内のキースイッチ63をオフにするとエンジン61等が停止するため、キースイッチ63がオフにされてもECU60、第3ブレーキバルブ85、フロント及びリアブレーキコントロールバルブ86,87等に電源が供給されるように、第3ブレーキ80には、バッテリユニット41の電源をECU60等に供給する第3ブレーキコントローラ91及びリレー92が設けられている。この第3ブレーキコントローラ91は、キースイッチ63、第3ブレーキスイッチ89及びバキュームスイッチ83からの信号が入力されるように構成されている。そして、第3ブレーキコントローラ91は、第3ブレーキスイッチ89がオン状態のときに、キースイッチ63がオフにされると、リレー92の接点を閉じてECU60等にバッテリユニット41の電力を供給するとともに、この高所作業車1に搭載された機器(特に、第3ブレーキ80に関連する機器であり、例えば、エンジンを始動・停止するESS装置(エンジンスタートストップ装置)62等)に、バッテリユニット41からの電力供給や、キースイッチ63がオンになっている信号(電圧)を与えるように構成されている。
また、エンジン61が停止するとバキュームポンプ81も停止するため、バキュームタンク82内の空気圧は時間とともに低下する。そのため、バキュームタンク82内の圧力が、所定の圧力未満になると、バキュームスイッチ83より警告信号が出力される。第3ブレーキコントローラ91は、この警告信号を受け取るとキースイッチ63の状態を確認し、キースイッチ63がオフにされているときは、ECU60を介してESS装置62によりエンジン61を始動させる。すると、それによりバキュームポンプ81が駆動してバキュームタンク82内の圧力が所定の値に復元される。上述のように、バキュームタンク82内の圧力が低下すると、パワーチャンバー84によりブレーキペダル71の踏み込み状態が保持できなくなりブレーキ装置70の制動力が低下するのを防止するためである。
そして、エンジン61が始動して一定時間(例えば、10分)が経過すると、第3ブレーキコントローラ91はESS装置62によりエンジン61を停止させるように構成されている。所定の時間だけエンジン61が始動してバキュームポンプ81が駆動すれば、バキュームタンク82内の圧力は維持できるからである。なお、上述のように、キースイッチ63が切られていても、第3ブレーキコントローラ91によりキースイッチ61がオン状態である信号がESS装置62等に出力されているため、エンジン61の始動・停止は可能である。
以上のように、本第1実施例に係る第3ブレーキコントローラ91によると、高所作業車1のキースイッチ63を切ってエンジン61を停止していても、この第3ブレーキコントローラ91によりブレーキ装置70の前後輪3a,3bに対する制動状態を第3ブレーキ80により保持することができるため、安全性が向上する。また、低騒音ユニット(バッテリ41)に切換えても第3ブレーキ80が作動し続けているため、コントロールユニット30においてジャッキインターロックが働かず、このバッテリユニット41によりアウトリガジャッキ11の操作を行うことができる。そのため、アウトリガジャッキ11の格納操作時においても、格納作業前にブレーキ装置70により前後輪3a,3bを制動状態にして第3ブレーキ80でその状態を維持させるという作業を行う必要がなく、作業効率を向上させることができる。
さらに、ブレーキ装置70のブレーキペダル71の踏み込み状態を保持するバキュームタンク82内の空気圧が減少して所定の圧力未満となったときは、エンジン61が起動してバキュームポンプ81が駆動されるため、自動的にこのバキュームタンク82内の圧力が復元されてブレーキ装置70の制動状態を保持することができ、作業者が作業を中断してバキュームタンク82内の圧力を復元する操作を行う必要がない。なお、第3ブレーキコントローラ91によりエンジン61が駆動される時間が限定されるため、作業場所でのエンジン61による騒音等を抑えることができる。このとき、第3ブレーキコントローラ91により、ESS装置62等にバッテリユニット41からの電源を供給するとともにキースイッチがオン状態である信号を出力することにより、車体2に備えられた装置(ESS装置62等)を用いてエンジン61の始動及び停止を行うことができるため、本第1実施例に係る作業用車両1を容易に実現することができる。
以上の第1実施例においては、第3ブレーキコントローラ91によりエンジン61を始動させてバキュームタンク82内の圧力を復元するように構成した場合について説明したが、第2実施例としてエンジン61を用いない場合について図4を用いて説明する。なお、第1実施例と同様の構成要素については同一の符号を付すことし、その説明は省略する。
この第2実施例においては、エンジン61により駆動されるバキュームポンプ81とは別に、空気圧系統に並列に補助ポンプ93を設け、この補助ポンプ93をモータ94で駆動してバキュームタンク82内の圧力を復元するように構成されている。このモータ94は、例えば、バッテリユニット41から電源が供給されて駆動されるように構成することも可能であるし、別の駆動源(電源等)を設けて駆動されるように構成することも可能である。
フロント及びリアブレーキコントロールバルブ86,87でフロント及びリアホイールブレーキ74,75に対する油圧を保持するとともに、パワーチャンバー84によりブレーキペダル71が踏み込まれた状態を保持しているときに、バキュームタンク82内の空気圧が所定の圧力未満となってバキュームスイッチ83より警告信号が出力されると、第3ブレーキコントローラ91は、キースイッチ63の状態を確認し、このキースイッチ63がオフにされているときは、モータ94を所定の時間だけ駆動させて補助ポンプ94を駆動することによりバキュームタンク82内の空気圧を復元する。
以上のように、本第2実施例に係る第3ブレーキコントローラ91を用いても、高所作業車1のキースイッチ63を切ってエンジン61を停止していても、この第3ブレーキコントローラ91によりブレーキ装置70の前後輪3a,3bに対する制動状態を第3ブレーキ80により保持することができるため、安全性が向上する。また、低騒音ユニット(バッテリ41)に切換えても第3ブレーキ80が作動し続けているため、コントロールユニット30においてジャッキインターロックが働かず、このバッテリユニット41によりアウトリガジャッキ11の操作を行うことができる。そのため、アウトリガジャッキ11の格納操作時においても、格納作業前にブレーキ装置70により前後輪3a,3bを制動状態にして第3ブレーキ80でその状態を維持させるという作業を行う必要がなく、作業効率を向上させることができる。
さらに、ブレーキ装置70のブレーキペダル71の踏み込み状態を保持するバキュームタンク82内の空気圧が減少して所定の圧力未満となったときは、第3ブレーキコントローラ91によりモータ94が起動されて補助ポンプ93が駆動されるため、自動的にこのバキュームタンク82内の圧力が復元されてブレーキ装置70の制動状態を保持することができ、作業者が作業を中断してバキュームタンク82内の圧力を復元する操作を行う必要がない。このため、従来の第3ブレーキ80等に補助ポンプ93及びモータ94を取り付けることにより、本実施例に係る作業用車両1を容易に実現することができる。なお、この第2実施例の場合もモータ94が駆動される時間が限定されているため、バッテリユニット41等の消耗を防ぐことができる。
なお、この第2実施例においては、補助ポンプ93を電気式のモータ94で駆動する場合について説明したが、本実施例がこれに限定されるものではなく、例えば、図3を用いて説明した第2油圧供給ユニット43より供給される作動油により駆動される油圧モータを用いて補助ポンプ93を駆動するようにしても良い。
また、以上の第1及び第2実施例の説明においては、アウトリガジャッキ11は低騒音ユニット(バッテリユニット41)から電力が供給されて作動するように構成した場合について説明を行ったが、エンジン61が駆動した状態でPTOユニット44から電力が供給されて作動するように構成することも可能である。このような場合でも、エンジン61を停止してバッテリユニット41を用いて高所作業装置9による作業を行った後にアウトリガジャッキ11を格納するときに、第3ブレーキ80は作動し続けているため、エンジン61を始動して、すぐにアウトリガジャッキ11の格納操作を行え、作業を効率的に行うことができる。
さらに、ブレーキペダル71の踏み込み状態を保持するために、内部の圧力を負圧としたバキュームタンク82を用いた場合について説明したが、タンク内を正圧としてその圧力を用いてブレーキペダル71の踏み込み状態を保持するように構成することも可能である。
第1の本発明に係る作業用車両の有する補助制動装置(第3ブレーキ)の構成を示すブロック図である。 補助制動装置が用いられる作業用車両を示す側面図である。 油圧回路を示すブロック図である。 第2の本発明に係る作業用車両の有する補助制動装置(第3ブレーキ)の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 高所作業車(作業用車両)
2 車体
3a,3b 前後輪(走行装置)
61 エンジン
62 ESS装置
63 キースイッチ
71 ブレーキペダル(制動ペダル)
72 マスターバック(制動力発生手段)
74 フロントホイールブレーキ(制動手段)
75 リアホイールブレーキ(制動手段)
80 第3ブレーキ(制動手段補助装置)
81 バキュームポンプ(ポンプ)
82 バキュームタンク(圧力タンク)
83 バキュームスイッチ(圧力検出手段)
84 パワーチャンバー(制動ペダル保持手段)
86 フロントブレーキコントロールバルブ(制動力保持手段)
87 リアブレーキコントロールバルブ(制動力保持手段)
91 第3ブレーキコントローラ(復元手段)
92 リレー(電力供給手段)
93 補助ポンプ

Claims (3)

  1. 車体に搭載されたエンジンの駆動力を受けて駆動して前記車体を走行させる走行装置と、制動ペダルと、前記制動ペダルの踏み込みに応じて作動されて制動作動力を発生させる制動力発生手段と、前記制動力発生手段より発生された前記制動作動力により前記走行装置を制動する制動手段と、前記エンジンにより駆動されるポンプと、前記ポンプにより空気圧を蓄積する圧力タンクと、前記圧力タンク内の前記空気圧が所定の圧力未満になったことを検出する圧力検出手段と、前記圧力タンク内の前記空気圧により前記制動ペダルが踏み込まれた状態を保持する制動ペダル保持手段、及び、前記制動作動力を保持して前記制動手段の制動状態を保持する制動力保持手段からなる制動手段補助装置とを有する作業用車両であって、
    前記制動手段補助装置が、前記圧力検出手段により前記圧力タンク内の前記空気圧が所定の圧力未満になったことが検出されたときに、所定の時間だけ前記エンジンを駆動させて前記ポンプを駆動し、前記圧力タンク内の前記空気圧を所定の範囲内に復元する復元手段を有し、
    前記制動ペダルが踏み込まれて前記制動力発生手段が所定の油圧を前記制動手段にかけたときに、前記制動力保持手段が閉止されて前記制動手段の制動状態を保持するとともに、前記制動ペダル保持手段は、前記制動ペダルが踏み込まれた状態を保持するように構成されたことを特徴とする作業用車両。
  2. 前記エンジンを始動及び停止させるエンジン始動停止装置を有し、
    前記車体のキースイッチがオフされて前記エンジンが停止していて、かつ、前記圧力検出手段により前記圧力タンク内の前記空気圧が所定の圧力未満になったことが検出されたときに、前記復元手段が、前記エンジン始動停止装置に前記キースイッチがオン状態である信号を出力するとともに、前記エンジン始動停止装置を用いて前記エンジンを所定の時間だけ駆動させるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の作業用車両。
  3. 車体に搭載されたエンジンの駆動力を受けて駆動して前記車体を走行させる走行装置と、制動ペダルと、前記制動ペダルの踏み込みに応じて作動されて制動作動力を発生させる制動力発生手段と、前記制動力発生手段により発生された前記制動作動力により前記走行装置を制動する制動手段と、前記エンジンにより駆動されるポンプと、前記ポンプにより空気圧を蓄積する圧力タンクと、前記圧力タンク内の前記空気圧が所定の圧力未満になったことを検出する圧力検出手段と、前記圧力タンク内の前記空気圧により前記制動ペダルが踏み込まれた状態を保持する制動ペダル保持手段、及び、前記制動作動力を保持して前記制動手段の制動状態を保持する制動力保持手段からなる制動手段補助装置とを有する作業用車両であって、
    前記圧力タンク内の前記空気圧を所定の圧力にする補助ポンプを有し、
    前記制動手段補助装置が、前記車体のキースイッチがオフされて前記エンジンが停止していて、かつ、前記圧力検出手段により前記圧力タンク内の前記空気圧が所定の圧力未満になったことが検出されたときに、前記補助ポンプを所定の時間だけ駆動させて前記圧力タンク内の前記空気圧を所定の範囲内に復元する復元手段を有し、
    前記制動ペダルが踏み込まれて前記制動力発生手段が所定の油圧を前記制動手段にかけたときに、前記制動力保持手段が閉止されて前記制動手段の制動状態を保持するとともに、前記制動ペダル保持手段は、前記制動ペダルが踏み込まれた状態を保持するように構成されたことを特徴とする作業用車両。
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