JP2002127874A - ワイパピボットの防水構造及び防水キャップ - Google Patents

ワイパピボットの防水構造及び防水キャップ

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JP2002127874A JP2000319838A JP2000319838A JP2002127874A JP 2002127874 A JP2002127874 A JP 2002127874A JP 2000319838 A JP2000319838 A JP 2000319838A JP 2000319838 A JP2000319838 A JP 2000319838A JP 2002127874 A JP2002127874 A JP 2002127874A
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和秀 塚本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体のピボット孔から浸入した水が飛散する
ことなく排水して水に起因するトラブルを防止できるの
みならず、部品管理が容易でピボットホルダの形状の標
準化を図ることができるワイパピボットの防水構造及び
防水キャップを得る。 【解決手段】 ワイパピボット10では、ピボットホル
ダ12に防水キャップ40が装着されている。防水キャ
ップ40は、筒部42に傘部46及び排水口54、パイ
プ部56が一体形成された構成となっており、傘部46
がピボット孔72を臨みパイプ部56がリブ14間で位
置決め及び周り止めされた状態で筒部42がピボットホ
ルダ12の外周に装着されている。ピボット孔72から
浸入した水は、傘部46によって受け止められ、飛散す
ることなく集められてパイプ部56を介して排水され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のウインドシ
ールドガラス等を払拭するワイパ装置に適用されるワイ
パピボットの防水構造及び防水キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のウインドシールドガラス等を払
拭する車両用ワイパ装置に適用されるワイパピボットに
おいては、車体の板体(カウルトップパネル)にピボッ
ト孔が形成されており、ピボットシャフトを回動自在に
支持するピボットホルダはこのピボット孔に挿通された
状態で配置されている。
【0003】ところで、このようなワイパピボットで
は、雨天時や洗車時の水が前記ピボット孔から浸入する
が、この水がワイパ装置の駆動源やピボットシャフトを
往復回動させるためのリンク機構の連結部分(ボールジ
ョイント部)に飛水すると電気的トラブルやグリス切れ
等の不具合が発生する可能性がある。そこで、このよう
なピボット孔から浸入した水に起因するトラブル防止の
ためのワイパピボット(実開平6−25063号公報)
やピボットキャップの排水構造(特開2000−855
41号公報)が提案されている、。
【0004】前記実開平6−25063号公報に示され
たワイパピボットでは、ピボットホルダに雨水誘導部を
設けた構成とされており、雨水の流れをピボットシャフ
トから離れた位置に誘導するようになっている。
【0005】しかしながら、前記ワイパピボットでは、
雨水誘導部がピボットホルダに一体成形にて形成された
構成であるため、車体のカウルトップパネルやダッシュ
アッパパネルなどの形状またはピボットホルダの取付位
置の相違やウインドガラスに対する相対的取付角度の違
いなどによって、車両毎に形状や構成が相違したものを
用意しなければならなかった。このため、部品管理が煩
雑となり、ピボットホルダの形状の標準化を図るための
妨げとなっていた。
【0006】一方、前記特開2000−85541号公
報に示されたピボットキャップの排水構造では、環状の
溝部を有するピボットキャップによってピボットホルダ
の開口側端面を覆った構成とされており、ピボットシャ
フトとピボットホルダとの間に水が浸入することを防止
できる。また、ピボットキャップをピボットホルダとは
別部品として構成しているため、ピボットホルダまたは
キャップを共用化することができる。
【0007】しかしながら、前記ピボットキャップの排
水構造では、ピボットキャップはピボットシャフトに圧
入固定されこのピボットシャフトと一体で往復回動する
構成であるため、特に、肝心の降雨時においてはワイパ
装置を高速駆動させたときにピボットキャップ内の水あ
るいは排水口から排水された水が遠心力で周囲に飛散し
てしまっていた。このため、この水がワイパ装置の駆動
源やピボットシャフトを往復回動させるためのリンク機
構の連結部分(ボールジョイント部)に飛水する可能性
が生じ、新たなトラブル発生の原因と成りかねない。
【0008】また、前記特開2000−85541号公
報に示されたピボットキャップでは、駐車時にピボット
孔から枯葉などが侵入すると排水口が枯葉で封鎖されて
しまい、特に傾斜して車体に取り付けられたピボットホ
ルダの場合には低位側の排水口から排水されずに水が溜
まってしまうといった不具合が懸念されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、車体のピボット孔から浸入した水が飛散すること
なく所定箇所に集めて排水しこの水に起因するトラブル
を防止することができるのみならず、部品管理が容易で
ピボットホルダと防水キャップの形状の標準化を図るこ
とができるワイパピボットの防水構造及び防水キャップ
を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のワ
イパピボットの防水構造は、車体の板体に形成されたピ
ボット孔に先端側が挿通された状態で配置され、ピボッ
トシャフトを回動自在に支持するピボットホルダと、筒
状に形成された筒部と、前記ピボット孔に臨んで前記筒
部から径方向に向けて一体に延出する傘部と、前記傘部
に開口形成された排水口と、前記排水口の周囲を囲繞し
て前記排水口から前記ピボットホルダの後端側に向けて
延出されたパイプ部と、を有する防水キャップと、を備
え、前記ピボットホルダの周囲に突起を形成し、前記パ
イプ部が前記ピボットホルダの突起によって位置決めさ
れて前記筒部を前記ピボットホルダの外周に装着した、
ことを特徴としている。
【0011】請求項1記載のワイパピボットの防水構造
では、ピボットシャフトを回動自在に支持するピボット
ホルダはピボット孔に挿通された状態で配置されてお
り、また、防水キャップは、その傘部がピボット孔を臨
みかつパイプ部がピボットホルダの突起によって位置決
めされた状態で筒部がピボットホルダの外周に装着され
ている。
【0012】雨天や洗車の際には、水がピボット孔から
浸入するが、この水は防水キャップの傘部によって受け
止められ、排水口からパイプ部を介してこの防水キャッ
プの下方へ案内されて排水される。
【0013】ここで、このワイパピボットの防水構造で
は、防水キャップは筒部及びパイプ部を有しており、パ
イプ部がピボットホルダの突起によって位置決めされた
状態で筒部がピボットホルダの外周に装着された構成で
あるため、防水キャップ自体はピボットシャフトと共に
は回転しない。したがって、ワイパ装置を高速駆動させ
た場合にピボットシャフトが高速で往復回動しても、防
水キャップ(傘部)によって受け止められた水が飛散す
ることがない。しかも、受け止められた水を排水口から
パイプ部を介して防水キャップの下方へ案内して排水さ
せるので、所定の場所へ確実に排水させることができ
る。
【0014】また、防水キャップは、ピボットホルダと
別部品として構成しているため、ピボットホルダ自体を
小型化でき、しかも車体に応じてピボットホルダが変更
になっても共用することができる。また逆に、ピボット
孔が大きい(異なる)場合などでは、車体に装備される
ピボットホルダを共用し防水キャップのみを変更するこ
とで異なる車両であっても対応することができる。
【0015】このように、請求項1記載のワイパピボッ
トの防水構造では、車体のピボット孔から浸入した水が
飛散することなく所定箇所に集めて排水しこの水に起因
するトラブルを防止することができるのみならず、部品
管理が容易でピボットホルダの形状の標準化を図ること
ができる。
【0016】請求項2に係る発明のワイパピボットの防
水構造は、請求項1記載のワイパピボットの防水構造に
おいて、前記ピボットホルダの突起は、前記ピボットホ
ルダの外周に突出形成された複数のリブとされ、前記リ
ブの間に前記防水キャップのパイプ部を係合させて位置
決め及び周り止めを行なう、ことを特徴としている。
【0017】請求項2記載のワイパピボットの防水構造
では、ピボットホルダに特別構造を設けなくても防水キ
ャップの位置決め及び周り止めをすることができ、構造
が簡単になる。
【0018】請求項3に係る発明のワイパピボットの防
水構造は、請求項1または請求項2記載のワイパピボッ
トの防水構造において、前記防水キャップのパイプ部
を、前記ピボットホルダの外周に沿わせて設けた、こと
を特徴としている。
【0019】請求項3記載のワイパピボットの防水構造
では、防水キャップ(傘部)によって受け止められた水
が排水口からパイプ部を介して防水キャップの下方へ案
内されて排水される際に、パイプ部から排水された水が
ピボットホルダに沿って流れ落ちる。このため、当該水
が飛散し難くなり、一層効果的である。
【0020】請求項4に係る発明のワイパピボットの防
水構造は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のワイ
パピボットの防水構造において、前記ピボットホルダ
は、鉛直方向に対し傾斜して配置されており、かつ、前
記防水キャップの傘部のうち前記ピボットホルダ傾斜下
方側に位置する部位は、水平方向に対し所定の勾配を有
して径方向に延出している、ことを特徴としている。
【0021】請求項4記載のワイパピボットの防水構造
では、ピボットシャフトが鉛直方向(天地方向)に対し
傾斜して配置されていても、防水キャップのこの傾斜側
の傘部から水が溢れ出てしまうことを防止すると共に水
が残留することなく排水口側へ集められる。したがっ
て、確実に水を受け止めて排水することができる。
【0022】請求項5に係る発明のワイパピボットの防
水構造は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載のワイ
パピボットの防水構造において、前記防水キャップの傘
部は中心下方へ向けて傾斜した勾配面を有し、前記勾配
面には中心部から周縁部に向けて放射状に位置する複数
の堰が立設されると共に、前記勾配面の中心部には集水
流路が形成され、かつ、前記集水流路に前記排水口が設
けられている、ことを特徴としている。
【0023】請求項5記載のワイパピボットの防水構造
では、防水キャップ(傘部)の円周部分で受け止められ
た水は、一旦中心部に集められ、集水流路を経て排水口
から排出される。すなわち、傘部の円周部で受け止めた
水が円周部を伝って流れ排水口に導かれずに溜まってし
まうことを防止することができる。またこの際に、防水
キャップ(傘部)の円周部分で受け止められた水は、放
射状に位置する複数の堰によって流速が弱められるた
め、円周部を伝って流れた水が流速を増して傘部から溢
れ出すことを防止できる。
【0024】請求項6に係る発明のワイパピボットの防
水構造は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載のワイ
パピボットの防水構造において、前記防水キャップの筒
部には、前記ピボットホルダの外周部に係合して軸線方
向の移動を制限する係止手段を有する、ことを特徴とし
ている。
【0025】請求項6記載のワイパピボットの防水構造
では、車体の板体に形成されたピボット孔と防水キャッ
プとの間隔を維持することができる。すなわち、防水キ
ャップ(傘部)はピボット孔に所定間隔をおいて臨んで
いるが、係止手段によって軸線方向の移動が制限される
ため、例えば車両振動などにより防水キャップが軸方向
に移動してしまい車体の板体(カウルトップパネル等)
に干渉し、その干渉により異音などが発生することを防
止できる。
【0026】なお、ピボット孔と防水キャップとの間隔
は「0」(すなわち、接触状態)であってもよく、この
場合にも当該両者の密着(接触)状態を維持することが
できる。
【0027】請求項7に係る発明のワイパピボットの防
水構造は、請求項1乃至請求項6の何れかに記載のワイ
パピボットの防水構造において、前記ピボットホルダに
よって回動自在に支持されたピボットシャフトにはピボ
ットレバーが固定され、前記ピボットレバーと当該ピボ
ットレバーを往復回動させるリンク機構との連結部分と
反対側に前記防水キャップのパイプ部を配置した、こと
を特徴としている。
【0028】請求項7記載のワイパピボットの防水構造
では、ピボットホルダによって回動自在に支持されたピ
ボットシャフトにはピボットレバーが固定されており、
このピボットレバーを往復回動させるために連結される
リンク機構との連結部分における不具合を防止すること
ができる。すなわち、当該リンク機構とピボットレバー
との連結部分(例えば、ボールジョイント)には、摩耗
防止のためのグリスが塗布されているが、この連結部分
と反対側に防水キャップのパイプ部を配置したため、当
該リンク機構との連結部分に水が排水されることがな
く、当該連結部分に塗布されたグリスがパイプ部からの
排水で流れてしまうことを防止できる。
【0029】請求項8に係る発明の防水キャップは、車
体に形成されたピボット孔に先端側が挿通された状態で
配置されたピボットホルダの周囲に装着され、前記ピボ
ット孔から浸入した水を受止めて排出するワイパピボッ
トの防水キャップにおいて、筒状に形成され前記ピボッ
トホルダの周囲に装着される筒部と、前記ピボット孔に
臨んで前記筒部から径方向に向けて一体に延出する傘部
と、前記傘部に開口形成された排水口と、前記排水口の
周縁部分から開口中央へ向けて突出形成された棚部と、
を備えたことを特徴としている。
【0030】請求項8記載の防水キャップでは、その傘
部がピボット孔を臨んだ状態で筒部がピボットホルダの
外周に装着されている。
【0031】雨天や洗車の際には、水がピボット孔から
浸入するが、この水は防水キャップの傘部によって受け
止められ、排水口からこの防水キャップの下方へ案内さ
れて排水される。
【0032】ここで、この防水キャップは筒部を有して
おり、この筒部がピボットホルダの外周に装着された構
成であるため、防水キャップ自体はピボットシャフトと
共には回転しない。したがって、ワイパ装置を高速駆動
させた場合にピボットシャフトが高速で往復回動して
も、防水キャップ(傘部)によって受け止められた水が
飛散することがない。しかも、受け止められた水を排水
口を介して防水キャップの下方へ案内して排水させるの
で、所定の場所へ確実に排水させることができる。
【0033】また、この防水キャップには、排水口の周
縁部分から開口中央へ向けて棚部が突出形成されている
ため、排水口に異物が浸入することを防止でき、この排
水口が詰まることがない。
【0034】さらに、防水キャップは、ピボットホルダ
と別部品として構成しているため、ピボットホルダ自体
を小型化でき、しかも車体に応じてピボットホルダが変
更になっても共用することができる。また逆に、ピボッ
ト孔が大きい(異なる)場合などでは、車体に装備され
るピボットホルダを共用し防水キャップのみを変更する
ことで異なる車両であっても対応することができる。
【0035】このように、請求項8記載の防水キャップ
では、車体のピボット孔から浸入した水が飛散すること
なく所定箇所に集めて排水しこの水に起因するトラブル
を防止することができるのみならず、部品管理が容易で
ピボットホルダの形状の標準化を図ることができる。
【0036】請求項9に係る発明の防水キャップは、請
求項8記載の防水キャップにおいて、前記傘部は中心下
方へ向けて傾斜した勾配面を有し、前記勾配面には中心
部から周縁部に向けて放射状に位置する複数の堰が立設
されると共に、前記勾配面の中心部には集水流路が形成
され、かつ、前記集水流路に前記排水口が設けられてい
る、ことを特徴としている。
【0037】請求項9記載の防水キャップでは、傘部の
円周部分で受け止められた水は、一旦中心部に集めら
れ、集水流路を経て排水口から排出される。すなわち、
傘部の円周部で受け止めた水が円周部を伝って流れ排水
口に導かれずに溜まってしまうことを防止することがで
きる。またこの際に、傘部の円周部分で受け止められた
水は、放射状に位置する複数の堰によって流速が弱めら
れるため、円周部を伝って流れた水が流速を増して傘部
から溢れ出すことを防止できる。
【0038】
【発明の実施の形態】図4には本発明の実施の形態に係
るワイパピボットの防水構造が適用されたワイパピボッ
ト10の構成が断面図にて示されている。また、図5に
は当該ワイパピボット10及び周辺部品の構成が正面図
にて示されており、図6には平面図にて示されている。
さらに、図7には当該ワイパピボット10の構成が正面
図にて示されており、図8には平面図にて示されてい
る。なお、各図においては、左右一対のワイパピボット
10のうち一方のワイパピボット10のみを示してお
り、他方のワイパピボット10については同様の構成で
あるため図示を省略している。
【0039】ワイパピボット10は、ピボットホルダ1
2を備えている。このピボットホルダ12は、鉛直方向
に対し角度θだけ傾斜した状態で配置されており、その
先端部分は車体のカウルトップパネル70に形成された
ピボット孔72に挿通されている。ピボットホルダ12
の周囲には複数のリブ14が突出形成されている。これ
ら複数のリブ14は、後述する防水キャップ40の位置
決め及び周り止めの機能を有している。
【0040】ピボットホルダ12は、ピボットシャフト
16を回動自在に支持している。ピボットシャフト16
の先端部には、ワイパアームのアームヘッド(図示省
略)がナットなどにより締結固定されると共に、その締
結固定部はキャップ18によって被覆されている。ま
た、ピボットホルダ12の先端側の開口部分121はア
ームヘッドの基端部に形成されたスカート部Bによって
覆われ、迷路構造を形成し防水対策が施されている。
【0041】また、ピボットシャフト16の下端部に
は、ピボットレバー20が固定されており、さらに、ピ
ボットレバー20にはボールジョイント22を介してリ
ンクロッド24が連結されている。このリンクロッド2
4の他端部は、図示を省略した他方のワイパピボットに
連結されており、さらに、他方のワイパピボットのピボ
ットレバー(図示せず)に連結されたリンクロッド26
は、ボールジョイント28を介してワイパモータ30の
クランクアーム32に連結されている。これにより、ワ
イパモータ30が駆動すると、この駆動力はクランクア
ーム32、リンクロッド26、他方のピボットレバーを
介して他方のワイパピボットのピボットシャフトに伝達
されると共に、リンクロッド24及びピボットレバー2
0を介してワイパピボット10のピボットシャフト16
にも伝達され、各ピボットシャフト16が往復回動する
構成となっている。
【0042】なお、前述の如くワイパモータ30の駆動
力をリンクロッド26を介して一旦他方のワイパピボッ
トに伝達しさらにこの駆動力を他方のワイパピボットか
らリンクロッド24を介して一方のワイパピボット10
にも伝達するように構成しなくても、一方のワイパピボ
ット10のリンクロッド24の他端部をワイパモータ3
0のクランクアーム32に直接に連結する構成としても
よい。
【0043】以上の構成のワイパピボット10のピボッ
トホルダ12には、防水キャップ40が装着されてい
る。
【0044】ここで、図1にはこの防水キャップ40の
構成が一部破断した斜視図にて示されている。また、図
2にはこの防水キャップ40の平面図が示されており、
図3には図2の3−3線に沿った断面図が示されてい
る。
【0045】防水キャップ40は、筒状に形成された筒
部42を備えている。筒部42の内周面には、リング状
の突起44が複数列突出形成されている。この筒部42
の一端開口側には、径方向に向けて延出しその径がピボ
ット孔72よりも大きく設定された傘部46が一体に形
成されている。傘部46の外周には周壁47が一体に形
成されている。また、傘部46は、外周縁から中心下方
へ向けて傾斜した勾配面48を有しており、この勾配面
48には中心部から周縁部に向けて放射状に位置する複
数の堰50が立設されている。また、傘部46の中心部
には集水流路52が形成されており、この集水流路52
に排水口54が開口形成された構成となっている。また
さらに、防水キャップ40の傘部46のうち傾斜配置さ
れたピボットホルダ12の下方側(図4左方側)に位置
する部位は、水平方向に対し所定の勾配αを有して径方
向に延出している。この傘部46の上記下方側に位置し
て排水口54が配置されて防水キャップ40がピボット
ホルダ12の周囲に装着されている。また、この排水口
54は、ピボットホルダ12の複数のリブ14間の間隔
に対応した円弧状を成した形状である。
【0046】傘部46に形成された排水口54には、こ
の排水口54の周囲を囲繞し筒部42の他端側(ピボッ
トホルダ12の後端側)に向けて延出するパイプ部56
が一体に形成されている。また、排水口54の表面側
(パイプ部56と反対側)には、この排水口54の周縁
から開口中央へ向けて棚部58が棚状に延出形成されて
いる。この棚部58は、枯葉などの異物によって排水口
54が封鎖されてしまうことを防止すると共に、パイプ
部56への異物の侵入をも防止できる。
【0047】以上の構成の防水キャップ40は、傘部4
6が前述したピボット孔72を臨みしかもパイプ部56
がピボットホルダ12のリブ14の間に係合することで
このリブ14によって位置決め及び周り止めされた状態
で、筒部42がピボットホルダ12の外周に装着されて
いる。この場合、防水キャップ40のパイプ部56は、
ピボットホルダ12の外周に沿って設けられた状態とな
っており、しかもピボットレバー20とリンクロッド2
4の連結部分すなわちボールジョイント22(リンク機
構の連結部分)と反対側に位置している。
【0048】次に本実施の形態の作用を説明する。
【0049】上記構成の防水構造が適用されたワイパピ
ボット10では、ピボットシャフト16を回動自在に支
持するピボットホルダ12はその先端部分がピボット孔
72に挿通された状態で配置されており、また、防水キ
ャップ40は、その傘部46がピボット孔72を臨みか
つパイプ部56がピボットホルダ12のリブ14によっ
て位置決めされた状態で筒部42がピボットホルダ12
の外周に装着されている。この場合、筒部42の内周面
にはリング状の突起44が複数列突出形成されているた
め、これらの突起44がピボットホルダ12の外周に密
着し、防水キャップ40は確実にピボットホルダ12に
装着される。
【0050】雨天や洗車の際には、水がピボット孔72
から浸入するが、この水は防水キャップ40の傘部46
によって受け止められ、排水口54からパイプ部56を
介してこの防水キャップ40の下方へ案内されて排水さ
れる。
【0051】ここで、防水キャップ40は筒部42及び
パイプ部56を有しており、パイプ部56がピボットホ
ルダ12のリブ14によって位置決めされた状態で筒部
42がピボットホルダ12の外周に装着された構成であ
るため、防水キャップ40自体はピボットシャフト16
と共には回転しない。したがって、ワイパ装置を高速駆
動させた場合にピボットシャフト16が高速で往復回動
しても、防水キャップ40(傘部46)によって受け止
められた水が飛散することがない。しかも、受け止めら
れた水を排水口54からパイプ部56を介して防水キャ
ップ40の下方へ案内して排水させるので、ピボットレ
バー20の連結部分を回避した所定の場所へ確実に排水
させることができる。
【0052】また、防水キャップ40は、ピボットホル
ダ12と別部品として構成しているため、車体に応じて
ピボットホルダ12が変更になっても共用することがで
きる。また逆に、ピボット孔72が大きい(異なる)場
合などでは、車体に装備されるピボットホルダ12を共
用し防水キャップ40のみを変更することで異なる車両
であっても対応することができる。
【0053】また、このワイパピボット10の防水構造
では、ピボットホルダ12の外周に突出形成されたリブ
14の間に防水キャップ40のパイプ部56を係合させ
て位置決め及び周り止めを行なっているため、ピボット
ホルダ12に特別構造を設けなくても防水キャップ40
の位置決め及び周り止めをすることができ、構造が簡単
になる。
【0054】またさらに、防水キャップ40の傘部46
は、外周縁から中心下方へ向けて傾斜した勾配面48を
有しており傘部46の中心部には集水流路52が形成さ
れ集水流路52に排水口54が開口形成された構成とな
っているため、防水キャップ40(傘部46)の円周部
分で受け止められた水は、一旦中心部に集められ、集水
流路52を経て排水口54から排出される。すなわち、
傘部46の円周部で受け止めた水が円周部を伝って流れ
排水口54に導かれずに溜まってしまうことを防止する
ことができる。またこの際に、防水キャップ40(傘部
46)の円周部分で受け止められた水は、放射状に位置
する複数の堰50によって流速が弱められるため、円周
部を伝って流れた水が流速を増して傘部46から溢れ出
すことを防止できる。
【0055】さらに、防水キャップ40のパイプ部56
がピボットホルダ12の外周に沿わせて設けられている
ため、防水キャップ40(傘部46)によって受け止め
られた水が排水口54からパイプ部56を介して防水キ
ャップ40の下方へ案内されて排水される際に、パイプ
部56から排水された水がピボットホルダ12に沿って
流れ落ちる。このため、当該水が飛散し難くなり、一層
効果的である。
【0056】またさらに、防水キャップ40の傘部46
のうち傾斜配置されたピボットホルダ12の下方側に位
置する部位は、水平方向に対し所定の勾配αを有して径
方向に延出しているため、ピボットシャフト16が鉛直
方向(天地方向)に対し傾斜して配置されていても、防
水キャップ40のこの傾斜側の傘部46から水が溢れ出
てしまうことを防止すると共に水が残留することなく排
水口54側へ集められる。したがって、確実に水を受け
止めて排水することができる。
【0057】また、排水口54の表面側(パイプ部56
と反対側)には、この排水口54の周縁から開口中央へ
向けて棚部58が棚状に延出形成されているため、枯葉
などの異物によって排水口54が封鎖されてしまうこと
を防止すると共に、パイプ部56への異物の侵入をも防
止でき、パイプ部56が詰まることがない。
【0058】また、防水キャップ40のパイプ部56
は、ピボットレバー20とリンクロッド24の連結部分
すなわちボールジョイント22と反対側に配置されてい
るため、ピボットホルダ12によって回動自在に支持さ
れたピボットシャフト16を往復回動させるためにピボ
ットレバー20に連結されるリンク機構との連結部分に
おける不具合を防止することができる。すなわち、当該
リンク機構の連結部分(ボールジョイント22)には、
摩耗防止のためのグリスが塗布されているが、この連結
部分と反対側に防水キャップ40のパイプ部56を配置
したため、当該リンク機構との連結部分に水が排水され
ることがなく、当該連結部分に塗布されたグリスがパイ
プ部56からの排水で流れてしまうことが防止できる。
【0059】またさらに、車両の振動等により防水キャ
ップ40がピボットホルダ12に対し軸方向Lへ移動す
ることを防止するため、この防水キャップ40にはリン
グ状の突起44が形成され、ピボットホルダ12の外周
面に密着して装着されている。しかも、防水キャップ4
0が車体との干渉により異音が発生することを防止する
ため、ピボット孔72と防水キャップ40とは所定の間
隔Hを維持して装着される必要がある。そこで、ピボッ
トホルダ12の外周に形成されたリブ14の先端側(ピ
ボット孔72側)の突端面141に防水キャップ40の
傘部46の裏面461を当接させることによって、熟練
を要することなく装着時にこの間隔Hをバラツキなく一
定にすることができる。
【0060】以上説明した如く、本実施の形態に係るワ
イパピボット10の防水構造及び防水キャップ40で
は、車体のピボット孔72から浸入した水が飛散するこ
となく所定箇所に集めて排水しこの水に起因するトラブ
ルを防止することができるのみならず、部品管理が容易
でピボットホルダ12の形状の標準化を図ることができ
る。
【0061】なお、前述した実施の形態においては、防
水キャップ40のパイプ部56をピボットホルダ12の
外周に沿って設けられる形状や長さ寸法に設定した構成
としたが、このパイプ部56を更に長く形成すれば、水
の排水箇所を任意の箇所に限定することが可能になり、
一層効果的である。
【0062】また、前述した実施の形態においては、防
水キャップ40の筒部42の内周面にリング状の突起4
4を突出形成し、この突起44がピボットホルダ12の
外周に密着して防水キャップ40がピボットホルダ12
に装着される構成としたが、この突起44に代えて、防
水キャップ40の筒部42に軸線方向の移動を制限する
係止手段を設けるように構成してもよい。
【0063】例えば、図9に示す防水キャップ60の如
く、筒部42の内周面に凸部62を設けこの凸部62を
ピボットホルダ12の外周部に係合させることによっ
て、軸線方向の移動を制限するように構成してもよい。
この防水キャップ60では、ピボット孔72と防水キャ
ップ60との間隔を維持することができる。すなわち、
防水キャップ60(傘部46)はピボット孔72に所定
間隔をおいて臨んでいるが、凸部62によって軸線方向
の移動が制限されるため、例えば車両振動などにより防
水キャップ60が軸方向に移動してしまい車体のカウル
トップパネル70に干渉してしまうことが防止される。
【0064】なお、ピボット孔72と防水キャップ4
0、60との間隔は「0」(すなわち、接触状態)であ
ってもよく、この場合にも前記凸部62を設けることに
よって当該両者の密着(接触)状態を維持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るワイパピボットの防
水構造に適用された防水キャップの構成を示す一部破断
した斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るワイパピボットの防
水構造に適用された防水キャップの構成を示す平面図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態に係るワイパピボットの防
水構造に適用された防水キャップの構成を示す図2の3
−3線に沿った断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るワイパピボットの防
水構造の全体構成を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るワイパピボット及び
その周辺部品の構成を示す正面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るワイパピボット及び
その周辺部品の構成を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るワイパピボットの構
成を示す正面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るワイパピボットの構
成を示す平面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るワイパピボットの防
水構造に適用された防水キャップの他の例を示す図4に
対応した断面図である。
【符号の説明】
10 ワイパピボット 12 ピボットホルダ 14 リブ(突起) 16 ピボットシャフト 40 防水キャップ 42 筒部 46 傘部 48 勾配面 50 堰 52 集水流路 54 排水口 56 パイプ部 58 棚部 60 防水キャップ 62 凸部(係止手段) 70 カウルトップパネル 72 ピボット孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中司 哲也 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式会 社内 Fターム(参考) 3D025 AA01 AC01 AD02 AE02 AE03 AE21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の板体に形成されたピボット孔に先
    端側が挿通された状態で配置され、ピボットシャフトを
    回動自在に支持するピボットホルダと、 筒状に形成された筒部と、前記ピボット孔に臨んで前記
    筒部から径方向に向けて一体に延出する傘部と、前記傘
    部に開口形成された排水口と、前記排水口の周囲を囲繞
    して前記排水口から前記ピボットホルダの後端側に向け
    て延出されたパイプ部と、を有する防水キャップと、 を備え、前記ピボットホルダの周囲に突起を形成し、前
    記パイプ部が前記ピボットホルダの突起によって位置決
    めされて前記筒部を前記ピボットホルダの外周に装着し
    た、ことを特徴とするワイパピボットの防水構造。
  2. 【請求項2】 前記ピボットホルダの突起は、前記ピボ
    ットホルダの外周に突出形成された複数のリブとされ、
    前記リブの間に前記防水キャップのパイプ部を係合させ
    て位置決め及び周り止めを行なう、ことを特徴とする請
    求項1記載のワイパピボットの防水構造。
  3. 【請求項3】 前記防水キャップのパイプ部を、前記ピ
    ボットホルダの外周に沿わせて設けた、ことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のワイパピボットの防水
    構造。
  4. 【請求項4】 前記ピボットホルダは、鉛直方向に対し
    傾斜して配置されており、 かつ、前記防水キャップの傘部のうち前記ピボットホル
    ダ傾斜下方側に位置する部位は、水平方向に対し所定の
    勾配を有して径方向に延出している、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載
    のワイパピボットの防水構造。
  5. 【請求項5】 前記防水キャップの傘部は中心下方へ向
    けて傾斜した勾配面を有し、前記勾配面には中心部から
    周縁部に向けて放射状に位置する複数の堰が立設される
    と共に、前記勾配面の中心部には集水流路が形成され、
    かつ、前記集水流路に前記排水口が設けられている、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載
    のワイパピボットの防水構造。
  6. 【請求項6】 前記防水キャップの筒部には、前記ピボ
    ットホルダの外周部に係合して軸線方向の移動を制限す
    る係止手段を有する、ことを特徴とする請求項1乃至請
    求項5の何れかに記載のワイパピボットの防水構造。
  7. 【請求項7】 前記ピボットホルダによって回動自在に
    支持されたピボットシャフトにはピボットレバーが固定
    され、前記ピボットレバーと当該ピボットレバーを往復
    回動させるリンク機構との連結部分と反対側に前記防水
    キャップのパイプ部を配置した、ことを特徴とする請求
    項1乃至請求項6の何れかに記載のワイパピボットの防
    水構造。
  8. 【請求項8】 車体に形成されたピボット孔に先端側が
    挿通された状態で配置されたピボットホルダの周囲に装
    着され、前記ピボット孔から浸入した水を受止めて排出
    するワイパピボットの防水キャップにおいて、 筒状に形成され前記ピボットホルダの周囲に装着される
    筒部と、 前記ピボット孔に臨んで前記筒部から径方向に向けて一
    体に延出する傘部と、 前記傘部に開口形成された排水口と、 前記排水口の周縁部分から開口中央へ向けて突出形成さ
    れた棚部と、 を備えたことを特徴とする防水キャップ。
  9. 【請求項9】 前記傘部は中心下方へ向けて傾斜した勾
    配面を有し、前記勾配面には中心部から周縁部に向けて
    放射状に位置する複数の堰が立設されると共に、前記勾
    配面の中心部には集水流路が形成され、かつ、前記集水
    流路に前記排水口が設けられている、 ことを特徴とする請求項8記載の防水キャップ。
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