JP2002126080A - 穿刺具および留置針組立体 - Google Patents

穿刺具および留置針組立体

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JP2002126080A JP2001137716A JP2001137716A JP2002126080A JP 2002126080 A JP2002126080 A JP 2002126080A JP 2001137716 A JP2001137716 A JP 2001137716A JP 2001137716 A JP2001137716 A JP 2001137716A JP 2002126080 A JP2002126080 A JP 2002126080A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シャッター部材が確実に作動し、廃棄処理等に
際し安全性の高い穿刺具および留置針組立体を提供する
こと。 【解決手段】留置針組立体1は、留置針である外針2と
外針ハブ3とで構成されたハブ付き外針4と、外針2内
に挿入して使用される内針5と内針ハブ6とで構成され
たハブ付き内針7と、内針5の針先51を覆うプロテク
タ8と、プロテクタ8に設置されたシャッター部材85
と、針先51からプロテクタ8が離脱するのを阻止する
離脱阻止手段9aとを備えている。シャッター部材85
は、弾力性を有する帯状の板部材を曲げることにより一
体的に形成されている。シャッター部材85は、圧縮さ
れた状態で、空間83内に収納され、第1の姿勢となっ
ている。内針5の針先51が空間83を通過すると、シ
ャッター部材85は、圧縮状態が解除され、自らの弾性
力により第2の姿勢となり、この状態で、針先51の先
端方向への移動を阻む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穿刺具および留置
針組立体に関する。より詳しくは、例えば、輸液や採血
の際に血管に穿刺して使用される穿刺具およびこれを備
えた留置針組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】患者に対し輸液を行う際などには、輸液
ラインと接続される留置針を患者の血管に穿刺し、留置
してこれを行う。このような留置針は、中空の外針と、
外針の基端に固着された外針ハブと、前記外針内に挿入
され、先端に鋭利な針先を有する内針と、内針の基端に
固着された内針ハブとで構成されている。
【0003】この留置針を患者の血管に穿刺する際に
は、内針を外針内に挿入し、内針の針先を外針の先端か
ら突出させた状態で穿刺操作を行う。そして、内針の針
先が血管内に到達すると、針先の開口より流入した血液
は、内針の内腔を通り、透明な内針ハブの内部に流入す
る(フラッシュバック)。これにより、内針が血管を確
保したことが確認できる。
【0004】このフラッシュバックを確認したら、内針
および外針をわずかに進め、外針の先端を血管内に挿入
する。次いで、外針を手で把持しつつ、内針を外針から
抜き取り、外針ハブに輸液ラインのコネクタを接続す
る。そして、接続された輸液ラインおよび外針を介して
輸液の投与を行なう。
【0005】ところで、外針から抜き取られた内針は、
不要となるため、廃棄に供されるが、これをそのまま廃
棄すると、廃棄作業者等が誤って内針の針先で指等を指
すという事故が起きるおそれがある。特に、内針の表面
や内部には、血液が付着、残留しているため、このよう
な誤刺により、感染を起こすおそれもある。
【0006】そこで、この問題を解決するために、内針
ハブに対し相対的に移動可能であり、少なくとも内針の
針先が収納可能なプロテクタを設けた留置針が提案され
ている。このような留置針は、内針を外針から抜き取っ
た後、内針ハブをプロテクタの基端方向へ移動させ、内
針の針先をプロテクタ内に収納するような構成となって
いる。このプロテクタを設置することにより、廃棄作業
者等が誤って内針の針先で指等を刺すという事故を防止
することできる。
【0007】さらに、このような留置針には、針先が一
旦プロテクタ内に収納されると、針先に当接し、針先の
先端側への通過を阻止するシャッター手段を備えたもの
が提案されている。
【0008】このようなシャッター手段は、シャッター
部材と、このシャッター部材を付勢するバネ部材とで構
成されている。
【0009】ところが、このような留置針では、シャッ
ター手段の作動前、すなわち、留置針の使用前におい
て、バネ部材は圧縮状態とされ、この状態で保管されて
いる。このため、留置針を長期間保管していた場合、バ
ネ部材に曲がりグセが付き、留置針の使用後、廃棄に際
し、シャッター手段が上手く作動しないことがある。こ
の場合には、針先がプロテクタの先端から飛び出すおそ
れがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シャ
ッター部材が確実に作動し、廃棄処理等に際し安全性の
高い穿刺具および留置針組立体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(27)の本発明により達成される。
【0012】(1) 先端に針先を有する針体と、前記
針体の基端部に設けられたハブと、前記針先を覆うプロ
テクタとを有する穿刺具であって、前記プロテクタは、
前記針体を挿通可能な針体通路を有するプロテクタ本体
と、前記針体が前記針体通路に挿通可能な第1の姿勢と
前記針体の針先の通過を阻止する第2の姿勢とに変位可
能なシャッター部材とを有し、前記シャッター部材は、
第1の部位と、前記第1の部位に対し連結部を介して存
在する第2の部位とを備え、前記第1の部位の前記連結
部と反対側の端部と、前記第2の部位の前記連結部と反
対側の端部との距離が、前記第1の姿勢と前記第2の姿
勢とで変化するよう構成されていることを特徴とする穿
刺具。
【0013】(2) 前記シャッター部材は、前記第1
の部位および/または前記第2の部位の少なくとも一部
が弾性的に変形することにより、前記距離が変化するよ
う構成されている上記(1)に記載の穿刺具。
【0014】(3) 前記第1の部位または前記第2の
部位の少なくとも一方は、他方に向かって突出する突出
部を有する上記(1)または(2)に記載の穿刺具。
【0015】(4) 前記突出部は、前記第1の部位ま
たは前記第2の部位を湾曲または屈曲させることにより
形成したものである上記(3)に記載の穿刺具。
【0016】(5) 前記シャッター部材は、前記針体
通路の途中に形成された空間内に設置され、前記第2の
部位は、前記第1の姿勢のときに、前記連結部と反対側
の端部が前記針体の外周面に当接している上記(1)な
いし(4)のいずれかに記載の穿刺具。
【0017】(6) 前記第1の部位および前記第2の
部位は、前記第2の姿勢のときに、前記連結部と反対側
の端部が、それぞれ、前記プロテクタ本体の内面に当接
するよう構成されている上記(1)ないし(5)のいず
れかに記載の穿刺具。
【0018】(7) 前記第1の部位の前記連結部と反
対側の端部、前記第2の部位の前記連結部と反対側の端
部および前記連結部付近は、前記第2の姿勢のときに、
それぞれ、前記プロテクタ本体の内面に当接するよう構
成されている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載
の穿刺具。
【0019】(8) 前記第1の部位は、前記連結部と
反対側の端部に、前記プロテクタ本体の内面との接触面
積を増大する接触面積増大手段を有する上記(6)また
は(7)に記載の穿刺具。
【0020】(9) 前記接触面積増大手段は、前記第
1の部位の前記連結部と反対側の端部を、折り曲げるこ
とにより形成された折り曲げ部で構成されている上記
(8)に記載の穿刺具。
【0021】(10) 前記第1の部位は、前記連結部
と反対側の端部が前記プロテクタ本体に固定されている
上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の穿刺具。
【0022】(11) 前記第2の部位は、前記連結部
と反対側の端部に、前記針体の外周面との摩擦抵抗を低
減する摩擦低減手段を有する上記(1)ないし(10)
のいずれかに記載の穿刺具。
【0023】(12) 前記摩擦低減手段は、前記第2
の部位の前記連結部と反対側の端部を、折り曲げること
により形成された折り曲げ部または面取り加工すること
により形成された面取り部で構成されている上記(1
1)に記載の穿刺具。
【0024】(13) 前記連結部は、V字状に屈曲す
る屈曲部で構成されている上記(1)ないし(12)の
いずれかに記載の穿刺具。
【0025】(14) 前記連結部は、湾曲する湾曲部
で構成され、その曲率半径(平均)が1.0mm以下で
ある上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の穿刺
具。
【0026】(15) 前記シャッター部材は、帯状の
板部材で構成され、その厚さが0.04〜0.2mmで
ある上記(1)ないし(14)のいずれかに記載の穿刺
具。
【0027】(16) 前記シャッター部材は、その表
面に潤滑剤が付与されている上記(1)ないし(15)
のいずれかに記載の穿刺具。
【0028】(17) 前記プロテクタが前記針体の針
先を覆った状態で、前記プロテクタが前記針体の前記針
先から離脱するのを阻止する離脱阻止手段を有する上記
(1)ないし(16)のいずれかに記載の穿刺具。
【0029】(18) 前記離脱阻止手段は、前記針体
に形成された第1の係合部と、前記プロテクタに形成さ
れ、前記第1の係合部に係合し得る第2の係合部とで構
成される上記(17)に記載の穿刺具。
【0030】(19) 前記第1の係合部は、前記針体
の外周部に形成された凹部で構成され、前記第2の係合
部は、前記凹部に係合し得る凸部で構成される上記(1
8)に記載の穿刺具。
【0031】(20) 前記針体は、前記針先付近とそ
れより基端側の部分との横断面形状が異なり、前記第1
の係合部は、前記針体の横断面形状が変化する部分で構
成され、前記第2の係合部は、前記針体の横断面形状が
変化する部分に係合し得る段差部で構成される上記(1
8)に記載の穿刺具。
【0032】(21) 前記離脱阻止手段は、前記ハブ
と前記プロテクタとを連結する線状または帯状をなす連
結部材で構成される上記(17)に記載の穿刺具。
【0033】(22) 前記プロテクタを前記ハブに接
近させたとき、弛緩した状態の前記連結部材を収納する
収納空間を有する上記(21)に記載の穿刺具。
【0034】(23) 前記収納空間は、前記ハブに形
成されている上記(22)に記載の穿刺具。
【0035】(24) 前記連結部材は、そのハブ側の
端部が前記ハブに固定されておらず、前記連結部材のハ
ブ側の端部には、前記ハブに係止して、前記連結部材が
前記ハブから外れるのを防止する係止部が設けられてい
る上記(22)または(23)に記載の穿刺具。
【0036】(25) 前記針体は、管状の内針であ
り、前記ハブは、内針ハブである上記(1)ないし(2
4)のいずれかに記載の穿刺具。
【0037】(26) 上記(25)に記載の穿刺具
と、前記内針が挿入可能な中空の外針と、前記外針の基
端に設置された外針ハブとを有することを特徴とする留
置針組立体。
【0038】(27) 前記プロテクタと前記外針ハブ
とが嵌合可能な上記(26)に記載の留置針組立体。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の穿刺具および留置
針組立体を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳
細に説明する。
【0040】<第1実施形態>図1および図2は、それ
ぞれ、本発明の穿刺具を留置針組立体に適用した場合の
第1実施形態を示す縦断面図、図3および図4は、それ
ぞれ、第1実施形態の留置針組立体が備えるプロテクタ
の先端側の構成を示す縦断面図である。なお、以下の説
明では、図1〜図4中の右側を「基端」、左側を「先
端」と言う。
【0041】図1に示す留置針組立体(穿刺針組立体)
1は、外針と内針とを備えるもので、特に、輸液用の留
置針組立体を構成するものであり、留置針である外針2
と、外針2の基端部に設けられた外針ハブ3とで構成さ
れたハブ付き外針4と、外針2内に挿入して使用される
内針(針体)5と、内針5の基端部に設けられた内針ハ
ブ6とで構成されたハブ付き内針7と、内針5の針先5
1を覆うプロテクタ8とを備えている。このうち、ハブ
付き内針7とプロテクタ8とで、本発明の穿刺具を構成
している。以下、各部の構成について説明する。
【0042】外針2は、中空状をなし、ある程度の可撓
性を有するものが好ましく用いられる。外針2の構成材
料としては、特に限定されないが、例えば、エチレン−
テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリウ
レタン、ポリエーテルナイロン樹脂等の各種軟質樹脂が
好ましい。
【0043】このような外針2は、その全部または一部
が内部の視認性を有していてもよい。また、外針2の構
成材料中に、例えば硫酸バリウム、炭酸バリウムのよう
なX線造影剤を配合し、造影機能を持たせることもでき
る。
【0044】外針2の先端部は、生体への穿刺を容易か
つ低侵襲で行うために、外径が先端方向に向かって漸減
するテーパ状をなしている。
【0045】外針2の基端部には、外針ハブ3が液密に
固着され、外針2の内腔と外針ハブ3の内部とが連通し
ている。外針ハブ3は、ほぼ筒状の部材であり、基端方
向に向かってその外径および内径が漸増するテーパ状を
なしている。このテーパ状部分は、後述するプロテクタ
8の先端部と嵌合する。
【0046】この外針ハブ3は、好ましくは透明(無色
透明)、着色透明または半透明の樹脂で構成され、内部
の視認性が確保されている。
【0047】外針2は、外針ハブ3に対し、例えば、カ
シメ、融着(熱融着、高周波融着等)、接着剤による接
着等の方法により、固定されている。
【0048】内針5は、中空針であり、例えば、ステン
レス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタン
またはチタン合金のような金属材料で構成されている。
内針5の先端部には、鋭利な針先51が形成されてい
る。この針先51の形状は特に限定されず、本実施形態
では、内針5の軸線に対し所定角度傾斜した刃面を有す
る形状をなしている。
【0049】この内針5は、外針2の内腔に挿入され、
さらに、プロテクタ8を外針ハブ3に嵌合させた状態、
すなわち図1に示す状態で使用される。以下、この状態
を「組み立て状態」と言う。
【0050】内針5の長さは、組み立て状態としたと
き、少なくとも針先51が外針2の先端開口21から突
出する程度の長さとされる。
【0051】内針5の基端部は、内針ハブ6の先端部と
固着され、内針5の内腔は、内針ハブ6の内部空間と連
通している。内針ハブ6は、ほぼ円筒状の中空部材で構
成されている。
【0052】内針5の内針ハブ6に対する固定方法は、
例えば、嵌合、カシメ、融着、接着剤による接着等の方
法、あるいはこれらを併用した方法が挙げられる。
【0053】この内針ハブ6は、好ましくは透明(無色
透明)、着色透明または半透明の樹脂で構成され、内部
の視認性が確保されている。これにより、針先51が血
管を確保した際、内針5を介して流入する血液のフラッ
シュバックを目視で確認することができる。
【0054】内針ハブ6の先端外周には、フランジ61
が形成されている。例えば、外針2から内針5を抜き取
る操作の際に、フランジ61に指を引っ掛けてこの操作
を行うことにより、この操作をより確実に行なうことが
できる。
【0055】また、内針ハブ6の基端側の開口には、該
開口を覆うように、通気フィルタ62が設置されてい
る。この通気フィルタ62は、気体は透過するが液体は
遮断する性質を有するものである。
【0056】通気フィルタ62の具体例としては、例え
ば、各種焼結多孔体、疎水性不織布、その他の多孔質体
が挙げられる。この場合、焼結多孔体としては、例えば
ポリエチレン等の高分子材料(粉末)と、親水性(水溶
性、水膨潤性)ポリマーとを含む材料を焼結したものが
好ましい。この焼結多孔体を用いると、液体(血液)と
の接触により通気も遮断されるので、外部からの空気の
侵入を防止することができる。
【0057】また、内針ハブ6の先端面には、凹部63
が形成されている。この凹部63は、内針ハブ6の先端
面と、プロテクタ8の基端面とが当接した際、係止部材
92が挿入される逃げ穴としての機能を有している。
【0058】外針ハブ3、内針ハブ6および後述するプ
ロテクタ本体81の構成材料は、特に限定されず、それ
ぞれ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
タジエン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレ
フィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリスチレ
ン、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポ
リアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート等のポリエステル、アクリル系樹脂、A
BS樹脂、AS樹脂、アイオノマー、ポリアセタール、
ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケ
トン等の各種樹脂材料が挙げられる。
【0059】プロテクタ8は、ほぼ筒状の部材で構成さ
れたプロテクタ本体81と、後述するシャッター部材
(シャッター手段)85とを備えている。プロテクタ本
体81の中心部には、内針5が挿通される針体通路82
が、プロテクタ本体81の基端から先端まで貫通して形
成されている。
【0060】針体通路82の横断面形状は、円形であ
り、針体通路82の内径は、内針5の外径と等しいか、
またはそれより若干大きい値に設定されている。
【0061】また、プロテクタ本体81の内部、すなわ
ち針体通路82の途中には、針体通路82を拡径した空
間83が形成されている。この空間83内には、後述す
るシャッター部材85が収納される。
【0062】また、プロテクタ本体81の先端側は、外
針ハブ3と嵌合し得る形状をなしている。例えば、その
外径が先端に向かって漸減するテーパ状とされている。
【0063】また、プロテクタ本体81の基端側は、外
針ハブ3から露出している。この露出部分81aは、略
円柱状をなしており、手で把持し得る程度の長さを有し
ている。
【0064】プロテクタ本体81の基端は、内針ハブ6
の先端と、単に当接する構成となっている。
【0065】また、プロテクタ本体81の長手方向の中
央部には、外針ハブ3の基端縁部と嵌合するリング状に
突出した嵌合部84が形成されている。この嵌合部84
は、例えば、外針ハブ3からプロテクタ8を取り外す操
作の際に、指を引っ掛けて該操作を行うのに用いること
もできる。
【0066】なお、図示の構成では、プロテクタ本体8
1は、一体的に形成されているが、これに限らず、例え
ば後述する第6実施形態のように、2部材を固着したも
のであってもよい。この場合、プロテクタ本体81を2
部材に分離した状態で、その内部(空間83内)にシャ
ッター部材85を収納(設置)することができる。
【0067】シャッター部材85は、空間83より基端
側に位置する内針5の針先51が先端方向へ向かって通
過するのを阻止する機能を有する。
【0068】シャッター部材85は、第1の部位86
と、この第1の部位86に対し略V字状に屈曲する屈曲
部(連結部)88を介して存在する第2の部位87とを
備え、弾力性を有する(弾性的に変形する)帯状の板部
材を曲げることにより、一体的に形成されている。
【0069】このシャッター部材85は、第1の部位8
6と第2の部位87とのなす角度が変化すること、すな
わち、第1の部位86の基端861付近(屈曲部88と
反対側の端部)と、第2の部位87の基端871付近
(屈曲部88と反対側の端部)との距離が変化すること
によって、内針5が針体通路82を挿通(貫通)可能な
第1の姿勢(図1および図3に示す姿勢)と、内針5の
針先51の通過を阻止する第2の姿勢(図2および図4
に示す姿勢)とに変形(変位)する。
【0070】すなわち、内針5が針体通路82に挿通
(貫通)しているとき、シャッター部材85は、屈曲部
88を中心に第1の部位86と第2の部位87とが互い
に近づくように圧縮された状態で空間83内に収納(設
置)され、第1の姿勢(図1および図3に示す姿勢)と
なっている。なお、この状態では、第1の部位86の基
端861付近(屈曲部88と反対側の端部)は、空間8
3の上部(プロテクタ本体81の内面)に当接し、第2
の部位87の基端871付近(屈曲部88と反対側の端
部)は、内針5の外周面に当接している。
【0071】一方、内針ハブ6をプロテクタ8に対し基
端方向へ移動させると、内針5の針先51は、基端方向
へ移動し、空間83を通過する。このとき、シャッター
部材85は、圧縮状態が解除され、自らの弾性力によ
り、第1の部位86と第2の部位87とが屈曲部88を
中心に互いに遠ざかるように広がり、基端861付近
は、空間83の上部(プロテクタ本体81の内面)に当
接した状態を維持しつつ、基端871付近は、空間83
の底部(プロテクタ本体81の内面)に当接し、第2の
姿勢(図2および図4に示す姿勢)となる。この状態
で、シャッター部材85は、針先51の先端方向への移
動(通過)を阻む。
【0072】なお、シャッター部材85の幅(図1〜図
4中、紙面に垂直な方向の長さ)は、針体通路82の内
径より大きく設定されている。このため、仮に、内針ハ
ブ6の基端に先端方向への力が付与された場合でも、内
針5は、針先51がシャッター部材85の基端面に当接
した状態からさらに先端方向へ移動するのが阻止され
る。すなわち、内針5は、針先51がシャッター部材8
5の基端面に当接した状態で、シャッター部材85ごと
先端方向へ移動しようとしても、シャッター部材85が
針体通路82内に入り込むことがないので、それ以上、
先端方向へ移動することが阻止(防止)される。
【0073】このような構成のシャッター部材85は、
圧縮された状態である第1の姿勢から、ほぼ元の形状で
ある第2の姿勢への復元力に優れるものである。このた
め、シャッター部材85に曲がりグセが付くのが防止さ
れるので、留置針組立体1を長期間保管した場合でも、
シャッター部材85は、確実に第2の姿勢となり、針先
51の先端方向への移動を阻止(防止)する十分な効果
を発揮することができる。
【0074】シャッター部材85の厚さは、特に限定さ
れないが、例えば、0.04〜0.2mm程度であるの
が好ましく、0.08〜0.1mm程度であるのがより
好ましい。シャッター部材85が前記の下限値より薄い
と、第2の姿勢で、内針ハブ6がその基端に先端方向に
向かって受ける力の大きさによっては、内針5が先端方
向へ移動し、針先51がシャッター部材85を突き破っ
てしまう場合がある。一方、シャッター部材85が前記
の上限値より厚いと、シャッター部材85は、その構成
材料によっては、第1の姿勢のとき、内針5の外周面と
の摩擦抵抗が増大する場合がある。
【0075】シャッター部材85の構成材料は、針先5
1の通過を阻止し得るものであれば、いかなるものでも
よく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
タジエン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレ
フィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリスチレ
ン、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポ
リアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート等のポリエステル、アクリル系樹脂、A
BS樹脂、AS樹脂、アイオノマー、ポリアセタール、
ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケ
トン等の各種樹脂材料、ステンレス鋼、アルミニウム合
金、銅または銅系合金、チタンまたはチタン合金等の各
種金属材料等が挙げられる。
【0076】また、このようなシャッター部材85の表
面には、潤滑剤が付与されているのが好ましい。これに
より、内針5の外周面と第2の部位87の基端871付
近との摩擦抵抗(摺動抵抗)が低減し、内針5のプロテ
クタ8の基端方向への移動をより円滑に行うことができ
る。潤滑剤としては、例えば、シリコーン、シリコーン
オイル、グリース、各種オイル、界面活性剤等を用いる
ことができる。
【0077】なお、本実施形態では、第1の部位86の
基端861付近は、単にプロテクタ本体81の内面と当
接する構成となっているが、これに限定されるものでは
なく、プロテクタ本体81に、例えば、埋入、融着、接
着剤による接着等の方法により、固定されていてもよ
い。
【0078】このような留置針組立体1は、プロテクタ
8が内針5の針先51を収納した(覆った)状態で、プ
ロテクタ8が内針5の針先51から離脱するのを阻止す
る離脱阻止手段9aを有している。以下、この離脱阻止
手段9aの構成について説明する。
【0079】内針5の先端から所定長さの位置の外周面
には、凹部(第1の係合部)91が形成されている。
【0080】一方、プロテクタ8(プロテクタ本体8
1)の基端には、弾性変形可能な係止部材(板バネ)9
2が突出形成されている。係止部材92は、その先端を
固定端、その基端を可動端として、プロテクタ本体81
に片持ち支持され、可動端が弾性的に内針5にぼぼ垂直
な方向(図1および図2中、上下方向)に変位(変形)
する。この係止部材92の基端(可動端)には、第2の
係止部として、内針5に向って突出する爪(凸部)93
が一体的に形成されている。したがって、爪93は、内
針5にぼぼ垂直な方向(図1および図2中、上下方向)
に移動することができる。
【0081】留置針組立体1の組み立て状態では、爪9
3は、係止部材92の弾性力により、内針5の外周面に
当接している(図1参照)。また、プロテクタ8(プロ
テクタ本体81)が内針5の針先51を収納する(覆
う)と、爪93は内針5に形成された凹部91内に挿入
され、凹部91に係合する(図2参照)。これにより、
プロテクタ8が内針5の針先51から外れる(離脱す
る)のが阻止される。このような凹部91と爪93と
で、離脱阻止手段9aが構成される。
【0082】また、凹部91は、内針5の長手方向およ
び/または周方向に沿って複数個形成されていてもよ
い。
【0083】なお、図示の構成では、凹部91は、内針
5の外周方向の一部に形成されているが、これに限ら
ず、内針5の外周面の全周に渡って環状に形成されてい
てもよく、また、内針5の外周面の長手方向に沿って形
成された溝で構成することもできる。
【0084】次に、留置針組立体1の使用方法の一例に
ついて、詳細に説明する。 [1] 留置針組立体1を組み立て状態とし、内針ハブ
6等を手で把持しつつ、内針5および外針2を患者の血
管(静脈または動脈)に穿刺する。
【0085】[2] 内針5の針先51が血管に穿刺さ
れると、血管の内圧(血圧)により血液が内針5内を基
端方向へ逆流し、内針ハブ6内に導入され、視認性を有
する内針ハブ6を介してこのフラッシュバックを視認す
ることができる。これにより内針5の針先51が血管を
確保したことを知ることができる。
【0086】なお、この血液の流入に伴い、内針ハブ6
内の空気は、通気フィルタ62を通って排出されるが、
血液は、通気フィルタ62を通過できず、外部への漏れ
出しは生じない。
【0087】[3] さらに内針5および外針2を微小
距離先端方向へ進めると、外針2の先端開口21が血管
内に挿入される。これにより、外針2が血管を確保す
る。
【0088】[4] 血管に留置されている外針2を手
で押さえつつ、他方の手で内針ハブ6を把持し、基端方
向へ引っ張る。これにより、内針5が外針2から抜き取
られる。なお、このとき、プロテクタ8は、外針ハブ3
に嵌合した状態が維持される。
【0089】[5] 前記工程[4]により、内針5
は、組み立て状態の位置から基端方向へ移動するが、内
針5の針先51がプロテクタ8の内部の空間83を通過
するまでは、シャッター部材85は、前記第1の姿勢を
維持し、第2の部位87の基端871付近が内針5の外
周面に当接する(図1および図3参照)。
【0090】[6] さらに内針5が基端方向へ移動
し、針先51が空間83を通過すると、シャッター部材
85は、自らの弾性力により、第1の部位86と第2の
部位87とが屈曲部88を中心に互いに遠ざかるよう移
動する。すなわち、シャッター部材85は、空間83内
で開く(広がる)。このとき、第1の部位86の基端8
61付近は、空間83の上部に当接し、第2の部位87
の基端871付近は、空間83の底部に当接する。これ
により、シャッター部材85は、前記第2の姿勢となる
(図2および図4参照)。
【0091】このように、シャッター部材85が第2の
姿勢となると、針先51が再び先端方向へ戻るように移
動しようとしても、針先51がシャッター部材85に当
接し、戻ることはできない。
【0092】[7] 針先51が空間83を通過し、シ
ャッター部材85が第2の姿勢となったら、これとほぼ
同時に、係止部材92の爪93が内針5に形成された凹
部91に挿入され、係止する(図2および図4参照)。
【0093】これにより、プロテクタ8が針先51を覆
った後、内針5の針先51からプロテク8が離脱する
(外れる)ことが防止される。
【0094】[8] このようにして内針5の針先51
がプロテクタ8で覆われたら、外針ハブ3に嵌合してい
るプロテクタ8を外針ハブ3から取り外す。これによ
り、針先51がプロテクタ8で覆われたハブ付き内針7
と、ハブ付き外針4とが分離される。
【0095】[9] 内針5が抜き取られたハブ付き外
針4の外針ハブ3には、輸液セットのコネクタ等(図示
せず)を素早く接続し、定法に従い、輸液の投与を開始
する。
【0096】このようにして外針2から内針5を抜き取
った後は、ハブ付き内針7は不要となるため、廃棄処分
に供される。このハブ付き内針7は、針先51がプロテ
クタ8で覆われており、特に、針先51がシャッター部
材85を超えてそれより先端側へ移動し、プロテクタ8
の先端から突出することや、針先51が基端方向へ移動
し、プロテクタ8が外れてしまうことがないため、廃棄
処理を行なう者等が針先51で誤って手指等を刺すとい
う事故が防止される。
【0097】さらに、このような留置針組立体1では、
プロテクタ8と外針ハブ3との嵌合力(接合力)を、凹
部91と爪93との係合力より小さく設定することによ
り、次のような作用・効果が生じる。すなわち、前記工
程[7]の状態から、内針5を基端方向へ引くと、内針
5とともにプロテクタ8も基端方向へ引っ張られ、外針
ハブ3に嵌合していたプロテクタ8を外針ハブ3から抜
き取ることができる。
【0098】このように、内針5を外針2から引き抜く
動作にともなって、プロテクタ8を外針ハブ3から離脱
させ、内針5の針先51を覆う動作を行なうことができ
るので、その操作をより簡単に行なうことができる。
【0099】<第2実施形態>次に、本発明の留置針組
立体の第2実施形態について説明する。
【0100】図5および図6は、それぞれ、第2実施形
態の留置針組立体が備えるプロテクタの先端側の構成を
示す縦断面図である。以下、図5および図6に示す留置
針組立体1について、前記第1実施形態との相違点を中
心に説明し、同様の事項については、その説明を省略す
る。
【0101】第2実施形態の留置針組立体1では、シャ
ッター部材85の構成が異なっていいること以外は、前
記第1実施形態と同様である。
【0102】すなわち、第1の部位86は、その途中に
第2の部位87(他方)に向かって突出する突出部86
2が形成されている。この突出部862は、第1の部位
86を屈曲させることにより形成されたものである。
【0103】このような突出部862を設けることによ
り、シャッター部材85は、第1の姿勢(図5に示す姿
勢)において、より強く圧縮された状態となる。このた
め、シャッター部材85は、第2の姿勢(図6に示す姿
勢)への復元がより確実になされる。
【0104】なお、このような突出部862は、第1の
部位86または第2の部位87の少なくとも一方に設け
られていればよく、他方の形状は、特に限定されない。
【0105】また、突出部862は、第1の部位86や
第2の部位87を湾曲させることにより形成してもよ
い。
【0106】<第3実施形態>次に、本発明の留置針組
立体の第3実施形態について説明する。
【0107】図7および図8は、それぞれ、第3実施形
態の留置針組立体が備えるプロテクタの先端側の構成を
示す縦断面図である。以下、図7および図8に示す留置
針組立体1について、前記第1実施形態との相違点を中
心に説明し、同様の事項については、その説明を省略す
る。
【0108】第3実施形態の留置針組立体1では、シャ
ッター部材85の構成が異なっていいること以外は、前
記第1実施形態と同様である。
【0109】すなわち、第1の部位86は、その途中に
第2の部位87に向かって突出する突出部862が形成
されている。この突出部862は、第1の部位86を湾
曲させることにより形成されたものである。
【0110】内針5が針体通路82に挿通(貫通)して
いるとき、シャッター部材85は、第1の部位86の基
端861付近および屈曲部88付近が空間83の上部
(プロテクタ本体81の内面)に、また、第2の部位8
7の基端871付近が内針5の外周面に、それぞれ、当
接し、突出部862の曲率半径が増大する(第1の部位
86が平板に近づく)ような状態で空間83内に収納
(設置)され、第1の姿勢(図7に示す状態)となって
いる。
【0111】一方、内針ハブ6をプロテクタ8に対し基
端方向へ移動させると、内針5の針先51は、基端方向
へ移動し、空間83を通過する。このとき、第1の部位
86の基端861付近および屈曲部88付近は、それぞ
れ、空間83の上部(プロテクタ本体81の内面)に当
接した状態を維持しつつ、第1の部位86は、自らの弾
性力により曲率半径が減少するようにほぼ元の形状に戻
る。これにより、第2の部位87は、屈曲部88を中心
に回動し、その基端871付近が空間83の底部(プロ
テクタ本体81の内面)に当接し、シャッター部材85
は、第2の姿勢(図8に示す姿勢)となる。この状態
で、シャッター部材85は、針先51の先端方向への移
動(通過)を阻む。
【0112】このような構成によっても、シャッター部
材85は、第2の姿勢への復元がより確実になされる。
【0113】<第4実施形態>次に、本発明の留置針組
立体の第4実施形態について説明する。
【0114】図9および図10は、それぞれ、第4実施
形態の留置針組立体が備えるプロテクタの先端側の構成
を示す縦断面図である。以下、図9および図10に示す
留置針組立体1について、前記第1および第3実施形態
との相違点を中心に説明し、同様の事項については、そ
の説明を省略する。
【0115】第4実施形態の留置針組立体1では、シャ
ッター部材85の構成が異なっていること以外は、前記
第1実施形態と同様である。
【0116】すなわち、シャッター部材85は、第1の
姿勢(図9に示す姿勢)のとき、突出部862がS字状
に折りたたまれた状態で、空間83内に収納(設置)さ
れている。
【0117】このシャッター部材85は、内針5の針先
51が基端方向へ移動し、空間83を通過すると、第1
の部位86のS字状に折りたたまれていた突出部862
が自らの弾性力によりほぼ元の形状に戻り、第2の姿勢
(図10に示す姿勢)となる。
【0118】このような構成では、シャッター部材85
は、S字状に折りたたまれる突出部862を有している
ので、その材質自体の弾性係数にかかわらず、強い弾力
性が得られ、第2の姿勢への復元がより確実になされ
る。
【0119】<第5実施形態>次に、本発明の留置針組
立体の第5実施形態について説明する。
【0120】図11および図12は、それぞれ、第5実
施形態の留置針組立体が備えるプロテクタの先端側の構
成を示す縦断面図である。以下、図11および図12に
示す留置針組立体1について、前記第1および第3実施
形態との相違点を中心に説明し、同様の事項について
は、その説明を省略する。
【0121】第5実施形態の留置針組立体1では、シャ
ッター部材85の構成が異なっていること以外は、前記
第1実施形態と同様である。
【0122】すなわち、シャッター部材85は、第1の
姿勢(図11に示す姿勢)のとき、第2の部位87の基
端側が湾曲し、内針5の外周面に当接した状態で、空間
83内に収納(設置)されている。
【0123】このシャッター部材85は、内針5の針先
51が基端方向へ移動し、空間83を通過すると、第1
の部位86および第2の部位87が、それぞれ、自らの
弾性力によりほぼ元の形状に戻り、第2の姿勢(図12
に示す姿勢)となる。
【0124】第2の部位87の基端側をこのような構成
とするとにより、シャッター部材85は、第1の姿勢
(図11に示す姿勢)において、第1の部位86および
第2の部位87がそれぞれ変形し、より強く圧縮された
状態となる。このため、シャッター部材85は、第2の
姿勢(図12に示す姿勢)への復元がより確実になされ
る。
【0125】<第6実施形態>次に、本発明の留置針組
立体の第6実施形態について説明する。
【0126】図13は、第6実施形態の留置針組立体が
備えるプロテクタの中央部付近の構成を示す拡大縦断面
図である。以下、図13に示す留置針組立体1につい
て、前記第1および第3実施形態との相違点を中心に説
明し、同様の事項については、その説明を省略する。
【0127】第6実施形態の留置針組立体1では、プロ
テクタ本体81およびシャッター部材85の構成が異な
っていること以外は、前記第1実施形態と同様である。
【0128】すなわち、プロテクタ本体81は、本体部
811と、本体部811の外周部に固着(例えば、融
着、接着等)された外装部812との2部材で構成され
ている。また、シャッター部材85は、第1の部位86
の基端部(屈曲部88と反対側の端部)を折り曲げるこ
とにより形成した折り曲げ部863を有している。
【0129】折り曲げ部863は、図13に示すよう
に、シャッター部材85が第1の姿勢のとき、その頂部
863aが外装部812の内面に当接し、第1の部位8
6の基端861付近が本体部811の先端面に当接して
いる。これにより、シャッター部材85は、プロテクタ
本体81の内面との接触面積を増大している。すなわ
ち、この折り曲げ部863が接触面積増大手段を構成す
る。
【0130】このような折り曲げ部863を設けること
により、シャッター部材85のプロテクタ本体81に対
する押圧力を分散させ、プロテクタ本体81の負担を低
減することができる。
【0131】また、このような折り曲げ部863は、第
1の部位86の基端861付近が、本体部811と外装
部812の固着部分に入り込んでしまうことを防止する
機能も有する。
【0132】このようなことから、折り曲げ部863を
設けることにより、プロテクタ本体81の耐久性を向上
させることができる。
【0133】<第7実施形態>次に、本発明の留置針組
立体の第7実施形態について説明する。
【0134】図14は、第7実施形態の留置針組立体が
備えるシャッター部材の第2の部位の端部の構成を示す
拡大縦断面図である。以下、図14に示す留置針組立体
1について、前記第1および第3実施形態との相違点を
中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略
する。
【0135】第7実施形態の留置針組立体1では、シャ
ッター部材85の構成が異なっていること以外は、前記
第1実施形態と同様である。
【0136】すなわち、シャッター部材85は、摩擦低
減手段として、第2の部位87の基端871付近を内針
5に向かって(プロテクタ本体81の中心軸方向に向か
って)折り曲げることにより、ピッグテール状に形成し
た折り曲げ部872を有している。
【0137】折り曲げ部872は、図14に示すよう
に、シャッター部材85が第1の姿勢のとき、内針5の
外周面に当接し、内針5の外周面との摩擦抵抗(摺動抵
抗)を低減している。これにより、内針5のプロテクタ
8の基端方向への移動をより円滑に行うことができる。
【0138】なお、折り曲げ部872は、図14中右回
りでなく、左回りに形成されたものであってもよい。
【0139】また、折り曲げ部872は、内針5の外周
面との摩擦抵抗(摺動抵抗)を低減することができるも
のであれば、図示のものに限定されることはなく、例え
ば、V字状、U字状等いかなる形状に形成されていても
よい。
【0140】<第8実施形態>次に、本発明の留置針組
立体の第8実施形態について説明する。
【0141】図15は、第8実施形態の留置針組立体が
備えるシャッター部材の第2の部位の端部の構成を示す
拡大縦断面図である。以下、図15に示す留置針組立体
1について、前記第1および第3実施形態との相違点を
中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略
する。
【0142】第8実施形態の留置針組立体1では、シャ
ッター部材85の構成が異なっていること以外は、前記
第1実施形態と同様である。
【0143】すなわち、シャッター部材85は、摩擦低
減手段として、第2の部位87の基端871付近を面取
り加工することにより形成した面取り部873を有して
いる。
【0144】面取り部873は、図15に示すように、
シャッター部材85が第1の姿勢にあるとき、内針5の
外周面に当接し、内針5の外周面との摩擦抵抗(摺動抵
抗)を低減している。これにより、内針5のプロテクタ
8の基端方向への移動をより円滑に行うことができる。
【0145】なお、面取り部873の表面は、内針5と
の摺動抵抗をできるだけ滑らかにするような処理が施さ
れているのが好ましい。
【0146】<第9実施形態>次に、本発明の留置針組
立体の第9実施形態について説明する。
【0147】図16は、第9実施形態の留置針組立体が
備えるプロテクタの先端側の構成を示す縦断面図であ
る。以下、図16に示す留置針組立体1について、前記
第1および第3実施形態との相違点を中心に説明し、同
様の事項については、その説明を省略する。
【0148】第9実施形態の留置針組立体1では、シャ
ッター部材85の構成が異なっていること以外は、前記
第1実施形態と同様である。
【0149】すなわち、シャッター部材85は、第1の
部位86と、第1の部位86に対し湾曲する湾曲部(連
結部)88’を介して存在する第2の部位87とを備
え、全体として略U字状に形成されている。
【0150】このような構成によっても、シャッター部
材85は、第1の姿勢から第2の姿勢への復元がより確
実になされる。
【0151】この湾曲部88’の曲率半径(平均)とし
ては、特に限定されないが、例えば、1.0mm以下で
あるのが好ましく、0.12〜0.5mm程度であるの
がより好ましい。湾曲部88’の曲率半径が前記の上限
値より大きいと、シャッター部材85は、第1の姿勢
(図16に示す姿勢)のとき、十分に圧縮された状態に
することができない、すなわち、たわみ量が小さくなる
場合がある。
【0152】<第10実施形態>次に、本発明の留置針
組立体の第10実施形態について説明する。
【0153】図17は、第10実施形態の留置針組立体
(シャッター部材の第1の姿勢)を示す縦断面図であ
り、図18は、第10実施形態の留置針組立体(シャッ
ター部材の第2の姿勢)を示す縦断面図である。以下、
図17および図18に示す留置針組立体1について、前
記第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項
については、その説明を省略する。
【0154】第10実施形態の留置針組立体1では、離
脱阻止手段の構成が異なっていること以外は、前記第1
実施形態と同様である。
【0155】以下、第10実施形態の離脱阻止手段9b
の構成について説明する。内針5は、針先51付近とそ
れより基端側の部分との横断面形状が異なっている。す
なわち、内針5は、変化部分(第1の係合部)94を境
に、先端側と基端側とで、その横断面形状が異なってい
る。
【0156】内針5は、変化部分94より、先端側の部
分の横断面形状が偏平状をなし、基端側の部分の横断面
形状がほぼ円形をなしている。以下、内針5の変化部分
94より先端側の部分を、「偏平部52」と言い、内針
5の変化部分94より基端側の部分を、「非偏平部5
3」と言う。
【0157】この内針5の横断面形状を変化させる方法
(偏平部52の形成方法)は、研削加工(削り)でもよ
いが、曲げ、プレス、打ち抜き等の塑性加工によるもの
が好ましい。塑性加工によれば、内針5(偏平部52)
の管壁の肉厚を周方向にほぼ一定に保持しつつ、内針5
を変形させることができる。このため、内針5は、その
強度が好適に保持される。
【0158】一方、プロテクタ8(プロテクタ本体8
1)の針体通路82内には、管状体89が、例えば、嵌
合、螺合、カシメ、融着、接着剤による接着等により、
固着(固定)されている。これにより、針体通路82と
管状体89との境界部には、段差部(第2の係合部)9
5が形成されている。
【0159】管状体89の構成材料としては、特に限定
されないが、例えば、樹脂材料、金属材料、繊維材料、
ガラス材料、セラミックス材料等が挙げられる。
【0160】この管状体89の内径は、非偏平部53の
外径とほぼ等しいか、あるいは、若干大きい値に設定さ
れている(図17参照)。
【0161】偏平部52は、前述したように、偏平な形
状をなしている。このため、プロテクタ8(プロテクタ
本体81)が内針5の針先51を収納した(覆った)状
態から、プロテクタ8を内針5に対して先端方向へ移動
しようとすると、段差部95が変化部分94に係合し、
変化部分94は、管状体89の内腔部を通過することが
できない(図18参照)。これにより、プロテクタ8が
内針5の針先51から外れる(離脱する)のが阻止され
る。このような変化部分94と段差部95とで、離脱阻
止手段9bが構成される。
【0162】また、偏平部52の外径(最大外径)をR
とし、管状体89の内径(平均)をrとしたとき、R/
rが、例えば、1.02〜1.30程度の関係を満足す
るのが好ましく、1.04〜1.20程度の関係を満足
するのがより好ましい。前記下限値未満の場合、管状体
89の構成材料等によっては、離脱阻止手段9bの機能
が十分に発揮されないことがある。一方、前記上限値を
超えると、管状体89の寸法によっては、偏平部52の
外径が大きくなり過ぎ、内針5の血管への穿刺に際し
て、患者の負担が増大する場合がある。
【0163】このような構成とすることによっても、前
記第1実施形態と同様の作用・効果が生じる。
【0164】また、変化部分94および段差部95は、
それぞれ、内針5およびプロテクタ8に形成されている
ため、構成が簡単であり、部品点数の増大もなく、小型
化、細径化に寄与する。なお、管状体89は、プロテク
タ本体81と一体的に形成されていてもよい。
【0165】<第11実施形態>次に、本発明の留置針
組立体の第11実施形態について説明する。
【0166】図19は、第11実施形態の留置針組立体
(シャッター部材の第1の姿勢)を示す縦断面図であ
り、図20は、第11実施形態の留置針組立体(シャッ
ター部材の第2の姿勢)を示す縦断面図である。以下、
図19および図20に示す留置針組立体1について、前
記第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項
については、その説明を省略する。
【0167】第11実施形態の留置針組立体1では、離
脱阻止手段の構成が異なっていること以外は、前記第1
実施形態と同様である。
【0168】以下、第11実施形態の離脱阻止手段9c
の構成について説明する。内針ハブ6には、その先端部
に、凹部63の開口を塞ぐようにして平板状の蓋部材6
4が設置され、後述するヒモ96を収納する収納空間6
5が形成されており、穿刺操作等に際して、ヒモ96が
邪魔になることがない。
【0169】蓋部材64には、ほぼ中央部に内針5が挿
通される孔641と、この孔641から外方にズレた位
置にヒモ(線状または帯状をなす連結部材)96が挿通
される孔642とが、それぞれ、蓋部材64を貫通して
形成されている。
【0170】ヒモ96は、その先端部がプロテクタ8
(プロテクタ本体81)に埋入するようにして固着(固
定)されているが、その基端部(内針ハブ6側の端部)
は、内針ハブ6に固着(固定)されていない。
【0171】ヒモ96の基端部には、孔642の基端側
縁部に係止して、ヒモ96が内針ハブ6から外れるのを
防止する係止部961が設けられている。この係止部9
61は、例えば、ヒモ96を結んだり、塊状(例えば、
球状等)の部材をヒモ96に固着(例えば、融着、接着
等)したり等することにより形成することができる。ヒ
モ96の基端部をプロテクタ本体81に固定しないこと
で、ヒモ96の折り・曲げを最小限にして収納空間65
に収納することができるため、ヒモ96の変形を防ぎ、
かつヒモ96を孔642からスムーズに延ばすことがで
きる。
【0172】ヒモ96の構成材料としては、特に限定さ
れないが、例えば、ポリエチレン等のポリオレフィン、
ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリブチレンテレフタ
レート等のポリエステル等の樹脂材料、木綿等の繊維材
料、各種金属材料等が挙げられる。
【0173】このようなヒモ96は、上記材料等による
単繊維または繊維の集合体(例えば、単繊維を縒ったも
の、単繊維を織ったもの等)、不織布、あるいは、フィ
ルム等として用いることができる。
【0174】留置針組立体1の組み立て状態では(プロ
テクタ8を内針ハブ6に接近させたとき)、ヒモ96
は、弛緩した状態で折りたたまれ、収納空間65内(内
針ハブ6内)に収納されている(図19参照)。プロテ
クタ8(プロテクタ本体81)が内針5の針先51を収
納した(覆った)状態では、ヒモ96は、伸張した状態
となる。この時プロテクタ8を内針5に対して先端方向
へ移動しようとすると、係止部961が蓋部材94の孔
942の基端側縁部に係止し、孔942を通過すること
ができない(図20参照)。これにより、プロテクタ8
が内針5の針先51から外れる(離脱する)のが阻止さ
れる。このようなヒモ96で、離脱阻止手段9cが構成
される。
【0175】ヒモ96の長さとしては、プロテクタ8が
内針5の針先51を収納した状態で、僅かに弛みが残る
程度に設定されているのが好ましい。これにより、針先
51がプロテクタ8内に収納され確実にシャッター部材
85が第2の姿勢となった後にヒモ96が離脱阻止手段
としての効果を発揮することができる。すなわち、プロ
テクタ8を確実に針先51に固定することができる。
【0176】このような構成とすることによっても、前
記第1実施形態と同様の作用・効果が生じる。
【0177】なお、収納空間65は、内針ハブ6に代わ
り、プロテクタ8(プロテクタ本体81)に形成されて
いても、内針ハブ6とプロテクタ8との双方に形成され
ていてもよい。
【0178】以上、本発明の穿刺具および留置針組立体
を図示の各実施形態について説明したが、本発明は、こ
れらに限定されるものではなく、留置針組立体を構成す
る各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと
置換することができる。
【0179】また、本発明の穿刺具および留置針組立体
は、前記第1〜第11実施形態のうちの、任意の2以上
の構成を組み合わせたものであってもよい。
【0180】また、前述した連結部は、第1の部位およ
び第2の部位と一体的に、板部材を屈曲または湾曲する
ことにより形成したものであったが、これに限定される
ことはなく、それぞれが板部材で構成される第1の部位
および第2の部位の先端部同士を、例えば、ネジ、ピ
ン、カシメ、嵌合、接着、融着、溶接、ろう接等で固定
することにより設けられたものであってもよい。
【0181】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、シ
ャッター部材の曲がりグセが付き難く、長期間保管して
も十分な復元力(機能)を有しているので、シャッター
部材が確実に作動する。よって、一旦プロテクタ内に収
納された針先が再度プロテクタの先端から突出するのが
確実に防止され、廃棄処理等に際し安全性が高い。
【0182】特に、シャッター部材の形状を適宜選択す
ることにより、その復元力をより確実に向上させること
ができる。
【0183】また、離脱阻止手段を設けた場合には、一
旦覆った針先からプロテクタが外れる(離脱する)こと
が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穿刺具を留置針組立体に適用した場合
の第1実施形態(シャッター部材の第1の姿勢)を示す
縦断面図である。
【図2】本発明の穿刺具を留置針組立体に適用した場合
の第1実施形態(シャッター部材の第2の姿勢)を示す
縦断面図である。
【図3】第1実施形態の留置針組立体が備えるプロテク
タの先端側の構成(シャッター部材の第1の姿勢)を示
す縦断面図である。
【図4】第1実施形態の留置針組立体が備えるプロテク
タの先端側の構成(シャッター部材の第2の姿勢)を示
す縦断面図である。
【図5】第2実施形態の留置針組立体が備えるプロテク
タの先端側の構成(シャッター部材の第1の姿勢)を示
す縦断面図である。
【図6】第2実施形態の留置針組立体が備えるプロテク
タの先端側の構成(シャッター部材の第2の姿勢)を示
す縦断面図である。
【図7】第3実施形態の留置針組立体が備えるプロテク
タの先端側の構成(シャッター部材の第1の姿勢)を示
す縦断面図である。
【図8】第3実施形態の留置針組立体が備えるプロテク
タの先端側の構成(シャッター部材の第2の姿勢)を示
す縦断面図である。
【図9】第4実施形態の留置針組立体が備えるプロテク
タの先端側の構成(シャッター部材の第1の姿勢)を示
す縦断面図である。
【図10】第4実施形態の留置針組立体が備えるプロテ
クタの先端側の構成(シャッター部材の第2の姿勢)を
示す縦断面図である。
【図11】第5実施形態の留置針組立体が備えるプロテ
クタの先端側の構成(シャッター部材の第1の姿勢)を
示す縦断面図である。
【図12】第5実施形態の留置針組立体が備えるプロテ
クタの先端側の構成(シャッター部材の第2の姿勢)を
示す縦断面図である。
【図13】第6実施形態の留置針組立体が備えるプロテ
クタの中央部付近の構成を示す拡大縦断面図である。
【図14】第7実施形態の留置針組立体が備えるシャッ
ター部材の第2の部位の端部の構成を示す拡大縦断面図
である。
【図15】第8実施形態の留置針組立体が備えるシャッ
ター部材の第2の部位の端部の構成を示す拡大縦断面図
である。
【図16】第9実施形態の留置針組立体が備えるプロテ
クタの先端側の構成(シャッター部材の第1の姿勢)を
示す縦断面図である。
【図17】第10実施形態の留置針組立体(シャッター
部材の第1の姿勢)を示す縦断面図である。
【図18】第10実施形態の留置針組立体(シャッター
部材の第2の姿勢)を示す縦断面図である。
【図19】第11実施形態の留置針組立体(シャッター
部材の第1の姿勢)を示す縦断面図である。
【図20】第11実施形態の留置針組立体(シャッター
部材の第2の姿勢)を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 留置針組立体 2 外針 21 先端開口 3 外針ハブ 4 ハブ付き外針 5 内針 51 針先 6 内針ハブ 61 フランジ 62 通気フィルタ 63 凹部 64 蓋部材 641、642 孔 65 収納空間 7 ハブ付き内針 8 プロテクタ 81 プロテクタ本体 811 本体部 812 外装部 81a 露出部分 82 針体通路 83 空間 84 嵌合部 85 シャッター部材 86 第1の部位 861 基端 862 突出部 863 折り曲げ部 863a 頂部 87 第2の部位 871 基端 872 折り曲げ部 873 面取り部 88 屈曲部 88’ 湾曲部 89 管状体 9a、9b、9c 離脱阻止手段 91 凹部 92 係止部材 93 爪 94 変化部分 95 段差部 96 ヒモ 961 係止部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に針先を有する針体と、前記針体の
    基端部に設けられたハブと、前記針先を覆うプロテクタ
    とを有する穿刺具であって、 前記プロテクタは、前記針体を挿通可能な針体通路を有
    するプロテクタ本体と、 前記針体が前記針体通路に挿通可能な第1の姿勢と前記
    針体の針先の通過を阻止する第2の姿勢とに変位可能な
    シャッター部材とを有し、 前記シャッター部材は、第1の部位と、前記第1の部位
    に対し連結部を介して存在する第2の部位とを備え、前
    記第1の部位の前記連結部と反対側の端部と、前記第2
    の部位の前記連結部と反対側の端部との距離が、前記第
    1の姿勢と前記第2の姿勢とで変化するよう構成されて
    いることを特徴とする穿刺具。
  2. 【請求項2】 前記シャッター部材は、前記第1の部位
    および/または前記第2の部位の少なくとも一部が弾性
    的に変形することにより、前記距離が変化するよう構成
    されている請求項1に記載の穿刺具。
  3. 【請求項3】 前記第1の部位または前記第2の部位の
    少なくとも一方は、他方に向かって突出する突出部を有
    する請求項1または2に記載の穿刺具。
  4. 【請求項4】 前記突出部は、前記第1の部位または前
    記第2の部位を湾曲または屈曲させることにより形成し
    たものである請求項3に記載の穿刺具。
  5. 【請求項5】 前記シャッター部材は、前記針体通路の
    途中に形成された空間内に設置され、前記第2の部位
    は、前記第1の姿勢のときに、前記連結部と反対側の端
    部が前記針体の外周面に当接している請求項1ないし4
    のいずれかに記載の穿刺具。
  6. 【請求項6】 前記第1の部位および前記第2の部位
    は、前記第2の姿勢のときに、前記連結部と反対側の端
    部が、それぞれ、前記プロテクタ本体の内面に当接する
    よう構成されている請求項1ないし5のいずれかに記載
    の穿刺具。
  7. 【請求項7】 前記第1の部位の前記連結部と反対側の
    端部、前記第2の部位の前記連結部と反対側の端部およ
    び前記連結部付近は、前記第2の姿勢のときに、それぞ
    れ、前記プロテクタ本体の内面に当接するよう構成され
    ている請求項1ないし5のいずれかに記載の穿刺具。
  8. 【請求項8】 前記第1の部位は、前記連結部と反対側
    の端部に、前記プロテクタ本体の内面との接触面積を増
    大する接触面積増大手段を有する請求項6または7に記
    載の穿刺具。
  9. 【請求項9】 前記接触面積増大手段は、前記第1の部
    位の前記連結部と反対側の端部を、折り曲げることによ
    り形成された折り曲げ部で構成されている請求項8に記
    載の穿刺具。
  10. 【請求項10】 前記第1の部位は、前記連結部と反対
    側の端部が前記プロテクタ本体に固定されている請求項
    1ないし5のいずれかに記載の穿刺具。
  11. 【請求項11】 前記第2の部位は、前記連結部と反対
    側の端部に、前記針体の外周面との摩擦抵抗を低減する
    摩擦低減手段を有する請求項1ないし10のいずれかに
    記載の穿刺具。
  12. 【請求項12】 前記摩擦低減手段は、前記第2の部位
    の前記連結部と反対側の端部を、折り曲げることにより
    形成された折り曲げ部または面取り加工することにより
    形成された面取り部で構成されている請求項11に記載
    の穿刺具。
  13. 【請求項13】 前記連結部は、V字状に屈曲する屈曲
    部で構成されている請求項1ないし12のいずれかに記
    載の穿刺具。
  14. 【請求項14】 前記連結部は、湾曲する湾曲部で構成
    され、その曲率半径(平均)が1.0mm以下である請
    求項1ないし12のいずれかに記載の穿刺具。
  15. 【請求項15】 前記シャッター部材は、帯状の板部材
    で構成され、その厚さが0.04〜0.2mmである請
    求項1ないし14のいずれかに記載の穿刺具。
  16. 【請求項16】 前記シャッター部材は、その表面に潤
    滑剤が付与されている請求項1ないし15のいずれかに
    記載の穿刺具。
  17. 【請求項17】 前記プロテクタが前記針体の針先を覆
    った状態で、前記プロテクタが前記針体の前記針先から
    離脱するのを阻止する離脱阻止手段を有する請求項1な
    いし16のいずれかに記載の穿刺具。
  18. 【請求項18】 前記針体は、管状の内針であり、前記
    ハブは、内針ハブである請求項1ないし17のいずれか
    に記載の穿刺具。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の穿刺具と、 前記内針が挿入可能な中空の外針と、 前記外針の基端に設置された外針ハブとを有することを
    特徴とする留置針組立体。
  20. 【請求項20】 前記プロテクタと前記外針ハブとが嵌
    合可能な請求項19に記載の留置針組立体。
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