JP2001321439A - 穿刺具および留置針組立体 - Google Patents
穿刺具および留置針組立体Info
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Abstract
使用後の針体の針先を覆うことができ、廃棄処理等に際
し安全性の高い穿刺具および留置針組立体を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明の穿刺具は、先端に針先41を有
する内針4と、内針4に基端側に設置された内針ハブ5
と、針先41を覆うプロテクタ6と、プロテクタ6に対
する内針4の長手方向の移動を規制する係合手段7とを
有する。内針4には、長手方向に沿って、溝46および
71が形成されている。両溝46、71は、内針4の中
心軸を介して互いに反対側に形成されている。プロテク
タ6は、内針4が挿通される針体通路61と、その途中
に形成された空間62とを有する。空間62内には、倒
・立可能なストッパ63と、溝71と係合する凸部72
とが形成されている。この溝71と凸部72とで、係合
手段7が構成される。
Description
針組立体に関する。より詳しくは、例えば、輸液や採血
の際に血管に穿刺して使用される穿刺具およびこれを備
えた留置針組立体に関する。
ラインと接続される留置針を患者の血管に穿刺し、留置
してこれを行う。このような留置針は、中空の外針と、
外針の基端に固着された外針ハブと、前記外針内に挿入
され、先端に鋭利な針先を有する内針と、内針の基端に
固着された内針ハブとで構成されている。
は、内針を外針内に挿入し、内針の針先を外針の先端か
ら突出させた状態で穿刺操作を行う。そして、内針の針
先が血管内に到達すると、針先の開口より流入した血液
は、内針の内腔を通り、透明な内針ハブの内部に流入す
る(フラッシュバック)。これにより、内針が血管を確
保したことが確認できる。
および外針をわずかに進め、外針の先端を血管内に挿入
する。次いで、外針を手で把持しつつ、内針を外針から
抜き取り、外針ハブに輸液ラインのコネクタを接続す
る。そして、接続された輸液ラインおよび外針を介して
輸液の投与を行なう。
不要となるため、廃棄に供されるが、これをそのまま廃
棄すると、廃棄作業者等が誤って内針の針先で指等を指
すという事故が起きるおそれがある。特に、内針の表面
や内部には、血液が付着、残留しているため、このよう
な誤刺により、感染を起こすおそれもある。
を収納していた開封済みの包材に入れて廃棄するか、あ
るいは、内針にキャップを被せて廃棄するなどの対策が
とられている。
む作業やキャップを被せる作業に際しても、内針に付
着、残留している血液が作業者の手に着いたり、内針の
針先で作業者の手を誤刺したりしないようにするため
に、細心の注意を払わねばならず、使用後の内針の廃棄
処理に多大な手間を要するという問題があった。
の複雑化、大径化を伴わず、簡単な操作で使用後の針体
の針先を覆うことができ、廃棄処理等に際し安全性の高
い穿刺具および留置針組立体を提供することにある。
(1)〜(25)の本発明により達成される。また、下
記(26)〜(35)であるのが好ましい。
針先を覆うプロテクタとを有する穿刺具であって、前記
プロテクタが前記針体の少なくとも針先を覆った状態
で、前記針体の横断面投影形状が変化する第一変化部分
が前記プロテクタに係合し、前記プロテクタに対する前
記針体の長手方向の移動を規制することを特徴とする穿
刺具。
針先を覆うプロテクタとを有する穿刺具であって、前記
プロテクタが前記針体の少なくとも針先を覆った状態
で、前記針体の横断面投影形状が変化する第一変化部分
が前記プロテクタに係合し、前記プロテクタに対する前
記針体の少なくとも針体と反対方向への移動を規制する
ことを特徴とする穿刺具。
針先を覆った状態で、前記プロテクタに対する前記針体
の少なくとも針先方向への移動を規制する手段を備えて
いる上記(2)に記載の穿刺具。
横断面投影形状が、前記第一変化部分より針先と反対方
向の横断面投影形状より突出した部分を有する上記
(1)ないし(3)のいずれかに記載の穿刺具。
横断面投影形状が、前記第一変化部分より針先と反対方
向の横断面投影形状よりへこんだ部分を有する上記
(1)ないし(4)のいずれかに記載の穿刺具。
横断面投影形状が、円形を偏平させた形状である上記
(1)ないし(5)のいずれかに記載の穿刺具。
する第二変化部分が、前記第一変化部分より先端側にあ
る上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の穿刺具。
方向の横断面投影形状が非円形であり、前記第一変化部
分より先端方向の横断面投影形状の前記第一変化部分よ
り針先と反対方向の横断面投影形状より突出した部分の
突出方向が、前記第一変化部分より先端方向の横断面投
影形状と前記第一変化部分より針先と反対方向の横断面
投影形状との段差を大きくする方向である上記(1)な
いし(7)のいずれかに記載の穿刺具。
(5)または(7)に記載の穿刺具。
し、前記刃面の根元付近に始点を持ち、前記針体の長手
方向に沿って形成された溝を有する上記(1)ないし
(9)のいずれかに記載の穿刺具。
へこんだ部分のほぼ反対側にある上記(5)、(7)ま
たは(9)に記載の穿刺具。
化させる方法が塑性変形である上記(1)ないし(1
1)のいずれかに記載の穿刺具。
置されている上記(1)ないし(12)のいずれかに記
載の穿刺具。
箇所が、少なくとも前記針体と係合する箇所より針先と
反対方向の内表面である上記(13)に記載の穿刺具。
箇所が、少なくとも前記針体の係合する箇所より針先と
反対方向の外表面である上記(13)に記載の穿刺具。
箇所が、少なくとも前記針体の係合する箇所より針先と
反対方向に埋設されている上記(13)に記載の穿刺
具。
より硬い材料である上記(13)ないし(16)のいず
れかに記載の穿刺具。
より柔軟な材料である上記(13)ないし(16)のい
ずれかに記載の穿刺具。
との接続部位の表面に粗面加工が施されている上記(1
3)ないし(18)のいずれかに記載の穿刺具。
影形状が長手方向に沿って変化する部位を有するもので
ある上記(13)ないし(19)のいずれかに記載の穿
刺具。
状、布状またはコイル状である上記(13)ないし(2
0)のいずれかに記載の穿刺具。
脂、繊維材料、ガラスまたはセラミックスで構成されて
いる上記(13)ないし(21)のいずれかに記載の穿
刺具。
との組み立ては、インサート成形、2色成形、圧入、接
着、融着またはカシメによってなされている上記(1
3)ないし(22)のいずれかに記載の穿刺具。
が前記針体の外周を覆う状態に位置している上記(1)
ないし(23)のいずれかに記載の穿刺具。
ずれかに記載の穿刺具を備えたことを特徴とする留置針
組立体。
合する部分が、前記針体の通路に対しほぼ垂直方向に移
動可能に設置されているのが好ましい。
合する部分が、前記針体の通路に対しほぼ垂直方向に移
動可能に付勢されて設置されているのが好ましい。
の中心軸を介して反対方向に溝71を有するのが好まし
い。
前記第一変化部分付近、または前記第二変化部分付近に
あるのが好ましい。
前記第一変化部分より基端側、または前記第二変化部分
より基端側にあるのが好ましい。
前記第一変化部分より先端側、または前記第二変化部分
より先端側にあるのが好ましい。
針体の基端またはその付近にあるのが好ましい。
化させる方法が、曲げによりなされているのが好まし
い。
化させる方法が、削りによりなされているのが好まし
い。
化させる方法が、打ち抜きによりなされているのが好ま
しい。
針組立体を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳
細に説明する。
適用した場合の実施形態を示す側面図、図2および図3
は、それぞれ、図1に示す留置針組立体の先端部付近の
構成を示す斜視図および縦断面図、図4は、図1に示す
留置針組立体において、プロテクタおよびその周辺の構
成を示す部分断面斜視図、図5および図6は、それぞ
れ、係合手段の構成および作動状態を示す縦断面図であ
る。なお、以下の説明では、図1〜図12中の右側を
「基端」、左側を「先端」と言う。
とを備えるもので、特に、輸液用の留置針組立体を構成
するものであり、留置針(留置カテーテル)である外針
2と、外針2の基端部に設けられた外針ハブ3と、外針
2内に挿入して使用される内針(針体)4と、内針4の
基端部に設けられた内針ハブ5と、内針4の針先41を
覆うプロテクタ6とを備えている。このうち、内針4
と、内針ハブ5と、プロテクタ6とで、本発明の穿刺具
を構成している。以下、各部の構成について説明する。
性を有するものが好ましく用いられる。外針2の構成材
料としては、特に限定されないが、例えば、エチレン−
テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリウ
レタン、ポリエーテルナイロン樹脂等の各種軟質樹脂が
好ましい。
が内部の視認性を有していてもよい。また、外針2の構
成材料中に、例えば硫酸バリウム、炭酸バリウムのよう
なX線造影剤を配合し、造影機能を持たせることもでき
る。
つ低侵襲で行うために、外径が先端方向に向かって漸減
するテーパ状をなしている。この外針2の先端部の先端
側には、内径が縮径した縮径部23が形成されている
(図3参照)。
等しいかまたはそれより若干小さく設定されており、内
針4の針先41を外針2の先端開口21から突出させた
状態(後述する組み立て状態)で、縮径部23の内周面
が内針4の外周面に密着するよう構成されている。
分においては、その内径が内針4の外径より大きく、組
み立て状態において、内針4の外周面と外針2の内周面
との間に管状の間隙22が形成されるようになっている
(図3参照)。この間隙22は、血液の流路となる。
固着され、外針2の内腔と外針ハブ3の内部とが連通し
ている。外針ハブ3は、ほぼ筒状の部材であり、基端方
向に向かってその外径および内径が漸増するテーパ状を
なしている。このテーパ状部分は、後述するプロテクタ
6の先端部と嵌合する。
ジ32が形成されている。例えば、外針ハブ3からプロ
テクタ6を取り外す操作の際に、フランジ32に指を引
っ掛けてこの操作を行うことにより、この操作をより確
実に行なうことができる。
透明)、着色透明または半透明の樹脂で構成され、内部
の視認性が確保されている。
ブ3に対し、カシメ部材31によりカシメ固定されてい
る(図1参照)。ただし、外針2と外針ハブ3との固定
方法は、これに限定されず、例えば、融着(熱融着、高
周波融着等)、接着剤による接着等による方法、また
は、これらの方法と前記カシメ固定とを併用した方法で
あってもよい。
レス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタン
またはチタン合金のような金属材料で構成されている。
内針4の先端部には、鋭利な針先41が形成されてい
る。この針先41の形状は特に限定されず、本実施形態
では、内針4の軸線に対し所定角度傾斜した刃面42を
有する形状をなしている。
さらに、プロテクタ6を最も基端側に位置させ、該プロ
テクタ6に外針ハブ3を嵌合させた状態、すなわち図4
に示す状態で使用される。本明細書では、この状態を
「組み立て状態」と言う。
き、少なくとも針先41が外針2の先端開口21から突
出する程度の長さとされる。
が固着され、内針4の内腔は、内針ハブ5の内部空間と
連通している。内針ハブ5は、ほぼ円筒状の中空部材で
構成されている。
例えば、嵌合、カシメ、融着、接着剤による接着等の方
法、あるいはこれらを併用した方法が挙げられる。
透明)、着色透明または半透明の樹脂で構成され、内部
の視認性が確保されている。これにより、針先41が血
管を確保した際、内針4を介して流入する血液のフラッ
シュバックを目視で確認することができる。
が形成されている。例えば、外針2から内針4を抜き取
る操作の際に、フランジ51に指を引っ掛けてこの操作
を行うことにより、この操作をより確実に行なうことが
できる。
気フィルタ52が設置されている。この通気フィルタ5
2は、気体は透過するが液体は遮断する性質を有するも
のである。
ば、各種焼結多孔体、疎水性不織布、その他の多孔質体
が挙げられる。この場合、焼結多孔体としては、例えば
ポリエチレン等の高分子材料(粉末)と、親水性(水溶
性、水膨潤性)ポリマーとを含む材料を焼結したものが
好ましい。この焼結多孔体を用いると、液体(血液)と
の接触により通気も遮断されるので、外部からの空気の
侵入を防止することができる。
成されている。この溝46は、血液の流路を構成するも
ので、刃面42の基端部(根元部)付近から内針4の長
手方向(内針4の軸線方向と平行な方向)に形成されて
いる。溝46の長さ(形成領域)は、組み立て状態にお
いて、縮径部21の軸方向の領域が包含される程度とさ
れる。溝46の基端付近は、内針4の横断面投影形状が
変化する第一の変化部分を構成している。
と内針4の外周面との境界部付近は、丸みを帯びている
(いわゆるR付けされている)のが好ましい。エッジ部
47が鋭利に尖っていると、内針4を外針2に挿通した
際に、外針2の内面に傷付きを生じるおそれがあるが、
このようにエッジ部47が丸みを帯びていると、このよ
うな不都合が生じない。
レーザ加工、エッチング等の方法により形成されたもの
でもよいが、内針4を塑性加工(曲げ、プレス、打ち抜
き等)により塑性変形させること、特に、内針4にプレ
ス加工を施すことにより形成されたものであるのが好ま
しい。これにより、研削加工、レーザ加工等により溝4
6を形成する場合に比べ、溝46の両側部に鋭利に尖っ
たエッジ部が形成され難く、このエッジ部に丸みをつけ
るために研磨加工やバリ取り加工等の二次加工処理等を
行わなくても、丸みを帯びたエッジ部47を有する溝4
6を容易に形成することができる。
には、内針4の内腔に突出する突出部48が形成されて
いる。これにより、内針4の管壁の肉厚は、溝46の形
成部分と他の部分とでほぼ等しく、すなわち、溝46の
形成部分を含む管全周に渡ってほぼ一定となっている。
このため、溝46の形成部分における強度低下がなく、
内針4の管壁の肉厚が比較的薄いものでも、溝46の形
成部分における変形や破損等を有効に防止することがで
きる。
のいずれの位置でもよい。 第一変化部分40付近。 第一変化部分40より基端側 第一変化部分40より先端側 内針(針体)4の基端またはその付近。
クタ6の構成材料は、特に限定されず、それぞれ、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポ
リ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリアミド、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト等のポリエステル、アクリル系樹脂、ABS樹脂、A
S樹脂、アイオノマー、ポリアセタール、ポリフェニレ
ンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン等の各種
樹脂材料が挙げられる。
れている。プロテクタ6の中心部には、内針4が挿通さ
れる針体通路61が、プロテクタ6の基端から先端まで
貫通して形成されている。
面形状は、円形であり、その内径は、内針4の外径と等
しいか、またはそれより若干大きい値に設定されてい
る。
61を拡径した空間62が形成されている。
1の先端方向への通過を阻止するストッパ63が設けら
れている。このストッパ63は、弾性変形可能なほぼ板
状の部材(板片)で構成されており、プロテクタ6と一
体的に形成され、またはプロテクタ6に固着されてい
る。
1に挿通されている状態では、内針4の外周面に当接
し、倒れた状態となっている(図5参照)が、針体通路
61の少なくとも先端側から内針4が抜き取られた状態
では、その弾性により起立状態となり、針先41の先端
方向への通過を阻止する(図6参照)。
6に対する内針4の長手方向の移動を規制する係合手段
7を有している。以下、この係合手段7の構成について
説明する。
して溝(凹部)71が形成されている。この溝71は、
内針4の中心軸を介して前記溝46と反対側の位置に、
内針4の長手方向(内針4の軸線方向と平行な方向)に
沿って、形成されている。
は、針体通路61の中心に向かって突出する凸部72が
形成されている。この凸部72は、内針4が針体通路6
1に挿通されているとき、その頂部73が内針4に形成
された溝71内に挿入されている(図5参照)。
1の基端付近に凸部72が位置している(図5参照)。
また、内針4の針先41が空間62内に収納され、スト
ッパ63が起立した状態では、凸部72は、溝71の先
端に係合する(図6参照)。
段7が構成される。このような係合手段7を設けること
により、内針4を外針2から引き抜く動作に伴ってプロ
テクタ6を外針ハブ3から離脱させ、針先41を覆う動
作を行なうことができ、その操作を極めて簡単に行なう
ことができる。また、針先41を覆った状態のプロテク
タ6から内針4が抜けてしまうことが防止される。
れ、内針4およびプロテクタ6に形成されているため、
構成が簡単であり、部品点数の増大もなく、小型化、細
径化に寄与する。
溝71は、内針4の中心軸を介して溝46と反対側の位
置に形成されている。これにより、溝46(フラッシュ
溝)の長さを十分に確保し、プロテクタ6の全長(ガー
ド長)を短くすることができるという効果がある。
ジ部、内腔への突出部等については、前記溝46と同様
とすることができる。特に、溝71は、溝46と同様の
方法で形成されるのが好ましい。これにより、両溝4
6、71の形状、寸法精度がほぼ等しくなると共に、生
産性の向上にも寄与する。
ついて、詳細に説明する。 [1] 留置針組立体1を組み立て状態で把持しつつ、
内針4および外針2を患者の血管(静脈または動脈)に
穿刺する。
血管の内圧(血圧)により血液が内針4内を基端方向へ
逆流し、内針ハブ5内に導入され、視認性を有する内針
ハブ5を介してこのフラッシュバックを視認することが
できる。これにより内針4の針先41が血管を確保した
ことを知ることができる。
内の空気は、通気フィルタ52を通って排出されるが、
血液は、通気フィルタ52を通過できず、外部への漏れ
出しは生じない。
距離先端方向へ進めると、外針2の先端開口21が血管
内に挿入される。これにより、血液が先端開口21より
流入し、溝46内を通り、次いで、間隙22を基端方向
へ向けて流れ、外針ハブ3の内部に導入される。そし
て、視認性を有する外針2および外針ハブ3において、
このフラッシュバックを視認することができる。これに
より外針2の先端部が血管を確保したことを知ることが
できる。
外針2を一方の手で押さえつつ、他方の手で内針ハブ5
を把持し、基端方向へ引っ張る。これにより、内針4が
外針2から抜き取られる。このとき、凸部72の頂部7
3は、溝71内で摺動する。また、このとき、プロテク
タ6は、外針ハブ3に嵌合した状態が維持される。
は、組み立て状態の位置から基端方向へ移動するが、内
針4の針先41がストッパ63を通過するまでは、スト
ッパ63は、内針4の外周面に当接し、倒れた状態を維
持する(図4および図5参照)。
し、針先41がストッパ63を通過すると、ストッパ6
3は、その弾性により起立状態となる(図6参照)。
と、ストッパ63が起立状態となった直後に、凸部72
が溝71の先端に係合し、内針4と共にプロテクタ6も
基端方向へ引っ張られる。これにより、外針ハブ3に嵌
合していたプロテクタ6が外針ハブ3から抜き取られ、
針先41は、プロテクタ6に覆われた状態となる。
先端に係合しているため、それ以上内針4がプロテクタ
6に対し基端方向へ移動することができず、よって、内
針4がプロテクタ6から抜けることが防止される。
端方向へは移動することができるが、針先41が起立状
態のストッパ63に当接すると、それ以上先端方向へは
移動することができず、よって、針先41がプロテクタ
6の先端から突出することが防止される。
針ハブ3には、輸液セットのコネクタ等(図示せず)を
素早く接続し、定法に従い、輸液の投与を開始する。
った後は、穿刺具(内針4および内針ハブ5)は不用と
なるため、廃棄処分に供される。この穿刺具は、前述し
たように、針先41がプロテクタ6で覆われており、特
に、プロテクタ6から内針4が抜けて離脱したり、針先
41がプロテクタ6の先端から突出したりすることがな
いため、廃棄処理を行なう者等が針先41で誤って手指
等を刺すという事故が防止される。
他の構成および作動状態を示す縦断面図、図9は、図8
の下方より見た図である。なお、以下の説明では、図7
〜図9中の右側を「基端」、左側を「先端」と言う。
74が形成されている。この凹部74は、内針4の中心
軸を介して溝46と反対側の位置に形成されている。
体通路61が形成され、その途中には、空間62が形成
されている。この空間62の基端部には、針体通路61
の中心に向かって突出する凸部75が設けられている。
2に臨む外周壁には、コ字状のスリット76が形成さ
れ、このスリット76に囲まれた部分に、板バネ(弾性
片)77が形成されている。
の基端を可動端としてプロテクタ6に対し片持ち支持さ
れ、可動端が弾性的に図8中上下方向(針体通路61に
ほぼ垂直な方向)に変位(変形)する。凸部75は、こ
の板バネ77の基端(可動端)の内側に一体的に形成さ
れている。従って、凸部75は、図8中上下方向(針体
通路61にほぼ垂直な方向)に移動することができる。
75は、板バネ77の弾性力により、内針4の外周面に
当接している(図7参照)。また、内針4の針先41が
プロテクタ6内に収納されると、凸部75は、その頂部
が内針4に形成された凹部74内に挿入され、凹部74
と係合する(図8参照)。
手段7’が構成される。このような係合手段7’を設け
ることにより、内針4を外針2から引き抜く動作に伴っ
てプロテクタ6を外針ハブ3から離脱させ、針先41を
覆う動作を行なうことができ、その操作を極めて簡単に
行なうことができる。また、針先41を覆った状態のプ
ロテクタ6から内針4が抜けてしまうことが防止され
る。
れ、内針4およびプロテクタ6に形成されているため、
構成が簡単であり、部品点数の増大もなく、小型化、細
径化に寄与する。
心軸を介して溝46と反対側の位置に形成されており、
これにより、前記と同様の効果を有する。
び/または周方向に沿って複数個形成されていてもよ
い。
4の外周方向の一部に形成されているが、これに限ら
ず、内針4の外周面の全周にわたって環状に形成されて
いてもよい。この場合には、プロテクタ6に対し内針4
が回転した場合でも、その回転角度にかかわらず、凸部
75が凹部(環状の溝)に係合することができる。
置針組立体1の使用方法の一例について、詳細に説明す
る。まず、前記[1]および[2]と同様の工程を順次
行なう。
立体1において、血管に穿刺され、留置されている外針
2を一方の手で押さえつつ、他方の手で内針ハブ5を把
持し、基端方向へ引っ張る。これにより、内針4が外針
2から抜き取られる。このとき、凸部75の頂部は、内
針4の外周面に当接しつつ摺動する。また、このとき、
プロテクタ6は、外針ハブ3に嵌合した状態が維持され
る。
し、針先41がプロテクタ6内に収納されると、凸部7
5の頂部が内針4に形成された凹部74内に挿入し、凹
部74に係合する(図8参照)。
と、凹部74と凸部75とが係合しているため、内針4
と共にプロテクタ6も基端方向へ引っ張られる。これに
より、外針ハブ3に嵌合していたプロテクタ6が外針ハ
ブ3から抜き取られ、針先41は、プロテクタ6に覆わ
れた状態となる。
に係合しているため、内針4は、プロテクタ6に対し、
基端方向へも先端方向へも移動することができない。特
に、凸部75は、板バネ77の弾性力により付勢され、
凹部74の底面に押し付けられているため、凹部74と
凸部75とが係合容易に解除されることはない。よっ
て、プロテクタ6に対する内針4の長手方向の移動が確
実に規制され、内針4がプロテクタ6から抜けることお
よび針先41がプロテクタ6の先端から突出することが
防止される。
外針ハブ3には、輸液セットのコネクタ等(図示せず)
を素早く接続し、定法に従い、輸液の投与を開始する。
った後は、穿刺具(内針4および内針ハブ5)は不用と
なるため、廃棄処分に供される。この穿刺具は、前述し
たように、針先41がプロテクタ6で覆われており、特
に、プロテクタ6から内針4が抜けて離脱したり、針先
41がプロテクタ6の先端から突出したりすることがな
いため、廃棄処理を行なう者等が針先41で誤って手指
等を刺すという事故が防止される。
を示す縦断面図、図13は、図10中のA−A線断面
図、図14は、図10中のB−B線断面図である。以
下、これらの図に示す実施形態について説明するが、前
述の実施形態と同様の事項については、その説明を省略
する。
側と先端側とで、その横断面投影形状が異なっている。
第一変化部分40より基端側の横断面投影形状を図13
に示し、第一変化部分40より先端側の横断面投影形状
を図14に示す。
る方法は、特に限定されないが、研削加工(削り)や、
曲げ、プレス、打ち抜き等の塑性加工によるものが好ま
しい。以下、詳述する。
成されている。この溝46は、血液の流路を構成するも
ので、刃面42の基端部(根元部)付近から内針4の長
手方向(内針4の軸線方向と平行な方向)に形成されて
いる。
性変形させること、特に、内針4にプレス加工(以下、
プレス加工で代表する)を施すことにより形成されたも
のである。
なわち溝46と内針4の外周面との境界部付近は、丸み
を帯びている。
成するため、図14に示すように、内針4の横断面投影
形状は、頂部に溝46を有する扁平な形状(略ハート
型)をなしている。また、内針4の溝46より基端側の
部分(中間部43)の横断面投影形状は、図13に示す
ように、円形をなしている。
れ、その内部には、長手方向に沿って内針4が挿通され
る針体通路61が形成されている。
より縮径した縮径部64とを有している。縮径部64の
内腔は、その横断面投影形状が円形をなしている。
強部材66が設置されている。この補強部材66は、縮
径部64の内径が拡大し、内針4の溝46が形成された
部分が縮径部64を通過してしまうことを阻止する機能
を有している。
クタ6より硬い材料、柔軟な材料のいずれでも良く、例
えば各種の硬質樹脂、軟質樹脂や、各種金属材料、繊維
材料、ガラス、セラミックス材料などが挙げられる。
に示すように、プロテクタ6の外周部(外表面)に限ら
れるものではない。例えば、図11に示すように、プロ
テクタ6の針体通路61内に挿入され、補強部材66自
体が内表面に露出して縮径部64を形成する構成や、図
12に示すように、プロテクタ6の壁部内に埋設(埋
入)された構成とすることもできる。
プ状、網状、布状またはコイル状のもので構成すること
ができる。
状が長手方向に沿って変化する部位を有するものであっ
てもよい。
続部位の表面は、粗面加工が施されていてもよい。これ
により、プロテクタ6との結合力が増す。
み立ては、例えば、インサート成形、2色成形、圧入、
接着、融着またはカシメによって行われる。
の先端方向への通過を阻止する前記と同様のストッパ6
3が設けられている。
1に挿通されている状態では、内針4の外周面に当接
し、倒れた状態となっているが、針体通路61の少なく
とも先端側から内針4が抜き取られた状態(内針4の針
先41がプロテクタ6内に収納された状態)では、その
弾性により起立状態となり、針先41の先端方向への通
過を阻止する(図10参照)。
された状態では、内針4の縮径部64に対応する箇所、
すなわち中間部43の横断面投影形状は、円形であり、
しかもその外径は、縮径部64の内径にほぼ等しいかま
たはそれより若干小さい値とされている(図13参
照)。
する内針4の長手方向の移動を規制する係合手段は、空
間62と縮径部64との境界部に形成された段差部65
で構成される。
したように、扁平な形状であるため、プロテクタ6に対
し内針4を基端方向へ引いた場合、この部分は、縮径部
64を通過することができない。すなわち、内針4の溝
46の基端付近の箇所(内針4の横断面投影形状が変化
する部位)が段差部(凸部)65に係合し、それ以上内
針4が基端方向へ移動することを阻止する(図10参
照)。
引くと、内針4の溝46の基端付近の箇所が段差部65
に係合しているため、内針4と共にプロテクタ6も基端
方向へ引っ張られる。これにより、外針ハブ3に嵌合し
ていたプロテクタ6が外針ハブ3から抜き取られ、針先
41は、プロテクタ6に覆われた状態となる。
先端方向へは移動することができるが、針先41が起立
状態のストッパ63に当接すると、それ以上先端方向へ
は移動することができず、よって、針先41がプロテク
タ6の先端から突出することはない。
の穿刺具の他の実施形態を示す横断面図である。これら
の図に示す穿刺具は、内針4の中間部43の横断面投影
形状が図中縦方向を長軸とする楕円形状をなし、それに
応じて、縮径部64の内腔の横断面投影形状も楕円形状
をなしており、それ以外は、前記図10、図13および
図14に示す実施形態と同様である。
と同様に、扁平な形状である(図16参照)。そのた
め、この実施形態においても、前記と同様に、プロテク
タ6に対し内針4を基端方向へ引いた場合、内針4の、
溝46の基端付近の箇所(内針4の横断面投影形状が変
化する第一の変化部分)が段差部(凸部)65に係合
し、それ以上内針4が基端方向へ移動することを阻止す
る。
と基端方向での横断面投影形状において、溝46の部分
に楕円の長軸方向(曲率半径が小さい部位)が重なるの
で、これらの段差(距離)を大きくとることができ、よ
って、段差部(凸部)65との係合をより確実に行なう
ことができる。
66は、前記と同様であり、図11、図12の構成また
はその他の構成のものとすることができる。
の穿刺具の他の実施形態を示す横断面図である。これら
の図に示す穿刺具は、内針4の中間部43の外周面に、
前記図3と同様の溝(凹部)71が形成されている。こ
の溝71は、内針4の中心軸を介して溝46と反対側の
位置に、内針4の長手方向(内針4の軸線方向と平行な
方向)に沿って、形成されている。
性変形させること、特に、内針4にプレス加工(以下、
プレス加工で代表する)を施すことにより形成されたも
のである。溝71をプレス加工により形成するため、図
17に示すように、内針4の中間部43の横断面投影形
状は、底部に溝(へこんだ部分)71を有する扁平な形
状(略ハート型)をなしている。
状も、中間部43の横断面投影形状に対応した形状、す
なわち、溝71内に挿入される凸部67を有する扁平な
形状(略ハート型)をなしている。
前記図10、図13および図14に示す実施形態と同様
である。
された部分は、前記と同様に、扁平な形状であり、溝4
6の位置は、中間部43に形成された溝71の位置と反
対側である(図17、図18参照)。そのため、この実
施形態においても、前記と同様に、プロテクタ6に対し
内針4を基端方向へ引いた場合、内針4の、溝46の基
端付近の箇所(内針4の横断面投影形状が変化する第一
の変化部分)が段差部(凸部)65に係合し、特に凸部
67に確実に係合し、それ以上内針4が基端方向へ移動
することを阻止する。
66は、前記と同様であり、図11、図12の構成また
はその他の構成のものとすることができる。
影形状、縮径部64および空間62の横断面投影形状等
は、図13〜図18に示すものに限定されないことは、
言うまでもない。
構造の他の例を示す側面図である。同図に示すように、
内針4は、第一変化部分40より先端側に、内針4の横
断面投影形状が変化する第二変化部分49を有してい
る。
6および/または溝71を設けることができる。
位置は、次のいずれかが好ましい。 第一変化部分40付近、または第二変化部分49付
近。 第一変化部分40より基端側、または第二変化部分4
9より基端側。 第一変化部分40より先端側、または第二変化部分4
9より先端側。 内針(針体)4の基端またはその付近。
を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これ
らに限定されるものではなく、穿刺具および留置針組立
体を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構
成のものと置換することができる。
構成するものに限らず、例えば、注射針、採血針、縫合
針等にも適用することができる。
単な操作で、迅速かつ安全に、使用後の針体をプロテク
タで覆うことができ、また、一旦覆った針先からプロテ
クタが離脱したり、針先がプロテクタの先端から突出し
たりすることもない。そのため、廃棄処理等に際し、誤
って針先で手指等を刺すという事故が防止され、安全性
が高い。
ロテクタ側に凸部を形成し、これらが係合する構成とし
たり、針体の横断面投影形状が変化する部位がプロテク
タに係合する構成としたりするため、構成が簡単であ
り、部品点数が少なく、小型、小径のもので上記効果を
達成することができ、特に、係合手段の構造上、プロテ
クタの細径化、軽量化に寄与する。
塑性加工により凹部や溝を形成する場合には、生産性の
向上に寄与する。
の実施形態を示す側面図である。
示す斜視図である。
示す縦断面図である。
およびその周辺の構成を示す部分断面斜視図である。
である。
である。
面図である。
面図である。
る。
図である。
図である。
図である。
図(図10中のA−A線断面に相当する部位の断面図)
である。
図(図10中のB−B線断面に相当する部位の断面図)
である。
図(図10中のA−A線断面に相当する部位の断面図)
である。
図(図10中のB−B線断面に相当する部位の断面図)
である。
す側面図である。
Claims (25)
- 【請求項1】 先端に針先を有する針体と、 前記針先を覆うプロテクタとを有する穿刺具であって、 前記プロテクタが前記針体の少なくとも針先を覆った状
態で、前記針体の横断面投影形状が変化する第一変化部
分が前記プロテクタに係合し、前記プロテクタに対する
前記針体の長手方向の移動を規制することを特徴とする
穿刺具。 - 【請求項2】 先端に針先を有する針体と、 前記針先を覆うプロテクタとを有する穿刺具であって、 前記プロテクタが前記針体の少なくとも針先を覆った状
態で、前記針体の横断面投影形状が変化する第一変化部
分が前記プロテクタに係合し、前記プロテクタに対する
前記針体の少なくとも針体と反対方向への移動を規制す
ることを特徴とする穿刺具。 - 【請求項3】 前記プロテクタが少なくとも前記針先を
覆った状態で、前記プロテクタに対する前記針体の少な
くとも針先方向への移動を規制する手段を備えている請
求項2に記載の穿刺具。 - 【請求項4】 前記第一変化部分より先端方向の横断面
投影形状が、前記第一変化部分より針先と反対方向の横
断面投影形状より突出した部分を有する請求項1ないし
3のいずれかに記載の穿刺具。 - 【請求項5】 前記第一変化部分より先端方向の横断面
投影形状が、前記第一変化部分より針先と反対方向の横
断面投影形状よりへこんだ部分を有する請求項1ないし
4のいずれかに記載の穿刺具。 - 【請求項6】 前記第一変化部分より先端方向の横断面
投影形状が、円形を偏平させた形状である請求項1ない
し5のいずれかに記載の穿刺具。 - 【請求項7】 前記針体の横断面投影形状の変化する第
二変化部分が、前記第一変化部分より先端側にある請求
項1ないし6のいずれかに記載の穿刺具。 - 【請求項8】 前記第一変化部分より針先と反対方向の
横断面投影形状が非円形であり、前記第一変化部分より
先端方向の横断面投影形状の前記第一変化部分より針先
と反対方向の横断面投影形状より突出した部分の突出方
向が、前記第一変化部分より先端方向の横断面投影形状
と前記第一変化部分より針先と反対方向の横断面投影形
状との段差を大きくする方向である請求項1ないし7の
いずれかに記載の穿刺具。 - 【請求項9】 前記へこんだ部分が穴である請求項5ま
たは7に記載の穿刺具。 - 【請求項10】 前記針体が傾斜した刃面を有し、前記
刃面の根元付近に始点を持ち、前記針体の長手方向に沿
って形成された溝を有する請求項1ないし9のいずれか
に記載の穿刺具。 - 【請求項11】 請求項10に記載の溝が前記へこんだ
部分のほぼ反対側にある請求項5、7または9に記載の
穿刺具。 - 【請求項12】 前記針体の横断面投影形状を変化させ
る方法が塑性変形である請求項1ないし11のいずれか
に記載の穿刺具。 - 【請求項13】 前記プロテクタに補強部材が設置され
ている請求項1ないし12のいずれかに記載の穿刺具。 - 【請求項14】 前記補強部材が設置されている箇所
が、少なくとも前記針体と係合する箇所より針先と反対
方向の内表面である請求項13に記載の穿刺具。 - 【請求項15】 前記補強部材が設置されている箇所
が、少なくとも前記針体の係合する箇所より針先と反対
方向の外表面である請求項13に記載の穿刺具。 - 【請求項16】 前記補強部材が設置されている箇所
が、少なくとも前記針体の係合する箇所より針先と反対
方向に埋設されている請求項13に記載の穿刺具。 - 【請求項17】 前記補強部材が前記プロテクタより硬
い材料である請求項13ないし16のいずれかに記載の
穿刺具。 - 【請求項18】 前記補強部材が前記プロテクタより柔
軟な材料である請求項13ないし16のいずれかに記載
の穿刺具。 - 【請求項19】 前記補強部材の前記プロテクタとの接
続部位の表面に粗面加工が施されている請求項13ない
し18のいずれかに記載の穿刺具。 - 【請求項20】 前記補強部材は、その横断面投影形状
が長手方向に沿って変化する部位を有するものである請
求項13ないし19のいずれかに記載の穿刺具。 - 【請求項21】 前記補強部材がパイプ状、網状、布状
またはコイル状である請求項13ないし20のいずれか
に記載の穿刺具。 - 【請求項22】 前記補強部材が金属材料、樹脂、繊維
材料、ガラスまたはセラミックスで構成されている請求
項13ないし21のいずれかに記載の穿刺具。 - 【請求項23】 前記補強部材と前記プロテクタとの組
み立ては、インサート成形、2色成形、圧入、接着、融
着またはカシメによってなされている請求項13ないし
22のいずれかに記載の穿刺具。 - 【請求項24】 カテーテルを有し、カテーテルが前記
針体の外周を覆う状態に位置している請求項1ないし2
3のいずれかに記載の穿刺具。 - 【請求項25】 請求項1ないし24のいずれかに記載
の穿刺具を備えたことを特徴とする留置針組立体。
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JP2000142196A JP2001321439A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 穿刺具および留置針組立体 |
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