JPH09629A - 留置針 - Google Patents
留置針Info
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- JPH09629A JPH09629A JP7174456A JP17445695A JPH09629A JP H09629 A JPH09629 A JP H09629A JP 7174456 A JP7174456 A JP 7174456A JP 17445695 A JP17445695 A JP 17445695A JP H09629 A JPH09629 A JP H09629A
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- Japan
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- inner needle
- protective cover
- cannula
- needle
- hub
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- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
れ或いは二次感染を受ける心配なく安全に廃棄処理させ
る。 【構成】 内針6の先端部外周に環状の係止溝11を形
成し、この係止溝11に弾性的に嵌入係合する抜け止め
部片13とこの抜け止め部片13を保持し且つ先端に内
針6の尖鋭先端の突き当て部22を有する保護カバー1
8とを内針6に軸線方向可動に嵌装した。内針6をカニ
ューレ2から抜去すると針先が保護カバー18に没入
し、次に内針6を押して尖鋭先端を突き当て部22に突
き刺して保護カバー18を内針6に固定するものであ
る。
Description
脱血、排液のため血管や胆管などに経皮的に穿刺し一時
的に留置する留置針に関するものである。
液または脱血、排液を行う留置針は、一般に留置用のカ
ニューレ体と穿刺用の内針体とを具えている。カニュー
レ体は柔軟な細管からなり血管や胆管など体内の目的部
位に留置されるカニューレおよびその基端部に固着した
筒状のカニューレハブからなり、内針体はカニューレに
挿通されて穿刺を行う硬質の内針およびその基端部に固
着した筒状の内針ハブからなるものである。
内針体をカニューレ先端から内針先端部を突出させて嵌
込んで目的部位に穿刺し、次にカニューレ体を残置して
内針体を抜去し、そして所定の機器類をカニューレハブ
に接続して輸血などを行うものである。
分に血液や体液が溜まっており、しかも内針先端の鋭利
な穿刺刃が露出しているので、誤って指先などを傷付け
て細菌、ウイルスなどが感染することのないように注意
深く取り扱って廃棄しなければならない。感染防止は施
術者およびその補助者はもとより廃棄物回収業者など関
係者の全てに対して配慮しなければならず、通常は施術
のため留置針を取り出して空となった包装ケースに収納
して廃棄することが多い。
体を収納すると、以後は安全であるが収納に至るまでは
内針先端が露出しているので関係者が傷付いて肝炎、エ
イズなどが感染する心配が多分にある。
を抜去したとき内針先端をキャップで自動的に覆うこと
により指先などを傷付ける機会をなくすことが特開平3
−191965号公報に提示されている。即ち、このも
のは蛇腹状、テレスコープ状またはコイルばね状に作ら
れた伸縮体の先端にキャップを取り付け、伸縮体の基端
を内針ハブに固着するとともにキャップをカニューレハ
ブに係合した構成である。そして、伸縮体を収縮させた
状態でカニューレ先端から内針先端部が突出して穿刺可
能とされ、目的部位に穿刺して内針体を抜去するに従っ
て伸縮体が伸長し、完全に抜去したときキャップがカニ
ューレハブから離脱して内針先端部を覆うものである。
いる留置針の安全対策手段は、主にカニューレと内針と
の接触摩擦抵抗によって伸縮体を収縮状態に保持させて
いるので、施術前または施術中に不用意に伸長してカニ
ューレを内針先端よりも前方へ突出させてしまうという
心配があり、そのために伸縮体を指先で押さえるなど充
分に注意しながら取り扱わなければならないという不便
さがある。
じ長さとなる伸縮体を収縮させると、その外径が必然的
にかなり大きいものとなり、ハブの外周より大きく突出
して施術の邪魔になるばかりか、包装ケースも大形化し
なければならず嵩ばるという不都合な面をもっている。
を抜去したとき内針先端が自動的に覆われて露出するこ
とがないようにする前記従来の手段がもっている不用意
に動作する心配がある、施術の邪魔になる、包装ケース
が大形になる、という不都合を伴わない安全対策手段を
具えた留置針を提供しようとするものである。
での間に不用意に動作することがないとともに、施術や
包装の邪魔になる嵩ばり部分をもたない安全対策手段を
次のような構成とした。
形成し、この係止溝に弾性的に嵌入係合する抜け止め部
片およびこの抜け止め部片を保持するとともに先端に内
針の尖鋭先端の突き当て部を有する保護カバーを内針に
軸線方向可動に嵌装させた。
とを別体として各別に軸線方向可動とし、保護カバーは
抜け止め部片を内包するとともにストッパを装着して両
端部をカニューレハブおよび内針ハブに着脱自由に係合
して二つのハブの間に装入させること、または抜け止め
部片と保護カバーとを一体として保護カバーをカニュー
レハブに内装させることが好ましい実施態様である。
れらのハブを直接または保護カバーを介在させて係合さ
せ、体内の目的部位に穿刺する。次に、カニューレ体を
残置して内針体を抜去すると、内針先端が保護カバーに
没入して係止溝に抜け止め部片が嵌入係合する。このと
き、内針の先端部が保護カバーに包まれた状態となるの
で、内針体と保護カバーとを互いに傾けた姿勢で内針体
を前進させると、内針は保護カバーから再び突出するこ
となく突き当て部に尖鋭先端を突き刺して保護カバーを
固定する。これにより、傷付けやすく且つ血液や体液が
付着している内針先端部が覆われることとなる。
ら突出しない大きさとされ、且つ施術に支障を与える動
作をしないので、留置針そのものの取扱い、操作は従来
のものと全く同じである。
した発明の実施例を示しており、カニューレ体1は軟質
合成樹脂で作られた細管からなるカニューレ2と硬質合
成樹脂で作られた筒状のカニューレハブ3とからなり、
カニューレ2の基端部がカニューレハブ3の先端部に嵌
入して接着により固定されている。また、内針体5はカ
ニューレ2にほぼ隙間なく挿通される径を有し先端に穿
刺刃7が形成された金属製の内針6と硬質合成樹脂で作
られた筒状の内針ハブ8とからなり、内針6の基端部が
内針ハブ8の先端部に嵌入固定されているとともに、空
気は通過させるが血液や体液は通過させないフィルタ9
が内針ハブ8の基端部に装着されている。
は環状の係止溝11が設けられている。この係止溝11
は先端側が中心軸線に直角の段部とされ基端側が傾斜部
とされていて、後述する抜け止め部片13が嵌入係合す
ると先端方向へは抜け出し不可能であるが基端方向へは
抜け出し可能であるようになっている。
径の筒部14の基端にラッパ状に拡がる当たり部15を
有するとともに先端に縮径した嵌入部16を有する薄肉
金属製であって、内針6に嵌入部16が押し広げられた
状態で軸線方向可動に嵌装されている。
おり、基端側を開放した筒状のカバー本体19の先端に
突設した短柱状の差込部20の中心に設けた通孔21を
内針6にほぼ密に嵌装して軸線方向可動とされている。
差込部20のカバー本体19内部へ向いた端面には中心
から前外側方へ斜めに延びる傾斜誘導面23を有する溝
状の突き当て部22が形成されている。
ー本体19に内包されていて、これらは各別に軸線方向
可動とされているとともに、弾性高分子材料などで作ら
れたストッパ25が内針6を挿通させてカバー本体19
の基端近くに嵌込み固定されている。
0をカニューレハブ3に嵌入係合しカバー本体19の基
端部を内針ハブ8の先端部に嵌装係合することにより二
つのハブ3,8の間に着脱自由に嵌入されている。
同程度の外径に作られている。一方、現在使用されてい
る留置針の多くは後述の実施例2に示したように内針の
基端を内針ハブの先端に固定し、更に内針ハブの基端に
フィルタ付きアダプタを連結した構成とされている。従
って、この内針を延長してアダプタに固定し、内針ハブ
をアダプタに着脱自由とすることにより、アダプタ、内
針ハブを僅かな加工、変形でそれぞれ本発明の内針ハブ
8、保護カバー18に転用することが可能である。
体1、保護カバー18、内針体5を順に係合し内針6の
先端部をカニューレ2の先端から突出させた図1の組み
立て状態で血管、胆管などの体内の目的部位に経皮的に
穿刺し、カニューレ体1と保護カバー18とを残置して
内針体5を抜去する。内針6はカニューレ体1を抜け出
して先端が保護カバー18に没入し、係止溝11に抜け
止め部片13の嵌入部16が弾性的に嵌入係合するに至
り、更に抜去すると抜け止め部片13は内針6と一体に
基端方向へ移動してその当たり部15がストッパ25に
衝り、図2(A)に示す状態となる。
動かすことができないので、これにより内針6の先端部
が保護カバー18に包まれたことを確認することができ
る。次に、保護カバー18をカニューレ体1から分離
し、内針体5と保護カバー18とを互いに傾けた姿勢で
内針体5を前進させる。内針6は先端がカバー本体19
の内面に接して前進し、穿刺刃7の尖鋭先端が傾斜誘導
面23に誘導されて突き当て部22の奥底に突き刺さ
り、図2(B)に示す状態となる。
付けやすく且つ血液や体液が付着している先端部を覆っ
て内針6に固定され、抜去後の内針体5を安全な状態で
取扱い廃棄することができる。
護カバー18とを一体にカニューレ体1から抜去し、次
に内針体5を保護カバー18の基端方向へ移動して内針
6の先端部を保護カバー18に没入させる、という手順
を踏んでもよいが、内針6の先端部が露出する期間が存
在するので前述の手順による方が好ましい。
容易な任意長さに作ることができ取扱い性にすぐれてい
るとともに、カバー本体19が露出しているので血液や
体液の付着がなく安全に取り扱える、という利点があ
る。
した発明の実施例を示しており、カニューレ体31は実
施例1と同様のカニューレ32とカニューレハブ33と
からなるものである。また、内針体35は実施例1と同
様に穿刺刃37に近い外周に環状の係止溝41を設けた
内針36と内針ハブ38とを有しているが、内針ハブ3
8の基端にはフィルタ39を装着したアダプタ40が連
結されている。
に先端に嵌入部46を有するほぼ円錐状に作られた薄肉
金属製の抜け止め部片43と、筒状のカバー本体49の
先端に通孔51および傾斜誘導面53を有する突き当て
部52を形成した前壁部50を設けてなる保護カバー4
8とが、当たり部44をカバー本体49の基端に固定す
ることによって一体とされ、この保護カバー48が通孔
51を内針36にほぼ密に嵌装してカニューレハブ33
に内包されている。
ハブ33に内針ハブ38を係合し内針36の先端部をカ
ニューレ32の先端から突出させた図3の組み立て状態
で血管、胆管などの体内の目的部位に経皮的に穿刺し、
カニューレ体31を残置して内針体35を抜去する。内
針36はカニューレ32を抜け出して先端がカニューレ
ハブ33に内包されている保護カバー48に没入し、カ
バー本体49の内部に配置されている抜け止め部片43
の嵌入部46が係止溝41に弾性的に嵌入係合するに至
る。内針体35を更に抜去すると保護カバー48が内針
36と一体に基端方向へ移動してカニューレハブ33か
ら抜け出し、図4(A)に示す状態となる。
に包まれてカニューレ体31から抜去されることとな
り、次に内針体35と保護カバー48とを互いに傾け、
内針36の先端をカバー本体49の内面に接触させて内
針体35を前進させ、穿刺刃37の尖鋭先端を突き当て
部52の奥底に突き刺して図4(B)に示す状態とす
る。
付けやすく且つ血液や体液が付着している先端部を覆っ
て内針36に固定され、抜去後の内針体35を安全な状
態で取扱い廃棄することができる。
護カバー48とが一体とされてカニューレハブ33に嵌
入されているので、従来の留置針と全く同じ外形、大き
さであるとともに同じ操作で施術でき、且つ内針体35
を抜去すると内針先端部が保護カバー48に自動的に包
まれてカニューレ体31から分離され安全性が高い、と
いう利点がある。
カバー48とを一体に固結した構成であり、抜け止め部
片43を合成樹脂製の保護カバー48に一体成形しても
よい。或いは、保護カバー48のカバー本体49を抜け
止め部片43と一体の金属成形品とし、前壁部50を合
成樹脂で作ることもある。
け、この係止溝に弾性的に嵌入係合する抜け止め部片と
内針先端部を覆って尖鋭先端を突き当てる保護カバーと
を内針に軸線方向可動に嵌装するとともに、抜け止め部
片を保護カバーに可動にまたは固定して保持させた本発
明によると、抜け止め部片や保護カバーを不用意に動か
したり、或いはこれらが邪魔になることなく施術するこ
とができ、しかも従来の留置針と同じ大きさにつくられ
るので嵩ばらず、従来と同じ包装ケースに収納できるも
のである。
のまま保護カバーに包まれるので、尖鋭先端を保護カバ
ー先端部に突き当てる、という簡単な操作で保護カバー
を固定し、施術者から回収業者に至る関係者が傷付く心
配なく安全に取り扱うことができるものである
33 カニューレハブ、 5,35 内針体、6,36
内針、8,38 内針ハブ、11,41 係止溝、1
3,43 抜け止め部片、16,46 嵌入部、18,
48 保護カバー、 22,52 突き当て部、25
ストッパ、
Claims (3)
- 【請求項1】 柔軟な細管であるカニューレおよびその
基端に固着した筒状のカニューレハブからなるカニュー
レ体と、前記カニューレに挿通される硬質の内針および
その基端に固着した筒状の内針ハブからなる内針体との
組み合わせからなる留置針において;前記内針の先端部
外周に形成された環状の係止溝と;前記内針に軸線方向
可動に嵌装され前記係止溝に弾性的に嵌入係合する抜け
止め部片、および前記内針に軸線方向可動に嵌装され前
記抜け止め部片を保持するとともに先端に前記内針の尖
鋭先端の突き当て部を有する保護カバーと;を具えたこ
とを特徴とする留置針。 - 【請求項2】 前記抜け止め部片と保護カバーとが別体
であって各別に軸線方向可動とされ、前記保護カバーは
前記抜け止め部片を内包しているとともに先端部を前記
カニューレハブに着脱自由に係合し基端部を前記内針ハ
ブに着脱自由に係合して前記二つのハブの間に嵌入され
ており、且つ前記保護カバーは前記抜け止め部片の基端
側にその移動を規制するストッパを装着固定している請
求項1に記載の留置針。 - 【請求項3】 前記抜け止め部片と保護カバーとが一体
とされ、前記抜け止め部片保護カバーは前記カニューレ
ハブに嵌入されている請求項1に記載の留置針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17445695A JP3599836B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 留置針 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP17445695A Expired - Lifetime JP3599836B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 留置針 |
Country Status (1)
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-
1995
- 1995-06-16 JP JP17445695A patent/JP3599836B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
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KR20200004912A (ko) * | 2017-01-03 | 2020-01-14 | 고형진 | 절단 생검장치의 바늘 구조 |
Also Published As
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JP3599836B2 (ja) | 2004-12-08 |
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