JP2003199829A - 医療用針装置 - Google Patents

医療用針装置

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JP2003199829A
JP2003199829A JP2002180479A JP2002180479A JP2003199829A JP 2003199829 A JP2003199829 A JP 2003199829A JP 2002180479 A JP2002180479 A JP 2002180479A JP 2002180479 A JP2002180479 A JP 2002180479A JP 2003199829 A JP2003199829 A JP 2003199829A
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Richard James Caizza
ジェームズ カイッツァ リチャード
Paul G Alchas
ジー.アルカス ポール
Alfred W Prais
ウェスレー プレイズ アルフレッド
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Becton Dickinson and Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再使用可能で、使い捨ての針アセンブリと協
働する医療用針装置を提供する。 【解決手段】 医療用針装置10は、保持器12、針ア
センブリ14、および保持器と協働するエジェクタ棒1
8を含んでいる。針アセンブリは、針ハブ36および針
38を含んでいる。保持器は、基端部24および末端部
26を有しており、それを通って延びる開口42を画成
している。末端部は、針のハブを受入れるソケット52
を有している。エジェクタが、保持器の基端部から開口
内に延びている。エジェクタ棒は、保持器内に摺動可能
に受入れられ、針ハブに係合すべく形成された末端部3
2、および保持器から外へ延びる基端部30を有する。
エジェクタ棒は、保持器から針アセンブリを放出するた
めに使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医学的処置で使用
される医療用針装置、より詳しくは、使い捨ての針アセ
ンブリを有する再使用可能な単位用量針装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワクチンのような薬物を投与するか、人
体から流体を抜出すために、穿刺要素を備えた使い捨て
の医療装置はよく知られている。そのような装置は、皮
下注射針、採血針、流体取扱い針、およびワクチンの投
与に使用される針を含んでいる。これらの装置は、血液
中の病原体への接触を最小限にすべく、安全かつ便利な
取扱いを要求する。典型的には、使い捨ての医療器具
は、それらの全体が廃棄される。例えば、多くの装置
は、使用の後に針カニューレを保護する保護機構を有し
ている。これらの装置の多くは使用するのに複雑で、製
造するのに高価である。さらに、装置全体を処分するこ
とは非能率的で高価である。
【0003】そのような装置に対する一つの用途は、皮
膚を通して施されるワクチンあるいは他の活性医薬成分
の投与である。二股に分かれた、すなわち、フォーク状
端部の針は、開業医がワクチンを投与するのに、単純で
有効な手段を提供するので有名である。使用の際に、二
股針の二股に分かれた先端は、乾燥または液体の物質の
いずれかに接触して置かれ、それは二股に分かれた針先
端に付着する。その後、二股に分かれた針先端が、患者
の皮膚に接触して置かれる。皮膚は針先端で引っ掻かれ
るか、あるいは穿刺され、予防接種物質が患者の皮膚内
に吸収され得る。ワクチンを与える代替方法は、患者の
皮膚上にワクチン滴を置き、ワクチン滴を介して、二股
に分かれた針先端で皮膚を穿刺することを含んでいる。
ワクチン滴が患者の皮膚に直接に施される場合、標準の
尖っている針先端が使用されてもよい。
【0004】二股に分かれた針は、より多くの人々がよ
り少ない血清で予防接種を受けることを可能にするの
で、重要な医療上の進歩と考えられている。これは、効
率的且つ容易に使用できるデザインのみならず、複製の
容易さの故に、より未開発地域に住んでいる人々にとっ
て特に重要であった。しかしながら、二股に分かれた針
があまりにも何度も再使用される場合、予防接種の有効
性は低減される。より重要なことには、そのような予防
接種針の再使用は、皮膚を介しての経皮的な接触を通じ
て感染症の伝染の危険に患者をさらすことになる。
【0005】さらに、従来のワクチン針を使用する医療
従事者は、取扱いを困難にするそのような針のデザイン
のために、感染症に対し増加した危険にさらされる。特
に、予防接種を施すために使用される二股に分かれた針
は伝統的に殺菌されず、また、便利な保管および使用を
可能にする一回使用用の容器に包装されていない。その
ような針は、それらが典型的には針の先端の反対の端部
に取付けられたハブを含まず、且つ、使用前に針カニュ
ーレを保持するための保持器や、使用後に針先端をカバ
ーするための如何なる種類の保護具をも典型的に有さな
いので、伝統的に取扱いが困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記を考慮して、使い
捨ての針およびハブのアセンブリが使用され得る再使用
可能な医療用針装置に対する必要性が存在している。予
防接種における使用の後のような使用後に、迅速且つ容
易に使い捨てのできる、二股に分かれた針およびハブの
アセンブリを支持し得る再使用可能な医療用針装置に対
する特定の必要性が存在している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の必要性は、本発明
に従って作られた医療用針装置によって満たされる。医
療用針装置は、保持器、針アセンブリ、および保持器と
協働するエジェクタ棒を含んでいる。保持器は、基端部
および末端部を有し、基端部から末端部まで延在してい
る開口を画成している。末端部は、針ハブを受入れるソ
ケットを有している。針アセンブリは、針ハブおよび針
を含む。針ハブは、ソケットに受入れられる。エジェク
タ棒は、保持器の基端部から開口内に延びている。エジ
ェクタ棒は、保持器内に摺動可能に受入れられ、針ハブ
に係合すべく形成された末端部を有している。エジェク
タ棒は、保持器から外方に延びる基端部を有している。
エジェクタ棒の保持器内への移動により、エジェクタ棒
の末端部で針ハブをソケットから外方に押出させ、それ
により針アセンブリを保持器から放出させる。望ましく
は、針は、二股に分かれた針であり、医療グレードの接
着剤によってハブに結合されている。針ハブの基端部
は、ルアーキャビティを画成していてもよい。
【0008】保持器は、開口内に延びる内部リブを画成
してもよい。ブッシュはエジェクタ棒の末端部に隣接
し、そして、針ハブおよび内部リブの間でエジェクタ棒
の末端部の周りに受入れられてもよい。好ましくは、針
ハブおよびソケットはねじ係合される。ブッシュは、ソ
ケットのねじとのねじ係合を防ぐのに十分に小さな外径
を有し、そして、保持器内へのエジェクタ棒の移動が、
ブッシュの針ハブとの回転接触を生じさせ、それによ
り、針ハブをソケットからねじり外し、そして、針アセ
ンブリを保持器から放出する。また、スプリングがエジ
ェクタ棒の周りに受入れられ、且つエジェクタ棒を保持
器の基端部から外方に付勢するために内部リブのブッシ
ュから反対側に配置されてもよい。
【0009】さらなる実施の形態では、本発明は、使い
捨ての医療用針アセンブリのための保持器を含む。保持
器は、細長い保持器本体、保持器本体と協働するエジェ
クタ棒、エジェクタ棒の周りに受入れられるブッシュお
よび同じくエジェクタ棒の周りに受入れられるスプリン
グを含んでいる。保持器本体は、基端部および末端部を
有し、および基端部から末端部まで延在する開口を画成
している。保持器本体の末端部は、針ハブを受入れるソ
ケットを有している。保持器本体は、開口に延在する内
部リブを画成している。エジェクタ棒は、保持器本体の
基端部から開口内に延在している。エジェクタ棒は、保
持器内に摺動可能に受入れられ、保持器本体内に延びる
末端部を有している。エジェクタ棒は、保持器本体から
外方に延びる基端部を有している。ブッシュは、エジェ
クタ棒の周りに受入れられ、内部リブの、保持器本体の
末端部に面する側に配置されている。スプリングは、エ
ジェクタ棒の周りに受入れられ、内部リブのブッシュか
ら反対側に配置されてエジェクタ棒を保持器本体から外
方に付勢する。
【0010】保持器は、エジェクタ棒の基端部を囲むボ
タンをさらに含んでもよい。ボタンは、保持器内に配置
され、保持器内のスプリングを圧縮するスプリング係合
端部を有してもよい。保持器内へのボタンの移動が、エ
ジェクタ棒をブッシュに接触させて、ブッシュの針ハブ
との接触を生じさせ、針ハブをソケットから外方に押
し、それにより、針アセンブリを保持器から放出させて
もよい。
【0011】さらに、使い捨ての針アセンブリを有する
医療用針装置の代替の実施の形態は、保持器と、針アセ
ンブリと、保持器と協働するエジェクタ棒と、エジェク
タ棒の周りに受入れられるスプリングと、エジェクタ棒
を操作するボタンとを含んでいる。ボタンは、エジェク
タ棒の基端部を囲み、保持器内に位置され保持器内のス
プリングを圧縮するスプリング係合端部を有している。
保持器内へのボタンの移動が、エジェクタ棒の末端部が
針ハブをソケットから外方に押すのを生じさせ、それに
より、針アセンブリを保持器から放出する。。
【0012】本発明のさらなる詳細および利点は、図面
との関連で読まれる以下の詳細な説明から明白になろ
う。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明が以下にいくつかの実施
の形態に関して論ぜられるが、本開示は本発明の原理の
説明として考慮されるべきであり、本発明を図示の実施
の形態に限定するようには意図されていない。種々の変
更が、本発明の範囲および趣旨を逸脱することなく当業
者によってなされ得よう。本発明の範囲は、特許請求の
範囲およびそれらの均等物によって定められる。
【0014】以下の説明および添付の図面において、用
語、「頂」および「底」は、図面に示されるように、所
与の要素の向きを指す。さらに、用語、「末端」および
「基端」は、それぞれ、前方の端すなわち針側、および
装置の後方の端すなわち保持器側を指す。
【0015】図1および2を参照するに、本発明による
単位用量針装置の形態の医療用針装置10の第一の実施
の形態が示されている。医療用針装置10は保持器12
および針アセンブリ14を含んでいる。保持器12は保
持器本体16を含む。エジェクタ棒18が保持器本体1
6内に延びている。保持器本体16は、医療用針装置1
0のユーザによる把持のために、保持器本体16の頂部
および底部に2つの凹表面20、22をそれぞれ定めて
いる。凹表面20、22は、医学的処置の間に保持する
べく、医療用針装置10のユーザに人間工学的な把持表
面を提供する。保持器本体16は、基端部24および末
端部26を含んでいる。保持器本体16の基端部24
は、医学的処置の間にユーザによって把持され得るフラ
ンジ28を形成している。保持器本体16は、好ましく
は、一部材として形成され、好ましくは、プラスチック
材料から成形される。保持器12は、さらにここに論ぜ
られるように、再使用されることが意図されている。エ
ジェクタ棒18は、保持器本体16から外へ延びている
基端部30、および保持器本体16内に位置された末端
部32(図3に示されている)を含んでいる。フランジ3
4が、エジェクタ棒18の基端部30に設けられてい
る。フランジ34は、ここに議論されるように、保持器
本体16の内部へエジェクタ棒18を軸方向に向けるの
を促進する。
【0016】針アセンブリ14は、針38を支持する針
ハブ36、および使用前に針ハブ36および針38をカ
バーするための針保護体40をさらに含んでいる。図1
は、針38をカバーする針保護体40を備えた医療用針
装置10を示している。図2では、針保護体40が取外
され、針38および針ハブ36を露出させている。
【0017】図1ないし3を参照して、医療用針装置1
0が、今、より詳しく説明される。図3に示されるよう
に、保持器本体16は、保持器本体16の基端部24か
ら末端部26まで延在する開口42を画成している。エ
ジェクタ棒18は、基端部24から保持器本体16内へ
延びている。エジェクタ棒18は、保持器本体16内に
好ましくは摺動可能に受入れられる。エジェクタ棒18
は、フランジ34が露出されるように基端部30が保持
器本体16から外へ延びる状態で、保持器本体16内に
位置する、その末端部32を含んでいる。エジェクタ棒
18は断面において非連続であり、一般に、大きな直径
の第一の部分44およびより小さな直径の第二の部分4
6を含み、両者間に肩部を形成している。
【0018】保持器本体16は、開口42を大まかに二
つの部分に分けている内部リブ48を画成している。開
口42の第一すなわち末端の部分50には、好ましくは
内ねじが設けられ、針ハブ受入れソケット52を形成し
ている。開口42の第二すなわち基端の部分54は滑ら
かな壁であり、より大きな直径を有しているエジェクタ
棒18の第一の部分44を一般に収容する。保持器本体
16の末端部26は、概略的に円筒状に形作られ、下に
論ぜられる方法で針アセンブリ14を受入れるべく形成
されている。
【0019】述べたように、エジェクタ棒18は、その
末端部32が保持器本体16内に位置するように保持器
本体内に延びている。スプリング60あるいは他の等価
な付勢手段がエジェクタ棒18の周りに受入れられ、保
持器本体内に位置されている。特に、スプリング60
は、エジェクタ棒18の第二のより小さな直径部分46
の周りに受入れられ、開口42に形成された内部リブ4
8の基端部に面する側に配置されている。スプリング6
0は、エジェクタ棒18を保持器本体16から外に向け
付勢している。スプリング60はコイルばねとして図中
に示めされているが、しかしながら、スプリング60
は、保持器本体16の基端部24において、エジェクタ
棒18を保持器本体16から外に向け付勢できる全ての
弾性要素から成ってもよい。従って、エジェクタ棒18
が保持器本体16内に押し込まれる場合、スプリング6
0は、保持器本体16の基端部24から外方へエジェク
タ棒18を付勢する反力を提供し、エジェクタ棒を使用
前の形態に戻す。
【0020】保持器12は、保持器本体16内に配置さ
れたブッシュ62をさらに含んでいる。ブッシュ62は
エジェクタ棒18の周りに受入れられ、スプリング60
から内部リブ48の反対側に存している。ブッシュ62
は、内部リブ48の末端に面する側に置かれている。ブ
ッシュ62は、エジェクタ棒18の末端部32に概略位
置されている。特に、エジェクタ棒18はさらに、減径
された第三の段付部分66を含み、これは第二の部分と
共に係合リップ68を画成している。係合リップ68
は、ブッシュ62の基端に面する側との接触に用いら
れ、ブッシュ62をソケット52の基端部26に向けて
移動させる。従って、ブッシュ62は、一般に、保持器
本体16の針ハブ受入れソケット52内に位置されてい
る。一般に、さらに以下に論ぜられるように、エジェク
タ棒18が保持器本体16内に十分な距離押し込まれる
とき、ブッシュ62は、針アセンブリ14のハブ36と
回転して接触するであろう。しかしながら、ブッシュ6
2は、ソケット52のねじ64とはねじ係合しない。
【0021】図3ないし6を参照して、針アセンブリ1
4が、今、より詳しく論ぜられる。針アセンブリ14
は、針ハブ36および針38を含んでいる。針アセンブ
リ14は、一般に、使い捨てで保持器12から取外し可
能な、保護され、無菌の、単回使用のユニットである。
針アセンブリ14は、以前に議論された針保護体40を
さらに含んでいる。針38は、皮下注射針のような従来
の単一ポイントの針であってもよい。しかしながら、針
アセンブリ14は、二股に分かれた針38のような単位
用量針を含む、単位用量針アセンブリの形態である好ま
しい実施の形態に関して以下に論ぜられる。針アセンブ
リ14は、患者の皮膚に、あるいはその皮膚を通して施
されるワクチンの投与に用いられるために一般に意図さ
れている。従って、それは、二股に分かれた針38の無
菌を維持し、かつ開業医のための使用の容易さを提供す
るという特徴を含む、使い捨ての単位用量予防接種針ア
センブリとして意図されている。図示された二股に分か
れた針38は、この分野において周知のように、乾燥粉
または液体の形式で提供されたとしても、ワクチンの単
位用量の投与のための効率的な手段を提供する。
【0022】二股に分かれた針38は、基端部70およ
び末端部72を含んでいる。二股に分かれた針38に
は、末端部72に2つの鋭い突起74,76が設けられ
ている。ワクチンの単位用量を保持するために形成され
たU字型のチャンネル78が、突起74,76を分離し
ている。突起は、U字型のチャンネル78に配置された
ワクチンを投与するために、患者の皮膚を穿刺するかす
りむくように意図されている。二股に分かれた針は、金
属またはプラスチックのような周知の材料から構成され
得、望ましは、医療グレードの外科用鋼から構成され
る。
【0023】ハブ36は、接着剤を介してのように、二
股に分かれた針38の基端部70に固定されている。接
着剤は、医療グレードのエポキシ樹脂あるいは等価な接
着剤のような、二股に分かれた針をハブ36へ固定して
取付けるか付着させることができる任意の接着剤であっ
てもよい。ハブ36は、ハブ36の外表面がテーパ付の
外表面84を画成する常態でと共に、基端部80および
末端部82を含んでいる。ハブ36の基端部80は、基
端部80におけるリムとしてのルアー突起86を含んで
いる。ハブ36は、内方に先細となる内部ルアーキャビ
ティ88を画成している。ハブ36の末端部82は、二
股に分かれた針38をハブ36内に収容し、固定的に付
着させるために、二股に分かれた針38の基端部70の
外径とほぼ同じサイズの内径を有する穴を含んでいても
よい。
【0024】針アセンブリ14には、二股に分かれた針
38の上に位置された、針保護体40が設けられてい
る。針保護体40は、一般に、管状の中空構造であり、
針保護体40の基端部92および末端部94の間に延在
する管状保護ハウジング90を含んでいる。ハウジング
90の管形状が、針保護体40を通って延びる内部開口
96を形成している。針保護体40の基端部92は、一
般に開いた端部であり、内部開口96へのアクセスのた
めの通路を形成し、一方、末端部94は閉じられた端部
であり、端部壁を形成している。針保護体40は、二股
に分かれた針38の周りに延在し、それにより内部開口
96内に二股に分かれた針38を包含する。基端部92
は、開口端部の周方向に延在する保護体リムまたはリッ
プ100を含んでいる。基端部92は、二股に分かれた
針38および関連する突起74,76を無菌で気密な方
法で完全に隠蔽する気密シールを形成するために、ハブ
36のテーパ付外表面84に沿ってハブ36に取外し可
能に係合する。針保護体40は、二股に分かれた針38
を、出荷と保管の間、および針アセンブリ14の保持器
12への挿入前の損傷および露出から保護する役目をす
る。針保護体40は、さらに、使用のための針保護体4
0の取外し前における針刺しから医療従事者に保護をも
たらす。
【0025】ハブ36および針保護体40は、任意の材
料から構成されてもよく、望ましくは、成形可能なプラ
スチック材料から構成される。適切な成形可能なプラス
チックは、限定されないが、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリアミド、ポリエステルおよびフッ素化ポリエ
チレンを含み、これらはまた、保持器本体16およびエ
ジェクタ棒18を形成するために使用されてもよい。針
保護体40は、保護ハウジング90に一体に成形され、
基端部92と末端部94との間で保護ハウジング90の
外表面に沿って長手方向に延びる外部リブ102をさら
に含んでもよい。外部リブ102は、針保護体40にさ
らに構造的完全性をもたらし、それはパッケージングお
よび保管の際に形状を維持するのに特に有用である。
【0026】二股に分かれた針38は、任意の適切な形
式で提供されるワクチンと共に一般に操作可能である。
ワクチンのための適切な物理的な形態は、限定されない
が、溶液、乳液、分散液のような液体あるいは乾燥粉末
を含んでいる。典型的には、二股に分かれた針38は、
液体の形態であるワクチンと共に使用されるであろう。
さらに、ワクチンは、望ましくは、保管中に針アセンブ
リ14に関連付けられていて、従って、針保護体40の
除去の前にU字型のチャンネル78内に維持され得る。
代わりに、ワクチンは、ワクチンの投与のために保持器
と共に針アセンブリ14が使用される直前に針保護体4
0を取外した後に、二股に分かれた針38がワクチンに
接触されるように、個別の成分として供給されてもよ
い。
【0027】注意されるように、針保護体40は、二股
に分かれた針38が針保護体40の内部開口96内の気
密の環境内に包含される状態の気密の接続をハブ36と
の間にもたらすべく、ハブ36に封止的に連結する。そ
のような気密の配置は、完全で、保護され、無菌の、保
持器12に挿入され得る使い捨てのユニットの形態であ
る、自己保持型アセンブリとしての針アセンブリに14
を提供する。保持器12および針アセンブリ14は別々
に包装され、使用の直前に組立てられてもよい。このよ
うに、本発明は、アセンブリ14が使用の後に廃棄され
る状態で、多数の針アセンブリ14が再使用可能な保持
器12と共に使用され得ることを構想している。
【0028】医療用針装置10の操作が、図1ないし7
とに関して以下に説明される。医療用針装置10を使用
するために、ユーザは、最初に適切な無菌の包装から針
アセンブリ14を取出す。針アセンブリ14のハブ36
が保持器本体16のソケット52に挿入される。ハブ3
6は、好ましくは、ソケット52内にねじ式に受入れら
れるべき寸法の外径を有している。特に、ハブ36のル
アー突起86は、ソケット52内に形成されているねじ
内にねじ式に受入れられるべき大きさにされている。針
保護体40の保護体のリム100は、保持器本体16の
末端部26に係合すなわち協働する。好ましくは、保護
体のリム100の外径は、針保護体40がソケット52
内に挿入されないように、保持器本体16の末端部26
の外径と同じ寸法か、あるいはより大きい。保護体のリ
ム100は、保持器本体16の末端部26に係合する。
【0029】医療用針装置10のユーザは、ハブ36を
ソケット52内にねじ込む。ハブ36、あるいはより詳
しくはルアー突起86がソケット52内にねじ込まれる
と、針保護体40は、保護体のリム100と保持器本体
16の末端部26との間の接触によって、ハブ36から
外方に押される。ルアー突起86がさらにソケット52
内にねじ込まれると、針保護体40は外方に押され、そ
してハブ36と接触しなくなり、二股に分かれた針38
の使用の準備の際の容易な取外しのために、針保護体4
0はハブ36上を自由に回る。
【0030】その後、医療用針装置10のユーザは、針
保護体40を取外し、予防接種を行い得る。前に述べた
ように、ワクチンは二股に分かれた針と別々に提供され
てもよく、あるいは、ワクチンは保管中二股に分かれた
針38に関係付けられ、針保護体40の取外し前にU字
型のチャンネル78内に含まれていてもよい。一旦予防
接種処置が実行されると、針アセンブリ14は、SHARPS
コンテナのような医療廃棄物コンテナに廃棄され得る。
この処置は以下のように実行される。エジェクタ棒18
の末端部32は、保持器本体16からの針アセンブリ1
4の除去を促進する。詳細には、針アセンブリ14を取
外すためには、医療用針装置10のユーザは、保持器本
体16の開口42内にエジェクタ棒18が軸方向に前進
するように、エジェクタ棒18の基端部30を押す。ス
プリング60は、エジェクタ棒18のより大きな直径の
第一の部分44の肩部と開口42内に形成された内部リ
ブ48との間で圧縮される。エジェクタ棒18が開口4
2内に進むにつれ、係合リップ68はブッシュ62の基
端に面する側に接触且つ係合し、ブッシュ62を保持器
本体16の末端部26に向けて前進させ、そしてルアー
突起86と回転可能に接触させる。エジェクタ棒18を
保持器本体16内に十分な距離だけ押し込むことによ
り、ブッシュ62はルアー突起86がソケット52から
外方に進むのを強いる。詳しくは、ルアー突起86はソ
ケット52からねじり外され、保持器本体16から排出
される。ソケット52内のねじのピッチは、ハブ36が
ブッシュ62によって作用されるときに、ルアー突起8
6をソケット52内に維持するが、ルアー突起86をソ
ケット52内のねじの面に対してロックすることがない
ように十分な粗さを有している。この方法で、針アセン
ブリ14は保持器本体16から放出され、そして、新し
い針アセンブリ14が別の予防接種処置を実行するため
に保持器本体16に挿入され得る。
【0031】本発明の医療用針装置の他の実施の形態
が、図8ないし10に示されている。図8ないし10の
医療用針装置は、図1ないし7との関係で前に論じた医
療用針装置10と実質的に同じであり、図8ないし10
の同様の部品を特定するのに接尾辞「a」が用いられる
以外は、同一部品は同一の参照番号によって特定されて
いる。
【0032】図8ないし10に示された医療用針装置1
0aと前に議論されたそれとの間の違いは2つである。
第一に、この実施の形態の医療用針装置10aは修正さ
れたエジェクタ棒18aを含んでいる。エジェクタ棒1
8aは、図示のように、好ましくは、スナップ嵌めある
いは等価なロック可能な接続を介して、エジェクタ棒1
8aの基端部30aに固定されたボタン120aを有して
いる。詳しくは、ボタン120aは円筒状に形作られ、
閉鎖端部124aおよび開放端部126aを有している。
接続フランジ128aが、閉鎖端部124aの内表面から
延びている。エジェクタ棒18aは、図9に示されるよ
うに、接続フランジ128aにスナップ嵌合するように
適応された接続用部材130aをさらに含んでいる。ボ
タン120aは、保持器本体16aを貫通して画成されて
いる開口42a内の内部リブ48aに対抗させてスプリン
グ60aを圧縮するために、開放端部126aに形成され
たスプリング係合表面132aを含んでいる。かくて、
エジェクタ棒18aは、図1ないし7の医療用針装置1
0と同様の方法で、スプリング60aによって、保持器
本体16aの基端部24aから外方に付勢されている。ボ
タン120aは、エジェクタ棒18aと共に開口42aの
内表面に沿って摺動可能である。
【0033】さらに、エジェクタ棒18aはわずかに変
更されている。より大きな直径の第一の部分44が排除
されている。従って、第二の部分46aが、エジェクタ
棒18aの最大の直径部分を形成する。係合リップ68a
は、エジェクタ棒18aの第二の部分46aと段付部分6
6aとの間に形成されている。
【0034】図8ないし10に示された医療用針装置1
0aのユーザは、保持器本体16a内にユーザがボタン1
29aを押込み、保持器本体16a内のスプリング60a
を圧縮させるということを除き、前に議論されたのと同
じ方法で装置を操作するであろう。ボタン120aが解
放されると、スプリング60aは、保持器本体16aの基
端部24aから外方にボタン120aを付勢する。針アセ
ンブリ14aは、図1ないし7に関して前に議論された
医療用針装置10と同様の方法で、図8ないし10の医
療用針装置10aから放出される。保持器12aが後の予
防接種処置で再使用されるとき、置換可能な針アセンブ
リ14aが使用され得る。
【0035】
【発明の効果】上述のように、保持器と針アセンブリと
を取付け可能な個別の部材として提供することによっ
て、針アセンブリは、無菌のパッケージングに別に包装
され得、そして保持器は、個々の使用の後に廃棄される
多数の針アセンブリと共に使用することができる。さら
に、保持器は、患者へのワクチンの投与に特に有用であ
る針アセンブリに有効なハンドルを提供する。従って、
再使用可能な保持器は針の操作および使用に有効なハン
ドルを提供し、使用された針を放出し廃棄するためのメ
カニズムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態による単位用量針装
置の斜視図である。
【図2】針保護体が装置から取外された図1の単位用量
針装置の斜視図である。
【図3】図1のIII-III線に沿って取られた断面図であ
る。
【図4】図1の単位用量針装置で使用される針アセンブ
リの側面の斜視図である。
【図5】図4のV-V線に沿って取られた断面図であ
る。
【図6】図4の針アセンブリの分解斜視図である。
【図7】図2の単位用量針装置の分解断面図である。
【図8】本発明の別の実施の形態による図1の単位用量
針装置の斜視図であり、針保護体が装置から取外されて
いる。
【図9】図8のIX-IX線に沿って取られた断面図であ
る。
【図10】図8の単位用量針装置の分解断面図である。
【符号の説明】
10 医療用針装置 12 保持器 14 針アセンブリ 16 保持器本体 18 エジェクタ棒 20、22 凹表面 24 基端部 26 末端部 28 フランジ 30 基端部 32 末端部 34 フランジ 36 針ハブ 38 針 40 針保護体 42 開口 44 第一の部分 46 第二の部分 48 内部リブ 50 末端部分 52 (針ハブ受入れ)ソケット 54 基端部分 60 スプリング 62 ブッシュ 64 ねじ 66 第三の段付部分 68 係合リップ 70 基端部 72 末端部 74,76 突起 78 U字型のチャンネル 80 基端部 82 末端部 84 外側テーパ付表面 86 ルアー突起 88 内側ルアー表面 90 ハウジング 92 基端部 94 末端部 96 内側開口 98 端壁 100 リム 102 外側リブ 120a ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595117091 1 BECTON DRIVE, FRA NKLIN LAKES, NEW JE RSEY 07417−1880, UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 リチャード ジェームズ カイッツァ アメリカ合衆国 07462 ニュージャージ ー州 バーノン オーガスタ ドライブ 3 (72)発明者 ポール ジー.アルカス アメリカ合衆国 07470 ニュージャージ ー州 ウェイン ポンズ サークル 29 (72)発明者 アルフレッド ウェスレー プレイズ アメリカ合衆国 07421 ニュージャージ ー州 ヒューイット ヒルクレスト ドラ イブ 34 Fターム(参考) 4C066 AA07 BB01 CC01 DD08 FF05 KK02 KK05 NN02 NN06 NN12

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部、末端部、および基端部から末端
    部まで延在する開口を有する保持器であって、該末端部
    が針ハブを受入れるソケットを有している保持器と、 針ハブおよび針を含む針アセンブリであって、針ハブが
    保持器のソケットに受入れられる針アセンブリと、 保持器の基端部を通る開口内に延在するエジェクタ棒で
    あって、保持器内に摺動可能に受入れられ、針ハブに係
    合すべく形成された末端部および保持器から外方に延び
    る基端部を有するエジェクタ棒とを備え、 エジェクタ棒の保持器内への移動により、エジェクタ棒
    の末端部で針ハブをソケットから外方に押出させ、それ
    により針アセンブリを保持器から放出するようにしたこ
    とを特徴とする医療用針装置。
  2. 【請求項2】 針は、二股に分かれた針であることを特
    徴とする請求項1に記載の医療用針装置。
  3. 【請求項3】 針ハブの基端部は、ルアーキャビティを
    画成していることを特徴とする請求項2に記載の医療用
    針装置。
  4. 【請求項4】 保持器は、開口内に延びる内部リブを画
    成し、ブッシュが針ハブおよび内部リブの間でエジェク
    タ棒の末端部に隣接していることを特徴とする請求項1
    に記載の医療用針装置。
  5. 【請求項5】 針ハブおよびソケットはねじ係合され、
    ブッシュはソケットのねじとのねじ係合を防ぐのに十分
    に小さな外径を有し、そして、保持器内へのエジェクタ
    棒の移動が、ブッシュの針ハブとの回転接触を生じさ
    せ、それにより、針ハブをソケットからねじり外し、そ
    して、針アセンブリを保持器から放出することを特徴と
    する請求項4に記載の医療用針装置。
  6. 【請求項6】 針ハブはルアーロックを含み、およびソ
    ケットにはルアーロックがソケット内にねじ係合するよ
    うに、内部ねじが形成されていることを特徴とする請求
    項5に記載の医療用針装置。
  7. 【請求項7】 エジェクタ棒の周りに受入れられ、且つ
    内部リブのブッシュから反対側に配置されてエジェクタ
    棒を保持器から外方に付勢するスプリングをさらに含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の医療用針装置。
  8. 【請求項8】 保持器の外表面は、医療用針装置のユー
    ザによる把持のための2つの凹表面を画成していること
    を特徴とする請求項1に記載の医療用針装置。
  9. 【請求項9】 針をカバーする取外し可能な針保護体を
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医療用
    針装置。
  10. 【請求項10】 針保護体は、針ハブと協働する保護体
    リムを含み、該保護体リムは、針アセンブリが保持器に
    挿入されたとき、該保護体リムが保持器の末端部に接触
    し、自動的に針ハブから外方に押されるように、寸法付
    けられていることを特徴とする請求項9に記載の医療用
    針装置。
  11. 【請求項11】 保持器の基端部は、装置のユーザによ
    る把持のためのフランジを画成していることを特徴とす
    る請求項1に記載の医療用針装置。
  12. 【請求項12】 使い捨ての医療用針アセンブリのため
    の保持器であって、 基端部および末端部を有し、および基端部から末端部ま
    で延在する開口を画成する細長い保持器本体であって、
    保持器本体の末端部が針ハブ受入れソケットを有し、保
    持器本体が開口に延在する内部リブを画成している保持
    器本体と、 保持器本体の基端部から開口内に延在するエジェクタ棒
    であって、エジェクタ棒は保持器本体内に摺動可能に受
    入れられ、保持器本体内に延びる末端部および保持器本
    体から外方に延びる基端部を有するエジェクタ棒と、 エジェクタ棒の末端部に近接され、内部リブの、保持器
    本体の末端部に面する側に配置されたブッシュと、 エジェクタ棒の周りに受入れられ、内部リブのブッシュ
    から反対側に配置されてエジェクタ棒を保持器本体から
    外方に付勢するスプリングとを備えることを特徴とする
    保持器。
  13. 【請求項13】 針ハブ受入れソケットには、内ねじが
    形成されていることを特徴とする請求項12に記載の保
    持器。
  14. 【請求項14】 ブッシュは、ソケットのねじとのねじ
    係合を防ぐのに十分に小さな外径を有していることを特
    徴とする請求項13に記載の保持器。
  15. 【請求項15】 保持器の外表面は、医療用針装置の
    ユーザによる把持のための2つの凹表面を画成している
    ことを特徴とする請求項12に記載の保持器。
  16. 【請求項16】 保持器の基端部は、装置のユーザによ
    る把持のためのフランジを画成していることを特徴とす
    る請求項12に記載の保持器。
  17. 【請求項17】 エジェクタ棒の基端部を囲み、且つ保
    持器内に位置され保持器内のスプリングを圧縮するスプ
    リング係合端部を有するボタンをさらに備え、そして、
    保持器内へのボタンの移動が、エジェクタ棒をブッシュ
    に接触させて、ブッシュの針ハブとの接触を生じさせ、
    針ハブをソケットから外方に押し、それにより、針アセ
    ンブリを保持器から放出することを特徴とする請求項1
    2に記載の保持器。
  18. 【請求項18】 基端部および末端部を有し、および基
    端部から末端部まで延在する開口を画成する保持器であ
    って、該末端部が針ハブを受入れるソケットを有してい
    る保持器と、 針ハブおよび針を含む針アセンブリであって、針ハブが
    ソケットに受入れられる針アセンブリと、 保持器の基端部を通る開口内に延在するエジェクタ棒で
    あって、保持器内に摺動可能に受入れられ、針ハブに係
    合すべく形成された末端部および保持器から外方に延び
    る基端部を有するエジェクタ棒と、 エジェクタ棒の周りに受入れられ、且つ保持器内に配置
    されてエジェクタ棒を保持器から外方に付勢するスプリ
    ングと、 エジェクタ棒の基端部を囲み、且つ保持器内に位置され
    保持器内のスプリングを圧縮するスプリング係合端部を
    有するボタンとを備え、 保持器内へのボタンの移動が、エジェクタ棒の末端部が
    針ハブをソケットから外方に押すのを生じさせ、それに
    より、針アセンブリを保持器から放出することを特徴と
    する医療用針装置。
  19. 【請求項19】 針は、二股に分かれた針であることを
    特徴とする請求項18に記載の医療用針装置。
  20. 【請求項20】 針ハブの基端部は、ルアーキャビティ
    を画成していることを特徴とする請求項19に記載の医
    療用針装置。
  21. 【請求項21】 保持器は、開口内に延びる内部リブを
    画成し、ブッシュが針ハブおよび内部リブの間でエジェ
    クタ棒の末端部に隣接していることを特徴とする請求項
    18に記載の医療用針装置。
  22. 【請求項22】 針ハブおよびソケットはねじ係合さ
    れ、ブッシュはソケットのねじとのねじ係合を防ぐのに
    十分に小さな外径を有し、そして、保持器内へのエジェ
    クタ棒の移動が、ブッシュの針ハブとの回転接触を生じ
    させ、それにより、針ハブをソケットからねじり外し、
    そして、針アセンブリを保持器から放出することを特徴
    とする請求項21に記載の医療用針装置。
  23. 【請求項23】 針ハブはルアーロックを含み、および
    ソケットにはルアーロックがソケット内にねじ係合する
    ように、内部ねじが形成されていることを特徴とする請
    求項22に記載の医療用針装置。
  24. 【請求項24】 エジェクタ棒の周りに受入れられたス
    プリングは、内部リブのブッシュから反対側に配置され
    てエジェクタ棒を保持器から外方に付勢することを特徴
    とする請求項22に記載の医療用針装置。
  25. 【請求項25】 保持器の外表面は、医療用針装置のユ
    ーザによる把持のための2つの凹表面を画成しているこ
    とを特徴とする請求項18に記載の医療用針装置。
  26. 【請求項26】 針をカバーする取外し可能な針保護体
    をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載の医
    療用針装置。
  27. 【請求項27】 針保護体は、針ハブと協働する保護体
    リムを含み、該保護体リムは、針アセンブリが保持器に
    挿入されたとき、該保護体リムが保持器の末端部に接触
    し、自動的に針ハブから外方に押されるように、寸法付
    けられていることを特徴とする請求項26に記載の医療
    用針装置。
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