JP2005013734A - 医療用針アセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 遮蔽可能な医療用針アセンブリの提供を目的とする。
【解決手段】 遮蔽可能な単位用量針アセンブリは、針保持部材202、単位用量針12f、針12fに対して回動して係合するシールド140f、および針12fとシールド140fとの間における旋回係合を提供するカラー90fを含む。シールド140fは、退避位置と、その一部が安全のために針12fを取り囲む遮蔽位置との間で回動可動である。針保持部材202は、外側ルーアーテーパ214を有する末端208を含む。カラー90fは、更に、針保持部材202の外側ルーアーテーパ214と係合する内側ルーアーテーパ222を含んでいる。
【選択図】 図24

Description

本発明は、医療処置において使用する針に関し、より詳細には、ワクチン接種処置において使用する安全な遮蔽針および針アセンブリに関する。
ワクチンを投与する医師にとって簡単で有効な手段を提供するものとして、二股すなわちフォーク状の先端をもった針がよく知られている。使用中、二股針の二股先端は、乾燥状または液状の物質に接触し、該物質は二股針の先端に付着する。そして、二股針の先端は、ワクチン接種が施される患者の皮膚に接触する。皮膚は、針先端によって引っ掻かれ、または、穿刺され、それにより、ワクチン接種物質が患者の皮膚内に吸収されることになる。ワクチンを送達する代替的手法には、患者の皮膚上に一滴のワクチンを置き、そのワクチン滴を介して二股針の先端と患者の皮膚とを接触させることが含まれる。代わりに、ワクチン滴が患者の皮膚に直接施される際には、内腔を有していない標準的な尖った針先端が使用されてもよい。
二股針は、より少ない血清でより多くの人にワクチン接種することを可能にすることから、重要な医療的進歩の一つであると考えられている。これは、特に、反復が容易であると共に効率的で使用が簡単な設計のために、発展途上国における生活にとって重要なものとなる。
しかしながら、二股針が多数回にわたって再使用されると、ワクチン接種の効果が低減する。また、そのようなワクチン接種針の再使用は、皮膚を介した経皮接触による感染病の伝染の危険に患者をさらすことになる。更に、取扱いを難しくするそのような針の設計により、および、そのような針の反復使用により、従来のワクチン接種針を使用する医療従事者が感染病にさらされる危険性も高い。
特に、ワクチン接種を施すために使用される二股針は、従来、滅菌されておらず、かつ、簡便な保存および次の使用を可能にする使い捨て容器内にパッケージ化されてはいない。加えて、そのような針は、従来、先端とは反対側の針の端部に取り付けられたハブを一般に含まず、かつ、使用前および使用後に針からの保護を提供する何らかのシールドを一般に含んでいないことから、取扱いが困難であった。
例えば、特許文献1は、毛管作用によって多量の液体を保持するように所定の長さ、幅および深さのスロットをそれらの間に画成する一対のプロングを一端に備えた主シャンクを有するワクチン接種針を開示している。針のシャンクは、プロングを備えていない端部がハンドルとして機能するように十分な長さをもつ。特許文献2は、剛性レセプタクル内部に含まれるワクチンのための再使用可能な単位用量容器であって、乾燥ワクチンを担持する二股針を支持するための圧縮可能な栓を備えた容器を開示している。栓は、液体ワクチンが針上で乾燥する凍結乾燥プロセス中に、容器内に針を支持するように構成されている。栓は、ワクチンから蒸発した液体が凍結乾燥中にレセプタクルから引き出されることを可能にする溝を有し、更に容器を封止可能である。
医療分野においては、使用後に針を遮蔽するための多数の装置が開発されてきている。これらの装置の大半は、若干複雑であると共に高価なものである。また、これらのデバイスの大半は、処置の実施に使用するには煩雑である。更に、これらの装置の中には、特定の処置における装置の使用、あるいは、特定の装置および/またはアセンブリとの使用を妨げるほどに特殊なものもある。
例えば、特許文献3は、針と係合するカラーと、針を覆って回動するヒンジでカラーに取り付けられたスロット付きの細長いシールドとを有する安全で再使用可能な針の構成を開示している。回動する遮蔽アセンブリを組み入れたそのような装置は、通常、皮下注射針または両端式静脈切開針と共に使用される。
米国特許第3,194,237号明細書 米国特許第3,948,261号明細書 米国特許第5,188,611号明細書
遮蔽可能な注射器や針アセンブリは、患者の循環系へと流体や医薬を注入するのに用いられる針として当該分野においてよく知られているが、これまで、かかる遮蔽は、二股針のようなワクチン接種針に関連して使用されてはいない。前述のことに鑑みれば、容易に製造され、簡単に使用でき、容易に滅菌され、使用されるまで無菌状態に維持され、安全に廃棄することができ、二股針を用いた通常の実施を妨げることがない単位用量ワクチン接種針と共に使用するための遮蔽可能な針アセンブリに対するニーズが存在している。
本発明は、単位用量のワクチンを患者に投与するための遮蔽可能な単位用量針アセンブリに向けられている。遮蔽可能なアセンブリは、基端および末端を有し、該末端が雄テーパ面を含んでいる針保持部材を含んでいる。また、遮蔽可能なアセンブリは、基端と、単位用量のワクチンを保持するように構成されたプロング端部とを有する単位用量針を含む。遮蔽可能なアセンブリは、更に、基端および針端部を含む末端を有し、単位用量針が針端部から延出してカラーを含む。カラーは、針保持部材の末端で雄テーパ面と係合する雌テーパ面を有する基端を含んでいる。カラーは、退避位置と遮蔽位置との間でシールドの旋回移動を提供する。遮蔽可能なアセンブリは、更に、単位用量針に対して回動して係合し、単位用量針のプロング端部から回動方向に離間された退避位置と、単位用量針のプロング端部を取り囲むか覆う遮蔽位置との間で回動可動なシールドを含む。
単位用量針は、望ましくは二股針の形をとっており、プロング端部は、少なくとも2つの尖ったプロングを含み、プロングは、患者の皮膚を貫通または剥離させることが可能であり、単位用量のワクチンを保持することができるU字状またはV字状のチャネルによって分離されている。針保持部材の末端は、雄テーパ面と隣り合う内ねじを有する環状カラーを含んでおり、カラーの基端は、雌テーパ面が雄テーパ面と係合した際に環状カラーの内ねじとねじ係合するための構造を含んでいる。
遮蔽可能なアセンブリは、更に、カラーに連結される突起部材と、外方かつ末端方向に延びるタブを含む上面とを含む。遮蔽可能なアセンブリは、更に、シールドが退避位置へと回動させられた際に突起部材と接触可能な第1傾斜面を含む。突起部材は、カラーに弾性的に装着されると好ましい。
遮蔽可能なアセンブリは、更に、シールドが遮蔽位置へと回動させられた後に、遮蔽位置と退避位置との間におけるシールドの旋回移動を防止するための手段を含む。シールドは、該シールドに配置されたハンガーバーとカラーに配置されたフックアームとによって構成されるヒンジ接続部を介してカラーに回動自在に接続されるとよく、シールドとカラーとの間に延びる一体型ヒンジを介してカラーに接続されてもよい。
更なる実施形態において、単位用量針アセンブリと針保持アセンブリとは、単位用量のワクチンを投与するための遮蔽アセンブリを形成する。例えば、単位用量針アセンブリは、その基端に雌テーパ面を有すると共にその末端から延びる中実の細長い単位用量針を有するカラーを含む。単位用量針は、別の容器から単位用量のワクチンを抽出可能な長さを有すると共に単位用量のワクチンを含んで投与するための患者端部を有する。針保持アセンブリは、基端および末端を有する細長い本体を有しており、当該末端は、単位用量針アセンブリのカラーの雌テーパ面と係合する雄テーパ面を含んでいる。また、当該末端は、カラーの基端の対応する構造とねじ係合する内ねじを有する環状カラーを含んでいる。針保持アセンブリは、更に、単位用量針アセンブリに対して回動して係合し、単位用量針の患者端部から回動方向に離間された退避位置と、単位用量針の患者端部を取り囲む遮蔽位置との間で回動可動なシールドを含む。
本発明によれば、遮蔽可能な医療用針アセンブリの提供が可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
本発明は、多くの異なる形をとる実施形態によって適合されるものであり、ここに、本発明の好ましい実施形態が図示されると共に詳説される。ここでの開示は、本発明の原理の例示としてみなされるべきものであり、本発明を例示の実施形態に限定するものではないことは理解されよう。様々な他の改良された形態は、本発明の範囲および精神を逸脱することなく当業者に明らかとなり、当業者によって容易になされるであろう。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載およびそれらの均等物によって判断されよう。
同一の参照符号が複数の図面を通して同一部分を表している図面を参照するに、図1および2は、本発明による遮蔽可能な単位用量針アセンブリ10と、それに関連するパッケージング装備とを示している。遮蔽可能な針アセンブリ10は、使い捨て式の単位用量針アセンブリ60を一体となって形成する二股針12のような単位用量針およびハブ22を含む。遮蔽可能な針アセンブリ10は、更に、カラー90と、回動可能なシールド140の形をとるハウジングと、ハンドル70とを含む安全な遮蔽アセンブリを含む。
ここでより詳細に説明されるように、本発明の針アセンブリ10は、患者の皮膚に施されるか、あるいは、患者の皮膚を介したワクチンの投与に使用されるように意図されており、パッケージング中に針の無菌性を維持すると共に、使用後に医師に対する安全な遮蔽を提供するための装備を含んだ使い捨て式ワクチン接種針アセンブリとして構成されている。
図2および図5に示されるように、針アセンブリ10は、単位用量針アセンブリ60を含んでいる。単位用量針アセンブリ60は、概ね、ハブ22によって支持される二股針12のような単位用量のワクチンを投与するための単位用量針を含む。ここでは、単位用量針として二股針12を含む好ましい一実施形態について針アセンブリ10が説明されるが、針アセンブリ10は、当該技術分野においてよく知られているような、凍結乾燥状または液状等の形をとる単位用量のワクチンを投与可能な任意の単位用量針を含むことができる。
二股針12は、基端14にあるハンドル端部と、末端16にある反対側のプロング端部とを含む。二股針12には、針の末端16に位置決めされた2つの鋭利なプロング18が設けられている。プロング18は、単位用量のワクチンを保持するように構成されたU字状チャネル20によって分離されている。プロング18は、U字状チャネル20内にあるワクチンを投与するために患者の皮膚を貫通するか、または、皮膚を剥離させるように意図されている。二股針12は、金属やプラスチック等の当該技術分野において知られている任意の材料から構成されるとよく、望ましくは、医療用グレードの外科用鋼から構成される。
針アセンブリ10は、更に、接着ジョイント24等によって二股針12の基端14に固定して取り付けられるハブ22を含んでいるとよい。接着ジョイント24は、オーブン硬化型エポキシまたは紫外線硬化型エポキシやそれらと同等な接着剤のような、二股針12をハブ22に取り付けまたは接着することができる任意の接着剤によって提供され得る。ハブ22は、基端28および末端30を含むハブハウジング26を含む。望ましくは、ハブ22の末端30は、二股針12の基端14の外径とほぼ同じサイズであるか、または、それよりも僅かに大きいサイズの内径を有する内腔を含み、そのようなハブ22の内腔等に二股針12を収容し、強固に接着する。
上述のように、二股針12およびハブ22を含む単位用量針アセンブリ60は、安全な遮蔽アセンブリと相互に係合させられ、それにより、使用後の二股針12のための遮蔽可能装備を提供する。図1および図2に示されるように、この遮蔽可能装備は、カラー90、シールド140およびハンドル70を含む遮蔽アセンブリによって達成される。カラー90は、ハブ22を介してシールド140およびハンドル70を二股針12と結合させる取付具としての役割を果たす。
図2および図4に示されるように、カラー90は、その末端側の前方環状スカート92と、基端側の後方環状スカート94との2つのセクションを含んでいるとよい。前方環状スカート92は、円筒状を呈すると共に内部側壁96および外部側壁98を含んでおり、肩部100において後方環状スカート94と結合している。後方環状スカート94は、円筒状を呈すると共に内部側壁102および外部側壁104を含んでおり、肩部100から前方環状スカート92の反対側に延出している。前方環状スカート92の内径は、後方環状スカート94の内径よりも大きい。代わりに、カラー90の内径は一定の内径として形成されてもよい。
前方スカートセクション92の外部側壁98上には、フック部材114が延在しており、外部側壁98上のフック部材114の反対側すなわち下側には、係止デントまたは突部118の形をとるラッチが配置されている。
カラー90は、更に、後方環状スカート94に近接する基端から延出するハンドル70を含む。ハンドル70は、カラー90と一体に形成されてもよく、あるいは、図2に示されるように別個の分離部品とされてもよく、この場合、例えば、接着剤、溶剤溶接、超音波溶接、スナップフィットまたは他の同等の手法により、カラー90の後方環状スカート94の外部側壁104に圧入、固定される。ハンドル70は、中実構造を有していてもよく、内部キャビティを有する中空構造を有していてもよい。そのような実施形態において、二股針12は、ハブ22を完全に通過してハンドル70の中空内部キャビティ内に延出することが可能となり、これにより、針アセンブリ10の製造および組立が容易になる。
ハンドル70は、ここでより詳細に説明されるように、ワクチンの投与中に針アセンブリ10を把持して使用するための表面領域を医師に提供する。従って、ハンドル70は、使用の際に医師の指に対応可能な表面領域を含み、そのために、幾分、細長い構造を有していることが望ましい。ハンドル70の長さは、二股針12を利用してワクチンを投与したり、または、他の医療処置を実施したりするのに有利な人間工学的状態を提供するように最適化される。更に、ハンドル70は、該ハンドル70の対向する側面に沿って延びる弧状面72のようなユーザの指に対応する特定の外形(プロファイル)を有していることが望ましい。そのような弧状面72に加え、または、その代わりに、ハンドル70の対向する側面に沿って配されたリブ74のような針アセンブリ10を効率よく確実に把持するための構造を含んでいるとよい。図1に示されるように、ハンドル70は、そのようなリブ74を弧状面72に沿って含んでいることが望ましい。
図2、図3および図6に示されるように、シールド140は、後方端部144と前方端部146とを備える。シールド140の前方端部146は、側壁162により形成されたスロットすなわち長手方向開口160を含み、側壁162は、上部セクション163から下方に延出すると共に、前方端部側壁164に向けてスロット160の長さに沿って実質的に互いに対向して平行に延在する。スロット160内に針を捕捉して保持する手段が、使用された針を固定するために側壁162の一方に配置されたアーム167の形で設けられてもよい。
アーム167は、針12がスロット160に入った際に針12によって撓ませられ得る。針12がアーム167の端部を通過すると、アーム167は元の位置に戻り、それにより、針12はアーム167によってスロット160内に永久的に捕捉されることになる。
シールド140の後方端部144には、スロット160に連続するカラー係合領域166が設けられている。カラー係合領域166は、後方端部168、前方端部170、上部フィンガーガイド領域172、上部フィンガーガイド領域172から下方かつ内側に側壁162へと延在する並行した側壁174、カラー90を取り囲む下側領域176、および、ハンガーバー182を保持する延出アーム180を含む。並行した側壁174は、突片(バーブデント)194のような歯が配置される内面175を含む。
上部フィンガーガイド領域172は、カラー90の係合領域の後方端部から肩部186へと、わずかに上向きの傾斜をもって延在する第1の斜面184を備える。肩部186からは、上部セクション163に向けて下向きに傾斜している第2の斜面188が延出している。最も好ましくは、第1の斜面184はタッチバンプ190を備える。タッチバンプ190は、ユーザの指がシールド140に接触していること、および、シールドが定められた、または、制御された位置にあることをユーザに知らせるための触覚ガイドおよび視覚ガイドを提供する。タッチバンプ190は、上部フィンガーガイド領域172から延出しており、領域172と識別できるものである限り、どのような構成を有していてもよい。また、タッチバンプ190は、上部フィンガーガイド領域172またはシールド140から識別し得るように着色されていてもよい。
第2の斜面188は、シールド140が閉位置に回転する際にスロット160の中心に向けて針12を付勢するための内面192を有する。外面は、わずかに傾斜しており、第2の斜面188から径方向に延出している。内面は、針12の長手方向軸がハブ22の長手方向軸に対して位置ズレしている場合に特に有用となる。
延出アーム180は、後方端部168と上部フィンガーガイド領域172の開始部とに位置決めされ、ハンガーバー182を保持している。ハンガーバー182は、カラー90のフック部材114と回動可能に係合するように供されている。従って、ハンガーバー182とフック部材114との協働面は、カラー90に対するシールド140の回動すなわち旋回移動を可能にするように設計される。そのようなハンガーバー182とフック部材114との間の係合は、シールド140が二股針12から回動して離間される図9の退避位置と、シールド140が二股針12を取り囲む図10の遮蔽位置との間におけるシールド140の旋回移動を提供する。
並行する側壁174の内面175には、延出アーム180およびハンガーバー182よりも下方に、突片(バーブデント)194が配置されている。突片194は、カラー90上の係止デント118と協働してシールド140を最終係止位置すなわち遮蔽位置に固定する。
安全な遮蔽アセンブリと単位用量針アセンブリとが一体に組み立てられると、針12がハブ22に接続され、接着ジョイント24において接着剤により封止される。次いで、ハブ22が、固定状態または非固定状態でカラー90に接合される。ハブ22は、超音波溶接法もしくは任意の他の結合法、または機械的嵌合等の手法によってカラー90に固定して接合することが可能であり、それにより、カラー90の後方環状スカート94をハブ22と結合させることができる。ハブ22は、カラー90の後方環状スカート94の内部側壁102内に収容または圧入されてもよい。カラー90は、二股針12の末端16と整列される。そして、半剛性スリーブの形をとり得るパッケージング針カバー50が、カラー90の前方環状スカート92の内部側壁96に圧入され、二股針12を覆う。代わりに、針カバー50とカラー90とは、互いにねじ係合するための対応したねじ付き面や、わずかに干渉する嵌合部または摩擦嵌合部といった互いに結合するための相互に係合する構造を含んでいてもよい。その後、シールド140はカラー90に接続され、それにより、スロット160が針カバー50に面する状態でハンガーバー182がフック部材114内に圧入される。最も好ましくは、シールド140は、ハンガーバー182とフック部材114との圧入または干渉嵌合によってカラー90に接続される。従って、シールド140は、常に安定な姿勢で方向付けられ、ユーザによってシールド140の移動が積極的に開始されない限り移動することはない。そして、シールド140を、低背なパッケージ製品のために、針カバー50に向けて移動され得る。更に、最終的に組み立てられた部品には、ラベル196が付されるとよい。ラベル196は、改竄行為の形跡を供するために用いることが可能であり、それにより、部品の改竄を防止し、部品が再使用されないようになる。
当該技術分野でよく知られているように、組立またはパッケージングの間、電子ビーム、コバルトまたは酸化エチレン滅菌プロセスといった滅菌プロセスを針アセンブリに施すことができる。針カバー50は、二股針12をその内部の無菌環境内に密閉する気密封止バリアを提供する。
図11〜図31は、図1〜図10の構成要素と実質的に同一である多くの構成要素を含んだ本発明の更なる実施形態を示すものである。従って、同様の機能を奏する同様の構成要素には、基本的に、図1〜図10の構成要素と同様の参照符号が付されるが、図11〜図13における同様の構成要素は接尾辞「a」を用いて識別され、図14〜図16における同様の構成要素は接尾辞「b」を用いて識別され、図17〜図19における同様の構成要素は接尾辞「c」を用いて識別され、図20〜図21における同様の構成要素は接尾辞「d」を用いて識別され、図22における同様の構成要素は接尾辞「e」を用いて識別され、図23〜図31における同様の構成要素は接尾辞「f」を用いて識別される。
図11は、本発明による遮蔽可能な針アセンブリと共に使用する代替的実施形態である単位用量針アセンブリ60aを示すものである。図11の実施形態において、ハブ22aは、フランジ32aによって分離された基端28aと末端30aとを含むハブハウジング26aを含む。二股針12aは、ハブ22aの末端30aから延出しており、接着ジョイント24aを介してそこに固定される。ハブ22aの基端28aは、更に、カラー90aとの相互の係合を提供する雄ねじ34aを含んでいる。
より詳細には、図12および図13に示されるように、カラー90aが前方環状スカート92a内部に延在する雌ねじ108aを含むことが望ましい。カラー90aの雌ねじ108aとハブ22aの雄ねじ34aとは、カラー90aと単位用量針アセンブリ60aとの間に相互に係合するねじ構造を提供し、それにより、単位用量針アセンブリ60aをカラー90aに取り付けるための手段を提供して遮蔽装備をもたらす。このように、単位用量針アセンブリ60aは、雄ねじ34aをカラー90aの雌ねじ108aにねじ込むことによってカラー90a、シールド140aおよびハンドル70aを含む遮蔽アセンブリの形をとる個別の遮蔽構造に取り付け可能な分離構造体として提供され得るものであり、それにより、図13に示されるようにして使用される遮蔽可能な針アセンブリ10aが提供される。
図14は、本発明による遮蔽可能な針アセンブリ10bと共に使用する単位用量針アセンブリ60bの更なる実施形態を示すものである。図14の実施形態において、ハブ22bは、基端28bおよび末端30bを含むハブハウジング26bを含んでおり、二股針12bが、末端30bから延出し、接着ジョイント24bを介してそこに固定されている。ハブハウジング26bの外面は、それに沿って延在する外側テーパ面36bを定めているとよい。ハブ22bの基端28bは、更に、その基端の周りに完全または部分的に周方向に延びるハブリム38bを含んでおり、ハブハウジング26bの一部内において、内側ルーアーテーパ部40bが内側に延在している。内側ルーアーテーパ部40bは、更に、カラー90bとのねじ相互係合を提供する雌ねじ42を含んでいるとよい。
図15および図16に示されるように、カラー90bは、ハブ22bの雌ねじ42bとねじ係合するように延在する雄ねじ112bを有する突起110bを含み、図11〜図13に示されるルーアーセンブリと同様にして、それらを相互に係合させるねじ構造を提供している。ハンドル70bは、外部側壁104bに取り付けられ、それにより、単位用量針アセンブリ60bに取り付けられる、カラー90b、シールド140bおよびハンドル70bを含む遮蔽アセンブリの形をとった分離遮蔽構造を提供する。そのような構造において、針カバー50bは、カラー90bの前方環状スカート92b内でハブ22bの外側テーパ面36bと嵌り合うことが望ましい。
図17〜図19は、本発明による遮蔽可能な針アセンブリ10cと共に使用する更なる実施形態である単位用量針アセンブリ60cを示すものである。この実施形態において、ハブ22cは、基端28cおよび末端30cを含むハブハウジング26cを含んでおり、二股針12cは、末端30cから延在し、接着ジョイント24cを介してそこに固定されている。ハブハウジング26cの外面は、それに沿って延在する外側テーパ面36cを定めている。ハブ22cの基端28cは、更に、その基端の周りに完全または部分的に円周方向に延びるルーアーラグすなわちハブリム38cを含んでおり、ハブハウジング26cの一部内において、内側ルーアーテーパ部40cが内側に延在している。
図18および図19に示されるように、カラー90cは、ハブ22cの内側ルーアーテーパ部40cの内面に嵌る外形(プロファイル)を有するテーパ付き突起110cを含んでいる。更に、カラー90cは、前方環状スカート92c内に延在する雌ねじ108cを含んでいると好ましい。カラー90cの雌ねじ108cは、ハブ22cのハブリム38cと嵌り合い、それにより、カラー90と単位用量針アセンブリ60cとを相互に係合させるねじ構造を提供し、単位用量針アセンブリ60cをカラー90cに取り付けて遮蔽装備をもたらす。ハンドル70cは、外部側壁104cに取り付けられる。そのような構造では、針カバー50cは、カラー90cの前方環状スカート92c内でハブ22cの外側テーパ面36cと嵌り合うことが望ましい。代わりに、針カバー50cは、その端部の周りで円周方向に延在する環状リムを含んでいてもよく、環状リムは、ハブ22cが針カバー50cに嵌った後に、カラー90cの雌ねじ108cとねじ係合する。
図20および図21は、カラー90dとシールド140dとの間に延在する一体型ヒンジ132dを含む遮蔽アセンブリと組み合わされた単位用量針アセンブリ60dを示すものである。一体型ヒンジ132dは、上述の実施形態に関して説明されたものと同様に、シールド140dを退避位置と遮蔽位置との間で回動可能にする。一体型ヒンジ132d、カラー90d、シールド140dおよびハンドル70dは一体に成形され得るものであり、遮蔽アセンブリを形成するように単一遮蔽構造として形成され得る。そして、単位用量針アセンブリ60dは、そのような遮蔽アセンブリに取り付け可能であり、それにより、針アセンブリ10dを形成する。シールド140dは、更に、アーム167dを含んでいるとよく、このアーム167dは、上述したものと同様にして、二股針12dの係止機構としての役割を果たす。また、一体型ヒンジ132d、カラー90d、シールド140dおよびハンドル70dが一体に成形される実施形態では、二股針12dが、カラーの腔部(図示せず)内に結合手段によって組み付けられてもよく、これは、アセンブリの製造を容易にする。更に、同じ成形可能な材料から形成される場合、二股針12dは、カラーからの延出部として一体に成形され得る。
図22には、単位用量針アセンブリ60eが、一体型ヒンジ132eを含んでシールド140e上の細長いドア136eの形をとる係止機構を備えた遮蔽アセンブリと共に示されている。細長いドア136eは、二股針12を捕捉する手段として作用するアーム167に関して説明されたものと同様に、二股針12eの係止機構としての役割を果たす。望ましくは、細長いドア136eは、実質的にシールド140eの長手方向スロットの全長にわたって延在する。細長いドア136eは、シールド140eが一体型ヒンジ132eの周りで回動させられた後に付勢されて長手方向スロットを閉じ、二股針12eがシールド140e内に包み込まれる。望ましくは、細長いドア136eは、シールド140eの第1の側壁からシールド140eの第2の側壁へと延在する捕捉ドアの形をとり、第2の側壁上のストッパに当接する。代わりに、それぞれがシールド140eのハウジングの側壁から延出する一対の細長いドアを設けてもよく、この場合、各ドアはハウジングを閉じるように重なり合う。細長いドア部材は、弾性一体型ヒンジによってシールド140eに取り付けられることが望ましい。
図23〜図31は、本発明の代替的実施形態である遮蔽可能な針アセンブリ10fを示すものである。遮蔽可能な針アセンブリ10fは、針保持アセンブリ200に接続された単位用量針アセンブリ60fを含む。
針保持アセンブリ200は、概ね、針保持部材202を含み、針保持部材202は、基端206と末端208との間に延在する概ね円柱状の本体204によって画定される。円柱状本体204は、一般的な注射器バレルのような中空部材であってもよく、中実部材であってもよい。針保持部材202の本体204の基端206は、望ましくは、環状フランジあるいは一対のフランジタブ210のような針保持部材202を把持するための構造を含む。全長や周囲長さのような針保持部材202の全体の寸法は、遮蔽可能な針アセンブリ10fを有効に把持するための適切な操作部を提供するように設定される。望ましくは、針保持アセンブリは、当該分野において知られている標準3cc注射器であるが、流体の送達のために注射器と共に一般に用いられるであろう内部プランジャ機構をもたないものである。
針保持部材202は、末端208から末端方向に突出するテーパ先端部212を含む。テーパ先端部212は、雄ルーアーテーパ214のような雄テーパ面を含む。ただし、テーパ先端部212は、それを通るいかなる開口をも有する必要がなく、中実部材であってもよく、テーパ先端部212に一体化している付加的構造を提供するものであってもよい。また、針保持部材202は、末端208にルーアーカラー216を含むとよく、ルーアーカラー216は、テーパ先端部212に概ね隣り合ってそれを概ね取り囲む。ルーアーカラー216は、単位用量針アセンブリ60fのハブを、ここまで説明されたように、ねじ受容するための複数の内ねじ218を含むとよい。
単位用量針アセンブリ60fは、好ましくは、針保持部材202の末端208でカラー90fを介して針保持アセンブリ200によって支持される。カラー90fは、その末端に前方環状スカート92fを含み、その基端に後方環状スカート94fを含む。前方環状スカート92fは、ハブ22fと結合するとよい。前方環状スカート92fは、好ましくは、図24に示されるように内部側壁96f内に一体化されたハブ22fを含む。これにより、カラー90fの前方環状スカート92fは、その内部に二股針12fを収容するために、該二股針12fの基端14fの外径とほぼ同一かまたは僅かに大きい内径を有する内腔220を含む。
前方環状スカート92f内に単位用量針アセンブリ60fを含むカラー90fは、カラー90fの後方環状スカート94を介して針保持アセンブリ200と接続また合体する。後方環状スカート94fは、望ましくは、カラー90fの後方環状スカート94fの一部内に延びる内側ルーアーテーパ222を含む。内側ルーアーテーパ222は、針保持部材202の雄ルーアーテーパ214との係合のために、後方環状スカート94fの少なくとも一部内に延びる雌テーパ面である。後方環状スカート94fは、針保持部材202の末端208でルーアーカラー216内に定められた内ねじ218とねじ係合し、雌型の内側ルーアーテーパ222によって雄型の外側ルーアーテーパ214と摩擦係合する。これにより、単位用量針アセンブリ60fを針保持アセンブリ200に取り付けることが可能となり、該アセンブリのための適切な操作部を備えた遮蔽可能な針アセンブリ60fが提供され、それにより、該アセンブリの容易な使用が促進される。
カラー90fは、更に、弾性突起250を含む。弾性突起250は、カラー90fから延在しており、カラー90fと一体化されたヒンジ252およびフック部材114fの方向に概ね延びるタブ254により表されるヒンジ領域すなわち片持梁領域を備える。ヒンジ252は、一体型ヒンジとされるとよく、曲げを容易にするように構成された部分とされてもよい。本実施形態において、タブ254は、図26および図27に示されるように、突起250が曲げられていない際に、チャネル256への開口に関して反対側にある。突起250は、カラー90fの長手方向軸に向けて付勢された際に、カラー90fの肩部100fと好ましくは接触するように構成されている。
図29を参照するに、シールド140fは、上述のようにカラー90fに回動自在に取り付けられている。シールド140fは、針保持アセンブリ200に向けて回動して戻るように示されている。シールド140fの第1の斜面184fは、剛体構造を有していないので、タブ254と係合して突起250を変位させる。シールド140fが突起250に対して付勢された際にチャネル256からハンガーバー182fを外させてしまう可能性を減少させるので、このような柔軟性は、本発明において重要な特徴となる。隆起部(リッジ)のような突起も、通常使用中にチャネルからヒンジピンが変位したり外れたりすることを防止するのに役立つ。タブ254は、図29に示されるように、休止位置にいる傾向にあるので、図29に示される位置から、突起250に力が加えられない好ましい位置、すなわち、二股針12fおよび針保持アセンブリ200の長手方向軸からおよそ45度の位置へと、シールド140fをハンガーバー182fの周りで付勢するであろう。この位置にある間、ユーザは、片方の手だけを使いながら、シールド140fを針保護位置へと容易に回動させることができる。シールド140fの上部フィンガーガイド領域172fとタブ254の傾斜面との間には、大部分のユーザが指の先を挿入することを許容し、それにより、シールドの回転を開始させるための充分な空間がある。シールド140fの使用を容易にしながらユーザを保護するように、シールド140fは、どこかに合わせて適切に形成される。
弾性突起250は、更に、ユーザの指をシールド140fへと径方向、末端方向、外方にスムースにガイドするための案内を提供する。また、それは、ユーザがシールド140fに過剰な力を加えることがないように意図されている。シールド140fに加えられる過剰かつ無用な力は、シールド140fを突起250に押し付け、突起250は、弾性を有していなければ、容易く破壊してしまうか、あるいは、チャネル256から外れてしまうハンガーバー182fへの力を大きくする支点として作用するであろう。しかしながら、突起250は弾性を有しているので、それは、ハンガーバーに加えられる力を減じるように内方に旋回する。過剰かつ無用な力がなくなると、弾性突起は外方に旋回して、使用後に二股針12fを遮蔽する所望の針遮蔽位置へとシールド140fをそれと共に移動させる。
さて、使用時に、遮蔽可能な針アセンブリ10は、患者にワクチンを投与するのに使用すべく図1に示されるように提供される。代わりに、単位用量針アセンブリ60a,60b,60c,60d、60eまたは60fは、ハブおよびカラーそれぞれの対応するねじ付き面をねじ係合させることによって、カラー90a,90b,90c,90d、90eまたは90fと、シールド140a,140b,140c,140d,140eまたは140fと、ハンドル70a,70b,70c,70d,70eまたは針保持アセンブリ200とをそれぞれ含む遮蔽アセンブリに取り付けるように提供されてもよい。
そして、ユーザは、ハンドル70を備えた針アセンブリ10を弧状面72で親指と他の指の間に把持する。図24〜図31の実施形態において、ユーザは、針保持アセンブリ200を親指と他の指の間に把持することが可能であり、あるいは、それを掌全体で把持してもよく、そのサイズによる有効な把持面を提供する。次いで、シールド140は、ユーザによってハンドル70に向けて背後へと回動される。更に、針カバー50が、図11に示されるように、二股針12から取り外される。そして、針アセンブリ10は、ハンドル70を使用中にアセンブリを保持するためのハンドルとして用いながら、患者の皮膚を介してワクチンを投与するために使用され得る。例えば、U字状チャネル20内に含まれている単位用量のワクチンは、二股針12によって皮膚を介して患者に投与され得る。単位用量のワクチンは、パッケージング中かつ針カバー50の取外し前にU字状チャネル20内に含められてもよく、また、投与直前に針カバー50が取り外された後に、例えば複数用量分を液体状態で収容するバイアルにアクセスすることにより、単位用量のワクチンがU字状チャネル20内に配されてもよく、この場合、ワクチンにU字状チャネル20を浸漬させると、バイアルから二股針12を取り出す間にワクチンが保持される。ワクチンを投与するために、二股針12の尖ったプロングは、皮膚の角質層を貫通し、U字状チャネル20内部に含まれるワクチンを深層表皮へと送達する。
ワクチンの投与が完了した後、ユーザは、シールド140を開位置すなわち退避位置から二股針12に向けて中間位置まで容易に回動させると共に、上部フィンガーガイド領域172でシールド140を押して、最終的な退避していない遮蔽位置へとシールド140を移動させることができ、それにより、針12は、長手方向開口160内に捕捉されることになる。
遮蔽位置へのシールド140の旋回動作中、シールド140の並行した側壁174の内面175にある突片(バーブデント)194は、カラー90の係止デント118上で撓んで該係止デント118によって保持される。突片194と係止デント118との相互の係合は、シールド140とカラー90とを係止係合させるための係止構造を提供し、それにより、シールド140を遮蔽位置に係止させて開位置すなわち退避位置へのシールド140の回動を防止する。そのような係止構造は、更に、シールド140が遮蔽位置へと回動されたことをユーザに触知させる。代わりに、シールドは、ラッチまたは係止デントを含んでいてもよく、カラーは、シールドを遮蔽位置に係止するための手段を提供するデントまたは突片を含んでいてもよい。
また、フックすなわちアーム167のような針係止機構を含む実施形態では、シールド140が閉位置すなわち遮蔽位置へと回動されて二股針12がシールド140内に収容される際に、針は、アーム167を越えてスナップし、捕捉される。代わりに、シールド内のアーム167付近にゲル状物質が配置されてもよく、それにより、二股針12は、アーム167を越えてスナップすると、ゲル状物質中で静止する。
係止手段は、シールドおよびカラーの突片およびラッチ突部により提供されるものであっても、針に取り付けられたフックからなる針係止機構により提供されるものであっても、または、そのような機構の双方により提供されるものであっても、シールドが遮蔽位置に回動して所定位置に一旦係止されると、ユーザが過剰に力を加えたり、無理に移動させたりしなければ、シールドが針を露出させるように回動されることがない逆行不能なものであることが好ましい。
本発明の遮蔽可能な針アセンブリは、ワクチンの使い捨て式単位用量投与を提供する。針アセンブリは、使い捨て式の無菌アセンブリとしてパッケージ化することができる。針アセンブリは、保管や出荷の要求に応じて、適切な箱やシェルフカートン内にパッケージ化することができる。代わりに、単位用量針アセンブリおよび遮蔽アセンブリは、無菌パッケージング内に個別にパッケージされてもよく、医師が使用の直前に組み立てるようにしてもよい。
本発明の安全な遮蔽アセンブリのシールド、カラー、ハンドルおよびハブは、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、フッ化ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等を含む1つまたはそれ以上の成形可能プラスチックのような様々な材料から大量生産することができる成形可能な部品からなる。材料としては、使用時に本発明の構造に対する適切なカバーとサポートとを提供するものが選択されるが、それらの材料は、アセンブリのシールドおよびカラーに対する協働動作を提供するためにある程度の弾性をも提供するものとされよう。
望ましくは、シールド、カラー、ハンドルおよびハブは、剛性ポリマ材料により構成され、それにより針アセンブリへの「ハードパック」構成を提供する。この「ハードパック」構成は、追加のパッケージングを必要とすることなく無菌バリアによる利点をもたらす。また、本発明のアセンブリは、ポーチ型またはブリスタ型パッケージである紙パッケージを通常要求していた個別の無菌パッケージの利点をも提供する。更に、二股針は、従来、使用中に再滅菌される複数回使用可能な製品である。ハードパック構成は、使い捨て投与のものと無菌パッケージのものとを組み合わせた利点をも提供する。
関連するパッケージング装備を含む本発明の遮蔽可能な単位用量針アセンブリの斜視図である。 図1に示される針アッセンブリの分解斜視図である。 図2に示されるシールドの底面図である。 図2における4−4線に沿ったカラーの断面図である。 図2における5−5線に沿った針ハブの断面図である。 図2における6−6線に沿ったシールドの断面図である。 図1の遮蔽可能なアセンブリの断面図である。 針パッケージングカバースリーブが取り外され、シールドが退避位置にある状態を示す図1の遮蔽可能なアセンブリの斜視図である。 針パッケージングカバースリーブが取り外され、シールドが退避位置にある状態を示す図1の遮蔽可能なアセンブリの断面図である。 針パッケージングカバースリーブが取り外され、シールドが完全な遮蔽位置にある状態を示す図1の遮蔽可能なアセンブリの断面図である。 本発明の代替的実施形態による遮蔽可能なアセンブリと共に使用する単位用量針アセンブリの断面図である。 図11の単位用量針アセンブリと係合するカラーの断面図である。 図11の単位用量針アセンブリを含む遮蔽可能なアセンブリの断面図である。 本発明の更なる実施形態による遮蔽可能なアセンブリにおいて使用される代替的な単位用量針アセンブリの断面図である。 図14の単位用量針アセンブリと係合するカラーの断面図である。 図14の単位用量針アセンブリを含む遮蔽可能なアセンブリの断面図である。 本発明の更なる実施形態による遮蔽可能アセンブリにおいて使用される他の代替的単位用量針アセンブリの断面図である。 図17の単位用量針アセンブリと係合するカラーの断面図である。 図17の単位用量針アセンブリを含む遮蔽可能なアセンブリの断面図である。 本発明の更なる実施形態における遮蔽可能アセンブリの断面図であり、遮蔽アセンブリから分離された単位用量針を示す断面図である。 図20における21−21線に沿った断面図である。 本発明の更なる実施形態における遮蔽可能なアセンブリの側面図であり、針から分離された剛性パッケージングカバーを示す側面図である。 本発明の代替的な実施形態における単位用量針アセンブリおよび針保持アセンブリを備えた遮蔽可能な針アセンブリの斜視図である。 図23に示される針アッセンブリの分解斜視図である。 図23に示される単位用量針アセンブリの分解斜視図である。 図25に示される遮蔽可能な針アセンブリの側断面図である。 針保持アセンブリを含む図23に示される遮蔽可能な針アセンブリの側断面図である。 図23の針保持部材の基端の拡大断面図である。 シールドが退避位置にある図23に示される遮蔽可能な針アセンブリの側断面図である。 針パッケージングカバースリーブが取り外され、シールドが遮蔽位置にある状態を示す図23の遮蔽可能なアセンブリの側部透視図である。 針パッケージングカバースリーブが取り外され、シールドが遮蔽位置にある状態を示す図23の遮蔽可能なアセンブリの底部透視図である。
符号の説明
10,10a,10b,10c,10d,10e,10f 針アセンブリ
12,12a,12b,12c,12d,12e,12f 二股針
14,14f 基端
22,22a,22b,22c,22d,22e,22f ハブ
60,60a,60b,60c,60d,60e,60f 単位用量針アセンブリ
90,90a,90b,90c,90d,90e,90f カラー
92,92a,92b,92f 前方環状スカート
94,94f 後方環状スカート
96,96f 内部側壁
100,100f 肩部
114,114f フック部材
140,140a,140b,140c,140d,140e,140f シールド
172,172f 上部フィンガーガイド領域
182,182f ハンガーバー
200 針保持アセンブリ
202 針保持部材
204 円柱状本体
206 基端
208 末端
212 テーパ先端部
214 外側ルーアーテーパ
216 ルーアーカラー
218 内ねじ
220 内腔
222 内側ルーアーテーパ
250 弾性突起
252 ヒンジ
254 タブ
256 チャネル

Claims (17)

  1. 単位用量のワクチンを投与するための遮蔽可能な単位用量針アセンブリであって、
    基端および末端を有し、該末端が雄テーパ面を含んでいる針保持部材と、
    基端と、単位用量のワクチンを保持するように構成されたプロング端部とを有する単位用量針と、
    前記単位用量針に対して回動して係合し、前記単位用量針の前記プロング端部から回動方向に離間された退避位置と、前記単位用量針の前記プロング端部を取り囲む遮蔽位置との間で回動可動なシールドと、
    基端および針端部を含む末端を有するカラーとを備え、前記単位用量針が前記カラーの前記針端部から延出しており、前記カラーが、前記針保持部材の末端で雄テーパ面と係合する雌テーパ面を有する基端を含んでおり、前記カラーが、前記退避位置と前記遮蔽位置との間で前記シールドの旋回移動を提供することを特徴とする針アセンブリ。
  2. 前記単位用量針は、二股針からなり、プロング端部は、患者の皮膚を貫通または剥離させることができる2つの尖ったプロングを含んでおり、プロングが単位用量のワクチンを保持することができるU字状チャネルによって分離されていることを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  3. 前記針保持部材の末端は、雄テーパ面と隣り合う内ねじを有する環状カラーを含んでおり、前記カラーの基端は、雌テーパ面が雄テーパ面と係合した際に環状カラーの内ねじとねじ係合するための構造を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  4. 前記カラーに連結される突起部材と、外方かつ末端方向に延びるタブを含む上面とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  5. 前記シールドは第1傾斜面を含み、前記シールドの当該傾斜面は、前記シールドが前記退避位置へと回動させられた際に前記突起部材と接触可能であることを特徴とする請求項4に記載の針アセンブリ。
  6. 前記突起部材は、前記カラーに弾性的に装着されていることを特徴とする請求項5に記載の針アセンブリ。
  7. 前記シールドが遮蔽位置へと回動させられた後に、遮蔽位置と退避位置との間における前記シールドの旋回移動を防止するための手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  8. 前記シールドは、該シールドに配置されたハンガーバーと前記カラーに配置されたフックアームとによってカラーに回動自在に連結されており、前記ハンガーバーは、前記シールドが前記退避位置と前記遮蔽位置との間で前記カラーに対して回動することができるように前記フックアームと係合することを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  9. 前記針保持部材は、その基端の周りに延びる環状フランジを含むことを特徴とする請求項1に記載の針アセンブリ。
  10. 遮蔽可能な単位用量アセンブリであって、
    その基端に雌テーパ面を有すると共にその末端から延びる中実の細長い単位用量針を有するカラーを備え、前記単位用量針が、別の容器から単位用量のワクチンを抽出可能な長さを有すると共に単位用量のワクチンを含んで投与するための患者端部を有している単位用量針アセンブリと、
    基端および末端を有すると共に、該末端が、前記単位用量針アセンブリのカラーの雌テーパ面と係合する雄テーパ面と、前記カラーの基端の対応する構造とねじ係合する内ねじを有する環状カラーとを含んでいる細長い本体を有すると共に、前記単位用量針アセンブリに対して回動して係合し、前記単位用量針の前記患者端部から回動方向に離間された退避位置と、前記単位用量針の前記患者端部を取り囲む遮蔽位置との間で回動可動なシールドを更に含む針保持アセンブリとを備えることを特徴とするアセンブリ。
  11. 前記針保持アセンブリは、その基端の周りに延びる環状フランジを含むことを特徴とする請求項10に記載のアセンブリ。
  12. 前記単位用量針は、二股針からなり、プロング端部は、患者の皮膚を貫通または剥離させることができる2つの尖ったプロングを含んでおり、プロングが単位用量のワクチンを保持することができるU字状チャネルによって分離されていることを特徴とする請求項10に記載のアセンブリ。
  13. 前記カラーに連結される突起部材と、外方かつ末端方向に延びるタブを含む上面とを更に備えることを特徴とする請求項10に記載のアセンブリ。
  14. 前記シールドは第1傾斜面を含み、前記シールドの当該傾斜面は、前記シールドが前記退避位置へと回動させられた際に前記突起部材と接触可能であることを特徴とする請求項13に記載のアセンブリ。
  15. 前記突起部材は、前記カラーに弾性的に装着されていることを特徴とする請求項14に記載のアセンブリ。
  16. 前記シールドは、該シールドに配置されたハンガーバーと前記カラーに配置されたフックアームとによってカラーに回動自在に連結されており、前記ハンガーバーは、前記シールドが前記退避位置と前記遮蔽位置との間で前記カラーに対して回動することができるように前記フックアームと係合することを特徴とする請求項11に記載のアセンブリ。
  17. 前記シールドが遮蔽位置へと回動させられた後に、遮蔽位置と退避位置との間における前記シールドの旋回移動を防止するための手段を更に備えることを特徴とする請求項10に記載のアセンブリ。
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