JP4378012B2 - 穿刺具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば輸液や採血の際に血管に穿刺して使用される穿刺具に関する。
【0002】
【従来の技術】
患者に対し輸液を行う際などには、輸液ラインと接続される留置針を患者の血管に穿刺し、留置してこれを行う。このような穿刺具は、留置針である中空の外針と、外針の基端に固着された外針ハブと、前記外針内に挿入され、先端に鋭利な針先を有する内針と、内針の基端に固着された内針ハブとで構成されている。
【0003】
この穿刺具の外針を患者の血管に穿刺する際には、内針を外針内に挿入し、内針の針先を外針の先端から突出させた状態で穿刺操作を行う。そして、内針の針先が血管内に到達すると、針先の開口より流入した血液は、内針の内腔を通り、透明な内針ハブの内部に流入する(フラッシュバック)。これにより、内針が血管を確保したことが確認できる。
【0004】
このフラッシュバックを確認したら、内針および外針をわずかに進め、外針の先端を血管内に挿入する。次いで、外針を手で把持しつつ、内針を外針から抜き取り、外針ハブに輸液ラインのコネクタを接続する。そして、接続された輸液ラインおよび外針を介して輸液の投与を行なう。
【0005】
ところで、外針から抜き取られた内針は、不要となるため、廃棄に供されるが、内針の表面や内部には、血液が付着、残留しているため、これをそのまま廃棄すると、血液による汚染、感染の原因となり、また、廃棄作業者等が誤って針先で指等を指すという事故が起きるおそれがある。
【0006】
従って、使用済みの内針は、留置針キットを収納していた開封済みの包材に入れて廃棄するか、あるいは、内針にキャップを被せて廃棄するなどの対策がとられている。
【0007】
しかしながら、このような内針を包材で包む作業やキャップを被せる作業に際しても、内針に付着、残留している血液が作業者の手に着いたり、内針の針先で作業者の手を指したりしないようにするために、細心の注意を払わねばならず、使用後の内針の廃棄処理に多大な手間を要するという問題があった。
そこで、下記の穿刺具が提案されている。
【0008】
図12、図13、図14および図15は、それぞれ、従来の穿刺具を示す側面図である。なお、以下の説明では、図12〜図15中の右側を「基端」、左側を「先端」と言う。
【0009】
これらの図に示す穿刺具100は、図示しない中空の外針と、外針の基端に固着された図示しない外針ハブと、前記外針内に挿入され、先端に鋭利な針先111を有する内針110と、内針110の基端に固着された内針ハブ120と、前記内針110の針先111を覆うキャップ130と、前記内針ハブ120とキャップ130とを連結する伸縮可能な部材(伸縮可能部材)140とで構成されている。
【0010】
この穿刺具100では、使用前は、伸縮可能部材140が収縮し、キャップ130が内針110の基端部に位置している。
【0011】
そして、前述した穿刺操作の後、内針110を外針から抜き取る際、伸縮可能部材140が伸張し、キャップ130が先端側に移動し、図12に示すように、そのキャップ130により、内針110の針先111が覆われる。この状態では、内針110の針先111は、キャップ130の図示しない突起に当接している。
【0012】
しかしながら、前記従来の穿刺具100では、例えば、先端側から基端側に向ってキャップ130に力が加わると、図13に示すように、内針110が変形してしまい、その後、図14に示すように、伸縮可能部材140が伸張して、キャップ130のみが元の位置に戻り、内針110の針先111が伸縮可能部材140の途中に位置してしまう(内針110の針先111がキャップ130で覆われていない)。
【0013】
このような状態において、伸縮可能部材140が折れ曲ったり、または湾曲したりすると、図15に示すように、内針110の針先111がその伸縮可能部材140を突き抜けてしまうことがあり、これにより、廃棄作業者等が誤って針先111で指等を指すという事故が起きるおそれがある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、構成が簡単であり、簡単な操作で針(例えば、使用後の内針)を覆うことができ、かつ、その針を覆った状態を確実に保持することができ、廃棄処理等に際し安全性の高い穿刺具を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜()の本発明により達成される。
【0016】
(1) 鋭利な針先を有する針と、
前記針の基端に設置されたハブと、
前記針の少なくとも針先を覆うことが可能であり、かつ、前記針に沿って該針の長手方向に移動可能に設置されたキャップと、
前記ハブと前記キャップとの間に設けられ、前記針の変形に追従して変形する可撓性部材とを備え
前記可撓性部材は、その長手方向に沿って設けられ、前記針が挿入された複数の孔部を有する帯状体で構成され、
前記複数の孔部は、前記可撓性部材の長手方向に沿って等間隔に配置され、
隣接する前記孔部同士の間には、それぞれ、折り目が設けられ、
前記複数の折り目の折り曲げ方向は、交互に逆方向に設定され、
前記キャップが前記ハブの近傍に位置しているとき、前記帯状体は折り畳まれていることを特徴とする穿刺具。
(2) 鋭利な針先を有する針と、
前記針の基端に設置されたハブと、
前記針の少なくとも針先を覆うことが可能であり、かつ、前記針に沿って該針の長手方向に移動可能に設置されたキャップと、
前記ハブと前記キャップとの間に設けられ、前記針の変形に追従して変形する可撓性部材とを備え、
前記可撓性部材は、前記針の長手方向に沿って設けられ、該針の外周を囲む複数の環部と、該複数の環部を繋ぐ繋ぎ部とで構成され、
前記環部は、線状体を環状にしたものであり、前記繋ぎ部は、少なくとも1本の線状体で構成されていることを特徴とする穿刺具。
【0017】
) 前記針を挿通可能な中空の外針を有する上記(1)または(2)に記載の穿刺具。
【0018】
) 前記外針の基端に外針ハブが設けられており、前記キャップが前記外針ハブに対して着脱自在に構成されている上記()に記載の穿刺具。
【0019】
) 前記キャップが前記ハブの近傍に位置しているとき、前記可撓性部材は、収縮した状態にあり、前記キャップが前記針の少なくとも針先を覆う位置に位置しているとき、前記可撓性部材は、伸張した状態にある上記(1)ないし()のいずれかに記載の穿刺具。
【0020】
) 前記キャップは、前記針が挿入された筒状をなすキャップ本体と、当該キャップが前記針の少なくとも針先を覆う位置に位置しているとき、該キャップの基端側への移動を阻止する移動阻止手段とを有する上記(1)ないし()のいずれかに記載の穿刺具。
【0021】
) 前記移動阻止手段は、前記針の針先に当接して前記キャップの基端側への移動を阻止する当接部を備えた弾性片で構成され、
前記キャップが前記ハブの近傍に位置しているときは、前記当接部が前記針の外周側に位置し、前記キャップが前記針の少なくとも針先を覆う位置に位置すると、前記弾性片の復元力により、前記当接部が前記キャップ本体の中空部内であって、前記針の針先より先端側に移動する上記()に記載の穿刺具。
【0030】
) 前記キャップが前記ハブに対して着脱自在に構成されている上記(1)ないし()のいずれかに記載の穿刺具。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の穿刺具を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0032】
図1、図2および図3は、それぞれ、本発明の穿刺具の第1実施形態を示す断面図、図4は、図1に示す穿刺具の可撓性部材の製造工程を示す図、図5は、図1に示す穿刺具の内針および可撓性部材を示す斜視図である。なお、以下の説明では、図1〜図3中の右側を「基端」、左側を「先端」と言う。
【0033】
これらの図に示す穿刺具1は、外針と内針とを備える留置針組立体(特に、輸液用の留置針組立体)を構成するものであり、留置針である外針2と、外針2の基端部に設けられた外針ハブ3と、外針2内に挿入して使用される内針4と、内針4の基端部に設けられた内針ハブ5と、内針4に沿ってその長手方向に移動可能に設置されたキャップ6と、内針ハブ5とキャップ6との間に設けられ、内針4の変形に追従して変形する可撓性部材7とを備えている。以下、各部の構成について説明する。
【0034】
外針2は、中空状をなし、ある程度の可撓性を有するものが好ましく用いられる。外針2の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリウレタン、ポリエーテルナイロン樹脂等の各種軟質樹脂が好ましい。
【0035】
このような外針2は、その全部または一部が内部の視認性を有していてもよい。また、外針2の構成材料中に、例えば硫酸バリウム、炭酸バリウムのようなX線造影剤を配合し、造影機能を持たせることもできる。
【0036】
外針2の先端部は、生体への穿刺を容易かつ低侵襲で行うために、外径が先端方向に向かって漸減するテーパ状をなしている。
【0037】
外針2の基端部には、外針ハブ3が液密に固着され、外針2の内腔と外針ハブ3の内部とが連通している。
【0038】
外針ハブ3は、ほぼ円筒状の部材であり、基端方向に向かってその外径および内径が漸増するテーパ状をなしている。
【0039】
また、外針ハブ3の基端には、フランジ31が形成されている。
この外針ハブ3は、好ましくは透明(無色透明)、着色透明または半透明の樹脂で構成され、内部の視認性が確保されている。
【0040】
外針2の外針ハブ3に対する固定方法は、例えば、嵌合、カシメ、融着(熱融着、高周波融着等)、接着剤による接着等の方法、または、これらを併用した方法が挙げられる。
【0041】
内針4は、中空針であり、例えば、ステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタンまたはチタン合金のような金属材料で構成されている。内針4の先端部には、鋭利な針先41が形成されている。この針先41の形状は特に限定されず、本実施形態では、内針4の軸線に対し所定角度傾斜した刃面を有する形状をなしている。
【0042】
この内針4は、外針2の内腔に挿入された状態で使用される。
内針4の長さは、組み立て状態としたとき、少なくとも針先41が外針2の先端開口21から突出する程度の長さとされる。
【0043】
内針4の基端部には、内針ハブ5の先端部51が固着され、内針4の内腔は、内針ハブ5の基端側の内部空間と連通している。内針ハブ5は、ほぼ円筒状の部材で構成されている。
【0044】
内針4の内針ハブ5に対する固定方法は、例えば、嵌合、カシメ、融着、接着剤による接着等の方法、または、これらを併用した方法が挙げられる。
【0045】
この内針ハブ5は、好ましくは透明(無色透明)、着色透明または半透明の樹脂で構成され、内部の視認性が確保されている。これにより、針先41が血管を確保した際、内針4を介して流入する血液のフラッシュバックを目視で確認することができる。
【0046】
内針ハブ5の先端部51の先端の内周側には、リング状のリブ511が形成されている。
【0047】
また、内針ハブ5の基端側の開口には、通気フィルタ52が設置されている。この通気フィルタ52は、気体は透過するが液体は遮断する性質を有するものである。
【0048】
通気フィルタ52の具体例としては、例えば、各種焼結多孔体、疎水性不織布、その他の多孔質体が挙げられる。この場合、焼結多孔体としては、例えばポリエチレン等の高分子材料(粉末)と、親水性(水溶性、水膨潤性)ポリマーとを含む材料を焼結したものが好ましい。この焼結多孔体を用いると、液体(血液)との接触により通気も遮断されるので、外部からの空気の侵入を防止することができる。
【0049】
キャップ6は、内針ハブ5および外針ハブ3のそれぞれに対して着脱自在の部材であり、内針4が挿入された円筒状をなすキャップ本体61を有している。このキャップ本体61は、好ましくは透明(無色透明)、着色透明または半透明の樹脂で構成され、内部の視認性が確保されている。
【0050】
このキャップ6は、図2および図3に示す内針4の少なくとも針先41を覆う位置(第1の位置)と、図1に示す内針ハブ5の近傍(第2の位置)とに、内針4に沿って内針4の長手方向に移動可能に設置されている。
【0051】
キャップ本体61の基端部は、内針ハブ5の先端部51のリブ511と嵌合し得る形状をなしている。
【0052】
また、キャップ本体61の基端部には、前述した外針ハブ3の基端部が嵌合する嵌合部611が形成されている。そして、この嵌合部611の先端の外周側には、外針ハブ3のフランジ31が係合するリング状のリブ612が形成されている。
【0053】
また、キャップ本体61の基端部には、L字状の弾性片(移動阻止手段)62の一端側(基端側)が固定されている。この弾性片62の他端側(先端側)の部分が、内針4の針先41に当接してキャップ6の移動を阻止する当接部621であり、この当接部621の端部の図2および図3中右側には、突起622が形成されている。
【0054】
弾性片62の構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種金属材料、ゴム、エラストマー、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド等の各種樹脂、超弾性体およびそれらの組み合わせ等が挙げられる。
【0055】
また、キャップ本体61には、2つの長孔(貫通孔)613、614が形成されている。これらの長孔613および614は、中空部615を介して、180°間隔に配置されている。長孔613は、キャップ本体61の先端部から嵌合部611まで延在し、長孔614は、キャップ本体61の先端部から先端部と嵌合部611との間まで延在している。
【0056】
図2および図3に示すように、キャップ6が内針4の少なくとも針先41を覆う位置(第1の位置)に位置しているとき、すなわち、前記弾性片62が回復方向に向かった状態のとき、弾性片62は、これらの長孔613、614および中空部615内に位置する。これにより、キャップ6が内針4に対して基端側へ移動しようとしても当接部621が針先41に当接し、キャップ6の基端側への移動が阻止される。
【0057】
一方、図1に示すように、キャップ6が内針ハブ5の近傍(第2の位置)に位置しているとき、すなわち、穿刺具1が組み立てられた状態(組み立て状態)では、弾性片62の当接部621の突起622が内針4の外周面に当接し、これにより、弾性片62が弾性変形した状態で内針4の外周側に位置する。すなわち、当接部621が内針4の外周側に位置し、これにより、キャップ6は、内針4に対して移動が可能になる。
【0058】
可撓性部材7は、可撓性(柔軟性)を有する伸縮可能な部材であって、内針4の変形に追従して変形する。可撓性部材7の一端側(基端側)は、内針ハブ5の先端部51に固定され、他端側(先端側)は、キャップ6の基端部に固定されている。すなわち、内針ハブ5とキャップ6は、この可撓性部材7で連結されている。
【0059】
この可撓性部材7は、好ましくは透明(無色透明)、着色透明または半透明の樹脂で構成され、内部の視認性が確保されている。
【0060】
図5に示すように、本実施形態では、可撓性部材7は、円筒状をなしており、内針4は、その筒内に挿入されている。
【0061】
可撓性部材7の構成材料は、特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド等の樹脂材料、カーボンファイバー、木綿糸等の繊維材料、不織布、織物等の繊維材料加工品、合成繊維、天然繊維、各種金属材料が挙げられる。
【0062】
この可撓性部材7には、その軸方向(長手方向)に沿って、内径の比較的小さい複数の小径部71が間欠的に設けられている。これらの小径部71は、等間隔に配置されている。
また、各小径部71の外径は、それぞれ、その近傍の外径より小さい。
【0063】
前記小径部71を設けることにより、可撓性部材7と内針4との密着性(可撓性部材7の内針4に対する追従性)を高くしつつ、容易に、図1に示すように収縮させる(蛇腹状に折り畳む)ことができる。
【0064】
この可撓性部材7は、例えば、下記のようにして製造される。
まず、図4に示すように、円筒(円筒体)70の各小径部71に対応する個所であって、図4中点線で示す部分を、それぞれ、融着する。
【0065】
次いで、前記融着した部分より若干内側の部分(図4中一点鎖線で示す部分)をそれぞれ除去し、図5に示すように、複数の切欠き71を間欠的に設ける。これにより、前述した可撓性部材7が得られる。
【0066】
外針ハブ3、内針ハブ5およびキャップ6の構成材料は、特に限定されず、それぞれ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、アクリル系樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、アイオノマー、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン等の樹脂材料、各種金属材料、セラミックスが挙げられる。
【0067】
ここで、穿刺具1が組み立てられた状態(組み立て状態)では、図1に示すように、内針4が外針2の内腔に挿入され、また、キャップ6が内針ハブ5の近傍(第2の位置)に位置し、キャップ6の基端部が内針ハブ5の先端部51のリブ511に嵌合し、また、外針ハブ3の基端部がキャップ6の嵌合部611に嵌合し、外針ハブ3のフランジ31が嵌合部611のリブ612に係合している。そして、可撓性部材7は、収縮している(蛇腹状に折り畳まれている)。
【0068】
次に、穿刺具1の使用方法の一例について、図1〜図3に基づき、詳細に説明する。
【0069】
[1] 図1に示す組み立てられた状態(組み立て状態)の穿刺具1を把持しつつ、内針4および外針2を患者の血管(静脈または動脈)に穿刺する。
【0070】
内針4の針先41が血管に穿刺されると、血管の内圧(血圧)により血液が内針4内を基端方向へ逆流し、内針ハブ5内に導入され、視認性を有する内針ハブ5を介してこのフラッシュバックを視認することができる。これにより内針4の針先41が血管を確保したことを知ることができる。
【0071】
なお、この血液の流入に伴い、内針ハブ5内の空気は、通気フィルタ52を通って排出されるが、血液は、通気フィルタ52を通過できず、外部への漏れ出しは生じない。
【0072】
[2] さらに内針4および外針2を微小距離先端方向へ進めると、外針2の先端が血管内に挿入される。これにより、外針2が血管を確保する。
【0073】
このとき、図1に示すように、可撓性部材7は、収縮した状態(蛇腹状に折り畳まれた状態)にある。
【0074】
また、弾性片62の当接部621の突起622が内針4の外周面に当接し、これにより、弾性片62は、弾性変形した状態で内針4の外周側に位置している。
【0075】
[3] 図2に示すように、血管に留置されている外針2を抑えつつ、内針ハブ5をキャップ6に対して基端方向へ引っ張り、内針ハブ5をキャップ6から離脱させ、内針4および内針ハブ5を外針2、外針ハブ3およびキャップ6に対して基端側に移動させてゆく。
これにより、内針4が外針2から抜き取られる。
【0076】
そして、内針4の針先41が弾性片62の当接部621の突起622を通過したとき、瞬時に、弾性片62が図2に示す形状に戻り、その当接部621がキャップ本体61の中空部615内であって、内針4の針先41より先端側に移動する。このようにして、キャップ6により内針4の針先41およびその近傍が覆われる(セーフティが発現する)。
【0077】
一方、内針ハブ5がキャップ6に対して基端側に移動してゆくと、可撓性部材7が収縮した状態から伸張してゆき、内針4は、その基端側からこの可撓性部材7により覆われてゆく(収納されてゆく)。
【0078】
そして、図2に示す状態から、さらに内針ハブ5を外針ハブ3に対して基端方向へ引っ張ると、図3に示すように、可撓性部材7がわずかに(例えば、1〜3mm程度)伸張して最も伸張した状態となり、さらに内針ハブ5を外針ハブ3に対して基端方向へ引っ張ると、キャップ6が可撓性部材7により外針ハブ3に対して基端方向へ引っ張られ、外針ハブ3から離脱する。
【0079】
図3に示すように、可撓性部材7は、最も伸張した状態にあるので、この可撓性部材7により、キャップ6の先端側への移動が阻止される。
【0080】
逆に、キャップ6が内針4に対して基端側へ移動したとしても、図3に示す位置から基端側にわずかに移動したところで、当接部621が針先41に当接し、これによりキャップ6の基端側への移動が阻止される。
【0081】
また、前述したように、内針4の針先41およびその近傍は、キャップ6で覆われ、内針4の他の部分は、可撓性部材7で覆われる。すなわち、キャップ6と可撓性部材7とで内針4全体が覆われる。
【0082】
また、可撓性部材7の各小径部71の内周面が内針4に密着し、可撓性部材7は、その内針4の変形に追従して変形することができる。
【0083】
[4] 内針4が抜き取られた外針2の外針ハブ3には、輸液セットのコネクタ等(図示せず)を素早く接続し、定法に従い、輸液の投与を開始する。
【0084】
また、外針2から内針4を抜き取った後は、穿刺具1は不用となるため、廃棄処分に供される。
【0085】
この穿刺具1では、内針4全体がキャップ6と可撓性部材7とで覆われているので、内針4に付着した血液で汚染されたり、感染したりするのを防止することができる。
【0086】
また、内針4の針先41がキャップ6で覆われているので、廃棄処理を行なう者等が針先41で誤って指等を刺すという事故を防止することができる。
【0087】
また、内針4が変形したとしても、可撓性部材7は、その内針4の変形に追従して変形するので、キャップ6が内針4の針先41を覆っている状態を確実に保持することができ、高い安全性が持続される。
【0088】
また、外針2から内針4を抜き取り、外針ハブ3とキャップ6とを分離する操作(抜き取り操作)と、内針4をキャップ6に対して基端側に移動させてそのキャップ6で内針4の針先41を覆う操作(収納操作)とを連続的(一部同時)に行うことができ、操作性が良い。
【0089】
また、キャップ6により内針4の針先41が覆われた後、外針ハブ3とキャップ6とが分離するので、誤刺をより確実に防止することができ、安全性が高い。
【0090】
次に、本発明の穿刺具の第2実施形態を説明する。
図6および図7は、それぞれ、本発明の穿刺具の第2実施形態における内針および可撓性部材を示す斜視図である。なお、前述した第1実施形態の穿刺具1との共通点については、説明を省略し、主な相違点を説明する。また、以下の説明では、図6および図7中の右側を「先端」、左側を「基端」と言う。
【0091】
これらの図に示すように、この穿刺具1の可撓性部材7は、内針4の長手方向に沿って設けられ、内針4の外周を囲む複数の環部73と、これらの環部73を繋ぐ繋ぎ部74とで構成されている。
各環部73は、それぞれ、線状体を環状にしたものである。
【0092】
また、繋ぎ部74は、1本の線状体、または複数本の線状体で構成されている。
【0093】
環部73および繋ぎ部74の構成材料は、特に限定されず、例えば、前述した第1実施形態の穿刺具1の可撓性部材7と同様のものが挙げられる。
【0094】
図6に示すように、キャップ6が内針ハブ5の近傍(第2の位置)に位置しているとき、すなわち、穿刺具1が組み立てられた状態(組み立て状態)では、可撓性部材7の繋ぎ部74は、収縮した状態にある。
【0095】
一方、図7に示すように、キャップ6が内針4の少なくとも針先41を覆う位置(第1の位置)に位置しているときは、可撓性部材7の繋ぎ部74は、伸張した状態にある。
【0096】
この可撓性部材7も前述した第1実施形態の穿刺具1の可撓性部材7と同様に、内針4が変形したとしてもその内針4の変形に追従して変形することができる。
【0097】
この穿刺具1によれば、前述した第1実施形態の穿刺具1と同様の効果が得られる。
【0098】
なお、本発明では、前記可撓性部材7の他に、図示しない伸縮可能な筒状(特に円筒状)の部材を設けてもよく、また、これらは、一体化していてもよい。
【0099】
これにより、内針4全体がキャップ6と前記伸縮可能な筒状の部材とで覆われるので、内針4に付着した血液で汚染されたり、感染したりするのを防止することができる。
【0100】
次に、本発明の穿刺具の第3実施形態を説明する。
図8および図9は、それぞれ、本発明の穿刺具の第3実施形態における内針および可撓性部材を示す斜視図、図10は、図8に示す可撓性部材を示す平面図である。なお、前述した第1実施形態の穿刺具1との共通点については、説明を省略し、主な相違点を説明する。また、以下の説明では、図8〜図10中の右側を「先端」、左側を「基端」と言う。
【0101】
これらの図に示すように、この穿刺具1の可撓性部材7は、内針4が挿入された複数の孔部(貫通孔)75を有する帯状体で構成されている。これらの孔部75は、可撓性部材7の長手方向に沿って、等間隔に配置されている。
【0102】
また、可撓性部材7の隣接する孔部75と孔部75との間には、それぞれ、折り目76が設けられている。これらの折り目76の方向は、交互に設定されている。
【0103】
可撓性部材7の構成材料は、特に限定されず、例えば、前述した第1実施形態の穿刺具1の可撓性部材7と同様のものが挙げられる。
【0104】
図8に示すように、キャップ6が内針ハブ5の近傍(第2の位置)に位置しているとき、すなわち、穿刺具1が組み立てられた状態(組み立て状態)では、可撓性部材7は、収縮した状態(蛇腹状に折り畳まれた状態)にある。
【0105】
一方、図9に示すように、キャップ6が内針4の少なくとも針先41を覆う位置(第1の位置)に位置しているときは、可撓性部材7は、伸張した状態にある。
【0106】
この可撓性部材7も前述した第1実施形態の穿刺具1の可撓性部材7と同様に、内針4が変形したとしてもその内針4の変形に追従して変形することができる。
【0107】
この穿刺具1によれば、前述した第1実施形態の穿刺具1と同様の効果が得られる。
【0108】
なお、本発明では、前記可撓性部材7の他に、図示しない伸縮可能な筒状(特に円筒状)の部材を設けてもよく、また、これらは、一体化していてもよい。
【0109】
これにより、内針4全体がキャップ6と前記伸縮可能な筒状の部材とで覆われるので、内針4に付着した血液で汚染されたり、感染したりするのを防止することができる。
【0110】
また、本発明では、図11に示すように、可撓性部材7の各折り目76の両端部に、それぞれ、切欠き77を設けてもよい。
これにより、容易に、可撓性部材7を蛇腹状に折り畳むことができる。
【0111】
また、本発明では、例えば、可撓性部材7に折り目76を設けずに、可撓性部材7を湾曲させてもよい。
【0112】
以上、本発明の穿刺具を図示の各実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、穿刺具を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。
【0113】
例えば、本発明では、前記各実施形態の任意の構成を適宜組み合わせてもよい。
【0114】
また、本発明では、可撓性部材7の一部または全部を血液の吸収性の良い材料(部材)で形成してもよい。
【0115】
また、本発明の穿刺具は、外針と内針とを備える留置針組立体に限らず、例えば、注射針のような穿刺針等であってもよい。
【0116】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、簡単な操作で、迅速かつ安全に、使用後の内針(針)の少なくとも針先をキャップで覆うことができ、廃棄処理等に際し、血液の汚染や感染等を防止し、誤って針先で手指等を刺すという事故もなく、衛生面、安全面で極めて優れた穿刺具を提供することができる。
【0117】
特に、内針(針)が変形したとしても、可撓性部材は、その内針(針)の変形に追従して変形するので、キャップが内針(針)の少なくとも針先を覆っている状態を確実に保持することができ、高い安全性が持続される。
【0118】
また、本発明は、小型で簡単な構造、少ない部品点数で上記効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穿刺具の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の穿刺具の第1実施形態を示す断面図である。
【図3】本発明の穿刺具の第1実施形態を示す断面図である。
【図4】図1に示す穿刺具の可撓性部材の製造工程を示す図である。
【図5】図1に示す穿刺具の内針および可撓性部材を示す斜視図である。
【図6】本発明の穿刺具の第2実施形態における内針および可撓性部材を示す斜視図である。
【図7】本発明の穿刺具の第2実施形態における内針および可撓性部材を示す斜視図である。
【図8】本発明の穿刺具の第3実施形態における内針および可撓性部材を示す斜視図である。
【図9】本発明の穿刺具の第3実施形態における内針および可撓性部材を示す斜視図である。
【図10】図8に示す可撓性部材を示す平面図である。
【図11】本発明における可撓性部材の他の構成例を示す平面図である。
【図12】従来の穿刺具を示す側面図である。
【図13】従来の穿刺具を示す側面図である。
【図14】従来の穿刺具を示す側面図である。
【図15】従来の穿刺具を示す側面図である。
【符号の説明】
1 穿刺具
2 外針
21 先端開口
3 外針ハブ
31 フランジ
4 内針
41 針先
5 内針ハブ
51 先端部
511 リブ
52 通気フィルタ
53 フランジ
6 キャップ
61 キャップ本体
611 嵌合部
612 リブ
613、614 長孔
615 中空部
62 弾性片
621 当接部
622 突起
7 可撓性部材
70 円筒
71 小径部
72 切欠き
73 環部
74 繋ぎ部
75 孔部
76 折り目
77 切欠き
100 穿刺具
110 内針
111 針先
120 内針ハブ
130 キャップ
140 伸縮可能部材

Claims (8)

  1. 鋭利な針先を有する針と、
    前記針の基端に設置されたハブと、
    前記針の少なくとも針先を覆うことが可能であり、かつ、前記針に沿って該針の長手方向に移動可能に設置されたキャップと、
    前記ハブと前記キャップとの間に設けられ、前記針の変形に追従して変形する可撓性部材とを備え
    前記可撓性部材は、その長手方向に沿って設けられ、前記針が挿入された複数の孔部を有する帯状体で構成され、
    前記複数の孔部は、前記可撓性部材の長手方向に沿って等間隔に配置され、
    隣接する前記孔部同士の間には、それぞれ、折り目が設けられ、
    前記複数の折り目の折り曲げ方向は、交互に逆方向に設定され、
    前記キャップが前記ハブの近傍に位置しているとき、前記帯状体は折り畳まれていることを特徴とする穿刺具。
  2. 鋭利な針先を有する針と、
    前記針の基端に設置されたハブと、
    前記針の少なくとも針先を覆うことが可能であり、かつ、前記針に沿って該針の長手方向に移動可能に設置されたキャップと、
    前記ハブと前記キャップとの間に設けられ、前記針の変形に追従して変形する可撓性部材とを備え
    前記可撓性部材は、前記針の長手方向に沿って設けられ、該針の外周を囲む複数の環部と、該複数の環部を繋ぐ繋ぎ部とで構成され、
    前記環部は、線状体を環状にしたものであり、前記繋ぎ部は、少なくとも1本の線状体で構成されていることを特徴とする穿刺具。
  3. 前記針を挿通可能な中空の外針を有する請求項1または2に記載の穿刺具。
  4. 前記外針の基端に外針ハブが設けられており、前記キャップが前記外針ハブに対して着脱自在に構成されている請求項に記載の穿刺具。
  5. 前記キャップが前記ハブの近傍に位置しているとき、前記可撓性部材は、収縮した状態にあり、前記キャップが前記針の少なくとも針先を覆う位置に位置しているとき、前記可撓性部材は、伸張した状態にある請求項1ないしのいずれかに記載の穿刺具。
  6. 前記キャップは、前記針が挿入された筒状をなすキャップ本体と、当該キャップが前記針の少なくとも針先を覆う位置に位置しているとき、該キャップの基端側への移動を阻止する移動阻止手段とを有する請求項1ないしのいずれかに記載の穿刺具。
  7. 前記移動阻止手段は、前記針の針先に当接して前記キャップの基端側への移動を阻止する当接部を備えた弾性片で構成され、
    前記キャップが前記ハブの近傍に位置しているときは、前記当接部が前記針の外周側に位置し、前記キャップが前記針の少なくとも針先を覆う位置に位置すると、前記弾性片の復元力により、前記当接部が前記キャップ本体の中空部内であって、前記針の針先より先端側に移動する請求項に記載の穿刺具。
  8. 前記キャップが前記ハブに対して着脱自在に構成されている請求項1ないしのいずれかに記載の穿刺具。
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