JP2005080962A - 留置針及びカテーテル用内針 - Google Patents

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Nobuo Enomoto
信雄 榎本
Kazuo Yamada
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Abstract

【課題】 片手の指で外針ハブや内針ハブを押したり引いたりしやすい留置針及びカテーテル用内針を提供する。
【解決手段】本発明の留置針は外針ハブの両端近くに突起を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は医療用または動物治療用の留置針(あるいはカテーテル用外針)及びカテーテル用内針に関する。
図5は従来のカテーテルの構造を示す組立図である。この従来のカテーテルは留置針1(あるいはカテーテル用外針)とカテーテル用内針2とからなる。
留置針1は硬質樹脂で形成された筒状の外針ハブ11と、この外針ハブ11の一端に嵌合接続される軟質樹脂製の外針12と、外針ハブ11の内部に嵌入されて、外針ハブ11と外針12との嵌合接続部を気密且つ液密に結合維持するための金属製のカシメキャップ13とからなる。外針ハブ11は透明であっても半透明であっても不透明であってもよいし、色付きであっても無色であってもよい。外針12は先端面が中心線に対し垂直であり、可撓性である。
カテーテル用内針2は透明硬質樹脂で形成された筒状の内針ハブ21と、この内針ハブ21の一端に嵌合接続される金属製の内針22とからなる。内針22の先端面は中心線に対し斜めになっており、尖っている。
そして、カテーテルを患者等の皮膚に刺し込み使用する場合には、次の手順にしたがって行う。留置針1の外針12は可撓性であるので、留置針1を単独で皮膚に刺し静脈血管の中に挿入することは不可能である。そこで、カテーテル用内針11を留置針1の外針111の中へ挿通して外針111の変形を規制する。同時にカテーテル用内針2の内針22の先端を外針12の先端より突き出して、内針22の先端を皮膚に刺し、さらに押し込むと、留置針1の外針12が皮膚を通って、静脈血管の中へ到達する。その後に、カテーテル用内針2のみを引き抜き、留置針1を皮膚内に挿入した状態に保つ。続いて、外針ハブ11の後端に不図示の点滴チューブを接続し、患者等の静脈血管の中に点滴液や輸血液などを注入するものである。もちろん、この時、点滴チューブの他端は点滴液バッグや輸血バッグに接続されている。
特開2001−170182
留置針1の中にカテーテル用内針2を挿入し組み合わせたカテーテルを皮膚に刺し込むために、医療従事者あるいは患者本人は、外針ハブ11あるいは内針ハブ21を片手の指で押す。また、カテーテル用内針2を引き抜くために、内針ハブ21を片手の指で引く。
しかしながら、従来の外針ハブ11も内針ハブ21も直管状あるいはテーパ−管状であり、何ら突起も凹凸も形成されていない。
そのため、片手の指で外針ハブ11あるいは内針ハブ21を押したり引いたりしずらく、また、滑りやすく誤操作も起きやすく問題である。特に、他方の手の指によって、留置針1の外針12の先端近くを押えながら、一方の手の指で外針ハブ11あるいは内針ハブ21を急いで押したり引いたりする場合が多いので、作業は困難である。また、患者等にとっては痛みが生じたり、静脈中へ留置針を刺し込むのに何度も失敗し回数がかかり問題である。
そこで、本発明の目的は、片手の指で外針ハブや内針ハブを押したり引いたりしやすい留置針及びカテーテル用内針を提供することである。
上記目的は、請求項1に記載の本発明に係る留置針、すなわち、外針ハブの両端近くに突起を有することを特徴とする留置針によって、達成される。
また、上記目的は、請求項2に記載の本発明に係る留置針、すなわち、外針ハブの中央近くの断面寸法が端の断面寸法に比べて小さい留置針によっても、達成される。ここで、「断面寸法」とは、円形断面では直径を意味し、四角形断面では一辺の長さを意味する。
さらに、上記目的は、請求項3に記載の本発明に係るカテーテル用内針、すなわち、内針ハブの両端近くに突起を有することを特徴とするカテーテル内針によっても、達成される。
さらにまた、上記目的は、請求項4に記載の本発明に係るカテーテル用内針、すなわち、内針ハブの中央近くの直径が端の直径に比べて小さいカテーテル内針によっても、達成される。
本発明に係る留置針は、外針ハブの両端近くに突起を有するので、これらの突起の間に指先を入れて外針ハブに接触して、滑ることなく容易に外針ハブを長軸方向に押したり引いたりすることができる。
本発明に係る留置針は、外針ハブの中央近くの断面寸法が端の断面寸法に比べて小さいので、中央に指先で接触すると両端方向ともに太くなっており、指先近くが引っかかり、滑ることなく容易に外針ハブを長軸方向に押したり引いたりすることができる。
本発明に係るカテーテル用内針は、内針ハブの両端近くに突起を有するので、これらの突起の間に指先を入れて内針ハブに接触して、滑ることなく容易に内針ハブを長軸方向に押したり引いたりすることができる。
本発明に係るカテーテル用内針は、内針ハブの中央近くの断面寸法が端の断面寸法に比べて小さいので、中央に指先で接触すると両端方向ともに太くなっており、指先近くが引っかかり、滑ることなく容易に内針ハブを長軸方向に押したり引いたりすることができる。
以下、本発明の実施例について、添付図面を参照して、詳細に説明する。
図1は実施例1の留置針の正面図である。外針ハブ11の前端111の近くには突起112が設けてあり、後端113にはフランジ状突起114が全周にわたって設けてある。外針ハブの中に逆止弁がない留置針であっても逆止弁がある留置針であってもよい。
図2は実施例2の留置針の正面図である。外針ハブ11の断面形状は四角形であり、前端111の近くや後端113の近くでは、辺の長さが大きく、中央110の近くでは辺の長さがより小さい。すなわち、中央近くがくびれている。他の変更実施例として、円形を2本の平行線で切り取った樽状の断面であってもよい。内針ハブのなかに逆止弁がないカテーテル用内針であっても、逆止弁があるカテーテル用内針であってもよい。他の変更実施例として、断面を円形としてもよい。
図3は実施例3のカテーテル用内針の正面図である。内針ハブ21の前端211及び後端213にはフランジ状突起212,214が全周にわたって設けてある。他の変更実施例として、フランジ状突起が部分的に設けてあってもよい。内針ハブの中に逆止弁がないカテーテル用内針であっても、逆止弁があるカテーテル用内針であってもよい。他の変更実施例として、断面形状が正方形であっても長方形であってもよい。
図4は実施例4のカテーテル用内針の正面図である。内針ハブ21の断面形状は円形であり、前端211の近くや後端213の近くでは、直径が大きく、中央210の近くでは直径がより小さい。すなわち、中央近くがくびれている。
他の変更実施例としては、外針ハブ11や内針ハブ21の表面に凹凸を形成したり、ゴムを取り付けて、指が滑るのを防止してもよい。
実施例1の留置針の正面図である。 実施例2の留置針の正面図である。 実施例3のカテーテル用内針の正面図である。 実施例4のカテーテル用内針の正面図である。 従来のカテーテルの構造を示す組立図である。
符号の説明
1 留置針
11 外針ハブ
110 中央
111 前端
112 突起
113 後端
114 フランジ状突起
12 外針
13 カシメキャップ
2 カテーテル用内針
21 内針ハブ
210 中央
211 前端
212 フランジ状突起
213 後端
214 フランジ状突起
22 内針

Claims (4)

  1. 外針ハブの両端近くに突起を有することを特徴とする留置針。
  2. 外針ハブの中央近くの断面寸法が端の断面寸法に比べて小さい留置針。
  3. 内針ハブの両端近くに突起を有することを特徴とするカテーテル内針。
  4. 内針ハブの中央近くの断面寸法が端の断面寸法に比べて小さいカテーテル内針。
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