JP2002124326A - 基板用コネクタおよび電気的接続構造 - Google Patents

基板用コネクタおよび電気的接続構造

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JP2002124326A JP2000319115A JP2000319115A JP2002124326A JP 2002124326 A JP2002124326 A JP 2002124326A JP 2000319115 A JP2000319115 A JP 2000319115A JP 2000319115 A JP2000319115 A JP 2000319115A JP 2002124326 A JP2002124326 A JP 2002124326A
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憲知 岡村
Shigeki Sakai
茂樹 境
Hiroki Hirai
宏樹 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合理的な構造で2枚の基板を電気的に接続す
るとともに、これらの基板に対してフラット配線材を電
気的に接続する。 【解決手段】 メイン基板14b(第1基板)に基板用
コネクタ20が固定され、このコネクタ20にFFC1
(フラット配線材)およびサブ基板14c(第2基板)
が差込み固定される。コネクタ20には、接続用撓み片
27b,27c(第3接触部,第2接触部)と脚部27
e(第3接触部)とを備えた同一構成の複数の端子26
が収納されている。そして、これら端子26の一部は、
フラット配線材の導体に接触し、かつメイン基板14b
又はサブ基板14cのランドの少なくとも一方に接触し
ている。残りの端子26は、メイン基板14bおよびサ
ブ基板14cのランドにのみ接触している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の基板(回路
基板)をもつオーディオ機器等の電気モジュールにおい
て、その基板同士を電気的に接続するとともに、これら
の基板に対してフラット配線材を電気的に接続するのに
適した基板用コネクタおよび同コネクタを用いた電気的
接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば自動車のインストゥル
メントパネルへのオーディオ機器等の組付け構造とし
て、図6に示すように筐体10の内部に主制御基板1
2、CDプレーヤー14、MDプレーヤー16およびC
S(カセット)プレーヤー18を上下に収納し、各プレ
ーヤー14同士や主制御基板12とをその背面側でフラ
ット配線材を介して接続することが行われている。
【0003】このようなオーディオ機器等においては、
プレーヤー14等の平面的な省スペース化を図る等の目
的から、各プレーヤー14等の制御基板を分割して積層
配置することが行われており、例えば、CDプレーヤー
14の場合には、制御用の基板として、図7に示すよう
にプレーヤー本体14aに内蔵されるメイン基板14b
と、このメイン基板14bの下側に外部露出する状態で
積層配置されるサブ基板14cとが設けられ、コネクタ
15a,15bを介して両基板14b,14cが接続さ
れるとともに、サブ基板14cに設けられたコネクタ1
5cに上記フラット配線材が接続されるように構成され
ている。そして、電力や各種の制御信号がフラット配線
材を通じてまずサブ基板14cに入力され、必要な信号
がサブ基板14cに搭載されたマイコン等で処理された
後にコネクタ15a,15bを通じてメイン基板14b
に出力されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のCDプレーヤー14の電気的な接続構造では、
サブ基板14cで処理することなくそのままメイン基板
14bに出力すればよい信号等(例えば電力)も一旦サ
ブ基板14cを経由させているため、サブ基板14cに
はその信号を素通りさせるための所謂スルー回路が必要
となり、その結果、サブ基板14c上の回路数が増え
て、サブ基板14cの低廉化を妨げる原因の一つとなっ
ている。従って、この点を改善することが望まれてい
る。
【0005】また、フラット配線材とサブ基板14cと
の接続および両基板14b,14c同士の接続に、少な
くとも3つのコネクタ15a,15b,15cが必要と
なるため、これを集約して接続に必要な部材を削減する
ことも望まれている。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であって、合理的な構造で、2枚の基板を電気的に接続
するとともに、これらの基板に対してフラット配線材を
電気的に接続できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1基板と第2基板を電気的に接続する
とともに、これらの基板に対してフラット配線材を電気
的に接続する基板用コネクタであって、フラット配線材
を差込み可能な配線材用接続部と第2基板の端部を差込
み可能な基板用接続部とを有し、かつ第1基板に固定可
能に構成されるハウジングと、このハウジングに保持さ
れる複数の端子とを備え、各端子として、第1基板の基
板上回路に接触可能な第1接触部と、前記基板用接続部
に差込まれた第2基板の基板上回路に接触可能な第2接
触部と、前記配線材用接続部に差込まれたフラット配線
材の各導体に接触可能な第3接触部とを具備した複数の
端子を収納したものである(請求項1)。
【0008】この基板用コネクタによると、該コネクタ
を第1基板に固定して、収納端子のうち一部の端子を第
3接触部を介してフラット配線材の導体に接触させ、か
つ第1又は第2接触部を介して第1又は第2基板の基板
上回路の少なくとも一方に接触させるようにすれば、こ
れらの端子を介してフラット配線材の導体を第1基板又
は第2基板の少なくとも一方の基板上回路に対して直接
(すなわち他の基板を介すことなく)接続することがで
きる。また、その他の端子のうちの少なくとも一つを第
1および第2接触部を介して第1および第2基板の基板
上回路にのみ接触させるようにすれば、その端子を介し
て両基板の基板上回路同士を相互に接続することができ
る。つまり、一種類の端子のみを収納した一つの基板用
コネクタだけでフラット配線材を第1又は第2基板のい
ずれの基板上回路に対しても直接接続することができ、
さらに両基板の基板上回路同士を直接接続することもで
きるようになる。
【0009】この基板用コネクタにおいては、第1基板
を差込み可能な基板用接続部をさらに設けるとともに、
ここに差込まれた第1基板の基板上回路に対して第1接
触部が接触可能となるように端子を構成することによ
り、該基板用接続部に第1基板を差込んだ状態で基板用
コネクタを第1基板に対して固定できるようにするのが
好ましい(請求項2)。
【0010】この構成によれば、第1基板を基板用コネ
クタに差込むだけの操作で、第1基板に対して基板用コ
ネクタを容易に固定できるようになる。
【0011】この場合、基板用コネクタに、第1基板お
よび第2基板の基板用接続部として両基板を互いに平行
な状態で差込み可能な共通の基板用接続部を設けるのが
より好ましい(請求項3)。
【0012】この構成によれば、基板用接続部が共通化
されることによりハウジング形状が簡素な形状となり、
これによりコネクタハウジングの製作性が向上する。
【0013】さらに、第1基板および第2基板を支持す
る支持部を端子に設けるとともに、第1および第2接触
部をこの支持部の両側に設け、前記支持部と第1接触部
の間に第1基板を差込む一方、支持部と第2接触部との
間に第2基板を差込むように端子を形成するようにして
もよい(請求項4)。
【0014】このようにすれば、各基板を共通の支持部
で保持(挟持)する合理的な端子構成が達成される。
【0015】一方、本発明の電気的接続構造は、第1基
板と第2基板を電気的に接続するとともに、これらの基
板に対してフラット配線材を電気的に接続する構造であ
って、第1基板に上記請求項1乃至4の何れかに記載の
基板用コネクタが固定されるとともに、この基板用コネ
クタの基板用接続部および配線材用接続部にそれぞれ第
2基板およびフラット配線材がそれぞれ差込まれ、各端
子のうちの一部の端子がフラット配線材の導体に接触
し、かつ第1又は第2基板の基板上回路の少なくとも一
方に接触しているとともに、その他の端子の少なくとも
一つが第1および第2基板の基板上回路にのみ接触して
いるものである(請求項5)。
【0016】この構造によれば、一種類の端子のみを収
納した一つの基板用コネクタだけでフラット配線材を第
1又は第2基板のいずれの基板上回路に対しても直接接
続することができ、さらに両基板の基板上回路同士を直
接接続することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0018】なお、以下の説明においては、従来技術で
説明したオーディオ機器におけるCDプレーヤーの電気
的接続構造として本発明を適用した例について説明する
ものとする。従って、従来技術と共通する部材について
は同一の符号を付して詳しい説明を省略し、以下、相違
点について詳述することにする。
【0019】図1は、CDプレーヤー14を模式的に示
している。この図に示すようにCDプレーヤー14は、
プレーヤー本体14aを有し、このプレーヤー本体14
aの下端部に、制御用基板であるメイン基板14bとサ
ブ基板14cとを積層状態で備えている。
【0020】メイン基板14bの端部裏側には、基板用
コネクタ20が実装されている。この基板用コネクタ2
0には前後2つの接続部が設けられており、前側(図1
では左側)の接続部(配線材用接続部)に各プレーヤー
同士を接続するフラット配線材1の後記プラグコネクタ
4が差込まれる一方、後側の接続部(基板用接続部)に
前記サブ基板14cが差込まれるようになっている。
【0021】詳しく説明すると、基板側コネクタ20
は、図2および図3に示すようにサブ基板14cの幅寸
法に対応した幅をもつコネクタハウジング22(以下、
ハウジング22と略す)を有し、このハウジング22内
には、その長手方向(すなわち幅方向)に多数の端子収
納室24が並設され、各端子収納室24内に端子26が
収納されている。
【0022】各端子収納室24内に収納される端子26
は全て同一形状とされている。具体的には、上下方向に
延びる主軸部27aと、この主軸部27aの下端部近傍
から前後両側にそれぞれ延びる接続用撓み片27b(第
3接触部),27c(第2接触部)と、主軸部27aの
上端部に連設されて前後に延びる支持部27dと、この
支持部27dの後側の端部に連設される脚部27e(第
1接触部)とを有した形状とされ、図2(a)に示すよ
うにハウジング22の前側の差込口22aからフラット
配線材1が差込まれると、前側の接続用撓み片27bと
支持部27dとによりフラット配線材1を挟持するとと
もに、後述するように接続用撓み片27bおよび支持部
27dがフラット配線材1の導体に接触し、また、後側
の差込口22bからサブ基板14cの端部が差込まれる
と、後側の接続用撓み片27cと支持部27dとにより
サブ基板14cを挟持するとともに、サブ基板14c上
のランド(基板上回路)に接続用撓み片27cが接触し
得るようになっている。また、上記脚部27eが回路基
板14b上のランド(基板上回路)にはんだ等で接続さ
れ得るようになっている。
【0023】なお、フラット配線材1は、例えばFFC
(Flexible Flat Cable)からなり(以下、FFC1と
いう)、その途中部分にはプラグコネクタ4が構成され
ている。プラグコネクタ4は、図2(a)に示すように
FFC1の途中で外部シースの一部を除去することによ
り導体を外部露出させ、さらに該部分をコアプレート3
に添わせてU字型に折曲固定することにより構成されて
おり、基板用コネクタ20に対しては、図2(b)に示
すようにプラグコネクタ4を前側の差込口22aからハ
ウジング22内に差込むようになっている。このように
するとコアプレート3の部分が接続用撓み片27cと支
持部27dとで挟持されるとともに、FFC1の導体2
に対して接続用撓み片27bおよび支持部27dが接触
することとなる。
【0024】なお、当実施形態において、上記基板用コ
ネクタ20のハウジング22には、図3に示すように、
FFC1の極数よりも多くの端子収納室24が形成され
ており、全ての端子収納室24内に上記端子26が収納
されている。これら端子収納室24のうち、FFC1に
対応する部分以外の端子収納室24(つまりFFC1を
差込む部分以外の端子収納室24)については差込口2
2aが設けられておらず、従って、当該端子収納室24
に収納された端子26は、FFC1に接続されることな
く、接続用撓み片27cおよび上記脚部27eを介して
メイン基板14b又はサブ基板14cとのみ接続され得
るようになっている。つまり、端子26のうちFFC1
に対応する部分の端子26がFFC1とメイン基板14
b又はサブ基板14cとを接続する配線材接続用の端子
となり、それ以外の端子26が基板14b,14c同士
を接続する基板接続用の端子となっている。以下、これ
に準じ、端子26のうちFFC1に接続される端子26
を配線材接続用の端子26とよび、それ以外の端子26
を基板接続用の端子26とよぶことにする。
【0025】これらの端子26のうち、配線材接続用の
端子26は、メイン基板14b又はサブ基板14cに対
して選択的に接続されている。
【0026】具体的に説明すると、配線材接続用の端子
26のうち一部の端子26については、図4(a)に示
すように、メイン基板14b側に当該端子26に対応す
るランド15が形成され、端子26の上記脚部27eが
このランド15にはんだ付け等により接続されている。
この端子26については、サブ基板14c側に対応する
ランドは設けられず、従って、FFC1の導体2が端子
26を介してメイン基板14bの回路にのみ直接(すな
わち、サブ基板14cを介すことなく)接続されてい
る。
【0027】また、その他の配線材接続用の端子26に
ついては、図4(b)に示すように、サブ基板14c側
に当該端子26に対応するランド17が形成され、端子
26の接続用撓み片27cがこのランド17に接触した
状態とされている。この端子26については、上記とは
逆に、メイン基板14b側には対応するランドは設けら
れず、従って、FFC1の導体2は端子26を介してサ
ブ基板14cの回路にのみ直接(すなわち、メイン基板
14bを介すことなく)接続されている。
【0028】一方、基板接続用の端子26については、
図4(c)に示すように、両基板14b,14cにこれ
らの端子26に対応するランド15,17が形成され、
端子26の脚部27eがはんだ付け等によりランド15
に接続されるとともに、端子26の接続用撓み片27c
が当該ランド17に接触した状態とされている。これに
より、メイン基板14bの回路とサブ基板14cの回路
とが端子26を介して接続されている。
【0029】つまり、FFC1からメイン基板14bに
入力される信号等のうちサブ基板14cを経由させる必
要がない信号等、あるいはメイン基板14bからFFC
1に出力される信号等のうちサブ基板14cを経由させ
る必要がない信号等を送信するFFC1の導体2につい
ては、これに対応する端子26が、図4(a)に示すよ
うにメイン基板14bの回路にのみ接続されることによ
り、該信号が直接メイン基板14bに対して入出力され
るようになっている。また、メイン基板14bとサブ基
板14cとの間で送受信する信号等については、図4
(c)に示すように端子26がメイン基板14bおよび
サブ基板14cの回路にのみ接続されることにより、両
基板14b,14c間で当該信号の送受信が可能となっ
ている。
【0030】このように上記CDプレーヤー14におけ
る電気的接続構造によれば、FFC1の各導体2を基板
14b,14cのいずれに対しても直接(他の基板を介
することなく)接続することができ、また基板14b,
14c同士を相互に電気的に接続することができるの
で、例えば、FFC1を介してCDプレーヤー14に入
力する信号のうち、特定の信号については該信号を直接
メイン基板14b(又はサブ基板14c)に入力し、ま
た別の信号については該信号を一旦サブ基板14c(又
はメイン基板14b)に入力した後、ここで処理してか
らメイン基板14b(サブ基板14c)に出力すること
ができる。従って、全ての信号等を一旦サブ基板14c
を経由させる従来の構造のように、サブ基板14cに所
謂スルー回路を設ける必要がなくなり、その分、サブ基
板14c上の回路数を削減することができる。
【0031】しかも、同一構成の端子26のみを収納し
た一つの基板用コネクタ20によって上述のようにFF
C1の各導体2を基板14b,14cに対して直接接続
し、また基板14b,14c同士を相互に接続するよう
に構成されているので、コネクタを一つに集約した合理
的な構造が達成される。
【0032】従って、この電気的接続構造によれば、前
記のようなサブ基板14cにおける回路数の削減および
コネクタの集約化を通じて、この種の電気的接続構造を
安価に提供することができるという効果がある。
【0033】なお、ここに示した電気的接続構造は、本
発明に係る電気的接続構造の一の実施の形態であって、
その具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適
宜変更可能であり、例えば、以下のような態様を採るこ
ともできる。
【0034】 基板用コネクタ20をメイン基板14
bに実装して取付ける以外に、例えば、基板用コネクタ
20にメイン基板用の接続部(基板用接続部)をさらに
設け、基板用コネクタ20に対してメイン基板14bを
サブ基板14cと同様に差込み固定するようにしてもよ
い。例えば、図5に示すように、基板用コネクタ20の
ハウジング22に両基板14b,14cを互いに平行な
状態で差込み可能な共通の差込口22bを設ける一方、
端子26として、主軸部27aを上側に延設してその上
端部に後側に向って延びる接続用撓み片27fをさらに
設けた端子26を収納し、後側の差込口22bから両基
板14b,14cの端部を差込むと、上側の接続用撓み
片27fと支持部27dとによりメイン基板14bが、
下側の接続用撓み片27cと支持部27dとによりサブ
基板14cがそれぞれ挟持されて、メイン基板14b上
のランド(基板上回路)に接続用撓み片27fが、サブ
基板14c上のランド(基板上回路)に接続用撓み片2
7cがそれぞれ接触するように構成することができる。
この構成によれば、メイン基板14bを基板用コネクタ
20に差込むだけの操作で、メイン基板14bに対して
基板用コネクタ20を簡単に取りつけることができると
いう効果がある。
【0035】 上記実施形態では、フラット配線材1
として、FFCを用いるとともに、このFFCの途中部
分にプラグコネクタ4を構成し、該プラグコネクタ4を
基板用コネクタ20に差込むようにしているが、例えば
FFCの末端で導体を露出させ、該末端部分を基板用コ
ネクタ20に差込むことによりFFC1を基板用コネク
タ20に接続するようにしてもよい。また、フラット配
線材として、FFC以外にフラットケーブル、リボン電
線、FPC(Flexible Printed Circuit)等を用いるよ
うにしてもよい。
【0036】 上記実施形態では、電気モジュールの
一例として、オーディオ機器の一つであるCDプレーヤ
ー14に本発明の電気的接続構造を適用したが、本発明
の電気的接続構造は、勿論、これ以外の電気モジュール
についても適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の基板用コ
ネクタは、第1基板と第2基板のうち一方側の基板(第
1基板)に基板用コネクタを固定し、この基板用コネク
タにフラット配線材および第2基板を差込むことによ
り、基板用コネクタに収納された端子を介してフラット
配線材の各導体を第1又は第2基板のいずれに対しても
直接接続でき、また、両基板同士を相互に接続できるよ
うにしたので、従来のように、一方側の基板に所謂スル
ー回路を設ける必要がなくなり、これにより基板の回路
数を削減することができる。しかも、同一構成の端子の
みを収納した一つの基板用コネクタにより上述のように
フラット配線材の各導体を各基板に対して接続し、また
両基板同士を相互に接続することができるようにしたの
で、接続用部材を一つに集約した合理的な構成を達成す
ることができる。
【0038】従って、このような基板の回路数の削減お
よび接続用部材の集約化を通じて、この種の電気的接続
構造を安価に提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気的接続構造が適用されるCD
プレーヤーを示す模式図である。
【図2】CDプレーヤーのメイン基板に固定される基板
用コネクタとこの基板用コネクタに接続されるサブ基板
およびフラット配線材を示す断面図である((a)は、
フラット配線材を接続する前の状態、(b)はフラット
配線材を接続した状態を示す)。
【図3】CDプレーヤーのメイン基板に固定される基板
用コネクタとこの基板用コネクタに接続されるサブ基板
およびフラット配線材を示す平面図(一部断面図)であ
る。
【図4】基板用コネクタに収納される端子のメイン基板
等との接続状態を示す断面図である。
【図5】基板用コネクタの変形例を示す断面図である。
【図6】車載用オーディオユニットを示す斜視図であ
る。
【図7】車載用オーディオユニットに含まれるCDプレ
ーヤーを示す模式図(側面図)である。
【符号の説明】
1 フラット配線材;FFC 2 導体 3 コアプレート 4 プラグコネクタ 14 CDプレーヤー 14a プレーヤー本体 14b メイン基板 14c サブ基板 20 基板用コネクタ 22 ハウジング 22a,22b 差込口 26 端子 27b,27c 接続用撓み片(第3接触部,第2接触
部) 27e 脚部(第1接触部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 23/68 303C (72)発明者 岡村 憲知 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 境 茂樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 平井 宏樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 AA18 AA26 BB09 BB22 BB23 BB27 CC02 CC23 CC24 DD28 EE12 EE21 HH05 HH08 HH18 HH30 5E344 AA01 BB03 BB04 CC23 CD18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基板と第2基板を電気的に接続する
    とともに、これらの基板に対してフラット配線材を電気
    的に接続する基板用コネクタであって、 前記フラット配線材を差込み可能な配線材用接続部と第
    2基板の端部を差込み可能な基板用接続部とを有し、か
    つ前記第1基板に固定可能に構成されるハウジングと、
    このハウジングに保持される複数の端子とを備え、各端
    子は、第1基板の基板上回路に接触可能な第1接触部
    と、前記基板用接続部に差込まれた第2基板の基板上回
    路に接触可能な第2接触部と、前記配線材用接続部に差
    込まれたフラット配線材の各導体に接触可能な第3接触
    部とを有していることを特徴とする基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板用コネクタにおい
    て、 前記基板用コネクタは、第1基板を差込み可能な基板用
    接続部をさらに備えるとともに、ここに差込まれた第1
    基板の基板上回路に対して前記第1接触部が接触可能に
    構成されるものであって、該基板用接続部に第1基板が
    差込まれた状態で第1基板に対して固定されることを特
    徴とする基板用コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の基板用コネクタにおい
    て、 前記基板用コネクタに、第1基板および第2基板の基板
    用接続部として両基板を互いに平行な状態で差込み可能
    な共通の基板用接続部が設けられていることを特徴とす
    る基板用コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の基板用コネクタにおい
    て、 前記端子に第1基板および第2基板を支持する支持部が
    設けられるとともに、第1および第2接触部がこの支持
    部の両側に設けられ、前記支持部と第1接触部の間に第
    1基板が差込まれる一方、前記支持部と第2接触部との
    間に第2基板が差込まれるように前記端子が形成されて
    いることを特徴とする基板用コネクタ。
  5. 【請求項5】 第1基板と第2基板を電気的に接続する
    とともに、これらの基板に対してフラット配線材を電気
    的に接続する構造であって、 第1基板に前記請求項1乃至4の何れかに記載の基板用
    コネクタが固定されるとともに、この基板用コネクタの
    基板用接続部および配線材用接続部にそれぞれ第2基板
    およびフラット配線材がそれぞれ差込まれ、前記端子の
    うちの一部の端子がフラット配線材の導体に接触し、か
    つ第1又は第2基板の基板上回路の少なくとも一方に接
    触しているとともに、その他の端子の少なくとも一つが
    第1および第2基板の基板上回路にのみ接触しているこ
    とを特徴とする電気的接続構造。
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