JP4041275B2 - 基板用コネクタおよび電気的接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の基板(回路基板)をもつオーディオ機器等の電気モジュールにおいて、その基板同士を電気的に接続するとともに、これらの基板に対してフラット配線材を電気的に接続するのに適した基板用コネクタおよび同コネクタを用いた電気的接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば自動車のインストゥルメントパネルへのオーディオ機器等の組付け構造として、図6に示すように筐体10の内部に主制御基板12、CDプレーヤー14、MDプレーヤー16およびCS(カセット)プレーヤー18を上下に収納し、各プレーヤー14同士や主制御基板12とをその背面側でフラット配線材を介して接続することが行われている。
【0003】
このようなオーディオ機器等においては、プレーヤー14等の平面的な省スペース化を図る等の目的から、各プレーヤー14等の制御基板を分割して積層配置することが行われており、例えば、CDプレーヤー14の場合には、制御用の基板として、図7に示すようにプレーヤー本体14aに内蔵されるメイン基板14bと、このメイン基板14bの下側に外部露出する状態で積層配置されるサブ基板14cとが設けられ、コネクタ15a,15bを介して両基板14b,14cが接続されるとともに、サブ基板14cに設けられたコネクタ15cに上記フラット配線材が接続されるように構成されている。そして、電力や各種の制御信号がフラット配線材を通じてまずサブ基板14cに入力され、必要な信号がサブ基板14cに搭載されたマイコン等で処理された後にコネクタ15a,15bを通じてメイン基板14bに出力されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来のCDプレーヤー14の電気的な接続構造では、サブ基板14cで処理することなくそのままメイン基板14bに出力すればよい信号等(例えば電力)も一旦サブ基板14cを経由させているため、サブ基板14cにはその信号を素通りさせるための所謂スルー回路が必要となり、その結果、サブ基板14c上の回路数が増えて、サブ基板14cの低廉化を妨げる原因の一つとなっている。従って、この点を改善することが望まれている。
【0005】
また、フラット配線材とサブ基板14cとの接続および両基板14b,14c同士の接続に、少なくとも3つのコネクタ15a,15b,15cが必要となるため、これを集約して接続に必要な部材を削減することも望まれている。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、合理的な構造で、2枚の基板を電気的に接続するとともに、これらの基板に対してフラット配線材を電気的に接続できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、第1基板と第2基板を電気的に接続するとともに、これらの基板に対してフラット配線材を電気的に接続する基板用コネクタであって、フラット配線材を差込み可能な配線材用接続部と第2基板の端部を差込み可能な基板用接続部とを有し、かつ第1基板の面上に固定可能に構成されるハウジングと、このハウジングに保持される複数の端子とを備え、前記各接続部は、前記フラット配線材および前記第2基板を、前記第1基板に沿って互いに反対側から前記ハウジングに差込むように設けられ、各端子は、第1基板の基板上回路に接触可能な第1接触部と、前記基板用接続部に差込まれた第2基板の基板上回路に接触可能な第2接触部と、前記配線材用接続部に差込まれたフラット配線材の各導体に接触可能な第3接触部とを有しているものである(請求項1)。
【0008】
この基板用コネクタによると、該コネクタを第1基板に固定して、収納端子のうち一部の端子を第3接触部を介してフラット配線材の導体に接触させ、かつ第1又は第2接触部を介して第1又は第2基板の基板上回路の少なくとも一方に接触させるようにすれば、これらの端子を介してフラット配線材の導体を第1基板又は第2基板の少なくとも一方の基板上回路に対して直接(すなわち他の基板を介すことなく)接続することができる。また、その他の端子のうちの少なくとも一つを第1および第2接触部を介して第1および第2基板の基板上回路にのみ接触させるようにすれば、その端子を介して両基板の基板上回路同士を相互に接続することができる。つまり、一種類の端子のみを収納した一つの基板用コネクタだけでフラット配線材を第1又は第2基板のいずれの基板上回路に対しても直接接続することができ、さらに両基板の基板上回路同士を直接接続することもできるようになる。
【0009】
この基板用コネクタにおいては、第1基板を差込み可能な基板用接続部をさらに設けるとともに、ここに差込まれた第1基板の基板上回路に対して第1接触部が接触可能となるように端子を構成することにより、該基板用接続部に第1基板を差込んだ状態で基板用コネクタを第1基板に対して固定できるようにするのが好ましい(請求項2)。
【0010】
この構成によれば、第1基板を基板用コネクタに差込むだけの操作で、第1基板に対して基板用コネクタを容易に固定できるようになる。
【0011】
この場合、基板用コネクタに、第1基板および第2基板の基板用接続部として両基板を互いに平行な状態で差込み可能な共通の基板用接続部を設けるのがより好ましい(請求項3)。
【0012】
この構成によれば、基板用接続部が共通化されることによりハウジング形状が簡素な形状となり、これによりコネクタハウジングの製作性が向上する。
【0013】
さらに、第1基板および第2基板を支持する支持部を端子に設けるとともに、第1および第2接触部をこの支持部の両側に設け、前記支持部と第1接触部の間に第1基板を差込む一方、支持部と第2接触部との間に第2基板を差込むように端子を形成するようにしてもよい(請求項4)。
【0014】
このようにすれば、各基板を共通の支持部で保持(挟持)する合理的な端子構成が達成される。
【0015】
一方、本発明の電気的接続構造は、第1基板と第2基板を電気的に接続するとともに、これらの基板に対してフラット配線材を電気的に接続する構造であって、第1基板に上記請求項1乃至4の何れかに記載の基板用コネクタが固定されるとともに、この基板用コネクタの基板用接続部および配線材用接続部にそれぞれ第2基板およびフラット配線材がそれぞれ差込まれ、各端子のうちの一部の端子がフラット配線材の導体に接触し、かつ第1又は第2基板の基板上回路の少なくとも一方に接触しているとともに、その他の端子の少なくとも一つが第1および第2基板の基板上回路にのみ接触しているものである(請求項5)。
【0016】
この構造によれば、一種類の端子のみを収納した一つの基板用コネクタだけでフラット配線材を第1又は第2基板のいずれの基板上回路に対しても直接接続することができ、さらに両基板の基板上回路同士を直接接続することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0018】
なお、以下の説明においては、従来技術で説明したオーディオ機器におけるCDプレーヤーの電気的接続構造として本発明を適用した例について説明するものとする。従って、従来技術と共通する部材については同一の符号を付して詳しい説明を省略し、以下、相違点について詳述することにする。
【0019】
図1は、CDプレーヤー14を模式的に示している。この図に示すようにCDプレーヤー14は、プレーヤー本体14aを有し、このプレーヤー本体14aの下端部に、制御用基板であるメイン基板14bとサブ基板14cとを積層状態で備えている。
【0020】
メイン基板14bの端部裏側には、基板用コネクタ20が実装されている。この基板用コネクタ20には前後2つの接続部が設けられており、前側(図1では左側)の接続部(配線材用接続部)に各プレーヤー同士を接続するフラット配線材1の後記プラグコネクタ4が差込まれる一方、後側の接続部(基板用接続部)に前記サブ基板14cが差込まれるようになっている。
【0021】
詳しく説明すると、基板側コネクタ20は、図2および図3に示すようにサブ基板14cの幅寸法に対応した幅をもつコネクタハウジング22(以下、ハウジング22と略す)を有し、このハウジング22内には、その長手方向(すなわち幅方向)に多数の端子収納室24が並設され、各端子収納室24内に端子26が収納されている。
【0022】
各端子収納室24内に収納される端子26は全て同一形状とされている。具体的には、上下方向に延びる主軸部27aと、この主軸部27aの下端部近傍から前後両側にそれぞれ延びる接続用撓み片27b(第3接触部),27c(第2接触部)と、主軸部27aの上端部に連設されて前後に延びる支持部27dと、この支持部27dの後側の端部に連設される脚部27e(第1接触部)とを有した形状とされ、図2(a)に示すようにハウジング22の前側の差込口22aからフラット配線材1が差込まれると、前側の接続用撓み片27bと支持部27dとによりフラット配線材1を挟持するとともに、後述するように接続用撓み片27bおよび支持部27dがフラット配線材1の導体に接触し、また、後側の差込口22bからサブ基板14cの端部が差込まれると、後側の接続用撓み片27cと支持部27dとによりサブ基板14cを挟持するとともに、サブ基板14c上のランド(基板上回路)に接続用撓み片27cが接触し得るようになっている。また、上記脚部27eが回路基板14b上のランド(基板上回路)にはんだ等で接続され得るようになっている。
【0023】
なお、フラット配線材1は、例えばFFC(Flexible Flat Cable)からなり(以下、FFC1という)、その途中部分にはプラグコネクタ4が構成されている。プラグコネクタ4は、図2(a)に示すようにFFC1の途中で外部シースの一部を除去することにより導体を外部露出させ、さらに該部分をコアプレート3に添わせてU字型に折曲固定することにより構成されており、基板用コネクタ20に対しては、図2(b)に示すようにプラグコネクタ4を前側の差込口22aからハウジング22内に差込むようになっている。このようにするとコアプレート3の部分が接続用撓み片27cと支持部27dとで挟持されるとともに、FFC1の導体2に対して接続用撓み片27bおよび支持部27dが接触することとなる。
【0024】
なお、当実施形態において、上記基板用コネクタ20のハウジング22には、図3に示すように、FFC1の極数よりも多くの端子収納室24が形成されており、全ての端子収納室24内に上記端子26が収納されている。これら端子収納室24のうち、FFC1に対応する部分以外の端子収納室24(つまりFFC1を差込む部分以外の端子収納室24)については差込口22aが設けられておらず、従って、当該端子収納室24に収納された端子26は、FFC1に接続されることなく、接続用撓み片27cおよび上記脚部27eを介してメイン基板14b又はサブ基板14cとのみ接続され得るようになっている。つまり、端子26のうちFFC1に対応する部分の端子26がFFC1とメイン基板14b又はサブ基板14cとを接続する配線材接続用の端子となり、それ以外の端子26が基板14b,14c同士を接続する基板接続用の端子となっている。以下、これに準じ、端子26のうちFFC1に接続される端子26を配線材接続用の端子26とよび、それ以外の端子26を基板接続用の端子26とよぶことにする。
【0025】
これらの端子26のうち、配線材接続用の端子26は、メイン基板14b又はサブ基板14cに対して選択的に接続されている。
【0026】
具体的に説明すると、配線材接続用の端子26のうち一部の端子26については、図4(a)に示すように、メイン基板14b側に当該端子26に対応するランド15が形成され、端子26の上記脚部27eがこのランド15にはんだ付け等により接続されている。この端子26については、サブ基板14c側に対応するランドは設けられず、従って、FFC1の導体2が端子26を介してメイン基板14bの回路にのみ直接(すなわち、サブ基板14cを介すことなく)接続されている。
【0027】
また、その他の配線材接続用の端子26については、図4(b)に示すように、サブ基板14c側に当該端子26に対応するランド17が形成され、端子26の接続用撓み片27cがこのランド17に接触した状態とされている。この端子26については、上記とは逆に、メイン基板14b側には対応するランドは設けられず、従って、FFC1の導体2は端子26を介してサブ基板14cの回路にのみ直接(すなわち、メイン基板14bを介すことなく)接続されている。
【0028】
一方、基板接続用の端子26については、図4(c)に示すように、両基板14b,14cにこれらの端子26に対応するランド15,17が形成され、端子26の脚部27eがはんだ付け等によりランド15に接続されるとともに、端子26の接続用撓み片27cが当該ランド17に接触した状態とされている。これにより、メイン基板14bの回路とサブ基板14cの回路とが端子26を介して接続されている。
【0029】
つまり、FFC1からメイン基板14bに入力される信号等のうちサブ基板14cを経由させる必要がない信号等、あるいはメイン基板14bからFFC1に出力される信号等のうちサブ基板14cを経由させる必要がない信号等を送信するFFC1の導体2については、これに対応する端子26が、図4(a)に示すようにメイン基板14bの回路にのみ接続されることにより、該信号が直接メイン基板14bに対して入出力されるようになっている。また、メイン基板14bとサブ基板14cとの間で送受信する信号等については、図4(c)に示すように端子26がメイン基板14bおよびサブ基板14cの回路にのみ接続されることにより、両基板14b,14c間で当該信号の送受信が可能となっている。
【0030】
このように上記CDプレーヤー14における電気的接続構造によれば、FFC1の各導体2を基板14b,14cのいずれに対しても直接(他の基板を介することなく)接続することができ、また基板14b,14c同士を相互に電気的に接続することができるので、例えば、FFC1を介してCDプレーヤー14に入力する信号のうち、特定の信号については該信号を直接メイン基板14b(又はサブ基板14c)に入力し、また別の信号については該信号を一旦サブ基板14c(又はメイン基板14b)に入力した後、ここで処理してからメイン基板14b(サブ基板14c)に出力することができる。従って、全ての信号等を一旦サブ基板14cを経由させる従来の構造のように、サブ基板14cに所謂スルー回路を設ける必要がなくなり、その分、サブ基板14c上の回路数を削減することができる。
【0031】
しかも、同一構成の端子26のみを収納した一つの基板用コネクタ20によって上述のようにFFC1の各導体2を基板14b,14cに対して直接接続し、また基板14b,14c同士を相互に接続するように構成されているので、コネクタを一つに集約した合理的な構造が達成される。
【0032】
従って、この電気的接続構造によれば、前記のようなサブ基板14cにおける回路数の削減およびコネクタの集約化を通じて、この種の電気的接続構造を安価に提供することができるという効果がある。
【0033】
なお、ここに示した電気的接続構造は、本発明に係る電気的接続構造の一の実施の形態であって、その具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であり、例えば、以下のような態様を採ることもできる。
【0034】
▲1▼ 基板用コネクタ20をメイン基板14bに実装して取付ける以外に、例えば、基板用コネクタ20にメイン基板用の接続部(基板用接続部)をさらに設け、基板用コネクタ20に対してメイン基板14bをサブ基板14cと同様に差込み固定するようにしてもよい。例えば、図5に示すように、基板用コネクタ20のハウジング22に両基板14b,14cを互いに平行な状態で差込み可能な共通の差込口22bを設ける一方、端子26として、主軸部27aを上側に延設してその上端部に後側に向って延びる接続用撓み片27fをさらに設けた端子26を収納し、後側の差込口22bから両基板14b,14cの端部を差込むと、上側の接続用撓み片27fと支持部27dとによりメイン基板14bが、下側の接続用撓み片27cと支持部27dとによりサブ基板14cがそれぞれ挟持されて、メイン基板14b上のランド(基板上回路)に接続用撓み片27fが、サブ基板14c上のランド(基板上回路)に接続用撓み片27cがそれぞれ接触するように構成することができる。この構成によれば、メイン基板14bを基板用コネクタ20に差込むだけの操作で、メイン基板14bに対して基板用コネクタ20を簡単に取りつけることができるという効果がある。
【0035】
▲2▼ 上記実施形態では、フラット配線材1として、FFCを用いるとともに、このFFCの途中部分にプラグコネクタ4を構成し、該プラグコネクタ4を基板用コネクタ20に差込むようにしているが、例えばFFCの末端で導体を露出させ、該末端部分を基板用コネクタ20に差込むことによりFFC1を基板用コネクタ20に接続するようにしてもよい。また、フラット配線材として、FFC以外にフラットケーブル、リボン電線、FPC(Flexible Printed Circuit)等を用いるようにしてもよい。
【0036】
▲3▼ 上記実施形態では、電気モジュールの一例として、オーディオ機器の一つであるCDプレーヤー14に本発明の電気的接続構造を適用したが、本発明の電気的接続構造は、勿論、これ以外の電気モジュールについても適用可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の基板用コネクタは、第1基板と第2基板のうち一方側の基板(第1基板)に基板用コネクタを固定し、この基板用コネクタにフラット配線材および第2基板を差込むことにより、基板用コネクタに収納された端子を介してフラット配線材の各導体を第1又は第2基板のいずれに対しても直接接続でき、また、両基板同士を相互に接続できるようにしたので、従来のように、一方側の基板に所謂スルー回路を設ける必要がなくなり、これにより基板の回路数を削減することができる。しかも、同一構成の端子のみを収納した一つの基板用コネクタにより上述のようにフラット配線材の各導体を各基板に対して接続し、また両基板同士を相互に接続することができるようにしたので、接続用部材を一つに集約した合理的な構成を達成することができる。
【0038】
従って、このような基板の回路数の削減および接続用部材の集約化を通じて、この種の電気的接続構造を安価に提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気的接続構造が適用されるCDプレーヤーを示す模式図である。
【図2】CDプレーヤーのメイン基板に固定される基板用コネクタとこの基板用コネクタに接続されるサブ基板およびフラット配線材を示す断面図である((a)は、フラット配線材を接続する前の状態、(b)はフラット配線材を接続した状態を示す)。
【図3】CDプレーヤーのメイン基板に固定される基板用コネクタとこの基板用コネクタに接続されるサブ基板およびフラット配線材を示す平面図(一部断面図)である。
【図4】基板用コネクタに収納される端子のメイン基板等との接続状態を示す断面図である。
【図5】基板用コネクタの変形例を示す断面図である。
【図6】車載用オーディオユニットを示す斜視図である。
【図7】車載用オーディオユニットに含まれるCDプレーヤーを示す模式図(側面図)である。
【符号の説明】
1 フラット配線材;FFC
2 導体
3 コアプレート
4 プラグコネクタ
14 CDプレーヤー
14a プレーヤー本体
14b メイン基板
14c サブ基板
20 基板用コネクタ
22 ハウジング
22a,22b 差込口
26 端子
27b,27c 接続用撓み片(第3接触部,第2接触部)
27e 脚部(第1接触部)
Claims (5)
- 第1基板と第2基板を電気的に接続するとともに、これらの基板に対してフラット配線材を電気的に接続する基板用コネクタであって、
前記フラット配線材を差込み可能な配線材用接続部と第2基板の端部を差込み可能な基板用接続部とを有し、かつ前記第1基板の面上に固定可能に構成されるハウジングと、このハウジングに保持される複数の端子とを備え、
前記各接続部は、前記フラット配線材および前記第2基板を、前記第1基板に沿って互いに反対側から前記ハウジングに差込むように設けられ、
前記各端子は、第1基板の基板上回路に接触可能な第1接触部と、前記基板用接続部に差込まれた第2基板の基板上回路に接触可能な第2接触部と、前記配線材用接続部に差込まれたフラット配線材の各導体に接触可能な第3接触部とを有していることを特徴とする基板用コネクタ。 - 請求項1記載の基板用コネクタにおいて、
前記基板用コネクタは、第1基板を差込み可能な基板用接続部をさらに備えるとともに、ここに差込まれた第1基板の基板上回路に対して前記第1接触部が接触可能に構成されるものであって、該基板用接続部に第1基板が差込まれた状態で第1基板に対して固定されることを特徴とする基板用コネクタ。 - 請求項2記載の基板用コネクタにおいて、
前記基板用コネクタに、第1基板および第2基板の基板用接続部として両基板を互いに平行な状態で差込み可能な共通の基板用接続部が設けられていることを特徴とする基板用コネクタ。 - 請求項3記載の基板用コネクタにおいて、
前記端子に第1基板および第2基板を支持する支持部が設けられるとともに、第1および第2接触部がこの支持部の両側に設けられ、前記支持部と第1接触部の間に第1基板が差込まれる一方、前記支持部と第2接触部との間に第2基板が差込まれるように前記端子が形成されていることを特徴とする基板用コネクタ。 - 第1基板と第2基板を電気的に接続するとともに、これらの基板に対してフラット配線材を電気的に接続する構造であって、
第1基板に前記請求項1乃至4の何れかに記載の基板用コネクタが固定されるとともに、この基板用コネクタの基板用接続部および配線材用接続部にそれぞれ第2基板およびフラット配線材がそれぞれ差込まれ、前記端子のうちの一部の端子がフラット配線材の導体に接触し、かつ第1又は第2基板の基板上回路の少なくとも一方に接触しているとともに、その他の端子の少なくとも一つが第1および第2基板の基板上回路にのみ接触していることを特徴とする電気的接続構造。
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