JP2002119619A - ボール籠 - Google Patents

ボール籠

Info

Publication number
JP2002119619A
JP2002119619A JP2000315226A JP2000315226A JP2002119619A JP 2002119619 A JP2002119619 A JP 2002119619A JP 2000315226 A JP2000315226 A JP 2000315226A JP 2000315226 A JP2000315226 A JP 2000315226A JP 2002119619 A JP2002119619 A JP 2002119619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
ball
movable
arm
columns
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000315226A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4465098B2 (ja
Inventor
Norihiro Yuki
則博 湯木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molten Corp
Original Assignee
Molten Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molten Corp filed Critical Molten Corp
Priority to JP2000315226A priority Critical patent/JP4465098B2/ja
Publication of JP2002119619A publication Critical patent/JP2002119619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4465098B2 publication Critical patent/JP4465098B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールを取り出そうとする人の足が引っ掛か
ったり、邪魔になることがなく、そのうえ、コンパクト
に折り畳むことができるボール籠を提供することであ
る。 【解決手段】 垂直方向に立設された4つの支柱と、当
該4つの支柱の一組の2つの支柱の上端および他の一組
の2つの支柱の上端にそれぞれ中間部が旋回自在に支持
され、かつ互いに交差するように他端が当該4つの支柱
に摺動自在に設けられた4つの可動腕を備え、当該4つ
の可動腕の自由端側にボール収容手段が支持されてなる
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バレーボール、バ
スケットボール、ハンドボールなどの球技用ボールを収
容するためのボール籠に関する。さらに詳しくは、垂直
方向に立設された4つの支柱と、当該4つの支柱の一組
の2つの支柱の上端および他の一組の2つの支柱の上端
にそれぞれ中間部が旋回自在に支持され、かつ互いに交
差するように他端が当該2つの支柱に摺動自在に設けら
れた4つの可動腕を備え、当該4つの可動腕の自由端側
にボール収容手段が支持されてなるボール籠に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】かか
る球技用ボールを収容するためのボール籠として、たと
えば、特開平9−313649号公報に開示されたもの
がある(以下、「従来技術1」という)。
【0003】図12に示されているように、従来技術1
のボール籠は垂直方向に立設される4つの支柱101を
備えている。4つの支柱101は、それぞれ、外側支柱
112と該外側支柱112に入れ子式に挿入される内側
支柱111とから構成される。外側支柱112の上端に
は固定ブラケット102が設けられており、外側支柱1
12の下部には移動ブラケット103が摺動自在に設け
られている。外側支柱の上端の固定ブラケット102
と、該外側支柱に隣接する外側支柱の下部の移動ブラケ
ット103とに旋回自在に連結されたX状アームが設け
られている。また、支柱101の内側支柱の上部と当該
支柱101の外側支柱に設けられた移動ブラケット10
3とは連結棒105により接続されている。
【0004】このように従来技術1のボール籠は、4つ
の支柱101に囲まれた空間内に籠体107を入れるた
め、ボールの収容量を確保するためには、該空間全体を
利用する必要があり、どうしても籠体107の深さを深
くせざるを得ない。このため、籠体107内のボールの
数が減り、残り少なくなったとき、残りのボールは深底
の籠体の底にあるので、取り出しにくいという問題があ
る。
【0005】一方、図13には、他の従来技術にかかわ
るボール籠が示されている(以下、「従来技術2」とい
う)。
【0006】従来技術2のボール籠は、二組の脚20
1、202、203、204を備えている。当該二組の
脚のうちの一組201および202は、互いに交差し、
かつ交差した箇所で軸支されている。なお、これら一組
の脚201および202は垂直面を構成する。
【0007】同様に、当該二組の脚のうちの他の一組2
03および204も互いに交差し、かつ交差した箇所で
軸支されている。なお、これら他の一組の脚203およ
び204は、前記垂直面と対向する垂直面を構成する。
【0008】さらに、補助アーム205、206、20
7、208が前記二組の脚201、202、203、2
04に揺動自在に設けられている。補助アーム205の
下端は脚201の下部に揺動自在に取りつけられ、補助
アーム205の上端は脚203の上部に取りつけられ、
補助アーム206の下端は脚204の下部に揺動自在に
取りつけられ、補助アーム206の上端は脚202の上
部に取りつけられ、補助アーム207の下端は脚203
の下部に取りつけられ、補助アーム207の上端は脚2
01の上部に取りつけられ、補助アーム208の下端は
脚202の下部に揺動自在に取りつけられ、補助アーム
208の上端は脚204の上部に取りつけられている。
また、補助アーム205と補助アーム206とは交差
し、かつ交差した箇所で軸支されている。同様に、補助
アーム207と補助アーム208とは交差し、かつ交差
した箇所で軸支されている。ボールを収容する籠体は脚
201、202、203、204の自由端に支持され
る。
【0009】このように構成される従来技術2のボール
籠は、折り畳んだときに、背が高くなるという問題があ
る。
【0010】また、交差した脚または補助アームが籠体
の四周を取り囲むように交差して配列されるため、籠体
の中からボールを取り出そうとする人の足が、当該脚の
下部に引っ掛かるという問題もある。
【0011】本発明は、かかる叙上の従来技術の問題点
を解消し、ボールを取り出そうとする人の足が引っ掛か
ったり、邪魔になることがなく、そのうえ、コンパクト
に折り畳むことができるボール籠を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のボール籠は、球
技用ボールを収容するためのボール籠であって、垂直方
向に立設された4つの支柱と、当該4つの支柱の一組の
2つの支柱の上端および他の一組の2つの支柱の上端に
それぞれ中間部が旋回自在に支持され、かつ互いに交差
軸を介して交差するように下端が当該4つの支柱に摺動
自在に設けられた4つの可動腕を備え、当該4つの可動
腕の自由端側にボール収容手段が支持されてなることを
特徴とする(請求項1)。
【0013】また、本発明の球技用ボールを収容するた
めのボール籠は、脚部を構成する垂直方向に立設された
第1および第2の支柱、および該第1および第2の支柱
によって規定される面に対向する面内に、それぞれ垂直
方向に立設された第3および第4の支柱と、前記第1の
支柱の上端に中間部が旋回自在に支持され、前記第2の
支柱に下端が摺動自在に取りつけられた第1の可動腕
と、前記第2の支柱の上端に中間部が旋回自在に支持さ
れ、前記第1の支柱に下端が摺動自在に取りつけられ、
当該第1の可動腕と交差軸を介して交差する第2の可動
腕と、前記第3の支柱の上端に中間部が旋回自在に支持
され、前記第4の支柱に下端が摺動自在に取りつけられ
た第3の可動腕と、前記第4の支柱の上端に中間部が旋
回自在に支持され、前記第3の支柱に下端が摺動自在に
取りつけられ、当該第3の可動腕と交差軸を介して交差
する第4の可動腕と、前記第1の支柱の上端に一端が旋
回自在に支持され、前記第3の支柱に他端が摺動自在に
取りつけられた第1補助アームと、前記第3の支柱の上
端に一端が旋回自在に支持され、前記第1の支柱に他端
が摺動自在に取りつけられ、当該第1補助アームと交差
軸を介して交差する第2補助アームと、前記第2の支柱
の上端に中間部が旋回自在に支持され、前記第4の支柱
に他端が摺動自在に取りつけられた第3補助アームと、
前記第4の支柱の上端に一端が旋回自在に支持され、前
記第2の支柱に他端が摺動自在に取りつけられ、当該第
3補助アームと交差軸を介して交差する第4補助アーム
とからなるボール籠であって、前記第1、第2、第3お
よび第4の支柱の長さが実質的に同一であり、前記第
1、第2、第3および第4の可動腕の長さが実質的に同
一であり、前記第1、第2、第3および第4補助アーム
の長さが実質的に同一であり、前記第1、第2、第3お
よび第4の可動腕の自由端側に、ボールを収容するため
の収容手段が支持されてなるように構成することもでき
る(請求項2)。
【0014】また、前記第1、第2、第3および第4の
支柱の上端に、それぞれ前記第1、第2、第3および第
4の可動腕を支持するための軸受が設けられ、前記第
1、第2、第3および第4の可動腕の下部に摺動子が摺
動自在に設けられ、当該第2の可動腕、第1の可動腕、
第4の可動腕および第3の可動腕の下端が、それぞれ前
記第1、第2、第3および第4の支柱に設けられた摺動
子に連結されてなることが好ましい(請求項3)。
【0015】また、前記ボール収納手段の下方であっ
て、前記第1ないし第4支柱のあいだの空間において、
小物を収納するためのボックスは、前記第1ないし第4
支柱に着脱自在に取りつけられてなるようにすることが
できる(請求項4)。
【0016】
【発明の実施の形態】添付図面を参照しつつ、本発明の
実施の形態にかかわるボール籠を詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の一実施の形態にかかわるボ
ール籠の一例の使用状態を示す斜視図、図2は図1のボ
ール籠から収容ネットをはずした状態を示す正面図、図
3は図1のボール籠から収容ネットをはずした状態を示
す平面図、図4は図1のボール籠から収容ネットをはず
して畳んだ状態を示す正面図、図5は図1のボール籠か
ら収容ネットをはずして畳んだ状態を示す平面図、図6
は支柱に可動腕を支持するための軸受を示す平面図、図
7は摺動子を示す平面図、図8は図6の軸受の断面説明
図、図9は図7の摺動子の断面説明図、図10は本発明
のボール籠に適用される収納ネットの一例を示す説明
図、図11は本発明のボール籠に適用されるボックスの
一例を示す説明図である。
【0018】図1〜3を参照すると、本実施の形態のボ
ール籠1は、まず、床の上に垂直方向に立設された4つ
の支柱(すなわち、第1、第2、第3および第4の支
柱)11、12、13、14を備えている。当該4つの
支柱11、12、13、14の下端にキャスタCを設け
るとボール籠1の移動が容易になるので好ましい。
【0019】これら4つの支柱11、12、13、14
のうちの一組の支柱(すなわち、第1および第2の支
柱)11、12の上端および他の一組の支柱(すなわ
ち、第3および第4の支柱)13、14の上端には、そ
れぞれ軸受20が設けられており(図6参照)、この軸
受20により4つの可動腕(すなわち、第1、第2、第
3および第4の可動腕)21、22、23、24の中間
の部位が旋回自在に支持されている。軸受20は、支柱
11〜14の上端に、ビス81の締付により固定されて
いる(図6参照)。また、4つの可動腕21、22、2
3、24のうちの一組の可動腕(第1および第2の可動
腕)21および22は互いに交差しており、他の一組の
可動腕(第3および第4の可動腕)23および24も同
様に互いに交差している。さらに、当該一組の可動腕
(第1および第2の可動腕)21および22はピン30
により枢支されており(図2、3参照)、当該他の一組
の可動腕(第3および第4の可動腕)23および24も
ピン31により同様に枢支されている。これらのピン3
0、31が交差軸を構成する。支柱11、12、13、
14および可動腕21、22、23、24は、断面四角
形のアルミパイプにて構成することができる。
【0020】4つの支柱11、12、13、14の中間
には、それぞれ摺動子41、42、43、44が摺動自
在に設けられている。また、摺動子41には可動腕21
の一端(下位端)がピン50により枢支され、摺動子4
2には可動腕22の一端(下位端)が枢支されている
(図2参照)。同様に、摺動子43には可動腕24の一
端(下位端)がピン50により枢支され、摺動子44に
は可動腕23の一端(下位端)が枢支されている。これ
により、可動腕21、22、23、24の下端は支柱1
1、12、13、14上を摺動することができる。軸受
20および摺動子41〜44は、ナイロンなどの合成樹
脂にて形成することができる。
【0021】4つの可動腕21、22、23、24のそ
れぞれの自由端(上位端)側にボールBを収容するため
の収容ネット(ボール収容手段)60が支持されてい
る。
【0022】本実施の形態のばあい、図1に示されるよ
うに、収容ネット60の下側に小物を収容するためのボ
ックス65を設けてよいが、必須ではない。
【0023】ボール籠1は、第1、第2、第3および第
4補助アーム71、72、73および74を備えている
(図1〜3参照)。これらの第1〜第4補助アーム71
〜74も、断面四角形のアルミパイプにて構成すること
ができる。
【0024】第1補助アーム71の上端は、第1の支柱
11の上端の軸受20にピン80により旋回自在に支持
されており、第1補助アーム71の下端は、第3の支柱
13に設けられた摺動子43にピン90により旋回自在
に取りつけられている。
【0025】第2補助アーム72の上端は、第3の支柱
13の上端の軸受20にピン80により旋回自在に支持
され、第2補助アーム72の下端は、第1の支柱11に
ピン90により旋回自在に取りつけられている。第1補
助アーム71と第2補助アーム72とは互いに交差して
いる。
【0026】第3補助アーム73の上端は、第2の支柱
12の上端の軸受20にピン80により旋回自在に支持
され、第3補助アーム73の下端は、第4の支柱14に
設けられた摺動子44にピン90により旋回自在に取り
つけられている。
【0027】第4補助アーム74の下端は、第4の支柱
14の上端にピン80により旋回自在に支持され、第4
補助アーム74の下端は、第2の支柱12の下部に設け
られた摺動子42にピン90により旋回自在に取りつけ
られている。第3補助アーム73と第4補助アーム74
とは互いに交差している。
【0028】なお、第1、第2、第3および第4の支柱
11、12、13、14の長さは実質的に同一であり、
第1、第2、第3および第4の可動腕21、22、2
3、24の長さも実質的に同一であり、さらに、第1、
第2、第3および第4補助アーム71、72、73、7
4の長さも実質的に同一である。
【0029】図6および図8の(a)、(b)、(c)
(図8の(a)、(b)、(c)では、支柱11、可動
腕21および第1補助アーム71を省略)について、軸
受20の構造をさらに詳しく説明すると、参照符号82
は、支柱11〜14の上端が嵌合する孔で、ネジ孔83
にビス81が螺着されることにより、支柱11〜14に
対し軸受20が固定される。参照符号84は、孔82の
上端中央に形成されたネジ孔であり、図3に示すボック
ス65を固定するボルト86が差し込まれる。参照符号
87は、可動腕21が位置する凹所で、可動腕21、2
2の最大開放角度を規制する傾斜面88(本実施の形態
のばあい、水平線に対し33°)を有している。参照符
号89は、凹所87の側面に形成された孔で、可動腕2
1を貫通するピン91が固定される。参照符号92は、
支柱11を中心として凹所87に対し90°回転した位
置に形成された他の凹所で、第1補助アーム71が位置
し、ピン80を固定する孔93が形成されている。この
凹所92にも、第1補助アーム71の最大開放角度を規
制する傾斜面94(本実施の形態のばあい、垂直線に対
し33°)が設けられている。凹所92は、第2補助ア
ーム72と交差させるため、その支柱11からの位置
は、凹所92の幅(W)分だけ離れて設定されている。
【0030】つぎに、図7および図9の(a)、
(b)、(c)(図9の(a)、(b)、(c)では、
支柱11、可動腕21および第2補助アーム72を省
略)について、軸受20の下方に位置する摺動子41の
構造を説明する。この摺動子41は、軸受20の構造の
ほとんどの部分において同一であるが、摺動子41で
は、支柱11が位置する孔95が貫通孔とされている。
摺動子41は、軸受20に対して、表裏面を逆転した配
置で使用される。可動腕22が位置する凹所96は、可
動腕21と交差させるために、その幅(W)分だけ孔9
5から離して設定されている。逆に第2補助アーム72
が位置する凹所97は、第1補助アーム71より内側に
位置するために、孔95に近い位置に設定されている。
参照符号98は、可動腕22を支持するピン50が貫通
する孔、参照符号99は、第2補助アーム72を支持す
るピン90が貫通する孔である。
【0031】図10は、収容ネット60のの構造を示
し、カンバス布などの織布を縫い合せて略舟型の形状に
形成され、四隅の傾斜部分に布を折り込んで形成した孔
120が設けられている。この孔120に可動腕21〜
24の自由端側が通され、ネット60は、これに着脱自
在に取りつけられる。
【0032】図11は、ボックス65の構造を示し、ネ
ット60と同様カンバス布などの職布を縫い合せて、上
方を開放した略直方体に形成されている。参照符号85
は、四隅の上端に取りつけられた前述のベルトで、その
上端にボルト86(図3、5参照)を通す孔121が形
成されている。参照符号122は、ボックス65の四隅
の下端に取りつけられた面状ファスナーで、支柱11〜
14に巻きつけられる。このボックス65には、ボール
以外の小物、たとえばタオル、テーピング用テープ、救
急用品、ドリンクボトル、作戦盤等が収納される。
【0033】本実施の形態にかかわるボール籠1は、叙
上のように、ボール籠1を構成している部品の点数が比
較的多いが、図4〜5に示されているように、たとえボ
ックス65を備えていても、きわめてコンパクトに折り
たたむことができる。
【0034】
【発明の効果】本発明のボール籠は、垂直方向に立設さ
れた4つの支柱と、当該4つの支柱の一組の2つの支柱
の上端および他の一組の2つの支柱の上端にそれぞれ中
間部が旋回自在に支持され、かつ互いに交差するように
他端が当該4つの支柱に摺動自在に設けられた4つの可
動腕を備えてなる構成であるので、ボールを取り出そう
とする人の足が引っ掛かかたり、邪魔になることがな
く、そのうえ、コンパクトに折り畳むことができる。
【0035】本発明によれば、X字状に交差した可動腕
を4本の支柱で支持する構造としたから、強固な枠体構
造が得られ、それゆえ、可動腕および支柱自体は軽量な
材料、たとえば、アルミパイプの使用が可能になり、軽
量化を図ることができる。具体的には、図13に示す従
来構造では、構造上強度が充分ではないために、支柱な
どに鉄製パイプを使用する必要があり、重くならざるを
得ず、同一容量のボール籠で従来構造のものは重量が約
6kgであるのに対して、本発明のばあいは約4kgと
軽量である。
【0036】また、本発明によれば、X字状に交差する
可動腕の交差点より上方部分、すなわちネットが位置す
る部分を、交差点より下の部分より大きく、かつその開
放角度も広くとることができる。また折り畳んだときの
高さは、本発明の場合、支柱の長さに、可動腕の支柱連
結部より上部分の長さを加えたものになるのに対し、従
来構造のものは、支柱自体の長さとなり、結果的には本
発明の構造の方を短くすることができる。
【0037】また、本発明によれば、ボール以外の小物
を入れるボックスを取りつけたことにより、ゲーム、練
習時に、これらをボールと一緒に移動できるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかわるボール籠の一
例の使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1のボール籠から収容ネットをはずした状態
を示す正面図である。
【図3】図1のボール籠から収容ネットをはずした状態
を示す平面図である。
【図4】図1のボール籠から収容ネットをはずして畳ん
だ状態を示す正面図である。
【図5】図1のボール籠から収容ネットをはずして畳ん
だ状態を示す平面図である。
【図6】支柱に可動腕を支持するための軸受を示す平面
図である。
【図7】摺動子を示す平面図である。
【図8】図6の軸受の断面説明図である。
【図9】図7の摺動子の断面説明図である。
【図10】本発明のボール籠に適用される収容ネットの
一例を示す説明図である。
【図11】本発明のボール籠に適用されるボックスの一
例を示す説明図である。
【図12】従来のボール籠の一例の構造を示す説明図で
ある。
【図13】従来のボール籠の他の例の構造を示すスケル
トン図である。
【符号の説明】
1 ボール籠 11、12、13、14 支柱 20 軸受 21、22、23、24 可動腕 30、50、80、90 ピン 41、42、43、44 摺動子 60 収容ネット 65 ボックス 71 第1補助アーム 72 第2補助アーム 73 第3補助アーム 74 第4補助アーム 85 ピン C キャスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球技用ボールを収容するためのボール籠
    であって、垂直方向に立設された4つの支柱と、当該4
    つの支柱の一組の2つの支柱の上端および他の一組の2
    つの支柱の上端にそれぞれ中間部が旋回自在に支持さ
    れ、かつ互いに交差軸を介して交差するように下端が当
    該4つの支柱に摺動自在に設けられた4つの可動腕を備
    え、当該4つの可動腕の自由端側にボール収容手段が支
    持されてなるボール籠。
  2. 【請求項2】 脚部を構成する垂直方向に立設された第
    1および第2の支柱、および該第1および第2の支柱に
    よって規定される面に対向する面内に、それぞれ垂直方
    向に立設された第3および第4の支柱と、前記第1の支
    柱の上端に中間部が旋回自在に支持され、前記第2の支
    柱に下端が摺動自在に取りつけられた第1の可動腕と、
    前記第2の支柱の上端に中間部が旋回自在に支持され、
    前記第1の支柱に下端が摺動自在に取りつけられ、当該
    第1の可動腕と交差軸を介して交差する第2の可動腕
    と、前記第3の支柱の上端に中間部が旋回自在に支持さ
    れ、前記第4の支柱に下端が摺動自在に取りつけられた
    第3の可動腕と、前記第4の支柱の上端に中間部が旋回
    自在に支持され、前記第3の支柱に下端が摺動自在に取
    りつけられ、当該第3の可動腕と交差軸を介して交差す
    る第4の可動腕と、前記第1の支柱の上端に一端が旋回
    自在に支持され、前記第3の支柱に他端が摺動自在に取
    りつけられた第1補助アームと、前記第3の支柱の上端
    に一端が旋回自在に支持され、前記第1の支柱に他端が
    摺動自在に取りつけられ、当該第1補助アームと交差軸
    を介して交差する第2補助アームと、前記第2の支柱の
    上端に一端が旋回自在に支持され、前記第4の支柱に他
    端が摺動自在に取りつけられた第3補助アームと、前記
    第4の支柱の上端に一端が旋回自在に支持され、前記第
    2の支柱に他端が摺動自在に取りつけられ、当該第3補
    助アームと交差軸を介して交差する第4補助アームとか
    らなる球技用ボールを収容するためのボール籠であっ
    て、前記第1、第2、第3および第4の支柱の長さが実
    質的に同一であり、前記第1、第2、第3および第4の
    可動腕の長さが実質的に同一であり、前記第1、第2、
    第3および第4補助アームの長さが実質的に同一であ
    り、前記第1、第2、第3および第4の可動腕の自由端
    側に、ボールを収容するための収容手段が支持されてな
    ることを特徴とするボール籠。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2、第3および第4の支柱
    の上端に、それぞれ前記第1、第2、第3および第4の
    可動腕を支持するための軸受が設けられ、前記第1、第
    2、第3および第4の可動腕の下部に摺動子が摺動自在
    に設けられ、当該第2の可動腕、第1の可動腕、第4の
    可動腕および第3の可動腕の下端が、それぞれ前記第
    1、第2、第3および第4の支柱に設けられた摺動子に
    連結されてなる請求項2記載のボール籠。
  4. 【請求項4】 前記ボール収納手段の下方であって、前
    記第1ないし第4支柱のあいだの空間において、小物を
    収納するためのボックスが前記第1ないし第4支柱に着
    脱自在に取りつけられてなる請求項1、2または3記載
    のボール籠。
JP2000315226A 2000-10-16 2000-10-16 ボール籠 Expired - Lifetime JP4465098B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000315226A JP4465098B2 (ja) 2000-10-16 2000-10-16 ボール籠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000315226A JP4465098B2 (ja) 2000-10-16 2000-10-16 ボール籠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002119619A true JP2002119619A (ja) 2002-04-23
JP4465098B2 JP4465098B2 (ja) 2010-05-19

Family

ID=18794366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000315226A Expired - Lifetime JP4465098B2 (ja) 2000-10-16 2000-10-16 ボール籠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4465098B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104096342A (zh) * 2013-04-01 2014-10-15 王家羚 可减少收折体积的球车
JP2015089508A (ja) * 2013-11-06 2015-05-11 家羚 王 折り畳み式ボール運搬車
JP2015213550A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 陳登癸 伸縮機能付きボール収容バッグ
CN112870676A (zh) * 2021-01-14 2021-06-01 湖南文理学院 一种滑动拼接式可增加收纳面积的篮球收纳装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104436583B (zh) * 2014-10-27 2018-03-20 湖南第一师范学院 一种排球场用支架

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104096342A (zh) * 2013-04-01 2014-10-15 王家羚 可减少收折体积的球车
JP2015089508A (ja) * 2013-11-06 2015-05-11 家羚 王 折り畳み式ボール運搬車
KR20150052776A (ko) * 2013-11-06 2015-05-14 치아-링 왕 접이식 볼 트롤리
CN104627220A (zh) * 2013-11-06 2015-05-20 王家羚 收折式球车
KR101651743B1 (ko) * 2013-11-06 2016-08-26 치아-링 왕 접이식 볼 트롤리
JP2015213550A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 陳登癸 伸縮機能付きボール収容バッグ
CN112870676A (zh) * 2021-01-14 2021-06-01 湖南文理学院 一种滑动拼接式可增加收纳面积的篮球收纳装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4465098B2 (ja) 2010-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9907405B2 (en) Collapsible, folding mattress support with a headboard and a footboard that fold out
CA1113849A (en) Collapsible support structure and devices formed therefrom
US8490227B2 (en) Play yards and methods of operating the same
TWI653014B (zh) 高大堅固的金屬床墊平臺
US20100235989A1 (en) Foldable bed frame
JP3109781U (ja) 板付きフラットウォーカーの構造
CA2182611A1 (en) Collapsible display table
US20130240815A1 (en) Corner Assembly for a Foldable Child Enclosure
JP2696392B2 (ja) 折りたたみ式テーブル及びその折りたたみ方法
KR20080003634U (ko) 접이식 테이블의 절첩 구조
JP4465098B2 (ja) ボール籠
US6575422B1 (en) Foldable frame
KR101755304B1 (ko) 휴대용 다용도 접이식 거치대
KR200396911Y1 (ko) 책상
KR20150072267A (ko) 접철식 킥보드
JP3865270B2 (ja) 支柱セット
JPH10192100A (ja) 折畳み式多連結ベッド
JP2001309997A (ja) 球技用ボール入れ籠
JP2001046175A (ja) スポーツ用具類の収納ボックス
CN215884445U (zh) 可折叠多球器
JP3141396U (ja) ハンガー掛け
JPH085641Y2 (ja) 携帯用小椅子
KR102568865B1 (ko) 절첩 기능을 개선한 접이식 평상
TWI730900B (zh) 延伸桌椅
JP2001299956A (ja) 跳躍台

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070508

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080422

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080501

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4465098

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250