JP2696392B2 - 折りたたみ式テーブル及びその折りたたみ方法 - Google Patents

折りたたみ式テーブル及びその折りたたみ方法

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JP2696392B2 JP1103618A JP10361889A JP2696392B2 JP 2696392 B2 JP2696392 B2 JP 2696392B2 JP 1103618 A JP1103618 A JP 1103618A JP 10361889 A JP10361889 A JP 10361889A JP 2696392 B2 JP2696392 B2 JP 2696392B2
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B3/00Folding or stowable tables
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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  • Legs For Furniture In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、一般的にはテーブルに関し、また更に詳し
くは片付け又は保管に際し折りたたみ式に組立てをとく
ことの可能な種類のテーブルに関する。本発明はまたそ
のような折りたたみ式テーブルの折りたたみ及び組立て
方法にも関する。
〔従来の技術〕
片付け又は保管に際し組立てをとくこと或いは折りた
たむことの可能なテーブルは良く知られている。例え
ば、「折りたたみ伸縮テーブル(Folding and Extensio
n Table)」なる発明の名称に関する米国特許第1,223,7
82号(登録日:1917年4月24日)を参照されたい。多様
な分解又は折りたたみ式のテーブルが入手可能である
が、それらはいずれも、鉄道、戦場等の模型を製作する
模型製作者の要求を万足させるものではない。それらは
いずれも、模型製作者の作品を保護する状態で折りたた
み得るようになっていない。このため、模型製作者は、
作品の製作を、典型的には、占用の空間を必要とする固
定テーブル又は固定作業台上で行っているのが現状であ
る。従って、模型作品が破壊されるおそれのない状態で
折りたたみが可能であるのみならずそれらを保護する状
態又は姿勢で保管もまた可能な分解又は折りたたみ式テ
ーブルが求められている。
〔発明の目的、構成概要及び作用効果〕
本発明は、第1の卓板を回動可能に支持する第1の支
持部材及び第2の卓板を回動可能に支持する第2の支持
部材を有する分解式又は折りたたみ式テーブル(以下折
りたたみ式テーブルと称する)を発明の対象とするもの
である。この折りたたみ式テーブルは、第1及び第2の
支持部材を連結する連結手段を有し、またこの手段は、
第1及び第2の卓板を実質的に水平な姿勢から実質的に
垂直な姿勢に回動させることを可能とする位置に設けら
れている。第1及び第2の卓板間の間隔を変化させるこ
とを可能とする機構、即ち調節手段も設けられている。
この機構又は手段は第1及び第2の支持部材又は第1及
び第2の支持部材を連結する連結手段に設けられてい
る。
本発明の1実施例によれば、第1及び第2の支持部材
の連結手段は一対の入れこ部材を含む。また、この実施
例によれば、第1及び第2の卓板間の間隔を変化させる
ことを可能とする機構は入れこ部材に設けた圧縮継手を
含む。本発明の他の実施例によれば、第1及び第2の支
持部材の連結手段は一対の固定部材を含み、また第1及
び体2の卓板間の間隔を変化させることを可能とする機
構は、第1及び第2の支持部材のそれぞれに一対設け
た、合計二対のころ組立体を有する。ころ組立体の部材
の一方は第1及び第2の支持部材に回動可能に取付けら
れ、他方は第1及び第2の卓板に固定されている。
本発明の折りたたみ式テーブルは、占用の空間を得る
必要なしに模型製作者がその工芸又は趣味工作を行うこ
とを可能とする。また、この折りたたみ式テーブルは、
折りたたんだ時には、折りたたまない状態即ち組立て状
態時に占める空間のわずかな1部分のみを占めるに過ぎ
ない。更に、本発明の折りたたみ式テーブルには足車又
はころ状車輪を取付けることが可能であり、そうすると
このテーブルを折りたたんだ状態で適宜の片付け又は保
管場所に移動させることが可能となる。
本発明の折りたたみ式テーブルは、第1及び第2の卓
板を面合わせの関係にして折りたたむことが出来る。こ
のため、模型作品の全ての部分、例えば背景、建物等を
折りたたんだ状態のテーブルにより保護することが出来
る。更に、折りたたみ式テーブルの下面は、このテーブ
ルを折りたたむと、完全に露出され、従って、通常テー
ブルの下面に行う配線又はその他の工作物のための作業
が容易となる。
更に、本発明の折りたたみ式テーブルにおいては、第
1及び第2の卓板は、実質的にそれらの重心を中心とし
て回動可能に構成されている。従って、このテーブルを
折りたたむ際及び折りたたみ状態から開く或いは広げる
際に大きな持上げ力を必要としない。このため、テーブ
ルの折りたたみ及びその広げ作業又は組立て作業を一人
の作業者で短時間に行うことが可能である。
本発明の折りたたみ式テーブルは、足車の取付けが可
能でありまた折りたたまれた状態で模型作品を保護する
ことが出来るので、競技会、展覧会等への模型作品の運
搬も非常に容易となる。更に、本発明の構成によれば、
数個のテーブルを共に接続させて一層大型の展示を行う
ことも可能となる。この効果は、模型製作者の団体、例
えば同志会等には貴重なものである。
本発明の上記以外の構成特徴及び作用効果は、以下に
行う本発明の実施例の記載から明らかとなるであろう。
〔実施例〕
本発明の充分な理解をはかり、その実施を容易とする
ために、以下添付図面を参照して本発明の好ましい実施
例の説明を記載する。
本発明の構成による折りたたみ式テーブル10が、第1
図、第2図及び第3図において、それぞれ、広げられた
或いは組立てられた状態、この状態から折りたたまれた
状態へと移る途中の状態及び折りたたまれた状態で示さ
れている。このテーブル10は第1の支持部材14により支
持された第1の卓板12を有する。第1の支持部材14は、
頂部部材16、底部部材18及び2個の側部部材20及び22を
有する、一般的に長方形の支持部材である。第1の卓板
12は、頂部部材16が円筒体である場合にはU字ボルト
(図示せず)により、それが平坦な頂面を有する部材で
ある場合にはピアノヒンジ(図示せず)により、或いは
頂部部材16の形状に応じた適宜の取付け手段により、頂
部部材16に回動可能に取付けることが出来る。側部部材
20及び22のそれぞれの下端部に足車又はころ(或いはこ
ろ状車輪)24及び25を設けることが出来る。これらの足
車又はころ24及び25は、止めレバー27及び28をかけるこ
とにより運動を不能にし位置又は姿勢を固定することの
出来る種類の公知で、購入可能なものであって良い。
第1の卓板12は、トランプのゲーム台等に見受けられ
るような、公知の一対の折りたたみ脚30及び32も有して
いる。更に、この卓板12は一対の係止ピン34及び36を有
しているが、これらは折りたたみテーブル10の片付け又
は保管時に利用されるものであり、それらについては後
に第3図を参照して更に詳しい説明を行う。また、この
卓板12は一対の係止棒又は係止板38を有しているが、第
1図にはそれらの一方のみが示されている。この係止棒
38は第4図に詳細に示されており、またこれは折りたた
み式テーブル10の折りたたみ状態時に利用される。その
機能については、後に第3図を参照して更に詳細に説明
する。
本発明の折りたたみ式テーブル10はまた第2の支持部
材14′に支持された第2の卓板12′も有している。第2
の卓板12′、第2の支持部材14′及び第2の卓板12′に
取付けられた種々の部材は、第1の卓板12に関し上述し
た部材と構造及び機能が実質的に同一である。この理由
により、第2の卓板12′、第2の支持部材14′及び第2
の卓板12′に取付けられた各種の部材の構造に関する記
載は省略するが、本発明の理解の便宜上、第1の卓板12
に関する既述の部材と同一の機能を有する部材には、同
一の数字にダッシュ又はプライム符号(′)を加えた参
照番号を付け、これにより第2の卓板12′に関連する部
材又は構成要素であることを示した。
第2の卓板12′には、第1の卓板12にはなかった継目
部部材40が設けられている。この部材40は、第2図にお
いて最も明らかなように、第1及び第2の卓板12及び1
2′の継目部を形成する第2の卓板12′の縁部に沿って
取付けられている。この部材40は、第2の卓板12′から
突出するように設けられているが、これを設ける目的は
第1及び第2の卓板12及び12′の継目部に支持又は補強
を行うためである。このため、継目部部材40は、2枚の
卓板12及び12′の継目部をたわみを起すおそれのないも
のとするのに充分な剛性を有する材料にて製造すること
が必要である。
第1の支持部材14及び第2の支持部材14′は、連結手
段により相互に接続されている。連結手段は、第1の一
対の入れこ部材42及び44と第2の一対の入れこ部材46及
び48から成る。これら二対の入れこ部材は構造及び機能
が同一であるので、それらの一方についてのみ詳細な説
明を行う。
入れこ部材42及び44の寸法関係は、一方の部材42の内
径が他方の部材44の外径よりも大で、部材44が部材42中
にすべり嵌め可能で、部材42により支承可能とするもの
である。これらの部材42及び44には従来技術或いは公知
の圧縮継手50が設けられている。この継手50は、入れこ
部材44に形成された外歯に係合可能な内歯(図示せず)
の形成された種類の装置である。また、この継手50は、
当該技術分野において周知のように内径がテーパ状とな
っており、この継手を入れこ部材44のねじにかぶせてね
じ込むと変形可能なワッシャ等(図示せず)が入れこ部
材44にきつく或いは堅く係合し、これにより入れこ部材
42に対するこの部材44の運動が防止されるようになる装
置である。このような圧縮継手装置は当該技術分野にお
いて周知であるので、これについての記載は以上にとど
める。
第1図に示されるように折りたたみ式テーブル10が折
りたたまれていない状態にある時、第1の卓板12はその
上側表面で第1の作品用表面を形成する。これと同様
に、第2の卓板12′はその上側表面で第2の作品用表面
を形成する。第3図に示されるように折りたたみ式テー
ブル10が折りたたまれた状態にある時には、第1の作品
用表面と第2の作品用表面とは面合わせ関係となってい
る。この折りたたみ式テーブル10を折りたたみ状態とす
るのに必要とする作業工程の順序については第2図を参
照して説明を記載する。
第2図には、広げられた或いは組立てられた状態から
折りたたまれた状態となる途中の折りたたみ式テーブル
10の側面図が示されている。このテーブル10を折りたた
むため、足車又はころ24及び25の止めをはずす。それか
ら、圧縮継手50及び51をゆるめ、入れこ部材42及び46に
対し入れこ部材44及び48を運動可能とする。第1の卓板
12と第1の支持部材14を矢印52の方向に引き、第1の卓
板12と第2の卓板12′の間の間隔を広げる。このように
卓板間の間隔を広げることにより、第2の卓板12′と継
目部を形成していた第1の卓板12の縁部が継目部部材40
から引き外されることになる。また、第1及び第2の卓
板12及び12′の継目部の近傍に建物(模型)或いはその
他の高い構造物のある場合には、卓板間の間隔を広げる
ことにより、第1の卓板12を回動させるための隙間が得
られる。この隙間が充分なものとなったならば、第1の
卓板12を第1の支持部材14の周囲に回動させ、第3図に
示されるように実質的に垂直な姿勢とする。第1の卓板
12の垂直姿勢時、この卓板12に設けられた係止ピン34が
側部部材22に設けられた穴54を貫通する。係止ピン34の
先端部分に穴(図示せず)が形成されていて、それにコ
ッタ等を差込み、卓板12をほぼ垂直な姿勢に固定し得る
ようになっている。以上の作業の後、折りたたみ脚30及
び32を公知のように折りたたむ。卓板12をほぼ垂直な姿
勢に固定した後、上記と同様にして第2の卓板12′を第
2の支持部材14′の周囲に回動させ、第3図に示される
ように実質的に垂直な姿勢とする。係止ピン34′が側部
部材22′の穴54′を貫通し、第2の卓板12′のほぼ垂直
な姿勢への固定が可能となる。
第1及び第2の卓板12及び12′が上述のようにそれぞ
れ垂直姿勢に固定された後、第1及び第2の支持部材14
及び14′を相互接近させることが可能である。これは、
足車24及び25は止めのはずされた状態にある一方足車又
はころ(又はころ状車輪)24′及び25′には止めがかけ
られており、また圧縮継手50及び51がゆるめた状態にあ
るので実行可能となる。第1の支持部材14を矢印52の方
向とは反対の方向に押動すると、入れこ部材44及び48が
それぞれ対応の入れこ部材42及び46内に滑り込むことに
なり、これにより第1の支持部材14が第2の支持部材1
4′に接近する。第1及び第2の支持部材14及び14′間
の間隔の変化は作品用表面上に設けられた構造物の高さ
いかんにより制限される。しかし、入れこ部材42及び46
の長さを充分に大きなもの、例えば約0.91m強(3フィ
ート)とし、第3図に示されるように入れこ部材44及び
48の全体を入れこ部材42及び46内に入れこ式に挿入し得
るように構成することが可能である。
第1及び第2の支持部材14及び14′を相互に可能な限
り接近させた後、圧縮継手50及び51を締め、足車24及び
25に止めをかける。両支持部材14及び14′を限度いっぱ
いに相互接近させた場合に、係止棒又は係止板38を利用
するのが良い。この部材38は、第4図に示されるよう
に、穴58の設けられた第1の端部56を有しており、この
穴58により第1の卓板12に回動自在に取付けられるよう
になっている。また、この部材即ち係止棒38は、その第
2の端部60に、第2の卓板12′から突出するボルト部材
41の軸部に係合可能な切欠き部62を有している。係止棒
38をボルト部材41に係合させると、折りたたみ式テーブ
ル10に相当な強度が加えられ、それを折りたたみ状態に
確実に保持することが可能となる。
折りたたみ式テーブル10を広げる或いは組立てるに
は、上述した折りたたみ時の作業工程を逆の順に行う。
即ち、第3図において、ボルト部材41から係止棒38を外
す。それから、圧縮継手50及び51をゆるめ、また足車24
及び25の止めをはずす。次に、第1の支持部材14を、第
2図において矢印52にて示される方向に引く。第1及び
第2の支持部材14及び14′の間に充分な隙間を得たなら
ば、折りたたみ脚30及び32を開き伸ばし、係止ピン34及
び36に通したコッタを抜き、第1の卓板12を実質的に垂
直な姿勢から実質的に水平な姿勢に回動させる。
第2の卓板12′の折りたたみ脚30′及び32′を伸ば
し、係止ピン34′及び36′に通したコッタを抜く。それ
から、第2の卓板12′を実質的に垂直な姿勢から実質的
に水平な姿勢に回動させる。
両卓板12及び12′が実質的に水平な姿勢となったなら
ば、第1の支持部材14を矢印52の方向とは反対の方向に
移動させ、第1の卓板12を第2の卓板12′と整合させ
る。第2図に符号64にて示されるようなピン又はだぼを
多数卓板12及び12′の一方に設け、またそれらを卓板12
及び12′の他方に設けた対応する穴65に係合させること
により両卓板12及び12′を常に正確に整合させることが
可能である。両卓板12及び12′を正確に整合させ、合体
又は接合させたならば、圧縮継手50及び51を締め、足車
24及び25に止めをかける。
本発明は、従来技術による折りたたみ式テーブルには
見い出し得ない多数の利点をもたらす。例えば、長さが
約3.04m強(10フィート)、幅が約1.82m強(6フィー
ト)の折りたたみ式テーブルの場合、その組立状態にお
いて約5.53m2強(60平方フィート)の模型作品用空間
(面積)が得られるが、このようなテーブルの場合、入
れこ部材42,44,46及び48のそれぞれの長さを約0.91m強
(約3フィート)とすることが考えられる。第3図に示
されるように折りたたみ式テーブル10が完全に折りたた
まれた状態において、このテーブル10の長さはわずかに
約0.91m強(3フィート)に過ぎない。従って、テーブ
ル10の保管に要する空間(面積)はわずかに約1.65m2
(18平方フィート)に過ぎない。長さが約3.04m強(10
フィート)のテーブルの場合、卓板12及び12′のそれぞ
れにつき、その支持部材又はその近傍で中心をとるよう
にする。このため、卓板を実質的に水平な姿勢から実質
的に垂直な姿勢へと回動させるのに大きな持上げ力を必
要とすることはなくなる。このため、テーブルの折りた
たみ及び組立ては作業者一人のみで行い得る。このよう
に操作が容易に行い得るため、テーブルの折りたたみ及
び組立ては分単位の短時間で行い得る。
折りたたみ式テーブル10が第3図に示されるように折
りたたまれた状態にある時、このテーブルの作品用表面
上に支持され、模型及び背景は、面合わせ関係となって
おり、このためテーブル自身により保護された状態とな
っている。また、この状態において、両作品用表面の反
対側面、即ち卓板12及び12′の下面は露出されており、
従ってテーブルの下面に行う配線又はその他の作業の便
が得られる。テーブル10の折りたたみ状態時、第1の卓
板12の縁部は入れこ部材42及び46に当接支承されてお
り、このためこの卓板12の重量が、卓板を第1の支持部
材14に回動可能に接続する部材にかかることが避けられ
る。上記と同様に、第2の卓板12′の縁部は、継目部部
材40の当接する入れこ部材44及び48により支承される。
テーブルの折りたたまれた状態において、このテーブル
に毛布又はその他の被いをかけることが出来、従って模
型をちり及びほこりのかからないきれいな状態に保つこ
とが出来る。
上述した効果に加え、本発明の折りたたみ式テーブル
は、数台のテーブルを連結することを希望する場合もあ
る模型製作者たちのクラブにとっても有用なものであ
る。更に、足車のついていること及びテーブルを折りた
たんだ時、模型作品が完全に保護されることのため、競
技会或いは展覧会へのテーブルの運搬が極めて容易とな
る。また、おそらく本発明の最大の効果のひとつといえ
ることは、本発明の折りたたみ式テーブルは、自分の家
に占用の空間を得ることが出来なくとも、模型製作者が
その工芸又は趣味工作を行うことを可能とするという点
である。
本発明の関する技術分野において通常の知識を有する
者にとって、本発明につき多様な変更例及び代替例を想
到し得るものとおもわれる。例えば、圧縮継手50及び51
に代えて止めねじを備えたつば部材を用いることが考え
られる。更に、入れこ部材42,44,46及び48並びに圧縮継
手50及び52に代えてねじ山及び玉継手を用いること或い
は複数のX形部材をじゃ腹状に伸縮可能なように枢動可
能に接続させて用いることも考えられる。第1及び第2
の支持部材を連結するためまた第1及び第2の卓板間の
間隔を調節可能とするために、入れこ部材に関し機械的
な均等装置が種々と考えられる。
本発明の他の実施例によれば、第5図に示されるよう
に、第1及び第2の卓板間の間隔を変化させ得るように
する機構が第1及び第2の支持部材14及び14′に設けら
れる。第5図において、ころ組立体66及び67が第1の支
持部材14に設けられる一方、ころ組立体66′及び67′が
第2の支持部材14′に設けられている。それぞれのころ
組立体を、支持部材が円筒状のものである場合にはU字
ボルト68を用いて、それぞれの支持部材に回動可能に取
付けることが出来る。各ころ組立体は公知で、市販され
ているものであり、複数のころ74により頂部部材70が底
部部材72に関し運動可能となっている装置である。各こ
ろ組立体の頂部部材70を卓板に固定式に取付け、また底
部部材72を支持部材に回動可能に取付けると、ころ組立
体により第1及び第2の卓板間の間隔を変化させ得るよ
うになると共に各卓板を実質的に水平な姿勢から実質的
に垂直な姿勢に回動させることも可能となる。卓板同志
の相対運動の全てがころ組立体により行い得るので、第
1の支部部材14及び第2の支持部材14′の連結には固定
部材76及び78を用いて良い。
以上、好ましい実施例に関し本発明の説明を記載した
が、本発明の属する技術分野において通常の知識を有す
る者にとっては種々の変更及び修正がなし得るものとお
もわれる。冒頭の特許請求の範囲を含む本明細書中にお
ける開示は、そのような変更及び修正の全てを包含する
ことの意図されたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、広げられた或いは組立てられた状態にある、
本発明の折りたたみ式テーブルを示す斜視図である。第
2図は、広げられた或いは組立てられた状態から折りた
たまれた状態となる途中にある第1図の折りたたみ式テ
ーブルを示す側面図である。第3図は、折りたたまれた
状態にある第1図の折りたたみ式テーブルの正面図であ
る。第4図は、係止棒又は係止板を示す正面図である。
第5図は、本発明の他の実施例による折りたたみ式テー
ブルの枠部を示す略示斜視図である。 10……折りたたみ式テーブル(又は単にテーブル)、1
2,12′……(それぞれ)第1の及び第2の卓板、14,1
4′……(それぞれ)第1の及び第2の支持部材、24,2
4′,25,25′……足車又はころ(又はころ状車輪)、30,
30′,32,32′……折りたたみ脚、34,34′……係止ピ
ン、38……係止棒、40……継目部部材、42,44,46,48…
…入れこ部材、50,51……圧縮継手、54,54′,65……
穴、64……ピン又はだぼ、66,66′,67,67′……ころ組
立体、76,78……固定部材。

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の支持部材(14)に回動可能に取付け
    られた第1の卓板(12)、第2の支持部材(14′)に回
    動可能に取付けられた第2の卓板(12′)及び第1及び
    第2の支持部材(14及び14′)を連結する連結手段から
    成る折りたたみ式テーブル(10)であって、第1及び第
    2の卓板(12及び12′)を実質的に水平な姿勢から実質
    的に垂直な姿勢に回動させる時これに干渉することのな
    いように、第1及び第2の卓板(12及び12′)とそれら
    の支持部材(14及び14′)の間の回動点から充分な距離
    をおいて上記連結手段を設けたこと、水平な当接状態に
    ある時第1及び第2の卓板(12及び12′)が折りたたみ
    式テーブル(10)の全幅にわたり実質的に連続した接合
    部を形成するように構成したこと及び上記連結手段又は
    第1及び第2の支持部材(14及び14′)のいずれかに、
    第1及び第2の卓板(12及び12′)の間の間隔を変化さ
    せる調整手段を設けたことを特徴とする折りたたみ式テ
    ーブル(10)。
  2. 【請求項2】第1及び第2の卓板(12及び12′)がそれ
    ぞれ作品用表面を形成し、また第1及び第2の卓板(12
    及び12′)を実質的に垂直な姿勢に回動させた時それら
    の作品用表面が面合わせ状態となるよう構成した請求項
    1記載の折りたたみ式テーブル(10)。
  3. 【請求項3】前記連結手段が第1及び第2の支持部材
    (14及び14′)を連続する一対の入れこ部材(42及び4
    4)を有し、また前記調整手段が入れこ部材(42及び4
    4)の伸縮の程度を調整するため、これらの部材(42及
    び44)に圧縮継手(50)を有する請求項1記載の折りた
    たみ式テーブル(10)。
  4. 【請求項4】前記連結手段が第1及び第2の支持部材
    (14及び14′)を連結する一対の固定部材(76及び78)
    を有し、また前記調整手段が、第1の卓板(12)と第1
    の支持部材(14)の間に回動可能に設けた第1のころ組
    立体(66,67)と、第2の卓板(12′)と第2の支持部
    材(14′)の間に可動可能に設けた第2のころ組立体
    (66′,67′)とを有する請求項1記載の折りたたみ式
    テーブル(10)。
  5. 【請求項5】第1及び第2の支持部材(14及び14′)に
    足車又はころ(24,25,24′,25′)を設けた請求項1記
    載の折りたたみ式テーブル(10)。
  6. 【請求項6】第1の卓板(12)に第1のおりたたみ脚
    (30,32)を設け、第2の卓板(12′)に第2のおりた
    たみ脚(30′,32′)を設けた請求項5記載の折りたた
    み式テーブル(10)。
  7. 【請求項7】第2の卓板(12′)に継目部部材(40)を
    設けた請求項2記載の折りたたみ式テーブル(10)。
  8. 【請求項8】第1及び第2の卓板(12及び12′)を実質
    的に垂直な姿勢とした時に、第1の卓板(12)の縁部と
    第2の卓板(12′)に設けた前記継目部部材(40)の縁
    部とが前記連結手段に支承されるように構成した請求項
    7記載の折りたたみ式テーブル(10)。
  9. 【請求項9】第1の卓板(12)に当接する第2の卓板
    (12′)の縁部にピン又はだぼ(64)を配設し、また第
    2の卓板(12′)に当接する第1の卓板(12)の縁部に
    穴(65)を配設形成し、折りたたみ式テーブル(10)の
    折りたたみを行わない時、ピン又はだぼ(64)を穴(6
    5)に挿入し係合し得るようにそれらを整合させて設け
    た請求項1記載の折りたたみ式テーブル(10)。
  10. 【請求項10】第1の卓板(12)の下面に係止ピン(3
    4)を設け、また折りたたみ式テーブル(10)を折りた
    たむ時この係止ピン(34)が挿入される穴(54)を第1
    の支持部材(14)に設けた請求項1記載の折りたたみ式
    テーブル(10)。
  11. 【請求項11】折りたたみ式テーブル(10)を折りたた
    んだ時、第1及び第2の卓板(12及び12′)を連結させ
    るのに充分な長さを有する係止棒(38)を第1の卓板
    (12)に設けた請求項1記載の折りたたみ式テーブル
    (10)。
  12. 【請求項12】第1の支持部材(14)に回動可能に取付
    けられた第1の卓板(12)、第2の支持部材(14′)に
    回動可能に取付けられた第2の卓板(12′)及び第1及
    び第2の支持部材(14及び14′)を連結する連結手段か
    ら成る折りたたみ式テーブル(10)において、第1及び
    第2の卓板(12及び12′)が水平な当接状態にあり折り
    たたみ式テーブル(10)の全幅にわたり実質的に連続し
    た接合部を形成する状態の折りたたみ式テーブル(10)
    を折りたたむための方法であって、連結状態にある第1
    及び第2の卓板(12及び12′)を引き離して運動させ、
    これらの卓板(12及び12′)の一方を実質的に水平な姿
    勢から実質的に垂直な姿勢に回動し、次いでこれらの他
    方を実質的に水平な姿勢から実質的に垂直な姿勢に回動
    することから成る折りたたみ式テーブル(10)の折りた
    たみ方法。
  13. 【請求項13】実質的に垂直な姿勢に回動した第1及び
    第2の卓板(12及び12′)を相互に接近運動させる工程
    を更に含む請求項12記載の折りたたみ式テーブル(10)
    の折りたたみ方法。
  14. 【請求項14】相互に接近運動させた第1及び第2の卓
    板(12及び12′)を実質的に垂直な姿勢に係止させる工
    程を更に含む請求項13記載の折りたたみ式テーブル(1
    0)の折りたたみ方法。
  15. 【請求項15】第1及び第2の卓板(12及び12′)を引
    き離して運動させる時、それに先行して、足車又はころ
    (24,25)の止めをはずす工程と圧縮継手(50,51)をゆ
    るめる工程とを更に含む請求項13記載の折りたたみ式テ
    ーブル(10)の折りたたみ方法。
  16. 【請求項16】第1及び第2の卓板(12及び12′)を相
    互に接近運動させた後、足車又はころ(24,25)に止め
    をかける工程と圧縮継手(50,51)を締める工程とを更
    に含む請求項15記載の折りたたみ式テーブル(10)の折
    りたたみ方法。
  17. 【請求項17】第1及び第2の卓板(12及び12′)を実
    質的に垂直な姿勢に回動させた後に、それらの卓板(12
    及び12′)に係止棒(38)をかける工程を更に含む請求
    項12記載の折りたたみ式テーブル(10)の折りたたみ方
    法。
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