JP2001299956A - 跳躍台 - Google Patents

跳躍台

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JP2001299956A
JP2001299956A JP2000116207A JP2000116207A JP2001299956A JP 2001299956 A JP2001299956 A JP 2001299956A JP 2000116207 A JP2000116207 A JP 2000116207A JP 2000116207 A JP2000116207 A JP 2000116207A JP 2001299956 A JP2001299956 A JP 2001299956A
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frame
crank arm
jumping
jumping platform
frames
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JP2000116207A
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English (en)
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Sumihisa Tsukamoto
純久 塚本
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ENGERU BALL KK
Original Assignee
ENGERU BALL KK
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B71/00Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
    • A63B71/0036Accessories for stowing, putting away or transporting exercise apparatus or sports equipment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B71/00Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
    • A63B71/02Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00 for large-room or outdoor sporting games
    • A63B71/023Supports, e.g. poles
    • A63B2071/025Supports, e.g. poles on rollers or wheels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B2210/00Space saving
    • A63B2210/50Size reducing arrangements for stowing or transport

Abstract

(57)【要約】 【課題】絶えず安定した状態で跳躍台を安全で容易に折
り畳むことが可能で、枠体の開きすぎによる跳躍台の歪
みを防止し、また、安定して起立する手すり部材を備
え、跳躍時の折り畳みを防ぎ安全な跳躍運動が可能な跳
躍台を提供することにある。 【解決手段】左右に分割された枠体と、枠体の接近側の
下方に配置された左右の内脚と、枠体の離間側の下方に
配置された左右の外脚と、内脚及び外脚の中間部分を接
続する左右のフラットバーと、枠体の接近側に下方に交
差して伸びる左右の内クランクアームと、両内クランク
アームを回動可能に連結する回動軸と、回動軸の周りに
開口した長孔と、内クランクアームより離間側の枠体に
軸支され下方に伸びる左右の外クランクアームと、回動
軸から上方に伸びるクランクアーム軸板と、両長孔に挿
通されクランクアーム軸板に支持されたストッパーピン
とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枠体に張着された
シート上で跳躍運動や遊戯などを行う跳躍台であって、
不使用時に該枠体を折り曲げて垂直状に格納できるよう
にした跳躍台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、枠体に張着されたシート上で跳躍
運動や遊戯などを行う跳躍台において、不使用時に枠体
を折り曲げて格納できるようにした跳躍台がある。この
折り曲げ格納可能な跳躍台の一例として実開平3−91
368号がある。同公報によれば、跳躍台は、枠体を長
手方向で三分割してヒンジ結合すると共に、枠体を所定
の床上高さに支持する脚を枠体と平行に回動できるよう
にヒンジ結合して折り畳み式に構成している。そして、
方形で所定面積の枠体は、サイドフレームと凹字形のエ
ンドフレームとを4個のヒンジで折り畳み可能に環状に
結合してなり、この枠体を所定の床上高さに支持するた
めの脚が、それぞれ一対の方杖と補強杆を有して折り畳
み可能に軸支されている。
【0003】また、跳躍台を展開・格納するためのロー
ラスタンドは、枠体を載置する床面を移動可能なキャス
ターを有する水平杆と、その水平杆の略中央部から直交
方向へ立ち上がるように連結された断面略だ円形の垂直
杆とからなる支持台と、その垂直杆の上端部近傍に回動
可能に軸支された回転杆とからなる。回転杆は断面略U
字形であって、回転心棒から略均等な長さの両端部に、
それぞれ直交方向へ所定長さの差込心棒とハンドルが連
結されている。
【0004】この跳躍台を格納する場合は、まず、展開
設置した跳躍台のサイドフレーム中央部下面にローラス
タンドの一対をそれぞれ傾斜させて挿入し、ローラスタ
ンドの回転心棒をサイドフレーム中央にある筒軸に挿入
する。次に、回転杆を回転操作して枠体が長手方向の左
右いずれか一方へ傾斜できるように支点を移動させるこ
とにより、全体をローラスタンドで支持し、重心を枠体
の高さよりも低くする。その傾斜した側の折り畳み可能
な部分を重ね合わせるように折り畳んで左右いずれか一
方の端部を折り畳む。そして、回転杆を逆方向へ回動さ
せて元の状態に戻し、左右いづれか残りの端部を同様に
して折り畳み、その全体を回転心棒を中心として回転さ
せることにより支持台に沿って立設させる。この状態で
跳躍台をキャスターを介して移動させて格納し、又は上
記とは逆の手順でそれぞれ展開し、最後にローラスタン
ドを取り外して跳躍台を使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
跳躍台では、回転心棒を中心として枠体を回転させつつ
折り畳み作業を行うことから、枠体のいずれか一方は高
く持ち上げられる。また、折り畳み中であっても枠体は
自由に回転してしまう。このため、折り畳み中の跳躍台
は非常に不安定で、折り畳み時には常時人力で枠体の安
定を保ちつつ折り畳み作業を進める必要があり、過大な
労力を要する。
【0006】また、折り畳み作業は、まずローラスタン
ドを装着し、次に枠体を傾斜させて枠体を折り曲げ、更
に枠体を反対方向に傾斜させてさらに枠体を折り曲げ、
最後に枠体を垂直になるように回転させる必要があり、
折り畳み作業は非常に複雑で熟練を要する。
【0007】また、跳躍台を折り畳むためのローラスタ
ンドは跳躍台とは別体で、跳躍台を使用しているときに
はローラスタンドを別途保管しておく必要があり、ロー
ラスタンドの管理は非常に煩雑である。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、絶えず安定した状態で跳躍台を安全で且つ容
易に折り畳むことが可能で、枠体の開きすぎによる跳躍
台の歪みを防止し、また、安定して起立する手すり部材
を備え、跳躍時の折り畳みを防ぎ安全な跳躍運動が可能
な跳躍台を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の跳躍台
は、左右に分割された枠体と、枠体の接近側の下方に配
置され、その上端が揺動可能に支持された左右の内脚
と、枠体の離間側の下方に配置され、その上端が揺動可
能に支持された左右の外脚と、内脚及び外脚の中間部分
をそれぞれ回動自在に接続する左右のフラットバーと、
枠体の接近側の端部に上端が軸支され下方に互いに交差
して伸びる左右の内クランクアームと、左右の内クラン
クアームをその交差部分で回動可能に連結する回動軸
と、内クランクアームの該回動軸の周りに開口した半月
状の長孔と、内クランクアームの軸支部よりも離間側の
枠体に上端が軸支され下方に伸びる左右の外クランクア
ームと、回動軸に支持され上方に伸びるクランクアーム
軸板と、左右の内クランクアームの両長孔に挿通され、
クランクアーム軸板に支持されたストッパーピンとを備
え、ストッパーピンは両長孔の端部と衝止することによ
り両内クランクアームの回動角を規制し、右側の内クラ
ンクアームの下端と左側の外クランクアームの中間部分
及び左側の内クランクアームの下端と右側の外クランク
アームの中間部分をそれぞれ回動自在に連結すると共
に、外クランクアームの下端とフラットバーの内脚より
接近側に伸びる端部とを回動自在に連結し、跳躍台を使
用するときには両枠体を水平に展開し、跳躍台を格納す
るときには内クランクアームを回動させることにより両
枠体を接近側で垂直状に内折りすることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の跳躍台は、左右の内クラン
クアーム、左右の外クランクアーム、左右の内脚、左右
の外脚、左右のフラットバー、クランクアーム軸板、回
動軸及びストッパーピンを、枠体の両側面にそれぞれ備
えたことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の跳躍台は、枠体の上方に横
架された門状の手すり部材を備え、手すり部材の両下端
が回動軸とストッパーピンとにより支持されていること
を特徴とする。
【0012】請求項4記載の跳躍台は、手すり部材がク
ランクアーム軸板を形成していることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の跳躍台は、両枠体の接近側
に挟持突起が突設されており、枠体の展開時には挟持突
起が互いに接近して手すり部材を挟持し、枠体の折り曲
げ時には挟持突起が離間することを特徴とする。
【0014】請求項6記載の跳躍台は、左右の内クラン
クアームに枠体の展開時に互いに連通するピン孔が穿設
されており、両方のピン孔に係止ピンを挿嵌することに
より内クランクアームの回動を抑制し、跳躍台使用時に
枠体の折り畳みを防ぐことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態について図面
を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明に係わ
る跳躍台の一例を示す正面図、図2は同跳躍台の右側面
図、図3は同跳躍台の上面図である。図4は同跳躍台の
動作状態を示す正面図、図5は同跳躍台の折り畳み状態
を示す正面図である。図6は図1における要部拡大図、
図7は図6の底面図である。図8は図6におけるVIII−
VIII線矢視断面図、図9は図6におけるIX線矢視断面図
である。
【0016】図1〜図9において、跳躍台1は、枠体3
a,3bに弾性体であるスプリング26,27を介して
張着されたネット25上で跳躍運動や遊戯などを行うも
のである。枠体3a,3bは、直径約40mmの鉄管を
コ字状に曲折させたものであり、跳躍台1を使用する状
態においては、2つの枠体3a及び枠体3bが開放部分
が向き合うように水平に配置されている。すなわち、枠
体3a,3bは、長方形状(横約1.2m、縦約2m)
の枠を中央で左右に分割したような形状となっている。
また、枠体3a,3bの内側には、枠体3a,3bより
も細い丸棒である張着部材6a,6bが枠体3a,3b
と平行に突設されている。
【0017】ネット25は、周辺端部に縫着された纏り
テーブ25aにリング25bが複数設けられている。そ
して、張着部材6a,6bとリング25bとの間にスプ
リング26,27を釣止することにより、1枚のネット
25が枠体3a及び枠体3bに同時に張着されている。
本実施例においては、跳躍台1の跳躍運動を行うシート
としてネット25を用いているがこれに限られるもので
はなく、スプリング26,27等の弾性体で上下方向に
運動させることが可能な布や板材等であってもかまわな
い。
【0018】枠体3a,3bの下面の接近側から約4分
の1の位置に、支持鍔3e、3fが溶接され、また、接
近側から約4分の3の位置にも支持椀3g,3hが溶接
されている。支持鍔3e,3fには、内脚21a,21
bの上端がボルト21c,21dを介して揺動可能に支
持されている。内脚21a,21bは、枠体3a,3b
から下方に伸び、床面fから約0.1mの高さで枠体3
a,3bの離間側方向に曲がってJ字状となっている。
内脚21a,21bの床面fと平行になった部分の底面
には、車輪22a,22bが取り付けられ、内脚21
a,21bは床面fと接している。支持鍔3g,3hに
は、外脚20a,20bの上端がボルト20c,20d
を介して揺動可能に支持されている。外脚20a,20
bは、枠体3a,3bから下方に伸び、床面fに達して
いる。
【0019】フラットバー18a,18bは、各枠体3
a,3bごとに設けられた一対の内脚21a,21b及
び外脚20a,20bのそれぞれの中間部分をボルト2
1e,21f,20e,20fによって回動可能に接続
している。具体的には、フラットバー18a,18bの
一端がボルト20e,20fによって外脚20a,20
bの中間部分に接続されている。そして、フラットバー
18a,18bの他端から約0.2mの位置がボルト2
1e,21fによって内脚21a,21bの中間部分に
接続されている。
【0020】内クランクアーム10a,10bは、ベル
クランク状の板材であり、略直線状に伸びる片の一端
に、この辺に対して略直角方向に伸びる突出腕を備えて
いる。内クランクアーム10a,10bは、突出腕が各
枠体3a,3bの接近側の端部の下面に溶接された支持
鍔3c,3dに、ボルト10c,10dにより回動可能
に軸支されている。このことにより、各内クランクアー
ム10a,10bは、各枠体3a,3bより回動可能に
下方に伸びることになる。また、内クランクアーム10
a,10b同士は、ボルトで形成された回動軸11によ
り回動自在に交差して連結されている。各内クランクア
ーム10a,10bは、回動軸11の周りに開口した半
月状の長孔12a,12bを備えている。2つの長孔1
2a,12bは互いにオーバーラップしており、オーバ
ーラップして貫通している孔は、少なくともボルトが挿
通可能な大きさとなっている。
【0021】外クランクアーム17a,17bは、略く
字状の板材であり、ボルト17c,17dによりその上
端が支持鍔3c,3dの離間側の端部に回動可能に軸支
されている。外クランクアーム17a,17bの下端
は、内脚21a,21bより接近側に突出したフラット
バー18a,18bに端部に、ボルト18c,18dに
より回動可能に連結されている。また、外クランクアー
ム10a,10bの下端から約3分の1の屈曲する部分
に、ピン10e,10fにより、内クランプアーム10
a,10bの下端が回動可能に軸支されている。
【0022】クランクアーム軸板15は、長方形の板材
であり、内クランクアーム10bの裏面に位置し、下端
が回動軸11に支持されている。クランクアーム軸板1
5の上端は、2つの長孔12a,12bが互いにオーバ
ーラップして貫通する孔に挿通されたボルトであるスト
ッパーピン16が支持されている。図6に示すように、
跳躍台1を展開した状態では、内クランクアーム10a
の長孔12aの左端部がストッパーピン16と衝止し、
内クランクアーム10aがこれ以上右回転しないように
規制されている。同様に、内クランクアーム10bの長
孔12bの右端部がストッパーピン16と衝止し、内ク
ランクアーム10bがこれ以上左回転しないように規制
されている。
【0023】左右の内クランクアーム10a,10b、
左右の外クランクアーム17a,17b、左右の内脚2
1a,21b、左右の外脚20a,20b、左右のフラ
ットバー18a,18b、クランクアーム軸板15、回
動軸11及びストッパーピン16を、図2に示すよう
に、枠体3a,3bの両側面にそれぞれ備え、枠体3
a,3bの接近側である跳躍台1中央部で内折れ可能な
構造となっている。そして、正面(図1)から見て同じ
側に設けられた内脚21aと内脚21bとの間には、ス
テー21g,21hが架け渡されて一体となっている。
また、内脚21a,21bと同様に、跳躍台1の正面
(図1)から見て同じ側に設けられた外脚20aと外脚
20bとの間には、図2に示すように、ステー20g,
20hが架け渡されて一体となっている。
【0024】手すり部材5は、直径約40mmの鉄管
を、略コ字状に曲折させたものであり、枠体3a.3b
の接近部分の上方に横架され、両下端が枠体3a,3b
の外側を下方に伸び、回動軸11とストッパーピン16
とにより支持されている。両枠体3a,3bの接近側に
は挟持突起4a,4bが外向きに突設されており、枠体
3a,3bの展開時には挟持突起4a,4bが互いに接
近して手すり部材5を挟持する。手すり部材5は、回動
軸11とストッパーピン16との2点で支持されている
ことから、安定して起立しており、手すり部材5につか
まっていれば安定した跳躍運動が可能である。また、挟
持突起4a,4bが互いに接近して手すり部材5を挟持
することから、より強固に手すり部材5起立させること
がかのうである。
【0025】係止ピンホルダ14は、略円筒形の筒体で
あり内クランクアーム10aに枠体3a,3bの外側方
向に突出して溶接されている。係止ピンホルダ14の突
出する先端部の開口は、溶接した端部の開口よりも小径
となっている。溶接されている位置は、両内クランクア
ーム10a,10bが最大限回動した場合でも互いが重
なり合っており、且つこのとき手すり部材5に衝突しな
い位置である。内クランクアーム10aの係止ピンホル
ダ14が溶接された位置には、係止ピンホルダ14の内
径とほぼ等しい大きさのピン孔13aが穿設されてい
る。また、内クランクアーム10bの、枠体3a,3b
が展開したときに内クランクアーム10aのピン孔13
aと重なる位置にもピン孔13bが穿設されている。
【0026】係止ピンホルダ14の内側には、丸棒状で
先端部の径が係止ピンホルダ14の内径よりもわずかに
小さく、中間部及び後端部が係止ピンホルダ14の先端
部の開口を通過可能な径となっている係止ピン14aが
納められている。係止ピンホルダ14から突出する後端
には係止ワッシャ14bが軸と垂直に固定されており、
係止ピン14aが係止ピンホルダ14から抜け出ること
なく摺動可能になっている。また、係止ピン14aの先
端部と係止ピンホルダ14の先端部の開口の内側の間に
はスプリング14cが環装されており、係止ピン14a
は、内クランクアーム10a方向に付勢されている。こ
のため、枠体3a,3bが展開しているときには、図9
に示すように、内クランクアーム10a,10bのピン
孔13a,13bが重なり合って係止ピン14aの先端
部が挿嵌された状態となり、内クランクアーム10a,
10bの回動が規制されることになる。すなわち、跳躍
台1使用時に枠体3a,3bの折り畳みを防ぎ、安全な
跳躍運動が可能となる。
【0027】次に、跳躍台1が展開された状態から折り
畳む方法を説明する。まず、図1の矢印aに示すよう
に、枠体3a,3bの離間側を持ち上げる。このとき、
係止ピン14aを図9のkの位置に矢印g方向に引っ張
り上げ、係止ピン14aをピン孔13bから抜き出した
内クランクアーム10a,10bの回動を許した状態と
する。尚、一人で折り畳み操作を行う場合は、一方の手
で係止ピン14aを操作し、他方の手で一方の枠体3a
又は枠体3bを操作する。一旦、内クランクアーム10
a,10bが回動して、ピン孔13aとピン孔13bと
が通し孔ではなくなった時点で、係止ピン14aから手
を離しても係止ピン14aは内クランプアーム10a,
10bの回動を規制することはない。
【0028】枠体3a,3bの離間側を持ち上げる操作
を行うと、枠体3a,3bの動きに合わせて、図6に示
すように、内クランクアーム10a,10bは回動軸1
1を中心として矢印d及び矢印eの方向に回動する。す
ると、枠体3a,3bは、矢印jの方向に移動しつつ、
接近側が引き下げられる。すなわち、図4に示すよう
に、枠体3a,3bは互いに接近側が離れつつ、接近側
が下がり離間側が一段と持ち上げられ、枠体3a,3b
はV字状に配置されることになる。
【0029】このとき、外クランプアーム17a,17
bは枠体3a,3bが傾斜するのに合わせて回動しつつ
上昇する。枠体3a,3bが傾斜することにより、内脚
20a,20b及び外脚21a,21bは、持ち上げら
れることになるが、外クランクアーム17a,17bが
接近側に回動することから、フラットバー18a,18
bは接近側に移動しつつ離間側が持ち上げられる。する
と、外脚20a,20bは、床面fから離床し、フラッ
トバー18a,18bの動きに連動して、内脚21a,
21b及び外脚20a,20bの下端は、図4に示す矢
印cの方向に移動する。すなわち、ボルト21c,21
e,20e,20c(ボルト21d,21f,20f,
20d)により形成されていた平行四辺形は、歪められ
つつ押し畳まれる。
【0030】内クランクアーム10a,10bの回動に
合わせて、枠体3a,3bの接近側は引き下げられ、左
右の内クランクアーム10a,10b、左右の外クラン
クアーム17a,17b、左右の内脚21a,21b、
左右の外脚20a,20b、左右のフラットバー18
a,18b、クランクアーム軸板15、回動軸11及び
ストッパーピン16も全体として矢印b方向に押し下げ
られることになる。また、上記同様に手すり部材5も矢
印b方向に下げられる。このとき、手すり部材5を挟持
していた挟持突起4a,4bは、枠体3a,3bの離間
に合わせて手すり部材5から離れることになる。挟持突
起4a,4bは離れるものの、手すり部材5は、回動軸
11及びストッパーピン16とにより支持されているの
で、垂直状態は引き続き維持される。
【0031】図4に示す状態から枠体3a,3bの離間
側を矢印a方向に更に持ち上げると、枠体3a,3bは
引き続き押し畳まれ、外脚20a,20bは上昇し、内
脚21a,21bは矢印c方向に移動する。そして、内
クランクアーム10a,10bの回動が進み、最終的に
は、ストッパーピン16が内クランクアーム10aの長
孔12aの右端部と衝止し、同様に内クランクアーム1
0bの長孔12bの左端部と衝止することにより、内ク
ランクアーム10a,10bの回動が止められる。この
とき、図5に示すように、枠体3a,3bは垂直状に起
立した状態となり、また、ボルト21c,21e,20
e,20c(ボルト21d,21f,20f,20d)
により形成されていた平行四辺形は完全に押し潰され、
フラットバー18a,18b、内脚21a,21b及び
外脚20a,20bも垂直に起立した状態となる。ま
た、枠体3a,3bが離間しつつ折り畳まれることか
ら、手すり部材5は、枠体3a,3bに接触することな
く、枠体3aと枠体3bとの間に格納される。
【0032】以上の動作により、跳躍台1は格納が容易
な折り畳まれた状態となる。内脚21a,20bに設け
られた車輪22a,22bにより、折り畳まれた跳躍台
1を移動し、所定の位置に格納する。尚、上記の折り畳
みの動作と反対に、枠体3a,3bを矢印aと反対の方
向に押し下げることにより、跳躍台1を展開させること
が可能である。
【0033】尚、本実施例の発明によれば、跳躍台1の
折り畳みの操作に際し、一方の枠体3a,3bの離間側
だけを持ち上げただけでも、一方の内クランプアーム1
0a,10bが一方の枠体3a,3bの動きを他方の枠
体3a,3bに伝え、左右の内クランクアーム10a,
10bは互いに連動して回動することになる。この左右
の内クランクアーム10a,10bの均一な動作によ
り、左右両方の枠体3a,3b、内脚21a,21b及
び外脚20a,20bが互いに連動し、左右がほぼ均等
に折り畳まれることになる。このため、跳躍台1がどち
らか一方に傾きにくく、絶えず安定した状態で跳躍台1
を安全で且つ容易に折り畳むことが可能である。
【0034】また、内クランクアーム10a,10bや
内脚21a,21bなどの折り畳み及び格納のための部
品が常時枠体3a,3bに支持されており、別体の部品
を必要としないことから跳躍台1の管理が容易である。
【0035】また、ストッパーピン16は、クランクア
ーム軸板15に支持され、回動軸11と一体となって強
固に保持され不安定にならないように配置されている。
尚、折り畳み途中において多少ストッパーピン16の位
置がずれても、完全に折り畳まれた場合には、内クラン
クアーム10a,10bの長孔12a,12bにより、
ストッパーピン16は回動軸11の真上に保持される。
同様に、ストッパーピン16の位置がずれることによ
り、手すり部材5もわずかに回動して揺れることになる
が、ストッパーピン16の位置が最終的に固定されるこ
とから、手すり部材5も垂直に起立し保持される。尚、
手すり部材5は、回動軸11とストッパーピン16との
間に架け渡されているわけであるから、クランクアーム
軸板15と同様の機能を有しており、クランクアーム軸
板15を設けることなく跳躍台1を形成することも可能
である。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、それぞれの上
端が枠体に支持された内クランクアームが回動軸を介し
て回動可能に交差しており、反対側に位置する外クラン
クアームを介してそれぞれの内クランクアームの下端が
反対側のフラットバーに連結されている。そして、折り
畳みの操作に際し、一方の枠体の離間側だけを持ち上げ
ただけでも、一方の内クランプアームが一方の枠体の動
きを他方の枠体に伝え、左右の内クランクアームは互い
に連動して回動することになる。この左右の内クランク
アームの均一な動作により、左右両方の枠体、内脚及び
外脚が互いに連動し、左右がほぼ均等に折り畳まれるこ
とになる。このため、跳躍台がどちらか一方に傾きにく
く、絶えず安定した状態で跳躍台を安全で且つ容易に折
り畳むことが可能である。また、クランクアーム軸板に
支持されたストッパーピンにより、内クランクアームの
回動角が制限されていることから、展開時には枠体の開
きすぎによる跳躍台の歪みを防止すると共に、折り畳み
時には、上方での枠体同士の衝突を防止している。ま
た、内クランクアームや内脚などの折り畳み及び格納の
ための部品が常時枠体に支持されており、別体の部品を
必要としないことから跳躍台の管理が容易である。
【0037】請求項3記載の発明によれば、枠体の上方
に横架された門状の手すり部材は、両下端が回動軸とス
トッパーピンとの2点で支持されていることから、手す
り部材は安定して起立しており、手すり部材につかまっ
ていれば安定した跳躍運動が可能である。
【0038】請求項4の発明によれば、手すり部材がク
ランクアーム軸板を形成していることから、部品点数を
減らし跳躍台の価格を抑えることが可能である。
【0039】請求項5の発明によれば、両枠体の接近側
に挟持突起が突設されており、枠体の展開時には挟持突
起が互いに接近して手すり部材を挟持することから、請
求項3の発明に加え、さらに手すり部材の安定を確保可
能である。
【0040】請求項6の発明によれば、枠体の展開時に
互いに連通するピン孔が左右の内クランクアームに穿設
されており、両方のピン孔に係止ピンを挿嵌することに
より内クランクアームの回動を禁止し、跳躍台使用時に
枠体の折り畳みを防ぎ、安全な跳躍運動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる跳躍台の一例を示す正面図であ
る。
【図2】同跳躍台の右側面図である。
【図3】同跳躍台の上面図である。
【図4】同跳躍台の動作状態を示す正面図である。
【図5】同跳躍台の折り畳み状態を示す正面図である。
【図6】図1における要部拡大図である。
【図7】図6の底面図である。
【図8】図6におけるVIII−VIII線矢視断面図である。
【図9】図6におけるIX線矢視断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・跳躍台 3a,3b・・・・・・枠体 4a,4b・・・・・・挟持突起 5・・・・・・・・・・手すり部材 10a,10b・・・・内クランクアーム 11・・・・・・・・・回動軸 12a,12b・・・・長孔 13a,13b・・・・ピン孔 14a・・・・・・・・係止ピン 15・・・・・・・・・クランクアーム軸板 16・・・・・・・・・ストッパーピン 17a,17b・・・・外クランクアーム 18a,18b・・・・フラットバー 20a,20b・・・・外脚 21a,21b・・・・内脚 22a,22b・・・・車輪 25・・・・・・・・・ネット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体に弾性体を介して張着されたシート上
    で跳躍運動や遊戯などを行う跳躍台において、該跳躍台
    は、左右に分割された該枠体と、該枠体の接近側の下方
    に配置され、その上端が揺動可能に支持された左右の内
    脚と、該枠体の離間側の下方に配置され、その上端が揺
    動可能に支持された左右の外脚と、該内脚及び該外脚の
    中間部分をそれぞれ回動自在に接続する左右のフラット
    バーと、該枠体の接近側の端部に上端が軸支され下方に
    互いに交差して伸びる左右の内クランクアームと、前記
    左右の内クランクアームをその交差部分で回動可能に連
    結する回動軸と、該内クランクアームの該回動軸の周り
    に開口した半月状の長孔と、該内クランクアームの軸支
    部よりも離間側の該枠体に上端が軸支され下方に伸びる
    左右の外クランクアームと、該回動軸に支持され上方に
    伸びるクランクアーム軸板と、前記左右の内クランクア
    ームの両長孔に挿通され、該クランクアーム軸板に支持
    されたストッパーピンとを備え、該ストッパーピンは両
    長孔の端部と衝止することにより両内クランクアームの
    回動角を規制し、右側の該内クランクアームの下端と左
    側の該外クランクアームの中間部分及び左側の該内クラ
    ンクアームの下端と右側の該外クランクアームの中間部
    分をそれぞれ回動自在に連結すると共に、該外クランク
    アームの下端と該フラットバーの該内脚より接近側に伸
    びる端部とを回動自在に連結し、該跳躍台を使用すると
    きには両枠体を水平に展開し、該跳躍台を格納するとき
    には該内クランクアームを回動させることにより両枠体
    を接近側で垂直状に内折りすることを特徴とする跳躍
    台。
  2. 【請求項2】前記左右の内クランクアーム、前記左右の
    外クランクアーム、前記左右の内脚、前記左右の外脚、
    前記左右のフラットバー、前記クランクアーム軸板、前
    記回動軸及び前記ストッパーピンを、前記枠体の両側面
    にそれぞれ備えたことを特徴とする請求項1記載の跳躍
    台。
  3. 【請求項3】前記跳躍台は、前記枠体の上方に横架され
    た門状の手すり部材を備え、該手すり部材の両下端が前
    記回動軸と前記ストッパーピンとにより支持されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の跳躍台。
  4. 【請求項4】前記手すり部材が前記クランクアーム軸板
    を形成することを特徴とする請求項3記載の跳躍台。
  5. 【請求項5】前記両枠体は、接近側に挟持突起が突設さ
    れており、該枠体の展開時には該挟持突起が互いに接近
    して前記手すり部材を挟持し、該枠体の折り曲げ時には
    該挟持突起が離間することを特徴とする請求項3又は請
    求項4記載の跳躍台。
  6. 【請求項6】前記左右の内クランクアームは、前記枠体
    の展開時に互いに連通するピン孔が穿設されており、両
    方の該ピン孔に係止ピンを挿嵌することにより該内クラ
    ンクアームの回動を抑制し、当該跳躍台使用時に該枠体
    の折り畳みを防ぐことを特徴とする請求項1〜請求項5
    記載の跳躍台。
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