JP3044477U - 折りたたみ式ベッド - Google Patents

折りたたみ式ベッド

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JP3044477U
JP3044477U JP1997005494U JP549497U JP3044477U JP 3044477 U JP3044477 U JP 3044477U JP 1997005494 U JP1997005494 U JP 1997005494U JP 549497 U JP549497 U JP 549497U JP 3044477 U JP3044477 U JP 3044477U
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重幸 尾松
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株式会社尾松製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2つ折り状態での簡易ソファーとしても使用で
きるほか、3つ折り状態での背低く小型コンパクトに収
納できる折りたたみ式ベッドを提供する。 【解決手段】頭側フレーム(1)と足側フレーム(2)
並びにその相互間に介在する中間フレーム(3)と、そ
の各フレーム(1)(2)(3)上に固定設置されたマ
ット(4)(5)(6)とを備え、上記中間フレーム
(3)を連結スタンド(9a)(9b)に対する屈折支
点ピン(10a)(10b)の廻りに約90度だけ曲げ
起すことにより、2つ折り状態での簡易ソファーとして
使用でき、その2つ折り状態から足側フレーム(2)を
やはり屈折支点ピン(10a)(10b)の廻りに約9
0度だけ曲げ起して、上記中間フレーム(3)と重合す
る3つ折り状態に収納できるように定めた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は折りたたみ式ベッドの改良に係り、殊更その展開状態でのベッドとし て使用できることは勿論、2つ折り状態での安定な簡易ソファーとしても便利良 く選択使用し得るほか、3つ折り状態での背低く小型コンパクトに収納できるよ うに工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の折りたたみ式ベッドとしては、実用新案登録第3003385号に見 られるような2つ折り式が公知である。
【0003】 この公知考案の構成によれば、前ベッド半体(2)と後ベッド半体(3)とが その裏面(2a)(3a)同志の近接する倒立V字型に折りたたまれるように枢 着されており、しかもその折りたたみ方向へ弾撥付勢するための第1、2引張バ ネ(33)(34)が設けられた点に、特徴を有する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、これでは前ベッド半体(2)と後ベッド半体(3)とが、その文字 通り互いに同じ大きさとして、唯単なる2つ折り状態に折りたたまれるに過ぎな いため、未だ背低く小型コンパクトに収納することができず、まして簡易ソファ ーとして便利良く選択使用することは、全く不可能である。
【0005】 更に、上記前ベッド半体(2)と後ベッド半体(3)とを常に折りたたみ方向 へ弾撥付勢する第1、2引張バネ(33)(34)は、そのベッドとしての展開 使用中緊張状態に保たれているため、早期に疲労してしまいやすく、耐久性にも 問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案はこのような課題の改良を企図しており、そのために役立つ折りたたみ 式ベッドとして、金属角パイプ材から平面視の深いU字型に弯曲された頭側フレ ームと、同じく金属角パイプ材から頭側フレームと向かい合う平面視の浅いU字 型に弯曲された足側フレームと、その頭側フレームと足側フレームとの相互間に 介在する平行な左右一対の金属角パイプ材から成る中間フレームと、その各フレ ームの上面へ対応的に固定設置されたマットとを備え、
【0007】 上記頭側フレームと中間フレームとは、その金属角パイプ材同志を内外方向か ら挟む左右一対づつの連結プレートと、その各連結プレートと隣り合う両フレー ムに貫通する前後一対づつの水平な屈折支点ピンを介して、回動操作自在に枢支 連結し、
【0008】 上記頭側フレームの先端中央部には、下端部に左右一対の接地キャスターが軸 支された正面視の倒立U字型枠スタンドを固着一体化すると共に、上記中間フレ ームが頭側フレームと隣り合う一端部には、その頭側フレームに対する枢支連結 用の上記屈折支点ピンを兼用して、正面視のU字型に接地スタンドを枢着する一 方、
【0009】 上記中間フレームと足側フレームとは、その金属角パイプ材同志を外方から被 覆する左右一対の連結スタンドと、その各連結スタンドと隣り合う両フレームに 貫通する前後一対づつの水平な屈折支点ピンを介して、やはり回動操作自在に枢 支連結し、
【0010】 上記各連結スタンドの下端部には、前後一対づつの接地キャスターを軸支する と共に、上記足側フレームの中途部には、左右一対の枢支ピンによって、正面視 のU字型接地スタンドを取付け、
【0011】 上記中間フレームを連結スタンドに対する枢支連結用屈折支点ピンの廻りに約 90度だけ曲げ起すことにより、足側フレーム上のマットをシートとし、中間フ レーム上のマットを背凭れとする2つ折り状態の簡易ソファーとしても使用でき 、その2つ折り状態から足側フレームを連結スタンドに対する枢支連結用屈折支 点ピンの廻りに約90度だけ曲げ起すことにより、上記中間フレームと重合させ た3つ折り状態として収納できるように定めたことを特徴とするものである。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳述すると、図1、2はベッドとし ての展開使用状態を、図3、4は2つ折りした簡易ソファーとしての使用状態を 、図5、6は3つ折りした収納状態を各々示しており、(1)は金属角パイプ材 から平面視の深いU字型に弯曲された頭側フレーム、(2)は同じく金属角パイ プ材から頭側フレーム(1)と向かい合う平面視の浅いU字型に弯曲された足側 フレーム、(3)はその頭側フレーム(1)と足側フレーム(2)との相互間に 介在する中間フレームであって、左右一対の平行な金属角パイプ材から成る。
【0013】 そして、本考案はこのような合計3個のフレーム(1)(2)(3)から、図 1のような展開状態での全体的な長方形に枠組みされており、しかもそのフレー ム(1)(2)(3)同志の隣り合う相互間では屈折自在に枢支連結されている のである。各フレーム(1)(2)(3)の上面には図2のように、その大きさ に応じた面積のマット(4)(5)(6)が適当な手段によって固定設置されて いること、言うまでもない。
【0014】 即ち、図1、2の展開状態から明白なように、上記頭側フレーム(1)と中間 フレーム(3)とはその金属角パイプ材同志を内外方向から挟む左右一対づつの 金属連結プレート(7a)(7b)と、その各連結プレート(7a)(7b)と 隣り合う両フレーム(1)(3)に貫通する前後一対づつの水平な屈折支点ピン (8a)(8b)を介して、図1、2の展開状態から図3〜6の重合する折りた たみ状態へ、又はその逆方向へ回動操作できるように枢支連結されている。
【0015】 又、上記中間フレーム(3)と足側フレーム(2)とは同じく図1、2の展開 状態から明白な通り、その金属角パイプ材同志を外方から被覆する左右一対の金 属連結スタンド(9a)(9b)と、その各連結スタンド(9a)(9b)と隣 り合う両フレーム(3)(2)に貫通する前後一対づつの水平な屈折支点ピン( 10a)(10b)を介して、図1、2の展開状態から図3、4のほぼ直角な折 りたたみ状態や、図5、6の重合する折りたたみ状態へ、又はその逆方向へ回動 操作できるように枢支連結されている。
【0016】 その場合、上記連結スタンド(9a)(9b)の各個は金属材から剛性なボッ クス型に枠組み一体化されていると共に、その一対の左右相互間にはやはり金属 角パイプ材から成る平行な2本の補強バー(11)(12)が固定横架されてい る。その結果、図3〜6に示す折りたたみ状態での安定性を昂めることができる 。(13a)(13b)は各連結スタンド(9a)(9b)の下端部に軸支され た前後一対づつのブレーキ付き接地キャスターである。
【0017】 又、(14)は上記頭側フレーム(1)の先端中央部に溶接一体化された枠ス タンドであって、金属丸パイプ材から図1、2のような正面視の倒立U字型に弯 曲されていると共に、その下端部には左右一対のブレーキ付き接地キャスター( 15a)(15b)が軸支されている。
【0018】 (16a)(16b)(17a)(17b)は頭側フレーム(1)と中間フレ ーム(3)との連結部付近から、互いに向かい合う側面視の倒立L字型として各 々一体的に立設された操作レバーの左右一対づつであり、これらの一方又は双方 を握り持って、その両フレーム(1)(3)を上記したように回動操作できるよ うになっている。しかも、その各操作レバー(16a)(16b)(17a)( 17b)は上記頭側フレーム(1)から起立する枠スタンド(14)の上半部と 相俟って、マット(4)(5)(6)を位置ズレしないように規制している。
【0019】 (18)は上記頭側フレーム(1)に対する中間フレーム(3)の屈折支点ピ ン(8a)(8b)を兼用して、その中間フレーム(3)の一端部に枢着された 接地スタンドであり、金属丸パイプ材から図1、2のような正面視のU字型に弯 曲されている。
【0020】 (19)は同じく中間フレーム(3)の他端部付近に固定横架された補強バー であり、図1、2の展開状態では上記連結スタンド(9a)(9b)の補強バー (11)(12)よりも上段位置に平行している。
【0021】 (20a)(20b)は中間フレーム(3)の他端部を上記連結スタンド(9 a)(9b)へ枢支連結する屈折支点ピン(10a)(10b)と別個独立して 、その中間フレーム(3)の他端部から横外方へ一体的に張り出された左右一対 の水平な係止ピンであり、これを受け入れる回動ガイド溝(21a)(21b) が、図7から示唆されるように、上記連結スタンド(9a)(9b)の左右一対 に切り欠かれている。
【0022】 その各回動ガイド溝(21a)(21b)は連結スタンド(9a)(9b)に 対して中間フレーム(3)を、図1、2の展開状態から図3〜6の折りたたみ状 態へ、又はその逆方向へ約90度だけ回動できるようにするためのものであり、 従ってその回動角度範囲に亘る側面視の円弧状に開口している。
【0023】 又、(22)は上記中間フレーム(3)の補強バー(19)と平行して、両連 結スタンド(9a)(9b)の左右相互間へ貫通横架された1本の回動操作軸で あり、その両連結スタンド(9a)(9b)から横外方へ張り出す両端部には、 外側から回動操作できる左右一対の摘まみ(23a)(23b)が嵌め付け一体 化されている。
【0024】 (24a)(24b)はその回動操作軸(22)の両端部付近から一体回動し 得るように延長された左右一対の係止フックであって、図7の輪郭形状に打抜か れた金属板材から成り、その爪先部が上記中間フレーム(3)の係止ピン(20 a)(20b)へ各々係脱自在に係止するようになっている。
【0025】 つまり、上記摘まみ(23a)(23b)の何れか一方を握り持ちつつ、回動 操作軸(22)との一体に係止フック(24a)(24b)を回動操作して、中 間フレーム(3)の係止ピン(20a)(20b)と係脱作用させることにより 、その中間フレーム(3)を両連結スタンド(9a)(9b)に対して約90度 の回動角度範囲だけ、折りたたむことができるようになっているわけである。
【0026】 その場合、上記係止フック(24a)(24b)は連結スタンド(9a)(9 b)の内側位置にあるため、他物と衝当するおそれがなく、回動操作手を詰める 危険もない。(25a)(25b)は上記係止フック(24a)(24b)を常 時係止ピン(20a)(20b)へ係止させるべく、その下向きに弾圧付勢する 引張コイルバネの左右一対であり、図7のように各係止フック(24a)(24 b)の中途部と各連結スタンド(9a)(9b)との上下相互間へ連繋状態に止 着されている。
【0027】 更に、(26)は足側フレーム(2)の中途部から垂下された接地スタンドで あって、金属丸パイプ材から図1、2のような正面視のU字型に弯曲されており 、その上端部が左右一対の枢支ピン(27a)(27b)を介して、足側フレー ム(2)に取付けられている。その結果、連結スタンド(9a)(9b)に付属 する上記接地キャスター(13a)(13b)とも相俟って、図3、4のような 2つ折り状態での簡易ソファーとして使用できることになる。
【0028】 (28a)(28b)は上記接地スタンド(26)の中途部と両連結スタンド (9a)(9b)とを枢支連結する左右一対の揺動リンクアームであり、上記連 結スタンド(9a)(9b)に対して足側フレーム(2)を回動操作することに より折りたたんだ時には、その足側フレーム(2)の接地スタンド(26)も図 5、6のように、自づと扁平な重合状態として折りたたまれるようになっている 。
【0029】 上記のような本考案は図1、2に示した展開状態でのベッドとして、そのマッ ト(4)(5)(6)上に就寝できるほか、上記操作レバー(16a)(16b )(17a)(17b)を握り持ちつつ、中間フレーム(3)を連結スタンド( 9a)(9b)に対して、その屈折支点ピン(10a)(10b)の廻りに約9 0度だけ曲げ起すことにより、足側フレーム(2)上のマット(5)を図3、4 のようなシートとし、上記中間フレーム(3)上のマット(6)を背凭れとする 簡易ソファーとしても使用することができ、甚だ便利である。
【0030】 その場合、中間フレーム(3)の折りたたみ起立状態は図7から示唆されるよ うに、その左右一対の係止ピン(20a)(20b)と、回動操作軸(22)か ら張り出す係止フック(24a)(24b)との係止作用並びにこれを施錠する 引張コイルバネ(25a)(25b)によって、安定・確固に維持されることと なり、不慮に伏倒展開してしまうおそれがない。
【0031】 又、そのソファーとしての使用時には、頭側フレーム(1)が図3、4から明 白な通り、上記中間フレーム(3)に対する連結プレート(7a)(7b)との 屈折支点ピン(8a)(8b)を中心として、その中間フレーム(3)と重合す る折りたたみ状態に自づと垂下する。
【0032】 更に、図3、4の言わば2つ折り状態から、その足側フレーム(2)を連結ス タンド(9a)(9b)に対する屈折支点ピン(10a)(10b)の廻りに約 90度だけ曲げ起して、先に起立している中間フレーム(3)と重合させること により、図5、6のような全体として3つ折り状態での背低く小型コンパクトに 収納することもできるのである。
【0033】
【考案の効果】
以上のように、本考案の折りたたみ式ベッドではその構成上、金属角パイプ材 から平面視の深いU字型に弯曲された頭側フレーム(1)と、同じく金属角パイ プ材から頭側フレーム(1)と向かい合う平面視の浅いU字型に弯曲された足側 フレーム(2)と、その頭側フレーム(1)と足側フレーム(2)との相互間に 介在する平行な左右一対の金属角パイプ材から成る中間フレーム(3)と、その 各フレーム(1)(2)(3)の上面へ対応的に固定設置されたマット(4)( 5)(6)とを備え、
【0034】 上記頭側フレーム(1)と中間フレーム(3)とは、その金属角パイプ材同志 を内外方向から挟む左右一対づつの連結プレート(7a)(7b)と、その各連 結プレート(7a)(7b)と隣り合う両フレーム(1)(3)に貫通する前後 一対づつの水平な屈折支点ピン(8a)(8b)を介して、回動操作自在に枢支 連結し、
【0035】 上記頭側フレーム(1)の先端中央部には、下端部に左右一対の接地キャスタ ー(15a)(15b)が軸支された正面視の倒立U字型枠スタンド(14)を 固着一体化すると共に、上記中間フレーム(3)が頭側フレーム(1)と隣り合 う一端部には、その頭側フレーム(1)に対する枢支連結用の上記屈折支点ピン (8a)(8b)を兼用して、正面視のU字型接地スタンド(18)を枢着する 一方、
【0036】 上記中間フレーム(3)と足側フレーム(2)とは、その金属角パイプ材同志 を外方から被覆する左右一対の連結スタンド(9a)(9b)と、その各連結ス タンド(9a)(9b)と隣り合う両フレーム(3)(2)に貫通する前後一対 づつの水平な屈折支点ピン(10a)(10b)を介して、やはり回動操作自在 に枢支連結し、
【0037】 上記各連結スタンド(9a)(9b)の下端部には、前後一対づつの接地キャ スター(13a)(13b)を軸支すると共に、上記足側フレーム(2)の中途 部には、左右一対の枢支ピン(27a)(27b)によって、正面視のU字型接 地スタンド(26)を取付け、
【0038】 上記中間フレーム(3)を連結スタンド(9a)(9b)に対する枢支連結用 屈折支点ピン(10a)(10b)の廻りに約90度だけ曲げ起すことにより、 足側フレーム(2)上のマット(5)をシートとし、中間フレーム(3)上のマ ット(6)を背凭れとする2つ折り状態の簡易ソファーとしても使用でき、 その2つ折り状態から足側フレーム(2)を連結スタンド(9a)(9b)に 対する枢支連結用屈折支点ピン(10a)(10b)の廻りに約90度だけ曲げ 起すことにより、上記中間フレーム(3)と重合させた3つ折り状態として収納 できるように定めてあるため、冒頭に述べた従来技術の課題を悉く改良すること ができ、図1、2のような展開状態でのベッドとしては勿論のこと、図3、4の ような2つ折り状態での安定な簡易ソファーとしても便利良く選択使用し得るの であり、その2つ折り状態から更に図5、6のような3つ折り状態として、背低 く小型コンパクトに収納することもできる効果がある。
【0039】 特に、請求項2の構成を採用するならば、回動操作軸(22)の摘まみ(23 a)(23b)を外側から回動操作することにより、連結スタンド(9a)(9 b)への枢支連結用屈折支点ピン(10a)(10b)を中心として、中間フレ ーム(3)を頭側フレーム(1)と重合する折りたたみ状態へ、その係止ピン( 20a)(20b)と回動ガイド溝(21a)(21b)との係合作用を介して 、安定裡に便利良く曲げ起すことができる。
【0040】 しかも、上記中間フレーム(3)を曲げ起した折りたたみ状態は、その中間フ レーム(3)の係止ピン(20a)(20b)に対して回動操作軸(22)の係 止フック(24a)(24b)が係止する作用と、その係止作用を施錠する引張 コイルバネ(25a)(25b)の付勢力とによって、安定・確固に維持される こととなり、不慮に伏倒展開してしまう危険性もない。
【0041】 又、請求項3の構成を採用するならば、上記2つ折りされた簡易ソファーとし ての使用状態と、3つ折りされた収納状態とをその剛性な連結スタンド(9a) (9b)によって、安定良く支持できる効果がある。
【0042】 更に、請求項4の構成を採用するならば、その回動操作レバー(16a)(1 6b)(17a)(17b)を握り持つことにより、頭側フレーム(1)と中間 フレーム(3)とを便利良く回動操作して折りたたむことができる一方、ベッド としての展開使用状態ではその回動操作レバー(16a)(16b)(17a) (17b)と枠スタンド(14)によって、マット(4)(5)(6)の位置ズ レを規制できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るベッドとしての展開使用状態を示
す斜面図である。
【図2】図1にマットを設置した状態の斜面図である。
【図3】2つ折りした簡易ソファーとしての使用状態を
示す斜面図である。
【図4】図3にマットを設置した状態の斜面図である。
【図5】3つ折りした収納状態を示す斜面図である。
【図6】図5にマットを設置した状態の斜面図である。
【図7】中間フレームの回動操作部分を抽出して示す拡
大斜面図である。
【符号の説明】
(1)・頭側フレーム (2)・足側フレーム (3)・中間フレーム (4)・マット (5)・マット (6)・マット (7a)・連結プレート (7b)・連結プレート (8a)・屈折支点ピン (8b)・屈折支点ピン (9a)・連結スタンド (9b)・連結スタンド (10a)・屈折支点ピン (10b)・屈折支点ピン (11)・補強バー (12)・補強バー (13a)・接地キャスター (13b)・接地キャスター (14)・枠スタンド (15a)・接地キャスター (15b)・接地キャスター (16a)・回動操作レバー (16b)・回動操作レバー (17a)・回動操作レバー (17b)・回動操作レバー (18)・接地スタンド (19)・補強バー (20a)・係止ピン (20b)・係止ピン (21a)・回動ガイド溝 (21b)・回動ガイド溝 (22)・回動操作軸 (23a)・摘まみ (23b)・摘まみ (24a)・係止フック (24b)・係止フック (25a)・引張コイルバネ (25b)・引張コイルバネ (26)・接地スタンド (27a)・枢支ピン (27b)・枢支ピン (28a)・揺動リンクアーム (28b)・揺動リンクアーム

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属角パイプ材から平面視の深いU字型に
    弯曲された頭側フレーム(1)と、同じく金属角パイプ
    材から頭側フレーム(1)と向かい合う平面視の浅いU
    字型に弯曲された足側フレーム(2)と、その頭側フレ
    ーム(1)と足側フレーム(2)との相互間に介在する
    平行な左右一対の金属角パイプ材から成る中間フレーム
    (3)と、その各フレーム(1)(2)(3)の上面へ
    対応的に固定設置されたマット(4)(5)(6)とを
    備え、 上記頭側フレーム(1)と中間フレーム(3)とは、そ
    の金属角パイプ材同志を内外方向から挟む左右一対づつ
    の連結プレート(7a)(7b)と、その各連結プレー
    ト(7a)(7b)と隣り合う両フレーム(1)(3)
    に貫通する前後一対づつの水平な屈折支点ピン(8a)
    (8b)を介して、回動操作自在に枢支連結し、 上記頭側フレーム(1)の先端中央部には、下端部に左
    右一対の接地キャスター(15a)(15b)が軸支さ
    れた正面視の倒立U字型枠スタンド(14)を固着一体
    化すると共に、 上記中間フレーム(3)が頭側フレーム(1)と隣り合
    う一端部には、その頭側フレーム(1)に対する枢支連
    結用の上記屈折支点ピン(8a)(8b)を兼用して、
    正面視のU字型接地スタンド(18)を枢着する一方、 上記中間フレーム(3)と足側フレーム(2)とは、そ
    の金属角パイプ材同志を外方から被覆する左右一対の連
    結スタンド(9a)(9b)と、その各連結スタンド
    (9a)(9b)と隣り合う両フレーム(3)(2)に
    貫通する前後一対づつの水平な屈折支点ピン(10a)
    (10b)を介して、やはり回動操作自在に枢支連結
    し、 上記各連結スタンド(9a)(9b)の下端部には、前
    後一対づつの接地キャスター(13a)(13b)を軸
    支すると共に、 上記足側フレーム(2)の中途部には、左右一対の枢支
    ピン(27a)(27b)によって、正面視のU字型接
    地スタンド(26)を取付け、 上記中間フレーム(3)を連結スタンド(9a)(9
    b)に対する枢支連結用屈折支点ピン(10a)(10
    b)の廻りに約90度だけ曲げ起すことにより、足側フ
    レーム(2)上のマット(5)をシートとし、中間フレ
    ーム(3)上のマット(6)を背凭れとする2つ折り状
    態の簡易ソファーとしても使用でき、 その2つ折り状態から足側フレーム(2)を連結スタン
    ド(9a)(9b)に対する枢支連結用屈折支点ピン
    (10a)(10b)の廻りに約90度だけ曲げ起すこ
    とにより、上記中間フレーム(3)と重合させた3つ折
    り状態として収納できるように定めたことを特徴とする
    折りたたみ式ベッド。
  2. 【請求項2】中間フレーム(3)が足側フレーム(2)
    と隣り合う他端部から、左右一対の水平な係止ピン(2
    0a)(20b)を横外方へ一体的に張り出し、 その両係止ピン(20a)(20b)の受け入れ用回動
    ガイド溝(21a)(21b)を左右一対の連結スタン
    ド(9a)(9b)へ、約90度の回動角度範囲に亘る
    側面視の円弧状に切り欠く一方、 上記連結スタンド(9a)(9b)の左右相互間へ貫通
    横架させた回動操作軸(22)の両端部には、外側から
    回動操作できる左右一対の摘まみ(23a)(23b)
    を嵌め付け一体化し、 同じく回動操作軸(22)の両端部付近からは、上記中
    間フレーム(3)の係止ピン(20a)(20b)へ係
    脱自在に係止する左右一対の係止フック(24a)(2
    4b)を一体的に延長させると共に、 その両係止フック(24a)(24b)を常時係止ピン
    (20a)(20b)への係止方向へ弾圧付勢する左右
    一対の引張コイルバネ(25a)(25b)を、上記係
    止フック(24a)(24b)の中途部と連結スタンド
    (9a)(9b)との上下相互間へ、各々連繋状態に止
    着したことを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式ベ
    ッド。
  3. 【請求項3】連結スタンド(9a)(9b)の各個を金
    属材から剛性なボックス型に枠組み一体化すると共に、
    その左右一対の相互間に金属角パイプ材から成る平行な
    2本の補強バー(11)(12)を固定横架させたこと
    を特徴とする請求項1記載の折りたたみ式ベッド。
  4. 【請求項4】枠スタンド(14)の上半部を頭側フレー
    ム(1)から起立させる一方、 その頭側フレーム(1)と中間フレーム(3)との連結
    部付近から、互いに向かい合う側面視の倒立L字型をな
    す左右一対づつの回動操作レバー(16a)(16b)
    (17a)(17b)を、各々一体的に立設したことを
    特徴とする請求項1記載の折りたたみ式ベッド。
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