JP2989798B2 - ソファー - Google Patents
ソファーInfo
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- JP2989798B2 JP2989798B2 JP10088578A JP8857898A JP2989798B2 JP 2989798 B2 JP2989798 B2 JP 2989798B2 JP 10088578 A JP10088578 A JP 10088578A JP 8857898 A JP8857898 A JP 8857898A JP 2989798 B2 JP2989798 B2 JP 2989798B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折畳可能なソファ
ーに関する。
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ソファーには、背もたれが倒れて
水平状となる長椅子タイプのものがある。即ち、背もた
れを起立状とすることによって、ソファー乃至長椅子と
して使用し、背もたれを水平状に倒すことによって、例
えば、ベッドとして使用していた。
水平状となる長椅子タイプのものがある。即ち、背もた
れを起立状とすることによって、ソファー乃至長椅子と
して使用し、背もたれを水平状に倒すことによって、例
えば、ベッドとして使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のソファーでは、単に、背もたれが倒れて水平状
となるのみであって、使用しないときには、嵩張って邪
魔になる場合があった。また、従来のソファーでは、座
部を起立させることができないので、使用者が横になっ
た場合、頭側を起立させることができなかった。そのた
め、横になって、本を読んだり、テレビを見たりする際
に、楽な姿勢をとることができなかった。
この種のソファーでは、単に、背もたれが倒れて水平状
となるのみであって、使用しないときには、嵩張って邪
魔になる場合があった。また、従来のソファーでは、座
部を起立させることができないので、使用者が横になっ
た場合、頭側を起立させることができなかった。そのた
め、横になって、本を読んだり、テレビを見たりする際
に、楽な姿勢をとることができなかった。
【0004】そこで、本発明は、不使用時にはコンパク
トに折畳むことができ、しかも、背もたれを起立状態と
すれば、ソファーとしての優れた機能を発揮し、側方背
もたれを倒して水平状態とすれば、幅広のベッドとして
使用でき、かつ、使用者が横になった場合にも、該使用
者に楽な安定した姿勢をとらせることができるソファー
を提供することを目的とする。
トに折畳むことができ、しかも、背もたれを起立状態と
すれば、ソファーとしての優れた機能を発揮し、側方背
もたれを倒して水平状態とすれば、幅広のベッドとして
使用でき、かつ、使用者が横になった場合にも、該使用
者に楽な安定した姿勢をとらせることができるソファー
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るソファーは、前ソファー基枠と該前
ソファー基枠に着脱自在に載置状に取付けられる前ソフ
ァー床面板とから成る前ソファー半体と、後ソファー基
枠と該後ソファー基枠に着脱自在に載置状に取付けられ
る後ソファー床面板とから成る後ソファー半体とを、備
えたソファーであって、上記前ソファー半体及び後ソフ
ァー半体は、水平展開自在、かつ、該前ソファー半体の
裏面側と後ソファー半体の裏面側が、相互に近接する倒
立V字型に折畳み自在として枢着されると共に、上記前
ソファー半体と後ソファー半体とが折畳まれるように弾
発付勢する弾発機構が設けられ、かつ、前ソファー床面
板が、ラチェット機構を介して互いに連結される前半部
と後半部とから成り、該前半部の有段乃至無段階の起立
を可能とし、さらに、前ソファー半体及び後ソファー半
体の各一側辺にラチェット機構を介して連結されて各独
立に側方に揺動・固定可能な側方背もたれを互いに隣接
させて設け、前方の側方背もたれが、その外 端縁を弯曲
状として肘掛に兼用され、かつ、該側方背もたれと上記
前半部とが、連結されておらず、また、折畳まれた状態
では、互いに重ね合わされるように折畳まれた前ソファ
ー半体と後ソファー半体とに対して、両側方背もたれ
が、平面視にて、それぞれ直角に対応した状態となるも
のである。
めに、本発明に係るソファーは、前ソファー基枠と該前
ソファー基枠に着脱自在に載置状に取付けられる前ソフ
ァー床面板とから成る前ソファー半体と、後ソファー基
枠と該後ソファー基枠に着脱自在に載置状に取付けられ
る後ソファー床面板とから成る後ソファー半体とを、備
えたソファーであって、上記前ソファー半体及び後ソフ
ァー半体は、水平展開自在、かつ、該前ソファー半体の
裏面側と後ソファー半体の裏面側が、相互に近接する倒
立V字型に折畳み自在として枢着されると共に、上記前
ソファー半体と後ソファー半体とが折畳まれるように弾
発付勢する弾発機構が設けられ、かつ、前ソファー床面
板が、ラチェット機構を介して互いに連結される前半部
と後半部とから成り、該前半部の有段乃至無段階の起立
を可能とし、さらに、前ソファー半体及び後ソファー半
体の各一側辺にラチェット機構を介して連結されて各独
立に側方に揺動・固定可能な側方背もたれを互いに隣接
させて設け、前方の側方背もたれが、その外 端縁を弯曲
状として肘掛に兼用され、かつ、該側方背もたれと上記
前半部とが、連結されておらず、また、折畳まれた状態
では、互いに重ね合わされるように折畳まれた前ソファ
ー半体と後ソファー半体とに対して、両側方背もたれ
が、平面視にて、それぞれ直角に対応した状態となるも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
づき、本発明を詳説する。
【0007】図1〜図3は本発明に係るソファーを示
し、このソファーは、全体が矩形の平板状の前ソファー
半体1と後ソファー半体2とを備える。前ソファー半体
1と後ソファー半体2は、図5に示すように、前ソファ
ー半体1の裏面1a側と後ソファー半体2の裏面2a側
が相互に近接する側面視倒立V字型(ここで、倒立V字
型には、I字型を含む。)に折畳み自在として、枢着さ
れる。
し、このソファーは、全体が矩形の平板状の前ソファー
半体1と後ソファー半体2とを備える。前ソファー半体
1と後ソファー半体2は、図5に示すように、前ソファ
ー半体1の裏面1a側と後ソファー半体2の裏面2a側
が相互に近接する側面視倒立V字型(ここで、倒立V字
型には、I字型を含む。)に折畳み自在として、枢着さ
れる。
【0008】具体的に説明すると、前ソファー半体1
は、前ソファー基枠3と、該前ソファー基枠3に着脱自
在に載置状に取付けられる前ソファー床面板4とから成
り、また、後ソファー半体2は、後ソファー基枠5、該
後ソファー基枠5に着脱自在に載置状に取付けられる後
ソファー床面板6とから成る。
は、前ソファー基枠3と、該前ソファー基枠3に着脱自
在に載置状に取付けられる前ソファー床面板4とから成
り、また、後ソファー半体2は、後ソファー基枠5、該
後ソファー基枠5に着脱自在に載置状に取付けられる後
ソファー床面板6とから成る。
【0009】しかして、前ソファー基枠3は、例えば、
矩形状のパイプ材からなる本体枠部7を備え、この本体
枠部7の前端縁に、倒立U字状のパイプ材からなる前脚
部材8が(ボルト等の固着具にて)固着されている。ま
た、この前脚部材8の各下端には、キャスタ9,9が設
けられている。この場合、前脚部材8の上部が前ソファ
ー床面板4の上面より大きく突出し、この突出部10に
は、キャスタ16が付設されている。
矩形状のパイプ材からなる本体枠部7を備え、この本体
枠部7の前端縁に、倒立U字状のパイプ材からなる前脚
部材8が(ボルト等の固着具にて)固着されている。ま
た、この前脚部材8の各下端には、キャスタ9,9が設
けられている。この場合、前脚部材8の上部が前ソファ
ー床面板4の上面より大きく突出し、この突出部10に
は、キャスタ16が付設されている。
【0010】また、後ソファー基枠5は、前ソファー基
枠3と同様、例えば、矩形状のパイプ材からなる本体枠
部11を備え、この本体枠部11の後方側の両側縁部に、支
持台枠12,12が付設されている。支持台枠12は、前後一
対の車輪13,13を有する水平杆14と、該水平杆14を後ソ
ファー基枠5に揺動可能に枢着するアーム15と、を備え
る。
枠3と同様、例えば、矩形状のパイプ材からなる本体枠
部11を備え、この本体枠部11の後方側の両側縁部に、支
持台枠12,12が付設されている。支持台枠12は、前後一
対の車輪13,13を有する水平杆14と、該水平杆14を後ソ
ファー基枠5に揺動可能に枢着するアーム15と、を備え
る。
【0011】そして、前ソファー基枠3と後ソファー基
枠5とは、ヒンジ機構Hを介して連結されている。ヒン
ジ機構Hは、前ソファー基枠3の後端縁部と後ソファー
基枠5の前端縁部とを受ける受け枠17と、前ソファー基
枠3の後方側の側縁部と後ソファー基枠5の前方側の側
縁部とが枢着される枢着部材18と、を備える。また、受
け枠17には、全体コの字状の中間支持脚19が垂下されて
いる。
枠5とは、ヒンジ機構Hを介して連結されている。ヒン
ジ機構Hは、前ソファー基枠3の後端縁部と後ソファー
基枠5の前端縁部とを受ける受け枠17と、前ソファー基
枠3の後方側の側縁部と後ソファー基枠5の前方側の側
縁部とが枢着される枢着部材18と、を備える。また、受
け枠17には、全体コの字状の中間支持脚19が垂下されて
いる。
【0012】従って、前ソファー基枠3延いては前ソフ
ァー半体1が水平軸心A1 を中心に揺動し、後ソファー
基枠5延いては後ソファー半体2が水平軸心A2 を中心
に揺動し、前ソファー半体1と後ソファー半体2とが水
平状に配設される水平展開状態乃至前ソファー半体1の
裏面1a側と後ソファー半体2の裏面2a側が相互に近
接する倒立V字型の折畳状態(図5に示す状態)に変位
する。なお、図1と図2に示す水平展開状態では、前脚
部材8と中間支持脚19と支持台枠12,12にて該水平展開
状態が安定して保持され、また、図5に示す折畳状態で
は、支持台枠12,12上に前後ソファー半体1,2が立設
される。即ち、互いに重ね合わされるように折畳まれた
前ソファー半体1と後ソファー半体2とに対して、両側
方背もたれ21,22が、平面視にて、それぞれ直角に対応
した状態で、両支持台枠12,12の車輪13…と、前脚部材
8のキャスタ16とで安定に受けられるため、その折畳み
姿勢で、簡単に移動させることができる。
ァー半体1が水平軸心A1 を中心に揺動し、後ソファー
基枠5延いては後ソファー半体2が水平軸心A2 を中心
に揺動し、前ソファー半体1と後ソファー半体2とが水
平状に配設される水平展開状態乃至前ソファー半体1の
裏面1a側と後ソファー半体2の裏面2a側が相互に近
接する倒立V字型の折畳状態(図5に示す状態)に変位
する。なお、図1と図2に示す水平展開状態では、前脚
部材8と中間支持脚19と支持台枠12,12にて該水平展開
状態が安定して保持され、また、図5に示す折畳状態で
は、支持台枠12,12上に前後ソファー半体1,2が立設
される。即ち、互いに重ね合わされるように折畳まれた
前ソファー半体1と後ソファー半体2とに対して、両側
方背もたれ21,22が、平面視にて、それぞれ直角に対応
した状態で、両支持台枠12,12の車輪13…と、前脚部材
8のキャスタ16とで安定に受けられるため、その折畳み
姿勢で、簡単に移動させることができる。
【0013】次に、前ソファー床面板4は、前半部4a
と後半部4bとからなり、該前半部4aが、その後端縁
側を中心として矢印A,B(図2参照)方向に揺動す
る。即ち、前半部4aと後半部4bとが、ラチェット機
構等の角度調整機構Rを介して連結され、該前半部4a
の有段乃至無段階の起立が可能とされている。また、前
ソファー床面板4及び後ソファー床面板6は、夫々、前
ソファー基枠3及び後ソファー基枠5上に単に載置する
のみであっても、載置した状態で、ボルト部材等の取付
具にて着脱自在に、夫々、前ソファー床面板4と前ソフ
ァー基枠3、後ソファー床面板6と後ソファー基枠5と
を取付けてもよい。
と後半部4bとからなり、該前半部4aが、その後端縁
側を中心として矢印A,B(図2参照)方向に揺動す
る。即ち、前半部4aと後半部4bとが、ラチェット機
構等の角度調整機構Rを介して連結され、該前半部4a
の有段乃至無段階の起立が可能とされている。また、前
ソファー床面板4及び後ソファー床面板6は、夫々、前
ソファー基枠3及び後ソファー基枠5上に単に載置する
のみであっても、載置した状態で、ボルト部材等の取付
具にて着脱自在に、夫々、前ソファー床面板4と前ソフ
ァー基枠3、後ソファー床面板6と後ソファー基枠5と
を取付けてもよい。
【0014】ところで、各ソファー床面板4,6の一側
辺に、側方背もたれ21,22が設けられている。即ち、前
ソファー床面板4に設けられる側方背もたれ21は、その
外端縁23が弯曲状として、肘掛に兼用されるものであっ
て、具体的には、幅広の前半部21aと幅狭の後半部21b
とからなり、その内端縁24側がラチェット機構等の角度
調整機構Rを介して前ソファー床面板4に連結される。
従って、この側方背もたれ21は、図1に示すように、矢
印C,Dの如く側方に揺動して起立状態乃至水平展開状
態に有段乃至無段階に変位する。
辺に、側方背もたれ21,22が設けられている。即ち、前
ソファー床面板4に設けられる側方背もたれ21は、その
外端縁23が弯曲状として、肘掛に兼用されるものであっ
て、具体的には、幅広の前半部21aと幅狭の後半部21b
とからなり、その内端縁24側がラチェット機構等の角度
調整機構Rを介して前ソファー床面板4に連結される。
従って、この側方背もたれ21は、図1に示すように、矢
印C,Dの如く側方に揺動して起立状態乃至水平展開状
態に有段乃至無段階に変位する。
【0015】また、後ソファー床面板6に設けられる側
方背もたれ22は、全体矩形状とされ、その内端縁25側が
ラチェット機構等の角度調整機構Rを介して後ソファー
床面板6に連結される。従って、この側方背もたれ22
は、上述の側方背もたれ21と同様、矢印C,Dの如く側
方に揺動して起立状態乃至水平展開状態に有段乃至無段
階に変位する。
方背もたれ22は、全体矩形状とされ、その内端縁25側が
ラチェット機構等の角度調整機構Rを介して後ソファー
床面板6に連結される。従って、この側方背もたれ22
は、上述の側方背もたれ21と同様、矢印C,Dの如く側
方に揺動して起立状態乃至水平展開状態に有段乃至無段
階に変位する。
【0016】ところで、前ソファー床面板4は、その前
半部4aが起立するので、この前半部4aと側方背もた
れ21とが連結されず、側方背もたれ21は、前ソファー床
面板4の後半部4bにのみ連結される。従って、前半部
4aの揺動に影響されることなく、側方背もたれ21の揺
動が可能とされる。
半部4aが起立するので、この前半部4aと側方背もた
れ21とが連結されず、側方背もたれ21は、前ソファー床
面板4の後半部4bにのみ連結される。従って、前半部
4aの揺動に影響されることなく、側方背もたれ21の揺
動が可能とされる。
【0017】しかして、前ソファー半体1と後ソファー
半体2には、図2に示すように、倒立V字型の方向へ折
畳まれるように弾発付勢する弾発機構27が設けられてい
る。即ち、弾発機構27は、第1バネ28と第2バネ29を備
え、前ソファー半体1の前ソファー基枠3の前端部に水
平杆30が設けられ、この水平杆30の中央部と、中間支持
脚19の下辺19aの中央部とが、第1バネ28にて連結さ
れ、後ソファー半体2の後ソファー基枠5の後端部に水
平杆31が設けられ、この水平杆31の中央部と、中間支持
脚19の下辺19aの中央部とが、第2バネ29にて連結され
る。
半体2には、図2に示すように、倒立V字型の方向へ折
畳まれるように弾発付勢する弾発機構27が設けられてい
る。即ち、弾発機構27は、第1バネ28と第2バネ29を備
え、前ソファー半体1の前ソファー基枠3の前端部に水
平杆30が設けられ、この水平杆30の中央部と、中間支持
脚19の下辺19aの中央部とが、第1バネ28にて連結さ
れ、後ソファー半体2の後ソファー基枠5の後端部に水
平杆31が設けられ、この水平杆31の中央部と、中間支持
脚19の下辺19aの中央部とが、第2バネ29にて連結され
る。
【0018】従って、図1と図2に示すように、水平展
開状態から前ソファー半体1と後ソファー半体2との枢
着部位乃至その近傍を持ち上げれば、第1バネ28と第2
バネ29の弾発力で、前ソファー半体1の前端部が中央側
に引き寄せられると共に、後ソファー半体2の後端部が
中央側に引き寄せられて、簡単かつ迅速に前ソファー半
体1と後ソファー半体2とを折畳むことができる。
開状態から前ソファー半体1と後ソファー半体2との枢
着部位乃至その近傍を持ち上げれば、第1バネ28と第2
バネ29の弾発力で、前ソファー半体1の前端部が中央側
に引き寄せられると共に、後ソファー半体2の後端部が
中央側に引き寄せられて、簡単かつ迅速に前ソファー半
体1と後ソファー半体2とを折畳むことができる。
【0019】このように、各側方背もたれ21,22を、図
1や図2に示すように、起立状とすれば、通常のソファ
ー乃至長椅子等として使用することができ、また、各側
方背もたれ21,22を、起立状としたまま、前ソファー床
面板4の前半部4aを起立させれば、使用者は頭側を起
こした状態として横になることができる。この場合、後
方の側方背もたれ22を水平状として、側方背もたれ21を
肘掛けに使用することができる。さらに、側方背もたれ
21,22を揺動させて水平状とすれば、全体として幅広の
ベッドとして使用することができる。
1や図2に示すように、起立状とすれば、通常のソファ
ー乃至長椅子等として使用することができ、また、各側
方背もたれ21,22を、起立状としたまま、前ソファー床
面板4の前半部4aを起立させれば、使用者は頭側を起
こした状態として横になることができる。この場合、後
方の側方背もたれ22を水平状として、側方背もたれ21を
肘掛けに使用することができる。さらに、側方背もたれ
21,22を揺動させて水平状とすれば、全体として幅広の
ベッドとして使用することができる。
【0020】ところで、前脚部材8の突出部10に図1の
仮想線で示すように、枕部材33をボルト等の取付具にて
着脱自在に取付けるようにするも好ましく、また、側方
背もたれ21,22を図2の仮想線で示すように、ソファー
床面板4,6から取外せるものであってもよい。
仮想線で示すように、枕部材33をボルト等の取付具にて
着脱自在に取付けるようにするも好ましく、また、側方
背もたれ21,22を図2の仮想線で示すように、ソファー
床面板4,6から取外せるものであってもよい。
【0021】即ち、側方背もたれ21,22に、図1と図4
に示すように、夫々、一対の板状の挿入部材35,35を、
上記角度調整機構Rを介して突設し、この挿入部材35,
35を各ソファー床面板4,6に挿脱自在に挿入すること
によって、各側方背もたれ21,22をソファー床面板4,
6に取付けている。この場合、図示省略の公知公用の係
止機構を設け、挿入部材35が挿入された際には、該挿入
部材35をこの係止機構にて確実にその挿入状態を保持
し、また、この挿入部材35を引き抜く際には、係止機構
による係止を解除する解除機構を操作することによっ
て、簡単に引き抜くようにする。
に示すように、夫々、一対の板状の挿入部材35,35を、
上記角度調整機構Rを介して突設し、この挿入部材35,
35を各ソファー床面板4,6に挿脱自在に挿入すること
によって、各側方背もたれ21,22をソファー床面板4,
6に取付けている。この場合、図示省略の公知公用の係
止機構を設け、挿入部材35が挿入された際には、該挿入
部材35をこの係止機構にて確実にその挿入状態を保持
し、また、この挿入部材35を引き抜く際には、係止機構
による係止を解除する解除機構を操作することによっ
て、簡単に引き抜くようにする。
【0022】従って、側方背もたれ21,22の着脱を可能
としたものである場合、このソファーを折畳んで搬送す
る際、該側方背もたれ21,22を取外せば、梱包が容易と
なる利点があると共に、使用に際しても、側方背もたれ
21,22が不要な場合に取外せ、至便である。
としたものである場合、このソファーを折畳んで搬送す
る際、該側方背もたれ21,22を取外せば、梱包が容易と
なる利点があると共に、使用に際しても、側方背もたれ
21,22が不要な場合に取外せ、至便である。
【0023】ところで、本発明に係るソファーの用途と
しては、長椅子、介護用ベッド、アウトドア用ベッド・
ソファー等に使用することができる。また、前ソファー
床面板4の前半部4aや各側方背もたれ21,22の最大起
立角度としては、任意に設定することができるが、90°
位とするのが好ましく、さらに、側方背もたれ21,22の
最大展開状態としては、水平状態とするのが好ましい
が、勿論、これ以上に展開可能なものであってもよい。
しては、長椅子、介護用ベッド、アウトドア用ベッド・
ソファー等に使用することができる。また、前ソファー
床面板4の前半部4aや各側方背もたれ21,22の最大起
立角度としては、任意に設定することができるが、90°
位とするのが好ましく、さらに、側方背もたれ21,22の
最大展開状態としては、水平状態とするのが好ましい
が、勿論、これ以上に展開可能なものであってもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
に記載する効果を奏する。
【0025】請求項1記載の発明によれば、使用しない
場合には、前ソファー半体1と後ソファー半体2を折畳
んで、鉛直にコンパクトに立てることができて、邪魔に
ならない。しかも、使用に際しては、側方背もたれ21,
22を水平展開状態とすれば、幅広いベッドとして使用す
ることができる。さらに、前ソファー半体1の前ソファ
ー床面板4の前半部4aを起立させれば、使用者が頭側
を起こした状態で横になることができ、楽な姿勢で、本
を読んだり、テレビを見たりすることができる。勿論、
各側方背もたれ21,22を起立状とすれば、通常のソファ
ーとして使用することができ、また、各側方背もたれ2
1,22は夫々独立して展開・起立を行うことができるの
で、使用目的に応じて種々の状態とすることができる。
例えば、両側方背もたれ21,22を外側に水平状態に展開
すれば、全体として幅の広いベッドとして使用すること
ができる。また、弯曲状とした前側の側方背もたれ21を
肘掛けとして使用することができ、使い勝手がよい。
場合には、前ソファー半体1と後ソファー半体2を折畳
んで、鉛直にコンパクトに立てることができて、邪魔に
ならない。しかも、使用に際しては、側方背もたれ21,
22を水平展開状態とすれば、幅広いベッドとして使用す
ることができる。さらに、前ソファー半体1の前ソファ
ー床面板4の前半部4aを起立させれば、使用者が頭側
を起こした状態で横になることができ、楽な姿勢で、本
を読んだり、テレビを見たりすることができる。勿論、
各側方背もたれ21,22を起立状とすれば、通常のソファ
ーとして使用することができ、また、各側方背もたれ2
1,22は夫々独立して展開・起立を行うことができるの
で、使用目的に応じて種々の状態とすることができる。
例えば、両側方背もたれ21,22を外側に水平状態に展開
すれば、全体として幅の広いベッドとして使用すること
ができる。また、弯曲状とした前側の側方背もたれ21を
肘掛けとして使用することができ、使い勝手がよい。
【図1】本発明に係るソファーの簡略斜視図である。
【図2】側面図である。
【図3】正面図である。
【図4】他の側方背もたれの簡略図である。
【図5】折畳状態の側面図である。
1 前ソファー半体 1a 裏面 2 後ソファー半体 2a 裏面 3 前ソファー基枠 4 前ソファー床面板4a 前半部 4b 後半部 5 後ソファー基枠 6 後ソファー床面板 21 側方背もたれ 22 側方背もたれ 23 外端縁 27 弾発機構 33 枕部材R ラチェット機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 17/04 A47C 17/16 A47C 13/00 A47C 17/70 A47C 19/12
Claims (1)
- 【請求項1】 前ソファー基枠3と該前ソファー基枠3
に着脱自在に載置状に取付けられる前ソファー床面板4
とから成る前ソファー半体1と、後ソファー基枠5と該
後ソファー基枠5に着脱自在に載置状に取付けられる後
ソファー床面板6とから成る後ソファー半体2とを、備
えたソファーであって、上記前ソファー半体1及び後ソ
ファー半体2は、水平展開自在、かつ、該前ソファー半
体1の裏面1a側と後ソファー半体2の裏面2a側が、
相互に近接する倒立V字型に折畳み自在として枢着され
ると共に、上記前ソファー半体1と後ソファー半体2と
が折畳まれるように弾発付勢する弾発機構27が設けら
れ、かつ、前ソファー床面板4が、ラチェット機構Rを
介して互いに連結される前半部4aと後半部4bとから
成り、該前半部4aの有段乃至無段階の起立を可能と
し、さらに、前ソファー半体1及び後ソファー半体2の
各一側辺にラチェット機構Rを介して連結されて各独立
に側方に揺動・固定可能な側方背もたれ21,22を互いに
隣接させて設け、前方の側方背もたれ21が、その外端縁
23を弯曲状として肘掛に兼用され、かつ、該側方背もた
れ21と上記前半部4aとが、連結されておらず、また、
折畳まれた状態では、互いに重ね合わされるように折畳
まれた前ソファー半体1と後ソファー半体2とに対し
て、両側方背もたれ21,22が、平面視にて、それぞれ直
角に対応した状態となることを特徴とするソファー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10088578A JP2989798B2 (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | ソファー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10088578A JP2989798B2 (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | ソファー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11285423A JPH11285423A (ja) | 1999-10-19 |
JP2989798B2 true JP2989798B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=13946739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10088578A Expired - Fee Related JP2989798B2 (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | ソファー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2989798B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5222037B2 (ja) * | 2008-06-20 | 2013-06-26 | 株式会社BIZAI.com | 折り畳みベッド |
-
1998
- 1998-04-01 JP JP10088578A patent/JP2989798B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11285423A (ja) | 1999-10-19 |
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