JP5222037B2 - 折り畳みベッド - Google Patents

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Description

本発明は、軽量で小型化でき持ち運びも容易になり、例えば、訪問エステティックあるいはマッサージの施術用に適した折り畳みベッドに関するものである。
従来から全身美容あるいは理容のためのエステティック店やマッサージ店が増えてきているが、さらに近年では、訪問によるエステティック及びマッサージの業種が増えてきている。訪問によるエステティック及びマッサージは、利用者の自宅にエステティックやマッサージの施術者が訪問して、その利用者の自宅において施術するというものである。このような訪問によるエステティックあるいはマッサージは、その利用者が自宅から外出することなく施術を受けることができる利便性から好評を博している理由となっている。しかしながら、このような訪問によるエステティックあるいはマッサージの場合には、その施術者が訪問する際に、エステティックあるいはマッサージ施術のためのベッドを携行する必要があった。
このような施術者の訪問による、エステティックあるいはマッサージの施術用ベッドは、軽量であるとともに、携帯が容易になるように小さく折りたたむことができるものが要望されている。
他方で、エステティックあるいはマッサージの施術用ベッドの場合では、ベッド上で横たわるだけではなく、施術者が利用者の体を揉んだり、押したりすることがあるため、耐荷重性についても十分に考慮する必要があった。なお、エステティックあるいはマッサージの施術用ベッドの場合には、ベッド上で本当に寝るわけではないため、長時間の耐震自体についてはさほど気を遣う必要はなかった。
従来、折り畳み可能で、かつ、軽量化を図った折り畳みベッドとしては、特許文献1に記載されたものが知られている。この折り畳みベッドは、特に、マット部分が重くなるため全体として10kgを超える重量があり、また、接地面に垂直な支持脚体のみで、利用者の重量を支えなければならないため、この支持脚体を頑丈なものとするために必要が構造と材料を使用する必要があった。さらに、この折り畳みベッドは、高さが低い構造に形成されたものであり、エステティックあるいはマッサージの施術用ベッドとしては、その施術者が立った状態で行うことが多いため、ベッド上面もある程度の高さが必要であった。
特開平11−75998号公報
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、軽量化と小型化が可能になるとともに、持ち運びも容易になり、訪問エステティックあるいはマッサージの施術用に適した折り畳みベッドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明にあっては、表面側に人の体を保持するマット部が装着された一対のベッド枠が折り畳み可能に接続されたベッド本体と、前記一対のベッド枠の両端部側の下部側に回動可能に取付けられた1対の支持部と、前記一対のベッド枠が折り畳み可能に接続された部分の下部側に突出して回動自在に取付けられたワイヤ保持部と、前記1対の支持部に一端部側がそれぞれ接続され中間部が前記支持部の端部側に設けられた案内部を介して前記ワイヤ保持部の端部側に支持されたワイヤと、前記ワイヤの前記支持部側に挿入され前記1対のベッド枠が平坦な状態において前記1対の支持部を一定の角度に保持する保持パイプとを有することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明にあっては、前記1対の支持部は、一定長さに形成された中空の支持軸の内部に、下端部側に長さ調整可能に調整軸が挿入されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明にあっては、前記ベッド本体の一方側の側面には、人の頭部を保持する頭部保持具が装着可能に取付けられることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明にあっては、前記ベッド本体の一方側の表面には、人の顔よりもやや小さい大きさの通気孔が形成され、この通気孔を塞ぐ封止部が取外し可能に装着されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明にあっては、前記一対のベッド枠は、その上面に乗る人の体を柔軟に支持する糸材を使用して編み込んだ通気性を有する布材が使用されることを特徴とするものである。
表面側に人の体を保持するマット部が装着された一対のベッド枠が折り畳み可能に接続されたベッド本体と、一対のベッド枠の両端部側の下部側に回動可能に取付けられた1対の支持部と、一対のベッド枠が折り畳み可能に接続された部分の下部側に突出して回動自在に取付けられたワイヤ保持部と、1対の支持部に一端部側がそれぞれ接続され中間部が支持部の端部側に設けられた案内部を介してワイヤ保持部の端部側に支持されたワイヤと、ワイヤの支持部側に挿入され1対のベッド枠が平坦な状態において1対の支持部を一定の角度に保持する保持パイプとを有することで、軽量化と小型化が可能になるとともに、持ち運びも容易になり、訪問エステティックあるいはマッサージの施術用に適したものとなる。
以下、本発明を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1〜図8は本発明実施形態の折り畳みベッドを説明する図であり、図1は折り畳みベッドの使用状態における斜視図、図2は折り畳みベッドの分解状態における側面図、図3はカバー部を外した状態の折り畳みベッドの平面図、図4はカバー部を外した状態の折り畳みベッド及び頭部保持具の側面図、図5はベッド枠部分の拡大断面図、図6は支持部の構造を説明する拡大断面図、図7は折り畳みベッドの畳み込み途中の状態を説明する側面図、図8は折り畳みベッドの畳み込んだ状態を説明する側面図である。
図1に示すように、本発明実施形態の折り畳みベッド10は、人が体を水平状態にして寝ることができる十分な大きさに形成されるとともに、使用しないときには、2つ折にして小さく畳むことができるベッド本体11を有し、このベッド本体11の下部側の両端部側には、使用する状態において、そのベッド本体11の上面を水平に支持するとともに所定の高さ調整可能にできる一対の支持部20,20が取付けられ、また、2つ折のベッド本体11の上面には、人の体を柔軟に支持するためのカバー部36,36が装着されるようになっている。また、ベッド本体11の下部側には使用状態において、それぞれの支持部20,20が一定の直立した角度に保持されるように同じ長さに形成されたワイヤ34,34,34,34が設けられている。これらのワイヤ34,34,34,34は、それぞれ一端部側が一定の長さに形成されたロック用の保持パイプ35,35,35,35内を通って支持部20,20側に接続され、他端部側はベッド本体11の両端部側に設けられた案内部18,18,18,18を通ってベッド本体11の中央部の下部側に取付けられたワイヤ保持部30の下端部に接続されている。また、ベッド本体11の一方側の側面には、人の頭部を支持するための頭部保持具40が装着されるようになっている。また、この頭部保持具40に近いカバー部36の表面には、人の顔より小さい楕円形の通気孔39が形成され、この通気孔39を塞ぐ保持マット44が取外し可能に装着されている。
次に、上記の各部の構成をさらに詳細に説明する。図2〜図4に示すように、ベッド本体11は、同じ大きさのほぼ長方形状に形成された2組のベッド枠12,12から形成され、その2組のベッド枠12,12の端部側に設けられた連結部12aにより水平状態にできるとともに、裏面側を互いに向けて折り畳み可能に接続されている。これら2組のベッド枠12,12は、それぞれ同じ形状と大きさの長方形状に形成され、かつその長方形状の大きさは、水平にした使用状態において、その上面に人が寝た状態で体を支持できるように十分な大きさに形成されている。本実施形態においては、1組のベッド枠12の大きさが、例えば、水平状態における縦横の寸法が90cm×60cm程度の長方形状の大きさに形成され、使用状態である2組の接続されたベッド枠12,12を水平状態に保持されたときには、縦横の寸法が180cm×60cm程度の大きさになる。このようなベッド枠12,12は、人の重量を十分に支持できる強度を有するとともに全体として軽量化できる構造と材料が使用される。本実施形態においては、ベッド枠12,12として、例えば、厚さが1mm程度で、断面形状として縦が3cm、横が2cm程度の矩形パイプ状に形成されたアルミニウム管からなる材料を使用することができる。なお、ベッド枠12,12の材料や大きさは、強度と軽量化を考慮してアルミニウム以外の薄い材料からなる金属管等を使用することも可能である。また、本実施形態の長方形状に形成されたベッド枠12,12の角部は、尖った形状にならないよう、やや大きな円弧状に形成しているが、その大きさや形状に関しては任意にでき実施形態に限定されない。これらの2組のベッド枠12,12は、表面側がそれぞれ支持布13,13により覆われている。これらの支持布13,13は、その上面に乗る人の体を柔軟に支持できるに十分な強度を有する材料として、例えば、丈夫な糸材を使用して細かく布状に編み込んだ通気性を有する布材を使用することができる。また、これらの支持布13,13は、図2及び図3に示すように、それぞれのベッド枠12,12の角部側を除く表面側を長方形状に覆うとともに、それぞれのベッド枠12,12の側面から下面まで覆われるように取付けられている。これらの支持布13,13は、ベッド枠12,12の表面側に装着されるカバー部36,36とともに、利用者の体が水平に寝た状態で柔軟に支持される程度に緊張した状態に取付けられるよう、図5に示すように、それぞれのベッド枠12,12の周囲の側面及び下面においてボルト12a、12bにより固定されている。
上記ベッド本体11を構成するそれぞれのベッド枠12,12の両端部側には、それぞれ同じ構造に形成された支持部20,20が取付けられている。この支持部20,20は、図2及び図4に示すように、それぞれベッド本体11の上面が一定の水平な高さで支持されるよう一対の同じ長さに形成された支持軸21,21と、これら支持軸21,21の内部に下端部側に突出されるよう長さ調整可能に挿入された調整軸22,22と、支持軸21,21がベッド枠12の横幅よりやや小さい幅で平行な一定の間隔になるよう取付けられた保持軸24と、この保持軸24の両端部側の下部側と支持軸21,21との間に設けられた取付板25,25と、支持軸21,21のベッド枠12,12の両端部側に近い側面側に設けられた取付部19,19に回動可能に取付ける連結部23,23等とを有する。すなわち、それぞれの支持部20,20は、ベッド枠12,12の両端部側において、それぞれ取付部19,19に回動可能に取付けられている。
左右の上記支持部20,20側にそれぞれ設けられる、ワイヤ34,34は、その一端部側がそれぞれの保持軸24,24の両端部側に形成された小さい孔24a,24aを通ってそれぞれ取付板25,25に形成された取付け部26,26に接続され、その途中が取付部19,19よりさらにベッド枠12の両端部側に近い場所に取付けられた保持部18,18に移動可能に案内され、その他端部側がベッド枠12,12が連結された部分の下部側に回動可能に設けられたワイヤ保持部30の下端部33に接続されている。さらに、それぞれの保持軸24と保持部18,18との間のワイヤ34,34部分には、一定の長さに形成された支持パイプ35,35が装着されている。図2に示すように、ワイヤ34,34が緊張した状態になるときに、支持パイプ35,35の上端部がそれぞれ保持部18,18に当接され、下端部がそれぞれ保持軸24に当接されて、左右の支持部20,20が下側をやや開いた一定の傾斜角度で緊張したワイヤ34,34,34,34により保持されるようになっている。すなわち、ベッド本体11を構成するそれぞれのベッド枠12,12が上部において水平な状態になったときには、同じ長さに形成された左右のワイヤ34,34,34,34がベッド本体11の下側の両端部側に取付けられた左右の支持部20,20が直立した状態に保持されるとともに、それぞれのワイヤ34,34,34,34に設けられた支持パイプ35,35,35,35により左右の支持部20,20が直立された状態で保持されるようになっている。なお、実施形態においては、左右の支持部20,20の下端部側がやや開いた傾斜した直立状態に保持されるようにすることでベッド本体11側を安定した水平状態にすることができる。
上記ベッド本体11のベッド枠12,12の上面にそれぞれ装着されるカバー部36,36は、ベッド本体11,11の表面側に設けられた支持布13,13表面をそれぞれ覆う大きさに形成されたマット部37,37と、それぞれのマット部37,37の表面側及び側面側を覆うとともに、側面側の下部側を覆う形状に形成されたカバー布38,38とを有する。マット部37,37は、それぞれ、ベッド枠12,12の表面を覆う90cm×60cm程度の長方形状の大きさで、厚さが、例えば、3cm程度に形成された、人の体を柔軟に保持できるクッション材料から形成されている。カバー布38,38は、例えば、柔軟で薄いプラスチック材料で形成されている。また、頭部保持具40が装着される近傍のカバー部36の表面には、人の顔よりもやや小さい大きさに形成された通気孔39が設けられ、また、この通気孔39を塞ぐマット部37と同じ程度の材料と厚さに形成された封止部44が取付けられるようになっている。
上記支持部20は、図4及び図6に示すように、同じ長の真っ直ぐに形成された軽量なアルミニウム等のパイプ材からなる支持軸21を有し、その支持軸21の内部には同様の真っ直ぐに形成されたパイプ材からなる調整軸22が下端部側を支持軸21から下方に突出させた状態で長さ調整可能に取付けられている。すなわち、支持軸21の側面には、例えば、一定の5cm程度の間隔で同じ大きさの支持孔27が、例えば、5個程度の複数個形成されている。また、この支持軸21内に挿入されている調整軸22には、その表面から突出されるように突起部28が内部に設けられたバネ材29により押し込み可能に取付けられている。支持軸21の内部に取付けられた調整軸22は、突起部28が支持孔27に挿入されることで、支持軸21から一定の長さ下方に突出された状態で保持され、かつ突出された突起部28をバネ材29の付勢力に抗して指先で押込んだ状態にして調整軸22を、押込み又は引出して突起部28を他の支持孔27に挿入することで、調整軸22の下端部側の突出長さを調整することができる。
上記頭部保持具40は、図2〜図4に示すように、必要に応じてベッド枠12の側面側の中央部に装着して使用するものである。この頭部保持具40は、一方のベッド枠12の側面側に形成された取付穴17,17にそれぞれ挿入される金属材料からなる水平な状態に設けられた一対の支持軸41,41と、これら支持軸41,41の端部側に設けられたマット状の支持部42と、この支持部42の上面に接着部材等により取付け自在に設けられた人の頭部側を十分な大きさで柔軟に保持する形状に形成された頭部支持部43とから構成されている。この頭部支持部43は、例えば、首側を除く頭部周囲を保持するようほぼC字型に形成されている。
上記構成の折り畳みベッド10は、例えば、室内における床上等に配置して使用するときには、ベッド本体11のベッド枠12,12を、連結部12aを中心にして平坦な状態にするとともに、それぞれのベッド枠12,12の両端部に設けられている支持部20,20を取付部19,19を中心にして回動させる。続いて、支持部20,20の端部側に設けられた調整軸22,22,22,22側を床の表面に当接させて、ベッド本体11を上面側にする。この状態において、ベッド本体11のベッド枠12,12は、その表面が平坦な状態になるとともに、それぞれの支持部20,20を構成する左側の支持軸21,21と右側の支持軸21,21とがほぼ垂直なる。なお、本実施形態においては、それぞれの下端部側の左側の支持軸21,21と右側の支持軸21,21とが互いに遠ざかるようにやや傾斜した垂直状態になる(図1又は図2参照)。この左右の支持軸21,21及び21,21が垂直状態になるとともに、それぞれのワイヤ34,34,34,34は、その一端部側が接続された支持部20,20のそれぞれの取付部26,26,26,26と、その他端部が接続されたベッド本体11の中央下部側に垂直な状態に取付けられたワイヤ保持部30の保持材31の下端部33との間で緊張した状態になる。これらのワイヤ34,34,34,34は、同じ長さに形成されるとともに、その支持部20,20側は、それぞれのワイヤ34,34,34,34に一定の長さに形成された支持軸35,35,35,35が設けられていることで、保持部18,18,18,18が設けられたベッド本体11と、保持軸24,24との間が一定の間隔になり、それぞれの支持部20,20が垂直状態で保持されるようになっている。
次に、上記の折り畳みベッド10を使用状態から、畳んだ状態にするときには、横に倒した状態にするとともに、図7に示すように、ベッド本体11のベッド枠12,12を連結部12aを中心にして傾斜した状態にすると、緊張したワイヤ34,34,34,34が緩んだ状態になるとともに、それぞれの支持部20,20も垂直状態から、取付部19,19,19,19を中心にして互いにそれぞれのベッド枠12,12の裏面側に回動する。これらの支持部20,20がベッド枠12,12の裏面側に回動した状態においては、ワイヤ34,34,34,34が緩んだ状態になるとともに、保持部18,18,18,18と、それぞれの保持軸24,24との間隔が大きくなり、それぞれのワイヤ34,34,34,34に設けられた支持軸35,35,35,35が緩んだ状態となる。続いて、図7に示すような支持部20,20の傾斜状態を進めることで、図8に示すように、ベッド枠12,12の裏面側が互いに当接された状態にすることができ、この平坦な状態において、それぞれの支持部20,20は、取付部19,19,19,19を中心にさらに回動して、それぞれのベッド枠12,12の裏面側にワイヤ34,34,34,34とともに収納され、さらに、ワイヤ保持部30もワイヤ取付部32を中心として回動して一方のベッド枠12の裏面側に収納される。このような折り畳んだ状態にして、それぞれベッド枠12,12の端部側に設けられている接続突起15と接続リング16とを接続することで、折り畳み状態が保持されるようになる。このような折り畳み状態にして一方のベッド枠12の側面側に設けられた取っ手14を持って持ち運びすることができる。
上記構成の折り畳みベッド10では、ベッド本体11は、矩形パイプ状に形成された金属材料等によりベッド枠12,12を形成し、またこれらベッド枠12,12の表面を覆う支持布13,13を、人の体を柔軟に支持できる、丈夫な糸材を使用して細かく編み込んだ通気性を有する布材を使用することで、軽量化できるだけでなく、十分な強度で体を柔軟に支持することが可能になる。さらに、本実施形態では、支持部20,20を軽量なパイプ材を使用するとともに、一端部側が支持部20,20に接続された同じ長さのワイヤ34,34,34,34の他端部をベッド本体11の中央下端部において垂直に下側に突出されたワイヤ保持部30の下端部に接続されているとともに、支持部20,20側のワイヤ34,34,34,34に同じ長さの支持軸35,35,35,35を装着していることで、支持部20,20を確実に保持することができる。また、本実施形態では、必要に応じてベッド本体11の一方のベッド枠12側面側に、頭部保持具40を取付けることができるため、必要に応じて頭部支持を簡単にできる。さらに、頭部保持具40が装着される近傍のカバー部36には、封止部44が取付けられた通気孔39が形成されているため、その封止部44を必要により取外し通気孔39側に顔を向けてうつ伏せ状態になっても通気性を確保することができ、これにより人の背面側のマッサージを行うことができる。
なお、上記の実施形態において、同じ長さの4本のワイヤ34,34,34,34を使用した例を説明したが、左右のワイヤ34,34をワイヤ保持部30の下端部33において接続することなく保持する構造にすることで1本のワイヤを使用することができ、側面側から見たときに、一方の支持軸21及び保持部18、中央の保持材31の下端部33、他方の保持部18及び支持軸21を通り側面側から見たときに、ほぼM字形状になる1本のワイヤとすれば、合計2本のワイヤ34,34にすることができる。また、実施形態において、左右のワイヤ34,34は、保持軸24,24に形成された小さい孔24a,24aを通って取付板25,25に形成された取付部26,26に接続された例を説明したが、小さい孔24a,24aにワイヤ34,34を通すことなく、直接に取付け部26,26に接続してもよい。すなわち、保持部18と取付板25との間に支持パイプ35が突っ張っている状態で中にワイヤ34が通っていればよい。
以上説明したように、本発明の折り畳みベッド10では、軽量化と小型化が可能になるとともに、持ち運びも容易になり、訪問エステティックあるいはマッサージの施術用に適した折り畳みベッドとして利用することができる。
軽量化と小型化が可能になるとともに、持ち運びも容易になり、訪問エステティックあるいはマッサージの施術用に適した折り畳みベッドを提供する。
本発明実施形態の折り畳みベッドの使用状態における斜視図である。 本発明実施形態の折り畳みベッドの分解状態における側面図である。 本発明実施形態のカバー部を外した状態の折り畳みベッドの平面図である。 本発明実施形態のカバー部を外した状態の折り畳みベッド及び頭部保持具の側面図である。 本発明実施形態のベッド枠部分の拡大断面図、図6は支持部の構造を説明する拡大断面図である。 本発明実施形態の支持部の構造を説明する拡大断面図である。 本発明実施形態の折り畳みベッドの畳み込み途中の状態を説明する側面図である。 本発明実施形態の折り畳みベッドの畳み込んだ状態を説明する側面図である。
符号の説明
10 折り畳みベッド
11 ベッド本体
12 ベッド枠
12a 連結部
12a、12b ボルト
13 支持布
14 取っ手
15 接続突起
16 接続リング
17 取付穴
18 保持部
19 取付部
20 支持部
21 支持軸
22 調整軸
23 連結部
24 保持軸
24a 孔
25 取付板
26 取付け部
27 支持孔
28 突起部
29 バネ材
30 ワイヤ保持部
31 保持材
32 ワイヤ取付部
33 下端部
34 ワイヤ
35 保持パイプ
36 カバー部
37 マット部
38 カバー布
39 通気孔
40 頭部保持具
41 支持軸
42 支持部
43 頭部支持部
44 保持マット

Claims (5)

  1. 表面側に人の体を保持するマット部が装着された一対のベッド枠が折り畳み可能に接続されたベッド本体と、前記一対のベッド枠の両端部側の下部側に回動可能に取付けられた1対の支持部と、前記一対のベッド枠が折り畳み可能に接続された部分の下部側に突出して回動自在に取付けられたワイヤ保持部と、前記1対の支持部に一端部側がそれぞれ接続され中間部が前記支持部の端部側に設けられた案内部を介して前記ワイヤ保持部の端部側に支持されたワイヤと、前記ワイヤの前記支持部側に挿入され前記1対のベッド枠が平坦な状態において前記1対の支持部を一定の角度に保持する保持パイプとを有することを特徴とする折り畳みベッド。
  2. 前記1対の支持部は、一定長さに形成された中空の支持軸の内部に、下端部側に長さ調整可能に調整軸が挿入されていることを特徴とする請求項1記載の折り畳みベッド。
  3. 前記ベッド本体の一方側の側面には、人の頭部を保持する頭部保持具が装着可能に取付けられることを特徴とする請求項1記載の折り畳みベッド。
  4. 前記ベッド本体の一方側の表面には、人の顔よりもやや小さい大きさの通気孔が形成され、この通気孔を塞ぐ封止部が取外し可能に装着されていることを特徴とする請求項1記載の折り畳みベッド。
  5. 前記一対のベッド枠は、その上面に乗る人の体を柔軟に支持する糸材を使用して編み込んだ通気性を有する布材が使用されることを特徴とする請求項1記載の折り畳みベッド。
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