JPH10192100A - 折畳み式多連結ベッド - Google Patents

折畳み式多連結ベッド

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JPH10192100A
JPH10192100A JP35927796A JP35927796A JPH10192100A JP H10192100 A JPH10192100 A JP H10192100A JP 35927796 A JP35927796 A JP 35927796A JP 35927796 A JP35927796 A JP 35927796A JP H10192100 A JPH10192100 A JP H10192100A
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JP
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frame
bed
outer frame
inner frame
folded
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JP35927796A
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Toshio Suzuki
利生 鈴木
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MASUSETSUTO KK
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MASUSETSUTO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は複数のベッドを折畳み可能に連結し
てなる折畳み式多連結ベッドを提供する。 【解決手段】 キャスタを備えた一対の脚台を設け、こ
れを中心としてベッドフレームユニットを左右に折畳み
自在に連設したものであり、ベッドフレームユニットの
連結部にバネ部材を設けて折畳み操作を容易にするとと
もに、折畳み時において倒れ防止ストッパ杆が働いて折
畳み時の安定性を向上させたものである。折り畳まれた
左右のベッドフレームはフレームロック構造によって拘
束することができる。 【効果】 折畳み収納性、展開時の安全性に優れ、倒れ
防止用のストッパ杆による折畳時安定性にも優れてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のベッドを折
畳み可能に連結してなる折畳み式多連結ベッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、保育所や幼稚園などで幼児用のお
昼寝用として折畳式ベッドや積重式ベッドが用いられて
いるが、1台で多数の幼児を同時に就寝させることがで
きるベッドは提案されておらず、人数に対応した多数の
ベッドを展開して使用に供したり折畳んで収納したりす
る必要があり、人手のかかる煩雑な作業となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであって、1台のベッドでありながら
多数の幼児が同時に使用することができる折畳み式多連
結ベッドを提供することにある。更に、本発明では、折
畳みや展開を容易に行うことができ、折畳状態を拘束し
うる操作性に優れた折畳み式多連結ベッドを提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1の発明では、基台からなる中央枠体
を中心として左右に連結式ベッドフレームを連結してな
る折畳み式多連結ベッドにおいて、基台となる中央枠体
に、左右に離間して対向し幅方向に横架されて平行に延
びる一対のストッパ杆を具備してなり、該連結式ベッド
フレームが、中央枠体に基端よりの中途位置で枢着され
た内側枠と、該内側枠に、これと対向して平行に折畳可
能に枢着された外側枠と、該内側枠と外側枠との連結部
分に設けられた補助支脚と、該補助支脚を内側枠と外側
枠の展開時に起立状に保持する保持手段と、外側枠の外
側に設けられた作動支脚と、左右の連結式ベッドフレー
ムがそれぞれ折り畳まれた状態で拘束されるフレームロ
ック手段とからなっており、外側枠と内側枠を中央枠体
に沿って中折れに折畳み、上記内側枠が垂直を超えて所
定の鈍角に枢動すると内側枠の基端部が内側から前記ス
トッパ杆と衝合してそれ以上の折畳動作が拘束され、同
時にこれと対向する外側枠が外側からストッパ杆に衝合
して折畳まれ、作動支脚は中央枠体内に入り込んで収納
可能となっている、という技術的手段を講じている。請
求項2の発明では、作動支脚に車輪を設け、該作動支脚
の車輪を設置面上に転動させながら外側枠と内側枠を中
央枠体に沿って中折れに折畳み、上記内側枠が垂直を超
えて所定の鈍角に枢動すると内側枠の基端部が内側から
前記ストッパ杆と衝合してそれ以上の折畳動作が拘束さ
れ、同時にこれと対向する外側枠が外側からストッパ杆
に衝合して折畳まれ、作動支脚の車輪は中央枠体内に入
り込んで収納されることを特徴とする請求項1に記載の
折畳み式多連結ベッド。基台からなる中央枠体を中心と
して左右に連結式ベッドフレームを連結してなる、とい
う技術的手段を講じている。また、請求項3の発明で
は、前記中央枠体が、左右一対のキャスタを有する脚台
と、該脚台上に立設され、それぞれ内側枠を枢着する脚
柱部と、幅方向に対峙した脚台との間に横架された一対
のストッパ杆とからなっている、という技術的手段を講
じている。更に、請求項4の発明では、内側枠または外
側枠が分割枠により2以上のベッドを形成してなる、と
いう技術的手段を講じている。また、請求項5の発明で
は、内側枠と外側枠の連結側が補助支脚上に設けられた
ヒンジプレートにそれぞれ枢着されてなる、という技術
的手段を講じている。更に請求項6の発明では、補助支
脚が、幅方向に対向する補助支脚間に横架された連結杆
を有しており、保持手段が、上記連結杆と内側枠および
連結杆と外側枠との間にそれぞれ設けられて、内側枠と
外側枠とが展開した際に補助支脚を外方に付勢して起立
状に保持するゴム索などの付勢部材からなっている、と
いう技術的手段を講じている。請求項7の発明では、内
側枠または外側枠の側辺に、上向きに把持部を突設して
なる、という技術的手段を講じている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の折畳み式多連結
ベッドを幼児仮眠用ベッド(nap bed)に適用し
た場合の好適実施例について図面を参照して説明する。
ここで、図1は本発明の折畳み式多連結ベッドの斜視
図、図2はその平面図、図3はその側面図、図4はその
正面図、図5はこの折畳み式多連結ベッドを折畳んだ状
態を示す斜視図、図6および図7はその折畳んだ状態に
至るまでの過程を示す側面図、図8は折畳んだ状態を示
す正面図、図9は本発明の折畳み式多連結ベッドの他の
実施例を示す平面図、図10は本発明の折畳み式多連結
ベッドのさらに他の実施例を示す平面図、図11はフレ
ームロック構造を示す斜視図、図12は同側面図、図1
3は同平面図である。
【0006】まず、図1に示す折畳み式多連結ベッド
は、4つ折れの8人用の連結ベッドである。中央部に
は、4個のキャスタ1で移動可能に支持された四角形枠
体からなる中央枠体20が設けられており、これを中心
として左右対称に連結式ベッドフレーム21、22が連
結されている。ここでキャスタ1は旋回自在な首振りキ
ャスタが好ましいが、直進のみを行うものでもよい。即
ち、相対向するようにして一対の脚台2が幅方向に離間
して設けられ、これらの両端近傍を連結して横架する一
対のストッパ杆3が離間平行して取着されている。
【0007】上記脚台2のそれぞれの底部には一対の首
振キャスタ1が各脚台2の両端を支持するようにして固
定されていて、これにより移動可能な中央枠体20が形
成されている。つまり、折畳み収納時においては、ベッ
ド全体が中央枠体20により移動、収納されるようにな
っている。この図示の折畳み式多連結ベッドは上述のよ
うに左右対称に連結式ベッドフレームが取付けられる。
そして、上記左右の連結式ベッドフレームがそれぞれが
中折れに折り畳まれた状態で個別に拘束されるロック手
段が設けられている。
【0008】本実施例でロック手段は、一方を内側枠6
に設け、他方をストッパ杆3に設けている。即ち、図1
2に示すように、内側枠6には、その一方の側辺の基端
寄りに左右方向内側に突出するロックピン21が一体に
設けられる。そして、該内側枠6の近接するストッパ杆
3には、上記ロックピン21を係止するためにロック方
向に付勢された係止フック22が取り付けられている。
ストッパ杆3上には左右一対のブラケット23が立設さ
れており、該ブラケット間には回転軸24が軸支されて
おり、その下方にはスプリング受座板25とフックスト
ッパ26が横架されている。そして、上記回転軸24に
一体に係止フック22が取り付けられて中央に向かって
突出している。
【0009】この係止フック22は、先端が鈎状のカム
面22aとなっており、前記内側枠6の折畳時に連動し
て変位するロックピン21が先端側からカム面22aに
衝合して係止フック22を上向きに傾動し溝部22bに
没入できるようになっている。該係止フック22には回
転軸24に捲回されたコイルスプリングSの一端が係止
され、他端はスプリング受座板25に係止されて、上記
係止フック22を下向きに付勢しており、該係止フック
22は前記フックストッパ26によって略水平姿勢に保
持され、更に下向きに傾動しないように拘束されてい
る。
【0010】従って、上記係止フック22は、ロックピ
ン21のカム面22aでの衝合でスプリングSの付勢力
に抗して上向きに傾動し、ロックピン21が溝部22b
に至ると付勢力で水平状態まで復帰してロック位置とな
る。なお、前記回転軸24はブラケット23に軸受され
ており、更に外方へ延出しており、図示例では更に脚柱
4を貫通し、外側で折れ曲がってレバー部27を形成し
ている。ここで前記回転軸24はブラケット23に軸受
されているから、そのまま外方へ延出し(脚柱で軸受さ
れずに)そのままレバー部27を形成するものでもよ
い。このレバー部27を下向きに踏み込むことにより係
止フック22は上向きに傾動するので、ロックピン21
を解放してロック解除することができる。従って、これ
によれば、左右のベッドフレームの折畳を独立にロック
しまたロック解除することができ操作性に優れる。
【0011】次に、連結式ベッドフレームについて説明
する。ここで左右の連結式ベッドフレームは構成が同一
のものであるから、一方の側の連結式ベッドフレームの
構成を中心として以下、説明する。この連結式ベッドフ
レーム(21または22)は、脚台2の上面に固着され
た脚柱4に基端近傍が枢着された少なくとも1個のベッ
ドを構成するU字形の内側枠6と、この内側枠6と対向
するようにして回動自在に連結され少なくとも1個のベ
ッドを構成するU字形の外側枠12とからなっており、
これら内側枠6と外側枠12との連結部両側に一対の補
助支脚7が設けられ、また外側枠12には車輪Wを有す
る作動支脚13が設けられている。ここで車輪Wは直進
可能であればよく、ローラその他のホイールを軸支した
ものでもよいが、旋回自在な首振りキャスタを用いても
よい。
【0012】ここで作動支脚13は、外側枠12に対し
て一定の角度αを持って連結されている。即ち、外側枠
12を内側枠6と同じ寸法に設定すれば、両部品を共通
とすることができるが、この場合に作動支脚13は外側
枠12に対して鈍角に設定して車輪Wを床面上に転動さ
せることができる。また外側枠12を内側枠6よりも長
く設定すればαは90°に設定することができる。この
ようにこの発明では、作動支脚13の外側枠12に対す
る配設角度は特に限定されるものではない。
【0013】次に、これら構成部材について具体的に説
明する。まず、各脚台2の両端近傍の上面には一対の脚
柱4が立設されていて、U字形のパイプからなる内側枠
6の基端部両側が各脚台2の同じ側の一対の脚柱4の上
端にピン5を介して回動自在に枢着されている。このU
字形内側枠6の両自由端部(基端部と反対側)は、補助
支脚7の上端に固着されたヒンジプレート8にそれぞれ
固定されている。なお、この補助支脚7は、ベッドが展
開されたときU字形内側枠6が水平になるような高さに
調整されている。内側枠6の基端と自由端との中間部に
は内側枠6の内部面積を左右に2分するようにして、分
割枠11が固定されている。
【0014】すなわち、この分割枠11によりU字形内
側枠6を補強するとともにその内部が2人分のベッドを
構成するようになっている。上記補助支脚7は一対で構
成され、それらの下部は補助支脚連結棒9により連結、
固定されている。なお、補助支脚7の底面にはゴムキャ
ップなどの弾性材からなる緩衝部材16を固着すること
が好ましい。
【0015】また、補助支脚7の上端に固着されたヒン
ジプレート8相互間にもヒンジ連結棒10が介設され、
これらヒンジプレート8相互を連結、固定している。さ
らに、内側枠6に対向するようにして外側枠12が回動
自在に設けられている。この外側枠12は内側枠6とほ
ぼ同一形状のU字形パイプからなっていて、その自由端
が内側枠6の自由端と突き合わされた状態でヒンジプレ
ート8に同じく固定されている。
【0016】他方、外側枠12の基端部には、ベッドが
展開されたとき外側枠12が水平になるような高さに調
整された一対の車輪W付き作動支脚13が固着されてい
る。すなわち、この一対の作動支脚13は適当に離間し
て外側枠12の両側近傍を支持していて、これによりベ
ッド展開時において外側枠12の基端部の安定性が保た
れるようになっている。外側枠12の基端と自由端との
中間部にも外側枠12の内部面積を左右に2分するよう
にして、分割枠14が固定されている。すなわち、この
分割枠14により外側枠12を補強するとともにその内
部が2人分のベッドを構成するようになっている。ま
た、外側枠12の自由端近傍にも、それらの間を連結、
補強する分割枠15が固着されている。
【0017】また、図示例では外側枠12の側辺で外側
寄りの位置に略コ字状の把持部Hが左右一対に固着され
ている。この把持部Hは、外側枠12を傾斜姿勢から展
開する際に、下端側となる位置で使用者が手で持つため
に使用することができる。また、この把持部Hは上向き
に突出しているので、マット等を載置する場合のずれ落
ち防止柵としても使用することもできる。この把持部H
の形状や配置は図示例に限定されるものではなく、適宜
変更することができる。例えば把持部Hを横向で外方へ
突出させるようにしてもよい。
【0018】さらに、内側枠6の各自由端近傍には、例
えばゴム索からなるバネ体17の一端が枢着され、この
バネ体17の他端は補助支脚連結棒9の端部近傍に枢着
されていて、これらの間を常時、引寄せるように付勢さ
れている。また外側枠12の各自由端近傍にも、同じ
く、例えばゴム索からなるバネ体17の一端が枢着さ
れ、このバネ体17の他端は補助支脚連結棒9の端部近
傍に枢着されていて、これらの間を常時、引寄せるよう
に付勢されている。
【0019】従って、ベッドを折畳むべく内側枠6と外
側枠12とが互いに引寄せられると、バネ体17の緊張
が解け、補助支脚7がフリーとなる。逆にベッドを展開
するとバネ体17が強く引っ張られて緊張し、補助支脚
7が垂直に保持される。なお、内側枠6および外側枠1
2の内部区域には、使用目的に応じた十分な強度の支持
シート18、例えばメッシュシートがこれら枠体6、1
2、ヒンジ連結棒10および分割枠体11、14、15
等を利用して張設される。
【0020】次に、以上の構成からなる本発明の折畳み
式多連結ベッドの使用方法について説明する。まず、ベ
ッドの展開状態からベッドを折畳む場合、図6および図
7に示すように、把持部Hを持ちながら左右いずれかの
連結式ベッドフレームの一方を最初に折畳み、ついで他
方の連結式ベッドフレームを折畳む。即ち、作動支脚1
3の下端に軸支された車輪Wが設置面上を中央枠体20
方向に回転する。この場合、外側枠12の傾斜ととも
に、内側枠11は脚台2の枢着点を支点として傾動し、
外側枠12と中折れ状に折り畳まれる。また、作動支脚
13は図示のように次第に傾斜し、最終的に中央枠体2
0の下方に収納される。
【0021】一方の連結式ベッドフレームの最終的折畳
み時において、図6に示すように、内側枠11が垂直位
置を越えて内側に傾斜した状態(所定の鈍角位置)で、
外側枠12の基端枠部12aがストッパ杆3の内側に衝
合し、同時にこれと対向する外側枠12が外側からスト
ッパ杆3に衝合して折畳みが完了する。これにより連結
式ベッドフレームはそれ以上の回動が阻止され、この若
干内向きに傾斜した姿勢で安定的に保たれる。従って、
図7に示すように、その状態で次に他方の連結式ベッド
フレームを折畳むことができる。双方の連結式ベッドフ
レームを折畳んだのち、必要に応じて、折畳んだ連結式
ベッドフレームの双方の頂部を結束ベルト、安全フック
などにより互いに結び付ければ、ベッド収納のため折畳
み式多連結ベッドを動かしても、この折畳んだ状態を安
定的に維持させることができる。
【0022】次に、ベッドの折畳み状態からベッドを展
開する場合、図7に示すように、まず一方の連結式ベッ
ドフレームから展開するが、この際にも他方の連結式ベ
ッドフレームは安定して立った状態に維持される。この
一方の連結式ベッドフレームが車輪Wを介した作動脚の
後退で伸張し次第に平らになるに従い、バネ体17の弾
性力も次第に強く働くようになり、補助支脚7を直立に
保持することができる。一方の連結式ベッドフレームが
展開されたのちは、他方の連結式ベッドフレームも同じ
要領で展開することができる。
【0023】図9は本発明の折畳み式多連結ベッドの他
の例を示すもので、実施例の内側枠6および外側枠12
に対する分割枠体11、14、15の配置を変化させた
以外は上記実施例と全く同一である。すなわち、上記実
施例では分割枠体11、14、15の方向をベッド展開
方向に対し垂直としたが、図9の実施例ではベッド展開
方向と同一方向にしてU字形内側枠6およびU字形外側
枠12の区域をそれぞれ2分割している。このように図
9の実施例では分割枠体11、14、15の方向を変え
ているだけなので、図1等に示す実施例と同一符号を付
すことにより各部材についての詳細な説明を省略する。
【0024】図9、図10は本発明の折畳み式多連結ベ
ッドのさらに他の例を示すもので、図1に示した実施例
ではU字形内側枠6およびU字形外側枠12の領域を分
割枠体11、14、15により2分割し、8人用の多連
結ベッドとしたが、本実施例ではU字形内側枠6および
U字形外側枠12の領域を1人分の大きさのベッドと
し、分割枠体により分割が行われていないものであり
(すなわち、4人用の多連結ベッド)、それ以外は上記
実施例と構成、作用、効果において実質的に同一であ
る。尚、図示例では、把持部Hとベッドフレームのロッ
ク構造を省略した実施例を示している。本実施例におい
ても図1に示す実施例と同一構成には同一符号を付すこ
とにより各部材についての詳細な説明を省略する。
【0025】なお、本発明は上記実施例に限らず、その
他この発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しう
ること勿論である。例えば、各ベッドの大きさ、高さに
ついては、対象とする人の身長などに合わせて適宜、変
更することができる。また、ベッドの連結数について
も、上記の8人用、4人用の他、適宜増減することも可
能である。更に、内側枠と外側枠の中折れ式折畳乃至展
開動作に際しては、スプリングその他の公知の付勢手段
を設けて内側枠と外側枠をその折畳およびまたは展開方
向付勢してもよい。また、フレームロック手段は折り畳
まれて近接する内側枠を係止する一対の係止部材を設け
てもよい。その他、この発明は種々用途に用いることが
でき、対象者も幼児に限定されるものではなく、要旨を
変更しない範囲で種々設計変更しうるものである。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係わる折畳
み式多連結ベッドは、作動支脚の車輪を利用し折畳み乃
至展開を行うようにしているから、折畳み収納性、展開
時の安全性に優れる。また、中央枠体には倒れ防止用の
ストッパ杆が設けられているから、折畳み時の安定性に
も優れ、また、キャスタや車輪を利用して移動自在にな
っているから、収納性にも便利であるなど実用的に多く
の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係わる折畳み式多連結ベッ
ドの斜視図。
【図2】図1に示す折畳み式多連結ベッドの平面図。
【図3】図1に示す折畳み式多連結ベッドの側面図。
【図4】図1に示す折畳み式多連結ベッドの正面図。
【図5】図1に示す折畳み式多連結ベッドを折畳んだ状
態を示す斜視図。
【図6】図1に示す折畳み式多連結ベッドの折畳んだ状
態に至るまでの過程を示す側面図。
【図7】図1に示す折畳み式多連結ベッドの折畳んだ状
態に至るまでの過程を示す側面図。
【図8】図1に示す折畳み式多連結ベッドの折畳んだ状
態を示す正面図。
【図9】本発明の他の実施例に係わる折畳み式多連結ベ
ッドの平面図。
【図10】本発明のさらに他の実施例に係わる折畳み式
多連結ベッドの平面図。
【図11】フレームロック構造を示す要部の斜視図。
【図12】同側面図。
【図13】同平面図。
【符号の説明】
1 キャスタ 2 脚台 3 脚台連結バー兼ストッパ杆 4 脚柱 5 ピン 6 内側枠 7 補助支脚 8 ヒンジプレート 11 分割枠 12 外側枠 13 作動支脚 17 バネ体 18 支持シート 20 中央枠体 W 車輪

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台からなる中央枠体を中心として左右
    に連結式ベッドフレームを連結してなる折畳み式多連結
    ベッドにおいて、 基台となる中央枠体に、左右に離間して対向し幅方向に
    横架されて平行に延びる一対のストッパ杆を具備してな
    り、 該連結式ベッドフレームが、中央枠体に基端よりの中途
    位置で枢着された内側枠と、 該内側枠に、これと対向して平行に折畳可能に枢着され
    た外側枠と、 該内側枠と外側枠との連結部分に設けられた補助支脚
    と、 該補助支脚を内側枠と外側枠の展開時に起立状に保持す
    る保持手段と、 外側枠の外側に設けられた作動支脚と、 左右の連結式ベッドフレームがそれぞれ折り畳まれた状
    態で拘束されるフレームロック手段とからなっており、 外側枠と内側枠を中央枠体に沿って中折れに折畳み、上
    記内側枠が垂直を超えて所定の鈍角に枢動すると内側枠
    の基端部が内側から前記ストッパ杆と衝合してそれ以上
    の折畳動作が拘束され、同時にこれと対向する外側枠が
    外側からストッパ杆に衝合して折畳まれ、作動支脚は中
    央枠体内に入り込んで収納可能となっていることを特徴
    とする折畳み式多連結ベッド。
  2. 【請求項2】 作動支脚に車輪を設け、該作動支脚の車
    輪を設置面上に転動させながら外側枠と内側枠を中央枠
    体に沿って中折れに折畳み、上記内側枠が垂直を超えて
    所定の鈍角に枢動すると内側枠の基端部が内側から前記
    ストッパ杆と衝合してそれ以上の折畳動作が拘束され、
    同時にこれと対向する外側枠が外側からストッパ杆に衝
    合して折畳まれ、作動支脚の車輪は中央枠体内に入り込
    んで収納されることを特徴とする請求項1に記載の折畳
    み式多連結ベッド。
  3. 【請求項3】 中央枠体が、左右一対のキャスタを有す
    る脚台と、該脚台上に立設され、それぞれ内側枠を枢着
    する脚柱部と、幅方向に対峙した脚台との間に横架され
    た一対のストッパ杆とからなっていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の折畳み式多連結ベッド。
  4. 【請求項4】 内側枠または外側枠が分割枠により2以
    上のベッドを形成していることを特徴とする請求項1、
    2または3に記載の折畳み式多連結ベッド。
  5. 【請求項5】 内側枠と外側枠の連結側が補助支脚上に
    設けられたヒンジプレートにそれぞれ枢着されてなるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の折畳
    み式多連結ベッド。
  6. 【請求項6】 補助支脚が、幅方向に対向する補助支脚
    間に横架された連結杆を有しており、保持手段が、上記
    連結杆と内側枠および連結杆と外側枠との間にそれぞれ
    設けられて、内側枠と外側枠とが展開した際に補助支脚
    を外方に付勢して起立状に保持するゴム索などの付勢部
    材からなっていることを特徴とする請求項1、2、3、
    4または5に記載の折畳み式多連結ベッド。とを特徴と
    する請求項1、2、3、4または5に記載の折畳み式多
    連結ベッド。
  7. 【請求項7】 内側枠または外側枠の側辺に、把持部を
    上向きに突設してなることを特徴とする請求項1、2、
    3、4または5に記載の折畳み式多連結ベッド。
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