JPH0797B2 - 歩行補助器 - Google Patents

歩行補助器

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JPH0797B2
JPH0797B2 JP1223786A JP22378689A JPH0797B2 JP H0797 B2 JPH0797 B2 JP H0797B2 JP 1223786 A JP1223786 A JP 1223786A JP 22378689 A JP22378689 A JP 22378689A JP H0797 B2 JPH0797 B2 JP H0797B2
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政人 桃井
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
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    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、下肢の不自由な身体障害者や老齢者等のた
めの歩行補助器に関する。
〔従来の技術〕
身体障害者等の歩行の補助を行うものとして従来より歩
行補助器が用いられている。この歩行補助器の一例を第
14図及び第16図に示す。
第14図に示す歩行補助器は、主に病院などの室内で使用
されるものであって、U字状の上部横枠部材101及び下
部横枠部材102と、両端部がそれぞれこれら横枠部材に
固着された縦枠部材103と、上部横枠部材101の上方に昇
降自在に設けられたU字状の手摺104と、下部横枠部材1
02の下方にそれぞれ回転自在に装着された車輪105とか
ら構成されている。
そして、歩行者は、U字状の各横枠部材101及び102の中
に入り、手摺104により垂直方向に体を支えることによ
って歩行を行う。また、この歩行補助器100を複数個収
容する場合には、第15図の平面図に示すように、U字状
の各横枠部材101及び102の開口を利用することによりコ
ンパクトに収容することができるようになっている。
また、第16図に示す歩行補助器110は、主に屋外で使用
されるものであって、逆V字状に配置され、それぞれ矢
印方向に回動自在な1対の脚枠部材111a及び111bと、各
脚枠部材の下端にそれぞれ回転自在に装着された車輪11
2a及び112bと、後方側の脚枠部材111aの上方に突出して
設けられた縦枠部材113と、縦枠部材113の上部に設けら
れ、矢印方向に回動自在な逆U字状の手摺114とから構
成されている。また、各脚枠部材111a,111bの上部に
は、歩行者が腰掛けるためのシート115が設けられてい
る。
そして、歩行者は、手摺114に一部体重を預けた状態
で、手摺114を前方に押すことにより歩行を行う。ま
た、この歩行補助器110では、各脚枠部材111a,111b及び
手摺114をそれぞれ矢印方向に回動させることにより、
折り畳んだ状態でコンパクトに収容可能となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記第14図に示した従来の歩行補助器100では、多数収
容する場合には第15図に示したようにコンパクトに収容
することができるが、単体で収容する場合には、単体自
体は折り畳み不能であるためにかさばり、比較的大きな
収容スペースが必要となるという不具合がある。
また、第16図に示した歩行補助器110では、コンパクト
に収容することができるが、手摺114が後側車輪112aの
ほぼ垂直上方に設けられているため、歩行時に後側車輪
112aの車軸116が歩行者の足の運びの邪魔になるという
不具合がある。また、手摺114に大きな荷重をかけた場
合には、歩行者の意思に反して歩行補助器が勝手に前進
してしまったり、さらには前側車輪112bが浮き上がり、
歩行補助器本体が後方に転倒してしまうおそれがある。
本発明の目的は、折り畳み自在かつ折り畳み時の使用が
容易で、しかも充分な強度が得られる歩行補助器を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る歩行補助器は、第1側枠対(2)と、第2
側枠対(4)と、第1の連結機構(3)と、第2の連結
機構(5a)と、第3の連結機構(5b)と、歩行者用手摺
部(11)と、固定手段とを備えている。
前記第1側枠対(2)は、それぞれ下端に車輪(10)を
有する左右の側枠(2a,2b)からなる。前記第2側枠対
(4)は、それぞれの上部が前記第1側枠対の左右の側
枠上部に回動のみ自在に装着され、下端に車輪を有する
左右の側枠(4a,4b)からなる。前記第1の連結機構
(3)は、前記第1側枠対の左右の側枠間に設けられた
X字状連結部材(3a,3b)からなり、前記X字状部材の
上端が前記第1側枠対の左右の側枠に回動のみ自在に連
結され、下端が回動かつ摺動自在に連結されている。前
記第2の連結機構(5a)は、一端が前記第1側枠対から
離れた位置において前記X字状連結部材の下部に回動自
在に連結されかつ他端が前記第2側枠対の右側枠に回動
かつ摺動自在に連結された左固定部材(21)と、一端が
前記第1側枠対の右側枠に回動自在に連結されかつ他端
が前記右固定部材に回動自在に連結された右補助部材
(23)とを有し、各右側枠を相互に接近・離反自在に連
結する。前記第3の連結機構(5b)は、一端が前記第1
側枠対から離れた位置において前記X字状連結部材の下
部に回動自在に連結されかつ他端が前記第2側枠対の左
側枠に回動かつ摺動自在に連結された左固定部材(21)
と、一端が前記第1側枠対の左側枠に回動自在に連結さ
れかつ他端が前記左固定部材に回動自在に連結された左
補助部材(23)とを有し、各左側枠を相互に接近・離反
自在に連結する。前記手摺部(11)は、前記第1側枠対
の上部に設けられている。前記固定手段は、前記第1及
び第2側枠対を展開状態で固定し得る手段である。
〔作用〕
本発明では、各側枠(2a,2b,4a,4b)が折り畳み自在と
なっている。すなわち、使用時には、第1〜第3の連結
機構(3,5a,5b)により、第1側枠対(2)及び第2側
枠対(4)の各側枠(2a,2b,4a,4b)を相互に離反させ
ることにより、各側枠(2a,2b,4a,4b)は展開状態とな
る。この展開時において、第2側枠対(2)の左右の側
枠(4a,4b)間には、歩行者を収容し得る空間が形成さ
れる。したがって、歩行者はこの空間内に入り、手摺部
(11)に体重を預けながら前方向に力を作用させると、
各車輪(10)が回転して歩行補助器が前方に移動する。
歩行補助器を折り畳む際には、前記第1〜第3の連結機
構(3,5a,5b)により、第1側枠対(2)及び第2側枠
対(4)の各側枠(2a,2b,4a,4b)を相互に接近させ
る。これにより、各側枠(2a,2b,4a,4b)が束状に折り
畳め、コンパクトになって、持ち運び及び収納に便利と
なる。
ここでは、第1側枠対(2)の上部に対して第2側枠対
(4)の上部が回動のみ自在に装着されているので、展
開状態と折り畳み状態の間で、第2側枠対(2)の下方
への突出量が変化しない。このため、展開状態で第2側
枠対(4)の後方への延出を抑えて強度上の問題を軽減
しつつ、折り畳み状態で立ち得るように下端の車輪(1
0)を揃えることができる。しかも、折り畳み時に第1
側枠対(2)の上部に対して第2側枠対(4)の上部が
摺動しないので、第1側枠対(2)の上部に設けられた
手摺部(11)を持って折り畳む作業がスムーズに行え
る。
さらに、第1側枠対(2)の左右の側枠(2a,2b)を相
互に接近・離反自在に連結する第1の連結機構(3)が
第1側枠対(2)の左右の側枠(2a,2b)間に設けら
れ、また、各側枠対(2,4)の右側枠(2a,4a)を連結す
る第2の連結機構(5a)が右側枠(2a,4a)の間に、左
側枠(2b,4b)を連結する第3の連結機構5b)が左側枠
(2b,4b)の間にそれぞれ設けられている。したがっ
て、各側枠対(2,4)及び連結機構(3,5a,5b)は展開状
態で平面視コ字状に配置されることとなり、これによっ
て囲まれた部分には、収容空間が形成される。
しかも、第1の連結機構(3)はX字状連結部材(3a,3
b)からなる。また、第2及び第3の連結機構(5a,5b)
は、それぞれ一端が第1側枠対(2)から離れた位置に
おいてX字状連結部材(3a,3b)の下部に連結されかつ
他端が第2側枠対(4)に連結された固定部材(21)
と、一端が第1側枠対(2)に連結されかつ他端が固定
部材(21)に連結された補助部材(23)とを有してい
る。したがって、平面視コ字状の展開形状が高強度で確
実に維持される。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例による歩行補助器1の全体
斜視図である。また、第2A図はその前面図、第2B図はそ
の側面図、第2C図はその平面図、第3図は使用状態の一
例を示す図である。なお、各図は使用時における展開状
態を示している。
歩行補助器1は主に、実質的に上下方向に延びる左右の
側枠2a,2bを有する前側枠対(第1の側枠対)2と、実
質的に上下方向に延びる左右の側枠4a,4bを有し、前側
枠対2の後方側に配置された後側枠対(第2の側枠対)
4と、これらの各側枠対を相互に接近・離反自在に連結
する連結機構とから構成されている。
前側枠対2は、下端に回転自在な前車輪10を有してい
る。前側枠対2の上部は、後方側に概ね90°屈曲してお
り、この屈曲部分に手摺としてのグリップ11が装着され
ている。また、前側枠対2の上部には、フック12が装着
されている。このフック12には、小物入れ用のバック6
(第3図参照)などを吊り下げることができるようにな
ている。また、このフック12の装着部分には、歩行補助
器1を折り畳んだ状態において、前側枠対2a,2bを相互
に固定するためのストッパー13aと、ストッパー13aが係
合するピン13bが設けられている。ストッパー13aの一端
は、前側枠対2の側枠2aに回動自在に装着されている。
後側枠対4の側枠4a,4bは、その上部が前方側に屈曲し
ており、屈曲部先端がそれぞれ対応する側枠2a,2bに対
して前後方向に回動自在に連結されている。また後側枠
対4の各側枠4a,4bの下端には、それぞれ回転自在な後
車輪20が装着されている。なお、各側枠4a,4bの上部に
は、後車輪20を固定するための左右のブレーキレバー21
が装着されている。
前記連結機構は、前側枠対2の左右の側枠2a,2bを相互
に接近・離反自在に連結する第1の連結機構3と、前側
枠対2と後側枠対4の左側枠2a及び4aを相互に接近・離
反自在に連結する第2の連結機構5aと、前側枠対2と後
側枠対4の右側枠2b及び4bを相互に接近・離反自在に連
結する第3の連結機構5bとから構成されている。
第1の連結機構3は、概ね直線状の部材3a,3bを各々の
中央部において交差させ回動自在に連結してなるX字状
連結部材と、後述する操作部材22とから構成されてい
る。前記X字状連結部材の各部材3a,3bの上端は、それ
ぞれ前側枠対2を構成する各側枠2a,2bの上部に、上下
方向に回動自在に連結されている。また各部材3a,3bの
下端は、それぞれスライド部材15に回動自在に連結され
ている。
前記スライド部材15の連結部Aの詳細を第6図及び第7
図に示す。第7図は第6図のVII-VII線断面図である。
なお、これらの図においては、連結部の一方のみを示し
ているが、左右とも同様の構成となっている。これらの
図において、スライド部材15は、前側枠対2の側枠2b上
をスライド自在になっている。部材3aは、第7図の紙面
水平方向に挿通するピン17の回りに回動自在になってい
る。また側枠2bの概ね中央部分には、ストッパーピン16
が固定されている。そして、スライド部材15の上部に形
成された切欠き部15aが、このピン16に係止し得るよう
になっている。また、各スライド部材15が各側枠2a,2b
上を移動することにより、部材3a及び3bの交差角が変化
し、これにより各側枠2a,2bは相互に接近・離反し得る
ようになっている。
第2,第3の連結機構5a,5bは、それぞれ前後方向に延び
る左右の側扞21と、左右の側扞21と前側枠対2の各側枠
2a,2bとの間に連結された補助部材23とから構成されて
いる。
側扞21は、後端側がスライド部材25に回動自在に連結さ
れている。この連結部Bの詳細を第8図及び第9図に示
す。第9図は第8図のVIII-VIII線断面図である。これ
らの図において、スライド部材25は、後側枠対4の各側
枠4a,4b上を上下方向に移動自在になっている。スライ
ド部材25は、前方に突出するコ字状(第9図参照)の突
起部25aを有している。このコ字状の突起部25aの中に側
扞21の後端部が嵌め込まれており、側扞21は、この側扞
21及び前記コ字状突起部25aを挿通するピン26の回りに
回動自在になっている。また、後側枠対4を構成する各
側枠4a,4bの概ね中央部には、ストッパーピン27が固定
されている。またスライド部材25の下部には切欠き25a
が形成されており、この切欠き25aがストッパーピン27
に係止し得るようになっている。
側扞21の前端側は、自在継手30(第2B図参照)を介し
て、それぞれX字状連結部材を構成する部材3a,3bの下
部に連結されている。この連結部Cの詳細を第10図(平
面図)及び第11図(側面図)に示す。
これらの図において、側扞21の下面には、平板部材28
が、側扞21の前端部21aよりも前方に一部突出して固定
されている。この突出部28a上にコ字状部材31が設けら
れている。このコ字状部材31は、第10図の紙面垂直方向
に挿通するピン32の回りに回動自在になっている。一
方、部材3aの下部には、固定部材33が固定されている。
固定部材33の端面33aには、平面視(第10図)コ字状の
部材34が装着されている。コ字状部材34は、挿通するピ
ン35の回りに回動自在になっている。また、コ字状部材
34は、コ字状部材31の外側に係合している。そして、コ
字状部材31,34は、これらを挿通しているピン36の回り
にそれぞれ回動自在になっている。また、ピン35の挿通
する方向l(第10図,第11図)と、ピン32の挿通する方
向m(第11図)との交点Oをピン36が挿通している(第
10図の一点鎖線n参照)。これにより、外力が作用した
時に、各部材に作用する力の作用線が一致し、各部材が
ぐらつかないようになっている。
補助部材23は、両端がそれぞれ前側枠対2の各側枠2a,2
b及び側扞21に回動自在に連結されている。この連結部
の詳細を第12図及び第13図に示す。第13図は第12図のXI
II矢視一部断面図である。なお、ここでは側枠2b側の連
結部Dについて説明する。側扞21側の連結部についても
同様である。
第13図に示すように、ねじ40の先端にコ字状部材41が螺
合しており、これらが側枠2b内に挿通して設けられてい
る。コ字状部材41の凹部41a内には、補助部材23の端部2
3aが係合しており、コ字状部材41及び端部23aにピン42
が挿通している。したがって、補助部材23は、ピン42の
回りに回動自在になっている。また、補助部材23は、ね
じ40とともに、第12図の矢印方向に回動自在になってい
る。
前記第1の連結機構を構成する操作部材22は、概ね平板
状の2本の部材22a,22b(第2A図参照)をそれぞれ回動
自在に連結したもので、各部材の端部は、それぞれ側扞
21に回動自在に連結されている。また、部材22aの一端
には、下方に突出する突起部22cが形成されている。そ
して、操作杆22は、第1図の矢印に示す方向に2つ折れ
可能になっている。
次に、歩行補助器1の開閉動作について説明する。
まず、第1図に示す開状態から閉状態にする場合につい
て説明する。操作部材22の突起部22c(第2A図)を手前
に引いてロック状態を解除し、操作部材22を第1図の矢
印方向に回動させて2つ折れ状態にする。次に、グリッ
プ11を掴んだ状態で内方向に力を加え、前側枠対2の側
枠2a,2bを相互に接近させる。すると、前側枠対2側の
スライド部材15が下降する。この下降により、側扞21の
前端も下降するが、側扞21には補助部材23が連結され、
その中央部の位置が前側枠対2に対して相対的に固定さ
れているので、前記側扞21の後端、すなわち後側枠対4
側のスライド部材25が上昇する(第4図参照)。前側枠
対2の各側枠2a,2bをさらに接近させると、前記同様の
動作により、スライド部材15はさらに下降し、スライド
部材25はさらに上昇する。そして、ついには第5図に示
すように、各側枠2a,2b,4a,4b及び側扞21が互いに平行
状態となり、折り畳み状態となる。
前記動作時において、側扞21の前端は左右に回動すると
同時に上下方向に回動する必要がある。側扞21の前端
は、前述のように、自在継手30によってX字状連結部材
の各部材3a,3bに連結されているので、各方向に回動可
能であり、スムーズに動作する。
前記折り畳み状態(閉状態)において、ストッパー13a
をピン13bに係合させることにより、この閉状態を維持
することができる。また、この閉状態において各車輪1
0,20はそれぞれ同じ高さ位置になり、これにより歩行補
助器1は自立可能である。したがって、非常にコンパク
トに収容することができる。また、この閉状態におい
て、歩行補助器1を杖として用いることもできる。
次に第5図に示す閉状態から展開状態にする操作につい
て説明する。まずストッパー13aをストッパーピン13bか
ら外す。次にグリップ11を掴んだ状態で、外方向に力を
加える。すると、前記と全く逆の作用により、前側枠対
2側のスライド部材15が上昇するとともに、後側枠対4
側のスライド部材25が下降する。これにより、後側枠対
4はそれぞれ対応する前側枠対2に対して回動し、半展
開状態となる(第4図参照)。グリップ11の外方向にさ
らに力を加えると、スライド部材15がさらに上昇し、ス
ライド部材25はさらに下降する。そして、スライド部材
15の切欠き部15aにストッパーピン16が係合したところ
で、スライド部材25の切欠き部25aにストッパーピン27
が係合する。これにより、スライド部材15及び25の上昇
及び下降は停止する。また、このストッパーピン16,27
にスライド部材15,25が当接することによって、前側枠
対2の開き幅及び後側枠対4の対応する前側枠対2の各
側枠2a,2bに対する回動角度が規制される。
次に、操作部材22の突起部22c(第2A図)を前方に押し
て、操作部材22を拡開させる。すると、死点効果によ
り、側扞21を介して後側枠対4が固定される。このよう
にして、歩行補助器1は展開状態になる。
次に、使用方法について説明する。
前述のような操作で歩行補助器1を展開状態にすると、
第2C図に示すように、後側枠対4の左右の側枠4a,4b間
には、歩行者が入ることのできる空間が形成される。
そこで、歩行者は、前記空間内に入り、歩行補助器1の
グリップ11を掴み、あるいはグリップ11に腕を載せるこ
とにより、体重の一部をグリップ11に預ける。すると、
この歩行補助器1に対して、第2B図の矢印で示す方向に
荷重Wが作用する。この斜め下方に作用する荷重Wによ
って、車輪10及び20が回転し、歩行補助器1が前方に移
動する。
このとき、前述のように、本実施例の歩行補助器1で
は、後側枠対4間に歩行者が入り、前車輪10及び後車輪
20のほぼ中間位置上方に位置しているグリップ11に荷重
Wを作用させることができる。したがって、荷重Wを各
車輪10,20で概ね均等に受けることができる。
このような本実施例では、歩行補助器1が歩行者の意思
に反して急激に前進したりするようなことがなくなり、
歩行者がゆっくりと歩行する場合にも、歩行補助器1を
容易に追随して移動させることができる。また、前輪10
が浮き上がってしまうこともない。
また、本実施例では、前述のように側扞21前端を左右,
上下方向に回動させる必要があるために、自在継手30で
連結している。このため、歩行補助器1に左右方向の荷
重が作用した場合に、左右にぐらつきやすくなる。しか
も、本実施例では、補助部材23により前記側扞21を前側
枠対2に連結しているので、前記左右のぐらつきを抑え
ることができる。
〔他の実施例〕
a 前記実施例では、前側枠対2の上部を後方側に屈曲
させてグリップ11を設けたものを示したが、このグリッ
プ11は、前側枠対2の上部を前方側に屈曲させて設ける
ようにしてもよいし、あるいは前後方向に突出させてT
字状としてもよい。また、前側枠対2の上部は伸縮自在
でもよく、このように構成することにより、歩行者の身
長差に応じたグリップ位置とすることができる。
b 前記実施例では、第2の発明の一実施例による折り
畳み式枠構造体を歩行補助器に適用した場合について説
明したが、前記折り畳み式構造枠体は、ベビーカーや運
搬車、さらにはショッピングカートにも同様に適用する
ことができ。この場合には、前記実施例における歩行者
収容空間に、座部、あるいはカゴや棚を設ければよい。
また、適用する車種によっては、前記実施例とは前後方
向を逆にして使用することもできる。
〔発明の効果〕
本発明に係る歩行補助器によれば、上述のような第1及
び第2側枠対と第1〜第3の連結機構と手摺部と固定手
段とを備えているので、折り畳み自在かつ折り畳み時の
使用が容易で、しかも充分な強度が得られる歩行補助器
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2の発明の一実施例による折り畳み式枠構造
体が適用された第1の発明の一実施例による歩行補助器
の全体斜視図、第2A図はその前面図、第2B図はその側面
図、第2C図はその平面図、第3図は使用状態の一例を示
す図、第4図は前記歩行補助器の半展開状態を示す図、
第5図は前記歩行補助器の折り畳み状態を示す図、第6
図は第1図の連結部Aの拡大図、第7図はそのVII-VII
断面図、第8図は第1図の連結部Bの拡大図、第9図は
第8図のIX-IX断面図、第10図は第2B図の連結部Cの平
面拡大図、第11図はその側面図、第12図は第1図の連結
部Dの拡大図、第13図は第12図のXIII矢視一部断面図、
第14図は従来の歩行補助器の一例を示す図、第15図はそ
の収容状態を示す図、第16図は従来の歩行補助器の他の
例を示す図である。 1……歩行補助器、2……前側枠対、2a,2b……側枠、
3……第1の連結機構、4……後側枠対、4a,4b……側
枠、21……側扞、22……操作部材、23……補助部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ下端に車輪を有する左右の側枠か
    らなる第1側枠対と、 それぞれの上部が前記第1側枠対の左右の側枠上部に回
    動のみ自在に装着され、下端に車輪を有する左右の側枠
    からなる第2側枠対と、 前記第1側枠対の左右の側枠間に設けられたX字状連結
    部材からなり、前記X字状部材の上端が前記第1側枠対
    の左右の側枠に回動のみ自在に連結され、下端が回動か
    つ摺動自在に連結された第1の連結機構と、 一端が前記第1側枠対から離れた位置において前記X字
    状連結部材の下部に回動自在に連結されかつ他端が前記
    第2側枠対の右側枠に回動かつ摺動自在に連結された右
    固定部材と、一端が前記第1側枠対の右側枠に回動自在
    に連結されかつ他端が前記右固定部材に回動自在に連結
    された右補助部材とを有し、各右側枠を相互に接近・離
    反自在に連結する第2の連結機構と、 一端が前記第1側枠対から離れた位置において前記X字
    状連結部材の下部に回動自在に連結されかつ他端が前記
    第2側枠対の左側枠に回動かつ摺動自在に連結された左
    固定部材と、一端が前記第1側枠対の左側枠に回動自在
    に連結されかつ他端が前記左固定部材に回動自在に連結
    された左補助部材とを有し、各左側枠を相互に接近・離
    反自在に連結する第3の連結機構と、 前記第1側枠対の上部に設けられた歩行者用手摺部と、 前記第1及び第2側枠対を展開状態で固定し得る固定手
    段と、 を備えた歩行補助器。
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