JPH11103981A - サークル付き折畳式ベッド - Google Patents

サークル付き折畳式ベッド

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Publication number
JPH11103981A
JPH11103981A JP9286100A JP28610097A JPH11103981A JP H11103981 A JPH11103981 A JP H11103981A JP 9286100 A JP9286100 A JP 9286100A JP 28610097 A JP28610097 A JP 28610097A JP H11103981 A JPH11103981 A JP H11103981A
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JP
Japan
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circle
center
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column
central
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Application number
JP9286100A
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English (en)
Inventor
Toshio Suzuki
利生 鈴木
Satoshi Otsuka
聡 大塚
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MASUSETTO KK
Original Assignee
MASUSETTO KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11103981A publication Critical patent/JPH11103981A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D7/00Children's beds
    • A47D7/002Children's beds foldable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D7/00Children's beds
    • A47D7/01Children's beds with adjustable parts, e.g. for adapting the length to the growth of the children
    • A47D7/02Children's beds with adjustable parts, e.g. for adapting the length to the growth of the children with side wall that can be lowered
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D9/00Cradles ; Bassinets
    • A47D9/005Cradles ; Bassinets foldable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D9/00Cradles ; Bassinets
    • A47D9/012Cradles ; Bassinets with adjustable parts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、設置面に追従しながらスムーズに
折畳乃至展開することができるサークル付き折畳式ベッ
ドに関する。 【解決手段】 サークル付き折畳式ベッド1は、中央で
起立するセンターサポート部2と、四隅に配置されるコ
ーナーサポート部3と、センターサポート部2とコーナ
ーサポート部3の内側で四隅が枢着された一対のベース
部4と、左右に対向するコーナーサポート部3のサーク
ル外柱部31の間に形成された前後のサークル面部5
と、コーナーサポート部3のサークル外柱部31と同一
面側のセンサーサポート部2のサークル中央柱部21と
の間に配置される二分割された左右のサークル面部6と
からなって、把持部Hを介してセンターサポート部2を
持ち上げることにより、キャスタ34が床面を転動して
ベッドとサークルとを一体に折畳乃至展開しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設置面に追従しな
がらスムーズに折畳乃至展開することができるサークル
付き折畳式ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】幼児などが午睡等で同時に使用できるよ
うにしたサークル付き折畳式ベッドでは横幅方向に折り
畳むために長手方向の寸法は変わらず折畳んだ際に占め
る設置面が広くなるという欠点もある。そこで本発明者
は、複数の幼児などが午睡等で同時に使用できるように
すると共に折畳や展開作業が容易で女性や力の弱い者で
も取り扱うことができる折畳式ベッドを既に提案した。
これにより、ベッドのベースフレームのコーナー近傍で
これに枢着した外脚部を、外脚部とこれに直交する外脚
台部と該外脚台部の前後に設けた一対のキャスタとで構
成して、設置面に追従してスムーズな折畳乃至展開動作
を行えるようにすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、更に鋭意
研究の結果、サークル付き折畳式ベッドにおいても同様
に複数の幼児などが午睡等で同時に使用できるようにす
ると共に、高さ調整を可能とし、更に折畳や展開作業が
容易で女性や力の弱い者でも取り扱うことができる構造
を創案し、本発明を完成するに至った。
【0004】
〔発明の詳細な説明〕
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のサークル付き折
畳式ベッドを幼児用ナップ(午睡用)ベッドに適用した
場合の好適実施例について図面を参照して説明する。こ
のサークル付き折畳式ベッド1は、図1〜図5に示すよ
うに、中央で起立するセンターサポート部2と、四隅に
配置されるコーナーサポート部3と、センターサポート
部2とコーナーサポート部3の内側で四隅が枢着された
一対のベース部4と、左右に対向するコーナーサポート
部3のサークル外柱部31の間に形成された前後のサー
クル面部5と、コーナーサポート部3のサークル外柱部
31と同一面側のセンターサポート部2のサークル中央
柱部21との間に配置される二分割された左右のサーク
ル面部6とからなっている。
【0006】センターサポート部2は、上部に左右のサ
ークル中央柱部21が形成され、このサークル中央柱部
21の下部に横架柱部22が横架されて横倒コ字状に形
成されると共に、上記横架柱部22の下面で端部から内
側寄りに一対の中央脚部23が垂設されている。また、
サークル中央柱部21の下方には略コ字状に曲成された
杆枠からなる把持部Hが外向きに突設されている。本実
施例では中央脚部23は高さ調整可能な二重管となって
おり、外管側に1つの孔が設けられ、内管側に等間隔に
複数の孔が設けられて、内外の孔を整合しロックピン2
5によって所定高さに調整できるようになっている。
【0007】コーナーサポート部3は、四隅に配置され
て上部にサークル外柱部31が形成され、下部に外脚部
32が形成されている。この外脚部32の下端には、前
記ベースフレーム4と平行し中央脚部23に向かって延
びる外脚台33が固設されており、この外脚台33の前
後には一対にキャスタ34が取付けられている。本実施
例では外脚部32も前記中央脚部23と同様に高さ調整
可能な二重管構造となっており、内外の孔を整合しロッ
クピン35によって所定高さに調整できるようになって
いる。
【0008】次に、前記センターサポート部2のサーク
ル中央柱部21の中途位置には、図6に示すようにベー
ス部4を枢着するためのセンター用のブラケット7が固
設されている。このブラケット7は、折曲片71とアー
ム片72とからなるプレート73を中央に隙間74を設
けて左右対称に配置し、アーム片72の中途位置から上
記隙間74を覆うように一連で水平面となるサポート面
部75が形成されている。また前記アーム片72には、
枢着用の孔部が穿設されている。このブラケット7は、
前記隙間72を前記サークル中央柱部21の下方に隙間
無く嵌め込み、アーム片72がサークル中央柱部31の
内側でベッドの長手方向に突出するようになっている。
またサポート面部73はサークル中央柱部21の内側に
突出して左右に延びるように配置される。
【0009】一方、サークル中央柱部21の上部には、
左右のサークル面部6、6を枢着するためのブラケット
7’が固設される。このブラケット7’は、折曲片7
1’とアーム片72’とからなるアングル状のプレート
からなっており、折曲片71’がサークル中央柱部21
に固定されて、サークル中央柱部21から左右にアーム
片72’が突出するようになっている。
【0010】一方、コーナーサポート部3のサークル外
柱部31の中途位置には、前記センター用のベース部枢
着用のブラケット7と同一高さ位置にコーナー用のブラ
ケット9が固設されている。サークル外柱部31の上部
には同様にブラケット7’と同一高さ位置にコーナー用
のブラケット9が固設されている。このブラケット9
は、折曲片91とアーム片92とからなるアングル状の
プレートからなっており、折曲片91がサークル外柱部
31に固定されて、サークル外柱部31の内側で中央に
向かってアーム片92が突出するようになっている。こ
のアーム片92は前記センター用のブラケット7、7’
のアーム片72、72’と同一面上となるように配置さ
れる。
【0011】ベース部4は、二分割された一対の略矩形
フレーム状からなっており、左右の横枠部4a、4a’
と前後の縦枠部4b、4b’とを有している。このベー
ス部4には、図示しないがマットやシート、畳等を取付
けてベッド床を形成することができるようになってい
る。なお、本実施例でベース部4はフレーム形状とした
が、板状であってもよい。
【0012】そして、前記中央のブラケット7のアーム
片72には、ベース部4の端部がそれぞれピンP1、P
1により枢着されており、展開時にベース部4の横枠部
4aの基端側が前記ブラケットのサポート面部73に載
置されて水平に保持されるようになっている。また、コ
ーナー用のブラケット9のアーム片92にはベース部4
の外端部がそれぞれピンP2により枢着されており、前
記枢着点P1、P2が同一高さとなるように設定され
る。そして、展開時にはベース部4の横枠部4a、4
a’の基端側が前記ブラケットのサポート面部73に載
置されて一対のベース部4が同一の水平面上に保持され
る。
【0013】次に、前記中央脚部23を有するセンター
サポート部2のベッド展開時の保持手段として、本実施
例では、左右のベースフレーム4の横枠部4aの各自由
端近傍には、例えばゴム索からなるバネ体10の端部が
掛止乃至枢着され、このバネ体10の中央は左右の中央
脚部23と横架柱部22の内側角部に掛止められてい
て、中央脚部23を常時垂直に維持するように付勢され
ている。図示例でバネ体10は両端にフック11を有し
ており、横枠部4aにはその周壁に上記一方のフックを
受けるフック受12を形成している。
【0014】従って、ベッドを折畳むべく左右のベース
部4と4とが互いに引寄せられると、バネ体10の緊張
が解け、中央脚部23へ付勢力が働かなくなる。逆にベ
ッドを展開するとバネ体10が強く引っ張られて緊張
し、中央脚部23が垂直に保持される。上記構成に代え
て、バネ体をそれぞれのベース部4の横枠部4aからセ
ンターサポート部との間に掛け渡す等の構成であっても
よい。また、バネ体はコイルスプリングその他の付勢手
段であってもよい。
【0015】本実施例で外脚部32は、後端が外側とな
る縦フレーム4bの僅かに外側へ出るように外脚台33
を設け、この外脚台33の後ろ寄りに外脚部32が配置
されるように取付けている。これにより、外脚台33
は、ベッドの折畳時に外へ大きく突出することがない。
またキャスタ34は、直進可能であればベッドの折畳や
展開を行うことができるが、旋回可能な首振りキャスタ
等を用いれば、上記折畳乃至展開だけでなく自由方向に
移動させることができる。ここでキャスタは単輪であっ
ても双輪であってもよい。また、図示しないが車輪に制
動機構を設けておけば、所定位置でベッドを固定するこ
ともできる。
【0016】次に、本実施例では、ベッドの折畳姿勢を
ロックするために外脚部ロック手段を設けている。ここ
で一例を示す外脚部ロック装置8は、図9に示すよう
に、外脚台33、33にそれぞれ形成されている。この
ロック装置の一方の構成部は、一方の外脚台(説明上3
3’とする)から内側へ突出する略コ字状の杆材からな
って受穴枠部81を構成している。
【0017】また、他方の構成部は、他方の外脚台33
の内側に設けられたブラケット82に枢着されて上記受
穴枠部81を構成する上部の杆材81aに係止可能なフ
ック片83と、該フック片83をロック方向へ付勢する
バネ84と、フック片83と連動してフック片83をロ
ック解除方向へ傾動する操作ペダル85と、上記ブラケ
ット82に固設されたU字杆からなって、上記受穴枠部
81内へ突入可能な突部86とからなっている。
【0018】上記構成からなっているので、離反する外
脚部32および外脚台33が接近すると、受穴枠部81
の杆材の上部にフック片83の先端に形成されたカム面
83aが衝合してバネ84の付勢力に抗してフック片8
3を上(ロック解除方向)に枢動させ、上部の杆材81
aを乗り越えさせて、フック片83を杆材に係止させ
る。これと同時に、突部86は受穴枠部81に突入す
る。これにより前後に対向するコーナーサポート部に設
けられた外脚台33と33’とは衝合した状態でロック
されるので、折畳状態のベッドをロックすることができ
る。
【0019】ベッドを展開する場合には、操作ペダル8
5を押し下げてフック片83をロック解除方向に枢動さ
せ、外脚台33、33’を引き離すと受穴枠部81の上
部の杆材81aがフック片83から離れ、受穴枠部81
から突部86も抜け、ロックが解除される。尚、フック
片83と共に突部86を設けたのは、折畳状態のベッド
に上下方向の力が加わるとフック片83が受穴枠部81
の上部の杆材81aから外れる惧れがあるので、上下方
向の力が加わった場合にも突部86が受穴枠部81とぶ
つかってフック片83が上下に大きく動かないように拘
束するためである。
【0020】次に、サークル部分は、中央脚部23の上
方に配置された左右一対のサークル中央柱部21と、ベ
ース部4上の四隅に配置されたサークル外柱部31と、
左右に対向するサークル外柱部31、31間に設けられ
た前後のサークル面部5と、各サークル外柱部31とサ
ークル中央柱部21との間に設けられた左右のサークル
面部6とからなっている。
【0021】そして、左右に対向するサークル外柱部3
1、31の間には前後のサークル面部5が取付けられて
いる。この前後のサークル面部5は矩形に形成される枠
部部と等間隔に配置される柵部とが一体に形成された図
示例形状からなっている。即ち、図示例における前後の
サークル面部5は、左右両端に縦枠部51を有してお
り、該縦枠部5はサークル外柱部31に上下2個所でネ
ジS1、S2により固定されている。
【0022】そして、サークル外柱部31と縦枠部51
との隙間にはサークル面部5に固定された断面アングル
状のスライダー片5bが嵌め込まれ摺動可能に係止され
ている。従って、サークル面部5はスライダー片5bが
上下の固定位置のネジS1、S2と衝合するまで上下に
摺動できる。また、サークル面部5の上部には左右上部
に一対に設けられたロックピン50が設けられており、
出没自在でロック方向に付勢されると共に縦枠部51に
形成された受孔(図示せず)に没入してロックするよう
になっている。
【0023】ここでサークル面部の昇降は上記実施例に
限定されるものではなく、公知の昇降スライド手段を用
いることができる。また上昇位置、下降位置での拘束
も、種々の掛止乃至係止ロック手段を用いることができ
る。また、図示例では前後両方のサークル面部5、5を
昇降自在としたが、一方のみとしてもよい。
【0024】次に、前記サークル外柱部31と同一面側
のサークル中央柱部21との間には二分割された左右の
サークル面部6がそれぞれ取付けられている。この左右
のサークル面部6はサークル外柱部31とサークル中央
柱部21の上段にサークル上枠部66をブラケット
7’、9を介して枢着P4、P5し、また下段にサーク
ル下枠部67をブラケット7、9を介して枢着P1、P
2している。そして、上記サークル上枠部66とサーク
ル下枠部67との枢着点P4とP5、P1とP2の間
に、多数の縦枠部68が所定の等間隔に配置されて上下
両端がそれぞれ枢着P8、P9されて平行リンクを構成
している。
【0025】ここで、図7および図8に、左右のサーク
ル面部において縦枠部68の枢着点(ピン)P8,P9
が外部に露出しないようにした異なる実施例を図示す
る。前記実施例では縦枠部68をサークル上枠部66と
サークル下枠部67の溝に嵌合しピンP8、P9で直接
に枢着したが、本図示例ではチャンネル部材Cを介設し
た点で異なる。その他の枢着構造は両者とも同様である
ので共通して説明する。即ち、サークル上枠部66とサ
ークル下枠部67とは木枠に一条の溝Gを刻設した略同
一形状からなっており、上記溝Gが対向するように上下
対称に配置されている。この溝G内に鋼材からなるチャ
ンネル部材Cが略隙間無く嵌合されており、溝奥側の壁
面で取付ネジNによってネジ止めされている。この一対
のチャンネル部材Cの間には、角パイプの縦枠部68が
等間隔に配されて、その上下端部がピンP8、P9で枢
着されている。
【0026】尚、前記チャンネル部材Cは、図7(a)
に示すようにピンの頭部とカシメ部が突出しないように
側壁が折曲されて中央に窪みが形成されている。また、
左右両端においては、図8に示すように、サークル外柱
部31に基端を固着したブラケット9に前記サークル上
枠部66が枢着されるが、そのピンP5は、サークル上
枠部66に嵌合したチャンネル部材Cおよび縦枠部68
をも貫通している。
【0027】同様に、サークル中央柱部21とサークル
上枠部66との枢着点となるピンP4も前記ピンP5と
同様にサークル上枠部66に嵌合したチャンネル部材C
および縦枠部68を貫通している。また、本実施例で
は、ベース部4の横枠部4aとサークル下枠部67の両
端の枢着点が同軸線上に設定されるので、前記ブラケッ
ト7と9を介して、それぞれ1つのピンP1、P2によ
ってベース部4の横枠部4aとサークル下枠部67を枢
着している。
【0028】そして、上記サークル上枠部66とサーク
ル下枠部67との枢着点P4とP5、P1とP2の間
に、多数の縦枠部68が所定の等間隔に配置されると共
に上下両端がそれぞれ枢着P8、P9されて平行リンク
を構成している。上記実施例では、左右に設けるサーク
ル面部に柵部の一例として縦枠部68を設けた場合を例
示したが、柵部は、内から幼児等か抜けでないよう覆う
ものであればよく、交点が枢着されたメッシュ状の枠で
あってもよく、またサークル上枠部66とサークル下枠
部67とにネットを固着しておき、折畳時には撓む等の
構成であってもよい。
【0029】次に、対向するサークル外柱部31間には
前述のように前後のサークル面部5が形成される。本実
施例では、前記左右のサークル面部6と外観上同一とな
るように上下に上枠部56と下枠部57とを平行に設
け、その間で直交する方向に縦枠部58を多数等間隔に
取付けている。この前後のサークル面部5は枢動変位し
ないので縦枠部55は上枠部56と下枠部57とに固着
されるものでもよい。あるいは、左右のサークル面と異
なる形状、構成でもよく、例えば全体がプレート状に形
成されてサークル外柱部32間に張設されるものでもよ
い。尚、図中上枠部56、66の上部にはプラスチック
製のソケット状のカバーを嵌着してもよい。
【0030】以上の構成からなるサークル付き折畳式ベ
ッドの使用方法について説明する。まず、ベッドの展開
状態からベッドを折畳む場合、把持部Hをつかんでセン
ターサポート部2を引き上げ、左右のベース部4の中央
が上になるよう、外脚部32の下端に固着されたキャス
タ34が床面上を中央方向に転動するようにして折畳
む。この際にバネ体10の付勢力で軽く折畳むことがで
きる。
【0031】ここで、キャスタ34は外脚台33に直列
に二つ並んで設けられており、外脚部32は常に同じ姿
勢で走行するので、安定性に優れ、床面に正確に追従し
て走行させることができる。前述のバネ体10は横枠部
4aと横架柱部22の接近によって緊張を解き中央脚部
23への拘束を解く。また、サークル外柱部31はベー
ス部4の傾動に拘わらず垂直姿勢を保持し、一方、サー
クル中央柱部21は中央脚部23と連動して昇動する。
【0032】ベース部4を図2で示す折畳傾斜位置まで
変位させると、前後に対向するコーナーサポート部3が
垂直姿勢を維持したまま接近し、前後に対向する外脚台
33と33とが衝合する。そして前述のようにロック手
段8を用いて、折畳姿勢でコーナーサポート部3、3を
介してベースフレーム4、4を折り畳だ状態でロックす
る。同時に、サークル上枠部66と下枠部67とは縦枠
部68相互が隙間無く接する位置まで傾斜し互いに反対
方向へずれながら接近方向へ平行移動して折畳まれる。
【0033】また、ベース部4を展開する場合は、前述
のようにロック手段を解除し前記とは逆に、把持部Hを
引き下ろしながらコーナーサポート部3を外側へ引き出
すと、外脚部32の下端に固着されたキャスタ34が床
面上を外方向に転動する。この際に前述のバネ体10は
横枠部4aと横架柱部22の離反によって徐々に緊張を
高めて中央脚部23を起立状に拘束する。同時にサーク
ル上枠部66と下枠部67とは離反し上下に対向する位
置まで変位し縦枠部68は垂直姿勢に戻る。
【0034】ベースフレームの中折れ状の折畳乃至展開
動作に際しては、スプリングその他の公知の付勢手段を
設けてその折畳およびまたは展開方向へ付勢してもよ
い。また、ロック手段は上記実施例の構成に限定される
ものでないことは勿論である。その他、この発明は、実
施例に限らず、対象者は乳児や幼児に限定されるもので
はなく、要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうるも
のである。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係わるサー
クル付き折畳式ベッドは、後脚部が後脚台を有しそれに
直列に並んだ一対のキャスタを設けて、ベッドと共にサ
ークルの折畳乃至展開時に常に同じ姿勢で移動すること
ができるようにしたので、スムーズに折畳み乃至展開を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サークル付き折畳式ベッドの展開状態を示す斜
視図である。
【図2】同折畳状態を示す斜視図である。
【図3】前後のサークル面部を外した状態の展開斜視図
である。
【図4】同折畳状態を示す斜視図である。
【図5】前後のサークル面部の一方を降ろした状態の展
開斜視図である。
【図6】センター用のベース部ブラケットの斜視図であ
る。
【図7】左右側のサークル面部の一部を示すもので、
(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。
【図8】左右側のサークル面部を中央で断面した際の下
から見た部分底面図である。
【図9】外脚部ロック装置を示す図であって(a)は平
面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1 サークル付き折畳式ベッド 2 センターサポート部 3 コーナーサポート部 4 ベース部 5 前後側のサークル面部 6 左右側のサークル面部 7 センター用のベース部ブラケット 9 コーナー用のブラケット 10 バネ体 21 サークル中央柱部 22 中央脚部 31 サークル外柱部 32 外脚部 33 外脚台 34 キャスタ H 把持部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に配置されて下部に左右一対の中央
    脚部が形成され、上部に左右一対のサークル中央柱部が
    形成されたセンターサポート部と、 四隅に配置されて下部に外脚部が形成され、上部にサー
    クル外柱部が形成されたコーナーサポート部と、 二分割された略矩形状からなって、前記センターサポー
    ト部で端面が対峙すると共に該センターサポート部とコ
    ーナーサポート部の内側で四隅が枢着された一対のベー
    ス部と、 前記外脚部の下端に固着され前記ベース部と平行し中央
    脚部に向かって延びる外脚台および該外脚台の前後に一
    対に設けられたキャスタと、 左右に対向するサークル外柱部の間に形成された前後の
    サークル面部と、 前記サークル外柱部と同一面側のサークル中央柱部との
    間に配置され、外端側が前記サークル外柱部に上下で枢
    着され、内端側がサークル中央柱部に上下で枢着される
    二分割された左右のサークル面部とからなって、 前後に対向する外脚部およびサークル外柱部を中央側に
    接近させてベースフレームおよび上下枠部を中央脚部お
    よびサークル中央柱部が上昇するように傾斜して中折れ
    状に折畳むことができることを特徴としたサークル付き
    折畳式ベッド。
  2. 【請求項2】 センターサポート部が、左右のサークル
    中央柱部の下部に横架柱部が横架されて横倒コ字状に形
    成されると共に、上記横架柱部の下面で端部から内側寄
    りに一対の中央脚部が取付けられてなることを特徴とす
    る請求項1に記載のサークル付き折畳式ベッド。
  3. 【請求項3】 サークル中央柱部に把持部を形成してな
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のサークル
    付き折畳式ベッド。
  4. 【請求項4】 左右に対向するサークル外柱部の間に形
    成される前後のサークル面部の少なくとも一方が、サー
    クル外柱部および外脚部に上下に摺動自在に取付けられ
    て、ベースフレームに対して開閉自在となっていること
    を特徴とする請求項1に記載のサークル付き折畳式ベッ
    ド。
  5. 【請求項5】 横架柱部と左右のベースフレームとの間
    にそれぞれ設けられて、ベースフレームが展開した際に
    中央脚部を上方へ付勢して起立状に保持するゴム索等の
    付勢部材を設けて、ベッドの展開時に中央脚部を保持し
    てなることを特徴とする請求項1または2に記載のサー
    クル付き折畳式ベッド。
  6. 【請求項6】 中央脚部および外脚部が二重管構造とな
    って所定位置で両者を拘束するロック部を備えた高さ調
    整手段を備えてなることを特徴とする請求項1または2
    に記載のサークル付き折畳式ベッド。
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