JP2002119393A - 展示ケース - Google Patents

展示ケース

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JP2002119393A
JP2002119393A JP2000312966A JP2000312966A JP2002119393A JP 2002119393 A JP2002119393 A JP 2002119393A JP 2000312966 A JP2000312966 A JP 2000312966A JP 2000312966 A JP2000312966 A JP 2000312966A JP 2002119393 A JP2002119393 A JP 2002119393A
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movable
cover
shoji
glass door
fixed
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Hiroyuki Kodera
博行 小寺
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INFINIX KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展示ケース内に出入するときに、下カバーが
邪魔にならないようにする。 【解決手段】 ケース本体2の下部に前後方向に延びる
複数のガイドレール16を設ける。各ガイドレール16
に可動部材18をそれぞれ設け、可動部材18に左右方
向に延びる支持部材19を連結する。支持部材19に下
カバー22の下端部をブラケット23及びヒンジ25を
介して上下方向へ回動可能に連結する。ガイドレール1
6と床部Fとの間の空間を、水平な収容位置に回動した
下カバー22を収容する収容部17とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、展示ケース、例
えば博物館等の室内の壁面に沿って設けられる壁付けタ
イプ、又は移動ケースタイプの展示ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、壁付けタイプの展示ケースは、
壁面に設けられたケース本体と、このケース本体の前面
部開口部に設けられた固定ガラス戸(固定障子)と可動
ガラス戸(可動障子)とを備えている。固定ガラス戸
は、ケース本体に移動不能に設けられている。一方、可
動ガラス戸は、前後方向において固定ガラス戸と同一に
位置する第1の位置と、固定ガラス戸より前方に位置す
る第2の位置との間を前後方向へ移動可能である。可動
ガラス戸は、第1の位置に位置しているときには、その
側面が固定ガラス戸に接しており、左右方向へ移動不能
になっている。一方、第2の位置に位置しているときに
は、第1の位置から第2の位置へ単に前方へ移動しただ
けの閉位置と、固定ガラス戸に対してその前方に重なる
開位置との間を左右方向へ移動可能である。したがっ
て、展示ケース内の展示品を交換する場合には、可動ガ
ラス戸を第1の位置から第2の位置へ移動させた後、開
位置へ移動させる。これによって、ケース本体の前面開
口部のうちの半分を開き、そこから展示品を搬出入する
ようにしている。
【0003】ところで、可動ガラス戸は、通常、ケース
本体の下部に設けられたレール上を走行するようになっ
ており、可動ガラス戸を第1の位置に位置させていると
きに固定ガラス戸及び可動ガラス戸の下端部並びにレー
ルが前方から見えると、展示ケースの美観が低下する。
そこで、ケース本体の前面下部には、カバーを設け、固
定ガラス戸及び可動ガラス戸の下端部及びレールを前方
から見えないように遮蔽している。ただし、カバーは、
可動ガラス戸が第1の位置から第2の位置へ向かって前
方へ移動するのを許容するものでなければならない。そ
こで、カバーの下端部をケース本体に水平な軸線を中心
として回動可能に設け、カバーの上端部を可動ガラス戸
から前方へ離れるように回動させることにより、可動ガ
ラス戸が第1の位置から第2の位置へ移動することがで
きるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カバーを回動させてそ
の上端部を前方側へ移動させると、その分だけカバーの
上端部とケース本体との間が離れる。したがって、展示
品の交換等の際には、カバーを跨いでケース本体内に出
入りしなければならず、カバーの上端部が邪魔になるの
みならず、カバーに足を引っ掛けて怪我したり、転倒し
て展示品を破損するおそれがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の問題
を解決するためになされたもので、ケース本体と、この
ケース本体に固定された固定障子と、上記ケース本体
に、上記固定障子と前後方向において同一位置に位置す
る第1の位置と、上記固定障子より前方に位置する第2
の位置との間を前後方向へ移動可能に設けられた可動障
子と、上記ケース本体の下部に下端部が水平な軸線を中
心として遮蔽位置と収容位置との間を回動可能に支持さ
れたカバーとを備え、上記可動障子は、上記第1の位置
に位置しているときには、上記固定障子に隣接して左右
方向へ移動不能とされ、上記第2の位置に位置している
ときには、上記固定障子に対してその前方に重なるよう
に左右方向へ移動可能であり、上記カバーは、上記遮蔽
位置に位置しているときには、その上端部が上記可動障
子及び上記固定障子の下部を前方から見えないように遮
蔽し、上記収容位置に位置しているときには、上端部が
上記可動障子から前方へ離れるように移動して、上記可
動障子が上記第1の位置から上記第2の位置に移動する
のを許容する展示ケースにおいて、上記上記収容位置に
回動したカバーを上記展示ケースにその奥側へ移動可能
に設け、上記展示ケースの下部には奥側へ移動させられ
たカバーを収容する収容部を形成したことを特徴として
いる。この場合、上記ケース本体の上部には、上カバー
の上端部が水平な軸線を中心として隠蔽位置と移動許容
位置との間を回動可能に設けられており、この上カバー
は、上記隠蔽位置に位置しているときには、上記可動障
子及び上記固定障子の上部を手前側から見えないように
遮蔽し、上記移動許容位置に位置しているときには、下
端部が上記可動障子から手前側へ離れるように移動し
て、上記可動障子が上記第1の位置から上記第2の位置
に移動するのを許容することが望ましい。また、上記カ
バーより内側の上記ケース本体には、前後方向に延びる
ガイド部材が設けられ、このガイド部材に可動部材が前
後方向へ移動可能に設けられ、この可動部材に上記カバ
ーの下端部が回動可能に設けられていることが望まし
い。さらに、上記ケース本体には、上記収容位置から上
記収容部内に移動する上記カバーを相対移動可能に支持
する支持部が設けられていることが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明を壁付けタイプの
展示ケースに適用したこの発明の一実施の形態について
図1〜図12を参照して説明する。図1はこの発明に係
る展示ケース1の正面図であり、図2は図1のA−A断
面図である。これらの図に示すように、この展示ケース
1においては、室内の床部F及び壁部Wがケース本体2
の一部をなしており、壁部Wには凹部Waが形成されて
いる。この凹部Waには、ケース本体2の一部をなす枠
体2aが設けられている。枠体2aは、凹部Waに沿っ
て組み立てられており、枠体2aの内側の下部、奥部及
び上部には、それぞれ化粧板からなる床板2b、奥板2
c及び天板32d設けられている。また、枠体2aの左
右両側部には、化粧板からなる側板(図示せず)が設け
られている。そして、床板2b、奥板2c、天板2d及
び側板によって囲まれる空間が、展示品を展示するため
の展示室2eになっている。
【0007】ケース本体2の前面部は開口しており、そ
の開口部には、固定ガラス戸(固定障子)3と可動ガラ
ス戸(可動障子)4とが設けられている。固定ガラス戸
3と可動ガラス戸4とは、左右方向に交互に配置されて
いる。図3及び図4に示すように、固定ガラス戸3の上
部及び下部は、枠体2aに固定されている。一方、可動
ガラス戸4は、以下に述べる構造を採用することによっ
て前後方向及び左右方向へ移動可能になっている。
【0008】すなわち、図3及び図5に示すように、ケ
ース本体2の開口部の上部には、前後方向へ水平に延び
る複数の上支持部材5が設けられている。各上支持部材
5には、上可動部材6が前後方向へ移動可能に支持され
ている。上可動部材6には、左右方向へ水平に延びる上
レール7が固定されている。上レール7は、固定ガラス
戸3の若干上方に配置されている。したがって、上レー
ル7は、固定ガラス戸3の上側を前後方向へ移動可能で
あり、上レール7の移動範囲は、固定ガラス戸3の真上
に位置する真上位置(図3(A)参照)と、固定レール
7より前方に位置する前方位置(図3(B)参照)との
間に定められている。上レール7の長さは、固定ガラス
戸3の左右方向の長さと可動ガラス戸4の左右方向の長
さとを加えた長さとほぼ同一になっている。上レール7
の長手方向のほぼ半分は、固定ガラス戸3の真上に位置
し、他の半分は後述する第1の位置に位置する可動ガラ
ス戸4の真上に位置している。
【0009】図4及び図6に示すように、ケース本体2
の開口部の下部には、前後方向へ水平に延びる複数の下
支持部材8が設けられている。各下支持部材8には、下
可動部材9が前後方向へ移動可能に支持されている。下
可動部材9には、左右方向へ水平に延びる下レール10
が設けられている。下レール10は、固定ガラス戸3の
若干下方に配置されている。したがって、下レール10
は、固定ガラス戸3の下側を前後方向へ移動可能であ
り、下レール7の移動範囲は上レール7の移動範囲と同
一に設定されている。また、下レール10は、その長さ
が上レール7と同一であり、上レール7と左右方向にお
いて同一位置に配置されている。
【0010】図6に示すように、上記可動ガラス戸4の
下端部は、下レール10に水平な軸線を中心として回転
可能な戸車11を介して左右方向へ移動可能に支持され
ている。一方、可動ガラス戸4の上端部は、図5に示す
ように、上レール7に鉛直な軸線を中心として回動可能
なガイド車12を介して左右方向へ移動可能にガイドさ
れている。したがって、可動ガラス戸4は、上下のレー
ル7,10と一緒に前後方向へ移動可能である。可動ガ
ラス戸4及び上下のレール7,10を一緒に移動させる
ために、上下のレール7,10間には、それらを互いに
連動して移動させる連動機構を設けるのが望ましい。
【0011】可動ガラス戸4は、上レール7が真上位置
に位置したときには、固定ガラス戸3と前後方向におい
て同一位置に位置する。しかも、このときには、可動ガ
ラス戸4の両側面が、当該可動ガラス戸4の左右両側に
位置する二つの固定ガラス戸3,3の各側面と接触して
いる。この結果、可動ガラス戸4が、左右方向へ移動不
能になっている。このときの可動ガラス戸4の位置が第
1の位置である。一方、可動ガラス戸4は、上レール7
が前方位置に位置したときには、上下のレール7,10
と共に固定ガラス戸3より前方に移動する。このときの
可動ガラス戸4の位置が第2の位置である。可動ガラス
戸4は、第2の位置に移動したときには、固定ガラス戸
3より前方に位置するので、上下のレール7,10に沿
って左右方向へ移動可能であり、その移動範囲は、第1
の位置と左右方向のにおいて同一の位置と、可動ガラス
戸4に対し図1の左側に隣接する固定ガラス戸3の前方
に重なる位置との間に定められている。なお、これらか
ら明らかなように、この実施の形態の展示ケース1にお
いては、固定ガラス戸3とその右側に隣接する可動ガラ
ス戸4とが対をなしている。
【0012】図1〜図3及び図5に示すように、壁部W
の凹部Waの上面には、左右方向に延びる上遮蔽板13
が設けられている。この上遮蔽板13は、固定ガラス戸
3及び可動ガラス戸4(第1の位置している可動ガラス
戸4)より若干前方に配置されている。上遮蔽板13の
下端部には、上遮蔽板13と同一の長さを有する上カバ
ー14の上端部が水平な軸線を有するヒンジ15を介し
て回動可能に連結されている。上カバー14は、図3
(A)及び図5(A)に示すように、その幅方向を上下
方向に向けた隠蔽位置と、図3(B)及び図5(B)に
示すように、下端部が固定ガラス戸3及び可動ガラス戸
4から前方へ移動した移動許容位置との間を回動可能で
ある。なお。上カバー14は、移動許容位置に係止機構
(図示せず)によって係脱可能に係止することができる
ようになっている。
【0013】上カバー14は、隠蔽位置に位置している
ときには、上遮蔽板13と協働して凹部Waの開口部の
上面から固定ガラス3及び可動ガラス戸4の上部までの
間を前方から見えないように遮蔽している。その一方、
移動許容位置に回動したときには、可動ガラス戸4が第
1の位置から第2の位置へ移動するのを許容するととも
に、第2の位置において左右方向へ移動するのを許容す
る。
【0014】図4及び図6に示すように、固定ガラス戸
3及び可動ガラス戸4より下方のケース本体2の下部に
は、前後方向へ水平に延びる複数のガイドレール(ガイ
ド部材)16が左右方向に互いに離れて設けられてい
る。ガイドレール16から床部Fまでの空間が収容部1
7になっている。この収容部17は、後述する下カバー
22をその前面開口から収容するものである。したがっ
て、収容部17の奥行寸法は、下カバー22の上下方向
の幅より若干長くなっている。
【0015】各ガイドレール16には、可動部材18が
前後方向へ移動可能に設けられている。各可動部材18
には、左右方向に延びる支持部材19が固定されてい
る。したがって、支持部材19は、その長手方向を左右
方向に向けた状態で収容部17の内部の上部を前後方向
へ移動可能である。ただし、図9に示すように、ケース
本体2には、係止板20が設けられており、この係止板
20にはストッパ21が着脱可能に設けられている。そ
して、このストッパ21の下端部が支持部材19に挿脱
可能に挿入されることにより、支持部材19がガイドレ
ール16の先端部に位置固定され、収容部17の開口部
側の端部内に位置している。勿論、ストッパ21を支持
部材19から抜き取れば、支持部材19は収容部17の
奥側へ移動可能である。
【0016】図4及び図6に示すように、支持部材19
には、下カバー(カバー)22の下端部がブラケット2
3及び水平な軸線を有するヒンジ24を介して回動可能
に支持されている。下カバー22は、上下に起立した遮
蔽位置(図4及び図6に示す位置)と、ほぼ水平になっ
た収容位置(図7、図9及び図11参照)との間を回動
可能である。ただし、下カバー22は、展示品の交換の
ために展示室2eに出入するとき以外は、錠前機構25
(図1)参照によって遮蔽位置に回動不能に固定されて
いる。なお、各可動部材18に支持部材19を連結する
ことなく、下カバー22を可動部材18に直接回動可能
に支持させてもよい。
【0017】下カバー22は、上カバー14と同一長さ
を有している。しかも、支持部材19がストッパ21に
よって固定されているとき、つまり支持部材19が最も
前方に移動しているときには、上カバー14と前後方向
及び左右方向において同一位置に位置している。また、
下カバー22の上下方向の幅は、支持部材19から固定
ガラス戸3及び可動ガラス戸4の下端部までの距離とほ
ぼ同一に設定されている。したがって、下カバー22
は、図4及び図6に示す遮蔽位置に位置しているときに
は、支持部材19から固定ガラス戸3及び可動ガラス戸
4の下端部に至る範囲を前方から見えないように遮蔽す
る。その一方、下カバー21が図7に収容位置に回動す
ると、可動ガラス戸4及び下レール10の前方が開放さ
れる結果、可動ガラス戸4が第2の位置へ移動可能にな
る。
【0018】下カバー22は、収容位置ではほぼ水平に
なる。その状態では、図8に示すように、下カバー22
はその下端部から支持部材19と共に収容部17内へ挿
入可能であり、支持部材19がガイドレール16の最も
奥側の端部に達すると、下カバー22全体が収容部17
内に収容される。なお、収容部17の開口部のうち、下
カバー22と床部Fの間の部分は、床部Fに設けられた
固定遮蔽部材26によって遮蔽されている。
【0019】図10及び図11に示すように収容部17
の開口部の上部に臨むケース本体2の下部には、ブラケ
ット27が設けられており、このブラケット27の下端
部にはガイド車(支持部)28が水平な軸線を中心とし
て回動可能に設けられている。このガイド車28は、下
カバー22が収容位置まで回動すると、図11及び図1
2に示すように、下カバー22に設けられた受け部材2
9の下面に接触するように配置されている。ガイド車2
8が受け部材29の下面に接触することにより、下カバ
ー22が収容位置より下方に回動するのを阻止されてい
る。しかも、収容位置に回動した下カバー22を収容部
17の奥側へ若干でも移動させると、ガイド車28は、
受け部材29に接触して下カバー22の下方への回動を
阻止するのみならず、下カバー22に突き当たってその
上方への回動を阻止する。これにより、下カバー22
は、上下に振れることなく、スムースに前後方向へ移動
することができる。
【0020】上記構成の展示ケース1において、いま、
可動ガラス戸4が第1の位置に位置し、上カバー14が
隠蔽位置に、下カバー22が遮蔽位置にそれぞれ位置し
ているものとする。したがって、可動ガラス戸4は第1
の位置に位置している。この状態から可動ガラス戸4を
開ける場合には、まず、上カバー14を隠蔽位置から移
動許容位置まで回動させるとともに、下カバー22を遮
蔽位置から収容位置まで回動させる。次に、下カバー2
2を収容部17の奥側へ向かって水平に押し、収容部1
7内に移動させる。その後、可動ガラス戸4を第1の位
置から第2の位置まで前方へ移動させ、さらに固定ガラ
ス戸3の前まで図1の左方へ移動させて、ケース本体2
の前面開口部を開く。その開口部から出入して展示品を
交換する。このとき、下カバー22が収容部17内に収
容されているので、ケース本体2内に出入するときに下
カバー22が邪魔になることがない。したがって、下カ
バー22に足を引っ掛けて怪我したり、あるいは転倒し
て展示品を破損したりするのを未然に防止することがで
きる。
【0021】展示品の交換が終了した後は、上記とは逆
に、まず可動ガラス戸4を第1の位置に戻し、その後上
カバー14を隠蔽位置に、下カバー22を遮蔽位置に戻
せばよい。
【0022】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上
記の実施の形態は、この発明を壁付けタイプの展示ケー
ス1に適用したものであるが、この発明はそれ以外の展
示ケース、例えば前面が開口した箱状をなすケース本体
を有する独立タイプの展示ケースにも適用可能である。
また、上カバー14の左右方向の長さを固定ガラス戸3
と可動ガラス戸4とのの左右方向の合計長さと等しくし
ているが、上カバー7を左右方向に二分し、各部分の左
右方向の長さを固定ガラス戸3及び可動ガラス戸4の長
さと等しくしてもよい。これは、下カバー10について
も同様である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、可動障子を第2の位置に移動させるために収容位置
に回動させたカバーに足を引っ掛けて怪我したり、転倒
して展示品を損傷したりすることなく、ケース本体の展
示室内に容易に出入することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す一部省略正面図
である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図2のイで囲んだ範囲の拡大図であって、図3
(A)は上カバーを隠蔽位置に位置させた状態を示し、
図3(B)は上カバーを移動許容位置に位置させた状態
を示している。
【図4】図2のロで囲んだ範囲の拡大図である。
【図5】図1のB−B線に沿う拡大断面図であって、図
5(A)、(B)はそれぞれ図3(A)、(B)と同様
の図である。
【図6】図1のC−C線に沿う拡大断面図である。
【図7】下カバーを収容位置に回動させた状態で示す図
6と同様の図である。
【図8】下カバーを収容部に収容した状態で示す図6と
同様の断面図である。
【図9】図1のD−D線に沿う拡大断面図である。
【図10】図1のE−E線に沿う拡大断面図である。
【図11】下カバーを収容位置に回動させた状態で示す
図10と同様の図である。
【図12】図11のX−X線に沿う拡大断面図である。
【符号の説明】
1 展示ケース 2 ケース本体 3 固定ガラス戸(固定障子) 4 可動ガラス戸(可動障子) 14 上カバー 16 ガイドレール(ガイド部材) 17 収容部 18 可動部材 19 支持部材 22 下カバー(カバー) 28 ガイド車(支持部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と、このケース本体に固定さ
    れた固定障子と、上記ケース本体に、上記固定障子と前
    後方向において同一位置に位置する第1の位置と、上記
    固定障子より前方に位置する第2の位置との間を前後方
    向へ移動可能に設けられた可動障子と、上記ケース本体
    の下部に下端部が水平な軸線を中心として遮蔽位置と収
    容位置との間を回動可能に支持されたカバーとを備え、
    上記可動障子は、上記第1の位置に位置しているときに
    は、上記固定障子に隣接して左右方向へ移動不能とさ
    れ、上記第2の位置に位置しているときには、上記固定
    障子に対してその前方に重なるように左右方向へ移動可
    能であり、上記カバーは、上記遮蔽位置に位置している
    ときには、その上端部が上記可動障子及び上記固定障子
    の下部を前方から見えないように遮蔽し、上記収容位置
    に位置しているときには、上端部が上記可動障子から前
    方へ離れるように移動して、上記可動障子が上記第1の
    位置から上記第2の位置に移動するのを許容する展示ケ
    ースにおいて、 上記上記収容位置に回動したカバーを上記展示ケースに
    その奥側へ移動可能に設け、上記展示ケースの下部には
    奥側へ移動させられたカバーを収容する収容部を形成し
    たことを特徴とする展示ケース。
  2. 【請求項2】 上記ケース本体の上部には、上カバーの
    上端部が水平な軸線を中心として隠蔽位置と移動許容位
    置との間を回動可能に設けられており、この上カバー
    は、上記隠蔽位置に位置しているときには、上記可動障
    子及び上記固定障子の上部を手前側から見えないように
    遮蔽し、上記移動許容位置に位置しているときには、下
    端部が上記可動障子から手前側へ離れるように移動し
    て、上記可動障子が上記第1の位置から上記第2の位置
    に移動するのを許容することを特徴とする請求項1に記
    載の展示ケース。
  3. 【請求項3】 上記カバーより内側の上記ケース本体に
    は、前後方向に延びるガイド部材が設けられ、このガイ
    ド部材に可動部材が前後方向へ移動可能に設けられ、こ
    の可動部材に上記カバーの下端部が回動可能に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の展示ケ
    ース。
  4. 【請求項4】 上記ケース本体には、上記収容位置から
    上記収容部内に移動する上記カバーを相対移動可能に支
    持する支持部が設けられていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の展示ケース。
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