JP2007130392A - ミラーキャビネット - Google Patents
ミラーキャビネット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007130392A JP2007130392A JP2005328904A JP2005328904A JP2007130392A JP 2007130392 A JP2007130392 A JP 2007130392A JP 2005328904 A JP2005328904 A JP 2005328904A JP 2005328904 A JP2005328904 A JP 2005328904A JP 2007130392 A JP2007130392 A JP 2007130392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- cabinet
- door
- sleeve door
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
【課題】袖扉の回転中心を単一として構成の簡易化を図るとともに、収納部に対する物品の出し入れ容易性と、三面鏡の形成を可能にすることのできるミラーキャビネットを提供すること。
【解決手段】キャビネット本体11の前部中央に配置された主鏡22の左右両側に袖扉13が配置されている。各袖扉13は内側及び外側にサイドミラー26,27を備えており、回転中心を形成する回転軸36が幅方向一端側の上下に設けられている。これら回転軸は、キャビネット本体11の前部に設けられたガイドレール36に受容されるとともに当該ガイドレール36に沿って左右方向に移動可能に設けられている。袖扉13を開いて回転軸34を主鏡22側に位置させたときに三面鏡が形成される。
【選択図】図4
【解決手段】キャビネット本体11の前部中央に配置された主鏡22の左右両側に袖扉13が配置されている。各袖扉13は内側及び外側にサイドミラー26,27を備えており、回転中心を形成する回転軸36が幅方向一端側の上下に設けられている。これら回転軸は、キャビネット本体11の前部に設けられたガイドレール36に受容されるとともに当該ガイドレール36に沿って左右方向に移動可能に設けられている。袖扉13を開いて回転軸34を主鏡22側に位置させたときに三面鏡が形成される。
【選択図】図4
Description
本発明はミラーキャビネットに係り、更に詳しくは、収納部に対する物品の出し入れが容易に行えるとともに、三面鏡を形成することのできるミラーキャビネットに関する。
洗面室等に設置されるミラーキャビネットは、内部に収納部が設けられたキャビネット本体と、このキャビネット本体の前部に配置された鏡とを備えて構成されている。公知のミラーキャビネットとしては、中央の収納部を開閉するように回転可能に取り付けられた主扉と、左右の収納部を開閉するように回転可能に取り付けられた袖扉と、これら各扉の前面に配置された主鏡及びサイドミラーとを備えたタイプのものが知られている。
前記袖扉は、主鏡側に回転中心を設けて外方端を自由端としたとき、すなわち内開き型としたときに主鏡と共に三面鏡を形成することになるが、収納部に対して物品の出し入れを行う場合には袖扉を大きく開放する必要がある。すなわち、ミラーキャビネットの利用者は、主鏡の正面に立つのが通常であるから、袖扉が内開き型で開放角度が小さいと、利用者の位置からは収納部内を直接見ることができなくなり、袖扉の自由端を回り込むようにして手を収納部にアクセスしなければならないこととなる。
従って、収納部に対する物品の出し入れ容易化を達成するためには、袖扉の回転中心を主鏡の反対側に設け、主鏡側の端部を自由端とする外開き型に設ければよいことになるが、この場合には、三面鏡を形成できない、という不都合を招来する。
そこで、袖扉の左右両側に回転中心を設け、これら回転中心を選択的に利用することで物品の出し入れ容易化と、三面鏡の形成を可能としたミラーキャビネットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載されたミラーキャビネットにあっては、袖扉の左右両側に選択的に利用可能な回転中心を構成する機構が不可避となって構造が極めて複雑となり、ミラーキャビット自体の製造コストを大幅に上昇させてしまう、という不都合がある。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、袖扉の回転中心を幅方向一端側に設けるだけで構成の簡易化を図るとともに、収納部に対する物品の出し入れ容易性と、三面鏡の形成を可能にすることのできるミラーキャビネットを提供することにある。
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、袖扉の回転中心を幅方向一端側に設けるだけで構成の簡易化を図るとともに、収納部に対する物品の出し入れ容易性と、三面鏡の形成を可能にすることのできるミラーキャビネットを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、キャビネット本体の前部中央に配置された主鏡と、この主鏡の左右両側にそれぞれ配置さるとともに、前記キャビネット本体の左右両側に回転可能に支持されてキャビネット本体の収納部を開閉する袖扉とを含むミラーキャビネットにおいて、
前記袖扉は内外両面の少なくとも一方の面にサイドミラーを備えているとともに、回転中心が左右方向に移動可能となる状態で前記キャビネット本体に支持される、という構成を採っている。
前記袖扉は内外両面の少なくとも一方の面にサイドミラーを備えているとともに、回転中心が左右方向に移動可能となる状態で前記キャビネット本体に支持される、という構成を採っている。
また、本発明は、前記袖扉を開いて前記回転中心が主鏡側に位置するときに前記主鏡とサイドミラーにより三面鏡が形成される、という構成を採っている。
本発明によれば、袖扉の回転中心が左右方向に移動可能に設けられているため、例えば、袖扉が収納部を閉塞した位置にあるときの回転中心が主鏡の反対側にあれば、袖扉の主鏡側端部が自由端として収納部を開放する外開き型となり、物品の出し入れを容易に行うことができる。この際、袖扉の内面側にサイドミラーが設けられていれば、袖扉を開放した状態で前記回転中心を主鏡側に移動させることで、三面鏡を形成することができる。
また、袖扉の回転中心を主鏡側に位置させた状態で収納部を閉塞することもできる。この構成では、袖扉の外方端が自由端となる内開き型となるが、この場合でも、袖扉の前面にサイドミラーを設けておくことで、三面鏡を形成することが可能となる。また、この構成の場合、袖扉を開いて回転中心を主鏡の反対側に移動させれば実質的に外開きと同様に物品の出し入れを行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施形態におけるミラーキャビネットの概略斜視図が示されている。この図において、ミラーキャビネット10は、キャビネット本体11と、当該キャビネット本体11の前部中央に配置された中央扉12と、この中央扉12の左右両側に配置された一対の袖扉13,13とを備えて構成されている。
前記キャビネット本体11は、洗面ボール14を備えたベースキャビネット15の後部上方位置に設けられている。このキャビネット本体11は、図2に示されるように、中央部に位置する中央収納部20と、この中央収納部20の左右両側に位置する一対の外側収納部21,21とを備え、これら収納部20,21の前部開放側が中央扉12及び袖扉13,13によって閉塞されるようになっている。
前記中央扉12は、その前面に主鏡22が配置されているとともに、図2中左端側の上下二箇所に突軸23,23が設けられている。各突軸23は、キャビネット本体11における中央収納部20の前部に設けられた軸受部24に支持され、これにより、中央扉12が図2中右端を自由端として回転可能となっている。なお、本実施形態では、中央扉12は、板状体の前面に主鏡22を固定して形成されているが、板状体に替えてフレーム枠を採用し、当該フレーム枠の内側に主鏡22を嵌め込む構成としてもよい。
前記袖扉13は、縦長の枠体からなるフレーム25と、このフレーム25の内側領域に嵌め込まれた内外一対のサイドミラー26,27とにより構成されている(図3参照)。フレーム25は、左右一対をなす内側縦フレーム29及び外側縦フレーム30と、これら内側縦フレーム29及び外側縦フレーム30の上下両端を相互に連結する上部フレーム31及び下部フレーム32とにより構成され、上下各フレーム31,32における外側縦フレーム30側に、回転中心を形成する回転軸34,34がそれぞれ設けられている。これらの回転軸34は、キャビネット本体11における外側収納部21,21の前端部上下対称位置に設けられたガイドレール36に回転可能な状態で受容されるとともに、当該ガイドレール36に沿って左右方向に移動可能に設けられている。
次に、本実施形態におけるミラーキャビネット10の使用方法について、図4をも参照しながら説明する。
図4(A)に示されるように、袖扉13が閉塞位置にある場合には、当該袖扉13のサイドミラー27は、主鏡22と共にキャビネット本体11の前面側に表出する一方、サイドミラー27の裏面側に位置するサイドミラー26は袖扉13の内面側に位置することとなる。
外側収納部21に対して物品を出し入れする場合には、袖扉13を外開きすればよい。すなわち、袖扉13の内方端である主鏡22側の端部を手前側に引き操作することで、外側収納部21の前部を開放することができる。
ここで、三面鏡を形成する場合には、図4(B)に示されるように左右の袖扉13,13をそれぞれ開放した状態で、これら袖扉13が相互に接近するように、回転軸34,34をガイドレール36に沿って主鏡22側に移動させればよい。これにより、主鏡22と、袖扉13の内面側に配置されたサイドミラー26,26とにより三面鏡が形成されることとなる(図4(C)参照)。
三面鏡を形成した図4(C)の状態において、外側収納部21,21をそれぞれ閉塞する場合には、前記回転軸36を元の位置に戻した後に袖扉13を反対側に回転して行える他、回転軸36の位置を移動させずに、袖扉13の自由端を後方外側に押して閉塞することもできる。この場合には、サイドミラー26が袖扉13の外面側に表出する一方、サイドミラー27が内面側に隠れることとなる。
従って、このような実施形態によれば、袖扉13の回転軸34が袖扉13の幅方向一端側に位置する構成であっても開閉方向を変更することができ、外側収納部21に対する物品の出し入れを容易に行えるとともに、主鏡22とサイドミラー26,27とによって三面鏡を形成することも可能なミラーキャビネットを提供することができる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施例に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施例に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、袖扉13が内外二つのサイドミラー26,27を備えた構成を図示、説明したが、外側のサイドミラー27は省略してもよい。また、外側のサイドミラー27を採用する一方で内側のサイドミラー26の省略を妨げない。この構成では、回転軸34が主鏡22側に位置する構成とすれば足りる。
10…ミラーキャビネット、11…キャビネット本体、13…袖扉、21…外側収納部、22…主鏡、26,27…サイドミラー、34…回転軸(回転中心)
Claims (2)
- キャビネット本体の前部中央に配置された主鏡と、この主鏡の左右両側にそれぞれ配置さるとともに、前記キャビネット本体の左右両側に回転可能に支持されてキャビネット本体の収納部を開閉する袖扉とを含むミラーキャビネットにおいて、
前記袖扉は内外両面の少なくとも一方の面にサイドミラーを備えているとともに、回転中心が左右方向に移動可能となる状態で前記キャビネット本体に支持されていることを特徴とするミラーキャビネット。 - 前記袖扉を開いて前記回転中心が主鏡側に位置するときに前記主鏡とサイドミラーにより三面鏡が形成されることを特徴とする請求項1記載のミラーキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005328904A JP2007130392A (ja) | 2005-11-14 | 2005-11-14 | ミラーキャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005328904A JP2007130392A (ja) | 2005-11-14 | 2005-11-14 | ミラーキャビネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007130392A true JP2007130392A (ja) | 2007-05-31 |
Family
ID=38152523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005328904A Withdrawn JP2007130392A (ja) | 2005-11-14 | 2005-11-14 | ミラーキャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007130392A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009039338A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ミラーキャビネット |
JP2013255688A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Panasonic Corp | ミラーキャビネット |
-
2005
- 2005-11-14 JP JP2005328904A patent/JP2007130392A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009039338A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ミラーキャビネット |
JP2013255688A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Panasonic Corp | ミラーキャビネット |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011067231A (ja) | 車両玩具 | |
JP2008538946A (ja) | 製品の保管および/または展示を行うガラス製のショーケース | |
JP2007130392A (ja) | ミラーキャビネット | |
JP2003189950A (ja) | 扉体付きミラーキャビネット | |
JPH09303943A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP4495067B2 (ja) | ミラーキャビネット | |
JP2012087958A (ja) | 冷蔵庫 | |
FR2629856A1 (ja) | ||
JP3579255B2 (ja) | 収納家具における扉の収納装置 | |
JP2007130391A (ja) | ミラーキャビネット | |
JPH07313271A (ja) | ライティングデスク | |
KR20090012286A (ko) | 회전축이 움직이는 경첩 | |
JP2006320361A (ja) | 扉開閉機構 | |
JP2009039338A (ja) | ミラーキャビネット | |
KR200325056Y1 (ko) | 수납가구용 도어 개폐장치 | |
JP2009028257A (ja) | ミラーキャビネット | |
KR101189345B1 (ko) | 차량의 회전형 루프 콘솔 어셈블리 | |
JP2001286320A (ja) | スタンド機能付き収納ケース | |
JPH09121991A (ja) | 陳列ケース | |
JPH0111913Y2 (ja) | ||
JP2010065520A (ja) | 収納キャビネット | |
KR200144963Y1 (ko) | 쇼케이스의 개폐장치 | |
KR200348399Y1 (ko) | 전신거울 | |
KR20040101725A (ko) | 수납가구용 도어 개폐장치 | |
KR200154889Y1 (ko) | 수납장 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090203 |